JP2543992B2 - 産業車両用変速装置 - Google Patents

産業車両用変速装置

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JP2543992B2
JP2543992B2 JP1280047A JP28004789A JP2543992B2 JP 2543992 B2 JP2543992 B2 JP 2543992B2 JP 1280047 A JP1280047 A JP 1280047A JP 28004789 A JP28004789 A JP 28004789A JP 2543992 B2 JP2543992 B2 JP 2543992B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、フォークリフト等の産業車両用の変速装
置、特に、コンパクトで、前進と後進間の変速時には応
答性がよく、あるいは第1速と第2速間の変速時に動力
伝達が途切れることがなく、且つ微妙な前進及び後進操
作が可能な変速装置に関する。
(従来技術及び発明が解決しようとする問題点) フォークリフト等の産業車両にも大型のものは、作業
能率の点より多段式の変速装置を備えたものがある。ま
た、最近、大型以外の産業車両にも作業能率の向上を意
図して、多段式の変速装置を備えたものが出現しはじめ
た(実開昭60−40847号,特開昭59−110947号)。
フォークリフト等の産業車両の場合、所謂重量物を運
搬するため、あるいは、比較的狭いスペース内を頻繁に
前後進するような作業が主となるため、前進と後進間の
変速時にギヤの切換及びクラッチの断続に時間がかかる
と走行方向転換時の応答性が低下する。また、同様に、
第1速と第2速間の変速時に駆動力が一時的に途切れる
と変速前の速度を維持できず、作業効率を低下させるこ
とになる。例えば、フォークリフト等の場合、前進と後
進を一日に何百回あるいは何千回というオーダーでおこ
なうような形態の作業が多いが、この前進・後進の「切
換」が瞬時におこなわれないと、一日全体ではかなりの
作業効率の低下となる。即ち、一回の切換操作に仮に1
秒間のロスタイムが生じても、一日全体の作業効率の低
下は大きい。
このことは、前進と後進の切換のみならず、上記第1
速と第2速間の切換時にも同様のことが生じる。
また、産業車両の場合、通常の自動車の場合と異な
り、搬送物等への微妙な位置決めが必要となり、且つ重
量物を搬送することが多いことよりスムーズな発進が必
要となるが、従来の産業車両の場合には、油圧回路の構
成上、上記操作は作業者にとって高度の技術を要するも
のであった。
ところで、上記産業車両のうちで小型のものは、スペ
ース的に余裕のないこと及び絶対的な車両価格が低いこ
とに起因して、未だ、前進1段・後進1段の変速装置を
具備した形式のものが多いのが現状である。
このように前進1段・後進1段の変速装置では、比較
的狭い建屋内等での作業にはよいが、搬送距離が比較的
長いところで使用する場合には、重量物を搬送可能なよ
うに減速比がかなり高いところで設定されていることに
起因して、著しく搬送能率が低下する。このため、安価
に提供可能で小型産業車両にも搭載可能な、多段式の変
速装置を具備した産業車両が望まれていた。
本発明は、このような現況に鑑みおこなわれたもの
で、前進と後進間の変速時に応答性のよい、あるいは第
1速と第2速間の変速時に駆動力の途切れることのな
い、また微妙な操作が可能な、且つ外形をコンパクトに
することができて、小型産業車両にも搭載可能な構造の
変速装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 第1の発明にかかる産業車両用変速装置は、入力軸に
平行に二つのカウンタ軸を配設するとともに、この二つ
のカウンタ軸に平行に出力軸を配設し、上記二つのカウ
ンタ軸と入力軸の間あるいは上記二つのカウンタ軸と出
力軸の間に、これらの軸間の断続をおこなうカウンタ軸
選択用クラッチを介装するとともに、各軸間に配置され
噛合する各一対の歯車対のうちの一方のギヤを軸に対し
て歯車選択用クラッチを介して連結・解除自在に配置し
て、変速に際し、ギヤを歯車選択用クラッチを介してそ
の軸に連結し、この連結が完了すると、現在連結されて
いるカウンタ軸のカウンタ軸選択用クラッチをOFFにす
るととも、上記ギヤの連結が完了したカウンタ軸のカウ
ンタ軸選択用クラッチをONにするよう切換制御がなされ
る産業車両用変速装置において、 上記二つのカウンタ軸の一方を前進用カウンタ軸とし
て、そのカウンタ軸上に前進用のギヤ列を固設するとと
もに、他の一方のカウンタ軸を後進用のカウンタ軸とし
て、そのカウンタ軸上に後進用のギヤ列を固設し、 且つ上記出力軸に上記各カウンタ軸上の各ギヤと噛合
するギヤ列を、該ギヤ列を構成する各ギヤのいずれか一
つのギヤを選択的に上記カウンタ軸上のギヤ列の何れか
のギヤと噛合できるように歯車選択用クラッチを介して
連結・解除自在に配設したことを特徴とする。
第2の発明にかかる産業車両用変速装置は、入力軸に
平行に二つのカウンタ軸を配設するとともに、この二つ
のカウンタ軸に平行に出力軸を配設し、上記二つのカウ
ンタ軸と上記入力軸あるいは出力軸の間に、これらの軸
間の断続をおこない半クラッチ状態が形成可能なカウン
タ軸選択用クラッチを介装して、変速時に半クラッチ状
態を形成して切換時に駆動力を途切れることがないよう
構成された産業車両用変速装置において、 上記半クラッチ状態が形成可能なカウンタ軸選択用ク
ラッチを、二つのカウンタ軸の出力軸の間に介装し、 上記一方のカウンタ軸上に前進及び後進用の各第1速
のギヤ列を固設するとともに、他の一方のカウンタ軸上
に前進及び後進用の各第2速のギヤ列を固設し、 且つ上記出力軸あるいは入力軸に上記各カウンタ軸上
の各ギヤと噛合するギヤ列を、該ギヤ列を構成する各ギ
ヤのいずれか一つのギヤを選択的に上記カウンタ軸上の
ギヤ列の何れかのギヤと噛合できるように歯車選択用ク
ラッチを介して連結・解除自在に配設し、 前進及び後進の第1速と第2速との切り換えに際し
て、切り換えをおこなおうとする上記二つのカウンタ軸
選択用クラッチを共に半クラッチ状態を経て、一方のク
ラッチからもう一方のクラッチに切り換えをおこなうよ
う制御する制御手段を設けたことを特徴とする。
第3の発明にかかる産業車両用変速装置は、入力軸に
平行に二つのカウンタ軸を配設するとともに、この二つ
のカウンタ軸に平行に出力軸を配設し、上記二つのカウ
ンタ軸と入力軸の間あるいは上記二つのカウンタ軸と出
力軸の間に、これらの軸間の断続をおこなうカウンタ軸
選択用クラッチを介装し、 上記各カウンタ軸上に、上記出力軸上あるいは入力軸
上のギヤに選択的に噛合させるギヤ列を連結・解除自在
に配設し、 上記各カウンタ軸に配設されたカウンタ軸選択用クラ
ッチを適宜選択的に作動させて、上記選択されたカウン
タ軸を介して入力軸から出力軸へ動力を伝達するよう構
成された産業車両用変速装置において、 上記二つのカウンタ軸選択用クラッチを、下記のよう
な油圧回路を具備した油圧回路で作動させるよう構成し
たことを特徴とする。
(a).出力側のポートが該二つのカウンタ軸選択用ク
ラッチの作動油圧回路に接続されるとともに入力側のポ
ートが絞り弁を介して油圧ポンプ側に接続されるよう3
ポジション型切換弁を配設し、 (b).上記絞り弁と上記切換弁の間から分岐させて、
手動式のリリーフ弁と、上記切換弁の切換時に制御装置
からの信号によりON−OFF作動を繰り返すよう作動し、
出力側がリザーバータンク側に連通するソレノイドバル
ブを配設し、 (c).出力側のポートが歯車選択用クラッチの作動油
圧回路に接続されるとともに入力側のポートが油圧ポン
プ側に接続されるよう3ポジション型切換弁を歯車選択
用クラッチの数に対応させて配設したこと。
(作用) しかして、上記第1の発明にかかる産業車両用変速装
置は、上述のように、二つのカウンタ軸上の、一方に前
進用のギヤ列を、もう一方に後進用のギヤ列を配設し
て、前進と後進の切り換えに際し、制御手段で、一方の
カウンタ軸で入力軸側と出力軸側を連結している状態に
おいて、もう一方のカウンタ軸に選択すべきギヤを連結
し、この連結が完了した後に、上記一方のカウンタ軸の
選択用クラッチをOFFにするとともに、上記もう一方の
カウンタ軸の選択用クラッチをONにするよう切り換えを
おこなうため、ギヤの断続の間クラッチをOFFにしてお
く必要がないため、極めて短時間で切換がおこなえ、変
速に関して応答性のよい変速装置を得ることができる。
第2の発明にかかる産業車両用変速装置は、上述のよ
うに、二つのカウンタ軸上の、一方に前進及び後進用の
第1速のギヤを、もう一方に前進及び後進用の第2速の
ギヤを配設して、第1速と第2速への切り換えに際し、
制御手段で、切り換えをおこなおうとする上記二つのカ
ウンタ軸選択用クラッチを共に半クラッチ状態を経て、
一方のクラッチからもう一方のクラッチに切り換えをお
こなうよう操作すれば、前進と後進の切換時あるいは第
1速から第2速への切換時に、駆動力が途切れることは
ない。
そして、上記第1および第2の発明にかかる産業車両
用変速装置は、上述のように、入力軸に対して、二つの
カウンタ軸を平行になるよう配設し、且つこの二つのカ
ウンタ軸に平行になるよう出力軸を配設し、これらの二
つのカウンタ軸に変速用のギヤ列を配設すれば、変速装
置を、従来の前進1段後進1段用と同じ容積内に収める
ことができる。
従って、この場合には、前進1段後進1段の変速装置
と同じミッションケース等の部品を共用することがで
き、同じ位置(スペース内)にそのまま多段式の変速装
置を配設することができる。
また、第3の発明にかかる産業車両用変速装置は、上
述のような油圧回路を具備すると、通常の変速時に上記
ソレノイドバルブが制御装置により所定時間ON・OFF作
動して徐々にクラッチが接続される結果スムーズな変速
がおこなえるとともに、クラッチの微妙な作動が必要な
ときは、上記手動式のリリーフ弁を運転者が操作するこ
とにより、微妙な走行状態が得られる。しかも、上記切
換弁,リリーフ弁およびソレノイドバルブを具備する油
圧回路と、油圧ポンプ間には絞り弁が介装されているた
め、上記油圧ポンプと多の油圧機器(例えば、トルクコ
ンバータ)との間の油圧は、所定圧力以上に維持でき、
他の油圧機器の作動に影響を及ぼすことはない。
(実施例) 第1図は第1の発明にかかるトルクコンバータ式の前
進2段後進2段の自動変速装置の全体の構成を示すスケ
ルトン図で、前進と後進の切換時に応答性がきわめてよ
くなるように構成した変速装置である。
第1図において、1は入力軸、2は出力軸、3,4は上
記入力軸1及び出力軸2と平行に配設されたカウンタ軸
である。そして、本実施例においては、上記入力軸1と
出力軸2は同軸上に配設されている。
5はトルクコンバータで、上記入力軸1とクランク軸
Cの間に介装されている。
そして、上記入力軸1とカウンタ軸3の間には、この
二軸間の動力を断続を行う摩擦板式のカウンタ軸選択用
クラッチ6が介装されている。また、同様に、上記入力
軸1とカウンタ軸4の間には、この二軸間の動力の断続
を行う摩擦板式のカウンタ軸選択用クラッチ7と回転方
向を反転させるためのアイドルギヤ15が介装されてい
る。そして、上記入力軸1とカウンタ軸選択用クラッチ
6,7との間には、該入力軸1からカウンタ軸選択用クラ
ッチ6,7にそれぞれ動力を伝達するギヤ35,36,37(ギヤ3
6と37の間には上記ギヤ15が介装)が介装されている。
上記カウンタ軸3上には、第1図において左側から、
前進用のギヤ列である第1速用(低速用)のギヤ8と第
2速用(高速用)のギヤ9が、固設されている。
同様に、カウンタ軸4上には、第1図において左側か
ら、後進用のギヤ列である第1速用(低速用)のギヤ10
と第2速用(高速用)のギヤ11が、固設されている。
そして、上記二つのカウンタ軸3,4と平行に配設され
ている出力軸2には、上記前進第1速用のギヤ8及び後
進第1速用のギヤ10と常時噛合するギヤ12と、上記前進
第2速用のギヤ9及び後進第2速用のギヤ11と常時噛合
するギヤ13が、それぞれ該出力軸2に対して回転自在に
配設されている。
また、上記出力軸2上の上記ギヤ12とギヤ13の間に
は、該出力軸2とこれらのギヤ12,13を選択的に結合さ
せる歯車選択用クラッチ14が介装されている。この歯車
選択用クラッチ14は、形式的にはシンクロ機構付の噛合
いクラッチ(ドッグクラッチ)式のもので構成されてい
る。ところで、本実施例の場合、上記出力軸2、カウン
タ軸3,4は、軸直角方向において、第2図(a)に示す
ような位置関係で配置されている。しかし、他の実施例
として、入力軸1と出力軸2が平行軸状に配設される場
合には、第2図(b)に示すような位置関係で配置され
ていてもよい。上記カウンタ軸選択用クラッチ6,7は、
手動式の切換弁で制御される該クラッチ6,7内のピスト
ン・シリンダ機構6a,7a(第3図参照)により、また歯
車選択用クラッチ14は、ソレノイドバルブで制御される
油圧アクチュエータ29(第3図参照)によって操作され
るよう構成されている。
即ち、上記第1図に示す構成の変速装置は、第3図に
図示する油圧回路により操作されるよう構成され、この
油圧回路は該油圧回路内の各切換弁の手動操作あるいは
図示しない制御装置の制御により操作されるよう構成さ
れている。この第3図に図示する油圧回路の構成につい
て説明すると、油圧ポンプ20からの圧油は、調圧弁(圧
力調整弁)21を具備した管路22を介して、上述のトルク
コンバータ5に供給され、その後オイルクーラ23,フィ
ルター24を経て、装置各部の潤滑をおこなってリザーバ
タンク32に戻るよう構成されている。
また、上記管路22から分岐して、カウンタ軸選択用ク
ラッチ6,7の切換制御(この実施例では、前進・後進の
切換制御)をおこなう分岐回路Aと、歯車選択用クラッ
チ14の切換制御(本実施例では第1速と第2速との切換
制御)をおこなう分岐回路Bに接続されている。
上記カウンタ軸選択用クラッチの切換制御、即ち、こ
の実施例では前進・後進の切換制御をおこなう分岐回路
A側は、管路22から分岐し、絞り弁24を介して、切換弁
25に接続されている。この切換弁25は、3ポジション選
択用のレバー30により、上記のカウンタ軸選択用クラッ
チ6,7に選択的に圧油を供給するよう構成されている。
そして、上記切換弁25の一つのポートはリザーバタン
ク32側に接続されている。
また、上記絞り弁24と切換弁25の間からさらに分岐し
て、並列に配設されているインチング用の弁26と油圧モ
ジュレータと呼ばれるソレノイドバルブ27に接続されて
いる。このソレノイドバルブ27は、電気回路40で上記レ
バー30の位置センサー32と接続され、上記レバー30の操
作に連動して、発進時に圧油の一部をリザーバタンク32
側に戻して(洩らして)発進時のショックをやわらげる
よう構成されている。
一方、歯車選択用クラッチ14(第1図参照)の切換制
御、即ち、この実施例では第1速と第2速の切換制御を
おこなう分岐回路Bは、上記管路22から分岐し、ソレノ
イドバルブ28を介して、上記歯車選択用クラッチ14(第
1図参照)を作動させる油圧アクチュエータ29に接続さ
れている。そして、上記ソレノイドバルブ28は、作業者
の指示あるいは図示しないアクセルペダルの踏み具合お
よびエンジンの回転数等により自動的に図示しない制御
装置からの制御により切り換えられるよう構成されてい
る。また、上記油圧アクチュエータ29は、第3図に図示
するように、3ポジション型で、段付状のシリンダ29b
内に二つの径の異なるピストン29c,29dを配設し、一方
のピストン29dにロッド29aを固着し、図に示す中立位置
と、その位置からピストン29dを右側に移動して得られ
る第2の位置と、上記中立位置からピストン29c,29dを
共に左側に移動させて得られる第3の位置とが得られる
よう構成されている。このような構成の場合には、中立
位置が両側からの油圧により得られることより、中立位
置が確実に得られる利点がある。尚、上記歯車選択用ク
ラッチ14(第1図参照)は、上記油圧アクチュエータに
代えて、電動機を用いて作動させるよう構成してもよ
く、この場合には、電気信号のみで作動させることがで
きるため、油圧配管等がなくなり、この点構造的に簡単
になる。
また、上記歯車選択用クラッチ14(第1図参照)を操
作する油圧アクチュエータ29のロッド29aには、それら
の作動の各ポジションを確認するためのスイッチSw1〜S
w3が取着されている。そして、上述のように図示しない
制御装置等によりなされる上記ソレノイドバルブ28の制
御は、上記各スイッチSw1〜Sw3からの電気信号でフィー
ドバック制御されるよう構成されている。
しかして、本変速装置は、以下のように作用する。
いま、仮に、第3図のレバー30を前進側(第3図にお
いて左側)に倒して前進していたときで、車速がゼロ又
は極微速になって実質的に停止したときに、後進側(第
3図において右側)に傾倒操作したとすると、制御装置
は、直ちに上記スイッチSw1〜Sw3から上記ソレノイドバ
ルブ28がカウンタ軸の第1速あるいは第2速と連結させ
ている状態にあるかをチェックして、第2速の状態にあ
る場合には第1速の状態に戻す。この動作は瞬時におこ
なわれる。そして、この際、上記レバー30の傾倒操作に
より、第3図において、切換弁25のスプールは、左側か
ら右側に移動する。従って、油圧ポンプ20側からの圧油
は、カウンタ軸選択用クラッチ6側に供給されていたも
のが、油圧ポンプ20側とカウンタ軸選択用クラッチ7側
とが連通して、カウンタ軸選択用クラッチ6がOFF(解
除)になるとともに、カウンタ軸選択用クラッチ7がON
(連結)の状態になるよう上記油圧回路によって操作さ
れる。従って、この切換弁25の切換によって生じる、一
方のカウンタ軸から他方のカウンタ軸への切換は、これ
から切換ようとするカウンタ軸上に次に連結されるべき
ギヤが連結された状態を形成しておいて、現在連結して
いるカウンタ軸からもう一方のカウンタ軸に切り換えら
れる。従って、従来のように、クラッチをOFFにしてか
らギヤの切り換えをおこない又クラッチをONにするのと
比べて短時間で切換がおこなわれる。即ち、極めて良好
な応答性能が得られる。そして、この切換時に、この切
換動作を位置センサー33で確認すると、上記ソレノイド
バルブ27のスプールが第3図において所定時間左右に移
動してON−OFF状態を繰り返し、切換弁25側へ供給して
いる圧油の圧力を徐々に昇圧するよう作用する。このた
め、前進と後進が切り換えられたときの発進時に、一方
のカウンタ軸選択用クラッチが瞬時に連結することによ
って生じる発進の衝撃は緩和される。
また、第3図の油圧回路に示すように、動力の伝達を
操作する切換弁25に対して、その油圧ポンプ20側に絞り
弁24、該絞り弁24と上記切換弁25の間から分岐して出力
ポート側がリザーバタンク32側に連通するインチング用
の弁26、およびソレノイドバルブ27を配置すると、上述
のように、前進・後進間の切換に伴う発進の際の衝撃が
緩和ができるとともに、且つ上記インチング用の弁26を
手動で操作することにより産業車両特有の微妙な動作制
御もおこなえる。即ち、例えば、フォークリフトを用い
たペーパーロールの搬送(積み込み)においては、既に
載置したペーパーロール上に芯が正確に一致するよう載
置しなければならないため、mm〜cm単位の移動が要求さ
れるが、このような、動作をおこなう場合には、上記イ
ンチング用の弁26を手動で操作することにより、切換弁
25に供給されている圧油を該インチング用の弁26からリ
ザーバタンク32側に逃がすことによって、極めて微妙な
動作制御をおこなうことができる。
この場合にも、上記ソレノイドバルブ27による衝撃緩
和の動作のときと同じように、絞り弁24の作用により、
油圧ポンプ20と他の油圧機器との間の圧力を影響がでる
ほど低下させることはない。
さらに、前進あるいは後進状態における第1速から第
2速への変速は、図示しない制御装置が、アクセルペダ
ルの踏み込み具合、エンジンの回転数等によって、上記
ソレノイドバルブ28を操作しておこなう。例えば、仮
に、第1速で走行中にアクセルペダルがさらに踏み込ま
れたとすると、この変化を制御装置が検出して、ソレノ
イドバルブ28のスプールを右側に移動させる。このソレ
ノイドバルブ28のスプールの右側への移動により、油圧
アクチュエータ29のロッド29aは左側から右側に移動さ
せられ、そしてこの移動はスイッチSw1はONになること
により確認される。そして、上記ロッド29aの移動によ
り、第1図に示す歯車選択用クラッチ14のスリーブ14a
が右側に移動し、カウンタ軸上のギヤ9あるいは11と出
力軸2が連結して、前進あるいは後進において第2速が
形成される。
このような、所望の変速の状態における変速装置の各
構成要素の作動状態を「○」で表すと、第9図の表図の
ようになる。
ところで、上記実施例では、トルクコンバータ式の自
動変速装置の場合について説明したが、トルクコンバー
タ5(第1図参照)を、第4図に示すように、捩りダン
パー機能を有する動力伝達部材5′に置き代えて、上記
トルクコンバータ式の自動変速装置の場合と同様に各カ
ウンタ軸選択用クラッチと各歯車選択用クラッチを、制
御装置で制御すれば、簡単に完全メカニカル式の自動変
速を提供するができる。
また、上記第1の発明の実施例では、前進と後進の切
換時の応答性がよいことより、前進と後進の切り換えが
多い用途に使用される産業車両に効果を発揮するが、搬
送距離が長いような用途に使用される産業車両の場合に
は、第5図に図示するように、一方のカウンタ軸3に前
進と後進用の第1速のギヤ8,10を、もう一方のカウンタ
軸4に前進と後進用の第2速のギヤ9,11を配設し、且つ
第3図の油圧回路においてこの場合には切換弁25とリザ
ーバタンク32との間に絞り弁34(二点鎖線で記載)を介
装し、切換弁25の操作で第1速と第2速の切換操作をす
るよう構成すれば、第1速と第2速の切換時に動力が途
切れることなく伝達できるような変速装置を提供でき
る。即ち、いま、仮に、第3図のレバー30を第1速側
(第3図において左側)に倒して第1速で走行している
とき、第2速側(第3図において右側)に傾倒操作した
とすると、第3図において、切換弁25のスプールは、左
側から右側に移動する。従って、油圧ポンプ20側からの
圧油は、カウンタ軸選択用クラッチ6側に供給されてい
たものが、瞬時中立位置(カウンタ軸選択用クラッチ6,
7側の油圧回路がリザーバータンク側に連通する位置)
を通過するが、このカウンタ軸選択用クラッチ6側の油
圧回路内の圧力は絞り弁34の作用によって瞬間的には落
ちてしまわず所定時間一定以上の圧力(少なくとも半ク
ラッチ状態をつくる圧力)を維持し、その所定時間内に
油圧ポンプ20側とカウンタ軸選択用クラッチ7側とが連
通して、カウンタ軸選択用クラッチ7が半クラッチ状態
になる程度の油圧を生じさせる。従って、この切換弁25
の切換によって生じる、一方のカウンタ軸から他方のカ
ウンタ軸への切換は、両方のカウンタ軸が半クラッチ状
態で共に入力軸と連結している状態を経ておこなわれ
る。
このため、第1速と第2速間の切換時に動力が途切れ
るような状態は生じない。
また、本発明にかかる変速装置の場合には、全てのギ
ヤを外歯歯車で構成しているので、用途あるいは価格を
合わせて、装置を構成するギヤを取り外すことにより、
前進2段後進1段等各種の変速装置を提供することがで
きる。例えば、第4図において、ギヤ50を取り外すこと
によって前進2段後進1段の変速装置を、あるいはギヤ
50,51,52及び歯車選択用クラッチ53を取り外しギヤ54を
出力軸2に固着することにより、従来と同じ前進1段後
進1段で、動力の途切れることのない変速装置を提供す
ることができる。
また、入力軸1と出力軸2を平行軸状に配置する場合
(第2図(b),第6図参照)には、油圧ポンプ20を第
1図に図示する位置から第6図に図示する位置に変更す
ることにより、変速装置の軸長をさらに短くすることが
できる。尚、この装置の軸直角方向からの構成は、第2
図(b)に示すとおりである。
ところで、上記各実施例では、カウンタ軸上に固設さ
れたギヤ列に噛合するギヤ列を出力軸2上に配設すると
ともに、カウンタ軸選択用クラッチ6,7がカウンタ軸3,4
と入力軸1間に介装されて、これらの軸間を断続させて
いるが、この構成に代えて、第7図,第8図に図示する
ように構成してもよい。即ち、カウンタ軸選択用クラッ
チ6,7をカウンタ軸3,4と出力軸2間に介装して、これら
の軸間を断続させるようにするとともに、カウンタ軸3,
4上のギヤ8,9,10,11と噛合するギヤ12,13及び歯車選択
用クラッチ14を入力軸1上に配設しても、上述の実施例
と同様の効果を得ることができる。しかも、このように
構成した場合には、上述の実施例(例えば、第1図,第
5図に示す実施例)に比べて、第8図に図示するよう
に、カウンタ軸3,4を変速装置の上方位置に位置させる
ことができるため、これらのカウンタ軸3,4上に配設さ
れているカウンタ軸選択用クラッチ6,7が変速装置の潤
滑油内に浸漬することがなく、潤滑油に浸漬することに
よるロストルクを無くすことができる。即ち、機械効率
の良い、変速装置を提供することができる。尚、第7図
のスケルトン図において、歯車35と歯車38とは上下に離
れて図示されているが、これらの歯車35,38は、実際に
は第8図に図示するように噛合している。また、第7
図,第8図において、第1図,第2図に示す軸あるいは
歯車と同じものは、同じ参照数字を用いて記載してい
る。
また、上記各変形実施例を含む本発明にかかる変速装
置は、歯車選択用クラッチを出力軸に配置して二つのカ
ウンタ軸上に固設されたギヤから該歯車選択用クラッチ
を介して、出力軸上の回転自在に配設されたギヤに駆動
を伝達するよう構成されているため、歯車選択用クラッ
チの数が最小となって構成がシンプルになり、安価に、
且つ、より装置の容積をコンパクにすることに寄与して
いる。
(発明の効果) 本発明にかかる変速装置は、上述のように構成され且
つ作用を有するため、従来のように変速時に応答性が低
くあるいは駆動力が途切れて作業効率が低下するような
ことがなく、従って、作業効率が大幅に向上する。ま
た、応答性の低さあるいは動力切れによる動力の無駄が
なくなるため燃費も向上する。
しかも、容積的に従来の変速装置と同じ大きさ内に収
納できるため、小型の車両にも搭載することができる。
また、ギヤを取り替えあるいは取り外すことにより、
各種用途の変速装置として利用できるため、量産効果が
期待でき、安価に供給できることより、小型産業車両へ
の搭載が容易となる。
さらに、産業車両がその用途より特に要求される微妙
な動作制御も可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるトルクコンバータ式の前進2段
後進2段の自動変速装置の全体の構成を示すスケルトン
図、第2図(a)は第1図の軸直角方向での配置構造を
示す図、第2図(b)は入力軸と出力軸を平行軸上に配
置した場合の直直角方向の配置構造を示す図、第3図は
変速装置を作動させるための油圧回路を示す回路図、第
4図はメカニカル式の自動変速装置の構成を示すスケル
トン図、第5図,第6図,第7図は他の実施例を示すス
ケルトン図、第8図は第7図に示す変速装置の軸直角方
向の配置構造を示す図、第9図は所望の変速の状態にお
ける変速装置の各構成要素の作動状態を「○」印で表し
た表図である。 1……入力軸、2……出力軸、3,4……カウンタ軸、6,7
……カウンタ軸選択用クラッチ、8……前進用第1速ギ
ヤ、9……前進用第2速ギヤ、10……後進用第1速ギ
ヤ、11……後進用第2速ギヤ、14……歯車選択用クラッ
チ、24……絞り弁、25……切換弁、26……インチング用
の弁、27……ソレノイドバルブ、34……絞り弁。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力軸に平行に二つのカウンタ軸を配設す
    るとともに、この二つのカウンタ軸に平行に出力軸を配
    設し、上記二つのカウンタ軸と入力軸の間あるいは上記
    二つのカウンタ軸と出力軸の間に、これらの軸間の断続
    をおこなうカウンタ軸選択用クラッチを介装するととも
    に、各軸間に配置され噛合する各一対の歯車対のうちの
    一方のギヤを軸に対して歯車選択用クラッチを介して連
    結・解除自在に配置して、変速に際し、ギヤを歯車選択
    用クラッチを介してその軸に連結し、この連結が完了す
    ると、現在連結されているカウンタ軸のカウンタ軸選択
    用クラッチをOFFにするととも、上記ギヤの連結が完了
    したカウンタ軸のカウンタ軸選択用クラッチをONにする
    よう切換制御がなされる産業車両用変速装置において、 上記二つのカウンタ軸の一方を前進用カウンタ軸とし
    て、そのカウンタ軸上に前進用のギヤ列を固設するとと
    もに、他の一方のカウンタ軸を後進用のカウンタ軸とし
    て、そのカウンタ軸上に後進用のギヤ列を固設し、 且つ上記出力軸に上記各カウンタ軸上の各ギヤと噛合す
    るギヤ列を、該ギヤ列を構成する各ギヤのいずれか一つ
    のギヤを選択的に上記カウンタ軸上のギヤ列の何れかの
    ギヤと噛合できるように歯車選択用クラッチを介して連
    結・解除自在に配設したことを特徴とする産業車両用変
    速装置。
  2. 【請求項2】入力軸に平行に二つのカウンタ軸を配設す
    るとともに、この二つのカウンタ軸に平行に出力軸を配
    設し、上記二つのカウンタ軸と上記入力軸あるいは出力
    軸の間に、これらの軸間の断続をおこない半クラッチ状
    態が形成可能なカウンタ軸選択用クラッチを介装して、
    変速時に半クラッチ状態を形成して切換時に駆動力を途
    切れることがないよう構成された産業車両用変速装置に
    おいて、 上記半クラッチ状態が形成可能なカウンタ軸選択用クラ
    ッチを、二つのカウンタ軸と出力軸の間に介装し、 上記一方のカウンタ軸上に前進及び後進用の各第1速の
    ギヤ列を固設するとともに、他の一方のカウンタ軸上に
    前進及び後進用の各第2速のギヤ列を固設し、 且つ上記出力軸あるいは入力軸に上記各カウンタ軸上の
    各ギヤと噛合するギヤ列を、該ギヤ列を構成する各ギヤ
    のいずれか一つのギヤを選択的に上記カウンタ軸上のギ
    ヤ列の何れかのギヤと噛合できるように歯車選択用クラ
    ッチを介して連結・解除自在に配設し、 前進及び後進の第1速と第2速との切り換えに際して、
    切り換えをおこなおうとする上記二つのカウンタ軸選択
    用クラッチを共に半クラッチ状態を経て、一方のクラッ
    チからもう一方のクラッチに切り換えをおこなうよう制
    御する制御手段を設けたことを特徴とする産業車両用変
    速装置。
  3. 【請求項3】入力軸に平行に二つのカウンタ軸を配設す
    るとともに、この二つのカウンタ軸に平行に出力軸を配
    設し、上記二つのカウンタ軸と入力軸の間あるいは上記
    二つのカウンタ軸と出力軸の間に、これらの軸間の断続
    をおこなうカウンタ軸選択用クラッチを介装し、 上記各カウンタ軸上に、上記出力軸上あるいは入力軸上
    のギヤに選択的に噛合させるギヤ列を連結・解除自在に
    配設し、 上記各カウンタ軸に配設されたカウンタ軸選択用クラッ
    チを適宜選択的に作動させて、上記選択されたカウンタ
    軸を介して入力軸から出力軸へ動力を伝達するよう構成
    された産業車両用変速装置において、 上記二つのカウンタ軸選択用クラッチを、下記のような
    油圧回路を具備した油圧回路で作動させるよう構成した
    ことを特徴とする産業車両用変速装置。 (a).出力側のポートが該二つのカウンタ軸選択用ク
    ラッチの作動油圧回路に接続されるとともに入力側のポ
    ートが絞り弁を介して油圧ポンプ側に接続されるよう3
    ポジション型切換弁を配設し、 (b).上記絞り弁と上記切換弁の間から分岐させて、
    手動式のリリーフ弁と、上記切換弁の切換時に制御装置
    からの信号によりON−OFF作動を繰り返すよう作動し、
    出力側がリザーバータンク側に連通するソレノイドバル
    ブを配設し、 (c).出力側のポートが歯車選択用クラッチの作動油
    圧回路に接続されるとともに入力側のポートが油圧ポン
    プ側に接続されるよう3ポジション型切換弁を歯車選択
    用クラッチの数に対応させて配設したこと。
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