JPH0637246Y2 - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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JPH0637246Y2
JPH0637246Y2 JP14785688U JP14785688U JPH0637246Y2 JP H0637246 Y2 JPH0637246 Y2 JP H0637246Y2 JP 14785688 U JP14785688 U JP 14785688U JP 14785688 U JP14785688 U JP 14785688U JP H0637246 Y2 JPH0637246 Y2 JP H0637246Y2
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JP
Japan
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housing
connector
solenoid valve
magnetic material
axial direction
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JP14785688U
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JPH0267173U (ja
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雅宏 位田
将勝 大平
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は電磁弁に関し、更に詳細にはソレノイドコイル
の外周を被覆する被覆部材にソレノイドコイルを適宜電
源に接続する接続端子が埋設されたコイル部が一体的に
設けられてなる電磁弁に関する。
(従来の技術) 従来より、磁性材料からなるハウジングと、該ハウジン
グ内に軸方向へ移動可能に収容された磁性材料からなる
可動弁体と、該可動弁体の外周に配設されたボビンに巻
回されたソレノイドコイルと、該ソレノイドコイルの外
周を被覆する被覆部材と、磁性材料からなり被覆部材の
外周に嵌合される環状部材とを備え、ソレノイドコイル
への通電を制御することにより流体の連通を制御する電
磁弁において、被覆部材にソレノイドコイルを適宜電源
に接続する接続端子が埋設されるコネクタ部を一体的に
設けて、電磁弁の信頼性の向上及び部品点数の削減を図
ることが知られている。
(考案が解決しようとする課題) 一般に電磁弁においては、流体配管の取り回しや、電磁
弁が車両等に取付けられた状態にて接続端子へのコネク
タの接続が行われることによる作業性を考慮した接続端
子の取り回しに制約を受ける。そのため、接続端子をハ
ウジングの径方向外方に延在させてその端部にて屈曲し
て軸方向に延在させることがあり、この種の電磁弁にお
いては、接続端子にコネクタを接続する際に被覆部材の
コネクタ部に接続のために要する所定の力が付与される
ことによりコネクタ部に所定の曲げモーメントが作用す
る。かかる電磁弁では、接続するために要する力は作業
者及びその力を付与する方向により変化するために、過
大な力が付与されることがあり、それによりコネクタ部
の基部が破損する恐れがあるという問題があつた。
そこで本考案は、この種の電磁弁においてコネクタ部の
破損を防止することをその技術的課題とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記した技術的課題を解決するために講じた技術的手段
は、当該電磁弁において、前記被覆部材に前記コネクタ
部の基部から前記ハウジングの軸方向において前記接続
端子の反対方向に延在して前記環状部材の外周の一部を
覆うサポート部と該サポート部の軸方向端部と前記コネ
クタ部との間に張架されるリブ部とを一体的に成形した
こと、である。
(作用) これによれば、接続端子へのコネクタの接続時にコネク
タ部に付与される力はリブ部及びサポート部を介して環
状部材に分散され、コネクタ部に作用する曲げモーメン
トが減小されるため、コネクタ部の基部の破損を防止す
ることができる。
(実施例) 以下、本考案に従つた電磁弁の一実施例を図面に基づき
説明する。
第1図において、電磁弁10は第1通路12aが形成された
シート部材12がその内孔11a内に圧入されかしめられて
固定された第1ハウジング11と、第2通路13aが形成さ
れたシート部材13が圧入固定された段付内孔14aを有す
ると共に第3通路14cを有する第2ハウジング14とを備
えている。
第2ハウジングは14は磁性材料から成り、その外周上に
フランジ部14bが形成されていると共にその一端にフラ
ンジ部14bの一端面より軸方向に延在する筒状部14dが形
成されていて、筒状部14dの内周面には非磁性材料から
成る段付筒状のスリーブ15の一端外周面がろう付により
固定されている。また、第1ハウジング11は磁性材料か
ら成り、その外周上にフランジ部11bが形成されている
と共にその一端にフランジ部11bの一端面より軸方向に
突出する突出部11cが形成されている。
第1ハウジング11の突出部11cの外周面にはOリング16
を介してスリーブ15の他端内周面が液密的に嵌合固定さ
れていて、これにより両ハウジング11,14及びスリーブ1
5間に、各通路12a,13a及び14cに連通する液室17が形成
されている。液室17内には、その両端にボール18a,18b
が嵌着されたロツド18が軸心に形成された孔19a内に圧
入されカシメられて固定されると共にその外周面に軸方
向に延在するスリツト19bが形成された磁性材料からな
る可動弁体19が軸方向に移動可能に嵌挿されていて、可
動弁体19は一端を第1ハウジング11の突出部11cの端面
に係止されたスプリング20により常時ボール18bがシー
ト部材13のシート面13bに着座し第2通路13aと液室17と
の連通を遮断する側に付勢されている。
スリーブ15と第2ハウジング14の筒状部14dの外周上に
はソレノイドコイル21が巻回された樹脂材料から成るボ
ビン22が嵌合されていて、該ボビン22はその両側面及び
ソレノイドコイル21の外周が被覆されるように樹脂材料
から成る被覆部材23にインサートされて成形されてい
る。被覆部材23には、その外周に軸方向に複数個の突条
が形成されていると共に、第1図及び第2図に示すよう
に一端をソレノイドコイル21に接続されてボビン22の径
方向外方に延在しその端部にて第1ハウジング11側に屈
曲して軸方向に延在する接続端子24が埋設されるコネク
タ部23aが一体的に成形されている。
被覆部材23のコネクタ部23aは、接続端子24に沿つた形
状を呈していて、ボビン22の一端面外周の縁部近傍に連
結される基部23bよりボビン22の径方向に延在する連結
部23cと該連結部23cの端部にて屈曲して第1ハウジング
11側に軸方向に延在する屈曲部23dとを有している。ま
た、被覆部材23の外周にはソレノイドコイル21の通電時
に両ハウジング11,14及び可動弁体19との間に磁路を形
成するための磁性材料からなり、コネクタ部23aの基部2
3bが挿通する切欠部25aを有する筒状のケース25が嵌合
固定されいて、この状態にてボビン22と被覆部材23とが
シール部材を介して両ハウジング11,14の各フランジ11
b,14b間に挾持されている。
しかして本実施例においては、被覆部材23のコネクタ部
23aに、基部23bから第2ハウジング14側に軸方向に延在
してケース25の外周の一部及び切欠部25aを覆うサポー
ト部23eと該サポート部23eの軸方向端部とコネクタ部23
aの屈曲部23dとの間に張架されるリブ部23fとが一体的
に成形されている。
以上の構成から成る本実施例においては、ソレノイドコ
イル21が通電されていないときには、可動弁体19がスプ
リング20により第1図図示下方に付勢され、ボール18b
がシート部材13のシート面13bに着座して第2通路13aを
閉じると共に、第1通路12aを液室17を介して第3通路1
4cを連通させる。
接続端子24に適宜電源より電圧が印加されてソレノイド
コイル21が通電されると、両ハウジング11,14、可動弁
体19及びケース25間に磁路が形成され、可動弁体19がス
プリング20に抗して第1図図示上方に移動されて、ボー
ル18aがシート部材12のシート面12bに着座して第1通路
12aが閉じると共に、ボール18bがシート部材13のシート
面13bより離間して第2通路13aが液圧17を介して第3通
路14cと連通する。
かかる本実施例においては、コネクタ部23aにサポート
部23eとリブ部23fが一体成形されている。そのため、接
続端子24へのコネクタの接続時にコネクタ部23aの屈曲
部23dに付与される力はリブ部23f及びサポート部23eを
介してケース25に分散され、コネクタ部23aに作用する
曲げモーメントが減小されるため、屈曲部23dに過大な
力が加えられてもコネクタ部23aの基部23bの破損が防止
される。またケース25の切欠部25aがサポート部23eによ
り覆われるため、切欠部25aよりの水及び埃の侵入を抑
制することができると共に、リブ部23fにより電磁弁10
の位置決め及び回転止めを行わせることができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、接続端子へのコ
ネクタの接続時にコネクタ部に付与される力はリブ部及
びサポート部を介して環状部材に分散され、コネクタ部
に作用する曲げモーメントが減小されるため、コネクタ
部の基部の破損を防止することができると共に、筒状部
材の切欠部をサポート部により覆うため該切欠部よりの
水及び埃の侵入を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に従つた電磁弁の一実施例を示す断面
図、第2図は第1図のA矢視図である。 10……電磁弁、11……第1ハウジング、14……第2ハウ
ジング、18……ロツド、19……可動弁体、20……スプリ
ング、21……ソレノイドコイル、22……ボビン、23……
被覆部材、23a……コネクタ部、23e……サポート部、23
f……リブ部、24……接続端子、25……ケース、25a……
切欠部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁性材料からなるハウジングと、該ハウジ
    ング内に軸方向へ移動可能に収容された磁性材料からな
    る可動弁体と、該可動弁体の外周に配設されたボビンに
    巻回されたソレノイドコイルと、該ソレノイドコイルの
    外周を被覆すると共に前記ハウジングの径方向外方に延
    在しその端部にて屈曲して軸方向に延在する接続端子が
    埋設されたコネクタ部を一体的に成形された被覆部材
    と、磁性材料からなり前記コネクタ部が挿通する切欠部
    を備え前記被覆部材の外周に嵌合された筒状部材とを備
    えた電磁弁において、前記被覆部材に前記コネクタ部の
    基部から前記ハウジングの軸方向において前記接続端子
    の反対方向に延在して前記環状部材の外周の一部を覆う
    サポート部と該サポート部の軸方向端部と前記コネクタ
    部との間に張架されるリブ部とを一体的に成形したこと
    を特徴とする電磁弁。
JP14785688U 1988-11-10 1988-11-10 電磁弁 Expired - Lifetime JPH0637246Y2 (ja)

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JP14785688U JPH0637246Y2 (ja) 1988-11-10 1988-11-10 電磁弁

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JP14785688U JPH0637246Y2 (ja) 1988-11-10 1988-11-10 電磁弁

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Publication Number Publication Date
JPH0267173U JPH0267173U (ja) 1990-05-21
JPH0637246Y2 true JPH0637246Y2 (ja) 1994-09-28

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ID=31418648

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JP14785688U Expired - Lifetime JPH0637246Y2 (ja) 1988-11-10 1988-11-10 電磁弁

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JPH0267173U (ja) 1990-05-21

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