JPH069680Y2 - 治療器用吸引電極 - Google Patents

治療器用吸引電極

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JPH069680Y2
JPH069680Y2 JP13463688U JP13463688U JPH069680Y2 JP H069680 Y2 JPH069680 Y2 JP H069680Y2 JP 13463688 U JP13463688 U JP 13463688U JP 13463688 U JP13463688 U JP 13463688U JP H069680 Y2 JPH069680 Y2 JP H069680Y2
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JP
Japan
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cup
flexible body
conductor
therapeutic device
suction electrode
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JPH0255965U (ja
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隆 山崎
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マクター株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はカップ内を真空にしてそれを人体に吸着させな
がら低周波電流等を流し、電気刺激治療等を施すための
治療器用吸引電極に係り、特に、柔軟体のカップ内から
の脱落を防止したものに関する。
(従来の技術) 第4図及び第5図を参照して従来例を説明する。第4図
は治療器用吸引電極の構成を示す断面図であり、第5図
は治療時の治療器用吸引電極の構成を示す断面図であ
る。
図中符号101はカップであり、このカップ101の天井部10
1aには筒状の挿入部101bが形成されており、この挿入部
101bを支持ケース103にはめ着けている。
上記ケース103の中心部分に導電体105が固定されてお
り、この導電体105にはエア通路105aが形成されてい
る。又導電体105の下端は上記カップ101内に若干量突出
している。上記導電体105は低周波電流発生器107に電気
的に接続されており、又、上記エア通路105aを介して真
空ポンプ109に接続されている。
上記導電体105の下端には導電性の円板111が固定されて
おり、この円板111にはエア通路105aをカップ101内に連
通させる排気孔113が形成されている。
上記カップ101内には海綿あるいはウレタン等からなる
柔軟体115が上記円板111に密着された状態で装填されて
おり、この柔軟体115には塩水等が含有されていて、そ
の導電性を良好なものにしている。
上記構成をもとに作用を説明する。まずカップ101を皮
膚の上に接触させ、その状態で真空ポンプ109を駆動
し、カップ101内を真空にする。
上記操作によりカップ101内は真空となり、第5図に示
すように柔軟体115が皮膚117に密着した状態となる。こ
の状態で低周波発生器107より電流を流すと、低周波に
よる電気刺激が人体に与えられる。
(本考案が解決しようとする問題点) 従来の構成によると、柔軟体115のカップ101からの脱落
が問題となっていた。すなわち柔軟体115はカップ101内
に装填されているだけだであって決して強固に固定され
ているわけではなく、カップ101からの脱落が懸念され
ていた。
本考案はこのような点に基いてなされたものでその目的
とするところは、柔軟体のカップからの脱落を防止する
ことが可能な治療器用吸引電極を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するべく本願考案による治療器用吸引電
極は、可撓性のカップにエア通路を形成した導動体の下
端を臨ませ、この導動体を電気刺激発生器に電気的に接
続し、上記エア通路を真空ポンプに接続し、上記カップ
内に海綿あるいはウレタン等の柔軟体を装填してなり、
上記真空ポンプを駆動してカップ内を真空にするととも
に、、上記電気刺激発生器より上記導電体及び柔軟体を
介して人体に電流を流す治療器用吸引電極において、上
記導電体の下端にはエア通路とカップ内を連通する排気
孔を備えた指圧棒が上記円板及び柔軟体を気密に貫通し
て取付けられており、上記指圧棒の外径は上記柔軟体の
挿入孔の内径よりも若干大きく、指圧棒を挿入すること
により、上記挿入孔を若干拡径させて取付けるようにし
たことを特徴とするものである。
(本考案の作用) 導電体の下方には指圧棒が円板及び柔軟体を貫通して取
付けられており、その際指圧棒の外径は柔軟体に形成さ
れた挿入孔の内径よりも若干大きなものとなっている。
そして指圧棒は柔軟体の挿入孔を若干拡径させることに
より挿入固定されている。かかる指圧棒と柔軟体とのは
め合い構造により、柔軟体は指圧棒に強固に固定された
状態となり、それによって柔軟体のカップからの脱落を
防止することができる。
(本考案の実施例) 以下第1図ないし第3図を参照して本考案の一実施例を
説明する。第1図は治療器用吸引電極の構成を示す断面
図であり、第2図は治療時の治療器用吸引電極の構成を
示す断面図である。
図中符号1はカップであり、このカップ1の天井部1aに
は筒状の挿入部1bが形成されており、この挿入部1bを支
持ケース3にはめ着けている。
上記ケース3の中心部分に導電体5が固定されており、
この導電体5にはエア通路5aが形成されている。又、導
電体5の下端は上記カップ1内に若干量突出している。
上記導電体5は低周波電流発生器7に電気的に接続され
ており、又、上記エア通路5aを介して真空ポンプ9に接
続されている。上記導電体5の下端には中空状であって
上端を開口とした指圧棒11がはめ込まれており、又、こ
の指圧棒11の外周であって導電体5の下端には円板13が
固着されている。上記指圧棒11にはエア通路5a内をカッ
プ1内に連通させるための排気孔15が形成されている。
上記カップ1の天井部1aの下端面には環状突部17が形成
されており、この環状突部17と上記円板13とは密着状態
にあり、これによって真空補助室19を形成する。この真
空補助室19の形成により、例えば、複数ある治療器用吸
引電極のうち皮膚に密着させない非使用状態の治療器用
吸引電極があっても、該治療器用吸引電極内には真空補
助室19により真空状態が形成されているので、他の治療
状態の治療器用吸引電極の真空状態の破壊を防止でき
る。
上記円板13の下方であってカップ1内には柔軟体21が装
填されており、この柔軟体21は海綿あるいはウレタン等
からなり、塩水等の含有によりその導電性は良好なもの
となっている。又、前記指圧棒11は第3図に示すように
柔軟体21に形成された挿入孔21a内に挿入されている。
そして指圧棒11の外径をdとし、柔軟体21に形成され
た挿入孔21aの内径をdとすると、次のような関係に
ある。
>d…(I) つまり指圧棒11の外径dは柔軟体21の挿入孔21aの内
径dより若干量大きくなており、かかるはめ合いの関
係により、柔軟体21はカップ1内に強固に保持されカッ
プ1内からの脱落は防止される。
次にカップ1の下端部23の形状について説明する。カッ
プ1の下端部23の横断面形状は円弧状をなしている。こ
れは治療時における皮膚25への局部的食込みを防止して
不快感をなくすとともに、皮膚にカップ1のあとがつか
ないようにする。又、下端部23の内周縁23aの上面はほ
ぼ水平方向に延長されていて柔軟体21の外周部を鉛直下
方から支持する構成となっている。
以上の構成を基にその作用を説明する、 まずカップ1に力を加えず、第1図に示す状態に保つ
と、環状突部17が円板13に密着して、真空補助室19が密
閉されている。この状態で真空ポンプ9の吸引力を真空
補助室19に作用させれば、この真空補助室19内が真空に
保たれる。
次にカップ1を皮膚25に当ててケース3とともに導電体
5を押し込む。これによってカップ1の天井部1aが変形
するとともに、環状突部17と円板13とが離脱し、真空補
助室19と柔軟体21を装填したカップ1内とが連通する、
これによって真空ポンプ9の吸引力がカップ1内にも作
用する。
カップ1内に吸引力が作用すると、第2図に示すように
天井部1aが撓み、柔軟体21が皮膚25に密着されるととも
に、指圧棒11の先端が皮膚25に圧接される。この状態で
低周波電流発生器7より電流を流して、人体に電気刺激
を与える。このとき上記指圧棒11は指圧機能を発揮する
とともに、支柱として機能し、カップ1の変形を小さく
抑える。これによって吸引力が皮膚25に効果的に作用
し、治療効果を高めることができる。
又、柔軟体21のカップ1内への保持は従来より強固にな
されている。すなわち、柔軟体21は挿入孔21aと指圧棒
11とのはめ合い構造により、指圧棒11に強固に固定され
ており、かつカップ1の下端部23の内周縁23aの上面は
ほぼ水平方向に延長されていて、柔軟体21の外周部を鉛
直下方から支持する構成になっているからである。
以上本実施例によると、以下のような効果を奏すること
ができる。
まず柔軟体21のカップ1からの脱落を確実に防止するこ
とができる。これは指圧棒11と柔軟体21の挿入孔21aと
のはめ合い構造に大きく起因する。すなわち指圧棒11は
挿入孔21aを若干拡径させるようにして挿入孔21a内に
挿入されているからである。又、カップ1の下端部23の
構成も大きく寄与している。すなわちカップ1の下端部
23の内周縁23aの上面はほぼ水平方向に延長されてい
て、柔軟体21の外周部を鉛直下方から支持する構成にな
っているからである。
又、指圧棒11により指圧効果を発揮させることができる
ので、治療効果の向上を図ることができる。
さらに指圧棒11が支柱として機能してカップ1の変形を
抑制するので、吸引力を効果的に皮膚25に作用させるこ
とができ、治療効果を向上させることができる。
(本考案の効果) 以上詳述したように本考案による治療器用吸引電極によ
ると、柔軟体のカップからの脱落を防止することができ
るとともに、指圧効果によって治療効果の向上を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示す図で、第
1図は治療器用吸引電極の断面図、第2図は治療時にお
ける治療器用吸引電極の断面図、第3図は第1図のIII
部を拡大して示す断面図、第4図及び第5図は従来例を
示す図で、第4図は治療器用吸引電極の断面図、第5図
は治療時における治療器用吸引電極の断面図である。 1……カップ、5……導電体、5a……導電体のエア通
路、7……電気刺激発生器、9……真空ポンプ、11……
指圧棒、13……円板、21……柔軟体、21a……柔軟体の
挿入孔、25……皮膚。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性のカップにエア通路を形成した導動
    体の下端を臨ませ、この導動体を電気刺激発生器に電気
    的に接続し、上記エア通路を真空ポンプに接続し、上記
    カップ内に海綿あるいはウレタン等の柔軟体を装填して
    なり、上記真空ポンプを駆動してカップ内を真空にする
    とともに、、上記電気刺激発生器より上記導電体及び柔
    軟体を介して人体に電流を流す治療器用吸引電極におい
    て、上記導電体の下端にはエア通路とカップ内を連通す
    る排気孔を備えた指圧棒が上記円板及び柔軟体を気密に
    貫通して取付けられており、上記指圧棒の外径は上記柔
    軟体の挿入孔の内径よりも若干大きく、指圧棒を挿入す
    ることにより、上記挿入孔を若干拡径させて取付けるよ
    うにしたことを特徴とする治療器用吸引電極。
JP13463688U 1988-10-15 1988-10-15 治療器用吸引電極 Expired - Lifetime JPH069680Y2 (ja)

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JP13463688U JPH069680Y2 (ja) 1988-10-15 1988-10-15 治療器用吸引電極

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Publication Number Publication Date
JPH0255965U JPH0255965U (ja) 1990-04-23
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