JPS6327020B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6327020B2 JPS6327020B2 JP54137023A JP13702379A JPS6327020B2 JP S6327020 B2 JPS6327020 B2 JP S6327020B2 JP 54137023 A JP54137023 A JP 54137023A JP 13702379 A JP13702379 A JP 13702379A JP S6327020 B2 JPS6327020 B2 JP S6327020B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- milking
- pump
- breast
- reservoir
- milk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 235000013336 milk Nutrition 0.000 claims description 20
- 239000008267 milk Substances 0.000 claims description 20
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- 210000000214 mouth Anatomy 0.000 description 11
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Landscapes
- External Artificial Organs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は搾乳器に関するものであつて、詳しく
は搾乳器が、搾乳口と、当該搾乳口に連続して配
設された搾乳溜と、排気弁のみ附設した握力によ
り動作するポンプとで構成され、且ポンプと搾乳
口を含む搾乳溜との関係をポンプを操作したとき
内部の減圧の度合を最高−120mmHgとし、斯る減
圧下において前記ポンプの操作により母親の乳房
に吸引と停止動作を繰返し与える構成とし、前記
搾乳溜がキヤツプ付哺乳器の哺乳瓶であつて、そ
の口部に内底面に逆止弁を有し開口周縁に下面に
突起を形成した瓶口端面に係止させる鍔を有する
補助搾乳溜を収装した事を特徴とする搾乳器に係
り、その目的とするところは、搾乳が乳児が母乳
を吸飲すると同様の動作で行われ、繰返し行うこ
とにより母乳の流出を旺盛にならしめる搾乳器を
提供しようとするものである。
は搾乳器が、搾乳口と、当該搾乳口に連続して配
設された搾乳溜と、排気弁のみ附設した握力によ
り動作するポンプとで構成され、且ポンプと搾乳
口を含む搾乳溜との関係をポンプを操作したとき
内部の減圧の度合を最高−120mmHgとし、斯る減
圧下において前記ポンプの操作により母親の乳房
に吸引と停止動作を繰返し与える構成とし、前記
搾乳溜がキヤツプ付哺乳器の哺乳瓶であつて、そ
の口部に内底面に逆止弁を有し開口周縁に下面に
突起を形成した瓶口端面に係止させる鍔を有する
補助搾乳溜を収装した事を特徴とする搾乳器に係
り、その目的とするところは、搾乳が乳児が母乳
を吸飲すると同様の動作で行われ、繰返し行うこ
とにより母乳の流出を旺盛にならしめる搾乳器を
提供しようとするものである。
従来の搾乳器は拡開縁を乳当部とした搾乳口の
端部に中空ゴム製握りを取付けたもの、または搾
乳口に搾乳溜を連設すると共に吸気弁及び排気弁
を設けた握力操作ポンプを備えたものが採用され
ているが前者にあつては搾乳のため操作する握り
を圧縮させる毎に外気を吸込むことになるので吸
引力が小さい欠点があり、また後者にあつてはポ
ンプの操作回数を増す毎に吸気が進み、そのため
に減圧の度合が大きくなり圧縮操作が３〜５回位
で乳房に激痛をおぼえこの激痛のため母乳の流出
が停止してしまう欠点がある。
端部に中空ゴム製握りを取付けたもの、または搾
乳口に搾乳溜を連設すると共に吸気弁及び排気弁
を設けた握力操作ポンプを備えたものが採用され
ているが前者にあつては搾乳のため操作する握り
を圧縮させる毎に外気を吸込むことになるので吸
引力が小さい欠点があり、また後者にあつてはポ
ンプの操作回数を増す毎に吸気が進み、そのため
に減圧の度合が大きくなり圧縮操作が３〜５回位
で乳房に激痛をおぼえこの激痛のため母乳の流出
が停止してしまう欠点がある。
本発明は斯る点に鑑みてなされたものである
が、本発明人等は乳児が母親の乳房から哺乳する
状態が、母親の乳首を口腔内として行われ、その
際の吸引刺激が母親の脳下垂体に作用し、これが
乳房に向けて射乳ホルモンの分泌を促し、これの
連続によつて授乳が行われるものである点に着目
して搾乳器を減圧下において乳房に吸引、停止を
繰返し行うことができる構成とすることにより極
めて搾乳効果がよく且旺盛ならしめる搾乳器を得
た。
が、本発明人等は乳児が母親の乳房から哺乳する
状態が、母親の乳首を口腔内として行われ、その
際の吸引刺激が母親の脳下垂体に作用し、これが
乳房に向けて射乳ホルモンの分泌を促し、これの
連続によつて授乳が行われるものである点に着目
して搾乳器を減圧下において乳房に吸引、停止を
繰返し行うことができる構成とすることにより極
めて搾乳効果がよく且旺盛ならしめる搾乳器を得
た。
本発明人等の研究によれば使用等における搾乳
器の減圧状態はほぼ−70mmHg〜−110mmHgの範
囲内がよくこの状態でポンプに握力による圧縮釈
放を繰返す。すなわちポンプに握力を加えるとポ
ンプ内の減圧空気が搾乳口及び搾乳溜に移動し、
これが乳房に圧迫を加えて母乳の流出を停止さ
せ、次でポンプの握力を開放すると減圧空気の移
動分がポンプに戻り乳房に吸引力を与えて母乳を
流出させることになり、この繰返しがちようど乳
児が乳房を咬えて口腔内において吸飲するのと同
様の状態で搾乳することができるものである。
器の減圧状態はほぼ−70mmHg〜−110mmHgの範
囲内がよくこの状態でポンプに握力による圧縮釈
放を繰返す。すなわちポンプに握力を加えるとポ
ンプ内の減圧空気が搾乳口及び搾乳溜に移動し、
これが乳房に圧迫を加えて母乳の流出を停止さ
せ、次でポンプの握力を開放すると減圧空気の移
動分がポンプに戻り乳房に吸引力を与えて母乳を
流出させることになり、この繰返しがちようど乳
児が乳房を咬えて口腔内において吸飲するのと同
様の状態で搾乳することができるものである。
以下に本発明の実施例を図面について説明す
る。第１図は搾乳溜を哺乳器に組立てた場合の縦
断側面図、第２図は搾乳器の実施例の縦断側面図
である。
る。第１図は搾乳溜を哺乳器に組立てた場合の縦
断側面図、第２図は搾乳器の実施例の縦断側面図
である。
搾乳溜３はキヤツプ付哺乳器の哺乳瓶として使
用できる。搾乳溜３は搾り取つた母乳を乳児に与
える目的に使用するもので搾乳溜３はこれを哺乳
瓶として第１図に示すように搾乳したならば搾乳
口１から螺脱してその口部に乳首８をキヤツプ９
により装着して乳児に授乳させるように構成され
ている。第２図に示す搾乳器は搾乳溜３を通常使
用の新生児用哺乳瓶としたもので、120c.c.容量の
ものである。この哺乳瓶を使用した場合にはポン
プでの減圧機能が最高−120mmHgに規正されてい
るので補助搾乳溜がない場合にはほぼ−80mmHg
の減圧機能となり、人によつてはこの程度で充分
搾乳機能を与えることができるがほぼ−100mmHg
前後でないと搾乳機能が充分に動作しない場合の
ため手段として第２図に示すように哺乳瓶３の口
部にコツプ状でその開口縁に下面に突部１０を形
成した鍔１１を有し且、底面中央に透孔１４を穿
設して該部に逆止弁１２を支持させた補助搾乳溜
１３を瓶口端面に鍔１１を支持させ、搾乳口１を
螺着した補助搾乳溜付き搾乳器を使用する。この
搾乳器を使用した場合には乳当部２を乳房に当て
てポンプ６に握力を加えて圧縮し釈放すると内部
の空気の一部が排気弁５より排気され、握力の釈
放で排気弁５が停止して搾乳口１、補助搾乳溜１
３、ポンプ６内にわたつてほぼ−100mmHgの減圧
状態を保持する。従つて搾乳口１は乳当部２にお
いて乳房に吸着し、乳首からは母乳が流出する。
この場合、搾乳口１、搾乳溜３、ポンプ６内の広
い範囲にわたつて減圧するのではなく、搾乳口
１、補助搾乳溜１３、ポンプ６内の狭い範囲にわ
たつて減圧するので、速やかに減圧することがで
き、しかも減圧状態を高めることができる。次い
でポンプ６に圧力を加えると該ポンプ６内の減圧
空気が搾乳口１及び補助搾乳溜１３に移動し、こ
れが乳首へも作用して押圧現象を与えて母乳の流
出を停止させる。続いてポンプ６の握力を釈放す
ると移動した分量の減圧空気がポンプ６内に戻つ
て乳房に吸引作用を与え乳首からの搾乳を行な
う。このようにしてポンプの圧縮、釈放により乳
児が乳首を口腔に含んで吸飲するのと同様の状態
で搾乳が繰返し行われるが母乳の流出によつて補
助搾乳溜１３に貯溜する母乳はポンプ６に加圧力
が加わる都度逆止弁１２が開放して哺乳瓶３内に
放出する。哺乳瓶３内に放出される母乳は該哺乳
瓶３内が前記補助搾乳溜１３の鍔１１の下面に形
成された突部１０によつて瓶口端面との間に空隙
を有しているので哺乳瓶３と搾乳口１との螺合螺
糸間隙を介して外気と通じているので逆止弁１２
は正確に作動する。哺乳瓶３内に搾乳が所要量充
填されたならば前記同様搾乳口１に螺脱して乳首
を螺着して乳児に授乳させるものである。
用できる。搾乳溜３は搾り取つた母乳を乳児に与
える目的に使用するもので搾乳溜３はこれを哺乳
瓶として第１図に示すように搾乳したならば搾乳
口１から螺脱してその口部に乳首８をキヤツプ９
により装着して乳児に授乳させるように構成され
ている。第２図に示す搾乳器は搾乳溜３を通常使
用の新生児用哺乳瓶としたもので、120c.c.容量の
ものである。この哺乳瓶を使用した場合にはポン
プでの減圧機能が最高−120mmHgに規正されてい
るので補助搾乳溜がない場合にはほぼ−80mmHg
の減圧機能となり、人によつてはこの程度で充分
搾乳機能を与えることができるがほぼ−100mmHg
前後でないと搾乳機能が充分に動作しない場合の
ため手段として第２図に示すように哺乳瓶３の口
部にコツプ状でその開口縁に下面に突部１０を形
成した鍔１１を有し且、底面中央に透孔１４を穿
設して該部に逆止弁１２を支持させた補助搾乳溜
１３を瓶口端面に鍔１１を支持させ、搾乳口１を
螺着した補助搾乳溜付き搾乳器を使用する。この
搾乳器を使用した場合には乳当部２を乳房に当て
てポンプ６に握力を加えて圧縮し釈放すると内部
の空気の一部が排気弁５より排気され、握力の釈
放で排気弁５が停止して搾乳口１、補助搾乳溜１
３、ポンプ６内にわたつてほぼ−100mmHgの減圧
状態を保持する。従つて搾乳口１は乳当部２にお
いて乳房に吸着し、乳首からは母乳が流出する。
この場合、搾乳口１、搾乳溜３、ポンプ６内の広
い範囲にわたつて減圧するのではなく、搾乳口
１、補助搾乳溜１３、ポンプ６内の狭い範囲にわ
たつて減圧するので、速やかに減圧することがで
き、しかも減圧状態を高めることができる。次い
でポンプ６に圧力を加えると該ポンプ６内の減圧
空気が搾乳口１及び補助搾乳溜１３に移動し、こ
れが乳首へも作用して押圧現象を与えて母乳の流
出を停止させる。続いてポンプ６の握力を釈放す
ると移動した分量の減圧空気がポンプ６内に戻つ
て乳房に吸引作用を与え乳首からの搾乳を行な
う。このようにしてポンプの圧縮、釈放により乳
児が乳首を口腔に含んで吸飲するのと同様の状態
で搾乳が繰返し行われるが母乳の流出によつて補
助搾乳溜１３に貯溜する母乳はポンプ６に加圧力
が加わる都度逆止弁１２が開放して哺乳瓶３内に
放出する。哺乳瓶３内に放出される母乳は該哺乳
瓶３内が前記補助搾乳溜１３の鍔１１の下面に形
成された突部１０によつて瓶口端面との間に空隙
を有しているので哺乳瓶３と搾乳口１との螺合螺
糸間隙を介して外気と通じているので逆止弁１２
は正確に作動する。哺乳瓶３内に搾乳が所要量充
填されたならば前記同様搾乳口１に螺脱して乳首
を螺着して乳児に授乳させるものである。
本発明は上記のようにポンプの機能はきめられ
た減圧より進むことはなく該減圧内においてポン
プの作動により乳児が母乳を摂取するのと同様の
状態で動作して搾乳することができ、これの連続
で母乳の流出量を旺盛ならしめる作用効果を奏
し、極めて有意義な発明である。
た減圧より進むことはなく該減圧内においてポン
プの作動により乳児が母乳を摂取するのと同様の
状態で動作して搾乳することができ、これの連続
で母乳の流出量を旺盛ならしめる作用効果を奏
し、極めて有意義な発明である。
尚本発明に係る搾乳器を構成するポンプはゴム
又は合成ゴムによる中空体として握力操作によつ
てこれに附設の排気弁により内部を減圧するよう
にしたものであるからポンプへの握力の加減で自
由に調節することができるので便利である。
又は合成ゴムによる中空体として握力操作によつ
てこれに附設の排気弁により内部を減圧するよう
にしたものであるからポンプへの握力の加減で自
由に調節することができるので便利である。
図面は本発明に係る搾乳器の実施例を示し、第
１図は搾乳溜を哺乳器に組立てた場合の縦断側面
図、第２図は搾乳器の実施例の縦断側面図であ
る。 １……搾乳口、２……乳当部、３……搾乳溜
（哺乳瓶）、４……吸気口、５……排気弁、６……
ポンプ、７……パツキング、８……乳首、９……
キヤツプ、１０……突部、１１……鍔、１２……
逆止弁、１３……補助搾乳溜。
１図は搾乳溜を哺乳器に組立てた場合の縦断側面
図、第２図は搾乳器の実施例の縦断側面図であ
る。 １……搾乳口、２……乳当部、３……搾乳溜
（哺乳瓶）、４……吸気口、５……排気弁、６……
ポンプ、７……パツキング、８……乳首、９……
キヤツプ、１０……突部、１１……鍔、１２……
逆止弁、１３……補助搾乳溜。
Claims (1)
- １ 搾乳口１と、当該搾乳口１に連続して配設さ
れた搾乳溜３と、握力により動作する排気弁５の
みのポンプ６とで構成され、且つ該ポンプと搾乳
溜との関係をポンプを操作したときこれら内部の
減圧の度合を最高−120mmHgとし、斯る減圧下に
おいて前記ポンプ６の操作により母親の乳房に吸
引停止動作を繰返し与える構成とし、前記搾乳溜
３がキヤツプ付哺乳器の哺乳瓶であつて、その口
部に内底面に逆止弁１２を有し開口周縁に下面に
突起を形成した瓶口端面に係止させる鍔１１を有
する補助搾乳溜１３を収装した事を特徴とする搾
乳器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13702379A JPS5661931A (en) | 1979-10-25 | 1979-10-25 | Milking instrument |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13702379A JPS5661931A (en) | 1979-10-25 | 1979-10-25 | Milking instrument |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5661931A JPS5661931A (en) | 1981-05-27 |
| JPS6327020B2 true JPS6327020B2 (ja) | 1988-06-01 |
Family
ID=15189024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13702379A Granted JPS5661931A (en) | 1979-10-25 | 1979-10-25 | Milking instrument |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5661931A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH647154A5 (de) * | 1980-09-05 | 1985-01-15 | Larsson K O A H | Absaughaube fuer eine einrichtung zum absaugen von muttermilch. |
| JPS63252161A (ja) * | 1987-04-09 | 1988-10-19 | ジェクス株式会社 | 搾乳器 |
| JP6537561B2 (ja) * | 2017-06-22 | 2019-07-03 | 柳瀬ワイチ株式会社 | 母乳搾乳器 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5242638U (ja) * | 1975-09-19 | 1977-03-26 | ||
| JPS535837U (ja) * | 1976-07-02 | 1978-01-19 | ||
| JPS53120881A (en) * | 1977-02-22 | 1978-10-21 | Adams Frank H | Method and device for breast milking |
-
1979
- 1979-10-25 JP JP13702379A patent/JPS5661931A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5242638U (ja) * | 1975-09-19 | 1977-03-26 | ||
| JPS535837U (ja) * | 1976-07-02 | 1978-01-19 | ||
| JPS53120881A (en) * | 1977-02-22 | 1978-10-21 | Adams Frank H | Method and device for breast milking |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5661931A (en) | 1981-05-27 |
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