JPH063746U - スピーカ取り付け構造 - Google Patents

スピーカ取り付け構造

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JPH063746U
JPH063746U JP7098891U JP7098891U JPH063746U JP H063746 U JPH063746 U JP H063746U JP 7098891 U JP7098891 U JP 7098891U JP 7098891 U JP7098891 U JP 7098891U JP H063746 U JPH063746 U JP H063746U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自動車のトリム、ガーニッシュ等の内装部材に
設けられた同一の開口に口径の異なるスピーカを取り付
けたにもかかわらず、音響効果を安定させる。 【構成】車両のインナパネル9とアウタパネル10で形
成される空間に配設されると共に、スピーカ本体5’の
背後を覆うスピーカリヤカバー6’をインナパネル9に
取り付け、スピーカ本体5’の前面外周に於けるスピー
カリヤカバー周縁部61’より内装部材の開口周縁部2
b’に当接させるように壁部6dを延設して、上記空間
と車室内の音響の出入りを防止する。スピーカリヤカバ
ー6’の内側に口径の相違するスピーカ取付部6a’が
少なくとも1個形成されているので、同一開口を有する
内装部材を大小口径スピーカに兼用できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、乗用車等の自動車に設けられるカーオーディオ等において、カーオ ーディオ等のグレードが増えることにより、同一箇所に取り付けるスピーカの口 径が異なる場合の、スピーカ取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、図5〜図7に示すようなスピーカ取り付け構造が提案されている。 一般に、自動車に取り付けるカーオーディオ等のスピーカの取り付け箇所は数多 くあるが、例えば図5のようにドアに取り付けるスピーカの場合について説明す る。図5に示す如く、自動車用のドア1は、サイドウインドウ3を有し、ドアト リム2の下方にスピーカSが取り付けられている。そのVI−VI矢視断面図が 図6、図7であり、図6は大口径スピーカの場合、図7は小口径スピーカの場合 を示す。
【0003】 まず、大口径スピーカの場合であるが、図6に示す如く、ドアの外板であるド アアウタパネル10の車室側で、大口径スピーカ本体5が大口径スピーカ用ス ピーカリヤカバー6に、コーン51を有するコーンハウジング52の前側周縁部 5aとスピーカリヤカバー前側周縁部61のスピーカ取り付け部6aとを介して ボルト7によって固定されている。大口径スピーカ用スピーカリヤカバー6はコ ーンハウジング52の背後を略コの字の断面形状で覆い、ちょうど大口径スピー カ本体5の後端部5bを挿通するための孔6bがあけられている。また、大口径 スピーカ用スピーカリヤカバー6には、スピーカ取り付け部6aよりさらに略同 心円外側に、取り付けフランジ6cが設けられている。一方、ドアの内板である ドアインナパネル9は、スピーカ取り付けのために大口径スピーカ用スピーカリ ヤカバー6より大きな開口9aが設けてあり、同取り付けフランジ6cを介して 、大口径用スピーカリヤカバー6がボルト8によってドアインナパネル9の開口 周縁部9bに固定されている。この際、同取り付けフランジ6cに予め取り付け てあるクッション12を挟み込むので、同取り付けフランジ6cと開口周縁部9 bは密着している。さらに、ドアインナパネル9の車室側には、ドアトリム2 が図示しないクリップにより取り付けてあり、同ドアトリム2にはちょうど大口 径スピーカ本体5の正面に対向して略大口径スピーカ大の開口2aが設けてあり 、ドアトリム2の開口周縁部2bと大口径スピーカの周縁部5aとは周縁部5a に予め取り付けてあるクッション13を介して密着している。そして、スピーカ ガーニッシュ4がドアトリム2の開口2aに、開口周縁部2bに設けられた凹部 2b’において弾性的に嵌合されている。
【0004】 次に、小口径スピーカ場合であるが、大口径スピーカの場合と同様に、図7に 示す如く、ドアの外板であるドアアウタパネル10の車室側で、小口径スピー カ本体5’が小口径スピーカ用スピーカリヤカバー6’に、コーン51’を有す るコーンハウジング52’の前側周縁部5’aとスピーカリヤカバー前面周縁部 61’のスピーカ取り付け部6’aとを介してボルト7によって固定されている 。小口径スピーカ用スピーカリヤカバー6’はコーンハウジング52’の背後を 略コの字の断面形状で覆い、ちょうど小口径スピーカ本体5’の後端部5’bを 挿通するための孔6’bがあけられている。また、小口径スピーカ用スピーカリ ヤカバー6’には、スピーカ取り付け部6’aよりさらに略同心円外側に、取り 付けフランジ6’cが設けられている。一方、ドアの内板であるドアインナパネ ル9は、スピーカ取り付けのために小口径スピーカ用スピーカリヤカバー6’よ り大きな開口9aが設けてあり、同取り付けフランジ6’cを介して、小口径ス ピーカ用スピーカリヤカバー6’がボルト8によってドアインナパネル9の開口 周縁部9bに固定されている。この際、同取り付けフランジ6’cに予め取り付 けてあるクッション12を挟み込むので、同取り付けフランジ6’cと開口周縁 部9bは密着している。さらに、ドアインナパネル9の車室側には、ドアトリ ム2が図示しないクリップで取り付けてあり、同ドアトリム2にはちょうど小口 径スピーカ本体5’の正面に対向して略大口径スピーカ大の開口2aが設けてあ り、ドアトリム2の開口周縁部2bと小口径スピーカの前側周縁部5’aとは隙 間11があいている。そして、スピーカガーニッシュ4がドアトリム2の開口2 aに、開口周縁部2bに設けられた凹部2b’において弾性的に嵌合されている 。
【0005】 大口径スピーカ、小口径スピーカとも、スピーカ5、5’の前面から出た音は スピーカガーニッシュ4を通して車室側に音が入ってくる。また、スピーカ5 、5’の背後から出た音はスピーカリヤカバー後部の孔6b、6’bによりドア 内部全体に音を拡散させることで、ドア自体を反響箱として利用し音響効果を高 めている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなスピーカ取り付け構造では、図6のように大口径ス ピーカ5を取り付ける場合、大口径スピーカ本体5の前側周縁部5aとドアトリ ム2の開口周縁部2bとの間の車室内への隙間は上記したようにクッション1 3、大口径スピーカ本体5の周縁部5a、大口径スピーカ用スピーカリヤカバー 6の前側周縁部61、およびクッション12により密閉されているので音もれの 心配はないが、図7のように小口径スピーカ5’を取り付ける場合、図中矢印の ようにスピーカ背後から出た音が、スピーカリヤカバー後端部の孔6’bからド アインナパネル9にあるドアレバーなどの取り付けのための孔9cを通り、小口 径スピーカの周縁部5’aとドアトリム2の開口周縁部2bとの口径差による隙 間11からまわりこんでくると同時に、スピーカ前面から出た音も図中矢印を逆 方向にたどり、ドア内にもれてしまうという問題点がある。また、隙間11があ ることで、車外からの音も入ってきやすくなるので、車室の遮音性が悪くなる という問題点もある。さらに、大口径スピーカ本体5はドアトリム2の開口周縁 部2bとドアインナパネル9の開口周縁部9bとの間に固定されているが、小口 径スピーカの場合は上記隙間11があることで、小口径スピーカ本体5’は上記 スピーカリヤカバー6’の厚さの薄い取り付けフランジ6’cと薄板のドアイン ナパネル9の開口周縁部9bとのみでボルト8により取り付けられているため、 音響による振動および共振振動ならびに車両のエンジン振動や走行による振動等 によって、ドアインナパネル9とともに振動してしまい、音響効果ならびにビビ リ振動等の発生原因となるおそれがあった。
【0007】 これを解決するには、大口径用スピーカ用ドアトリムおよびスピーカガーニッ シュとは別に、小口径スピーカ専用ドアトリムおよびスピーカガーニッシュを採 用することや上記隙間11をうめるためのスペーサやそれを固定保持する固定手 段が必要であり、かつ同スペーサや固定手段が上記各振動に対し共振しないよう な構造の選定が必要である。しかし、これでは部品点数が増えかつコスト高にな ってしまう。
【0008】 本考案はこのような問題点に鑑みてなされたもので、ドアトリム、スペーサな どの部品点数を増やさず、小口径スピーカ用スピーカリヤカバーにトリム開口周 縁部に密着するように延伸した壁部を設けることにより、音もれをなくすスピー カリヤカバーを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案のスピーカ取り付け構造では、車両のインナ パネルとアウタパネルで形成される空間に取り付けられるスピーカ配設構造にお いて、上記スピーカの背後を覆いスピーカ後端部に対応する孔を有するとともに 、同インナパネルに設けられた開口の周縁部に取り付けられるスピーカリヤカバ ー、上記スピーカ前面に対応して開口が設けられ上記インナパネルや補強部財な どの車両構成部材に取り付けられるトリム等の内装部材、同内装部材の開口周縁 部および同スピーカリヤカバー前側周縁部の何れか一方より他方にむけて延設さ れ同開口周縁部と同前側周縁部との間を閉塞するための壁部、上記スピーカリヤ カバーの前側周縁部の内面より同スピーカの略同心円中心方向でかつ同スピーカ リヤカバー後端部にむかって屈曲して形成される少なくとも1個のスピーカ取り 付け用のスピーカ取り付け部または上記スピーカリヤカバーの前側周縁部の内面 より略同心円中心方向に延設される同一平面に設けられた少なくとも1個のスピ ーカ取り付け用のスピーカ取り付け部を備えたことを特徴とする。
【0010】
【作用】
本考案のスピーカリヤカバーでは、同スピーカリヤカバーの前側周縁部とスピ ーカ取り付けのための内装部材の開口周縁部の間に密着するように延伸した壁部 を少なくとも上記両周縁部の何れか一方から設けることで、スピーカ背後からま わりこんできた音を遮断するとともに、スピーカ前面から出た音も車室外にもれ るのを防止し、さらに車外音をも遮断し、ドア内部に浸入した雨水、洗車時の水 のスピーカリヤカバーよりスピーカへの浸入を防止している。また、スピーカ本 体が上記内装部材の開口周縁部とドアインナパネルの開口周縁部との間に上記壁 部とともに固定されるので、スピーカリヤカバーの取り付けフランジはドアイン ナパネルの開口周縁部に対してボルトおよび上記壁部とにより2点支持になるの で、スピーカがドアインナパネルとともに振動してしまうこともない。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の第1実施例を図1、図2に基づいて詳細に説明する。 一般に、自動車に取り付けるカーオーディオ等のスピーカの取り付け箇所は数 多くあるが、例えば図1のようにドアに取り付けるスピーカの場合について説明 する。図1に示す如く、自動車用のドア1は、サイドウインドウ3を有し、ドア トリム2の下方にスピーカSが取り付けられている。そのII−II矢視断面図 である図2に示す如く、ドアの外板であるドアアウタパネル10の車室側で、 小口径スピーカ本体5’がスピーカリヤカバー6に、コーン51’を有するコー ンハウジング52’の前側周縁部5’aとスピーカリヤカバー前側周縁部61の スピーカ取り付け部6aとを介してボルト7によって固定されている。スピーカ リヤカバー6はコーンハウジング52’の背後を略コの字の断面形状で覆い、ち ょうど小口径スピーカ本体5’の後端部5’bを挿通するための孔6bがあけら れている。また、スピーカリヤカバー6には、スピーカ取り付け部6aよりさら に略同心円外側に、取り付けフランジ6cが設けられている。一方、ドアの内板 であるドアインナパネル9は、スピーカ取り付けのためにスピーカリヤカバー6 より大きな開口9aが設けてあり、同取り付けフランジ6cを介して、スピーカ リヤカバー6がボルト8によってドアインナパネル9の開口周縁部9bに固定さ れている。この際、同取り付けフランジ6cに予め取り付けてあるクッション1 2を挟み込むので、同取り付けフランジ6cと開口周縁部9bは密着している。 さらに、ドアインナパネル9の車室側には、ドアトリム2が図示しないクリッ プにより取り付けてあり、同ドアトリム2にはちょうど小口径スピーカ5’の正 面に対向して略小口径スピーカ本体5より大きな開口2aが設けてある。また、 スピーカリヤカバー6は同取り付けフランジ6cと一体的に形成されるとともに 、ドアトリム2の開口周縁部2bに延伸し開口周縁部2bとドアインナパネル9 の開口周縁部9bとの間で挟持されるように形成された壁部6dが予め同壁部6 dに取り付けてあるクッション13を介して隙間なく密着するように設けられて いる。この壁部6dは上記スピーカリヤカバー6の前側周縁部と内装部材の開口 周縁部の何れか一方から延設させても、また上記両周縁部から互いに対向するよ うに延設されクッションを介して互いに当接するようにしてもよい。また、スピ ーカガーニッシュ4がドアトリム2の開口周縁部2bに設けられた凹部2b’に おいて弾性的に嵌合されている。
【0012】 従って、本実施例によればドアガラスを除くドアの内側略全面に取り付けられ る大きなトリムおよびスピーカガーニッシュを大・小口径スピーカにそれぞれ合 わせて2枚採用する必要がなく、共通の1枚のトリムおよびガーニッシュが使用 できるので、コストが安く組み立てならびに整備性もよい。
【0013】 次に、第2実施例を図3、図4に基づいて説明するが、図3は大口径スピーカ の取り付け状態、図4は小口径スピーカの取り付け状態を示す。ただし、上記第 1実施例と共通の部材については同一符号を付して、詳細な説明は省略する。 この第2実施例においては、上述したスピーカリヤカバーを大口径スピーカ用 、小口径スピーカ用とせず、兼用として部品点数を更に減らしたものである。
【0014】 スピーカリヤカバー6のスピーカ取り付け部6aを大口径スピーカ取り付け部 6a1よりもスピーカの同心円中心方向でかつスピーカリヤカバー6の後端部に むかって屈曲した2段構成にすることにより、小口径の段を小口径スピーカ取り 付け部6a2としたもので各々の取り付け部6a1、6a2に大小口径スピーカ を装着した場合でも各々のスピーカ前面がスピーカリヤカバー6等の障害物がな く開放されており音響に問題がないように構成されている。
【0015】 従って、ドアトリムおよびスピーカガーニッシュのみならず、スピーカカバー をもスピーカ口径によらず共用にできるために、部品点数を減らすことでコスト ダウンにもつながるのである。また、第1実施例では、大口径スピーカの場合大 口径スピーカ側に取り付けられたクッション13により大口径スピーカ本体5と ドアトリム2が密着しており、小口径スピーカの場合スピーカリヤカバー側に取 り付けられたクッション13によりスピーカリヤカバー6とドアトリム2が密着 していた。そのため、スピーカの口径によりクッション13の取り付けの有無が あり非常に紛らわしかったが、第2実施例ではスピーカリヤカバー側のクッショ ンだけを採用しているので、スピーカ製造の際上記のような紛らわしさは解消さ れる。
【0016】 大口径スピーカ、小口径スピーカとも、スピーカ5、5’の前面から出た音は スピーカガーニッシュ4を通して車室側に入ってくる。また、スピーカ5、5 ’の背後から出た音はスピーカリヤカバー後部の孔6b、6’bを通り、ドアイ ンナパネル9にあるドアレバーなどの取り付けのための孔9cを通って、車室側 にまわりこんでくるが、スピーカリヤカバーを延伸した壁部6dによって遮音 される。壁部6dはクッション13、クッション12を介してドアトリム2の開 口周縁部2bと同周縁部2bに対向するドアインナパネルの開口周縁部9aと挟 持するように設けられており、上記取り付けフランジ6cは取り付けボルト8と 上記壁部6dのクッション12の挟持点との2点で固定支持されるとともに、同 スピーカリヤカバーの前側周縁部61が取り付けフランジ6cに対して厚くでき ているのでフランジ6cの曲りや振動を防止できる。このため、スピーカ前部か ら出た音も遮断され、車室外にもれることがなく、また車外からの音も遮断され る。すなわちドア全体が密閉された反響箱の役割を果たし、音響効果を高めるこ とができる。よって、ドアトリム2およびスピーカガーニッシュ4をスピーカ口 径によらず共用にできるので、小口径スピーカの場合でも大口径スピーカ同様の 音響効果を得るために、部品点数を増やすことがなく、コストダウンにもつなが るのである。
【0017】 また、上記実施例ではスピーカ取り付け部を大小2段構成にしたが、前記と同 様にスピーカの略同心円中心方向でかつスピーカリヤカバーの後端部方向に屈曲 させて複数段構成しスピーカ取り付け部を複数個形成すれば、複数個口径の相違 するスピーカを1個の同スピーカリヤカバーで装着できる。また、スピーカリヤ カバーの前側周縁部の内側より略同心円中心方向に延設される略同一平面に設け られた複数個のスピーカ取り付け部であっても、スピーカ取り付け部の大小によ って上記複数個の取り付け部を任意選定して取り付けてもよい。また、上記実施 例ではドア内部にスピーカを設けたが、車体のインナパネルとアウタパネルの空 間やトランクルームとリヤシェルフの間など、車両のインナパネルとアウタパネ ル等適宜空間に設けることができる。
【0018】
【考案の効果】
以上の説明からも明らかな如く、本考案によれば、スピーカ取り付けのための 内装部材の開口部に隙間なく密着するように延伸した壁部をスピーカリヤカバー に設けることにより、スピーカ後部から出た音が車室側へまわりこむのを防ぐこ とができるとともに、スピーカ前部から出た音が車室外にもれるのを防ぐ。また 、車外音を遮断し、車室の遮音性も向上する。そして、トリムおよびスピーカガ ーニッシュをスピーカ口径によらず共用できるので、部品点数を増やすことなく 、コストダウンにもつながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すカーオーディオなどの
スピーカのスピーカカバーを有する自動車のドアの斜視
図である。
【図2】図1のII−II矢視断面図である。
【図3】本考案の第2実施例を示す大口径スピーカの取
り付け図である。
【図4】本考案の第2実施例を示す小口径スピーカの取
り付け図である。
【図5】従来のカーオーディオなどのスピーカのスピー
カカバーを有する自動車のドアの斜視図である。
【図6】従来の大口径スピーカ用のスピーカカバーの取
り付け状態を示す図5のIVーIV矢視断面図である。
【図7】従来の小口径スピーカ用のスピーカカバーの取
り付け状態を示す図5のIVーIV矢視断面図である。
【符号の説明】
2 ドアトリム 2a 開口 2b 開口周縁部 5 大口径スピーカ本体 5’ 小口径スピーカ本体 6 スピーカリヤカバー 6a スピーカ取り付け部 6a1 大口径スピーカ取り付け部 6a2 小口径スピーカ取り付け部 6d 壁部 61 スピーカリヤカバー前側周縁部 9 ドアインナパネル 9b 開口の周縁部 10 ドアアウタパネル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項】 車両のインナパネルとアウタパネルで形成
    される空間に取り付けられるスピーカ配設構造におい
    て、上記スピーカの背後を覆いスピーカ後端部に対応す
    る孔を有するとともに、同インナパネルに設けられた開
    口の周縁部に取り付けられるスピーカリヤカバー、上記
    スピーカ前面に対応して開口が設けられ上記インナパネ
    ルや補強部財などの車両構成部材に取り付けられるトリ
    ム等の内装部材、同内装部材の開口周縁部および同スピ
    ーカリヤカバー前側周縁部の何れか一方より他方にむけ
    て延設され同開口周縁部と同前側周縁部との間を閉塞す
    るための壁部、上記スピーカリヤカバーの前側周縁部の
    内面より同スピーカの略同心円中心方向でかつ同スピー
    カリヤカバー後端部にむかって屈曲して形成される少な
    くとも1個のスピーカ取り付け用のスピーカ取り付け部
    または上記スピーカリヤカバーの前側周縁部の内面より
    略同心円中心方向に延設される同一平面に設けられた少
    なくとも1個のスピーカ取り付け用のスピーカ取り付け
    部を備えたことを特徴とするスピーカ取り付け構造。
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