JPH0637108A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH0637108A
JPH0637108A JP18696792A JP18696792A JPH0637108A JP H0637108 A JPH0637108 A JP H0637108A JP 18696792 A JP18696792 A JP 18696792A JP 18696792 A JP18696792 A JP 18696792A JP H0637108 A JPH0637108 A JP H0637108A
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JP
Japan
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film
insulating film
gate electrode
forming
semiconductor device
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JP18696792A
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Yoshimi Shiotani
喜美 塩谷
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ゲート電極等、金属ポリサイド膜からなる導電
体層を有する半導体装置の製造方法に関し、配線層やゲ
ート電極となる金属ポリサイド膜中に低抵抗化のために
導入されている導電型不純物が絶縁膜を形成するための
加熱処理により外方拡散するのを防止することができる
半導体装置の製造方法の提供を目的とする。 【構成】ゲート絶縁膜23上に導電型不純物が導入され
たシリコン膜24a及び高融点金属シリサイド膜25aから
なるゲート電極28を形成する工程と、ゲート電極28
を被覆して導電型不純物の外方拡散を阻止する保護絶縁
膜30を形成する工程と、保護絶縁膜30で被覆された
ゲート電極28を被覆して絶縁膜31を形成する工程
と、絶縁膜31を異方性エッチングによりエッチング
し、ゲート電極28の側壁にサイドウオール31aを形成
する工程とを含み構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造方法に
関し、更に詳しく言えば、ゲート電極等、金属ポリサイ
ド膜からなる導電体層を有する半導体装置の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路装置の高集積度化
及び高速化に応じて、配線層やゲート電極の抵抗の低減
が要望され、n+型のポリシリコン膜上に金属シリサイ
ド膜を積層した金属ポリサイド膜等の低抵抗材料が用い
られるようになっている。
【0003】図3(a)〜(d),図4(e)〜(g)
は、金属ポリサイド膜からなるゲート電極を有する半導
体装置の製造方法について説明する断面図である。ま
ず、半導体基板1上のフィールド絶縁膜2により囲まれ
た素子形成領域にゲート絶縁膜となるシリコン酸化膜3
を形成した後、該シリコン酸化膜3上にポリシリコン膜
4/タングステンシリサイド膜(WSi膜)5を順次形
成する。続いて、イオン注入によりタングステンシリサ
イド膜5を介してポリシリコン膜4に導電型不純物を導
入し、n+型化する。続いて、タングステンシリサイド
膜5上にシリコン酸化膜6を順次形成する(図3
(a))。
【0004】次に、レジストパターン7をマスクとして
シリコン酸化膜6/タングステンシリサイド膜5/n+
型のポリシリコン膜4を順次エッチング・除去して、素
子形成領域にn+型のポリシリコン膜4a/WSi膜5
aで構成される金属ポリサイド膜からなるゲート電極8
を形成するとともに、ゲート電極8の側壁にサイドウオ
ールを形成する際の保護膜6aとしてシリコン酸化膜6
をゲート電極8上に残存する。続いて、レジストパター
ン7及びゲート電極8をマスクとしてイオン注入により
導電型不純物を半導体基板1に導入し、低濃度の導電型
領域層9a,9bを形成する(図3(b))。
【0005】次いで、絶縁性を高めるべくより緻密な絶
縁膜を形成するため、800℃程度の高温でサイドウオ
ールを形成するためのシリコン酸化膜10をCVD法に
より形成する(図3(d))。
【0006】次に、異方性エッチングによりシリコン酸
化膜10をエッチングして、ゲート電極8の側壁にサイ
ドウオール10aを形成する(図4(e))。次いで、ゲ
ート電極8及びサイドウオール10aをマスクとして、イ
オン注入により高濃度の導電型不純物を導入し、高濃度
の導電型領域層11a,11bを形成する。続いて、アニー
ルを行うことにより、低濃度の導電型領域層9a/高濃
度の導電型領域層11aと低濃度の導電型領域層9b/高
濃度の導電型領域層11bとがそれぞれS/D領域層12
a,12bとなり、LDD(Low Doped Drain )構造を有
するトランジスタが形成される(図4(f))。
【0007】次いで、絶縁膜13を形成した後、S/D
領域層12a,12b上の絶縁膜13にコンタクトホール13
a,13bを形成する。続いて、S/D領域層12a,12b
と接続してS/D電極14a,14bを形成すると、絶縁ゲ
ート型電界効果トランジスタが完成する(図4
(g))。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の従来
例の半導体装置の製造方法においては、図3(d)に示
すように、サイドウオールを形成するためのシリコン酸
化膜10を800℃程度の高温で形成しているので、ゲ
ート電極8のポリシリコン膜4aに導入されているn+
型不純物がポリシリコン膜4aの側壁から外に放出され
る場合があり、金属ポリサイド膜の抵抗値が増大する。
【0009】従って、微細化によりゲート幅や配線層の
幅が小さくなってくると、ゲート電極8や配線層の抵抗
値の増大が顕著になってくるため、作成されたトランジ
スタに印加された信号が減衰し、半導体装置として正常
な動作をしなくなるという問題がある。
【0010】本発明はかかる従来例の問題点に鑑み創作
されたものであり、配線層やゲート電極となる金属ポリ
サイド膜中に低抵抗化のために導入されている導電型不
純物がこれらを被覆する絶縁膜を形成するための加熱処
理により外方拡散するのを防止することができる半導体
装置の製造方法の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題は、半導体基板
上のゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜上の導電型不純
物が導入されたシリコン膜、又は導電型不純物が導入さ
れたシリコン膜及び該シリコン膜上の高融点金属シリサ
イド膜からなるゲート電極と、前記ゲート電極の両側の
半導体基板に形成されたソース/ドレイン領域層と、前
記ゲート電極の側壁のサイドウオールとを有する半導体
装置の製造方法において、前記ゲート絶縁膜上に前記導
電型不純物が導入されたシリコン膜と高融点金属シリサ
イド膜とからなるゲート電極を形成する工程と、前記ゲ
ート電極を被覆して導電型不純物の外方拡散を阻止する
保護絶縁膜を形成する工程と、前記保護絶縁膜で被覆さ
れたゲート電極を被覆して絶縁膜を形成する工程と、前
記絶縁膜を異方性エッチングによりエッチングし、前記
ゲート電極の側壁にサイドウオールを形成する工程とを
有する半導体装置の製造方法によって達成され、第2
に、基体上に導電型不純物が導入されたシリコン膜と該
シリコン膜上の高融点金属シリサイド膜とからなる導電
体層を形成する工程と、前記導電体層を被覆して前記導
電型不純物の外方拡散を阻止する保護絶縁膜を形成する
工程と、前記保護絶縁膜で被覆された導電体層を被覆し
て絶縁膜を形成する工程とを有する半導体装置の製造方
法によって達成され、第3に、前記保護絶縁膜はシリコ
ン窒化膜又はシリコン酸化膜であることを特徴とする第
1又は第2の発明に記載の半導体装置の製造方法によっ
て達成され、第4に、前記保護絶縁膜は化学気相成長法
により形成されたものであることを特徴とする第3の発
明に記載の半導体装置の製造方法によって達成され、第
5に、前記保護絶縁膜はランプアニールによる熱酸化に
より形成されたものであることを特徴とする第3の発明
に記載の半導体装置の製造方法によって達成され、第6
に、前記絶縁膜は化学気相成長法により形成されたもの
であることを特徴とする第1又は第2の発明に記載の半
導体装置の製造方法によって達成される。
【0012】
【作 用】本発明に係る半導体装置の製造方法によれ
ば、ゲート電極の側壁にサイドウオールを形成するため
の絶縁膜を形成する前に、導電型不純物が導入されたシ
リコン膜、又は導電型不純物が導入されたシリコン膜/
高融点金属シリサイド膜からなるゲート電極を被覆して
導電型不純物の外方拡散を阻止する保護絶縁膜を、例え
ばシリコン窒化膜等を化学気相成長法やランプアニール
により形成している。
【0013】従って、保護絶縁膜を形成する際には低温
で或いは短時間で行うことができるので、導電型不純物
の外方拡散を防止することができる。更に、絶縁膜を形
成する際に高温の加熱処理を行っても、ゲート電極が保
護絶縁膜で被覆されているので、ゲート電極からの導電
型不純物の外方拡散を阻止することができる。
【0014】また、導電型不純物が導入されたシリコン
膜/高融点金属シリサイド膜からなる導電体層を被覆す
る絶縁膜を形成する前に、導電体層を被覆して導電型不
純物の外方拡散を阻止する保護絶縁膜を形成しているの
で、絶縁膜を形成する際に高温の加熱処理を行っても、
導電体層が保護絶縁膜で被覆されており、導電体層から
の導電型不純物の外方拡散を阻止することができる。
【0015】
【実施例】以下に、本発明の実施例に係る半導体装置の
製造方法について図を参照しながら説明する。
【0016】(1)本発明の実施例 図1(a)〜(d),図2(e)〜(h)は本発明の実
施例に係る半導体装置の製造方法の工程説明図である。
【0017】まず、シリコンからなる半導体基板21上
のフィールド絶縁膜22により囲まれた素子形成領域に
ゲート絶縁膜となる膜厚約150Åのシリコン酸化膜2
3を熱酸化により形成する。続いて、シリコン酸化膜2
3上にそれぞれ膜厚約1000Åのポリシリコン膜(シリコ
ン膜)24及びタングステンシリサイド膜(高融点金属
シリサイド膜)25をCVD法により順次形成した後、
イオン注入によりタングステンシリサイド膜25を介し
てポリシリコン膜24にn型不純物(導電型不純物)の
リンを導入し、n+型化する。次いで、タングステンシ
リサイド膜25上に膜厚約500Åのシリコン酸化膜2
6を化学気相成長法(以下、CVD法と称する。)によ
り形成する(図1(a))。
【0018】次に、レジストパターン27をマスクとし
てシリコン酸化膜26/タングステンシリサイド膜25
/ポリシリコン膜24を順次エッチング・除去して、素
子形成領域にn+型のポリシリコン膜24a/タングステ
ンシリサイド膜25aで構成される金属ポリサイド膜から
なるゲート電極28を形成するとともに、ゲート電極2
8の側壁にサイドウオールを形成する際の保護膜として
シリコン酸化膜26aをゲート電極28上に残存する(図
1(c))。
【0019】次いで、レジストパターン27及びゲート
電極28をマスクとしてイオン注入によりn型不純物の
砒素を半導体基板21に導入し、低濃度のn型領域層29
a,29bを形成する。続いて、温度約400℃の基板加
熱を行い、プラズマCVD法により膜厚約300Åのシ
リコン窒化膜からなる保護絶縁膜30を形成する(図1
(d))。
【0020】続いて、絶縁性を高めるべくより緻密な絶
縁膜を形成するため、800℃程度の高温でサイドウオ
ールを形成するための膜厚約3000Åのシリコン酸化膜
(絶縁膜)31をCVD法により形成する(図2
(e))。このとき、ゲート電極28からの外方拡散を
防止するため、成長前のプレヒートの時間を30分以内
とするとよい。
【0021】次に、異方性エッチングによりシリコン酸
化膜31をエッチングして、ゲート電極28の側壁にサ
イドウオール31aを形成する(図2(f))。次いで、
ゲート電極28及びサイドウオール31aをマスクとし
て、イオン注入により高濃度のn型不純物を導入し、高
濃度のn型領域層32a,32bを形成する。これにより、
低濃度のn型領域層29a/高濃度のn型領域層32aと低
濃度のn型領域層29b/高濃度のn型領域層32bとがそ
れぞれS/D領域層33a,33bとなり、LDD(Low Do
ped Drain )構造が形成される(図2(g))。
【0022】次いで、PSG膜からなる層間絶縁膜34
を形成した後、S/D領域層33a,33b上の層間絶縁膜
34にコンタクトホール34a,34bを形成する。続い
て、S/D領域層33a,33bと接続してAl膜からなる
S/D電極35a,35bを形成すると、絶縁ゲート型電界
効果トランジスタが完成する(図2(h))。
【0023】以上のように、本発明に係る実施例の半導
体装置の製造方法によれば、ゲート電極28の側壁にサ
イドウオール31aを形成するためのシリコン酸化膜31
を形成する前に、金属ポリサイドからなるゲート電極2
8を被覆してn型不純物の外方拡散を阻止する保護絶縁
膜30をCVD法により形成している。
【0024】従って、保護絶縁膜を形成する際には低温
で行うことができるので、n型不純物の外方拡散を防止
することができる。更に、サイドウオール31aとなる膜
質の良いシリコン酸化膜31を形成する際に高温の加熱
処理を行っても、ゲート電極28が保護絶縁膜30で被
覆されているので、ゲート電極28からのn型不純物の
外方拡散を阻止することができる。
【0025】これにより、ゲート電極及びこれに接続す
る配線層等の抵抗値の変動を防止し、トランジスタ等の
動作の安定を図ることができる。なお、実施例では、本
発明を金属ポリサイドからなるゲート電極28に適用し
ているが、フローティングゲート/コントロールゲート
からなるゲート電極に適用することも可能である。
【0026】また、配線層や他の電極に適用することも
できる。この場合も、金属ポリサイドからなる配線層等
を被覆する層間絶縁膜(絶縁膜)を形成する前に、配線
層等を被覆してn型不純物の外方拡散を阻止する保護絶
縁膜を、例えばプラズマCVD法により形成することに
より、層間絶縁膜を形成する際に高温の加熱処理を行っ
ても、配線層等中のn型不純物の外方拡散を阻止するこ
とができる。また、配線層は多層配線層のうちのいずれ
かであってもよい。
【0027】更に、保護絶縁膜31としてシリコン窒化
膜を用いているが、シリコン酸化膜を用いることもでき
る。また、保護絶縁膜31をプラズマCVD法により形
成しているが、他のCVD法により,又は例えば温度11
00℃, 時間数秒の条件でランプアニールにより形成する
ことも可能である。ランプアニールの場合、急速に保護
絶縁膜を形成することができるので、保護絶縁膜を形成
する際に金属ポリサイド膜からn型不純物が外方拡散す
るのを防止することができる。更に、場合により、80
0℃程度の低温のウエット雰囲気中での熱酸化により保
護絶縁膜31を形成してもよい。
【0028】更に、シリコン膜24としてポリシリコン
膜を用いているが、アモルファスシリコン膜を用いても
よい。また、高融点金属シリサイド膜としてタングステ
ンシリサイド膜を用いているが、モリブデンシリサイド
膜やチタンシリサイド膜その他の高融点金属シリサイド
膜を用いてもよい。
【0029】(2)比較例 なお、比較例として、図5(a)〜(d)に示す特開平
3−50772号がある。その内容は、積層されたフロ
ーティングゲートとしてのポリシリコン膜41と、絶縁
膜42と、ポリシリコン膜43/タングステンシリサイ
ド膜44からなるコントロールゲート電極45とを被覆
して金属原子の拡散を防止し、酸素を透過するシリコン
酸化膜からなるキャップ層46を低温で形成した(図5
(a),(b))後、温度1000℃程度の高温中で、キャ
ップ層46を通過させて酸素を導入し、フローティング
ゲート電極41の側壁に熱酸化により膜質の良好な半導
体酸化膜47を形成することにより、コントロールゲー
ト45中に含まれる金属原子の外方拡散を防止しつつ、
データ保持特性の劣化を防止することを目的とする。
【0030】この比較例と本発明の実施例とを比較した
場合、キャップ層46に対応する本発明の実施例の保護
絶縁膜30は、金属ポリサイドからなるゲート電極28
中のn型不純物の透過を阻止するため、シリコン窒化膜
等緻密性を有することが必要であり、比較例の酸素を透
過させることは困難である。また、比較例の場合、キャ
ップ層46はシリコン酸化膜であるので、温度1000℃程
度の高温中でフローティングゲート45の側壁に半導体
酸化膜47を形成する際、n型不純物はキャップ層46
中に外方拡散するのは避けられない。更に、比較例の場
合、半導体酸化膜47を形成するために、CVD法を用
いることはできない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る半導
体装置の製造方法によれば、ゲート電極の側壁にサイド
ウオールを形成するための絶縁膜を形成する前に、導電
型不純物が導入されたシリコン膜、又は導電型不純物が
導入されたシリコン膜/高融点金属シリサイド膜からな
るゲート電極を被覆して導電型不純物の外方拡散を阻止
する保護絶縁膜を、例えばシリコン窒化膜等を化学気相
成長法やランプアニールにより形成している。従って、
保護絶縁膜を形成する際には低温で或いは短時間で行う
ことができ、絶縁膜を形成する際には導電体層が保護絶
縁膜で被覆されているので、高温の加熱処理を行って
も、導電体層からの導電型不純物の外方拡散を阻止する
ことができる。
【0032】また、導電型不純物が導入されたシリコン
膜/高融点金属シリサイド膜からなる導電体層を被覆す
る絶縁膜を形成する前に、導電体層を被覆して導電型不
純物の外方拡散を阻止する保護絶縁膜を形成しているの
で、絶縁膜を形成する際に高温の加熱処理を行っても、
導電体層からの導電型不純物の外方拡散を阻止すること
ができる。
【0033】これにより、ゲート電極や配線層等の抵抗
値の変動を防止し、トランジスタ等の動作の安定を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の半導体装置の製造方法につい
て説明する断面図(その1)である。
【図2】本発明の実施例の半導体装置の製造方法につい
て説明する断面図(その2)である。
【図3】従来例の半導体装置の製造方法について説明す
る断面図(その1)である。
【図4】従来例の半導体装置の製造方法について説明す
る断面図(その2)である。
【図5】比較例について説明する断面図である。
【符号の説明】
21 半導体基板、 22 フィールド絶縁膜、 23,26,26a シリコン酸化膜、 24,24a ポリシリコン膜(シリコン膜)、 25,25a タングステンシリサイド膜(高融点金属シ
リサイド膜)、 27 レジストパターン、 28 ゲート電極、 29a,29b,32a,32b n型領域層、 30 保護絶縁膜、 31 シリコン酸化膜(絶縁膜)、 31a サイドウオール、 33a,33b S/D領域層、 34 層間絶縁膜、 34a,34b コンタクトホール、 35a,35b S/D電極。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/62 G 9055−4M

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上のゲート絶縁膜と、前記ゲ
    ート絶縁膜上の導電型不純物が導入されたシリコン膜、
    又は導電型不純物が導入されたシリコン膜及び該シリコ
    ン膜上の高融点金属シリサイド膜からなるゲート電極
    と、前記ゲート電極の両側の半導体基板に形成されたソ
    ース/ドレイン領域層と、前記ゲート電極の側壁のサイ
    ドウオールとを有する半導体装置の製造方法において、 前記ゲート絶縁膜上に前記導電型不純物が導入されたシ
    リコン膜と高融点金属シリサイド膜とからなるゲート電
    極を形成する工程と、 前記ゲート電極を被覆して導電型不純物の外方拡散を阻
    止する保護絶縁膜を形成する工程と、 前記保護絶縁膜で被覆されたゲート電極を被覆して絶縁
    膜を形成する工程と、 前記絶縁膜を異方性エッチングによりエッチングし、前
    記ゲート電極の側壁にサイドウオールを形成する工程と
    を有する半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 基体上に導電型不純物が導入されたシリ
    コン膜と該シリコン膜上の高融点金属シリサイド膜とか
    らなる導電体層を形成する工程と、 前記導電体層を被覆して前記導電型不純物の外方拡散を
    阻止する保護絶縁膜を形成する工程と、 前記保護絶縁膜で被覆された導電体層を被覆して絶縁膜
    を形成する工程とを有する半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記保護絶縁膜はシリコン窒化膜又はシ
    リコン酸化膜であることを特徴とする請求項1又は請求
    項2記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記保護絶縁膜は化学気相成長法により
    形成されたものであることを特徴とする請求項3記載の
    半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記保護絶縁膜はランプアニールによる
    熱酸化により形成されたものであることを特徴とする請
    求項3記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記絶縁膜は化学気相成長法により形成
    されたものであることを特徴とする請求項1記載又は請
    求項2の半導体装置の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100243280B1 (ko) * 1997-02-05 2000-03-02 윤종용 반도체장치의 게이트패턴 및 그 제조방법
WO2000057463A1 (fr) * 1999-03-24 2000-09-28 Tokyo Electron Limited Procede de traitement thermique et de formation d'un film mince
KR100377458B1 (ko) * 1994-09-28 2003-07-18 소니 가부시끼 가이샤 게이트전극의형성방법

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