JP2012511324A - 搾乳機用の自動式ヘッド - Google Patents

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Abstract

搾乳機用の電動ヘッド(3)は、ポンプを駆動するためのモータと駆動機構(22)とを含むモータユニット(35)と、搾乳機の本体に固定的に取り付け可能な本体取付け部分(39)と、モータ及び駆動機構(22)が配置されるモータ取付け部分と、本体取付け部分とモータ取付け部分とを接続する弾性的に変形可能な部材(49)とを含み、弾性的に変形可能な部材は、本体取付け部分が取り付けられる搾乳機本体への、モータ又は駆動機構によって引き起こされる振動の伝達を減少する。

Description

本発明は、搾乳機用の自動式ヘッドと、搾乳機用の電動ヘッドを含む手持ち式動力搾乳機とに関する。
搾乳機は使用者の乳房から乳を絞り出すための周知の装置である。乳児又は幼児自体が乳を搾り出し得ないならば、或いは、母親が乳児又は幼児から引き離されているならば、例えば、仕事で乳児から離れているならば、搾乳機を使用し得る。例えば、ハンドルの締付け又は足ペダルの操作によって、搾乳機を手動で操作し得る。
小型の電気モータによって駆動される従来的な電動搾乳機は、搾乳機内でポンピングを生じさせるためにピストン手段を相互に駆動することによって作動し、それは、乳房からの乳の圧搾を増進するために、周期的な真空を生み出し、且つ/或いは、乳房を機械的に刺激する。乳圧搾が起こるためには、「催乳」(let-down)と呼ばれる自然反射が起こらなければならない。この反射はホルモンによって制御され、それは乳腺からの乳が乳管内に放出されることを可能にする。従って、使用者がリラックスすることが重要であり、よって、乳の効率的且つ快適な圧搾を可能にするために、搾乳機は可能な限り自然な環境で作動しなければならない。
従来的な電動搾乳機の不利点は、それらが動作時に高レベルの騒音及び振動を生み出し、よって、搾乳機の動作中に生み出される雰囲気は自然ではなく、「催乳」反射を用いる多くの女性に問題を引き起こす。更に、従来的な搾乳機によって作り出される高レベルの騒音は、多くの女性が彼女達自身の家のプライバシーの外で搾乳機を使用することを妨げる。何故ならば、彼女達はそのような器具を慎み深い方法で使用し得ないからである。
従って、搾乳機の作動時に生み出される騒音レベルを最小限化する電動搾乳機の必要がある。
本発明は、上述されたような従来的な搾乳機と関連付けられる問題点及び不利点を低減し或いは実質的に軽減する搾乳機用の電動ヘッド及び搾乳機を提供することを探求する。
本発明によれば、搾乳機用の電動ヘッドが提供され、電動ヘッドは、ポンプを駆動するためのモータと駆動機構とを含むモータユニットと、搾乳機の本体に固定的に取り付け可能な本体取付け部分と、モータ及び駆動機構が配置されるモータ取付け部分と、本体取付け部分とモータ取付け部分とを接続する弾性的に変形可能な部材とを含むことで、弾性的に変形可能な部材は、本体取付け部分が取り付けられる搾乳機本体への、モータ又は駆動機構によって引き起こされる振動の伝達を減少する。
好ましくは、本体取付け部分は、モータ取付け部分の周囲の周りに延びる。
有利には、弾性的に変形可能な部材は、本体取付け部分の縁部と平行に延びる。
弾性的に変形可能な部材の一部は、本体取付け部分の縁部と平行に延び得る。
1つの実施態様では、弓形に延びる孔がモータ取付け部分と本体取付け部分との間に定められ、弾性的に変形可能な部材はそれらの間に延びる。
電動ヘッドは本体取付け部分をモータ取付け部分に接続する複数の弾性的に変形可能な部材を更に含む。
便宜には、2つ又は3つの弾性的に変形可能な部材が本体取付け部分をモータ取付け部分に接続する。
好適実施態様において、本体取付け部分、モータ取付け部分、及び、弾性的に変形可能な部材は一体的に形成される。
本体取付け部分を本体上の位置決め表面に固定的に配置可能である。
有利には、モータ取付け部分の面が本体上の位置決め表面に位置決め可能であり、位置決め表面は弾性的に変形可能である。
有利には、面の隆起部分が本体の位置決め表面に位置決め可能であり、位置決め表面に対する面の接触面積を最小限化する。
1つの実施態様において、面は波形の形態を有し、面の隆起した山が位置決め表面に対して位置する。
少なくとも1つのフランジが前記本体取付け部分から延び、当該電動ヘッドを搾乳機の本体に固定的に取り付けるよう少なくとも1つのフランジを構成し得る。
本発明の他の特徴によれば、手持ち式動力搾乳機が提供され、手持ち式動力搾乳機は、乳房受入れ部分と乳を収容する容器を取り付ける手段とを有する本体と、ポンピングをもたらすピストン手段と、ポンプヘッドとを含み、ピストン手段に付着するよう駆動機構を構成し得る。
好ましくは、ピストン手段は弾性的な隔膜を含み、弾性的に変形可能な位置決め表面は、弾性的な隔膜の係合部分によって定められる。
好ましくは、位置決め表面は隆起部分を含み、モータ取付け部分の面は隆起部分に対して位置するよう構成される。
付属の図面を参照して、ほんの一例として、本発明の実施態様を今や記載する。
本発明の1つの特徴に従った搾乳機システムを示す斜視側面図である。 本発明の1つの特徴に従った搾乳機用の電動ヘッドを備える図1に示される搾乳機システムを示す分解斜視図である。 図2に示される電動ヘッドのヘッド素子を示す底面図である。 図3に示されるヘッド素子を示す頂面図である。 図2に示される電動ヘッドの他の実施態様に従ったヘッド素子を示す底面図である。 図2に示される電動ヘッドを簡略に示す断面図である。 図6に示される電動ヘッドを簡略に示す側断面図である。 図6に示される電動ヘッドの他の実施態様を示す側断面図である。
図面を今や参照すると、本発明の1つの特徴に従った搾乳機が図1に示されており、本体2と、電動ヘッド3と、供給ボトル4と、供給ボトル4用のベース5とを含む。
本体2及び供給ボトル4は、Avent(RTM)ISIS(RTM)搾乳機製品の構成部品に極めて類似するが、本発明はそれに限定されない。
図2を参照すると、搾乳機システム1は、更に、バッテリパック6と、幹線電源制御装置(PSU)7とを含む。本体2は、ネック8と、ネック8の上に支持されるカップ9と、カップ9の側部から突出するトランペット10とを含む。フレア部分11がネック8の底部から延び、フレア部分11は供給ボトル4を本体2に螺合するための雌ネジ(図示せず)を備える。
トランペット10は上向きに傾斜し、使用中、使用者の乳首及び周囲の乳房部分を受け入れ、それらによって封止される。通路12がトランペット10の開放の遠位端部13からカップ9の底部及びネック8を通じてネック8の開放の底端部に延びる。ピストン手段14によって動作可能な弁(図示せず)がカップ9とネック8との間に設けられる。弁(図示せず)は、カップ9内の圧力がネック8内の圧力に対して降下するときに閉じ、カップ9内の圧力がネック8内の圧力を超えるときに開く。
ピストン手段14は、カップ9内に受け入れられる隔膜(ダイアフラム)15を含み、隔膜はカップ形状であり、弾性材料で形成される。隔膜15の縁部16は折り返され、それ自体の上に戻って通路17(図6を参照)を形成し、通路17はカップ9の上方端部18を受け入れ、隔膜15をカップ9内に固定する。作動素子19が隔膜15の中心からカップ9の上方端部18に向かって延びる。作動素子19は、ステム20と、隔膜15から遠位の球根状端部21とを含み、後に詳述するように、球根状端部21は電動ヘッド3の駆動機構22に取り付け可能である。
バッテリパック6は、プラグ25を含み、プラグ25は、電動ヘッド3に電力供給するよう電動ヘッド3のソケット26に受け入れられる。代替的に、電動ヘッド3に電力供給するために、電源制御装置7を電動ヘッド3のソケット26に直接的に差し込み得る。バッテリパック6に電力供給するためにもPSU7を使用し得る。バッテリパック6及びPSU7は従来的であり、よって、ここでは、これらの構成部品について更に議論しない。
図3及び4を参照すると、電動ヘッド3は、カップ9の上方端部の上に広がるのに十分な程に大きいベース素子27を含む。一対の弓形フランジ28がベース素子27から延び、各フランジ28は、カップ9の外表面30の上で径方向に延びる隆起部29の上にクリップ留めする。
電動ヘッド3は、更に、ハウジング31を含み、アーム32がハウジング31の切取りを通じてハウジング31の背部から延びている。後に明らかになるように、アーム32は電動ヘッド3、故に、搾乳機を作動するための操作レバーとして作用する。カップ9に向かってアーム32を押し付けことでスイッチ(図示せず)が閉じるよう、アーム32はハウジング31内に旋回的に取り付けられる。アーム32はハウジング31内のバネ(図示せず)によって外向きに付勢される。ハウジング31は既知の手段によって電動ヘッド3のベース素子27に取り付けられる。
電動ヘッド3はモータユニット(図5を参照)を収容し、モータユニットは、モータ5と、モータ35によって駆動される駆動機構36と、ユニットの制御回路を支持するプリント回路板(図示せず)とを含む。
ベース素子27は、本体取付け部分38と、モータ取付け部分39とを含む。本体取付け部分38は、モータ取付け部分39の周りに延在し、一対の弓形フランジ28は、本体取付け部分38の外側縁部の周りで本体取付け部分38の下面40から延びている。フック部分41が本体取付け部分38の対向する上面42から延びている。ハウジング31は、電動ヘッド3の外被を形成するよう、本体取付け部分38のフック部分41に接続可能である。
モータ35及び駆動機構36の支持体43がモータ取付け部分39に形成され、孔44がモータ取付け部分39の下面45と上面46との間で取付け部分39を通じて形成されている。
本体取付け部分38の上面42及びモータ取付け部分39の上面46は同じ平面上に位置し、本体取付け部分38の下面43及びモータ取付け部分39の下面45は同じ平面上に位置している。モータ取付け部分39は、前記取付け部分38,39の間に実質的に延在する貫通路47によって、本体取付け部分38から離間している。
リンク部材又は「分断ブリッジ」49が、貫通路47に亘り本体取付け部分38とモータ取付け部分39との間に延在している。3つのリンク部材が図3及び4に示されているが、リンク部材49の数はそれに限定されないこと、並びに、如何なる数のリンク部材を使用してもよく、例えば、2つのリンク部材が図5に示されていることが理解されよう。以後に明らかになるように、本体取付け部分38、故に、本体2及び供給ボトル4に伝達される振動が効果的に低減されるよう、本体取付け部分38とモータ取付け部分39との間の機械的結合を最小限化するために、最少の数のリンク部材49が利用される。
各リンク部材49は、本体取付け部分38の一端及びモータ取付け部分39の遠位端で、本体取付け部分38とモータ取付け部分39との間に延在する。リンク部材49は弾性的に変形可能であり、それぞれ本体取付け部分38及びモータ取付け部分39に対して可撓であり得る。
本体取付け部分38、モータ取付け部分39、及び、リンク部材49は全て一体的に形成され、ベース素子27を形成する。本体取付け部分38、モータ取付け部分39、及び、リンク部材49の各々は、貫通路47の各区画47aを形成するようベース素子27から材料を除去することによって別個に定められる。代替的に、ベース素子27内に形成される貫通路47と共に電動ヘッド3のベース素子27を形成し得る。
各リンク部材49は、貫通路47を定める本体取付け部分38及びモータ取付け部分39のそれぞれの側壁50,51の間の貫通路47内に実質的に平行に延在する。これは、本体取付け部分38とモータ取付け部分39との間のより大きな撓みを許容するために、各リンク部材49の変形性を最大限化すると同時に、側壁50,51の間の貫通路47の幅を最小限化するよう、各リンク部材49が適切な長さであることを可能にする。
上述の記載において、リンク部材49は本体取付け部分38及びモータ取付け部分39と一体的に形成されるが、代替的な実施態様では、各リンク部材49が、各取付け部分38,39に固定的に取り付けられ且つゴムのような弾性変形可能な材料で形成される別個の構成部品であり得ることが理解されよう。
図5に示される実施態様において、貫通路47は円周状に延び、円形のモータ取付け部分39を形成する。しかしながら、本発明はそれに限定されず、図3及び4に示されるように、貫通路47は、ベース素子27の他の機能、例えば、本体取付け部分38及びモータ取付け部分39の上に形成されるフック部分41を避けるよう、多数の波形の湾曲部分を含み得る。リンク部材49はモータ取付け部分39の周りで貫通路47内に均等に離間する。
駆動機構22は、ピストン手段40を相互的な方法で駆動するよう、ピストン手段40の作動素子19に接続する接続ロッド53を含む。接続ロッド53は、各リンク部材49から等距離で、ベース素子27を通じて延びる軸に沿ってモータ取付け部分39内の孔44を通じて延びる。従って、電動ヘッド3が作動されるとき、以後に説明されるように、モーメントはベース素子27に対して作用せず、概ね均一な力が各リンク部材49に加えられる。
機械的ブロック又は変形制限部材54がモータ取付け部分39の上面46から延び、本体取付け部分38の上面42より上に配置されるよう貫通路47に亘って延びる。変形制限部材54の遠隔端55が所定距離だけ本体取付け部分38より上に離間する。搾乳機システム1の通常動作中、変形制限部材54が本体取付け部分38の上面42と接触しないが、以下に説明されるように、非対称的荷重の状況では、変形制限部材54の遠位端が本体取付け部分38の上面42と接触し、各リンク部材49に加えられる最大変位を制限する。
1つの変更制限部材54のみが図面に示されているが、最大変位を制限し、それによって、それぞれのリンク部材49に加えられる最大機械応力を制限するよう、変形制限部材54は各リンク部材49と関連付けられることが理解されよう。各リンク部材49の変形を制限することによって、衝撃の場合において、並びに、通常使用中、最大機械応力は頑健性(ロバストネス)を増大するよう限界内に維持される。変形制限部材54は衝撃力を吸収し、モータ取付け部分39から本体取付け部分38の上面及び下面の上及び下のそれぞれに延びる。
本体取付け部分38及びモータ取付け部分39の下面40,45は、それぞれ、それらの上に定められる複数の山56及び谷57を備える波状断面を有するよう形成される。この実施態様において、下面40,45の各々は、製造を単純化するよう波形の形態を有するが、代替的な実施態様では、モータ取付け部分39の下面45のみが波形の形態を有し、本体取付け部分38の下面40は平面的であり得ることが理解されよう。
この実施態様において、モータ取付け部分39の下面45は、複数の山56及び谷57を備える波形の形態を有するが、代替的な実施態様では、モータ取付け部分下面45の接触面積が最小限化されるよう、下面45は、隆起部及び陥凹部(図示せず)を備える如何なる表面の形態であってもよく、例えば、ディンプル(窪み)であり得ることが理解されよう。
図2乃至6を参照して、搾乳機システム1、特に、電動ヘッド3の構成を今や記載する。
本体取付け部分38、モータ取付け部分39、及び、複数のリンク部材49は一体的に形成される。モータ35及び駆動機構22は、モータ取付け部分39上の前記構成部品のために支持体43に固定される。モータ35及び駆動機構22は既知の手段によって支持体43に固定される。モータ35及び駆動機構22は、モータ取付け部分39の上面42より上に延び、駆動機構接続ロッド53は、モータ取付け部分39内に形成される孔44を通じて、その下方側に延びる。
ハウジング31は、本体取付け部分38に形成されるフック部分41を用いてベース素子27に取り付けられ、電動ヘッド3の外被を形成する。上記に議論されたように、アーム32は電動ヘッド3から延び、それに旋回的に取り付けられる。供給ボトル4は本体2のフレア部分11と螺合させられる。
電動ヘッド3を本体2に固定的に接続するために、電動ヘッド3のベース素子27は、カップ9の上端部18に亘って延びる隔膜15の上方位置決め表面58に対して位置付けられる。カップ9の上端部18に亘って延びる位置決め表面58は、弾性的に変形可能な位置決め表面を形成し、ベース素子27は位置決め表面に対して位置する。この構成において、ベース素子27はカップ9の上端部18に亘って延び、弓形フランジ28は下に延び、カップ9の外表面30を覆い、カップ9の周りに延在する円周方向に延在する隆起部29と連絡する。
この構成において、ベース素子27の本体取付け部分38の下面40は、位置決め表面58の外周的に延びる区画59に対して位置する。使用者が電動ヘッド3を搾乳機システム1の本体2に向かって推進すると、本体取付け部分38の下面40は上方表面58の外側区画59に対して推進され、前記表面は弾性的に変形される。弓形フランジ28はカップ9の円周方向に延びる隆起部29に亘って位置し、上方表面58の外側区画58は、本体取付け部分38がカップ9に固定的に取り付けられるよう、本体取付け部分38を隆起部29から離れる方向に推進する。
電動ヘッド3は本体2に固定的に接続されるので、駆動機構接続ロッド53は、隔膜15から延びる作動素子19の球根状端部21と接続する。従って、以後に説明されるように、接続ロッド53は作動素子19、故に、ピストン手段14を作動するよう配置される。
ベース素子27が隔膜15の位置決め表面58に対して位置付けられるとき、モータ取付け部分39の下面45の一部が位置決め上方表面58に対して位置するよう、モータ取付け部分39の外側縁部は、位置決め表面58の内周方向に延びる区画60より上に配置される。具体的には、モータ取付け部分下面45の山56が前記位置決め表面58に対して位置する。
図5乃至8を参照して、搾乳機システム1の動作を今や詳細に記載する。
搾乳機システム1を作動するために、使用者はバッテリパック6又は電源制御装置7の形態の電源を電動ヘッド3に接続する。次に、使用者は本体2の傍で搾乳機システム1を保持し、トランペット10が使用者の乳房を封止するよう、乳首及び周囲乳房をトランペット10内に配置する。搾乳機システム1を作動するために、次に、使用者はアーム32及びレバー33を本体2に向かって押し下げ、それは接触スイッチ(図示せず)を押し下げ、モータ35を作動する。モータ35は、接続ロッド53が相互的な方法で移動されるよう、駆動機構22を駆動する。何故ならば、前記接続ロッド53は隔膜15の作動素子19に取り付けられ、作動素子19は、隔膜15は上下に往復動し且つピストン手段14がポンピングをもたらすよう、相互的に駆動されるからである。システム手段14は接続ロッド53の所定ストロークだけ相互的に駆動され、使用者の乳房から乳の圧搾を促進するために本体2及びトランペット10内に周期的な真空を作り出す。同様に、搾乳機システム1の作動を停止するために、使用者はアーム32を解放し、それはスイッチ(図示せず)を分離し、モータ35及び駆動機構36は停止する。
搾乳機システム1が作動され、モータ35が駆動機構36を駆動し、ピストン手段14を相互的に作動するとき、モータ35及び駆動機構36は振動し、この振動はモータ35及び駆動機構36が固定的に取り付けられるモータ取付け部分39に伝達される。従来的なシステムでは、そこへの電動ヘッド3の直接的で剛的な取付け、具体的には、本体へのベース素子及び弓形フランジの直接的で剛的な取付けの故に、この振動は本体2及び供給ボトル4に直接的に伝達される。本発明の実施態様において、振動はモータ取付け部分39に直接的に伝達され、従って、搾乳機が動作可能であるとき、モータ取付け部分39は振動するよう推進される。しかしながら、モータ取付け部分39は本体取付け部分38と実質的に独立して移動し得る。何故ならば、モータ取付け部分39は、モータ取付け部分39を本体取付け部分38から離間する貫通路47によって、本体取付け部分38から分断されるからである。しかしながら、モータ取付け部分39は、本体取付け部分38とモータ取付け部分39との間に延びるリンク部材29の各々によって所定位置に保持される。本体取付け部分38への振動の伝達を最小限化するために、モータ取付け部分39が振動するときに各リンク部材が撓むよう、各リンク部材49は変形可能である。モータ取付け部分39は、位置決め上方表面58の内周方向に延びる部分60に対しても位置する。モータ取付け部分39の波形の下面45の山56は、位置決め上方表面58上でモータ取付け部分39を支持する。
駆動機構22が動作可能であり、接続ロッド53及び駆動機構22を介して、シリコーンゴムから成る隔膜15を引っ張り上げて真空を作り出すとき、モータ取付け部分39の下面45は位置決め表面58に向かって引っ張られる。下面45の波形の形態は、前記下面45の山56だけが位置決め表面58と接触し、よって、位置決め表面58上の下面45の接触面積が減少されることを意味する。従って、モータ取付け部分39と弾性的に変形可能な位置決め表面58との間の山56によって定められる限定的な数の接触地点は、弾性的に変形可能な位置決め上方表面58を局所的に圧縮し、位置決め表面58における局所的な変形の故に、振動エネルギはより効果的に消散され、且つ、振動は制動され、その結果、より低い騒音レベルがもたらされる。
従って、モータ取付け部分39の波形の下面45は、シリコーンゴム隔膜(下面45はシリコーンゴム隔膜の上に位置する)の音響的な制動特性を活用する。
更に、モータ取付け部分39と本体取付け部分38との間の振動エネルギの移転は減少される。何故ならば、本体取付け部分38とモータ取付け部分39との間に延びるリンク部材40は別として、本体取付け部分38はモータ取付け部分39から分断されるからである。これらのリンク部材49の各々は、これらの2つの構成部品を互いに接続するが、各リンク部材が変形可能であり、且つ、モータ取付け部分39が本体取付け部分38に対して移動可能であるよう、各リンク部材49は可撓である。
この実施態様において、各リンク部材49の下方側は、位置決め表面58に位置する。各リンク部材49は、使用中に変形を許容すると同時に、最大材料応力を臨界レベルより下に維持する十分な長さを有する、
リンク部材49によって形成される可撓な結合は、モータ取付け部分39から本体取付け部分38に伝達される振動を大いに減少する。従って、振動はモータ35から本体2及び供給ボトル4に容易に伝達せず、よって、本体2及び供給ボトル4によって放射される効果的な音響レベルは減少される。上記に鑑み、搾乳機の騒音レベルは所謂「構造由来の」(structure born)音の減少によって大いに減少される。
上記に議論されたように、ハウジング31はベース素子27に固定的に接続され、ベース素子27はカップ9に亘って延び、本体取付け部分38は、カップ9の頂部に亘って延びる隔膜15の位置決め表面58に対して位置し、モータ取付け部分39も同様である。従って、ポンプ機構、具体的には、モータ及び駆動機構を取り囲む外被の空気間隙は減少され或いは閉塞され、それはモータ及び駆動機構から外側に直接的に放射される騒音を減少する。
電動ヘッド3が搾乳機の本体2から取り外されるとき、例えば、使用者が洗浄のためにヘッドを取り外す或いは搾乳機が落とされるときの状況では、接続ロッド53が作動素子19から分離されるまで、モータ取付け部分39は本体取付け部分38から引き離される。これは益々の力をリンク部材49に大して加え、それはリンク部材49によって支持されなければならない。しかしながら、モータ取付け部分39の移動を制限するために、モータ取付け部分39が所定距離だけ移動されるとき、変形制限部材54の遠隔端55が本体取付け部分38の上面42と接触し、更なる変位が防止されるよう、変形制限部材54はモータ取付け部分39から本体取付け部分38より上に延びる。更に、変形制限部材54は、さもなければ電動ポンプヘッドに損傷を招く最大機械応力を超えずに、使用者によるポンプ本体からの電動ポンプヘッドの手動の配置又は取外しを可能にする。
図8を今や参照すると、電動ヘッドのベース素子の他の実施態様が示されている。ベース素子のこの実施態様は、上記に議論されたベース素子27と概ね同じであり、よって、詳細な記載を省略し、共通の構成部品及び機能には同じ番号を付す。
この実施態様では、電動ヘッド3が本体2に取り付けられるとき、本体取付け部分38は隔膜15の位置決め表面58に対して位置する。しかしながら、モータ取付け部分39が貫通路47によってカップの上端部18から離間し、よって、位置決め表面58と接触しないよう、モータ取付け部分39はカップ9より上に配置される。従って、この実施態様では、モータ取付け部分39はリンク部材49によってのみ支持され、搾乳機の残余の構成部品から分断される。
上記の実施態様において、隔膜はカップの頂部に亘って延びて位置決め表面58を形成するよう記載されているが、代替的な実施態様では、隔膜は位置決め表面58を形成するようカップの上端部に亘って延在せず、弾性的に変形可能なカップの上端部から延びる別個の構成部品から位置決め表面を形成し得ることが理解されよう。
上記の実施態様において、本発明は相互動作を伴う駆動機構に関して記載されているが、本発明はそれに限定されず、本発明は連続的に回転するモータ、更なるモータ、及び、ドライブトレーン、例えば、クランクシャフト、線形モータ、ウォーム歯車、及び、ラックピニオンシステムと共に使用することのために効果的であることが理解されよう。
本出願において請求項は機能の具体的な組み合わせに対して構築されているが、本発明の開示の範囲は、それが任意の請求項において現在請求するのと同じ発明であるか否か、親発明が軽減するのと同じ技術的問題の一部又は全部をそれが軽減するか否かに拘わらず、明示的に、暗示的に、或いは、それらのあらゆる一般化において、ここに開示される機能の如何なる新規な機能又は如何なる新規な組み合わせをも含むことが理解されるべきである。よって、出願人は、本出願又は本出願に由来する更なる如何なる出願の審査中にも、そのような機能及び/又はそのような機能の組み合わせに対して新しい請求項を構築し得ることを通知する。
本発明は、搾乳機用の自動式ヘッドと、搾乳機用の電動ヘッドを含む手持ち式動力搾乳機とに関する。
搾乳機は使用者の乳房から乳を絞り出すための周知の装置である。乳児又は幼児自体が乳を搾り出し得ないならば、或いは、母親が乳児又は幼児から引き離されているならば、例えば、仕事で乳児から離れているならば、搾乳機を使用し得る。例えば、ハンドルの締付け又は足ペダルの操作によって、搾乳機を手動で操作し得る。
小型の電気モータによって駆動される従来的な電動搾乳機は、搾乳機内でポンピングを生じさせるためにピストン手段を相互に駆動することによって作動し、それは、乳房からの乳の圧搾を増進するために、周期的な真空を生み出し、且つ/或いは、乳房を機械的に刺激する。乳圧搾が起こるためには、「催乳」(let-down)と呼ばれる自然反射が起こらなければならない。この反射はホルモンによって制御され、それは乳腺からの乳が乳管内に放出されることを可能にする。従って、使用者がリラックスすることが重要であり、よって、乳の効率的且つ快適な圧搾を可能にするために、搾乳機は可能な限り自然な環境で作動しなければならない。搾乳機用の電動ヘッドはGB2155792Aから既知であり、ポンプを駆動するためのモータと駆動機構とを含むモータユニットと、貯蔵容器を備える吸引ベルに固定的に取り付けられる本体取付け部分とを含む。
従来的な電動搾乳機の不利点は、それらが動作時に高レベルの騒音及び振動を生み出し、よって、搾乳機の動作中に生み出される雰囲気は自然ではなく、「催乳」反射を用いる多くの女性に問題を引き起こす。更に、従来的な搾乳機によって作り出される高レベルの騒音は、多くの女性が彼女達自身の家のプライバシーの外で搾乳機を使用することを妨げる。何故ならば、彼女達はそのような器具を慎み深い方法で使用し得ないからである。
従って、搾乳機の作動時に生み出される騒音レベルを最小限化する電動搾乳機の必要がある。
本発明は、上述されたような従来的な搾乳機と関連付けられる問題点及び不利点を低減し或いは実質的に軽減する搾乳機用の電動ヘッド及び搾乳機を提供することを探求する。
本発明によれば、搾乳機用の電動ヘッドは、モータ及び駆動機構が配置されるモータ取付け部分と、本体取付け部分とモータ取付け部分とを接続する弾性的に変形可能な部材とを含むことで、弾性的に変形可能な部材は、本体取付け部分が取り付けられる搾乳機本体への、モータ又は駆動機構によって引き起こされる振動の伝達を減少する。
好ましくは、本体取付け部分は、モータ取付け部分の周囲の周りに延びる。
有利には、弾性的に変形可能な部材は、本体取付け部分の縁部と平行に延びる。
弾性的に変形可能な部材の一部は、本体取付け部分の縁部と平行に延び得る。
1つの実施態様では、弓形に延びる孔がモータ取付け部分と本体取付け部分との間に定められ、弾性的に変形可能な部材はそれらの間に延びる。
電動ヘッドは本体取付け部分をモータ取付け部分に接続する複数の弾性的に変形可能な部材を更に含む。
便宜には、2つ又は3つの弾性的に変形可能な部材が本体取付け部分をモータ取付け部分に接続する。
好適実施態様において、本体取付け部分、モータ取付け部分、及び、弾性的に変形可能な部材は一体的に形成される。
本体取付け部分が搾乳機の本体に固定的に取り付けられるとき、本体取付け部分を搾乳機の本体上の位置決め表面に対して固定的に位置するよう構成し得る
有利には、本体取付け部分が搾乳機の本体に固定的に取り付けられるとき、モータ取付け部分の面が搾乳機の本体上の弾性的に変形可能な位置決め表面に対して位置するよう構成される。
有利には、位置決め表面に対するモータ取付け部分の面の接触面積が最小限化されるよう、モータ取付け部分のは、本体取付け部分が搾乳機の本体に対して固定的に取り付けられるとき、搾乳機の本体上の位置決め表面に対して位置するよう構成される隆起部分を更に含む
1つの実施態様において、モータ取付け部分の面は波形の形態を有し、本体取付け部分が搾乳機の本体に対して固定的に取り付けられるとき、モータ取付け部分の面の隆起部分が位置決め表面に対して位置するよう構成される
少なくとも1つのフランジが前記本体取付け部分から延び、当該電動ヘッドを搾乳機の本体に固定的に取り付けるよう少なくとも1つのフランジを構成し得る。
本発明の他の特徴によれば、手持ち式動力搾乳機が提供され、手持ち式動力搾乳機は、乳房受入れ部分と乳を収容する容器を取り付ける手段とを有する本体と、ポンピングをもたらすピストン手段と、ポンプヘッドとを含み、ピストン手段に付着するよう駆動機構を構成し得る。
好ましくは、ピストン手段は弾性的な隔膜を含み、弾性的に変形可能な位置決め表面は、弾性的な隔膜の係合部分によって定められる。
好ましくは、位置決め表面は隆起部分を含み、モータ取付け部分の面は隆起部分に対して位置するよう構成される。
付属の図面を参照して、ほんの一例として、本発明の実施態様を今や記載する。
本発明の1つの特徴に従った搾乳機システムを示す斜視側面図である。 本発明の1つの特徴に従った搾乳機用の電動ヘッドを備える図1に示される搾乳機システムを示す分解斜視図である。 図2に示される電動ヘッドのヘッド素子を示す底面図である。 図3に示されるヘッド素子を示す頂面図である。 図2に示される電動ヘッドの他の実施態様に従ったヘッド素子を示す底面図である。 図2に示される電動ヘッドを簡略に示す断面図である。 図6に示される電動ヘッドを簡略に示す側断面図である。 図6に示される電動ヘッドの他の実施態様を示す側断面図である。
図面を今や参照すると、本発明の1つの特徴に従った搾乳機が図1に示されており、本体2と、電動ヘッド3と、供給ボトル4と、供給ボトル4用のベース5とを含む。
本体2及び供給ボトル4は、Avent(RTM)ISIS(RTM)搾乳機製品の構成部品に極めて類似するが、本発明はそれに限定されない。
図2を参照すると、搾乳機システム1は、更に、バッテリパック6と、幹線電源制御装置(PSU)7とを含む。本体2は、ネック8と、ネック8の上に支持されるカップ9と、カップ9の側部から突出するトランペット10とを含む。フレア部分11がネック8の底部から延び、フレア部分11は供給ボトル4を本体2に螺合するための雌ネジ(図示せず)を備える。
トランペット10は上向きに傾斜し、使用中、使用者の乳首及び周囲の乳房部分を受け入れ、それらによって封止される。通路12がトランペット10の開放の遠位端部13からカップ9の底部及びネック8を通じてネック8の開放の底端部に延びる。ピストン手段14によって動作可能な弁(図示せず)がカップ9とネック8との間に設けられる。弁(図示せず)は、カップ9内の圧力がネック8内の圧力に対して降下するときに閉じ、カップ9内の圧力がネック8内の圧力を超えるときに開く。
ピストン手段14は、カップ9内に受け入れられる隔膜(ダイアフラム)15を含み、隔膜はカップ形状であり、弾性材料で形成される。隔膜15の縁部16は折り返され、それ自体の上に戻って通路17(図6を参照)を形成し、通路17はカップ9の上方端部18を受け入れ、隔膜15をカップ9内に固定する。作動素子19が隔膜15の中心からカップ9の上方端部18に向かって延びる。作動素子19は、ステム20と、隔膜15から遠位の球根状端部21とを含み、後に詳述するように、球根状端部21は電動ヘッド3の駆動機構22に取り付け可能である。
バッテリパック6は、プラグ25を含み、プラグ25は、電動ヘッド3に電力供給するよう電動ヘッド3のソケット26に受け入れられる。代替的に、電動ヘッド3に電力供給するために、電源制御装置7を電動ヘッド3のソケット26に直接的に差し込み得る。バッテリパック6に電力供給するためにもPSU7を使用し得る。バッテリパック6及びPSU7は従来的であり、よって、ここでは、これらの構成部品について更に議論しない。
図3及び4を参照すると、電動ヘッド3は、カップ9の上方端部の上に広がるのに十分な程に大きいベース素子27を含む。一対の弓形フランジ28がベース素子27から延び、各フランジ28は、カップ9の外表面30の上で径方向に延びる隆起部29の上にクリップ留めする。
電動ヘッド3は、更に、ハウジング31を含み、アーム32がハウジング31の切取りを通じてハウジング31の背部から延びている。後に明らかになるように、アーム32は電動ヘッド3、故に、搾乳機を作動するための操作レバーとして作用する。カップ9に向かってアーム32を押し付けことでスイッチ(図示せず)が閉じるよう、アーム32はハウジング31内に旋回的に取り付けられる。アーム32はハウジング31内のバネ(図示せず)によって外向きに付勢される。ハウジング31は既知の手段によって電動ヘッド3のベース素子27に取り付けられる。
電動ヘッド3はモータユニット(図を参照)を収容し、モータユニットは、モータ5と、モータ35によって駆動される駆動機構36と、ユニットの制御回路を支持するプリント回路板(図示せず)とを含む。
ベース素子27は、本体取付け部分38と、モータ取付け部分39とを含む。本体取付け部分38は、モータ取付け部分39の周りに延在し、一対の弓形フランジ28は、本体取付け部分38の外側縁部の周りで本体取付け部分38の下面40から延びている。フック部分41が本体取付け部分38の対向する上面42から延びている。ハウジング31は、電動ヘッド3の外被を形成するよう、本体取付け部分38のフック部分41に接続可能である。
モータ35及び駆動機構36の支持体43がモータ取付け部分39に形成され、孔44がモータ取付け部分39の下面45と上面46との間で取付け部分39を通じて形成されている。
本体取付け部分38の上面42及びモータ取付け部分39の上面46は同じ平面上に位置し、本体取付け部分38の下面43及びモータ取付け部分39の下面45は同じ平面上に位置している。モータ取付け部分39は、前記取付け部分38,39の間に実質的に延在する貫通路47としても知られる弓形に延びる孔によって、本体取付け部分38から離間している。
リンク部材又は「分断ブリッジ」としても知られる弾性的に変形可能な部材49が、貫通路47に亘り本体取付け部分38とモータ取付け部分39との間に延在している。3つのリンク部材が図3及び4に示されているが、リンク部材49の数はそれに限定されないこと、並びに、如何なる数のリンク部材を使用してもよく、例えば、2つのリンク部材が図5に示されていることが理解されよう。以後に明らかになるように、本体取付け部分38、故に、本体2及び供給ボトル4に伝達される振動が効果的に低減されるよう、本体取付け部分38とモータ取付け部分39との間の機械的結合を最小限化するために、最少の数のリンク部材49が利用される。
各リンク部材49は、本体取付け部分38の一端及びモータ取付け部分39の遠位端で、本体取付け部分38とモータ取付け部分39との間に延在する。リンク部材49は弾性的に変形可能であり、それぞれ本体取付け部分38及びモータ取付け部分39に対して可撓であり得る。
本体取付け部分38、モータ取付け部分39、及び、リンク部材49は全て一体的に形成され、ベース素子27を形成する。本体取付け部分38、モータ取付け部分39、及び、リンク部材49の各々は、貫通路47の各区画47aを形成するようベース素子27から材料を除去することによって別個に定められる。代替的に、ベース素子27内に形成される貫通路47と共に電動ヘッド3のベース素子27を形成し得る。
各リンク部材49は、貫通路47を定める本体取付け部分38及びモータ取付け部分39のそれぞれの側壁50,51の間の貫通路47内に実質的に平行に延在する。これは、本体取付け部分38とモータ取付け部分39との間のより大きな撓みを許容するために、各リンク部材49の変形性を最大限化すると同時に、側壁50,51の間の貫通路47の幅を最小限化するよう、各リンク部材49が適切な長さであることを可能にする。
上述の記載において、リンク部材49は本体取付け部分38及びモータ取付け部分39と一体的に形成されるが、代替的な実施態様では、各リンク部材49が、各取付け部分38,39に固定的に取り付けられ且つゴムのような弾性変形可能な材料で形成される別個の構成部品であり得ることが理解されよう。
図5に示される実施態様において、貫通路47は円周状に延び、円形のモータ取付け部分39を形成する。しかしながら、本発明はそれに限定されず、図3及び4に示されるように、貫通路47は、ベース素子27の他の機能、例えば、本体取付け部分38及びモータ取付け部分39の上に形成されるフック部分41を避けるよう、多数の波形の湾曲部分を含み得る。リンク部材49はモータ取付け部分39の周りで貫通路47内に均等に離間する。
駆動機構22は、ピストン手段40を相互的な方法で駆動するよう、ピストン手段40の作動素子19に接続する接続ロッド53を含む。接続ロッド53は、各リンク部材49から等距離で、ベース素子27を通じて延びる軸に沿ってモータ取付け部分39内の孔44を通じて延びる。従って、電動ヘッド3が作動されるとき、以後に説明されるように、モーメントはベース素子27に対して作用せず、概ね均一な力が各リンク部材49に加えられる。
機械的ブロック又は変形制限部材54がモータ取付け部分39の上面46から延び、本体取付け部分38の上面42より上に配置されるよう貫通路47に亘って延びる。変形制限部材54の遠隔端55が所定距離だけ本体取付け部分38より上に離間する。搾乳機システム1の通常動作中、変形制限部材54が本体取付け部分38の上面42と接触しないが、以下に説明されるように、非対称的荷重の状況では、変形制限部材54の遠位端が本体取付け部分38の上面42と接触し、各リンク部材49に加えられる最大変位を制限する。
1つの変更制限部材54のみが図面に示されているが、最大変位を制限し、それによって、それぞれのリンク部材49に加えられる最大機械応力を制限するよう、変形制限部材54は各リンク部材49と関連付けられることが理解されよう。各リンク部材49の変形を制限することによって、衝撃の場合において、並びに、通常使用中、最大機械応力は頑健性(ロバストネス)を増大するよう限界内に維持される。変形制限部材54は衝撃力を吸収し、モータ取付け部分39から本体取付け部分38の上面及び下面の上及び下のそれぞれに延びる。
本体取付け部分38及びモータ取付け部分39の下面40,45は、それぞれ、それらの上に定められる複数の山56及び谷57を備える波状断面を有するよう形成される。この実施態様において、下面40,45の各々は、製造を単純化するよう波形の形態を有するが、代替的な実施態様では、モータ取付け部分39の下面45のみが波形の形態を有し、本体取付け部分38の下面40は平面的であり得ることが理解されよう。
この実施態様において、モータ取付け部分39の下面45は、複数の山56及び谷57を備える波形の形態を有するが、代替的な実施態様では、モータ取付け部分下面45の接触面積が最小限化されるよう、下面45は、隆起部及び陥凹部(図示せず)を備える如何なる表面の形態であってもよく、例えば、ディンプル(窪み)であり得ることが理解されよう。
図2乃至6を参照して、搾乳機システム1、特に、電動ヘッド3の構成を今や記載する。
本体取付け部分38、モータ取付け部分39、及び、複数のリンク部材49は一体的に形成される。モータ35及び駆動機構22は、モータ取付け部分39上の前記構成部品のために支持体43に固定される。モータ35及び駆動機構22は既知の手段によって支持体43に固定される。モータ35及び駆動機構22は、モータ取付け部分39の上面42より上に延び、駆動機構接続ロッド53は、モータ取付け部分39内に形成される孔44を通じて、その下方側に延びる。
ハウジング31は、本体取付け部分38に形成されるフック部分41を用いてベース素子27に取り付けられ、電動ヘッド3の外被を形成する。上記に議論されたように、アーム32は電動ヘッド3から延び、それに旋回的に取り付けられる。供給ボトル4は本体2のフレア部分11と螺合させられる。
電動ヘッド3を本体2に固定的に接続するために、電動ヘッド3のベース素子27は、カップ9の上端部18に亘って延びる隔膜15の上方位置決め表面58に対して位置付けられる。カップ9の上端部18に亘って延びる位置決め表面58は、弾性的に変形可能な位置決め表面を形成し、ベース素子27は位置決め表面に対して位置する。この構成において、ベース素子27はカップ9の上端部18に亘って延び、弓形フランジ28は下に延び、カップ9の外表面30を覆い、カップ9の周りに延在する円周方向に延在する隆起部29と連絡する。
この構成において、ベース素子27の本体取付け部分38の下面40は、位置決め表面58の外周的に延びる区画59に対して位置する。使用者が電動ヘッド3を搾乳機システム1の本体2に向かって推進すると、本体取付け部分38の下面40は上方表面58の外側区画59に対して推進され、前記表面は弾性的に変形される。弓形フランジ28はカップ9の円周方向に延びる隆起部29に亘って位置し、上方表面58の外側区画58は、本体取付け部分38がカップ9に固定的に取り付けられるよう、本体取付け部分38を隆起部29から離れる方向に推進する。
電動ヘッド3は本体2に固定的に接続されるので、駆動機構接続ロッド53は、隔膜15から延びる作動素子19の球根状端部21と接続する。従って、以後に説明されるように、接続ロッド53は作動素子19、故に、ピストン手段14を作動するよう配置される。
ベース素子27が隔膜15の位置決め表面58に対して位置付けられるとき、モータ取付け部分39の下面45の一部が位置決め上方表面58に対して位置するよう、モータ取付け部分39の外側縁部は、位置決め表面58の内周方向に延びる区画60より上に配置される。具体的には、モータ取付け部分下面45の山56が前記位置決め表面58に対して位置する。
図5乃至8を参照して、搾乳機システム1の動作を今や詳細に記載する。
搾乳機システム1を作動するために、使用者はバッテリパック6又は電源制御装置7の形態の電源を電動ヘッド3に接続する。次に、使用者は本体2の傍で搾乳機システム1を保持し、トランペット10が使用者の乳房を封止するよう、乳首及び周囲乳房をトランペット10内に配置する。搾乳機システム1を作動するために、次に、使用者はアーム32及びレバー33を本体2に向かって押し下げ、それは接触スイッチ(図示せず)を押し下げ、モータ35を作動する。モータ35は、接続ロッド53が相互的な方法で移動されるよう、駆動機構22を駆動する。何故ならば、前記接続ロッド53は隔膜15の作動素子19に取り付けられ、作動素子19は、隔膜15は上下に往復動し且つピストン手段14がポンピングをもたらすよう、相互的に駆動されるからである。システム手段14は接続ロッド53の所定ストロークだけ相互的に駆動され、使用者の乳房から乳の圧搾を促進するために本体2及びトランペット10内に周期的な真空を作り出す。同様に、搾乳機システム1の作動を停止するために、使用者はアーム32を解放し、それはスイッチ(図示せず)を分離し、モータ35及び駆動機構36は停止する。
搾乳機システム1が作動され、モータ35が駆動機構36を駆動し、ピストン手段14を相互的に作動するとき、モータ35及び駆動機構36は振動し、この振動はモータ35及び駆動機構36が固定的に取り付けられるモータ取付け部分39に伝達される。従来的なシステムでは、そこへの電動ヘッド3の直接的で剛的な取付け、具体的には、本体へのベース素子及び弓形フランジの直接的で剛的な取付けの故に、この振動は本体2及び供給ボトル4に直接的に伝達される。本発明の実施態様において、振動はモータ取付け部分39に直接的に伝達され、従って、搾乳機が動作可能であるとき、モータ取付け部分39は振動するよう推進される。しかしながら、モータ取付け部分39は本体取付け部分38と実質的に独立して移動し得る。何故ならば、モータ取付け部分39は、モータ取付け部分39を本体取付け部分38から離間する貫通路47によって、本体取付け部分38から分断されるからである。しかしながら、モータ取付け部分39は、本体取付け部分38とモータ取付け部分39との間に延びるリンク部材29の各々によって所定位置に保持される。本体取付け部分38への振動の伝達を最小限化するために、モータ取付け部分39が振動するときに各リンク部材が撓むよう、各リンク部材49は変形可能である。モータ取付け部分39は、位置決め上方表面58の内周方向に延びる部分60に対しても位置する。モータ取付け部分39の波形の下面45の山56は、位置決め上方表面58上でモータ取付け部分39を支持する。
駆動機構22が動作可能であり、接続ロッド53及び駆動機構22を介して、シリコーンゴムから成る隔膜15を引っ張り上げて真空を作り出すとき、モータ取付け部分39の下面45は位置決め表面58に向かって引っ張られる。下面45の波形の形態は、前記下面45の山56だけが位置決め表面58と接触し、よって、位置決め表面58上の下面45の接触面積が減少されることを意味する。従って、モータ取付け部分39と弾性的に変形可能な位置決め表面58との間の山56によって定められる限定的な数の接触地点は、弾性的に変形可能な位置決め上方表面58を局所的に圧縮し、位置決め表面58における局所的な変形の故に、振動エネルギはより効果的に消散され、且つ、振動は制動され、その結果、より低い騒音レベルがもたらされる。
従って、モータ取付け部分39の波形の下面45は、シリコーンゴム隔膜(下面45はシリコーンゴム隔膜の上に位置する)の音響的な制動特性を活用する。
更に、モータ取付け部分39と本体取付け部分38との間の振動エネルギの移転は減少される。何故ならば、本体取付け部分38とモータ取付け部分39との間に延びるリンク部材40は別として、本体取付け部分38はモータ取付け部分39から分断されるからである。これらのリンク部材49の各々は、これらの2つの構成部品を互いに接続するが、各リンク部材が変形可能であり、且つ、モータ取付け部分39が本体取付け部分38に対して移動可能であるよう、各リンク部材49は可撓である。
この実施態様において、各リンク部材49の下方側は、位置決め表面58に位置する。各リンク部材49は、使用中に変形を許容すると同時に、最大材料応力を臨界レベルより下に維持する十分な長さを有する、
リンク部材49によって形成される可撓な結合は、モータ取付け部分39から本体取付け部分38に伝達される振動を大いに減少する。従って、振動はモータ35から本体2及び供給ボトル4に容易に伝達せず、よって、本体2及び供給ボトル4によって放射される効果的な音響レベルは減少される。上記に鑑み、搾乳機の騒音レベルは所謂「構造由来の」(structure born)音の減少によって大いに減少される。
上記に議論されたように、ハウジング31はベース素子27に固定的に接続され、ベース素子27はカップ9に亘って延び、本体取付け部分38は、カップ9の頂部に亘って延びる隔膜15の位置決め表面58に対して位置し、モータ取付け部分39も同様である。従って、ポンプ機構、具体的には、モータ及び駆動機構を取り囲む外被の空気間隙は減少され或いは閉塞され、それはモータ及び駆動機構から外側に直接的に放射される騒音を減少する。
電動ヘッド3が搾乳機の本体2から取り外されるとき、例えば、使用者が洗浄のためにヘッドを取り外す或いは搾乳機が落とされるときの状況では、接続ロッド53が作動素子19から分離されるまで、モータ取付け部分39は本体取付け部分38から引き離される。これは益々の力をリンク部材49に大して加え、それはリンク部材49によって支持されなければならない。しかしながら、モータ取付け部分39の移動を制限するために、モータ取付け部分39が所定距離だけ移動されるとき、変形制限部材54の遠隔端55が本体取付け部分38の上面42と接触し、更なる変位が防止されるよう、変形制限部材54はモータ取付け部分39から本体取付け部分38より上に延びる。更に、変形制限部材54は、さもなければ電動ポンプヘッドに損傷を招く最大機械応力を超えずに、使用者によるポンプ本体からの電動ポンプヘッドの手動の配置又は取外しを可能にする。
図8を今や参照すると、電動ヘッドのベース素子の他の実施態様が示されている。ベース素子のこの実施態様は、上記に議論されたベース素子27と概ね同じであり、よって、詳細な記載を省略し、共通の構成部品及び機能には同じ番号を付す。
この実施態様では、電動ヘッド3が本体2に取り付けられるとき、本体取付け部分38は隔膜15の位置決め表面58に対して位置する。しかしながら、モータ取付け部分39が貫通路47によってカップの上端部18から離間し、よって、位置決め表面58と接触しないよう、モータ取付け部分39はカップ9より上に配置される。従って、この実施態様では、モータ取付け部分39はリンク部材49によってのみ支持され、搾乳機の残余の構成部品から分断される。
上記の実施態様において、隔膜はカップの頂部に亘って延びて位置決め表面58を形成するよう記載されているが、代替的な実施態様では、隔膜は位置決め表面58を形成するようカップの上端部に亘って延在せず、弾性的に変形可能なカップの上端部から延びる別個の構成部品から位置決め表面を形成し得ることが理解されよう。
上記の実施態様において、本発明は相互動作を伴う駆動機構に関して記載されているが、本発明はそれに限定されず、本発明は連続的に回転するモータ、更なるモータ、及び、ドライブトレーン、例えば、クランクシャフト、線形モータ、ウォーム歯車、及び、ラックピニオンシステムと共に使用することのために効果的であることが理解されよう。
本出願において請求項は機能の具体的な組み合わせに対して構築されているが、本発明の開示の範囲は、それが任意の請求項において現在請求するのと同じ発明であるか否か、親発明が軽減するのと同じ技術的問題の一部又は全部をそれが軽減するか否かに拘わらず、明示的に、暗示的に、或いは、それらのあらゆる一般化において、ここに開示される機能の如何なる新規な機能又は如何なる新規な組み合わせをも含むことが理解されるべきである。よって、出願人は、本出願又は本出願に由来する更なる如何なる出願の審査中にも、そのような機能及び/又はそのような機能の組み合わせに対して新しい請求項を構築し得ることを通知する。

Claims (15)

  1. 搾乳機用の電動ヘッドであって、
    ポンプを駆動するためのモータと駆動機構とを含むモータユニットと、
    搾乳機の本体に固定的に取り付け可能な本体取付け部分と、
    前記モータ及び前記駆動機構が配置されるモータ取付け部分と、
    前記本体取付け部分と前記モータ取付け部分とを接続する弾性的に変形可能な部材とを含むことで、該弾性的に変形可能な部材は、前記本体取付け部分が取り付けられる搾乳機本体への、前記モータ又は前記駆動機構によって引き起こされる振動の伝達を減少する、
    電動ヘッド。
  2. 前記本体取付け部分は、前記モータ取付け部分の周囲の周りに延びる、請求項1に記載の電動ヘッド。
  3. 前記弾性的に変形可能な部材は、前記本体取付け部分の縁部と平行に延びる、請求項2に記載の電動ヘッド。
  4. 前記弾性的に変形可能な部材の一部は、前記本体取付け部分の縁部と平行に延びる、請求項2又は3に記載の電動ヘッド。
  5. 弓形に延びる孔が前記モータ取付け部分と前記本体取付け部分との間に定められ、前記弾性的に変形可能な部材はそれらの間に延びる、請求項3又は4に記載の電動ヘッド。
  6. 前記本体取付け部分を前記モータ取付け部分に接続する複数の弾性的に変形可能な部材を更に含む、請求項1乃至5のうちのいずれか1項に記載の電動ヘッド。
  7. 前記本体取付け部分、前記モータ取付け部分、及び、前記弾性的に変形可能な部材は一体的に形成される、請求項1乃至6のうちのいずれか1項に記載の電動ヘッド。
  8. 前記本体取付け部分は、前記本体上の位置決め表面に固定的に位置決め可能である、請求項1乃至7のうちのいずれか1項に記載の電動ヘッド。
  9. 前記モータ取付け部分の面が前記本体上の前記位置決め表面に位置決め可能であり、前記位置決め表面は、弾性的に変形可能である、請求項8に記載の電動ヘッド。
  10. 前記位置決め表面に対する前記面の接触面積を最小限化するよう、前記面の隆起部分が前記本体の前記位置決め表面に位置決め可能である、請求項8に記載の電動ヘッド。
  11. 前記面は波形の形態を有し、前記面の隆起した山が前記位置決め表面に対して位置する、請求項9に記載の電動ヘッド。
  12. 当該電動ヘッドを搾乳機の本体に固定的に取り付けるよう構成される少なくとも1つのフランジが前記本体取付け部分から延びる、請求項1乃至11のうちのいずれか1項に記載の電動ヘッド。
  13. 乳房受入れ部分と乳を収容する容器を取り付ける手段とを有する本体と、ポンピングをもたらすピストン手段と、請求項1乃至12のうちのいずれか1項に記載の電動ヘッドとを含み、前記駆動機構は前記ピストン手段に付着するよう構成される、手持ち式動力搾乳機。
  14. 前記ピストン手段は、弾性的な隔膜を含み、前記弾性的に変形可能な位置決め表面は、前記弾性的な隔膜の係合部分によって定められる、請求項13に記載の手持ち式動力搾乳機。
  15. 前記位置決め表面は、隆起部分を含み、前記モータ取付け部分の前記面は前記隆起部分に対して位置するよう構成される、請求項14に記載の手持ち式動力搾乳機。
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