JPH0637175U - 包装体 - Google Patents

包装体

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JPH0637175U
JPH0637175U JP7380792U JP7380792U JPH0637175U JP H0637175 U JPH0637175 U JP H0637175U JP 7380792 U JP7380792 U JP 7380792U JP 7380792 U JP7380792 U JP 7380792U JP H0637175 U JPH0637175 U JP H0637175U
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JP
Japan
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heat
shrinkable film
film
packaged
space
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Pending
Application number
JP7380792U
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English (en)
Inventor
一明 細谷
俊一 木内
Original Assignee
冨士シール工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、環境に適し且つ強度に優れたPE
Tフィルムを使用しているにもかかわらず、容易に開封
することができる包装体を提供することを目的とする。 【構成】 熱収縮性フィルム10で複数の被包装物品3を
被覆し、該熱収縮性フィルム10を加熱収縮してなる包装
体において、前記熱収縮性フィルム10がポリエチレンテ
レフタレート材料からなり、互いに隣接する前記被包装
物品3と熱収縮性フィルム10との間に空間部13が形成さ
れ、熱収縮性フィルム10の空間部13を形成する部分に
は、熱収縮性フィルム10の押圧時に該フィルム10を破断
するための開封手段12が設けられてなることにある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、乾電池等の被包装物品を包装するための包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、店頭に展示するのに便利なように複数の乾電池を一体的に包装 する包装体として、実開昭62−76162 号公報に記載のものがある。同公報記載の 包装体は、図3に示す如く熱収縮性フィルム30で2個の乾電池31を被覆し、該熱 収縮性フィルム30を加熱により収縮させた状態で基材シート32に取り付けたもの である。
【0003】 また、一般に、前記熱収縮性フィルム30としては、塩化ビニル材料のものが使 用されていたが、近年における環境問題等から包装フィルムとしてポリエチレン テレフタレート材料からなる熱収縮性フィルム(以下、PETフィルムという) が使用されつつあるのが現状である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のPETフィルムを使用した場合、該PETフィルムは強 度に優れていることから包装材料として最適であるが、その反面、引き裂き性が 悪いためフィルムを破断して開封するのが困難であった。
【0005】 それ故、本考案は上記問題に鑑み、環境に適し且つ強度に優れたPETフィル ムを使用しているにもかかわらず、容易に開封することができる包装体を提供す ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案が、上記課題を解決するために講じた技術的手段は、熱収縮性フィルム 10で複数の被包装物品3を被覆し、該熱収縮性フィルム10を加熱収縮してなる包 装体において、前記熱収縮性フィルム10がポリエチレンテレフタレート材料から なり、互いに隣接する前記被包装物品3と熱収縮性フィルム10との間に空間部13 が形成され、熱収縮性フィルム10の空間部13を形成する部分には、熱収縮性フィ ルム10の押圧時に該フィルム10を破断するための開封手段12が設けられてなるこ とにある。
【0007】 また、熱収縮性フィルム10で複数の被包装物品3を被覆し、該熱収縮性フィル ム10を加熱収縮した状態で基材シート4に取り付けた包装体において、前記熱収 縮性フィルム10がポリエチレンテレフタレート材料からなり、互いに隣接する前 記被包装物品3と熱収縮性フィルム10との間に空間部13が形成され、熱収縮性フ ィルム10の空間部13を形成する部分には、熱収縮性フィルム10の押圧時に該フィ ルム10を破断するためのミシン目12が形成されてなることにある。
【0008】
【作用】
上記本考案における包装体において、熱収縮性フィルム10における開封手段12 の設けられた部分を押圧すると、該開封手段12は被包装物品3及び熱収縮性フィ ルム10とで形成された空間部13に位置するため、熱収縮性フィルム10は、ポリエ チレンテレフタレート材料から構成されているにもかかわらず、該熱収縮性フィ ルム10は空間部13内に押し込まれ、開封手段12をきっかけとして破断し、容易に 開封することができるのである。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例について説明する。 図1(イ)〜(ニ)において、1は被包装物品としての円柱状の乾電池3を複 数(本実施例では2個)包装してなる包装体で、基材シートとしての台紙4と包 装材5とを備えており、前記台紙4は、説明文等が記載された上部7と乾電池3 を支持する支持部8とから構成されている。
【0010】 前記包装材5は熱収縮性を有するPETフィルム10を筒状に形成したもので、 筒状のPETフィルム10に2個の乾電池3と台紙4の支持部8とを挿入し、その 状態にて包装材5を熱収縮することにより、該包装材5で乾電池3及び台紙4を 一体的に包装している。この包装時に両乾電池3を密着状に保持するすると共に 、両乾電池3及び包装材5との間には、空間部13が形成され、包装材5の後面側 が前記支持部8に固着されている。
【0011】 しかも、包装材5の前面側には、開封手段としてのミシン目12がPETフィル ム10の全幅にわたって形成されており、このミシン目12は、PETフィルム10で 乾電池3を包装した際に前記空間部13に位置すべく略乾電池3の全長にわたって 設けられている。
【0012】 本実施例の包装体は以上の構成からなり、次に、その包装体1を開封する場合 について説明すると、指先にて包装材5のミシン目12の部分を押圧すると、この ミシン目12の部分は空間部13内に押し込まれ、引き裂き性の悪いPETフィルム 10を使用しているにもかかわらず、包装材5を容易に破断できる。 そして、破断された包装材5をミシン目12に沿って引き裂くことにより、容易 に開封して乾電池3を取り出すことができるのである。
【0013】 尚、上記実施例では、台紙4も乾電池3と一体的に包装した場合について例示 したが、該台紙は乾電池3を包装した包装材5の表面に固着しても、あるいは、 使用しなくても良く、乾電池3の包装形態も上記のものに限らない。
【0014】 図2は本考案の他の実施例を示し、前記実施例が乾電池3を包装する場合につ いて例示したが、本実施例は、断面矩形状の容器本体20に小径の首部21が突設さ れた容器22を、PETフィルム10からなる包装材5にてシュリンク包装するもの である。
【0015】 該容器22は容器本体20同士と包装材5とが密着しているが、両首部21と包装材 5間には空間部13が形成されていることから、包装材5には、該空間部13に位置 するようにミシン目12が形成されており、開封の際には、ミシン目12部分を押圧 することにより、包装材5を容易に破断することができるのである。
【0016】 尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、前記開封手段は ミシン目12以外に十字状の切り欠きであっても良く、その形状は任意に設定自在 である。
【0017】 更に、被包装物品も乾電池3及び矩形状の容器22に限定されるものではなく、 その個数も任意に設定自在であり、被包装物品は、互いに隣接した際に包装材5 との間で空間部13が形成される形状のものであれば良く、被包装物品と包装材と で形成される空間部13に位置するように、被包装物品をシュリンク包装する包装 材5に破断用の開封手段(12)が設けられておれば良い。その他、各部材の形状 等の具体的な構成も本考案の意図する範囲内で任意に設計変更自在である。
【0018】
【考案の効果】
以上のように本考案は、互いに隣接する前記被包装物品と熱収縮性フィルムと の間に空間部が形成され、熱収縮性フィルムの空間部を形成する部分には、フィ ルムの押圧時に該フィルムを破断するための開封手段が設けられているので、廃 棄処理上問題となることが少ないPETフィルムを使用しているにもかかわらず 、該包装材を破断して容易に開封できるという利点がある。
【0019】 しかも、前記開封手段が、ミシン目である場合には、該ミシン目を包装材に容 易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示し、(イ)は包装材の斜
視図、(ロ)は断面平面図、(ハ)は全体斜視図、
(ニ)は台紙の斜視図。
【図2】本考案の他の実施例を示す斜視図。
【図3】従来例を示す斜視図。
【符号の説明】
3…被包装物品、4…台紙(基材シート)、10…PET
フィルム(熱収縮性フィルム)、12…ミシン目(開封手
段)、13…空間部13

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱収縮性フィルム(10)で複数の被包装
    物品(3)を被覆し、該熱収縮性フィルム(10)を加熱
    収縮してなる包装体において、前記熱収縮性フィルム
    (10)がポリエチレンテレフタレート材料からなり、互
    いに隣接する前記被包装物品(3)と熱収縮性フィルム
    (10)との間に空間部(13)が形成され、熱収縮性フィ
    ルム(10)の空間部(13)を形成する部分には、熱収縮
    性フィルム(10)の押圧時に該フィルム(10)を破断す
    るための開封手段(12)が設けられてなることを特徴と
    する包装体。
  2. 【請求項2】 熱収縮性フィルム(10)で複数の被包装
    物品(3)を被覆し、該熱収縮性フィルム(10)を加熱
    収縮した状態で基材シート(4)に取り付けた包装体に
    おいて、前記熱収縮性フィルム(10)がポリエチレンテ
    レフタレート材料からなり、互いに隣接する前記被包装
    物品(3)と熱収縮性フィルム(10)との間に空間部
    (13)が形成され、熱収縮性フィルム(10)の空間部
    (13)を形成する部分には、熱収縮性フィルム(10)の
    押圧時に該フィルム(10)を破断するためのミシン目
    (12)が形成されてなることを特徴とする包装体。
JP7380792U 1992-10-22 1992-10-22 包装体 Pending JPH0637175U (ja)

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JP7380792U JPH0637175U (ja) 1992-10-22 1992-10-22 包装体

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JP7380792U JPH0637175U (ja) 1992-10-22 1992-10-22 包装体

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JPH0637175U true JPH0637175U (ja) 1994-05-17

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ID=13528812

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001032527A1 (fr) * 1999-11-02 2001-05-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Emballage d'article cylindrique et procede de production correspondant

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001032527A1 (fr) * 1999-11-02 2001-05-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Emballage d'article cylindrique et procede de production correspondant
US6820745B1 (en) 1999-11-02 2004-11-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Package of cylindrical article and production method therefor
US6983576B2 (en) 1999-11-02 2006-01-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Package of cylindrical articles and method for producing the same

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