JP3007320U - 耳鼻腔内外組織用振動付与器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】 モ−タ−と電池ならびに振動運動変換装置と
出力軸を筒状の把手部内に収納し、先端に振動体を取り
付けてある柄を出力軸に挿着してある耳鼻腔内外組織用
振動付与器。振動体の形状は球状、楕円状、紡錘状、円
柱状などである。 【効果】 この耳鼻腔内外組織用振動付与器は、粘膜や
筋肉、骨など耳鼻腔の内外組織に対し、組織内の血流を
良くして、活性化を促し、組織を造成、強化して、難聴
や鼻づまり、いびきを予防し、治癒する。かつ、薬剤使
用時に併用すれば、その効果を増大せしむる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、難聴や鼻づまり、いびきの予防ならびに治癒に好適な耳鼻腔内外組 織用振動付与器に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、難聴は予防や治癒が困難であり、また、鼻づまりは風邪やアトピ−に起 因する場合が多く、薬物等による治療をまたなければ、改善されない。鼻づまり に起因するいびきも、同様である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、難聴ならびに鼻づまりやこれに起因するいびきの予防ならびに治癒 に効果的なものを提供せんとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

すなわち、本考案はモ−タ−と電池ならびに振動運動変換装置と出力軸を筒状 の把手部内に収納し、先端に振動体を取り付けてある柄を出力軸に挿着してある 耳鼻腔内外組織用振動付与器である。振動体の形状は球状、楕円球状、紡錘状、 円柱状などで、これらには突起物が付いたものも含まれている。 出力軸の電動機構については、最近よく使用されている電動歯ブラシのものを転 用することもでき、たとえば特開平２−１７２４０６号をあげることができる。 出力軸の振動運動方向はとくに限定されないが、往復運動や円運動などが好適で あり、把手部の手におる移動と複合させることもできる。柄の先端に取り付ける 振動体は、ゴム質や軟質プラスチックなどが好適で、その硬さは、形状とともに 、振動付与部位に応じて選択使用する。

【０００５】

【作用】

この耳鼻腔内外組織用振動付与器は、粘膜や筋肉、骨など耳鼻腔の内外組織に 対し、振動体の形状にもとづき、振動による刺激を与えるので、その結果、組織 内の血流を良くして、これら組織の活性化を促し、組織を造成、強化して、難聴 や鼻づまり、いびきを予防し、治癒する。すなわち、鼻腔粘膜が強化されれば、 空気の流通が良くなり、酸素の取入れが充分となり、鼻づまりを除去し、これに 起因するいびきも防止する。なお、この耳鼻腔内外組織用振動付与器を用いて、 鼻の外面を刺激すると、とくに効果がある。また、薬剤の使用時に併用すれば、 その効果を増大せしむることができる。

【０００６】

【実施例】

以下、実施例により本考案をさらに具体的に説明する。 耳鼻腔内外組織用振動付与器は、シリコンゴムからなる球状体１を先端に取り 付けてある合成樹脂製の柄２と、これを支持する合成樹脂製で筒状の把手部３と からなる。柄２の下端は開口部４とし、出力軸５に挿着する。把手部３にはモ− タ−と電池ならびに振動運動変換装置（図中いずれも省略）と出力軸５が収納さ れており、端部に電池交換用のキャップ６がネジ込んである。把手部３には電池 用のスイッチ（図中省略）が付いており、ころがり防止に平面部（図中省略）が 設けてある。

【０００７】

【考案の効果】

本考案の耳鼻腔内外組織用振動付与器は、粘膜や筋肉、骨など耳鼻腔の内外組 織に対し、組織内の血流を良くして、活性化を促し、組織を造成、強化して、難 聴や鼻づまり、いびきを予防し、治癒する。かつ、薬剤使用時に併用すれば、そ の効果を増大せしむる。

【提出日】平成６年９月１２日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】０００４

【補正方法】変更

【補正内容】

【０００４】

【課題を解決するための手段】

すなわち、本考案はモーターと電池ならびに振動運動変換装置と出力軸を筒状 の把手部内に収納し、先端に振動体を取り付けてある柄を出力軸に挿着してある 耳鼻腔内外組織用振動付与器である。振動体の形状は球状、楕円球状、紡錘状、 円柱状などで、これらには突起物が付いたものも含まれている。 出力軸の電動機構については、最近よく使用されている電動歯ブラシのものを 転用することもでき、たとえば特開平２−１７２４０６号をあげることができる 。出力軸の振動運動方向はとくに限定されないが、往復運動や円運動などが好適 であり、把手部の手による移動と複合させることもできる。柄の先端に取り付け る振動体は、ゴム質や軟質プラスチックなどが好適で、その硬さは、形状ととも に、振動付与部位に応じて選択使用する。

【図面の簡単な説明】

【図１】耳鼻腔内外組織用振動付与器の斜視図である。

【図２】耳鼻腔内外組織用振動付与器の柄の斜視図であ
る。

【図３】耳鼻腔内外組織用振動付与器の把手部の斜視図
である。

【符号の説明】

１ 球状体 ２ 柄 ３ 把手部 ４ 開口部 ５ 出力軸 ６ キャップ

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 モ−タ−と電池ならびに振動運動変換装
   置と出力軸を筒状の把手部内に収納し、先端に振動体を
   取り付けてある柄を出力軸に挿着してある耳鼻腔内外組
   織用振動付与器。
2. 【請求項２】 振動体の形状が球状、楕円球状、紡錘
   状、円柱状のいずれかである請求項１記載の耳鼻腔内外
   組織用振動付与器。