JPH0638433A - レジンモールドモータ - Google Patents
レジンモールドモータInfo
- Publication number
- JPH0638433A JPH0638433A JP19254392A JP19254392A JPH0638433A JP H0638433 A JPH0638433 A JP H0638433A JP 19254392 A JP19254392 A JP 19254392A JP 19254392 A JP19254392 A JP 19254392A JP H0638433 A JPH0638433 A JP H0638433A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- bearing bracket
- mounting plate
- mounting
- resin mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】巻線4を樹脂絶縁物5で固めて筒状に形成した
レジンモールドモータの固定子12の端面に軸受ブラケ
ット17を所要部品数の少ない簡易な構造で取付け可能
にする。 【構成】固定子12の端面部に軸受ブラケット17を取
付ける環状の取付け板16を一体的にインサートする。
レジンモールドモータの固定子12の端面に軸受ブラケ
ット17を所要部品数の少ない簡易な構造で取付け可能
にする。 【構成】固定子12の端面部に軸受ブラケット17を取
付ける環状の取付け板16を一体的にインサートする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は巻線を樹脂絶縁物で固
めて固定子を形成したレジンモールドモータにおいて、
簡易な構造で固定子の端面に軸受ブラケットを取付ける
ことができるようにしたものに関する。
めて固定子を形成したレジンモールドモータにおいて、
簡易な構造で固定子の端面に軸受ブラケットを取付ける
ことができるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】レジンモールドモータの従来例を図5に
もとづいて説明する。この図において、円筒状の回転子
1を包囲する固定子2が固定子鉄心3に巻装した巻線4
を熱硬化性の樹脂絶縁物5で固めて筒状に形成され、こ
の固定子2の端面に複数のナット6が一体的にインサー
トされている。前記ナット6は固定子2の端面に軸受ブ
ラケット7を取付けるためのもので、ボルト8をナット
6にねじ込んで締めつけることにより固定結合される。
もとづいて説明する。この図において、円筒状の回転子
1を包囲する固定子2が固定子鉄心3に巻装した巻線4
を熱硬化性の樹脂絶縁物5で固めて筒状に形成され、こ
の固定子2の端面に複数のナット6が一体的にインサー
トされている。前記ナット6は固定子2の端面に軸受ブ
ラケット7を取付けるためのもので、ボルト8をナット
6にねじ込んで締めつけることにより固定結合される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記構造では複数のナ
ット6をモールド成形型に位置精度を出して装着する必
要があるのでこの装着作業に多くの手数を要するのみで
なく、成形時に樹脂絶縁物5がナット6のねじ部に流れ
込むようなことがあるとボルト8をねじ込むことができ
なくなるという欠点があった。
ット6をモールド成形型に位置精度を出して装着する必
要があるのでこの装着作業に多くの手数を要するのみで
なく、成形時に樹脂絶縁物5がナット6のねじ部に流れ
込むようなことがあるとボルト8をねじ込むことができ
なくなるという欠点があった。
【0004】この発明は前記の欠点を除去するために、
簡易な構造で固定子の端面に軸受ブラケットを取付ける
ことができるようにしたレジンモールドモータを提供す
ることを目的とする。
簡易な構造で固定子の端面に軸受ブラケットを取付ける
ことができるようにしたレジンモールドモータを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は前記の目的を
達成するために、固定子鉄心3に巻装した巻線4を樹脂
絶縁物5で固めて固定子12を筒状に形成し、この固定
子12の端面部に軸受ブラケット17を取付ける環状の
取付け板16を一体的にインサートするようにしたもの
である。前記取付け板16には例えば軸受ブラケット1
7を取付けるタッピンねじ18用の下穴16aを使用ね
じ本数の整数倍設けたり、外周部に先端部が固定子鉄心
3の端面に当接する円筒状体16bを一体形成すること
もできる。
達成するために、固定子鉄心3に巻装した巻線4を樹脂
絶縁物5で固めて固定子12を筒状に形成し、この固定
子12の端面部に軸受ブラケット17を取付ける環状の
取付け板16を一体的にインサートするようにしたもの
である。前記取付け板16には例えば軸受ブラケット1
7を取付けるタッピンねじ18用の下穴16aを使用ね
じ本数の整数倍設けたり、外周部に先端部が固定子鉄心
3の端面に当接する円筒状体16bを一体形成すること
もできる。
【0006】
【作用】前記取付け板16をインサートすることにより
従来例で説明したものより所要部品数が減り、またこれ
によりモールド成形型への装着作業も容易となる。なお
取付け板16に設けたタッピンねじ用下穴16aを使用
ねじ本数の整数倍としたのは一組の下穴16aが損傷し
ても異なる他の下穴16aを予備として使用できるよう
にするためで、取付け板16の外周部に円筒状体16b
を設けたのはこの円筒状体16bの先端部を固定子鉄心
3の端面に当接させて軸方向の位置決め作業を容易にす
るためである。
従来例で説明したものより所要部品数が減り、またこれ
によりモールド成形型への装着作業も容易となる。なお
取付け板16に設けたタッピンねじ用下穴16aを使用
ねじ本数の整数倍としたのは一組の下穴16aが損傷し
ても異なる他の下穴16aを予備として使用できるよう
にするためで、取付け板16の外周部に円筒状体16b
を設けたのはこの円筒状体16bの先端部を固定子鉄心
3の端面に当接させて軸方向の位置決め作業を容易にす
るためである。
【0007】
【実施例】図1ないし図4はこの発明の実施例を示すも
ので、図5と同一符号で示すものは同一部品である。こ
れらの図において、固定子12が固定子鉄心3に巻装し
た巻線4を樹脂絶縁物5で固めて筒状に形成され、この
固定子12の端面部に軸受ブラケット17を取付けるた
めの環状取付け板16が一体的にインサートされてい
る。前記軸受ブラケット17は取付け板16に複数のタ
ッピンねじ18をねじ込んで締めつけることにより固定
結合され、取付け板16にはタッピンねじ18用の下穴
16aが使用ねじ本数の整数倍(図4に示すものでは2
倍)設けられている。前記下穴16aを使用ねじ本数の
整数倍設けたのは一組の下穴16aが損傷しても異なる
他の下穴16aを予備として使用できるようにするため
で、樹脂絶縁物5は取付け板16の下穴16a部の両面
部にタッピンねじ18の挿通穴と逃げ穴をモールド形成
してタッピンねじ18のねじ込み固定を容易にしてい
る。前記取付け板16の外周部にはモールド成形時に取
付け板16の軸方向の位置決め作業を容易にするために
先端部が固定子鉄心3の端面に当接する円筒状体16b
が一体形成されている。
ので、図5と同一符号で示すものは同一部品である。こ
れらの図において、固定子12が固定子鉄心3に巻装し
た巻線4を樹脂絶縁物5で固めて筒状に形成され、この
固定子12の端面部に軸受ブラケット17を取付けるた
めの環状取付け板16が一体的にインサートされてい
る。前記軸受ブラケット17は取付け板16に複数のタ
ッピンねじ18をねじ込んで締めつけることにより固定
結合され、取付け板16にはタッピンねじ18用の下穴
16aが使用ねじ本数の整数倍(図4に示すものでは2
倍)設けられている。前記下穴16aを使用ねじ本数の
整数倍設けたのは一組の下穴16aが損傷しても異なる
他の下穴16aを予備として使用できるようにするため
で、樹脂絶縁物5は取付け板16の下穴16a部の両面
部にタッピンねじ18の挿通穴と逃げ穴をモールド形成
してタッピンねじ18のねじ込み固定を容易にしてい
る。前記取付け板16の外周部にはモールド成形時に取
付け板16の軸方向の位置決め作業を容易にするために
先端部が固定子鉄心3の端面に当接する円筒状体16b
が一体形成されている。
【0008】
【発明の効果】この発明によれば巻線を樹脂絶縁物で固
めて固定子を筒状に形成したレジンモールドモータにお
いて、固定子の端面部に軸受ブラケットを取付ける環状
の取付け板を一体的にインサートするようにしたので、
従来例で説明したものより所要部品数の少ない簡易な構
造で軸受ブラケットを取付けることができるという効果
が得られる。さらに取付け板に軸受ブラケット取付け用
タッピンねじの下穴を使用ねじ本数の整数倍設けるよう
にすれば一部の下穴が損傷しても他の下穴を予備として
使用することができ、また取付け板の外周部に先端部が
固定子鉄心の端面に当接する円筒状体を一体形成するよ
うにすればモールド成形時に取付け板の軸方向の位置決
め作業を容易に行うことができる。
めて固定子を筒状に形成したレジンモールドモータにお
いて、固定子の端面部に軸受ブラケットを取付ける環状
の取付け板を一体的にインサートするようにしたので、
従来例で説明したものより所要部品数の少ない簡易な構
造で軸受ブラケットを取付けることができるという効果
が得られる。さらに取付け板に軸受ブラケット取付け用
タッピンねじの下穴を使用ねじ本数の整数倍設けるよう
にすれば一部の下穴が損傷しても他の下穴を予備として
使用することができ、また取付け板の外周部に先端部が
固定子鉄心の端面に当接する円筒状体を一体形成するよ
うにすればモールド成形時に取付け板の軸方向の位置決
め作業を容易に行うことができる。
【図1】この発明の実施例の一部縦断面図
【図2】図1の要部拡大縦断面図
【図3】図1の側面図
【図4】図1の軸受ブラケットを取外した状態の側面図
【図5】従来例の要部縦断面図
3 固定子鉄心 4 巻線 5 樹脂絶縁物 12 固定子 16 取付け板 16a 下穴 16b 円筒状体 17 軸受ブラケット 18 タッピンねじ
Claims (3)
- 【請求項1】固定子鉄心に巻装した巻線を樹脂絶縁物で
固めて固定子を筒状に形成したレジンモールドモータに
おいて、前記固定子の端面部に軸受ブラケットを取付け
る環状の取付け板を一体的にインサートしたことを特徴
とするレジンモールドモータ。 - 【請求項2】請求項1記載のレジンモールドモータにお
いて、取付け板に軸受ブラケットを取付けるタッピンね
じ用の下穴を使用ねじ本数の整数倍設けたことを特徴と
するレジンモールドモータ。 - 【請求項3】請求項1記載のレジンモールドモータにお
いて、取付け板の外周部に先端部が固定子鉄心の端面に
当接する円筒状体を一体形成したことを特徴とするレジ
ンモールドモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19254392A JPH0638433A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | レジンモールドモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19254392A JPH0638433A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | レジンモールドモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0638433A true JPH0638433A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16293032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19254392A Pending JPH0638433A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | レジンモールドモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0638433A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009077598A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-09 | Hitachi Appliances Inc | 洗濯機の駆動用モータ |
JP2010106733A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | Mitsubishi Electric Corp | ポンプ及びヒートポンプ式給湯装置及びポンプの製造方法 |
-
1992
- 1992-07-21 JP JP19254392A patent/JPH0638433A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009077598A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-09 | Hitachi Appliances Inc | 洗濯機の駆動用モータ |
JP2010106733A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | Mitsubishi Electric Corp | ポンプ及びヒートポンプ式給湯装置及びポンプの製造方法 |
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