JPH0354752Y2 - - Google Patents

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JPH0354752Y2
JPH0354752Y2 JP9976387U JP9976387U JPH0354752Y2 JP H0354752 Y2 JPH0354752 Y2 JP H0354752Y2 JP 9976387 U JP9976387 U JP 9976387U JP 9976387 U JP9976387 U JP 9976387U JP H0354752 Y2 JPH0354752 Y2 JP H0354752Y2
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JP
Japan
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flexible body
cup
terminal
flexible
suction
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JP9976387U
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JPS643644U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、体内に刺激電流を流すとともに、
当該部分を吸引する治療器用吸引電極に関する。
(従来の技術) 第3図に示した従来の治療器用吸引電極は、シ
リコンゴム等からなる可撓性を有するカツプ1を
設けるとともに、このカツプ1の天井部分に、端
子2を貫通させている。
上記端子2は、内部に形成したエア通路3を吸
引ポンプ4に接続するとともに、低周波電流発生
器5にも電気的に接続している。
このようにしたカツプ1には、海綿体6を装填
するが、この海綿体6には塩水等を含ませ、導電
性を良くしている。
しかして、カツプ1を皮膚に接触させた状態
で、吸引ポンプ4を駆動すると、カツプ1内が真
空状態になるので、当該カツプ1が皮膚に密着す
る。この状態で吸引ポンプ4の吸引力に強弱をつ
ければ、カツプ1の縁の形状が変化し、この電極
を接触させた部分を揉んだようになる。
また、上記のように吸引ポンプ4を駆動すると
同時に、低周波電流発生器5から低周波電流を供
給すると、この低周波電流が海綿体6から人体に
伝わる。
したがつて、人体には、低周波電流による電気
刺激と、カツプ1の変形による揉み刺激とが同時
に加えられることになる。
(本考案が解決しようとする問題点) 上記のようにした従来の電極では、吸引ポンプ
4を駆動して、カツプ1内を真空にすると、海綿
体6が平均的に収縮し、第3図の鎖線位置aまで
上昇する。
海綿体6が鎖線位置aまで収縮すると、カツプ
1の縁と海綿体6との境界部分の段差が大きくな
る。この状態を維持したまま吸引を続けると、カ
ツプ1の縁に沿つて皮膚が吸い込まれるので、そ
の皮膚にはカツプ1の跡がはつきりとついてしま
い、人によつてはその部分が内出血することさえ
ある。
この考案の目的は、吸引治療をしても、皮膚に
カツプの跡がつかず、当然のこととして、内出血
も生じない電極を提供することである。
(問題点を解決する手段) この考案は次の構成を前提にしている。
すなわち、可撓性を有するカツプに、水分を吸
収する柔軟体を装填し、しかも、このカツプ内に
端子を挿入する。そして、この端子は、電気刺激
発生器に電気的に接続するとともに、この端子に
形成したエア通路を吸引ポンプに接続する。
このような構成を前提にしつつ、この考案は、
上記カツプの内側に沿つて第1柔軟体を装填し、
この第1柔軟体の内側に第2柔軟体を装填すると
ともに、第2柔軟体よりも第1柔軟体を硬くした
点に特徴を有するものである。
(本考案の作用) 上記のように構成したので、吸引ポンプを駆動
しながら、電気刺激発生器から刺激電流を流せ
ば、その電気治療と揉み治療とを同時に行なうこ
とができる。
また、上記のように第1柔軟体の硬さを、第2
柔軟体よりも硬くしたので、カツプ内を吸引した
ときに、この第1柔軟体がカツプの変形に追随す
るが、第2柔軟体よりもその収縮が少ない。
したがつて、カツプの縁と第1柔軟体との境界
部分の段差、及び第1柔軟体と第2柔軟体との境
界部分の段差が、滑らかになる。
(本考案の効果) 上記のようにカツプの縁の部分の段差が滑らか
になるので、そのカツプの縁に沿つて局部的に皮
膚が吸い込まれたりせず、皮膚にカツプの跡がつ
いたり、あるいはその部分が内出血したりしなく
なる。
(本考案の実施例) 第1、2図に示した実施例は、カツプ1に海綿
体からなる第1、2柔軟体7,8を装填したもの
で、その他の構成は上記従来と同様である。
そして、第1柔軟体7はカツプ1に沿つて装填
するとともに、その中央部に凹部9を形成してい
るが、この凹部9に、上記第2柔軟体8をはめ込
んでいる。
上記第1柔軟体7は、第2柔軟体8よりも、そ
の硬さを硬くしている。つまり、第2柔軟体8
は、通常の海綿からからなり、手で軽く握り締め
れば、簡単に形状変形するようにしている。これ
に対して、第1柔軟体7は、それを多少強く握り
締めなければ、その形状が変形しない程度の硬さ
を保持するとともに、その収縮率を小さくしてい
る。
しかして、吸引ポンプ4を駆動して、カツプ1
内を真空にすると、硬い方の第1柔軟体7は、第
2図に示すように、カツプ1の形状変形に追随し
つつ、その内周部分が多少収縮する。
これに対して、第2柔軟体8は、第2図に示す
ように、平均的に収縮する。平均的に収縮すると
いうことに関しては従来と同様であるが、この実
施例では、この第2柔軟体8の周囲に第1柔軟体
7を設けているので、その境界部分d1の段差が非
常に滑らかになる。
上記のようにこの実施例の治療器用吸引電極に
よれば、カツプ1内を真空にしても、カツプ1と
第1柔軟体7の境界部分における段差d2はほとん
どなくなる。このように各境界部分における段差
d1,d2がほとんどなくなるので、カツプ1の周囲
で局部的に強く吸引されたりしなくなる。
したがつて、この実施例の電極を使用する限り
は、皮膚にカツプの跡が残つたり、あるいはその
部分が内出血したりしなくなる。
【図面の簡単な説明】
図面第1,2図はこの考案の実施例を示すもの
で、第1図はノーマル状態の断面図、第2図はカ
ツプ内を真空にしたときの断面図、第3図は従来
の電極のノーマル状態の断面図である。 1…カツプ、2…端子、3…エア通路、4…吸
引ポンプ、5…電気刺激発生器としての低周波電
流発生器、7…第1柔軟体、8…第2柔軟体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可撓性を有するカツプに、水分を吸収する柔軟
    体を装填し、しかも、このカツプ内には端子を挿
    入するが、この端子は、電気刺激発生器に電気的
    に接続するとともに、この端子に形成したエア通
    路を吸引ポンプに接続し、かつ上記端子を柔軟体
    に接触させ、カツプ内を吸引しながら、刺激電流
    を流す治療器用吸引電極において、上記カツプの
    内側に沿つて第1柔軟体を装填し、この第1柔軟
    体の内側に第2柔軟体を装填するとともに、第2
    柔軟体よりも第1柔軟体を硬くした治療器用吸引
    電極。
JP9976387U 1987-06-29 1987-06-29 Expired JPH0354752Y2 (ja)

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JP9976387U JPH0354752Y2 (ja) 1987-06-29 1987-06-29

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JP9976387U JPH0354752Y2 (ja) 1987-06-29 1987-06-29

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JPS643644U JPS643644U (ja) 1989-01-11
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