JPH0637742A - クロック再生回路 - Google Patents

クロック再生回路

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JPH0637742A
JPH0637742A JP4208551A JP20855192A JPH0637742A JP H0637742 A JPH0637742 A JP H0637742A JP 4208551 A JP4208551 A JP 4208551A JP 20855192 A JP20855192 A JP 20855192A JP H0637742 A JPH0637742 A JP H0637742A
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JP
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circuit
phase error
clock
polarity
sample
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JP4208551A
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Inventor
Masakatsu Toyoshima
雅勝 豊島
Yasuhiro Hideshima
泰博 秀島
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 遅延器62a、62bは、隣接するシンボル
点に相当するサンプル値を順次ラッチする。遅延器62
c、62dは、隣接するシンボル点の中間点のサンプル
値を順次ラッチする。加算器64は、隣接するシンボル
点に相当する2つのサンプル値の極性変化を検出すると
共に、差分の絶対値を求める。排他的論理和回路66
は、極性変化に基づいて遅延器62dからのサンプル値
の極性を反転する。ラッチ回路67は、差分の絶対値が
閾値TH以上のとき、排他的論理和回路66からのサン
プル値をラッチし、これを位相誤差ΔS として出力す
る。 【効果】 位相誤差ΔS を常にベースバンド信号のゼロ
クロス点の近傍から得ることができ、S/Nが低下して
も、DPLLを安定して動作させ得、サンプリングクロ
ックやビットクロックを安定して再生することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クロック再生回路に関
し、特にディジタルDPLLにより伝送データのビット
クロックを再生するクロック再生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル伝送の発達、例えば衛星通信
を用いた所謂2相位相変調(BPSK)、4相位相変調
(QPSK)等のディジタル伝送の発達に伴い、その地
上局装置であるディジタル変調信号を復調するための復
調装置も小型化、低電力化等が要求され、ディジタル回
路で構成された復調装置が開発されている。
【0003】具体的には、例えばQPSK変調信号を復
調する復調装置は、図9に示すように、所謂局部発振器
(図示せず)から供給される互いに直交した局部発信信
号を用いて所謂中間周波数信号(以下IF信号という)
を所謂直交準同期復調し、2系列の位相変調信号を再生
する乗算器101I 、101Q と、該乗算器101I
101Q からの各系列の位相変調信号を、後述する電圧
制御発振器(以下VCO:Voltage Controlled Oscilla
tor という)108からのサンプリングクロックを用い
てそれぞれディジタル信号に変換するアナログ/ディジ
タル(以下A/Dという)変換器102I 、102
Q と、該A/D変換器102I 、102Q でディジタル
信号に変換されたQPSK変調信号を所謂直交復調し
て、ベースバンド信号を再生する複素乗算回路103
と、搬送波(以下キャリアという)を再生するための位
相誤差を検出するキャリア位相検出回路104と、キャ
リアを再生するためのループフィルタ105と、該ルー
プフィルタ105で濾波された位相誤差に基づいて、キ
ャリアを発生する所謂ディジタルVCO(以下NCO:
Numerically Controlled Oscillator という)106
と、サンプリングクロック等を再生するための位相誤差
を検出するクロック位相検出回路110と、サンプリン
グクロック等を再生するためのループフィルタ107
と、該ループフィルタ107で濾波された位相誤差に基
づいて、サンプリングクロック等を発生する上記VCO
108とを備える。
【0004】そして、A/D変換器102〜VCO10
8からなる所謂ディジタルPLL(以下DPLL:Digi
tal Phase Locked Loop という)で構成されるクロック
再生回路において、伝送データのビットクロックの例え
ば4倍のサンプリングクロック等を再生し、このサンプ
リングクロックを用いてQPSK変調信号をディジタル
信号に変換した後、複素乗算回路103〜NCO106
で構成されるコスタス形キャリア再生回路においてキャ
リアを再生すると共に、複素乗算回路103においてこ
のキャリアを用いてQPSK変調信号を直交復調して、
I、Q系列の各ベースバンド信号を再生するようになっ
ている。換言すると、QPSK変調信号をディジタル信
号処理によって復調するようになっている。そして、こ
のようにして得られたベースバンド信号I、Qは、例え
ば、後段の識別再生回路(図示せず)においてVCO1
08で再生されたビットクロックによる1と0の判定
や、ビタビ復号化等のデータ処理が施された後、必要に
応じてエラー訂正等が施される。この結果、元のデータ
が再生されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のDP
LLを構成するクロック位相検出回路110の具体的な
回路構成は、図10に示すように、上記VCO108か
らのサンプリングクロックを2分周する分周回路111
と、該分周回路111からのクロックCK1 を用いて、
上記複素乗算回路103からのベースバンド信号Iのサ
ンプル値の極性を表す符号ビットをラッチする縦続接続
された遅延器112、113と、該遅延器112の出力
と遅延器113の出力の排他的論理和を演算する排他的
論理和回路114と、上記分周回路111からのクロッ
クCK2 を用いて、上記複素乗算回路103からのサン
プル値をラッチする遅延器115と、上記遅延器113
の出力と遅延115の出力の排他的論理和を演算する排
他的論理和回路116と、該排他的論理和回路116の
出力を上記排他的論理和回路114の出力でラッチする
ラッチ回路117とから構成される。
【0006】そして、分周回路111は、図11A、1
1Bに示すように、サンプリングクロックを2分周(周
波数を1/2)して得られるビットクロックの2倍の周
波数を有し、互いに位相が異なるクロックCK1 、CK
2 を生成し、このクロックCK1 を遅延器112、11
3に供給し、クロックCK2 を遅延器115に供給す
る。
【0007】これらの遅延器112、113は、クロッ
クCK1 の立ち上がりエッジで動作し、図11D、11
Eに示すように、隣接する2つのサンプル値(図11C
に示し、例えばサンプル値#2とサンプル値#1、サン
プル値#3とサンプル値#2・・・)の符号ビットを順
次ラッチする。
【0008】排他的論理和回路114は、遅延器11
2、113の各出力の排他的論理和を求めることによ
り、隣接するサンプル値の極性変化を検出し、図11F
に示すように、極性変化が検出されたとき、エッジが立
ち上がるラッチクロックを発生し、このラッチクロック
をラッチ回路117に供給する。
【0009】一方、遅延回路115は、クロックCK2
の立ち上がりエッジで動作し、図11Gに示すように、
サンプル値#1、#2、#3・・・を順次ラッチする。
【0010】排他的論理和回路116は、遅延回路11
3にラッチされているサンプル値の符号ビットに基づい
て、符号ビットが1のときは遅延回路115にラッチさ
れているサンプル値を、極性を反転して出力し、符号ビ
ットが0のときは遅延回路115にラッチされているサ
ンプル値をそのまま出力する。
【0011】この結果、ラッチ回路117は、例えば図
11Cに示すように、ベースバンド信号Iに対してサン
プリングクロック(○でしめす)の位相が後れていると
きは、隣接するサンプル値の符号ビットが反転したとき
に、図11Hに示すように、その符号ビットが反転した
サンプル値#2、#4、#8・・・を、負の値として順
次出力する。
【0012】また、ラッチ回路117は、例えば図12
Aに示すように、ベースバンド信号Iに対してサンプリ
ングクロックの位相が進んでいるときは、隣接するサン
プル値の符号ビットが反転したときに、図12Fに示す
ように、その符号ビットが反転したサンプル値#3、#
5、#9・・・を、正の値として順次出力する。そし
て、これらのサンプル値は位相誤差としてVCO108
に供給される。
【0013】すなわち、このクロック位相検出回路11
0では、入力信号(ベースバンド信号I)を、その立ち
上がりエッジでラッチすることにより、位相誤差を得る
ようになっている。このため、サンプリングクロックの
位相が遅れているときは、上述の図11Hに示すよう
に、ベースバンド信号の所謂ゼロクロス点の近傍から得
られる位相誤差を出力するが、位相が進んでいるとき
は、上述の図12Fに示すように、ベースバンド信号の
ピーク点の近傍から得られる位相誤差を出力し、例えば
受信レベルが低下した等の所謂S/N(Signal to Nois
e ratio )低いときは、動作が不安定になるという問題
があった。
【0014】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、例えば衛星通信等のS/Nが通信システ
ムにおいても、サンプリングクロックやビットクロック
を正しく再生することができるクロック再生回路の提供
を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、ディジタルPLLによりデータのビット
クロックを再生するクロック再生回路において、ディジ
タル変調信号を復調して得られるベースバンド信号を、
ビットクロックの2n (n=1、2、3・・・)倍の周
波数を有するサンプリングクロックでサンプリングする
サンプリング手段と、サンプリング手段から供給される
サンプル値のうちの2n 個おきのシンボル点に相当する
サンプル値の極性を検出する極性検出手段と、極性検出
手段で検出されたサンプル値の極性に基づいて、隣接す
るシンボル点に相当する2つのサンプル値の極性が反転
したとき、隣接するシンボル点の中間点のサンプル値を
ディジタルPLLにおける位相誤差として出力する位相
誤差出力手段とを具備することを特徴とする。
【0016】また、本発明は、位相誤差出力手段が、隣
接するシンボル点に相当する2つのサンプル値の極性変
化に基づいて、中間点のサンプル値の極性を反転する極
性反転手段を備えることを特徴とする。
【0017】また、本発明は、位相誤差出力手段が、隣
接するシンボル点に相当する2つのサンプル値の極性変
化に基づいて、一方の極性変化に対応した中間点のサン
プル値を位相誤差とすることを特徴とする。
【0018】また、本発明は、位相誤差出力手段が、隣
接するシンボル点に相当するサンプル値の極性が反転す
ると共に、それらの差分の絶対値が所定の閾値以上のと
きに、中間点のサンプル値を位相誤差とすることを特徴
とする。
【0019】
【作用】本発明を適用したクロック再生回路では、ディ
ジタル変調信号を復調して得られるベースバンド信号
を、ビットクロックの2n 倍の周波数を有するサンプリ
ングクロックでサンプリングし、得られるサンプル値の
うちの2n 個おきのシンボル点に相当するサンプル値の
極性を検出し、検出されたサンプル値の極性に基づい
て、隣接するシンボル点に相当する2つのサンプル値の
極性が反転したとき、隣接するシンボル点の中間点のサ
ンプル値をディジタルPLLにおける位相誤差とする。
【0020】また、隣接するシンボル点に相当する2つ
のサンプル値の極性変化に基づいて、中間点のサンプル
値の極性を反転して、位相誤差とする。
【0021】また、隣接するシンボル点に相当する2つ
のサンプル値の極性変化に基づいて、一方の極性変化に
対応した中間点のサンプル値を位相誤差とする。
【0022】また、隣接するシンボル点に相当するサン
プル値の極性が反転すると共に、それらの差分の絶対値
が所定の閾値以上のときに、中間点のサンプル値を位相
誤差とする。
【0023】
【実施例】以下、本発明に係るクロック再生回路の一実
施例を図面を参照しながら説明する。図1は、本発明を
適用したクロック再生回路の要部の具体的な回路構成を
示すブロック図であり、図2は、上記クロック再生回路
を採用した所謂4相位相変調(QPSK)における復調
装置の回路構成を示すブロック図である。
【0024】先ず、このQPSK復調装置について説明
する。QPSK復調装置は、図2に示すように、受信信
号を、ベースバンドのQPSK変調信号に変換した後、
ディジタル信号に変換する回路(以下単にA/D変換回
路という)10と、該A/D変換回路10からのディジ
タル信号に変換されたQPSK変調信号を所謂直交復調
して、ベースバンド信号を再生する複素乗算回路20
と、搬送波(以下キャリアという)を再生するための位
相誤差を検出するキャリア位相検出回路30と、キャリ
アを再生するためのループフィルタ40と、該ループフ
ィルタ40で濾波された位相誤差に基づいて、キャリア
を発生する所謂ディジタルVCO(以下NCO:Numeri
cally Controlled Oscillator という)50と、サンプ
リングクロック等を再生するための位相誤差を検出する
クロック位相検出回路60と、サンプリングクロック等
を再生するためのループフィルタ70と、該ループフィ
ルタ70の出力をアナログ信号に変換するD/A変換器
81と、該D/A変換器81でアナログ信号に変換され
た位相誤差に基づいて、伝送データのビットクロックの
n (n=1、2、3・・・)倍の周波数を有するサン
プリングクロックを発生するVCO(Voltage Controll
ed Oscillator )82と、該VCO(VoltageControlle
d Oscillator )82からのサンプリングクロックを2
n 分周する分周回路83とを備える。
【0025】そして、A/D変換回路10〜VCO82
からなる所謂ディジタルPLL(以下DPLL:Digita
l Phase Locked Loop という)で構成されるクロック再
生回路において、周波数がfbであるビットクロック
と、周波数がfs(=fb×2n )であるサンプリング
クロックを再生し、このサンプリングクロックを用いて
QPSK変調信号をディジタル信号に変換した後、複素
乗算回路20〜NCO50で構成されるコスタス形キャ
リア再生回路においてキャリアを再生すると共に、複素
乗算回路20においてこのキャリアを用いてQPSK変
調信号を直交復調して、I、Q系列の各ベースバンド信
号を再生するようになっている。換言すると、QPSK
変調信号をディジタル信号処理によって復調するように
なっている。
【0026】具体的には、上記A/D変換回路10は、
上述の図2に示すように、アンテナ11と、該アンテナ
11で受信された受信信号を中間周波数信号(所謂IF
信号)に変換するコンバータ12と、局部発信信号を発
生する局部発振器13と、該局部発振器13からの局部
発信信号の位相をπ/2遅延する移相器14と、上記局
部発振器13からの局部発信信号と移相器14からの局
部発信信号を用いてIF信号を所謂直交準同期復調し
て、2系列の位相変調信号を再生する乗算器15I 、1
Q と、該乗算器15I 、15Q からの各系列の位相変
調信号を、上記VCO82からのサンプリングクロック
を用いてそれぞれディジタル信号に変換する前置フィル
タ16I 、16Q 、A/D変換器17I 、17Q と、該
A/D変換器17I 、17Q でディジタル信号に変換さ
れた各位相変調信号の受信スペクトルをそれぞれ選択す
る有限インパルス応答(所謂FIR:Finite Impulse r
esponse )フィルタからなるRxフィルタ18I 、18
Q とを備える。
【0027】そして、このA/D変換回路10は、受信
信号をIF信号に変換した後、直交準同期復調して2系
列の位相変調信号を再生すると共に、これらの位相変調
信号を、伝送データのビットクロックの2n の周波数を
有するサンプリングクロックを用いてディジタル信号に
変換した後、例えば64タップを有するRxフィルタ1
I 、18Q で所望のチャンネルの位相変調信号を選択
して、選択した位相変調信号を複素乗算回路20に供給
する。
【0028】この複素乗算回路20は、上述の図2に示
すように、上記Rxフィルタ18Iからの位相変調信号
に、上記NCO50からの互いに直交したキャリアをそ
れぞれ乗算する乗算器21I 、22I と、上記Rxフィ
ルタ18Q からの位相変調信号に、上記NCO50から
の互いに直交したキャリアをそれぞれ乗算する乗算器2
Q 、22Q と、上記乗算器21I の出力から乗算器2
Q の出力を減算する減算器23と、上記乗算器21Q
の出力と乗算器22I の出力を加算する加算器24とか
らなり、下記式1、2に示す演算を行い、ベースバンド
信号I、Qを再生する。
【0029】 I+jQ=(X+jY)(C+jS) =(XC−YS)+j(XS+YC) したがって、 I=(XC−YS)・・・式1 Q=(XS+YC)・・・式2 なお、 C=cos2πfC t ・・・式3 S=sin2πfC t ・・・式4
【0030】ここで、XはRxフィルタ18I で濾波さ
れた位相変調信号であり、YはRxフィルタ18Q で濾
波された位相変調信号であり、C、SはNCO50から
供給される互いに直交したそれぞれ上記式3、4で表さ
れるキャリアである。なおfC はキャリアの周波数を表
す。
【0031】そして、このようにして得られたベースバ
ンド信号I、Qは、例えば、後段の識別再生回路(図示
せず)においてVCO82で再生されたビットクロック
による1と0の判定や、ビタビ復号化等のデータ処理が
施された後、必要に応じてエラー訂正等が施される。こ
の結果、元のデータが再生される。
【0032】一方、コスタスループを構成する上記キャ
リア位相検出回路30は、上述の図2に示すように、上
記複素乗算回路20からのベースバンド信号Iとベース
バンド信号Qの極性を表す符号ビットの排他的論理和を
演算する排他的論理和回路31I と、ベースバンド信号
Qとベースバンド信号Iの符号ビットの排他的論理和を
演算する排他的論理和回路31Q と、上記排他的論理和
回路31I の出力から排他的論理和回路31Q の出力を
減算する減算器32とから構成され、下記式5に示す演
算を行い、キャリアの位相誤差ΔC を検出し、この位相
誤差ΔC をループフィルタ40に供給する。
【0033】 ΔC =Isign(Q)−Qsign(I)・・・式5
【0034】このループフィルタ40は、上述の図2に
示すように、上記減算器32からの位相誤差ΔC を累積
加算するための加算器41と、該加算器41の出力を1
サンプリングクロック分遅延する遅延器42と、位相誤
差ΔC をシフトすることによりβを乗算するシフトレジ
スタ43と、上記加算器41の出力をシフトすることに
よりαを乗算するシフトレジスタ44と、上記シフトレ
ジスタ43の出力とシフトレジスタ44の出力を加算す
る加算器45とから構成される。すなわち、ループフィ
ルタ40は、1次の巡回型ディジタルフィルタであり、
下記式6に示す伝達関数H(Z)を位相誤差ΔC に乗算
して濾波し、この濾波された位相誤差ΔC をNCO50
に供給する。
【0035】 H(Z)=(Z/(Z−1))×(α+β) −(1/(Z−1))×β・・・式6
【0036】NCO50は、上述の図2に示すように、
上記ループフィルタ40からの濾波された位相誤差ΔC
にアドレスステップδfを加算する加算器53と、該加
算器53の出力を累積加算するための加算器51と、該
加算器51の出力を1サンプリングクロック分遅延する
遅延器52と、上記式3に示すキャリアCの値が予め記
憶されているリードオンリメモリ(以下ROMという)
54と、上記式4に示すキャリアSの値が予め記憶され
ているROM55とから構成される。
【0037】そして、このNCO50は、上記ループフ
ィルタ40から供給される濾波された位相誤差ΔC に、
例えばROM54、55の読出アドレスのステップであ
るアドレスステップδfを加算すると共に、アドレスス
テップδfが加算された位相誤差ΔC を累積加算して積
分し、得られる積分値をアドレスとしてキャリアS、C
の値を読み出し、これらのキャリアS、Cを複素乗算回
路20に供給する。
【0038】かくして、複素乗算回路20〜NCO50
で構成されるコスタス形キャリア再生回路において、位
相誤差ΔC が0となるようなキャリアが再生され、この
キャリアを用いてQPSK変調信号の復調が行われる。
【0039】一方、分周回路83は、例えば図3に示す
ように、上記VCO82からのサンプリングクロックを
反転するインバータ回路83aと、該インバータ回路8
3aで反転されたサンプリングクロックをカウントして
分周するカウンタ83bと、該カウンタ83bで得られ
るサンプリングクロックの分周出力のうちの1つを選択
するセレクタ83cと、該セレクタ83cの選択動作を
設定するスイッチ83dと、上記セレクタ83cで選択
された分周出力を反転するインバータ回路83eとから
構成される。
【0040】そして、この分周回路83は、VCO82
から供給されるサンプリングクロックを2n 分周した、
すなわちビットクロックと同じ周波数であって、互いに
位相が異なるクロックfb1 、fb2 を生成し、これら
のクロックfb1 、fb2 をクロック位相検出回路60
に供給する。具体的には、例えばサンプリングがビット
クロックの2倍(n=1)のときは、サンプリングクロ
ックを2分周して、図4D、4Eに示すように、ビット
クロックと同じ周波数を有するクロックfb1、fb2
を生成し、また、例えばサンプリングがビットクロック
の4倍(n=2)のときは、サンプリングクロックを4
分周して、図5D、5Eに示すように、ビットクロック
と同じ周波数を有するクロックfb1 、fb2 を生成す
る。
【0041】DPLLからなるクロック再生回路を構成
するクロック位相検出回路60は、例えば図1に示すよ
うに、バッファ回路61と、該バッファ回路61を介し
て上記複素乗算回路20からの、例えばベースバンド信
号Iのサンプル値を、上記分周回路83からのクロック
fb1 でラッチする縦続接続された遅延器62a、62
bと、該遅延器62aで遅延されたサンプル値の例えば
上位7ビットの負論理を求める負論理回路63と、該負
論理回路63の出力と上記遅延器62bの出力の例えば
上位7ビットを加算する加算器64と、上記バッファ回
路61を介して上記複素乗算回路20からの、例えばベ
ースバンド信号Iのサンプル値を、上記分周回路83か
らのクロックfb2 でラッチする遅延器62cと、該遅
延器62cの出力を上記分周回路83からのクロックf
1 でラッチする遅延器62dと、上記加算器64の出
力の最上位ビット(以下MSB:Most Significant Bit
という)の負論理を求める負論理回路65と、該負論理
回路65の出力と上記遅延器62dの出力の排他的論理
和を演算する排他的論理和回路66と、該排他的論理和
回路66の出力をラッチするラッチ回路67と、上記加
算器64の出力に基づいて、上記ラッチ回路67を制御
するゲート回路68と、該ゲート回路68の出力に基づ
いて、上記ラッチ回路67のクロックfb2 を制御する
論理積回路69とを備える。
【0042】そして、遅延器62a、62bは、クロッ
クfb1 の立ち上がりエッジで動作し、サンプル値のう
ちの2n 個おきのシンボル点に相当するサンプル値を順
次ラッチする。具体的には、例えばサンプリングクロッ
クがビットクロックの2倍の周波数を有するときは、図
4F、4Gに示すように、隣接するシンボル点に相当す
る2つのサンプル値(例えばサンプル値#3とサンプル
値#1、サンプル値#5とサンプル値#3・・・)を順
次ラッチする。また、例えばサンプリングクロックがビ
ットクロックの4倍の周波数を有するときは、図5F、
5Gに示すように、隣接するシンボル点に相当する2つ
のサンプル値(例えばサンプル値#5とサンプル値#
1、サンプル値#9とサンプル値#5・・・)を順次ラ
ッチする。
【0043】加算器64は、遅延器62aにラッチされ
ているサンプル値の上位7ビットの負論理と、遅延器6
2bにラッチされているサンプル値の上位7ビットを加
算することにより、隣接するシンボル点に相当する2つ
のサンプル値の極性変化を検出すると共に、それらの差
分の絶対値を求める。
【0044】一方、遅延器62cは、クロックfb2
立ち上がりエッジで動作し、遅延器62dは、クロック
fb1 の立ち上がりエッジで動作し、これらの遅延器6
2c、62dは、隣接するシンボル点の中間点のサンプ
ル値を順次ラッチする。具体的には、例えばサンプリン
グクロックがビットクロックの2倍の周波数を有すると
きは、図4H、4Iに示すように、中間点のサンプル値
#2、#4、#6・・・を順次ラッチする。また、例え
ばサンプリングクロックがビットクロックの4倍の周波
数を有するときは、図5H、5Iに示すように、中間点
のサンプル値#3、#7、#11・・・を順次ラッチす
る。
【0045】排他的論理和回路66は、遅延器62dか
らの中間点のサンプル値と、負論理回路65を介して供
給される加算器64の出力のMSB、すなわち符号ビッ
トとの排他的論理和を求めることにより、隣接するシン
ボル点に相当する2つのサンプル値の極性変化に基づい
て、中間点のサンプル値の極性を反転し、得られるサン
プル値をDPLLの位相誤差ΔS として出力する。
【0046】具体的には、排他的論理和回路66は、例
えば図6Bに示すように、ベースバンド信号Iに対して
サンプリングクロック(○で示す)の位相が進んでいる
ときは、シンボル点に相当するサンプル値#1の極性と
それに隣接するシンボル点に相当するサンプル値#3の
極性が負から正に変化して、負論理回路65から0が供
給されることにより、中間点のサンプル値#2をそのま
ま出力し、サンプル値#3の極性とサンプル値#5の極
性が正から負に変化して、負論理回路65から1が供給
されることにより、中間点のサンプル値#4の負論理、
すなわち極性を反転して出力する。
【0047】また、例えば図6Cに示すように、ベース
バンド信号Iに対してサンプリングクロックの位相が遅
れているときは、サンプル値#1の極性とサンプル値#
3の極性が負から正に変化して、負論理回路65から0
が供給されることにより、中間点のサンプル値#2をそ
のまま出力し、サンプル値#3の極性とサンプル値#5
の極性が正から負に変化して、負論理回路65から1が
供給されることにより、中間点のサンプル値#4の極性
を反転して出力する。すなわち、この排他的論理和回路
66からは、サンプリングクロックの位相が進んでいる
ときは負の値の位相誤差ΔS が出力され、遅れていると
きは正の値の位相誤差ΔS が出力される。なお、図6A
は、サンプリングクロックの位相がベースバンド信号I
に合っている場合を示しており、値が0である位相誤差
ΔS が出力される。換言すると、この排他的論理和回路
66からは、ベースバンド信号Iの所謂ゼロクロス点の
近傍から得られる位相誤差ΔS が常に出力され、DPL
Lを安定して動作させることができる。
【0048】ゲート回路68は、加算器64で得られる
隣接するシンボル点に相当する2つのサンプル値の差分
の絶対値のうちの所定の閾値TH以上のものを検出し、
閾値TH以上のものが検出されたとき、排他的論理和回
路66からの位相誤差ΔS である中間点のサンプル値が
ラッチ回路67にラッチされるように論理積回路69を
制御する。
【0049】具体的には、ゲート回路68は、例えば図
7に示すように、排他的論理和回路からなり、加算器6
4の出力の上位2ビット、すなわち符号ビットと第2ビ
ットの排他的論理和を求めることにより、図8に示すよ
うに、差分の絶対値が閾値TH以上(斜線で示す)のと
きに1を出力する。この結果、差分の絶対値が閾値TH
以上のとき、すなわち例えば受信信号のレベルが高く、
再生されたベースバンド信号Iのレベルが高いときに、
ラッチ回路67が動作し、ラッチ回路67からそのとき
の位相誤差ΔS が出力される。換言すると、例えば受信
レベルが低下した等のS/Nが低いときは、低下する前
の正常状態において検出された位相誤差ΔS が継続して
出力され、S/Nが低いときであっても、このDPPL
を安定して動作させることができる。
【0050】そして、このようにして得られた位相誤差
ΔS は、DPLLのループフィルタ70に供給される。
このループフィルタ70は、上述のループフィルタ40
と同じ回路構成となっており、上述の図2に示すよう
に、上記ラッチ回路67からの位相誤差ΔS を累積加算
するための加算器71と、該加算器71の出力を1サン
プリングクロック分遅延する遅延器72と、位相誤差Δ
S をシフトすることによりβを乗算するシフトレジスタ
73と、上記加算器71の出力をシフトすることにより
αを乗算するシフトレジスタ74と、上記シフトレジス
タ73の出力とシフトレジスタ74の出力を加算する加
算器75とから構成され、この1次の巡回型ディジタル
フィルタであるループフィルタ70は、上記式6に示す
伝達関数H(Z)を位相誤差ΔS に乗算して、位相誤差
ΔS を濾波し、この濾波された位相誤差ΔS をD/A変
換器81に供給する。
【0051】D/A変換器81は、ループフィルタ70
で濾波された位相誤差ΔS をアナログ信号に変換して、
VCO82に供給する。この結果、VCO82におい
て、位相誤差ΔS が0となるような、すなわちベースバ
ンド信号Iに位相が一致したサンプリングクロックが再
生される。そして、この再生されたサンプリングクロッ
クは、上述したA/D変換器17I 、17Q 等に供給さ
れる。
【0052】かくして、このQPSK復調装置では、A
/D変換回路10〜VCO82から構成されるDPPL
において、サンプリングクロックを再生し、このサンプ
リングクロックを用いてIF信号をディジタル信号に変
換した後、コスタス形キャリア再生回路においてキャリ
アを再生し、このキャリアを用いてQPSK変調信号を
直交復調して、ベースバンド信号を再生する際に、DP
PLの位相誤差ΔS を、常にベースバンド信号のゼロク
ロス点の近傍から得るようにしているので、S/Nが低
下しても、DPLLを安定して動作させ得、サンプリン
グクロックやビットクロックを安定して再生することが
できる。また、隣接するシンボル点に相当するサンプル
値の差分の絶対値が、閾値TH以上のときに、位相誤差
ΔS を得るようにしているのでサンプリングクロックや
ビットクロックを安定して再生することができる。
【0053】また、上述のようにこのクロック再生回路
は、ディジタル回路で構成しているので、IC化に適し
ていると共に、電源電圧変動や温度変化等の影響を受け
ない。
【0054】また、上述の実施例では、隣接するシンボ
ル点に相当するサンプル値の極性変化に基づいて、位相
誤差ΔS を得るようにしているが、一方の極性変化に基
づいて、位相誤差ΔS を得るようにしても、上述の実施
例と同様な効果を得ることができる。具体的には、例え
ば図5B、5Cに示すように、隣接するシンボル点に相
当する2つのサンプル値の極性が負から正に変化したと
きの中間点のサンプル値#2、#6・・・を位相誤差Δ
S としてしてもよい。
【0055】なお、本発明は、上述の実施例に限定され
るものではなく、例えばコンパクトディスク、光ディス
クを再生するディスク再生装置等のクロック再生回路
に、本発明を適用できることは言うまでもない。また、
クロック位相検出回路の構成は、図1に示す具体的な回
路構成に限定されるものではない。
【0056】
【発明の効果】以上の説明でも明らかなように、本発明
を適用したクロック再生回路では、ディジタル変調信号
を復調して得られるベースバンド信号を、ビットクロッ
クの2n 倍の周波数を有するサンプリングクロックでサ
ンプリングし、得られるサンプル値のうちの2n 個おき
のシンボル点に相当するサンプル値の極性を検出し、検
出されたサンプル値の極性に基づいて、隣接するシンボ
ル点に相当する2つのサンプル値の極性が反転したと
き、隣接するシンボル点の中間点のサンプル値をディジ
タルPLLにおける位相誤差とすることにより、位相誤
差を常にベースバンド信号のゼロクロス点の近傍から得
ることができ、S/Nが低下しても、DPLLを安定し
て動作させ得、サンプリングクロックやビットクロック
を安定して再生することができる。
【0057】また、隣接するシンボル点に相当する2つ
のサンプル値の極性変化に基づいて、中間点のサンプル
値の極性を反転して、位相誤差とすることにより、位相
誤差を常にベースバンド信号の立ち上がりエッジと立ち
下がりエッジの両方のエッジのゼロクロス点の近傍から
得ることができ、サンプリングクロックやビットクロッ
クを安定して再生することができる。
【0058】また、隣接するシンボル点に相当する2つ
のサンプル値の極性変化に基づいて、一方の極性変化に
対応した中間点のサンプル値を位相誤差とすることによ
り、位相誤差をベースバンド信号の立ち上がりエッジあ
るいは立ち下がりエッジの片方のエッジのゼロクロス点
の近傍から常に得ることができ、サンプリングクロック
やビットクロックを安定して再生することができる。
【0059】また、隣接するシンボル点に相当するサン
プル値の極性が反転すると共に、それらの差分の絶対値
が所定の閾値以上のときに、中間点のサンプル値を位相
誤差とすることにより、さらにDPLLを安定して動作
させることができ、サンプリングクロックやビットクロ
ックを安定して再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したクロック再生回路を構成する
クロック位相検出回路の具体的な回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】上記クロック位相検出回路を採用したQPSK
復調装置の回路構成を示すブロック図である。
【図3】上記QPSK復調装置を構成する分周回路の具
体的な回路構成を示すブロック図である。
【図4】上記クロック位相検出回路の動作を説明するた
めのタイムチャートである。
【図5】上記クロック位相検出回路の動作を説明するた
めのタイムチャートである。
【図6】上記クロック位相検出回路の動作を説明するた
めの波形図である。
【図7】上記クロック位相検出回路を構成するゲート回
路の具体的な回路構成を示すブロック図である。
【図8】上記ゲート回路の閾値THを示す図である。
【図9】QPSK復調装置の原理的な回路構成を示すブ
ロック図である。
【図10】従来のクロック位相検出回路の回路構成を示
すブロック図である。
【図11】上記従来のクロック位相検出回路の動作を説
明するためのタイムチャートである。
【図12】上記従来のクロック位相検出回路の動作を説
明するためのタイムチャートである。
【符号の説明】
17I 、17Q ・・・A/D変換器 62a、62b、62c、62d・・・遅延器 63・・・負論理回路 64・・・加算器 66・・・排他的論理和回路 67・・・ラッチ回路 68・・・ゲート回路 69・・・論理積回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルPLLによりデータのビット
    クロックを再生するクロック再生回路において、 ディジタル変調信号を復調して得られるベースバンド信
    号を、上記ビットクロックの2n (n=1、2、3・・
    ・)倍の周波数を有するサンプリングクロックでサンプ
    リングするサンプリング手段と、 該サンプリング手段から供給されるサンプル値のうちの
    n 個おきのシンボル点に相当するサンプル値の極性を
    検出する極性検出手段と、 該極性検出手段で検出されたサンプル値の極性に基づい
    て、隣接するシンボル点に相当する2つのサンプル値の
    極性が反転したとき、該隣接するシンボル点の中間点の
    サンプル値を上記ディジタルPLLにおける位相誤差と
    して出力する位相誤差出力手段とを具備することを特徴
    とするクロック再生回路。
  2. 【請求項2】 前記位相誤差出力手段が、隣接するシン
    ボル点に相当する2つのサンプル値の極性変化に基づい
    て、前記中間点のサンプル値の極性を反転する極性反転
    手段を備えることを特徴とする請求項1記載のクロック
    再生回路。
  3. 【請求項3】 前記位相誤差出力手段が、隣接するシン
    ボル点に相当する2つのサンプル値の極性変化に基づい
    て、一方の極性変化に対応した中間点のサンプル値を位
    相誤差とすることを特徴とする請求項1記載のクロック
    再生回路。
  4. 【請求項4】 前記位相誤差出力手段が、隣接するシン
    ボル点に相当するサンプル値の極性が反転すると共に、
    それらの差分の絶対値が所定の閾値以上のときに、前記
    中間点のサンプル値を位相誤差とすることを特徴とする
    請求項1、請求項2又は請求項3に記載のクロック再生
    回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100315006B1 (ko) * 1999-07-26 2001-11-24 김봉택 디지털 신호 전송 시스템
JP2008283382A (ja) * 2007-05-09 2008-11-20 Sanyo Electric Co Ltd 信号処理装置
JP2013126224A (ja) * 2011-12-16 2013-06-24 Nec Engineering Ltd クロックリカバリ回路、これを含むデジタル復調回路、クロックリカバリ方法及びこれを含むデジタル復調方法

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JP2013126224A (ja) * 2011-12-16 2013-06-24 Nec Engineering Ltd クロックリカバリ回路、これを含むデジタル復調回路、クロックリカバリ方法及びこれを含むデジタル復調方法

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