JPH0638304Y2 - 冷蔵庫用ユニットクーラ - Google Patents

冷蔵庫用ユニットクーラ

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JPH0638304Y2
JPH0638304Y2 JP15114889U JP15114889U JPH0638304Y2 JP H0638304 Y2 JPH0638304 Y2 JP H0638304Y2 JP 15114889 U JP15114889 U JP 15114889U JP 15114889 U JP15114889 U JP 15114889U JP H0638304 Y2 JPH0638304 Y2 JP H0638304Y2
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JP
Japan
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cooler
refrigerator
coolers
defrosting
unit cooler
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JP15114889U
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JPH0389369U (ja
Inventor
秀夫 宮内
Original Assignee
中野冷機株式会社
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Publication date
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
  • Defrosting Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プレハブ冷蔵庫やディスプレィ冷蔵庫等の各
種の業務用大型冷蔵庫に使用されるユニットクーラに関
する。
〔従来の技術〕
各種の業務用大型冷蔵庫に使用されるユニットクーラと
して、例えば第4図に示されるものがある。
このユニットクーラ1は、それぞれに冷却器2とファン
モータ3とを備える一対のクーラ4,5を、上下方向に重
ねたもので、冷蔵庫6の天井6aに吊下げて取付けられ
る。
上記クーラ4,5は、冷却器2やファンモータ3が同位相
に配設されるほか、冷気の吹出し口7,7と、空気の吸込
み口8,8とが同方向に設けられている。
このように構成されるクーラ4,5は、常時は双方の冷却
器2,2を作動して同時運転を行なうほか、霜取りを行な
うために冷却器2の運転を休止する場合にも、いずれか
一方は運転を継続していて、常に冷気を庫内へ送るよう
にしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
このような構成にあっては、両クーラ4,5が隔板で仕切
られるものの、双方の吹出し口7,7が同側の上下に近接
して設けられ、除霜で休止中の冷却器2に、運転中の冷
却器2の冷気が強く働らくため、霜が落ちにくくなって
多大な時間を要する。また、この除霜中に、他方は運転
を継続するとはいっても、庫内温度を一定に保持するた
めには、双方のクーラ4,5を同時運転するのが好ましい
には変りなく、除霜時間が長いと所定の庫内温度に戻り
にくい。除霜時間の短縮のみを考えれば、運転継続側の
クーラの冷却能力を上げればよいが、除霜側クーラの霜
取りを、より妨げることとなる。
この対策として、各吹出し口7の前面にダンパ9を開閉
可能に設けて、除霜側の吹出し口7を閉塞する手段が考
えられるが、ダンパ9を冷却器2の運転及び休止に連動
して自動で開閉するための構造が複雑で高価となり、ま
たこの開閉構造やダンパ9自体が氷結して作動しなくな
る虞があるため、有効な解決手段とはいえない。
更に、両クーラ4,5の吹出し口7,7が同側に設けられるこ
とから、このユニットクーラ1が、庫内の冷却効率を高
めるために冷蔵庫6の隅部近傍に配設されるため、冷気
の流れが隅々まで行き渡らず、庫内温度が不均一となり
易い。
本考案は、かかる実情を背景にしてなされたもので、除
霜中の冷却器に対する冷気の影響を防止して、除霜を短
時間で行なうことができ、また庫内温度を均一化するよ
うにした冷蔵庫用のユニットクーラを安価に提供するこ
とを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本考案の冷蔵庫用ユニット
クーラは、それぞれに冷却器とファンモータとを備える
一対のクーラを持ち、両冷却器を交代で休止して除霜を
行なう冷蔵庫用ユニットクーラにおいて、前記両クーラ
を左右に隣接して設け、各ファンモータをクーラの下面
に配設すると共に、冷気の吹出し口を各クーラの側部に
異なる方向へ向けて形成したことを特徴とするものであ
る。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図乃至第3図に基づいて
説明する。
冷蔵庫用のユニットクーラ10は、横長のケーシング11内
に、一対のクーラ12,13が隔板14を挟んで左右に隣接し
て設けられている。このクーラ12,13は、下面に開口す
る各空気吸込み口15にそれぞれファンモータ16が配設さ
れるほか、冷却器17,17が反対面内側にケーシング11の
略全長に亙って設けられ、更に各冷却器17の前面に、冷
気の吹出し口18,18が設けられる。
このユニットクーラ10は、冷蔵庫6の天井6aの略中央に
吊下げられ、冷却器17,17で生成された冷気は、吹出し
口18,18から反対方向に向けて吹出される。
この冷気流れは、双方のクーラ12,13を同時運転した場
合に、第2図の実線に示す如く、対向する側壁6b,6cに
沿ってそれぞれ下降し、更にユニットクーラ10の下方で
ぶつかり合って上昇し、吸込み口15,15からクーラ12,13
へ還流する。即ち、同時運転では、各冷気流れが、天井
6aの中央から冷蔵庫6の内部を半分づつ循環する対流と
なり、冷気を隅々まで有効に行き渡らせる。これによ
り、庫内温度の均一化が図れ、更に吹出し能力も、同じ
庫内容積であれば従来よりも小さくて済むので、製品の
小形化及び省力化が図れる。
また、霜取りで一方のクーラ13を休止した場合に、運転
が継続される他方のクーラ12の冷気流れは、第2図の破
線に示すように、ユニットクーラ10の下方から、他方の
側壁6c側へ回り込んで上昇し、冷蔵庫6内を略一周し
て、クーラ12側の吸込み口15へ還流する。双方のクーラ
12,13の各吹出し口18と冷却器17は、各冷気が反対方向
へ吹出すように、背中合わせに離れて設けられるため、
運転中のクーラ12側から吹出した冷気は、休止中のクー
ラ13側の冷却器17に流れにくくなる。しかも、それぞれ
の吸込み口15とファンモータ16とが、吹出し口18よりも
下側で且つ面を異にする下面に設けられ、クーラ12側の
ファンモータ16が冷気を積極的に吸込むので、クーラ13
側の冷却器17に冷気が一層流れにくくなる。これによ
り、除霜能力が高められ、休止した冷却器17の除霜を短
時間に行なえると共に、休止による庫内の温度変化が最
小限に抑えられる。
またこのように、休止による庫内の温度変化は小さい
が、運転を継続するクーラ12の冷却能力を高めることに
より、除霜を妨げることなく除霜時間を一層短縮するこ
とができる。
尚、各クーラの側部に形成される双方の吹出し口は、形
成面を別にすればよく、隣り合う側面に形成しても差支
えない。
〔考案の効果〕
本考案のユニットクーラは、一対のクーラを左右に隣接
して設け、各ファンモータをクーラの下面に配設すると
共に、冷気の吹出し口を各クーラの側部に異なる方向へ
向けて形成したから、除霜で休止した冷却器に冷気が行
きにくくなり、冷却器の除霜能力を高めて、除霜を短時
間に行なえる。また、休止による庫内の温度変化を最小
限に抑えることができる。
更に、庫内を2方向の冷気流れで冷却するので、冷気が
隅々まで有効に行き渡り、庫内温度を均一化し、吹出し
能力も、庫内容積が同じであれば従来よりも小さくて済
むので、製品の小形化及び省力化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示し、第1図は
ユニットクーラの斜視図、第2図は冷蔵庫にこのユニッ
トクーラを取付けた断面図、第3図は第2図のユニット
クーラを他の箇所で切断した要部断面図、第4図は従来
のユニットクーラを冷蔵庫に取付けた断面図である。 6…冷蔵庫、6a…天井、6b,6c…側壁、10…ユニットク
ーラ、11…ケーシング、12,13…クーラ、15…空気吸込
み口、16…ファンモータ、17…冷却器、18…冷気の吹出
し口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれに冷却器とファンモータとを備え
    る一対のクーラを持ち、両冷却器を交代で休止して除霜
    を行なう冷蔵庫用ユニットクーラにおいて、前記両クー
    ラを左右に隣接して設け、各ファンモータをクーラの下
    面に配設すると共に、冷気の吹出し口を各クーラの側部
    に異なる方向へ向けて形成したことを特徴とする冷蔵庫
    用ユニットクーラ。
JP15114889U 1989-12-28 1989-12-28 冷蔵庫用ユニットクーラ Expired - Lifetime JPH0638304Y2 (ja)

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JP15114889U JPH0638304Y2 (ja) 1989-12-28 1989-12-28 冷蔵庫用ユニットクーラ

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JP15114889U JPH0638304Y2 (ja) 1989-12-28 1989-12-28 冷蔵庫用ユニットクーラ

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Publication Number Publication Date
JPH0389369U JPH0389369U (ja) 1991-09-11
JPH0638304Y2 true JPH0638304Y2 (ja) 1994-10-05

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JP5600395B2 (ja) * 2009-04-09 2014-10-01 株式会社前川製作所 食品の搬送式冷却方法及び装置
JP7295556B2 (ja) * 2019-05-22 2023-06-21 菱熱工業株式会社 トッピングライン冷却装置

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