JPH0451343Y2 - - Google Patents

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JPH0451343Y2
JPH0451343Y2 JP3667786U JP3667786U JPH0451343Y2 JP H0451343 Y2 JPH0451343 Y2 JP H0451343Y2 JP 3667786 U JP3667786 U JP 3667786U JP 3667786 U JP3667786 U JP 3667786U JP H0451343 Y2 JPH0451343 Y2 JP H0451343Y2
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JP
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cold air
refrigerator
ceiling wall
duct
cooler
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JP3667786U
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JPS62147882U (ja
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は冷蔵庫等の如く庫内を冷却する冷却貯
蔵庫に関し、特に冷気循環の構成に関する。
(ロ) 従来の技術 冷蔵庫の庫内天井部に冷却部として冷却器と送
風機を設け、冷蔵庫の庫外天井部に電動圧縮機及
び凝縮器の所謂高温放熱部を設けたものは例えば
特公昭59−47227号公報に開示されている。厨房
室の如く床が水で濡れるところでは冷凍装置を冷
蔵庫の上部に設置して水による弊害を防止するよ
うに考慮し前述のような配置がとられている。然
し前述の公報のものは冷蔵庫の箱体構造が複雑な
形状となるため天井壁は平板とし冷却器及び送風
器は庫内天井部に配置し庫内天井部に配置した電
動圧縮機及び凝縮器との連結は冷蔵庫の箱体天井
壁を貫通する冷媒パイプで行なうものが考えられ
ており、それは例えば実公昭58−10949号公報に
示されている。この構成においては箱体天井壁を
境として庫内に冷却部があり庫外に高温放熱部が
存在することになる。
ところで庫内が左右に広い大型の冷蔵庫になる
と庫内天井面に設けた冷却部の冷気をダクトを介
して庫内左右部へ分配し庫内を出来るだけ均一に
冷却しようとすることはよく試みられる。この場
合天井壁の庫外に高温放熱部が存在するとこのダ
クトを通る冷気がこの高温の影響を受け易くなる
ので天井部の断熱材を厚くすることをしなければ
ならないが、断熱材を厚くすることは高価となる
欠点を生じることになる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 前述の従来の技術に鑑みて、本考案では冷蔵庫
の天井壁の断熱材を厚くすることなく冷気を分配
するダクトの冷気への庫外の熱影響を抑制し、か
つ横幅の広い冷蔵庫における庫内の冷却均一化を
図ることができる構成を提供するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は上記問題点を解決するために、断熱箱
体の天井壁上面に冷凍装置を構成する電動圧縮機
及び凝縮器を設置し、該天井壁下面に対し冷却器
と冷気循環用送風機とを収納した冷却室を被い前
部に空気吸込口を後部に冷気吐出口を形成したカ
バーを設け、前記天井壁に沿つて前記冷却室の左
右方向へ延びて前記冷却室の冷気を前記本体内左
右に分配するダクトを設け、前記天井壁と前記ダ
クトの間には遮熱空間を設けてなる冷却貯蔵庫を
提供するものである。
(ホ) 作用 冷凍装置の運転によつて送風機6も運転され庫
内の空気は吸込口8から吸込まれて冷却器5で冷
却され、冷気の一部は冷気吐出口9から庫内背部
に吐出され残りの冷気は左右のダクト11へ流出
して庫内の左右部へ放出され再び冷気吸込口8へ
吸込まれる循環をする。この循環によつて庫内は
略均一に冷却される。ダクト11を通る冷気は遮
熱空間13の存在によつて庫外の熱影響を遮ぎら
れるので庫内の冷却不良を生じない。
(ヘ) 実施例 本考案を実施例に基づいて説明すると、1は冷
却貯蔵庫の断熱箱本体で横長矩形状をなし前面開
口を中央部で左右に仕切る中央支柱2を有し、こ
の支柱2で仕切られた左右の前面開口はそれぞれ
左右の扉(図示せず)で開閉されるものである。
3は本体1の平板状の天井壁4の下面に取りつけ
たカバーであり、その内部には冷凍装置の冷却器
5と冷気循環用送風機6とを収納した冷却室が形
成されこの冷却室Rを下方から被つている。7は
送風機6の吸込口を形成したフアンカバーであ
り、送風機6は2台が左右に配置されその後方に
冷却器5が配置されている。カバー3の前部には
空気吸込口8が、またその後部には冷気吐出口9
が形成されている。10は冷却器5の露受皿であ
る。カバー3は本体1の庫内12の左右の中央部
に位置しておりその左右にはそれぞれ前記冷却室
Rの冷気を庫内の左右へ分配するダクト11がの
びている。ダクト11は天井壁4の庫内12面に
取りつけられており、それの略全体に対応してダ
クト11と天井壁4との間には遮熱空間13が設
けられている。ダクト11を形成する部材はそれ
ぞれ本体1に固定される前フランジ14と後フラ
ンジ15とを有していて上面には前フランジ14
よりも段落した平面16を形成しており、この平
面16と天井壁4との間に先端部で庫内12に連
通した遮熱空間13が形成されている。17はダ
クト11内に設けた冷気案内板である。左右のダ
クト11は略左右対称をなす構成である。冷気案
内板17によつてダクト11の後方にも空間18
が形成されダクト11の前後方向の幅はダクト1
1の先端に行くに従つて小さくなり冷気の吐出速
度を大ならしめる作用がある。19は前記冷却室
Rの冷気がダクト11へ流出する冷気流出口であ
る。本体1の天井壁4上面の機械室22内には前
記冷凍装置の高温放熱部を構成する電動圧縮機2
0と凝縮器21が配置されこれらから発生する熱
は送風機23にて放散される。
上記の構成において、冷却器5で冷却した冷気
は送風機6によつて冷気吐出口9から一部が庫内
12の中央背部へ流出し残りの冷気は左右の冷気
流出口19から左右のダクト11へ流出して庫内
12の左右部へ流れ、庫内12を冷却した後にカ
バー3の空気吸込口8から吸込まれて再び冷却器
5で冷却される循環をする。このように庫内12
は中央背部からの冷気と左右部からの冷気によつ
て略均一に冷却される。また遮熱空間13の存在
によつて冷却器5を通過した直後にダクト11を
通る低温冷気は天井壁4を通した上方の機械室2
2の熱との温度差が大きくてもこの熱から遮ぎら
れるので、ダクト11の上面が天井壁4の下面を
利用してダクト11内の冷気が天井壁4の下面と
接触する構成に比してダクト11内の冷気が昇温
することはなく冷却効果上好ましい。
(ト) 考案の効果 本考案では天井壁の上面に高温放熱部を配置し
て水濡れ防止を図ると共に冷却器との配管を短く
した冷凍装置の設置を達成すべく冷却器を天井壁
下面に設け、庫内の横幅が大なる庫内の冷却を良
好にすべく庫内の左右中央部に冷却器を位置させ
左右方向へのびたダクトを配置した場合に、天井
壁の断熱を厚くしなくても左右へのびたダクトは
天井壁からの熱から遮ぎられるので冷却器で冷却
した直後の低温冷気をダクトに通してもダクト内
の冷気への悪影響は防止でき冷却効果の向上が図
れる。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案の実施例を示し、第1図は第4図
のA−A断面拡大図、第2図はダクト部分の上面
斜視図、第3図は冷却室及びダクト部の平面図、
第4図は冷却貯蔵庫本体の正面図である。 1……断熱箱本体、3……カバー、4……天井
壁、5……冷却器、6……送風機、8……空気吸
込口、9……冷気吐出口、11……ダクト、13
……遮熱空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断熱箱体の天井壁上面に冷凍装置の一部を構成
    する電動圧縮機及び凝縮器を設置し、該天井壁下
    面に対し冷却器と冷気循環用送風機とを収納した
    冷却室を被い前部に空気吸込口を後部に冷気吐出
    口を形成したカバーを設け、前記天井壁に沿つて
    前記冷却室の左右方向へ延びて前記冷却室の冷気
    を前記本体内左右に分配するダクトを設け、前記
    天井壁と前記ダクトの間には遮熱空間を設けてな
    る冷却貯蔵庫。
JP3667786U 1986-03-13 1986-03-13 Expired JPH0451343Y2 (ja)

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JP3667786U JPH0451343Y2 (ja) 1986-03-13 1986-03-13

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JP3667786U JPH0451343Y2 (ja) 1986-03-13 1986-03-13

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Publication Number Publication Date
JPS62147882U JPS62147882U (ja) 1987-09-18
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