JPH0443223Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0443223Y2
JPH0443223Y2 JP1989006357U JP635789U JPH0443223Y2 JP H0443223 Y2 JPH0443223 Y2 JP H0443223Y2 JP 1989006357 U JP1989006357 U JP 1989006357U JP 635789 U JP635789 U JP 635789U JP H0443223 Y2 JPH0443223 Y2 JP H0443223Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical body
opening
space
protrusion
tube member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1989006357U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0298929U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1989006357U priority Critical patent/JPH0443223Y2/ja
Publication of JPH0298929U publication Critical patent/JPH0298929U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0443223Y2 publication Critical patent/JPH0443223Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Massaging Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、血行の促進を図るのに好適な吸引用
具に関する。
[従来の技術] 肩凝り等、血行障害に伴う種々の不具合を改善
する手法としては、従来より指圧やマツサージな
ど、種々の方法が行われている。
しかし、上記手法による場合には、これを素人
が試みても所期の効果を得ることは困難であり、
熟練を要するものであつた。
[考案が解決しようとする課題] ところで、熟練者が施す上記手法による場合、
施療者と被施療者とが別人であるときには、所期
の効果と得ることができる。
しかし、施療者と被施療者とが同一人である場
合には、いかに熟練を積んでいたとしても必ずし
も所望する効果を得ることができない不都合があ
つた。
本考案は、従来手法にみられた上記課題に鑑み
なされたものであり、その目的は、血行障害に伴
う種々の不具合を素人であつても極く容易に改善
することができる吸引用具を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記目的を達成しようとするもので
あり、その構成上の特徴は、基端部には開口部2
を、頂端部には表出させた段差部5を備える有孔
突部4をそれぞれ設け、かつ、これら開口部2と
有孔突部4との少なくともいずれか一方の側の近
傍にマグネツト材7を配設することで筒体部1を
一体形成し、この筒体部1には、その内部に形成
される空間部3の空気を強制排出するために前記
有孔突部4を介して強制排気具11を接続すると
ともに、中央部に通孔22を有し、かつ、伸縮自
在に形成された密着用部材21を前記開口部2に
その着脱を自在にして被着したことにある。
この場合、前記強制排気具11は、一端部に筒
体部1の前記有孔突部4との接続部を有するチユ
ーブ材12と、このチユーブ材12の他端部に配
設した前記空間部3内の空気量を制御するための
ゴム球体13とで形成するのが好ましい。
[作用] このため、必要とする部位に対しては、密着用
部材21を押し当てた後、強制排気具11を介し
て筒体部1の空間部3から空気を強制的に排出さ
せて陰圧とすることで密着することができる。し
かも、この際、密着用部材21に設けてある通孔
22を介して対象部位を直接に陰圧状態にさらす
ことができ、当該部位の血行の促進を図ることが
できる。
また、筒体部1における開口部2と有孔突部4
との少なくともいずれか一方の側の近傍にはマグ
ネツト材7が配設されているので、これが発する
磁力線により血液中のヘモグロビン成分を活性化
することもできる。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の実施例を詳説す
る。
第1図は、本考案に係る吸引用具の一実施例を
示す全体斜視図であり、筒体部1と強制排気具1
1と密着用部材21とで構成される。
このうち、筒体部1は、透明若しくは不透明な
ガラス材や強化プラスチツク材等、比較的耐圧性
に優れている部材を用いることで円筒状等、適宜
の断面形状を有して一体形成されている。この筒
間部1は、必要とする容積と長さとを有する空間
部3が設けられており、その基端部側には開口部
2がその周縁部に膨出部6を設けて形成されてい
る。また、このような形状を呈してなる筒体部1
における頂端部の側には、内部に形成される前記
空間部3を外部と連通させるべく有孔突部4が設
けられている。この有孔突部4には、強制排気具
11を抜脱困難に接続すべく、その外周面に予め
段差部5が形成されている。しかも、この有孔突
部4近傍の頂端部には、突設した収納部8を介し
てマグネツト材7を収納保持させるなど、適宜の
手段により1個以上のマグネツト材7を付設して
おくのが望ましい。
また、前記強制排気具11は、前記有孔突部4
に接続することで筒体部1の前記空間部3内に滞
留している空気の強制な排出を可能とするための
ものであり、適宜構造のポンプを用いるほか、図
示例のように、一端部に筒体部1の前記有孔突部
4との接続部を有するゴム等の柔軟素材からなる
チユーブ材12と、このチユーブ材12の他端部
に配設して前記空間部3内の空気量を制御するた
めに操作されるゴム球体13とを有して形成する
こともできる。この場合、前記ゴム球体13は、
筒体部1の前記空間部3内の空気を強制的に排出
させるに足るだけの復元性を有する肉厚を有して
形成されており、チユーブ材12の側には、弁杆
15を進退させることで前記空間部3内の空気量
を調整することができる圧力調整バルブ14を介
在させるとともに、その反対側には、排気のみを
許す排気バルブ16を付設して形成されている。
一方、密着用部材21は、筒体部1の前記開口
部2に抜脱困難に被着されるものであり、ゴム材
等の伸縮性に富む素材によりその中央部に通孔2
2を有して形成されており、その周縁部に肉厚な
補強縁部26を予め形成しておくのが好ましい。
図示例によれば、この密着用部材21は、筒体部
1の前記開口部2の口径よりも小径な開口面をそ
の基端部側に有する傘状部24と、この傘状部2
4の先端部側に位置させた括れ部25とでその全
体が略漏斗状を呈して形成されたものが示されて
いるが、中央部に通孔22を有し、かつ、前記開
口部2の膨出部6を介して抜脱困難に被着するこ
とができるものであれば、その具体的な形状は適
宜自由に選択することができる。
第2図は、本考案の変形例の要部を示す斜視図
である。
これによれば、筒体部1は、第1図と同様に開
口部2を基端部の側に、有孔突部4を頂端部の側
に形成する一方で、その全体形状を第1図に示す
ものよりも小型化して形成したものが示されてい
る。また、前記マグネツト材7は、第1図とは異
なり、筒体部1の開口部2近傍に配設した収納部
8を介するなどして付設されている。
本考案は、このようにして構成されているの
で、これを使用する際には、必要とする部位に対
しては、密着用部材21を押し当てた後、若しく
は手指等の突起部を密着用部材21の通孔22を
介して所定部位まで挿入した後、強制排気具11
を介して筒体部1の空間部3から空気を強制的に
排出させる。この際、筒体部1は、その開口部2
に被着させ、かつ、その通孔22が塞がれた状態
となつている密着用部材21を介することで気密
状態となつており、しかも、筒体部1自体も一体
構造となつているのでその気密性をより確実なも
のとしつつ、空間部3内を所望に応じた陰圧とす
ることができる。これにより、密着用部材21に
設けてある通孔22を介して対象部位を吸収する
ことができ、当該部位の血行をより促進させるこ
とができる。
しかも、筒体部1における開口部2と有孔突部
4との少なくともいずれか一方の側の近傍にはマ
グネツト材7が配設されているので、このマグネ
ツト材7が発する磁力線により血液中のヘモグロ
ビン成分を活性化することができ、対象部位の改
善をより好ましいものとすることができる。
また、前記強制排気具11をチユーブ材12と
ゴム球体13とにより形成したものを用いるとき
は、弁杆15を操作することで圧力調整バルブ1
4を封止した後、握持したゴム球体13に対する
押圧を繰り返し行うことで、排気バルブ16から
筒体部1の空間部3内の空気を強制的に排出して
所望する状態の陰圧とすることができる。使用後
は、前記弁杆15と緩めることで、筒体部1の空
間部3内を外部と等圧にすることができ、筒体部
1を対象部位から極く容易に離脱させることがで
きる。
[考案の効果] 以上述べたように本考案によれば、筒体部の開
口部に被着させた密着用部材における通孔を介し
て対象部部位を空間部内に導入し、かつ、有孔突
部の段差部を介して確実に接続させた強制排気具
を操作することで、空間部内の対象部位を陰圧に
さらすことで血行の促進を図ることができる。し
かも、その際、対象部位にはマグネツト材を作用
させることで血行をより有効に促進させることが
できる。
また、筒体部自体は一体形成されているので、
使用時における空間部内の気密性をより確実なも
のとすることができるほか、操作性を容易化する
ことができ、さらには、その全体構成も単純、か
つ、コンパクトなものをして携帯性を高めること
ができるのみならず、堅牢、安価なものとして提
供することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す全体斜視図
である。第2図は、本考案の他例を示す要部分解
斜視図である。 1……筒体部、2……開口部、3……空間部、
4……有孔突部、5……段差部、6……膨出部、
7……マグネツト材、8……収納部、11……強
制排気具、12……チユーブ材、13……ゴム球
体、14……圧力調整バルブ、15……弁杆、1
6……排気バルブ、21……密着用部材、22…
…通孔、24……傘状部、25……括れ部、26
……補強縁部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 基端部には開口部を、頂端部には表出させた
    段差部を備える有孔突部をそれぞれ設け、か
    つ、これら開口部と有孔突部との少なくともい
    ずれか一方の側の近傍にマグネツト材を配設す
    ることで筒体部を一体形成し、この筒体部に
    は、その内部に形成される空間部の空気を強制
    排出するために前記有孔突部を介して強制排気
    具を接続するとともに、中央部に通孔を有し、
    かつ、伸縮自在に形成された密着用部材を前記
    開口部にその着脱を自在にして被着したことを
    特徴とする吸引用具。 2 前記強制排気具は、一端部に筒体部の前記有
    孔突部との接続部を有するチユーブ材と、この
    チユーブ材の他端部に配設した前記空間部内の
    空気量を制御するためのゴム球体とで形成した
    ことを特徴とする請求項1記載の吸引用具。
JP1989006357U 1989-01-23 1989-01-23 Expired JPH0443223Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989006357U JPH0443223Y2 (ja) 1989-01-23 1989-01-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989006357U JPH0443223Y2 (ja) 1989-01-23 1989-01-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0298929U JPH0298929U (ja) 1990-08-07
JPH0443223Y2 true JPH0443223Y2 (ja) 1992-10-13

Family

ID=31210465

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989006357U Expired JPH0443223Y2 (ja) 1989-01-23 1989-01-23

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0443223Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008059565A1 (fr) * 2006-11-15 2008-05-22 Numax Co., Ltd. Appareil de massage par succion
WO2008059566A1 (fr) * 2006-11-15 2008-05-22 Numax Co., Ltd. Dispositif de massage par succion pour parties saillantes du corps humain
JP2016221193A (ja) * 2015-05-26 2016-12-28 知美 新垣 指先の指圧器具

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54127478U (ja) * 1978-02-25 1979-09-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0298929U (ja) 1990-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0636819Y2 (ja) 吸引器
US6926681B1 (en) Method and system for performing microabrasion and suction massage
JPH0443223Y2 (ja)
KR101711331B1 (ko) 음압을 이용한 석션 부항기
JPH0636635U (ja) 美容マッサージ器
US20020188231A1 (en) Device for performing can sucking therapy
JP2555943Y2 (ja) 吸引器
KR101436093B1 (ko) 사체용 체액 흡입장치
CN216933383U (zh) 一种美容用肌肉组织精密剥离装置
KR200243263Y1 (ko) 부항기
JP3007320U (ja) 耳鼻腔内外組織用振動付与器
KR200187337Y1 (ko) 부항기
JPH042661Y2 (ja)
JPH0356586U (ja)
KR200197629Y1 (ko) 부항
KR200257958Y1 (ko) 수술용 포지셔너
JPH0648652U (ja) 血行促進用吸引器具
KR910006869Y1 (ko) 물리 운동기구
KR200383720Y1 (ko) 연장밸브관을 구비한 부항기
JPH0727565U (ja) 心臓マッサージ装置
WO2008059565A1 (fr) Appareil de massage par succion
JP3023062U (ja) 吸引用具及びこれに用いる伸縮性密着アタッチメント
JPS639318Y2 (ja)
JPH119632A (ja) 陰圧を利用した血行促進装置
KR200365046Y1 (ko) 부항기