JPH0638502U - 搾乳器 - Google Patents
搾乳器Info
- Publication number
- JPH0638502U JPH0638502U JP8336092U JP8336092U JPH0638502U JP H0638502 U JPH0638502 U JP H0638502U JP 8336092 U JP8336092 U JP 8336092U JP 8336092 U JP8336092 U JP 8336092U JP H0638502 U JPH0638502 U JP H0638502U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- milking
- bottle
- breast
- suction
- compressor
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来に比較して効率良く、また乳房に痛みを
感じさせることなく搾乳可能な搾乳器を提供する。 【構成】 搾乳された母乳をためておくための搾乳瓶1
と、この上部に設けられ、前記搾乳瓶1と連通する搾乳
部3と、前記搾乳瓶を負圧にするコンプレッサー部4を
有する搾乳器において、前記搾乳部3を弾性体で構成す
るとともに、前記コンプレッサー部4の動力部45は吸
引−吸引停止を繰り返し、前記吸引停止の時搾乳瓶1内
を排気する弁47を設けたことを特徴とする。 【効果】 乳房に痛みを与えることなく、さらに手動で
開放弁を作動する手間を掛ることなく、従来に比較して
搾乳効率良く搾乳できるという利点を生じる。
感じさせることなく搾乳可能な搾乳器を提供する。 【構成】 搾乳された母乳をためておくための搾乳瓶1
と、この上部に設けられ、前記搾乳瓶1と連通する搾乳
部3と、前記搾乳瓶を負圧にするコンプレッサー部4を
有する搾乳器において、前記搾乳部3を弾性体で構成す
るとともに、前記コンプレッサー部4の動力部45は吸
引−吸引停止を繰り返し、前記吸引停止の時搾乳瓶1内
を排気する弁47を設けたことを特徴とする。 【効果】 乳房に痛みを与えることなく、さらに手動で
開放弁を作動する手間を掛ることなく、従来に比較して
搾乳効率良く搾乳できるという利点を生じる。
Description
【0001】
本考案は搾乳器、さらに詳細には従来に比較して搾乳性がよく、また乳房に痛 みを与えない搾乳器に関する。
【0002】
動力、たとえば電気モーターを備えた搾乳器は、図3に示すように搾乳された 母乳をためておくための搾乳瓶1の開口部に設けられたキャップ2とこのキャッ プ2の上部に設けられ、前記キャップ2と一体的に樹脂で製造された搾乳部3と を備えた構造を有している。前記キャップ2は搾乳瓶1と着脱自在になっている 。
【0003】 前述のキャップ2の頂上部21には搾乳瓶1内を負圧にするためのコの字状の コンプレッサー部4が接続しており、前記コンプレッサー部4は前記搾乳瓶2の 底部に当接し搾乳瓶2を支える底部41と搾乳器を持つための握持部42、さら にキャップ2に接続する上部43を有しており、全体として前記搾乳瓶1および キャップ2とコンプレッサー部4は着脱自在になっている。このコンプレッサー 部4にはキャップ2の頂上部21に挿入されて、キャップ2及び搾乳部3が取り 付けられた搾乳瓶1全体が回転自在とするとともに、搾乳瓶2内を負圧にする排 気管44とこの排気管44に接続するコンプレッサーモーターなどの動力部45 を有しており、さらに前記排気管44を開放する開放弁46が設けられている。
【0004】 このような搾乳器を使用するに当たっては、前記搾入部3を乳房に当て、動力 部45を作動させて、排気管44より搾乳瓶1内の空気を抜き、その負圧によっ て乳房より母乳を吸引させる。このとき動力部45は連続して作動するため、搾 乳瓶1内の負圧が大きくなり過ぎることが多く、乳房に痛みを感じさせることに なる。このため、このような痛みを感じさせたときに搾乳者は開放弁46を開放 して排気管44内に空気を導入し、搾乳瓶2内の負圧を緩和することが行われて いる。
【0005】 しかしながら、上述のような開放弁46を時に応じて開放することは、煩わし く、また乳房に痛みを感じさせるのは好ましいことではない。
【0006】 本考案は上述の点に鑑みなされたものであり、従来に比較して効率良く、また 乳房に痛みを感じさせることなく搾乳可能な搾乳器を提供することを目的とする 。
【0007】
上記問題点を解決するため、本考案による搾乳器は、搾乳された母乳をためて おくための搾乳瓶と、この上部に設けられ、前記搾乳瓶と連通する搾乳部と、前 記搾乳瓶を負圧にするコンプレッサー部を有する搾乳器において、前記搾乳部を 弾性体で構成するとともに、前記コンプレッサー部の動力部は吸引−吸引停止を 繰り返し、前記吸引停止の時搾乳瓶内を排気する弁を設けたことを特徴とする。
【0008】 本考案によれば、コンプレッサー部の動力部が間欠的に作動し、吸引を行って いないときに、たとえば開放弁を作動させて搾乳瓶内を排気するため、搾乳瓶内 が負圧になり過ぎることがない。さらに弾性体よりなる搾入部は吸引−停止にと もなって、収縮−膨張を繰り返すことになるため、収縮時に乳房の乳管洞を刺激 し、良好にかつ痛みを伴うことなく搾乳できるという利点を生じる。
【0009】
図1は本考案の一実施例の一部断面図であるが、この図より明らかなように本 考案による搾乳器は、母乳をためておくための搾乳瓶1の開口部に設けられたキ ャップ2とこのキャップ2の上部に設けられた搾乳部基部5と、この搾乳部基部 5の上部より斜方向に開口する吸引口51とを有し、この吸引口51は弾性体よ りなる搾乳部6が着脱自在に取り付けられている。搾乳部6の内壁には突起61 が複数設けられている。
【0010】 さらに、搾乳部基部5内には吸引口51及び搾乳瓶1の内部と連通し、キャッ プ2の上部に穿設された穴部に嵌入された嵌入部52が設けられており、このた め搾乳部基部5はキャップ2に対し回転自在になっている。このように搾乳部基 部5が回転するため、握持部42を握って搾乳するときに楽な状態を選択するこ とができる。
【0011】 前述のキャップ2の側面には搾乳瓶1内を負圧にするためのコの字状のコンプ レッサー部4が接続しており、前記コンプレッサー部4は前記搾乳瓶2の底部に 当接し搾乳瓶2を支える底部41と搾乳器を持つための握持部42、さらにキャ ップ2に接続する接続部部48を有しており、全体として前記搾乳瓶1およびキ ャップ2とコンプレッサー部4は着脱自在になっている。このコンプレッサー部 4にはキャップ2の頂上部21に挿入されて、搾乳瓶1内を負圧にする排気管4 4とこの排気管44に接続するコンプレッサーモーターなどの動力部45を有し ており、さらに前記排気管44を手動で開放する開放弁46が設けられている。
【0012】 本考案においては、動力部45を所定時間間欠的に駆動する制御機構、たとえ ばCPU(図示せず)を有しており、さらにこの排気管44を開放する電磁弁4 7が設けられている。この電磁弁47は、前記動力部45が吸引を停止したとき に前述のCPUなどの制御により排気管44を開放するように構成されている。
【0013】 本考案による搾乳器を作動させる場合、前述の搾乳部6を乳房に当て、スイッ チを当てると、動力部45が作動し、排気管44より搾乳瓶1内の空気を排気す る。搾乳瓶1内の空気が負圧になると、弾性体よりなる搾乳部6は乳房方向に収 縮するとともに、母乳を吸引する。このとき、突部61は吸引部6の収縮に伴っ て、乳房の乳管洞を押圧することになるため母乳の分泌を促すことになる。
【0014】 所定時間吸引した後、動力部45は作動を停止するともに、電磁弁47を開放 し、空気を搾乳瓶1内に導入する。空気が導入されると搾乳瓶1と連通する搾乳 部6はもとの状態に戻ることになる。
【0015】 上述の吸引−停止を繰り返すと、搾乳部6も前述のような収縮−回復を繰り返 すことになり、結果として乳房をもんでいる状態となる。このため、突部61が 乳管洞を刺激するのとあいまって、従来に比較して効率的に搾乳が可能になる。 図2は上述のように吸引−停止(排気管の開放)を行ったときの搾乳瓶1内の圧 力の状態を示したものである。
【0016】 上述のように、吸引−停止を繰り返すため、吸引による乳房の痛みを緩和する ことが可能であるが、それでも吸引が強すぎる場合には開放弁46を手動で作動 させて排気管44に空気を導入することもできる。
【0017】
以上説明したように本考案による搾乳器によれば、乳房に痛みを与えることな く、さらに手動で開放弁を作動する手間を掛ることなく、従来に比較して搾乳効 率良く搾乳できるという利点を生じる。
【図1】本考案の搾乳器の一実施例の概略図。
【図2】本考案の搾乳器の搾乳瓶内の圧力を示す模式
図。
図。
【図3】従来の搾乳器の概略図。
1 搾乳瓶 2 キャップ 4 コンプレッサー部 45 動力部 6 搾乳部
Claims (2)
- 【請求項1】 搾乳された母乳をためておくための搾乳
瓶と、この上部に設けられ、前記搾乳瓶と連通する搾乳
部と、前記搾乳瓶を負圧にするコンプレッサー部を有す
る搾乳器において、前記搾乳部を弾性体で構成するとと
もに、前記コンプレッサー部の動力部は吸引−吸引停止
を繰り返し、前記吸引停止の時搾乳瓶内を排気する弁を
設けたことを特徴とする搾乳器。 - 【請求項2】 前記搾乳部の内壁に乳管洞を刺激するた
めの突起を設けたことを特徴とする請求項1記載の搾乳
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8336092U JPH0638502U (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 搾乳器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8336092U JPH0638502U (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 搾乳器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0638502U true JPH0638502U (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=13800269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8336092U Pending JPH0638502U (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 搾乳器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0638502U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002336347A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-11-26 | Univ Nihon | 搾乳器 |
JP2009233363A (ja) * | 1998-12-10 | 2009-10-15 | Medela Holding Ag | 汎用フードベースを備えた搾乳ポンプ及び交換可能な吸引フード |
JP4784721B2 (ja) * | 2000-03-07 | 2011-10-05 | 学校法人日本大学 | 実験動物用搾乳装置 |
JP2012511324A (ja) * | 2008-12-12 | 2012-05-24 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 搾乳機用の自動式ヘッド |
-
1992
- 1992-11-09 JP JP8336092U patent/JPH0638502U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009233363A (ja) * | 1998-12-10 | 2009-10-15 | Medela Holding Ag | 汎用フードベースを備えた搾乳ポンプ及び交換可能な吸引フード |
JP4784721B2 (ja) * | 2000-03-07 | 2011-10-05 | 学校法人日本大学 | 実験動物用搾乳装置 |
JP2002336347A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-11-26 | Univ Nihon | 搾乳器 |
JP2012511324A (ja) * | 2008-12-12 | 2012-05-24 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 搾乳機用の自動式ヘッド |
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