JPH0794948B2 - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

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JPH0794948B2
JPH0794948B2 JP14231790A JP14231790A JPH0794948B2 JP H0794948 B2 JPH0794948 B2 JP H0794948B2 JP 14231790 A JP14231790 A JP 14231790A JP 14231790 A JP14231790 A JP 14231790A JP H0794948 B2 JPH0794948 B2 JP H0794948B2
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JP
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condenser
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condensing unit
blower
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利明 久保田
林  広茂
隆 上沼
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] 産業上の利用分野 本発明は、それぞれ独立した2つの冷凍サイクルにて貯
蔵室を冷却する冷却装置に関する。
従来の技術 庫内を画成する断熱壁の上方に圧縮機・凝縮器・送風機
等を設置する機械室を形成した上部ケースと、庫内を画
成する断熱壁の下方に圧縮機・凝縮器等を設置し、背面
に排気路を有する機械室を形成した下部ケースとからな
り、この下部ケース上に上部ケースを配置して下部ケー
スの背面より上部ケースの背面を後方に突出させ、上部
ケースの後部直下に排気空間を形成してなる低温ショー
ケースにあって、上端が上部ケースの送風機の風上側に
開口し、下端が排気空間側に開口する通路を、上部ケー
スの断熱壁の背壁に形成したものとして、特公昭62−49
553号公報がある。
発明が解決しようとする課題 前記公報にあっては、上下部両ケースのそれぞれに機械
室が形成してある関係上、ショーケースにおける床面か
らの高さを一定とした場合、上部と下部にそれぞれ別個
に機械室が位置するため、ショーケースの庫内容積が小
さくなりやすい。しかもこの公報に示すようないわゆる
デェアルタイプのショーケースにあっては、上部ケース
は下部ケースに比較してその奥行寸法が小さいため、下
部ケースの下部に形成される機械室と同じく、上部ケー
スの機械室に対して、前面に吸気口・背面に排気口をそ
れぞれ形成し、凝縮ユニットを構成する部品を前後方向
に配設することができない。このため、該公報第3図に
示すように、左右側面に吸排気口をそれぞれ形成して、
凝縮ユニットを構成する部品を左右方向に向けて配設し
なければならなかった。また、デュアルタイプのショー
ケースにあっては、上下部両ケースに対応する各凝縮ユ
ニットを、ともに上部ケースの上部に形成される機械室
だけに配設することは、スペース的な関係から行われて
いない。
そこで本発明では、2つの凝縮ユニットを1つの機械室
に配設するようにした冷却装置を提供するものである。
[発明の構成] 課題を解決するための手段 本発明の冷却装置は、互いに独立した2つの冷凍サイク
ルと、一方の冷凍サイクルの一部を構成し第1圧縮機・
第1凝縮器及び第1凝縮器用送風装置からなる第1凝縮
ユニットと、他方の冷凍サイクルの一部を構成し第2圧
縮機・第2凝縮器及び第2凝縮器用送風装置からなる第
2凝縮ユニットと、前面に吸気口・背面に空気排出口を
それぞれ有し前記第1及び第2凝縮ユニットを収納する
機械室とを備え、第1及び第2凝縮器は、その各空気吸
込面が互いに向かい合い、かつ、空気吸込面における2
組の向かい合う垂辺のうち、前側の辺同士の距離が後ろ
側の辺同士の距離よりも大きくなるように配置したもの
である。
作用 第1・第2各凝縮ユニットの凝縮器の空気吸込面が互い
に向かい合い、かつ、空気吸込面における2組の向かい
合う垂辺のうち、前側の辺同士の距離が後ろ側の辺同士
の距離よりも大きくなるように、各凝縮器を配置したた
め、各凝縮器を通過した空気はお互いに遠ざかる方向に
導かれる。しかも、機械室を風の流れ方向にみたとき、
従来のように各部品を前後方向に直線的に配置する場合
に比較して、各凝縮ユニットを構成する部品の配置距離
が長くなる。
実施例 以下図面に基づき本発明の実施例を説明する。
1は冷却装置であって、前面に商品収納及び取出用の開
口2を形成した断熱箱3にてその本体を構成してなるい
わゆる低温ショーケースを例にとり説明する。
低温ショーケース1は、上下一対のヒンジにより回動自
在に枢支され開口2を開閉自在に閉塞する把手付の3枚
の回動式の透明扉11を断熱箱3の前面に備え、この断熱
箱3庫内面より適当間隔を存して金属製の区画板12及び
底板13を配設している。これにより、複数の棚14及び側
壁前部に縦方向に位置する照明装置としての螢光灯15を
備える貯蔵室16と、2つの冷凍サイクルA及びBの蒸発
器として作用しフィンを共通使用したプレートフィン型
蒸発器17及び蒸発器用送風装置18を設置し区画板12及び
底板13と断熱箱3とにより形成される冷気通路19と、開
口2の内側上下両端縁に沿って相対向する吹出口20及び
吸込口21をそれぞれ形成している。
そして、蒸発器17で熱交換された空気(これを冷気とい
う)を送風装置18でもって強制循環することにより、吹
出口20から吸込口21へ向けて透明扉2の裏面に沿って流
れる冷気流すなわちエアーカーテンを形成して、貯蔵室
16を冷却するものである。
40は低温ショーケース1の上部すなわち断熱箱3の上方
に形成された機械室であっえて、天板41・左右側板42,4
3及び吸込グリル兼用の機械室カバー44を有し、前面に
吸気口45,背面に空気排出口46をそれぞれ形成してい
る。またこの機械室40には、プレートフィン型蒸発器17
における第1冷媒管17Aとともに一方の冷凍サイクルA
を構成する第1圧縮機47・第1凝縮器48及び第1凝縮器
用送風装置49からなる第1凝縮ユニットU1と、プレート
フィン型蒸発器17における第2冷媒管17Bとともに他方
の冷凍サイクルBを構成する第2圧縮機51・第2凝縮器
52及び第2凝縮器用送風装置53からなる第2凝縮ユニッ
トU2をそれぞれ設置している。
この機械室40内は、第1及び第2凝縮器用送風装置49及
び53にそれぞれ対応させた第1及び第2ファンカバー50
及び54によって左右に区画されており、本実施例では、
第1凝縮ユニットU1を機械室の右半分に、第2凝縮ユニ
ットU2を機械室の左半分に配設するものとする。
第1及び第2凝縮器48及び52は、その各空気吸込面48B
及び52Bが互いに向かい合い、かつ、両空気吸込面48B及
び52Bにおける2組の向かい合う垂辺のうち、前側の辺
同士の距離Pが後ろ側の辺同士の距離Qよりも大きくな
るように配置されている。本実施例では、両凝縮器の各
空気吸込面48B及び52BがV字状をなすように、両凝縮器
の管板の先端部分にて両凝縮器を接続している。
そして、断熱箱3の天壁上面・各凝縮器の空気吸込面48
B及び52B・天板41並びに機械室カバー44にて、前面側
(即ち機械室カバー側)から背面側(即ち空気排出口
側)に向けて先細りとなり、吸気口45を介して外部と連
通する吸気空間55を形成している。
56及び57は、第1及び第2凝縮器48及び52を通過した空
気が、再び各凝縮器の空気吸込側に導かれるのを阻止す
る仕切板であり、この仕切板の配設により、各凝縮ユニ
ットU1,U2と機械室カバー44との間に、電源スイッチや
螢光灯スイッチ等を設けた操作部58や、電装箱59等他の
電装部品を配置するスペースを確保している。そして、
このスペースに配置される操作部58や電装箱59は、両凝
縮器用送風装置49及び53の運転によって、機械室内に取
り込まれる外気にて冷却される。
また、吸気空間55を形成したことから、機械室40の点検
整備時に、各凝縮器48,52の前面に作業空間が確保さ
れ、凝縮器の点検整備は勿論のこと、操作部58や電装箱
59を外した際の仮置場として利用でき、機械室のメンテ
ナンス作業が行いやすくなる。
60部は下部ケース7の下部に形成される排気室であり、
螢光灯の安定器や、蒸発皿及び蒸発促進部材等を配設し
ている。
61及び62は、それぞれ第1・第2各凝縮ユニットU1,U2
に対応して冷却装置1の背方に突出して設けられ、機械
室40から排気室60まで延びた左右各背面ダクトである。
各ダクト61及び62は、互いに離間して配置され、吸気口
45から導入されて各凝縮ユニットを通過した空気を、そ
れぞれ独立して機械室40から排気室60に導くようにして
いる。左右各背面ダクト61及び62における向かい合う面
の適所には、それぞれ複数の排気孔63を形成している。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明の冷却装置によれば、第1・
第2各凝縮ユニットの凝縮器の空気吸込面が互いに向か
い合い、かつ、空気吸込面における2組の向かい合う垂
辺のうち、前側の辺同士の距離が後ろ側の辺同士の距離
よりも大きくなるように、各凝縮器を配置したため、各
凝縮器を通過した空気はお互いに遠ざかる方向に導か
れ、お互いに通過空気の合流が抑制される。しかも、機
械室を風の流れ方向にみたとき、従来の如く各部品を前
後方向に直線的に配置する場合に比較して、各凝縮ユニ
ットを構成する部品の配置距離が長くなる関係上、機械
室の奥行寸法を大きくすることなく、第1・第2各凝縮
ユニットを配置することができるばかりか、機械室の奥
行寸法を小さくすることができ、冷却装置の薄型化が図
れる。
【図面の簡単な説明】
各図は本発明の冷却装置の一実施例を示し、第1図は機
械室の斜視図、第2図は機械室の天板を一部切り欠いた
状態の平面図、第3図は本発明の冷却装置を有するショ
ーケースの要部縦断面図、第4図は冷媒回路の概略図で
ある。 1……冷却装置、U1……第1凝縮ユニット、U2……第2
凝縮ユニット、40……機械室、45……吸気口、46……空
気排出口、47……第1圧縮機、48……第1凝縮器、49…
…第1凝縮器用送風装置、51……第2圧縮機、52……第
2凝縮器、53……第2凝縮器用送風装置、55……吸気空
間。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに独立した2つの冷凍サイクルと、一
    方の冷凍サイクルの一部を構成し第1圧縮機・第1凝縮
    器及び第1凝縮器用送風装置からなる第1凝縮ユニット
    と、他方の冷凍サイクルの一部を構成し第2圧縮機・第
    2凝縮器及び第2凝縮器用送風装置からなる第2凝縮ユ
    ニットと、前面に吸気口・背面に空気排出口をそれぞれ
    有し前記第1及び第2凝縮ユニットを収納する機械室と
    を備え、前記第1及び第2凝縮器は、その各空気吸込面
    が互いに向かい合い、かつ、前記空気吸込面における2
    組の向かい合う垂辺のうち、前側の辺同士の距離が後ろ
    側の辺同士の距離よりも大きくなるように配置してなる
    冷却装置。
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WO2017188146A1 (ja) * 2016-04-27 2017-11-02 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫
JP2019078457A (ja) * 2017-10-24 2019-05-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 低温ショーケース

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