JPH0637880B2 - 軸流ファン - Google Patents

軸流ファン

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Publication number
JPH0637880B2
JPH0637880B2 JP26698487A JP26698487A JPH0637880B2 JP H0637880 B2 JPH0637880 B2 JP H0637880B2 JP 26698487 A JP26698487 A JP 26698487A JP 26698487 A JP26698487 A JP 26698487A JP H0637880 B2 JPH0637880 B2 JP H0637880B2
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JP
Japan
Prior art keywords
boss
blade
suction side
discharge side
outer peripheral
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP26698487A
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English (en)
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JPH01110898A (ja
Inventor
一平 萩原
和弘 安本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電子計算機等の冷却に使用される送風機の軸
流ファンに関するものである。
〔従来の技術〕
第6図および第7図は例えば実開昭60−55269号公報に
示された従来の軸流ファンを示す断面図であり、図にお
いて(1)はケーシングで、風路(2)を形成するとともに、
支持足(3)を介して中央部に支持部(4)が設けられてい
る。(5)は支持部(4)に設けられたステータ、(6)は支持
部(4)に設けられた軸受台、(7)はこの軸受台に嵌合され
た玉軸受、(8)はこの玉軸受に回動自在に嵌合された回
転軸、(9)はこの回転軸に固着された羽根である。この
羽根(9)は、略円筒状に形成されたボス部(10)と、この
ボス部の外周側壁に斜めに立設され、外周端部を回転軸
(8)を中心にした円状に形成した翼(11)から構成されて
いる。
従来の軸流ファンは上記のように構成され、ステータ
(5)に通電することで羽根(9)は回転軸(8)を中心に回転
し、翼(11)の一端から空気を吸い込み、他端から吐出
し、風路(2)を通して送風されるようになっている。こ
のときの風量と静圧との関係は第4図の実線で示され
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の軸流ファンでは、翼(11)が略円筒状
に形成されたボス部(10)の外周側壁に斜めに立設され、
外周端部を回転軸(8)を中心にした円状に形成されてい
るため、風量および静圧が十分に得られず、回転数を上
げてこれを得るようにすれば騒音が大きくなるという問
題点があった。
この発明は係る問題点を解決するためになされたもの
で、風量および静圧が大きく、かつ、騒音の小さな軸流
ファンを得ることを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る軸流ファンは、断面略コ字状に形成され
たボスと、このボスの外周の吸込側から吐出側に至るほ
ぼ全幅にわたって設けられた複数の翼と、この翼が回転
時に描く軌跡の外周側に所定の間隔をおいて設けられた
ケーシングとを備え、上記ボスの外周側面に上記ケーシ
ングとの間隔を吸込側から吐出側に向かって徐々に狭め
る傾斜面を形成するとともに上記翼の吸込側辺をその吐
出側辺よりも長く形成したものである。
〔作用〕
この発明においては、ボスの外周側面にケーシングとの
間隔を吸込側から吐出側に向かって徐々に狭める傾斜面
を形成するとともに翼の吸込側辺をその吐出側辺よりも
長く形成したので吸込み側の開口面積が大きくなり、従
って吸込み風量が大きく、さらに吸い込まれた空気はす
べて上記ケーシングの内側を通り、翼によって圧縮され
ながら吐出されるから風量および静圧も大きくなる。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示す正面図、第2図は同
じくその斜視図、第3図はこの発明の軸流ファンを送風
機として組み込んだ状態を示す断面図であり、(1)〜(8)
は上記従来例と同一または相当部分を示し、(12)は回転
軸(8)にブッシュ(13)を介して固着された回転体で、羽
根(14)と、この軸流ファンの内周側壁に設けられたロー
タヨーク(15)と、このロータヨークにステータ(5)と対
向するように設けられたマグネット(16)とから構成さ
れ、上記羽根(14)は円筒部(17)を有し断面略コ字状に形
成されたボス(18)と、このボスの円筒部を斜めに横切り
外周端部が回転軸(8)を中心とした円状となるように立
設した翼(19)とから形成され、上記ボス(18)の円筒部(1
7)外周側壁には翼(19)の吸込側辺(20)からその翼(19)の
吐出側辺(22)にR1からR2に徐々に変化する稜線(23)を有
する傾斜面(21)が設けられ、吸込側辺(20)は吐出側辺(2
2)より長く形成され、吐出側辺(22)は従来例におけるそ
れとほぼ同一寸法に形成されている。
上記のように構成された軸流ファンにおいては、従来と
同様にして回転され送風されるが、このときの風量と静
圧の関係は第4図の破線のようになり、従来より改善さ
れる。これは翼(19)をボス(18)の外周の吸込側から吐出
側に至るほぼ全幅にわたって設けると共に、翼(19)が回
転時に描く軌跡の外周側に所定の間隔をおいてケーシン
グ(1) を設け、ボス(18)の外周側面にケーシング(1) と
の間隔を吸込側から吐出側に向かって徐々に狭める傾斜
面(21)を形成するとともに上記翼の吸込側辺(20)をその
吐出側辺(22)よりも長く形成しているので、吸込側辺(2
0)によって吸い込まれる風量は大きく、吸い込まれた空
気はすべてケーシング(1) の内側を通り、翼(19)により
途中段差のような変化を有することなく傾斜面をリニア
に圧縮されながら吐出側辺(22)から吐出されることにな
り、従来の同一外径の軸流ファンと比較するとその性能
は明らかに向上し、回転数を上げる必要がないことから
騒音の点でも有利なものとなる。
なお、上記実施例では傾斜面(21)を翼(19)の吸込側辺(2
0)からその翼の吐出側辺(22)に対して変化する傾斜面(2
1)を設けているが、第5図に示すように第1の翼(19)の
吸込側辺(20)から隣り合う次の翼(19)の吐出側辺(22)に
R1からR2に徐々に変化する傾斜面(21a)を設けるように
しても同様の効果が期待できる。
また、稜線(23)を所定の曲率で形成するか、あるいは面
取りをすれば、風の流れがスムーズになり、より効果の
高いものとなる。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したとおり、断面略コ字状に形成さ
れたボスと、このボスの外周の吸込側から吐出側に至る
ほぼ全幅にわたって設けられた複数の翼と、この翼が回
転時に描く軌跡の外周側に所定の間隔をおいて設けられ
たケーシングとを備え、上記ボスの外周側面に上記ケー
シングとの間隔を吸込側から吐出側に向かって徐々に狭
める傾斜面を形成するとともに上記翼の吸込側辺をその
吐出側辺よりも長く形成したので、従来と比較した風量
および静圧が大きくなり、圧損も殆どなく、空気は吸込
側より吐出側までリニアに変化するので騒音も大変小さ
くなるという特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す正面図、第2図は同
じくその斜視図、第3図はこの発明の軸流ファンを送風
機として組み込んだ状態を示す断面図、第4図は従来の
軸流ファンとこの発明の軸流ファンとの風量と静圧の関
係を示す比較図、第5図はこの発明の他の実施例を示す
正面図、第6図は従来の軸流ファンを示す正面図、第7
図はその断面図である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示し、(1
4)は羽根、(18)はボス、(19)は翼、(20)は吸込側辺、(2
1)(21a)は傾斜面、(22)は吐出側辺、(23)は稜線であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面略コ字状に形成されたボスと、このボ
    スの外周の吸込側から吐出側に至るほぼ全幅にわたって
    設けられた複数の翼と、この翼が回転時に描く軌跡の外
    周側に所定の間隔をおいて設けられたケーシングとを備
    え、上記ボスの外周側面に上記ケーシングとの間隔を吸
    込側から吐出側に向かって徐々に狭める傾斜面を形成す
    るとともに上記翼の吸込側辺をその吐出側辺よりも長く
    形成したことを特徴とする軸流ファン。
JP26698487A 1987-10-22 1987-10-22 軸流ファン Expired - Lifetime JPH0637880B2 (ja)

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JP26698487A JPH0637880B2 (ja) 1987-10-22 1987-10-22 軸流ファン

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JP26698487A JPH0637880B2 (ja) 1987-10-22 1987-10-22 軸流ファン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01110898A JPH01110898A (ja) 1989-04-27
JPH0637880B2 true JPH0637880B2 (ja) 1994-05-18

Family

ID=17438440

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JP26698487A Expired - Lifetime JPH0637880B2 (ja) 1987-10-22 1987-10-22 軸流ファン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000065573A (ko) * 1999-04-07 2000-11-15 전주범 에어컨디셔너용 팬 조립체
WO2014162552A1 (ja) * 2013-04-04 2014-10-09 三菱電機株式会社 プロペラファン、送風装置及び室外機
WO2018198799A1 (ja) * 2017-04-27 2018-11-01 日本電産株式会社 送風装置
CN110869618A (zh) * 2017-07-11 2020-03-06 日本电产株式会社 送风装置

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