JP2001010419A - 自動車のダッシュインシュレータ - Google Patents

自動車のダッシュインシュレータ

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JP2001010419A
JP2001010419A JP11187348A JP18734899A JP2001010419A JP 2001010419 A JP2001010419 A JP 2001010419A JP 11187348 A JP11187348 A JP 11187348A JP 18734899 A JP18734899 A JP 18734899A JP 2001010419 A JP2001010419 A JP 2001010419A
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Japan
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sound
insulating layer
insertion hole
dash
absorbing layer
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JP11187348A
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Mutsuo Fujii
睦雄 藤井
Hiroaki Yamada
浩明 山田
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Daikyo Nishikawa Corp
Original Assignee
Nishikawa Kasei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダッシュインシュレータに開設されたワイヤ
ハーネス等の挿通部材挿通孔からエンジンルームの騒音
が車室に伝達されるのを防止する。 【解決手段】 ダッシュインシュレータ1は、表皮を構
成する遮音層13と、この遮音層13の裏面に一体成形
された多孔質で弾性材の吸音層15とからなる積層構造
であって、挿通部材を挿通する挿通孔9の内壁は、吸音
層15が裏面に一体成形された遮音層延設部131と、
この遮音層延設部131の端部に近接してダッシュパネ
ル側に突出し吸音層15と一体成形の吸音層突出部15
1とから構成され、この吸音層突出部151がダッシュ
インシュレータ1をダッシュパネルに取り付けた状態で
取り付け力(締結力)により圧縮されることにより、吸
音層15からの騒音が挿通孔9を経て車室へ伝達される
のを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車のエンジ
ンルームと車室とを区画するダッシュパネルの車室側に
取り付けられるダッシュインシュレータの改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車のエンジンルームと車室
とを区画するダッシュパネルの車室側には、エンジンル
ームから車室への騒音伝達を防止するためにダッシュイ
ンシュレータが取り付けられている。
【0003】このダッシュインシュレータは、塩化ビニ
ールシート、ゴムシート等からなる表皮としての遮音層
と、フェルト、ポリウレタンフォーム、不織布等の吸音
層とからなる積層構造が一般的である(特開平10−2
26006号公報、特開平10−95060号公報、特
開平6−344486号公報参照)。
【0004】一方、車室側に取り付けられたインストル
メントパネル内に配設される各種電装部品用ワイヤハー
ネスをエンジンルーム内のバッテリー、エンジン等に接
続するために、ダッシュパネル及びダッシュインシュレ
ータにはワイヤハーネス挿通用の挿通孔が開設されてい
る。
【0005】そして、ダッシュインシュレータに開設さ
れた挿通孔は、図11に示すように、遮音層Aと吸音層
Bとからなる積層構造のダッシュインシュレータCにプ
レス機等により挿通孔Dが開設されている。なお図11
において、EはダッシュインシュレータCが取り付けら
れたダッシュパネル、Fは上記挿通孔Dに挿通されたワ
イヤハーネスである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図11に示すようにダ
ッシュインシュレータCに開設された挿通孔Dの内壁
は、遮音層Aが被覆されていない状態で吸音層Bが露出
している。このため、エンジンルームの振動を受けるダ
ッシュパネルEからの振動音(騒音)が吸音層Bを介して
挿通孔Dへ伝達された後、該挿通孔Dから車室へ伝達さ
れることになり、騒音防止効果が劣るという第1の問題
点がある。
【0007】また、挿通孔D近傍のダッシュインシュレ
ータCの厚みが製作誤差により他の部分に比べて小さい
場合には、ダッシュインシュレータCの吸音層Bがダッ
シュパネルEの取り付け面から浮き上がり、吸音効果が
さらに低下するという第2の問題点がある。
【0008】さらに、挿通孔Dの内壁とワイヤハーネス
Fとの間には、ワイヤハーネスFを挿通させるために隙
間があり、この隙間からエンジンルーム内の騒音が直接
車室へ伝達されるという第3の問題点がある。
【0009】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、ダッシュインシュレータに開設され
たワイヤハーネス等の挿通部材挿通孔からエンジンルー
ムの騒音が車室へ伝達されるのを防止することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、上記挿通部材挿通孔の内壁を、ダッシ
ュインシュレータの表皮としての遮音層を延設した遮音
層延設部で形成し、該延設部によりダッシュインシュレ
ータの吸音層を被覆して構成したことを特徴とするもの
である。
【0011】具体的には、この発明は、自動車のダッシ
ュパネルの車室側に取り付けられ、ダッシュパネルを貫
通しエンジンルームと車室とに跨ってワイヤハーネス等
の挿通部材を挿通する挿通孔を有するとともに、表皮を
構成する遮音層と、該遮音層の裏面に一体成形された多
孔質で弾性材の吸音層とからなる積層構造のダッシュイ
ンシュレータを前提とし、次のような解決手段を講じ
た。
【0012】すなわち、請求項1に記載の発明は、上記
挿通孔の内壁を、吸音層が裏面に一体成形され上記遮音
層を延設した遮音層延設部と、該遮音層延設部の端部に
近接してダッシュパネル側に突出し上記吸音層と一体成
形の吸音層突出部とで構成したことを特徴とする。
【0013】請求項2に記載の発明は、上記吸音層が裏
面に一体成形され上記遮音層を延設した遮音層延設部に
より上記挿通孔の内壁が形成され、上記挿通孔に上記挿
通部材が挿通された状態で撓んで該挿通部材に当接する
吸音層リップ部が、上記挿通孔を横断するように遮音層
延設部の端部に近接して吸音層と一体成形されているこ
とを特徴とする。
【0014】請求項3に記載の発明は、上記吸音層が裏
面に一体成形され上記遮音層を延設した遮音層延設部に
より上記挿通孔の内壁が形成されるとともに、上記挿通
孔に上記挿通部材が挿通された状態で撓んで該挿通部材
に当接する遮音層リップ部が、上記遮音層延設部の端部
から延長して上記挿通孔を横断するように上記遮音層延
設部に一体成形されていることを特徴とする。
【0015】
【発明の効果】上記構成により、請求項1に記載の発明
では、挿通孔の内壁が遮音層延設部によって被覆されて
いるため、吸音層の吸音機能を維持させつつ遮音層延設
部によって遮音機能が付加され、挿通孔から車室への騒
音伝達を低減させることができる。
【0016】また、遮音層延設部の端部に近接してダッ
シュパネル側に突出した吸音層突出部を吸音層と一体成
形したため、ダッシュインシュレータの製作誤差により
挿通孔近傍のダッシュパネルの肉厚が多少薄くなって
も、上記挿通孔近傍のダッシュインシュレータの吸音層
とダッシュパネルとの間に隙間を生じることがなく、騒
音伝達を一層低減させることができる。
【0017】請求項2に記載の発明では、挿通孔の内壁
を遮音層延設部で構成した点の効果は、請求項1の記載
の発明の上記効果と同じであるが、請求項2に記載の発
明においては、挿通部材に当接する吸音層と一体の吸音
層リップ部を設けたため、該吸音層リップ部の吸音作用
によりエンジンルームの騒音が挿通孔を経て車室へ伝達
されるのをさらに低減でき、しかも上記吸音層リップ部
は吸音層と一体成形したため、部品点数を増加させるこ
となくダッシュインシュレータを容易かつ安価に製作す
ることができる。
【0018】請求項3に記載の発明では、挿通孔の内壁
を遮音層延設部で構成した点の効果は、請求項1記載の
発明の上記効果と同じであるが、請求項3に記載の発明
においては、挿通部材に当接する遮音層延設部と一体の
遮音層リップ部を設けたため、該遮音層リップ部の遮音
作用によりエンジンルームの騒音が挿通孔を経て車室へ
伝達されるのをさらに低減でき、しかも上記遮音層リッ
プ部は遮音層延設部と一体成形したため、部品点数を増
加させることなくダッシュインシュレータを容易かつ安
価に製作することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0020】(実施の形態1)図1は、この発明の実施の
形態1に係るダッシュインシュレータを自動車のダッシ
ュパネルに取り付けた状態を示す断面図、図2は実施の
形態1に係るダッシュインシュレータの拡大断面図、図
3は図2のダッシュインシュレータをダッシュパネルに
取り付け挿通孔に挿通部材を挿通した状態を示す拡大断
面図である。
【0021】図1に示すようにダッシュインシュレータ
1は、エンジンルームAと車室Bとを区画するダッシュ
パネル3の車室B側に取り付けられている。ダッシュパ
ネル3には、エンジンルームAと車室Bとに跨って挿通
部材5を挿通する開口部7が開設されているとともにダ
ッシュインシュレータ1には、上記開口部7に対向して
挿通部材5を挿通する挿通孔9が開孔されている。上記
挿通部材5としては、例えばエンジンルームAのバッテ
リー(図示せず)と車室Bのインストルメントパネル1
1に取り付けられた各種電装部品(図示せず)とを結線
するワイヤハーネ、あるいはエンジンルームAのエバポ
レータ(図示せず)と車室Bのクーラーユニット(図示
せず)とを連結する冷媒用配管など種々のものがある。
【0022】ダッシュインシュレータ1は、図2に拡大
して示すように塩化ビニール、ゴム等の軟質シートから
なる遮音機能を有する遮音層13と、該遮音層13の裏
面に一体成形されたポリウレタン、フェルト、不織布等
の多孔質で弾性材からなる吸音機能を有する吸音層15
とで構成された積層構造である。ダッシユインシユレー
タ1に開孔した上記挿通孔9の内壁は、遮音層13を一
体的に延設し裏面に吸音層15が一体成形された遮音層
延設部131と、該遮音層延設部131の端部よりダッ
シュパネル3側に突出し上記吸音層15と一体成形の吸
音層突出部151とで構成されている。
【0023】上記のように構成したダッシュインシュレ
ータ1は、ダッシュパネル3の上記開口部7に上記挿通
部材5を挿通する前に予めダッシュパネル3の車室B側
にボルト及びナット等の締結手段(図示せず)により複
数個所で締結される。この締結により、ダッシュインシ
ュレータ1の上記吸音層突出部151は、弾性材で構成
されているため図3に示すように圧縮されて潰され、上
記遮音層延設部131の端部がダッシュパネル3の開口
部7周囲に当接もしくは近接している。このようにして
ダッシュインシュレータ1をダッシュパネル3に取り付
けた後、挿通部材5をエンジンルームA側もしくは車室
B側から開口部7及び挿通孔9に挿通する。
【0024】上記のように実施の形態1におけるダッシ
ュインシュレータ1は、挿通孔9の内壁が遮音層延設部
131によって被覆されて吸音層15の露出がほとんど
ないため、吸音層15から挿通孔9への騒音の伝達がな
く車室Bにおける騒音が低減される。また、ダッシュイ
ンシユレータ1の挿通孔9近傍の肉厚が製作誤差により
薄くなった場合にも、挿通孔9の周囲に上記吸音層突出
部151が成形されているため、該吸音層突出部151
がダッシュパネル3に当接し吸音層15から挿通孔9へ
の騒音伝達が低減される。
【0025】なお、ダッシュインシュレータ1の上記挿
通孔9近傍のダッシュパネル3への圧接力は、ダッシュ
インシュレータ1を介在して車室B側からダッシュパネ
ル3に取り付けられる空調ユニット等の内装部品の締結
力を利用することも可能である。
【0026】(実施の形態2)図4及び図5に示した実
施の形態2に係る発明は、上記実施の形態1における発
明よりもさらに騒音伝達を低減させたもので、実施の形
態1と同一構成のものは同一符号を付してその説明を省
略する。
【0027】153は、挿通孔9を横断するように、遮
音層延設部131の端部に近接して吸音層突出部151
と一体成形された吸音層リップ部で、該吸音層リップ部
153の挿通孔9中央部分には開口155が形成されて
いる。上記吸音層リップ部153は、挿通孔9に挿通部
材5が挿通された状態で、容易に撓んで挿通部材5に当
接するように吸音層15よりも薄肉に成形されている。
【0028】このように構成したダッシュインシュレー
タ101をダッシュパネル3に取り付けた後、挿通部材
5をエンジンルームA側から上記開口155及び挿通孔
9に挿通すると、図5に示すように上記吸音層リップ部
153が撓んで挿通部材5に当接する。
【0029】上記のように構成した実施の形態2におけ
るダッシュインシュレータ101は、該ダッシュインシ
ュレータ101のダッシュパネル3への取り付け時に吸
音層突出部151が圧縮されて上記遮音層延設部131
の端部がダッシュパネル3の開口7周囲に近接するた
め、挿通孔9における吸音層15の露出が微少となり、
上記実施の形態1と同様に吸音層15から挿通孔9への
騒音の伝達が低減される。さらに、実施の形態2におい
ては、挿通部材5を開口155及び挿通孔9に挿通した
ときに吸音層リップ部153が撓んで挿通部材5に当接
するため、上記吸音層リップ部153により挿通孔9と
挿通部材5との間の隙間が吸音層リップ部153により
閉塞され、吸音層リップ部153の吸音作用によりエン
ジンルームAから上記隙間を経て車室Bへ伝達される騒
音がさらに低減される。
【0030】また、上記吸音層リップ部153は吸音層
突出部151と一体成形したため、部品点数を増大させ
ることなく、安価で容易にダッシュインシュレータ10
1を製作できる。
【0031】−実施の形態2の変形例−図6及び図7は
実施の形態2の変形例を示すもので、該変形例では、図
4のように挿通孔9の周囲に吸音層突出部151を形成
していなく、挿通孔9周囲における吸音層15の裏面は
挿通孔9周囲以外の吸音層15の裏面と面一にしてい
る。
【0032】そして、遮音層延設部131の端部に近接
し、挿通孔9を横断するように吸音層リップ部157が
吸音層15と一体成形されるとともに上記吸音層リップ
部157には、図7に示すように放射状のスリット15
9が形成されている。上記吸音層リップ部157は、上
記吸音層15よりも薄肉に形成されている。
【0033】このように構成した実施の形態2の変形例
におけるダッシュインシュレータ103は、挿通孔9に
挿通部材5を挿通した際、吸音層リップ部157がスリ
ット159により複数に分割された状態で撓んで挿通部
材5に当接し、挿通孔9と挿通部材5との間の隙間が吸
音層リップ部157により閉塞されるため、実施の形態
2と同様に、吸音層リツプ部157の吸音作用によりエ
ンジンルームAから上記隙間を経て車室Bへ伝達される
騒音を低減することができる。
【0034】この変形例においては、吸音層リップ部1
57にスリット159を形成したため、挿通部材5の挿
通孔9への挿入が容易になる。
【0035】(実施の形態3)図8及び図9は、実施の
形態3に係る発明を示すもので、実施の形態1と同一構
成部分については同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0036】挿通孔9の内壁を構成する遮音層延設部1
31の端部には、該端部から延長して挿通孔9を横断す
るように車室B側へ突出した山形状の遮音層リップ部1
33が一体成形されるとともに、該遮音層リップ部13
3には図9に示すように放射状のスリット135が形成
されている。
【0037】このように構成したダッシュインシュレー
タ105をダッシュパネル3に取り付けた後、挿通部材
5をエンジンルームA側から挿通孔9に挿入すると、遮
音層リップ部133はスリット135により複数に分割
された状態で撓んで挿通部材5に当接する。このため、
挿通孔9と挿通部材5との間の隙間が遮音層リップ部1
33により閉塞され、該遮音層リップ部133の遮音作
用により、エンジンルームAから上記隙間を経て車室B
へ伝達される騒音を低減することができる。また、上記
遮音層リップ部133は遮音層延設部131と一体成形
したため、部品点数を増大させることなく、安価で容易
にダッシュインシュレータ105を製作することができ
る。
【0038】なお、遮音層リップ部133の裏面に吸音
層15と一体に薄肉吸音層を成形することも可能であ
る。この場合、図8のダッシュインシュレータ105に
比べて吸音効果がさらに向上する。
【0039】(実施の形態4)図10は、実施の形態4
に係る発明を示すもので、実施の形態1と同一構成部分
については同一符号を付しその説明を省略する。
【0040】ダッシュインシュレータ107の挿通孔9
の内壁を構成する遮音層延設部131には、挿通孔9の
開孔端に比べて開孔中程の開孔径が小さくなるように小
径部137が成形され、挿通部材5を挿通孔9に挿通し
たとき、挿通部材5と小径部137とが当接するように
構成されている。このため、挿通孔9と挿通部材5との
間の隙間が閉塞され、エンジンルームAから上記隙間を
経て車室Bへ伝達される騒音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係るダッシュインシ
ュレータを自動車のダッシュパネルに取り付けた状態を
示す断面図である。
【図2】この発明の実施の形態1に係るダッシュインシ
ュレータの要部拡大断面図である。
【図3】図1の要部拡大断面図である。
【図4】この発明の実施の形態2に係る図2相当図であ
る。
【図5】図4のダッシュインシュレータをダッシュパネ
ルに取り付けた図3相当図である。
【図6】この発明の実施の形態2に係る変形例を示す図
2相当図である。
【図7】図6における挿通孔の平面図である。
【図8】この発明の実施の形態3に係る図2相当図であ
る。
【図9】図8における挿通孔の平面図である。
【図10】この発明の実施の形態4に係る図2相当図で
ある。
【図11】従来のダッシュインシュレータをダッシュパ
ネルに取り付けた図3相当図である。
【符号の説明】
1、101、103、105、107 ダッシュイ
ンシュレータ 3 ダッシュパ
ネル 5 挿通部材 9 挿通孔 13 遮音層 131 遮音層延設
部 133 遮音層リッ
プ部 15 吸音層 151 吸音層突出
部 153、157 吸音層リッ
プ部 A エンジンル
ーム B 車室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D023 BA01 BA02 BB17 BC01 BD12 BE06 BE14 BE28 4F100 AK15 AK51 AN00 BA02 DG15 DJ00B GB33 JH01 JH01A JH01B JK07B

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のダッシュパネルの車室側に取り
    付けられ、ダッシュパネルを貫通しエンジンルームと車
    室とに跨ってワイヤハーネス等の挿通部材を挿通する挿
    通孔を有するとともに、表皮を構成する遮音層と、該遮
    音層の裏面に一体成形された多孔質で弾性材の吸音層と
    からなる積層構造のダッシュインシュレータにおいて、 上記挿通孔の内壁は、上記吸音層が裏面に一体成形され
    上記遮音層を延設した遮音層延設部と、該遮音層延設部
    の端部に近接してダッシュパネル側に突出し上記吸音層
    と一体成形の吸音層突出部とからなることを特徴とする
    自動車のダッシュインシュレータ。
  2. 【請求項2】 自動車のダッシュパネルの車室側に取り
    付けられ、ダッシュパネルを貫通しエンジンルームと車
    室とに跨ってワイヤハーネス等の挿通部材を挿通する挿
    通孔を有するとともに、表皮を構成する遮音層と、該遮
    音層の裏面に一体成形された多孔質で弾性材の吸音層と
    からなる積層構造のダッシュインシュレータにおいて、 上記吸音層が裏面に一体成形され上記遮音層を延設した
    遮音層延設部により上記挿通孔の内壁が成形され、上記
    挿通孔に上記挿通部材が挿通された状態で撓んで挿通部
    材に当接する吸音層リップ部が、上記挿通孔を横断する
    ように遮音層延設部の端部に近接して吸音層と一体成形
    されていることを特徴とする自動車のダッシュインシュ
    レータ。
  3. 【請求項3】 自動車のダッシュパネルの車室側に取り
    付けられ、ダッシュパネルを貫通しエンジンルームと車
    室とに跨ってワイヤハーネス等の挿通部材を挿通する挿
    通孔を有するとともに、表皮を構成する遮音層と、該遮
    音層の裏面に一体成形された多孔質で弾性材の吸音層と
    からなる積層構造のダッシュインシュレータにおいて、 上記吸音層が裏面に一体成形され上記遮音層を延設した
    遮音層延設部により上記挿通孔の内壁が成形されるとと
    もに、上記挿通孔に上記挿通部材が挿通された状態で撓
    んで該挿通部材に当接する遮音層リップ部が、上記遮音
    層延設部の端部から延長して上記挿通孔を横断するよう
    に上記遮音層延設部に一体成形されていることを特徴と
    する自動車のダッシュインシュレータ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100517695B1 (ko) * 2002-12-12 2005-09-29 현대모비스 주식회사 차량의 흡음재 조립구조
CN100358775C (zh) * 2003-09-02 2008-01-02 孙景生 一种潜艇
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