JPH063696Y2 - 電子制御車両 - Google Patents

電子制御車両

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JPH063696Y2
JPH063696Y2 JP1987180422U JP18042287U JPH063696Y2 JP H063696 Y2 JPH063696 Y2 JP H063696Y2 JP 1987180422 U JP1987180422 U JP 1987180422U JP 18042287 U JP18042287 U JP 18042287U JP H063696 Y2 JPH063696 Y2 JP H063696Y2
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JP
Japan
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manual
clutch
electromagnetic valve
actuator
changeover switch
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JP1987180422U
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English (en)
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JPH0183622U (ja
Inventor
久雄 石田
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、スイッチを切り換えるだけで、オートマチッ
ク運転も出来るしマニュアル運転も出来るようにした電
子制御車両に関するものである。
【従来の技術】
電子制御車両には、トランスミッションとしてはマニュ
アルのトランスミッションを装備し、これを油圧のアク
チュエータで作動させるよう構成し、そのアクチュエー
タをマイコン等から成るコントロールユニットで自動的
(オートマチック)に制御するようにしたものがある。
【考案が解決しようとする問題点】 (問題点) しかしながら、前記したような従来の電子制御車両で
は、マニュアル運転が出来ないという問題点があった。 (問題点の説明) 今や国民総ドライバー時代で、1台の車を家族の皆が運
転するという家庭が多くなっている。、しかし、そのよ
うな家庭にあっては、車購入の際、運転に関する各人の
好みが異なり、マニュアル車にするかオートマチック車
にするか大いにもめる場合がある。 ところが前記した電子制御車両は、折角マニュアルのト
ランスミッションを装備しながら、マニュアル運転は出
来ない構造になっていた。 従来、オートマチック車をマニュアル運転できるように
した技術が皆無というわけではなく、例えば、実開昭60
-69855号公報に示されてしる。しかし、これは特殊条件
下での発進時にのみオートマチック運転を解除するもの
であって、常時マニュアル運転を可能にするものではな
かった。 本考案は、以上のような問題点に鑑みてなされたもので
ある。
【問題点を解決するための手段】
本考案では、同じ車がスイッチの切り換えだけで、オー
トマチック運転の車になったりマニュアル運転の車にな
ったりするべく、次のような手段を講じた。 即ち、本考案の電子制御車両では、クラッチペダルと、
該クラッチペダルの動きをクラッチに伝える油圧手段
と、マニュアル側に切り換えた時クラッチペダルによる
クラッチ操作が可能になるようコントロール・ユニット
をして前記油圧手段を制御せしめるマニュアル・オート
切り換えスイッチとを備えることとした。
【作用】
マニュアル・オート切り換えスイッチをマニュアル側に
切り換えると、クラッチペダルとクラッチとを結ぶ油圧
系が形成され、クラッチペダルによるクラッチの操作が
可能となる。この状態において変速装置のシフトレバー
を操作すると、マニュアル運転が可能となる。 また、マニュアル・オート切り換えスイッチをオート側
に切り換えると、クラッチペダルとクラッチを結ぶ油圧
系は形成されず、クラッチペダルによるクラッチの操作
は不可能となる。運転はコントロール・ユニットにより
オートマチックに行われる。
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。 第1図に、本考案のブロック構成図を示す。第1図にお
いて、11はシフトレバー装置、12はマニュアル・オ
ート切り換えスイッチ、13はコントロール・ユニッ
ト、14はアクチュエータ・ユニットである。 マニュアル・オート切り換えスイッチ12をマニュアル
側にすると、クラッチペダル(第3図で示す)によって
クラッチ(図示せず)が操作され、変速がマニュアルで
行えるようアクチュエータ・ユニット14が作動する。 オート側に切り換えると、クラッチペダルによってはク
ラッチの操作は出来ないようにされ、変速はコントロー
ル・ユニット13によってオートマチックになされる。 第3図に、アクチュエータ・ユニット14の詳細を示
す。第3図において、15はクラッチペダル、16はブ
ースタ、16−1はピストン、17はクラッチ・アクチ
ュエータ、17−1はロッド、17−2はピストン、1
8はタンク、19はセレクト・アクチュエータ、19−
1はロッド、19−2はピストン、20はシフト・アク
チュエータ、20−1はロッド、20ー2はピストン、
21は油圧パイプ、22はギア、23はポンプ、VC,
V1,V2,…,V8はバルブ、S1,S2,…,S6
はギアポジション・スイッチ、Pは加圧ポート、Tはタ
ンクポートである。 クラッチ・アクチュエータ17は、クラッチの「断」,
「接」を行う。セレクト・アクチュエータ19は、変速
装置のギア22を図の横方向(即ち、ニュートラルの各
位置N,N,N間の方向)に移動させる。シフト
・アクチュエータ20は、ギア22を図の上下方向(即
ち、第1,3,5速側と第2,4,R速側間の方向)に
移動させる。 各アクチュエータはポンプ23からの油圧によって駆動
されるが、その駆動は各電磁バルブの開閉によって制御
される。各電磁バルブの開閉は、コントロール・ユニッ
ト13(第1図)によって制御される。 第2図は、アクチュエータ・ユニットに使用する各電磁
バルブの開閉状況を示す図である。第2図において○印
は開かれていることを示し、×印は閉じられていること
を示す。また、加圧ポートPが開かれると、アクチュエ
ータに油が流入する。タンクポートTが開かれると、ア
クチュエータから油が流出する。 (A)オートマチック運転の時 マニュアル・オート切り換えスイッチ12をオート側に
した時には、コントロール・ユニット13からの指令に
より電磁バルブVCが閉じられる。ブースタ16の動き
は止められ、クラッチペダル15も固定になってしま
う。従って、クラッチペダル15を踏んでもクラッチを
操作することは出来ない。 この場合、クラッチの断接やギヤ22の移動は、シフト
レバー装置11の操作に応じたコントロール・ユニット
13からの指令で各アクチュエータが駆動されることに
よって自動的に行われる。 なお、固定状態になったクラッチペダル15はフットレ
スとして利用できる。 (B)マニュアル運転の時 マニュアル・オート切り換えスイッチ12をマニュアル
側にした時には、電磁バルブV2,V3,V4が閉じら
れ、電磁バルブVCが開かれる。これにより、クラッチ
・アクチュエータ17はクラッチペダル15によって駆
動されることになる。 例えば、クラッチペダル15を踏む込むと、ブースタ1
6のピストン16−1が左方に移動して油を押し出す。
するとクラッチ・アクチュエータ17には油が流入し、
ピストン17ー2を右方に移動させる。これによりクラ
ッチが断とされる。 クラッチの接は、図示しないバネやダイヤフラムの力に
より元に戻ることによって行われる。 シフトレバー装置11を操作すると、それに応じてコン
トロール・ユニット13がセレクト・アクチュエータ1
9やシフト・アクチュエータ20を駆動して、ギヤ22
を所望の位置に移動させる。 (C)マニュアル運転で第1速にする場合の詳細な動作 第4図に、本考案による変速動作を説明するフローチャ
ートを示す。この図および第2図,第3図を参照しつ
つ、マニュアル運転で第1速にする場合の詳細な動作を
説明する。この時の油の流れは、第3図で点線で示した
ようになる。 以下の説明における項番〜は、第4図におけるステ
ップ〜に対応する。 マニュアル・オート切り換えスイッチ12がマニュア
ル側かどうかをチェックする。 クラッチ・アクチュエータ17が、クラッチペダル1
5によって操作可能とされる。 ドライバーが操作したシフトレバーの位置が、第1速
または第2速のいずれかになっているかどうかチェック
する。 セレクト・アクチュエータ19のロッド19−1が実
線の矢印の方向に駆動される。 なぜなら、コントロール・ユニット13によって、電磁
バルブV5の加圧ポートPは閉、タンクポートTは開と
され、電磁バルブV6の加圧ポートPは開,タンクポー
トTは閉とされ、油が点線の如く流れてピストン19−
2を左方に押すからである。 クラッチが断になっているかの確認をする。なってい
なければ、なるまで待つ。 ギヤ22が中央のニュートラル位置Nから第1速の
位置に行くには、点線で示したような経路を通っていく
が、先ず左方のニュートラル位置Nまで来ているかど
うかを確認する。 その確認は、ギヤポジション・スイッチS2,S4が共
にオンするかどうかによって行う。ギヤポジション・ス
イッチS1,S2,S3は上下方向の位置の検出を担当
し、ギヤポジション・スイッチS4,S5,S6は横方
向の位置の検出を担当している。 シフトレバーが第1速かどうかチェックする(このス
テップに来るのは、シフトレバーを第1速か第2速かに
した場合であるから、ここでNOとなるのは、即ち、第
2速という場合である)。 シフト・アクチュエータ20のロッド20ー1が実線
の矢印の方向(上方)に駆動される。 なぜなら、コントロール・ユニット13によって、電磁
バルブV7の加圧ポートPは閉,タンクポートTは開と
され、電磁バルブV8の加圧ポートPは開,タンクポー
トTは閉とされ、油が点線の如く流れてピストン20−
2を上方に押すからである。 これによりギヤ22は、ニュートラル位置Nから第1
速の位置へ向かって移動される。 ギアポジション・スイッチS1,S4によって、ギヤ
22が第1速の位置に来たかどうかチェックする。 第1速の位置に来れば、その旨をインジケータによっ
て表示して、ドライバーに知らせる。以上が、マニュア
ル運転で第1速にする場合の動作である。 なお、ステップ,は第2速にする場合のステップで
あり、ステップ,はそれぞれシフトレバーを第5速
または後退(R),第3速または第4速にした場合のス
テップである。ブロックD,Dには、ブロックD
に対応したステップ群が来る。そして、ステップはオ
ートマチック運転にした場合のステップである。
【考案の効果】
以上述べた如く、本考案によれば、スイッチの切り換え
だけで、同じ車をオートマチック車にすることも出来る
しマニュアル車にすることも出来るようになった。 そのため、運転の好みの違う複数の人が共同で利用する
車を購入する際、いずれの車にするかについて思い悩む
必要がなくなった。
【図面の簡単な説明】
第1図…本考案のブロック構成図 第2図…アクチュエータ・ユニットに使用する電磁バル
ブの開閉状況を示す図 第3図…アクチュエータ・ユニットの詳細図 第4図…本考案による変速動作を説明するフローチャー
ト 図において、11はシフトレバー装置、12はマニュア
ル・オート切り換えスイッチ、13はコントロール・ユ
ニット、14はアクチュエータ・ユニット、15はクラ
ッチペダル、16はブースタ、17はクラッチ・アクチ
ュエータ、18はタンク、19はセレクト・アクチュエ
ータ、20はシフト・アクチュエータ、21は油圧パイ
プ、22はギア、23はポンプ、VC,V1,V2,
…,V8は電磁バルブ、S1,S2,…,S6はギヤポ
ジション・スイッチである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】クラッチペダルの踏み込みにより油圧が発
    生されるブースタと、油圧によりクラッチの断接を行う
    クラッチアクチュエータと、手動変速にするか自動変速
    にするかの切り換えを行うマニュアル・オート切り換え
    スイッチと、シフトレバー装置および前記マニュアル・
    オート切り換えスイッチからの信号を受けクラッチおよ
    びトランスミッションを制御するコントロール・ユニッ
    トと、前記ブースタと該クラッチアクチュエータとの間
    の油圧通路に設けられる第1の電磁バルブと、該第1の
    電磁バルブが閉じられた時、前記クラッチアクチュエー
    タを作動させるための油圧供給を可能にする電磁バルブ
    群とを具え、前記マニュアル・オート切り換えスイッチ
    がマニュアル側にオンされた時、前記第1の電磁バルブ
    が開かれると共に前記電磁バルブ群が閉じられ、前記マ
    ニュアル・オート切り換えスイッチがオート側にオンさ
    れた時、前記第1の電磁バルブが閉じられるようコント
    ロール・ユニットによって制御される電子制御車両。
JP1987180422U 1987-11-26 1987-11-26 電子制御車両 Expired - Lifetime JPH063696Y2 (ja)

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JPH0183622U JPH0183622U (ja) 1989-06-02
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