JPH06384Y2 - 乾電池包装体 - Google Patents
乾電池包装体Info
- Publication number
- JPH06384Y2 JPH06384Y2 JP17348886U JP17348886U JPH06384Y2 JP H06384 Y2 JPH06384 Y2 JP H06384Y2 JP 17348886 U JP17348886 U JP 17348886U JP 17348886 U JP17348886 U JP 17348886U JP H06384 Y2 JPH06384 Y2 JP H06384Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dry battery
- heat
- mount
- cap
- dry
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Packages (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は乾電池の包装体に関する。
流通過程における乾電池の保護および汚れ防止のため、
また店頭での陳列効果を高める等の目的で、第４図に示
すように、乾電池(20)を単体で、または複数個を１組と
して、台紙(10)とチューブ状の熱収縮性フィルム（熱収
縮性チューブ）(40)とを組合わせて包装することが行わ
れている。この包装体は、台紙(10)の前面に乾電池(20)
を並べてあてがい、その台紙(10)と乾電池(20)とを囲む
ように熱収縮性チューブ(40)を外嵌したうえ、該熱収縮
性チューブ(40)を熱収縮させることにより形成される。
熱収縮性チューブ(40)は乾電池(20)よりやや長い胴長を
有しており、熱収縮によりその上端縁部(41)と下端縁部
(42)とが、それぞれ乾電池(20)の頂部端面の周縁部およ
び底部端面の周縁部を包み込むことにより、乾電池(20)
の抜け落ちを防止している。
また店頭での陳列効果を高める等の目的で、第４図に示
すように、乾電池(20)を単体で、または複数個を１組と
して、台紙(10)とチューブ状の熱収縮性フィルム（熱収
縮性チューブ）(40)とを組合わせて包装することが行わ
れている。この包装体は、台紙(10)の前面に乾電池(20)
を並べてあてがい、その台紙(10)と乾電池(20)とを囲む
ように熱収縮性チューブ(40)を外嵌したうえ、該熱収縮
性チューブ(40)を熱収縮させることにより形成される。
熱収縮性チューブ(40)は乾電池(20)よりやや長い胴長を
有しており、熱収縮によりその上端縁部(41)と下端縁部
(42)とが、それぞれ乾電池(20)の頂部端面の周縁部およ
び底部端面の周縁部を包み込むことにより、乾電池(20)
の抜け落ちを防止している。
上記のように包装された乾電池は、熱収縮性チューブ(4
0)により、その胴部周面の全体と、頂部端面の周縁部お
よび底部端面の周縁部とが被覆されているが、頂部端面
の中央部（電極突起(22)とその周囲）、および底部端面
の中央部は露出したままである。このため、乾電池(20)
の前記露出部分、特に頂部端面の電極突起(22)とその周
囲に汚れが付着し、またホコリが侵入するという欠点が
ある。また、乾電池(20)は通常円筒形状であるため、複
数個を並べて一括包装した場合の熱収縮チューブ(40)に
よる結束効果は必ずしも十分でなく、弛み・ガタツキが
生じ易いという問題がある。
0)により、その胴部周面の全体と、頂部端面の周縁部お
よび底部端面の周縁部とが被覆されているが、頂部端面
の中央部（電極突起(22)とその周囲）、および底部端面
の中央部は露出したままである。このため、乾電池(20)
の前記露出部分、特に頂部端面の電極突起(22)とその周
囲に汚れが付着し、またホコリが侵入するという欠点が
ある。また、乾電池(20)は通常円筒形状であるため、複
数個を並べて一括包装した場合の熱収縮チューブ(40)に
よる結束効果は必ずしも十分でなく、弛み・ガタツキが
生じ易いという問題がある。
本考案は上記問題点を解決するための改良された乾電池
包装体を提供する。
包装体を提供する。
本考案の乾電池包装体は、 台紙(10)と、該台紙(10)の前面にあてがわれた乾電池(2
0)と、該乾電池の頂部に帽着されたキャップ(30)と、前
記台紙(10)および乾電池(20)を被包する熱収縮性チュー
ブ(40)とからなり、該熱収縮性チューブ(40)の上端縁部
(41)は前記キャップ(30)の天面周縁部を包摂し、下端縁
部(42)は乾電池の底部端面の周縁部を包摂していること
を特徴としている。
0)と、該乾電池の頂部に帽着されたキャップ(30)と、前
記台紙(10)および乾電池(20)を被包する熱収縮性チュー
ブ(40)とからなり、該熱収縮性チューブ(40)の上端縁部
(41)は前記キャップ(30)の天面周縁部を包摂し、下端縁
部(42)は乾電池の底部端面の周縁部を包摂していること
を特徴としている。
本考案の乾電池包装体は、第１図に示すように、所要の
形状と大きさに裁断された台紙(10)の前面に、所要の本
数の乾電池(20)を同じ向きに並べてあてがうと共に、並
べられた乾電池(20)の頂部にキャップ(30)を帽着したう
え、台紙(10)と乾電池(20)を包囲するように熱収縮性チ
ューブ(40)を被せ、熱収縮性チューブ(40)を熱風、その
他の熱源をもって熱収縮させることにより形成される。
形状と大きさに裁断された台紙(10)の前面に、所要の本
数の乾電池(20)を同じ向きに並べてあてがうと共に、並
べられた乾電池(20)の頂部にキャップ(30)を帽着したう
え、台紙(10)と乾電池(20)を包囲するように熱収縮性チ
ューブ(40)を被せ、熱収縮性チューブ(40)を熱風、その
他の熱源をもって熱収縮させることにより形成される。
キャップ(30)は、乾電池頂部の保護と帽着姿態の安定化
のために、並べられた複数本の乾電池(20)の頂部を一括
して被包する大きさと形状を有すると共に、乾電池(20)
の電極突起(22)が差し込まれる突起部(32)と、乾電池の
肩部(23)に嵌め合わされる裾壁部(33)とを有している。
キャップ(30)の材質は例えば、プラスチックの射出成形
品、またはアルミニウム箔のプレス成形品などである。
のために、並べられた複数本の乾電池(20)の頂部を一括
して被包する大きさと形状を有すると共に、乾電池(20)
の電極突起(22)が差し込まれる突起部(32)と、乾電池の
肩部(23)に嵌め合わされる裾壁部(33)とを有している。
キャップ(30)の材質は例えば、プラスチックの射出成形
品、またはアルミニウム箔のプレス成形品などである。
また、熱収縮性チューブ(40)は、乾電池(20)の胴長より
長い胴長を有しており、熱収縮処理において、その上端
縁部(41)は内側に折曲して、乾電池頂部に帽着されたキ
ャップ(30)の天面(31)周縁部を包み込む一方、その下端
縁部(42)は乾電池の底面周縁部を包む込むように内側に
折曲する。
長い胴長を有しており、熱収縮処理において、その上端
縁部(41)は内側に折曲して、乾電池頂部に帽着されたキ
ャップ(30)の天面(31)周縁部を包み込む一方、その下端
縁部(42)は乾電池の底面周縁部を包む込むように内側に
折曲する。
第２図および第３図は上記のように形成された乾電池包
装体の例を示している。第２図は第１図のＡ−Ａ矢視断
面、第３図はＢ−Ｂ矢視断面である。乾電池(20)と台紙
(10)とは熱収縮性チューブ(40)の熱収縮力により締付け
られ、該チューブ(40)の上端縁部(41)はキャップ(30)の
周縁部を包み込んで乾電池の頂部に密着し、下端縁部(4
2)は乾電池底面(25)の周縁部を包み込んで乾電池底部に
密着していることにより、台紙(10)と乾電池(20)と乾電
池頂部に帽着されたキャップ(30)とが熱収縮性チューブ
(40)により一体化した包装体となっている。
装体の例を示している。第２図は第１図のＡ−Ａ矢視断
面、第３図はＢ−Ｂ矢視断面である。乾電池(20)と台紙
(10)とは熱収縮性チューブ(40)の熱収縮力により締付け
られ、該チューブ(40)の上端縁部(41)はキャップ(30)の
周縁部を包み込んで乾電池の頂部に密着し、下端縁部(4
2)は乾電池底面(25)の周縁部を包み込んで乾電池底部に
密着していることにより、台紙(10)と乾電池(20)と乾電
池頂部に帽着されたキャップ(30)とが熱収縮性チューブ
(40)により一体化した包装体となっている。
台紙(10)、キャップ(30)および熱収縮性チューブ(40)の
それぞれには、所望により着色、模様、図柄、商品仕様
等が印刷により施されている。上記包装体は店頭におい
て、台上に並べられ、または台紙(10)に設けた吊り下げ
孔(11)を介して吊り下げ展示される。
それぞれには、所望により着色、模様、図柄、商品仕様
等が印刷により施されている。上記包装体は店頭におい
て、台上に並べられ、または台紙(10)に設けた吊り下げ
孔(11)を介して吊り下げ展示される。
本考案包装体は、乾電池の頂部がキャップにより保護さ
れているので、流通過程における乾電池頂部の汚れ、ホ
コリの付着を完全に防止することができる。また、乾電
池頂部に帽着されたキャップにより乾電池相互のガタツ
キが防止されるので包装姿態が安定し、流通過程での弛
み、およびそれによる乾電池の脱落等を防止することが
できる。
れているので、流通過程における乾電池頂部の汚れ、ホ
コリの付着を完全に防止することができる。また、乾電
池頂部に帽着されたキャップにより乾電池相互のガタツ
キが防止されるので包装姿態が安定し、流通過程での弛
み、およびそれによる乾電池の脱落等を防止することが
できる。
なお、上記説明では、被包装商品が乾電池である場合を
例に挙げたが、その他の種々の商品（例えば、化粧品）
の包装体としても有用である。
例に挙げたが、その他の種々の商品（例えば、化粧品）
の包装体としても有用である。
第１図は本考案の斜視説明図、第２図、第３図は本考案
の実施例を示す断面図、第４図は従来例を示す斜視図で
ある。 10：台紙、20：乾電池、30…キャップ、40：熱収縮性チ
ューブ。
の実施例を示す断面図、第４図は従来例を示す斜視図で
ある。 10：台紙、20：乾電池、30…キャップ、40：熱収縮性チ
ューブ。
Claims (1)
- 【請求項１】台紙(10)と、該台紙の前面にあてがわれた
乾電池(20)と、該乾電池(20)の頂部に帽着されたキャッ
プ(30)と、前記台紙(10)と前記乾電池(20)を包み熱収縮
力により両者を締着する熱収縮性フィルムチューブ(40)
とからなり、該熱収縮性フィルムチューブ(40)の上端縁
部(41)は前記キャップ(30)の少なくとも周縁部を包摂
し、下端縁部(42)は乾電池(20)の底面の少なくとも周縁
部を包摂していることを特徴とする乾電池包装体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17348886U JPH06384Y2 (ja) | 1986-11-12 | 1986-11-12 | 乾電池包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17348886U JPH06384Y2 (ja) | 1986-11-12 | 1986-11-12 | 乾電池包装体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6379385U JPS6379385U (ja) | 1988-05-25 |
| JPH06384Y2 true JPH06384Y2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=31110991
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17348886U Expired - Lifetime JPH06384Y2 (ja) | 1986-11-12 | 1986-11-12 | 乾電池包装体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06384Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0617743Y2 (ja) * | 1988-10-17 | 1994-05-11 | 富士写真フイルム株式会社 | 写真フィルム集合包装体 |
| JP2595713Y2 (ja) * | 1992-06-18 | 1999-06-02 | 雪印乳業株式会社 | シュリンク包装体 |
-
1986
- 1986-11-12 JP JP17348886U patent/JPH06384Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6379385U (ja) | 1988-05-25 |
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