JPH0637951Y2 - アンプル等の容器用の保持具 - Google Patents

アンプル等の容器用の保持具

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JPH0637951Y2
JPH0637951Y2 JP1989024769U JP2476989U JPH0637951Y2 JP H0637951 Y2 JPH0637951 Y2 JP H0637951Y2 JP 1989024769 U JP1989024769 U JP 1989024769U JP 2476989 U JP2476989 U JP 2476989U JP H0637951 Y2 JPH0637951 Y2 JP H0637951Y2
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JP
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ampoule
lid
base
container
cylindrical portion
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Application number
JP1989024769U
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JPH02117350U (ja
Inventor
軍司 矢野
Original Assignee
ネオ製薬工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はアンプル等の容器用の保持具に関するものであ
り、更に詳しくは、取り扱いが簡単で且つアンプルに封
入された薬剤を手軽に保存しておくことのできるアンプ
ル等の容器用の保持具に関するものである。
〔従来の技術〕
現在では、様々な種類の医薬品がアンプルと総称される
ガラス製の容器に容れられて提供されており、例えば、
歯科医師が使用する義歯用接着剤等にも、製造コストを
低く抑えるため、及び長期の保存で薬剤が蒸発してしま
わないようにするため、ガラス製のアンプルに封入され
ているものがある。
第5図は上記したようなアンプルの例を示したものであ
り、(イ)のような状態から、使用に際してアンプル1
の頭部1bを、くびれ部x付近で割って分離し、(ロ)の
如く本体1aにできた開口部yから薬剤を取り出して使用
するものである。
なお、上記のような義歯用接着剤等の場合は、一般にア
ンプル1には数回分の薬剤が封入されており、1回では
使用しきれないため、蓋のできる小さな容器に薬剤を移
し替え、その後はその容器から使用するようにしてい
た。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述したように、従来は、歯科医師等がアンプルに封入
された薬剤を小さな容器に移し替える作業が必要であ
り、上記したような種類の薬剤を封入したアンプルが小
型であることもあって、作業が非常に煩雑であるという
欠点があった。
なお、本体1aにできた開口部yに直接ゴム栓等をするこ
とも考えられるが、ガラスの割れ方は不均一であり、し
かもそのようにした場合はガラス片が薬剤中に落下する
恐れも十分にあり、実現は不可能であった。
本考案は上記の点に鑑み提案されたものであり、その目
的とするところは、取り扱いが簡単で、且つ、アンプル
に封入された薬剤を手軽に保存しておくことのできるア
ンプル等の容器用の保持具を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため本考案が採用した主たる構成
は、開口したアンプル等の容器本体の当該開口部側の外
周部と嵌合し、上記アンプル等の容器を密封可能な円筒
部を有した蓋と、上記アンプル等の容器本体の底部側の
外周部に対し前記蓋の円筒部よりもきつく嵌合可能な円
筒部を有した台とを備えてなることを特徴とするもので
ある。
〔作用〕
本考案にあっては、蓋の円筒部が開口したアンプル等の
容器本体の開口部側の外周部と嵌合してアンプルを密封
し、また、台の円筒部がアンプル本体の底部側の外周部
と嵌合して机上等にアンプルを載置可能とする。
なお、台の円筒部は蓋の円筒部よりもきつく嵌合して、
上記アンプルは台側に嵌着するようになっているため、
蓋及び台をアンプルに取り付けた状態で蓋を引っ張れ
ば、台は装着したままで蓋のみが外れるようになってい
る。
また、台の底部に透孔を設けた場合は、そこにピン等を
差し込んでアンプルを押せば、当該アンプルを台から容
易に取り外せるものである。
而して、本考案が適用される容器は、一部が開口された
ものであればよいが、代表例としてはアンプルを挙げる
ことができる。
蓋が嵌合する上記容器の外周部は、平面円形であること
が好ましいが、この限りではなく、また、蓋及び台の形
状にも制限はないが、安定性の面からは台の方が大きい
ことが好ましいといえる。
以下、本考案の実施例につき図面を参照して説明する。
第1図は本考案で使用するアンプル等の容器用の蓋の一
実施例の構成を示したものであり、(イ)は蓋1の正面
図(側面図及び背面図も同様)、(ロ)は(イ)の平面
図、(ハ)は(イ)の底面図、(ニ)は(ハ)における
A−A断面図である。
第1図において、蓋2は有底角柱状の厚肉の本体2aと、
その内底面から立設した円筒部2bとから構成されてい
る。なお、蓋2の本体2a及び円筒部2bはプラスチック等
により一体成形することができる。
第2図は本考案で使用するアンプルの台の一実施例の構
成を示したものであり、(イ)は台3の正面図(側面図
及び背面図も同様)、(ロ)は(イ)の平面図、(ハ)
は(イ)の底面図、(ニ)は(ハ)におけるB−B断面
図である。
第2図において、台3は有底角柱状の厚肉の本体3aと、
その内底面から立設した円筒部3bとから構成されてい
る。また、台3の底部には透孔3cが設けられている。
なお、蓋2と同様に台3の本体3a及び円筒部3bはプラス
チックにより一体成形することができる。
第3図は第1図及び第2図で示した蓋2及び台3よりな
る本考案の保持具をアンプル1の本体1aに装着する様子
を示したものであり、(イ)の如くアンプル1の本体1a
の開口部側から蓋2を装着し、反対側から台3を装着す
ることにより、(ロ)のような状態とする。
第4図は第3図(ロ)の如くアンプル1の本体1aに蓋2
及び台3を装着した状態の縦中央断面図を示したもので
あり、蓋2の円筒部2bがアンプル1の本体1aの開口部側
の外周面と嵌合し、内部の薬剤を密封する。
なお、アンプル1の本体1aの外周の寸法は均一化されて
いると共に、蓋2の円筒部2bには弾性があるため、良好
な気密性を得ることができる。
一方、第4図において、台3の円筒部3bがアンプル1の
本体1aの底部側の外周面と嵌合し、台3内にアンプル1
の本体1aを安定に保持する。また、台3の円筒部3bは蓋
2の円筒部2bよりもアンプル1の本体1aの外周面とより
きつめに嵌合するように寸法が選ばれ、よって蓋3を手
にもって押さえた状態で蓋2をつまんで引き上げれば、
必ず蓋2が外れ、台3は外れないようになっている。
なお、台3を外す場合には台3の底部に設けられた透孔
3cからピン等を差し込んで押し上げることによりアンプ
ル1の本体1aを容易に取り外すことができる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案にあっては、アンプルの外
周面との嵌合によって蓋を装着するようにしたため、ア
ンプルの頭部を割った後に直接に蓋をするだけで保存が
でき、操作が非常に簡単になる効果がある。
また、台をアンプルの下部に装着することにより机上等
に立てることができ、使用に際して便利なものとするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
1図は本考案によるアンプル等の容器用の蓋の一実施例
を示す構成図、第2図は本考案によるアンプルの台の一
実施例を示す構成図、第3図はアンプルに蓋及び台を装
着する様子を示す図、第4図はアンプルに蓋及び台を装
着した状態の縦中央断面図、第5図はアンプルの説面図
である。 1……アンプル、1a…本体、1b…頭部、2……蓋、2a…
本体、2b…円筒部、3……台、3a…本体、3b…円筒部、
3c…透孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口したアンプル等の容器本体の当該開口
    部側の外周部と嵌合し、上記アンプル等の容器を密封可
    能な円筒部を有した蓋と、上記アンプル等の容器本体の
    底部側の外周部に対し前記蓋の円筒部よりもきつく嵌合
    可能な円筒部を有した台とを備えてなることを特徴とし
    たアンプル等の容器用の保持具。
  2. 【請求項2】台の底部に透孔を設けてなる請求項1記載
    のアンプル等の容器用の保持具。
JP1989024769U 1989-03-06 1989-03-06 アンプル等の容器用の保持具 Expired - Lifetime JPH0637951Y2 (ja)

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JPH02117350U JPH02117350U (ja) 1990-09-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5938250U (ja) * 1982-09-04 1984-03-10 奥田 幸爾 ワンタツチで着脱できるチユ−ブ等の口閉め具
JPS61175142U (ja) * 1985-04-17 1986-10-31

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JPH02117350U (ja) 1990-09-20

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