JPH0636818Y2 - 手術台 - Google Patents

手術台

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JPH0636818Y2
JPH0636818Y2 JP1987013087U JP1308787U JPH0636818Y2 JP H0636818 Y2 JPH0636818 Y2 JP H0636818Y2 JP 1987013087 U JP1987013087 U JP 1987013087U JP 1308787 U JP1308787 U JP 1308787U JP H0636818 Y2 JPH0636818 Y2 JP H0636818Y2
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JP
Japan
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plate
seat plate
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leg
cassette
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JP1987013087U
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JPS63122420U (ja
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崇 河本
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、テーブルの下面にX線撮影用カセットを通過
させかつ保持することができる手術台に関する。
B.従来の技術 たとえば第4図に示す外科用の手術台では、そのテーブ
ルTは座板Zが中間に配置されて背板Sと脚板Kが長手
方向に配設されて構成され、しかもこのテーブルTが基
台Dに垂設された支柱Mに対し着脱可能に戴架されるよ
うになっている。
ところで、手術中にX線を用い目視できない内部の状況
を確認しながら手術を進めたり、また手術後に手術結果
の状況や体内に忘れた手術道具類の有無を確認する必要
からX線撮影をするようになった。X線撮影を可能にす
るためにはカセッテが必要で、このカセッテを背板S、
座板Zそして脚板Kの下面部に保持させなければならな
い。そのために第4図に示すように各板S、Z、Kの下
面部には長手方向両側の枠Fの間にカセッテCを通過保
持できるレールを設けた空間を有している。
他方手術を容易ならしめるために背板Sや脚板Kは座板
Zに対して揺動できるようにに座板Z側で長手方向に垂
直に設けられた支軸に軸支されている。この点は第4図
に示されている。
カセッテを通過させる空間を作るには三つの方法があ
り、これらを第5-1図、第5-2図におよび第5-3図に示
す。
第5-1図は第4図におけるテーブルTを支柱M部から取
り外し座板Z部を中心に示す正面図で、両端部には背板
Sを軸支するための支軸RSと脚板Kを軸支するための支
軸KSとを有する。これらの支軸RS、KSには背板Sや脚板
KのブラケットB1、B2が係合している。また座板Zの枠
部にはテーブルTと支柱Mとの連結部Rを介して支柱M
側の回転力がテーブルT側に伝導されこの回転力によっ
て歯車G1が回転されるようになっている。この歯車G1
背板Sのブラケットと一体の歯車G2に噛み合っており、
したがって歯車G1の回転駆動により背板Sが支軸RSを中
心に揺動する。他方、脚板KのブラケットB2には歯G3
形成されていてこの歯G3に座板の枠Fに弾設された爪レ
バーLの爪が喰い込む形となっている。爪の喰い込み位
置を変えることにより脚板Kを所望角度に揺動させセッ
トできる。
ところで手術台としては、さらに手術を良好に行なうた
めにテーブルTの幅をあまり大きくとることはできな
い。患者の大きさ等から45〜50cmに設定され大角用カセ
ットの幅(388mm)がとれるよう枠Fを最大限横に位置
させ背板や脚板の支軸RS、KSはカセッテの通過面CLより
はるか下方に位置させている。
第5-2図および第5-2図のC-C面を示す第5-4図は背板や脚
板の支軸RS、KSをカセッテの通過面近辺に位置させた場
合である。背板の枠Fに歯車G2が一体となっており、テ
ーブルT側に伝導された回転力を持った歯車G1に噛み合
っている。他方、脚板の枠Fには歯車G3が一体となって
おり、座板の枠Fに弾設された爪レバーLの喰い込み位
置を変えることにより脚板Kを所望角度に揺動させセッ
トできる。カセッテを通過させる空間に歯車G2、G3があ
るので、大陸用カセッテの幅(327.5mm)を確保するの
が限度である。
第5-3図および第5-3図のD-D断面を示す第5-5図は、第5-
2図のものに天板をもう一枚重ねてカセッテ空間を確保
し大角用にカセッテ(幅388mm)を通過させるようにし
たものである。これは支軸RSが天板よりはるか下方に位
置している。
C.考案が解決しようとする問題点 医療面から大角用カセッテ(幅388mm)での撮影が求め
られているが、第5-2図で大角用カセッテを配設するこ
とは不可能であり、第5-1、5-3図に示すとおりカセッテ
通過面CLからなり下方に支軸を位置させなければならな
い。このような構成では、第5-1図に示すように背板S
や脚板Kを傾動させて2点鎖線のようにすると、座板Z
と背板S、座板Zと脚板Kと対応端面が広角に開きすぎ
段差ができてマットmが曲折したり、この広角間隙に患
者の身体等がはみ込まれたりする問題を有し、手術台と
しての機能不足となる。
D.問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するために、本考案は、テーブルを
構成するように長手方向に隣接配設された背板、座板お
よび脚板がそれぞれその長手方向両側の対向枠の間にX
線撮影用カセッテを通過せかつ保持する空間を有するよ
うに形成された手術台において、背板と脚板のそれぞれ
の前記両側の対向枠の長手方向の座板側端部を中間に位
置する座板の対向枠の長手方向両端部の内側に接近配置
するとともに、背板と脚板のそれぞれの前記両側の対向
枠の長手方向の座板側端部を、前記長手方向に垂直な支
軸によって、座板に揺動可能に軸支させ、前記支軸を前
記カセッテ通過保持用空間の下方直近に配置するととも
に、背板と脚板の対向枠の座板側端部に前記支軸を中心
とする円弧状歯形を形成し、この歯形に、座板の両側の
対向枠の内側においてカセッテ通過保持用空間の下方に
配置した駆動側歯車または歯具を噛み合わせるようにし
たものである。
E.作用 背板と脚板の支軸をカセッテ通過面付近に位置でき、背
板や脚板を揺動させても座板上面との間の段差は小さく
なる。
F.実施例 以下第1図から第3図に示す実施例を説明する。
第1図は第5-1図に対応して本考案の要部を示す図で、
第5-1図と同一符号の部品は同一の部品ないし同一の機
能を有するもので説明は省略する。第2図は第1図のA-
A断面図、第3図は第1図のB-B断面図である。
これらの図面から明らかなとおり、背板Sの枠Fの座板
側端部に支軸RSが設けられるとともに、この枠Fの端部
において支軸RSを中心とする円弧状端面には歯形HGが形
成されている。この歯形HGはほゞ180°の半円弧にわた
って形成されており、この歯形HGに駆動用歯車G1が噛み
合っている。
したがって、歯車G1が時計方向に回転(たとえば15°)
駆動されると、背板Sは約15°傾動される。また、脚板
Kの枠Fの座板側端部に支軸KSが設けられるとともに、
この支軸KSを中心とする円弧状端面には歯形TGが形成さ
れている。この歯形TGには爪レバーLの爪が喰い込んで
いる。
このような構成によって、第2図、第3図に示すように
両側の枠Fまでの空間Pは充分に確保できて大きなカセ
ッテの通過ないし保持を保証するとともに、揺動支軸R
S、KSは各板の上面に近傍して設置できる。FGはカセッ
テガイドである。
本考案は図示例に限定されず、たとえば背板、脚板の枠
に形成した歯形に噛み合う歯車G1とか爪(歯具)につい
ては、これを電動機等の駆動力による回転駆動以外にも
入力によりハンドルを回すことによって回転駆動するよ
うにしてもよい。また背板も脚板と同様爪の喰い込み式
にしてもよい。逆に脚板の歯形に歯車を噛み合わせるよ
うにしてもよい。外科以外の手術台にも適用できる。
G.考案の効果 本考案の手術台は、座板に対して背板や脚板が揺動し傾
動しても、その支軸位置は各板上面に接近しているの
で、各板間に大きな段差が生じるような隙間はできず、
段差によるマットの曲折、患者の姿勢への悪影響や、座
板と背板または脚板との間に身体がはさみ込まれる問題
は解消され、また、駆動機構が座板の下側で、かつ、座
板の対抗枠間の内側に収容されているので安全であり、
さらに、座板の対抗枠の両端部の内側に背板および脚板
のそれぞれの対抗枠の一端部を近接配置するとともに、
背板および脚板のこの対向枠の端部に歯車および歯を設
けたので支軸の位置を下げないで、背板、底板、脚板の
下側に近接して充分な巾のカセット通過保持用空間を設
けることができ大角カセットの使用も可能で医療面での
要求にマッチできるすぐれた手術台である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の要部であるテーブル部分を示す図、第
2図は第1図のA-A断面図、第3図は第1図のB-B断面
図、第4図は手術台の外観を示す図、第5-1図、第5-2
図、第5-3図、第5-4図および第5-5図は従来の構成を示
す図である。 T……テーブル、Z……座板、 S……背板、K……脚板、 F……各板の両側の枠、 G1、G2……歯車、G3……歯、 B1、B2……ブラケット、 L……爪レバー、RS……背板用の支軸、 KS……脚板用の支軸、 HG……背板の枠の歯形、 TG……脚板の枠の歯形。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テーブルを構成するように長手方向に隣接
    配設された背板、座板および脚板がそれぞれの長手方向
    両側の対向枠の間にX線撮影用カセッテを通過させかつ
    保持する空間を有するように形成された手術台におい
    て、背板と脚板のそれぞれの前記両側の対向枠の長手方
    向の座板側端部を、中間に位置する座板の対向枠の長手
    方向両端部の内側に接近配置するとともに、背板と脚板
    のそれぞれの前記両側の対向枠の長手方向の座板側端部
    を、前記長手方向に垂直な支軸によって、座板に揺動可
    能に軸支させ、前記支軸を前記カセッテ通過保持用空間
    の下方直近に配置するとともに、背板と脚板の対向枠の
    座板側端部に前記支軸を中心とする円弧状歯形を形成
    し、この歯形に、座板の両側の対向枠の内側においてカ
    セッテ通過保持用空間の下方に配置した駆動側歯車また
    は歯具を噛み合わせるようにしたことを特徴とする手術
    台。
JP1987013087U 1987-01-31 1987-01-31 手術台 Expired - Lifetime JPH0636818Y2 (ja)

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JPS63122420U JPS63122420U (ja) 1988-08-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2506273B2 (ja) * 1991-01-31 1996-06-12 株式会社島津製作所 手術台

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5880225U (ja) * 1981-11-27 1983-05-31 森田 弘昭 ペツド用簡易上半部超倒支持装置
JPS59139213A (ja) * 1983-01-31 1984-08-10 寺倉 正光 自在可変ベツト装置
JPS6121357U (ja) * 1984-07-14 1986-02-07 義雄 松井 肘掛け付ベツド

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JPS63122420U (ja) 1988-08-09

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