JPS6357066B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6357066B2
JPS6357066B2 JP55173213A JP17321380A JPS6357066B2 JP S6357066 B2 JPS6357066 B2 JP S6357066B2 JP 55173213 A JP55173213 A JP 55173213A JP 17321380 A JP17321380 A JP 17321380A JP S6357066 B2 JPS6357066 B2 JP S6357066B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
breast
milking
pump
suction
negative pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55173213A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5796659A (en
Inventor
Tetsuo Nakatani
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Ltd filed Critical Hitachi Maxell Ltd
Priority to JP17321380A priority Critical patent/JPS5796659A/ja
Publication of JPS5796659A publication Critical patent/JPS5796659A/ja
Publication of JPS6357066B2 publication Critical patent/JPS6357066B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は搾乳器に係り、母乳吸引用ポンプ部の
駆動による負圧吸引力を間欠的に破壊することに
より、乳房に脈動吸引刺激を与えるようにしたも
のである。
(従来の技術) 一般家庭に於て使用されている母乳の搾乳器と
して、例えば拡開端を乳当部とした搾乳口の端部
に中空ゴム製握りを取付けたものや、あるいは搾
乳口に搾乳溜を連設するとともに、排気弁のみま
たは吸排気弁を有する握力操作ポンプを設けたも
のなどが知られている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら上記従来のものは、いずれも握力
で負圧を発生させるため、個人差により吸引負圧
の大きさや吸引周期が不安定になるばかりでな
く、ポンプ操作に大きな労力を必要とするもので
あつた。特に産婦に於ては、出産の疲労や不慣れ
な幼児の世話による疲労が重なつている中で、ポ
ンプの手動操作は大きな負担となるものであり、
更にはストレスが蓄積されると母乳停止の虞れも
あつた。
ところで本発明者の研究によれば、母親の乳房
に吸引、停止を繰り返し行なう脈動吸引刺激を与
えれば、母親の脳下垂体を刺激して射乳ホルモン
の分泌を促すのに対し、ポンプの手動操作による
疲労は肩こりを発生させるなど、乳房へ悪影響を
与えやすい。
したがつて本発明は、乳房に適度の脈動吸引刺
激を与えながら搾乳することができる搾乳器を提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) このために本発明は、乳当部2を有する搾乳口
1と、該搾乳口1から搾乳された母乳を貯溜する
搾乳溜3と、連結チユーブ5を介して該搾乳口1
に接続された負圧発生装置6とから搾乳器を構成
している。そして負圧発生装置6にモーター9に
より駆動される母乳吸引用ポンプ部12を設ける
とともに、上記搾乳口1から該ポンプ部12の間
の空気の吸入路に該吸入路を開閉する真空破壊弁
20を設け、該真空破壊弁20を上記モーター9
の駆動により間欠的に開閉することにより、上記
吸入路の真空状態を間欠的に破壊するようにして
いる。
(作用) 上記構成において、乳当部2を乳房に当て、モ
ーター9を駆動すると、ポンプ部12が駆動して
その負圧吸引力により搾乳され、搾乳された母乳
は搾乳溜3に貯溜される。ポンプ部12の駆動に
より、負圧は次第に大きくなるが、負圧がある程
度大きくなると、モーター9に駆動される真空破
壊弁20が開いて空気の吸入路の真空状態は破壊
され、負圧は次第に小さくなる。そして更にモー
ター9が駆動することにより、再び負圧が次第に
大きくなり、以後同様の動作を繰り返す。
(実施例) 以下、図面を参照しながら実施例の説明を行
う。
第1図および第2図において、1はラツパ状の
搾乳口であつて、一端部が乳当部2になつてお
り、他端部はパツキン4を介して搾乳溜3に連結
されている。また肩部には可撓性の連結チユーブ
5を介して負圧発生装置6に連通する吸気口7を
有しており、負圧発生装置6の駆動により乳房か
ら母乳が搾乳口1に吸入され、母乳の自重により
搾乳溜3に落下貯溜する。次に第3図および第4
図を参照しながら、負圧発生装置6の詳細を説明
する。
9は負圧発生装置6のフレーム8に装着された
モーターであり、そのシヤフトには、シヤフトの
中心とはδ偏心した偏心ピン10を一体的に有す
るギヤ11が固着されており、この偏心ピン10
にはクランク13の端部が回転自在に嵌着されて
いる。またこのクランク13の他端部は、母乳吸
引用ポンプ部としてのダイヤフラム12の中央に
固着されている。ダイヤフラム12の外周縁部
は、押え板14によりフレーム8に装着されてい
る。15,16はフレーム8に装着されたバタフ
ライ式吸排気弁、17,18はその吸排気口であ
り、ダイヤフラム12の内部はポンプ室19とな
つている。排気口18は空気を排出するように外
界に連通し、吸気口17はチユーブ24や連結チ
ユーブ5等を介して上記搾乳口1に連通してい
る。22は連結チユーブ5との連通口である。2
3は搾乳口1からポンプ部12へ通じる空気の吸
入路に設けられた真空破壊室であつて、パツキン
25を介してフレーム8に固着されている。
20は真空破壊室23に配設された真空破壊弁
であつて、上記搾乳口1からポンプ部12の間の
空気の吸入路を開閉する。この弁20は弁操作ピ
ン30によつて支持され、押ばね26により真空
破壊室23に押しつけられている。28はギヤ1
1,29を介してモーター9により減速駆動され
るカムギヤ27と一体に成形されたカムであつ
て、弁操作ピン30はカムギヤ27の1回転を1
周期として昇降し、真空破壊弁20の開閉を行な
う。この場合、カムギヤ27の回転数及びカム2
8の形状は、吸引負圧が所定圧力まで上昇したと
き、すなわち乳房に過大な吸引負荷がかかつて母
体に苦痛を与える前に、真空破壊弁20を開口し
て空気の吸入路の真空状態を破壊するよう設定し
てある。なおニードル弁21を操作してその開口
面積を調節することにより、吸引圧を調節するこ
とができる。
次に本装置の使用状態について説明する。搾乳
溜3を手で把持し、搾乳口1の乳当部2を乳房に
接当した状態でモーター9を駆動すると、偏心ピ
ン10はδを半径として回転し、クランク13を
経てダイヤフラム12の中央部は2δを振巾として
振動する。ここで、ダイヤフラム12が下に引き
下げられると吸気弁15が開き(このとき排気弁
16は閉じる)、チユーブ24、真空破壊室23、
連結チユーブ5等から成る空気の吸入路を通して
搾乳口1及び搾乳溜3の空気がポンプ室19に吸
入される。またダイヤフラム12が上に押し上げ
られると、排気弁16が開き(このとき吸気弁1
5は閉じる)、吸入された空気が排気口18から
外界に排出され、これを繰返すと搾乳口1の圧力
はしだいに低下し吸入圧は増大する。このように
して吸入排気は断続的に行なわれるため、第5図
に示すように降圧過程においてはHなる段階的微
少変化を発生しつつ圧力低下していくので微動振
動を発生することとなり、乳房に快い刺激を与え
る。
吸入圧が所定圧力まで上昇すると、カムギヤ2
7の回転により真空破壊弁20が開口し、外気が
流入して吸入路の真空状態は破壊されるので、乳
房に過大な吸引負圧がかかつて母体に苦痛を与え
ることはない。またこの過程においても、第5図
に示す如くhなる微少変化を発生しつつ昇圧して
いくため、この微動振動が乳房に快いマツサージ
効果を与える。このような動作を繰返すことによ
つて脈動吸引刺激が得られるが、特にダイヤフラ
ム式ポンプに於ては、ダイヤフラムの振動1回ご
とに吸入、排気が行われるため、決められた容量
を負圧にする場合、ダイヤフラムが何回振動した
かによつてその時の圧力が決まるものであり、ダ
イヤフラム12と真空破壊弁20を同一モーター
9で駆動するものに於いては、真空破壊弁20が
閉じている間のダイヤフラム振動回数は常に一定
で、従つて常に設定された吸引圧を有する脈動吸
引が得られ、途中で強くなつたり、弱くなつたり
することはなく、安心して使うことができる。更
に大きな圧力変化の中に含まれるダイヤフラム動
作1回毎の微少圧力変化が乳房にマツサージ効果
と快さを与えるものである。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、ポンプ部
12の駆動により母体に疲労を与えることなく搾
乳することができ、しかもポンプ部12の駆動に
よる空気の吸入路の真空状態を真空破壊弁20に
より間欠的に破壊するようにしているので、乳房
に快い脈動吸引刺激を与えながら搾乳することが
できる。またポンプ部12を連続運転しても、空
気の吸入路の真空状態は間欠的に破壊されるの
で、吸引負圧が過大になつて乳房に苦痛を与える
こともなく、更にはポンプ部12と真空破壊弁2
0を同一のモーター9により駆動するようにして
いるので、軽量でコンパクトな搾乳器を構成でき
る。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すものであつて、第1
図は全体斜視図、第2図は搾乳部の断面図、第3
図は負圧発生装置の断面図、第4図はその減速部
の断面図、第5図は圧力変化状態図である。 1……搾乳口、3……搾乳溜、6……負圧発生
装置、9……モーター、12……ポンプ部、20
……真空破壊弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 乳当部2を有する搾乳口1と、該搾乳口1か
    ら搾乳された母乳を貯溜する搾乳溜3と、連結チ
    ユーブ5を介して該搾乳口1に接続された負圧発
    生装置6とから成る搾乳器であつて、上記負圧発
    生装置6にモーター9により駆動される母乳吸引
    用ポンプ部12を設けるとともに、上記搾乳口1
    から該ポンプ部12の間の空気の吸入路に該吸入
    路を開閉する真空破壊弁20を設け、該真空破壊
    弁20を上記モーター9の駆動により間欠的に開
    閉することにより、上記吸入路の真空状態を間欠
    的に破壊するようにしたことを特徴とする搾乳
    器。
JP17321380A 1980-12-10 1980-12-10 Milker Granted JPS5796659A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17321380A JPS5796659A (en) 1980-12-10 1980-12-10 Milker

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17321380A JPS5796659A (en) 1980-12-10 1980-12-10 Milker

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5796659A JPS5796659A (en) 1982-06-16
JPS6357066B2 true JPS6357066B2 (ja) 1988-11-10

Family

ID=15956214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17321380A Granted JPS5796659A (en) 1980-12-10 1980-12-10 Milker

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5796659A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63146732A (ja) * 1986-12-08 1988-06-18 ピジヨン株式会社 電動式搾乳器
JP3744570B2 (ja) * 1995-07-31 2006-02-15 ピジョン株式会社 搾乳器
KR100371618B1 (ko) * 2000-04-19 2003-02-11 서경득 유축기
ES2359126T3 (es) * 2004-09-20 2011-05-18 Medela Holding Ag Bomba de aspiración con una válvula de seguridad.
KR20210134606A (ko) * 2019-03-07 2021-11-10 메델라 홀딩 아게 기능성 진공 펄스가 있는 유축기

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5796659A (en) 1982-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100977749B1 (ko) 자극 특성을 갖는 수동 착유기
US4883464A (en) Milking equipment
AU723166B2 (en) Human breast milking apparatus
EP0365230A2 (en) Suction device
US5049126A (en) Breast pump with nipple stimulating insert
DE69730530T2 (de) Brustpumpe zum Absaugen beider Brüste
AU610272B2 (en) Chest compression device
JPS6357066B2 (ja)
JP5820473B2 (ja) 搾乳ポンプ
US2295817A (en) Vibratory massage device
CN208808317U (zh) 一种洁面器
US20210330545A1 (en) Female stimulation device
JP3993928B2 (ja) 吸引圧脈動式搾乳器
EP4194022A1 (en) A breast pump
US1279138A (en) Massage-vibrator.
JP3097009U (ja) 胸部マッサージ器
JPH1119144A (ja) 吸引美顔器
EP0990445A2 (en) Breastpump capable of double-breast pumping
KR200279526Y1 (ko) 진공식 마사지기
CN108478415B (zh) 一种旋转式洗眼器
US576337A (en) Cupping device
JP2000316969A (ja) 脈動式搾乳器
TWI285103B (en) Skin sucking and massaging device
JPS6327020B2 (ja)
CN2652374Y (zh) 吸揪式按摩器