JPH0637598U - 換気扇 - Google Patents

換気扇

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Publication number
JPH0637598U
JPH0637598U JP7229692U JP7229692U JPH0637598U JP H0637598 U JPH0637598 U JP H0637598U JP 7229692 U JP7229692 U JP 7229692U JP 7229692 U JP7229692 U JP 7229692U JP H0637598 U JPH0637598 U JP H0637598U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
ventilation
impeller
blade
front surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP7229692U
Other languages
English (en)
Inventor
和裕 青山
Original Assignee
松下精工株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下精工株式会社 filed Critical 松下精工株式会社
Priority to JP7229692U priority Critical patent/JPH0637598U/ja
Publication of JPH0637598U publication Critical patent/JPH0637598U/ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 換気扇の厚みを増大させずに、モーターを冷
却して長寿命化を図るとともにモーターを汚染されにく
くする。 【構成】 羽根胴7の前面に複数個の羽根胴通気孔11
を有した羽根車8と、羽根車8をモーター5の回転子軸
6に固定し複数個の取付体通気孔12を有した取付体1
0とを備え、取付体通気孔12を羽根胴7の前面に投影
したとき、取付体通気孔12と羽根胴通気孔11とが重
ならないように配設することにより、2種類の通気孔を
通る空気流ができて、モーター5を冷却し、しかも空気
流が直進しないので油煙粒子のみ直進して羽根胴7の前
面に付着し、モーター5を汚染されにくくすることがで
きる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、台所の油煙等を排出する換気扇に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より換気扇は、その心臓部ともいえるモーターの長寿命化が求められてい るが、この長寿命化を図るために、羽根の通風でモーターを冷却する技術は、た とえば実開昭57−139128号公報に示すような構成がー般的であった。
【0003】 以下、その構成について図4を参照しながら説明する。図に示すように、モー ター101のほぼ前半部を覆う椀状の羽根胴102の前面に通気孔102aと外 周部に羽根板103を有した羽根車104を、モーター101の回転子軸105 に、その先端部に螺合する取付体106により締め付け固着していた。そして取 付体106の外周部側から通気孔102aに至る通風路を形成するために、取付 体106の外周部と羽根胴102の前面との間に空隙107を設けていた。
【0004】 上記構成において、羽根車104によって吸込まれ吐出される風の一部は取付 体106の後方の空隙107を通り、さらに羽根胴102の通気孔102aを通 り、モーター101を冷却しているものであった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところでこの種の換気扇では、近年、製品の薄形化も求められている。ところ が上記従来の換気扇では、取付体106の後方の空隙107を必要とするため、 換気扇を薄形化する場合に空隙107だけ換気扇の厚さが増大してしまう。また 換気扇の厚さが増大しないようにする場合には、取付体106のつまみ部分10 6aを薄くする必要があるので、清掃時等に取付体106をしっかりつかんで回 しにくく脱着しにくいという課題があった。
【0006】 本考案は上記課題を解決するもので、換気扇の厚みを増大せずに、モーターを 冷却して長寿命化を図るとともに、モーターが汚染されにくい換気扇を提供する ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、モーターと、このモーターの回転子軸が 嵌挿される貫通穴を有するボス部を中央に備え、前記モーターの前半部を覆う椀 状に形成した羽根胴を有する羽根車と、外周の径が前記ボス部とほぼ同径で、中 央部に前記回転子軸と螺合する螺合部が形成され、前記羽根車を前記回転子軸に 締め付け固着する取付体とからなり、前記羽根胴の前面には複数個の羽根胴通気 孔が、前記取付体には複数個の取付体通気孔がそれぞれ設けられ、前記取付体通 気孔は前記羽根胴の前面に投影したとき前記羽根胴通気孔に重ならない箇所に位 置してなる換気扇の構成としたものである。
【0008】
【作用】
本考案は上記した構成により、モーターで羽根車を駆動すると、羽根車による 空気流で取付体通気孔から取付体の後方に空気が誘引され、さらに羽根胴通気孔 から羽根胴内部に吸引され、その空気流によりモーターの放熱がよくなりモータ ーの温度上昇が緩和される。一方、油煙粒子は空気より比重が大きいため慣性力 が大きく、直進する傾向にあることから、取付体通気孔と羽根胴通気孔の間で空 気流が直進しないため、油煙粒子は羽根胴の前面に付着し、モーターを冷却する 空気流には油煙粒子の含有が少なくなることとなり、モーターが汚染されにくく なるものである。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図1〜図3を参照しながら説明する。
【0010】 図に示すように、壁部1の開口に設けた木枠2により形成された換気孔に篏挿 される換気扇の外枠3の内部に、支持脚4によってモーター5が設けられ、この モーター5にはその回転子軸6に、モーター5の前半部を覆う椀状の羽根胴7を 有し、この羽根胴7の外周部に羽根板7aを備えた羽根車8が、次のようにして 固着されている。すなわち、羽根胴7の中央に設けたボス部9の貫通穴9aに回 転子軸6を篏挿し、回転子軸6の先端に形成されたネジ部6aに、外周が羽根胴 7の外径とほぼ同径に形成され中央に螺合部10aを有する取付体10を螺合す ることによって、羽根車8を回転子軸6に締め付け固着している。また、羽根胴 7の前面には4個の羽根胴通気孔11が、取付体10の前面には4個の取付体通 気孔12がそれぞれ設けられている。そして羽根車8を回転子軸6に装着した状 態で取付体通気孔12を羽根胴7の前面に投影したとき、取付体通気孔12は、 羽根胴通気孔11に重ならない箇所に位置するように設けられている。
【0011】 上記構成において、モーター5によって羽根車8を駆動すると、羽根車8によ る空気流で取付体通気孔12から取付体10の後方に空気が誘引され、さらに羽 根胴通気孔11から羽根胴7内部に吸引され、羽根胴7内に流れる空気流路が形 成され、その空気流によりモーター5の放熱がよくなり、モーター5の温度上昇 が緩和される。一方、レンジ等より発生する油煙は、油煙粒子が空気より比重が 大きいので、慣性力が大きく直進する傾向にあり、取付体通気孔12を通った油 煙粒子は、羽根胴7の前面に付着して、羽根胴7の内部を通りモーター5を冷却 するときには油煙粒子の含有が少ないので、モーター5が汚染されにくくなる。 また、取付体10の外周部のつまみ部分10bと羽根胴7とは密着しており換気 扇の厚みを増大させることもない。
【0012】 このように本考案の実施例の換気扇によれば、取付体通気孔12と羽根胴通気 孔11を設けることにより、換気扇の厚みを増大させずに、羽根胴7内部に空気 を誘引してモーター5を冷却するとともに、モーター5の汚染がされにくくする ことができる。
【0013】 なお、実施例では取付体通気孔12、羽根胴通気孔11の個数をそれぞれ4個 としたが、個数は換気扇の風量等を勘案して適宜決めればよく、この個数に限定 されるものではない。
【0014】
【考案の効果】
以上の実施例から明らかなように、本考案によれば換気扇の厚みを増大させず に、モーターを冷却して長寿命化を図るとともにモーターを汚染されにくくした 換気扇を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の換気扇要部拡大断面図
【図2】同通気孔配置図
【図3】同換気扇の設置断面図
【図4】従来の換気扇の設置断面図
【符号の説明】
5 モーター 6 回転子軸 7 羽根胴 8 羽根車 9 ボス部 9a 貫通穴 10 取付体 10a 螺合部 11 羽根胴通気孔 12 取付体通気孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モーターと、このモーターの回転子軸が嵌
    挿される貫通穴を有するボス部を中央に備え、前記モー
    ターの前半部を覆う椀状に形成した羽根胴を有する羽根
    車と、外周の径が前記ボス部とほぼ同径で、中央部に前
    記回転子軸と螺合する螺合部が形成され、前記羽根車を
    前記回転子軸に締め付け固着する取付体とからなり、前
    記羽根胴の前面には複数個の羽根胴通気孔が、前記取付
    体には複数個の取付体通気孔がそれぞれ設けられ、前記
    取付体通気孔は前記羽根胴の前面に投影したとき前記羽
    根胴通気孔に重ならない箇所に位置してなる換気扇。
JP7229692U 1992-10-16 1992-10-16 換気扇 Pending JPH0637598U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7229692U JPH0637598U (ja) 1992-10-16 1992-10-16 換気扇

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JP7229692U JPH0637598U (ja) 1992-10-16 1992-10-16 換気扇

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0637598U true JPH0637598U (ja) 1994-05-20

Family

ID=13485166

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JP7229692U Pending JPH0637598U (ja) 1992-10-16 1992-10-16 換気扇

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JP (1) JPH0637598U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101398964B1 (ko) * 2012-09-11 2014-05-27 동양기전 주식회사 브러시리스 모터 장치
KR102633617B1 (ko) * 2023-05-04 2024-02-05 오세헌 환풍기

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101398964B1 (ko) * 2012-09-11 2014-05-27 동양기전 주식회사 브러시리스 모터 장치
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