JPH0636733Y2 - 掛止装置 - Google Patents

掛止装置

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JPH0636733Y2
JPH0636733Y2 JP1987106223U JP10622387U JPH0636733Y2 JP H0636733 Y2 JPH0636733 Y2 JP H0636733Y2 JP 1987106223 U JP1987106223 U JP 1987106223U JP 10622387 U JP10622387 U JP 10622387U JP H0636733 Y2 JPH0636733 Y2 JP H0636733Y2
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JP
Japan
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hooking
magnetic
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JP1987106223U
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JPS6415515U (ja
Inventor
善弘 青木
Original Assignee
株式会社応用技術研究所
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、磁石の吸着力を利用した磁気掛止具で、二
つの部材を掛脱可能にした掛止装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、二つの部材を掛脱可能に掛止するには、磁石の吸
着力を利用した磁気掛止具やスナップ、バックル等を二
つの部材間に介在させている。
前記磁石の吸着力を利用した磁気掛止具は吸着側と被吸
着側とで構成され、両者を対向させるだけで、磁石の吸
着力により自動的に吸着掛止させ得るので、操作性が良
いと共に、確実に掛止ができるなどの利点があり、多方
面で利用されている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記の磁気掛止具を用いた掛止装置においては、磁気掛
止具の一方(例えば吸着側)が二つの部材の一方に固着
され、磁気掛止具の他方(例えば被吸着側)が、二つの
部材の他方に固着されていたので、掛止位置が一定で変
更できない構造であった。従って二つの部材の掛止関係
(例えば長さ)を変化できない問題点があった。二つの
部材の掛止関係を変化できるものとしては、磁気掛止具
における吸着側の吸着掛止部を複数個所としたものがあ
ったが、磁気掛止具自体が大型化して望ましくなかっ
た。
又、極く僅かの例として、磁気掛止具の一方(例えば吸
着側)を長さ調節可能としたベルトに固着して、ベルト
長の変化によって、二つの部材の掛止関係を変え得るよ
うにしたものもあったが、ベルト長の変更が操作上、煩
わしいなどの欠点があった。
(問題点を解決する為の手段) この考案の掛止装置は、磁気掛止具の一方(例えば吸着
側)が一方の部材に固着され、磁気掛止具の他方(例え
ば被吸着側)が他方の部材に移動可能に取付けられてお
り、前記移動可能に取付けられた磁気掛止具の吸着側又
は被吸着側は、他方の部材に夫々独立して設けた複数の
掛止部に着脱自在に取付けられていることを特徴として
いる。
前記掛止部は、スナップや掛止溝、掛止片又は掛止穴で
構成する。
(作用) この考案によれば、磁気掛止具の他方の部材を移動する
ことによって、二つの部材の掛止関係を変化させること
ができる。他方の部材の掛止部は夫々独立して設けてあ
るので、二つの部材の掛止関係の変化を任意に設定する
ことができる。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図乃至第4図に示した実施例は、二つの部材1、2
を磁気掛止具3を介して掛脱可能とした掛止装置であ
る。磁気掛止具3は永久磁石を内蔵した吸着側3aと被吸
着側3bとで構成されており、磁気掛止具3の吸着側3aが
第2図に示したように一方の部材1に固着してあり、被
吸着側3bが第3図に示したように他方の部材2にスナッ
プ4を介して取付けてある。
前記磁気掛止具3は、永久磁石の磁気吸着力を利用した
構造であれば、どのような構造でもかまわないが、実施
例においては、吸着側3aが、リング状の永久磁石5と円
盤状の鉄板6で構成されたものとし、被吸着側3bが円盤
状の鉄板7で構成されたものとしてあり、各鉄板6、7
の中央部に突設した突起8、9(鉄製)を永久磁石5の
中央孔内で互いに当接させると、磁路が完結して強力な
吸着力が得られるものとしてある。
前記スナップ4は、前記磁気掛止具3の被吸着側3bに突
設した雄具4bと、部材2に取付けられた雌具4aとで構成
されたもので、雌具4aは第1図および第4図に示したよ
うに夫々独立しており、部材2に、所定の間隔おきに複
数個、取付けてある。
上記実施例において、部材1と部材2を掛止させるに
は、第1図に示したように磁気掛止具3の吸着側3aと被
吸着側3bを対向させ、かつ接近させる。被吸着側3bを吸
着側3aに接近させると、該吸着側3aの発する磁気吸着力
で被吸着側3bが自動的に吸着され、この磁気吸着力によ
って部材1、2の掛止状態が維持される。
部材1、2の掛止を解くには、部材2を介して、磁気掛
止具3の被吸着側3bを吸着側3aから、磁気吸着力より強
い力で引き離せばよい。従ってスナップ4の掛止力は、
磁気掛止具3の磁気吸着力より強い掛止力が必要とな
る。
磁気掛止具3の被吸着側3bを掛止するスナップ4の雌具
4aを変更することによって部材1、2の掛止関係を変化
させることができる。雌具4aの設置間隔は図示したよう
に一定の間隔とする他、異なる間隔とすることもでき
る。異なる間隔で雌具4aを設けることで、部材1、2の
掛止関係の変化を多様化できるものである。
尚、第3図に鎖線で示したように、鉄板7の周縁に筒壁
7aを設けておくと被吸着側3bを安定させることができ
る。
次に第5図乃至第7図は、磁気掛止具3の被吸着側3bの
部材2への取付構造を変化させたもので、部材2には断
面L字状に屈曲させた弾力片10、10を対向して形成した
複数の掛止溝11が、部材2の長手方向と直角の方向に複
数個所、夫々独立させて形成してある。前記弾力片10、
10は、湾曲部10a、10aが互いに対向するように形成して
あり、両弾力片10、10を対向させると、湾曲部10a、10a
によって、第7図に示したように、前記スナップ4の雄
具4bに密嵌する膨大部12が形成されるようになってい
る。
スナップ4の雄具4bは、掛止溝11の端部に形成された開
放部13から掛止溝11に沿って嵌入することができ、夫々
の膨大部12毎に安定支持が可能となっている。
この実施例においても、磁気掛止具3の被吸着側3bの雄
具4bを密嵌する膨大部12を選定することによって部材
1、2の掛止関係を変化することができる。
又、掛止溝11側に弾力を保有させることなく、第8図に
示したように、雄具4bに割溝14を設け、雄具4b側を変形
させるようにしても良い。
第9図に示した実施例は磁気掛止具3の被吸着側3bに逆
L字状の掛止片15を設けると共に、部材2には所定の間
隔毎に前記掛止片15が嵌入掛止するコ字状の受片16、16
を夫々独立して設けたものである。
この実施例においても、被吸着側3bを何れかの受片16に
掛止させて、部材1、2の掛止関係を変化させることが
できる。
又、第10図および第11図に示した実施例は磁気掛止具3
の被吸着側3bに、先端に玉体17を形成した刺突々起18を
設ける一方、部材2には所定の間隔毎に独立した切込み
19、19を形成し、切込み19の中間部分には、前記玉体17
が嵌入し得る掛止穴20を形成したものである。
この実施例においても、被吸着側3bを移動することがで
き、部材2における被吸着側3bの位置を変化させて、部
材1、2の掛止関係を変化することができる。
(考案の効果) 以上に説明したように、この考案によれば、掛止および
その解除操作が簡単で、かつ二部材の掛止関係も簡単に
変化させることができる掛止装置が得られる効果があ
る。また、磁気掛止具の一方が着脱自在に掛止される掛
止部は、夫々独立した複数の掛止部としたので、二部材
の掛止関係の変化を、掛止部の設置位置で任意に設定で
き、多様な掛止関係を構成することができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案の実施例の正面図、第2図は同じく実
施例の雌側の拡大断面図、第3図は同じく実施例の雄側
の拡大断面図、第4図は同じく実施例のスナップ取付状
態を示す図、第5図はこの考案の他の実施例の他方の部
材の平面図、第6図は第5図中A-A線における拡大断面
図、第7図は同じく他の実施例の雄側の拡大断面図、第
8図はこの考案の更に別の実施例におけるスナップの雄
具の平面図、第9図はこの考案の第4の実施例の正面
図、第10図はこの考案の第5の実施例の正面図、第11図
は同じく部材2の平面図である。 1、2……部材、3……磁気掛止具 4……スナップ、11……掛止溝 15……掛止片、16……受片 18……刺突々起、19……切込み 20……掛止穴

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに対向する二部材を磁気掛止具を介し
    て掛脱可能とした掛止装置において、 前記磁気掛止具は吸着側と被吸着側とで構成され、該磁
    気掛止具の一方が前記二部材の一方の部材に固着され、
    他方が前記二部材の他方の部材に移動可能に取付けられ
    ており、前記移動可能に取付けられた磁気掛止具の吸着
    側又は被吸着側は、他方の部材に夫々独立して設けた複
    数の掛止部に着脱自在に取付けられていることを特徴と
    した掛止装置。
  2. 【請求項2】掛止部は、スナップ、掛止溝、掛止片又は
    掛止穴で構成された実用新案登録請求の範囲第2項記載
    の掛止装置。
JP1987106223U 1987-07-10 1987-07-10 掛止装置 Expired - Lifetime JPH0636733Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987106223U JPH0636733Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10 掛止装置

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JP1987106223U JPH0636733Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10 掛止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6415515U JPS6415515U (ja) 1989-01-26
JPH0636733Y2 true JPH0636733Y2 (ja) 1994-09-28

Family

ID=31339539

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987106223U Expired - Lifetime JPH0636733Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10 掛止装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5022805U (ja) * 1973-06-21 1975-03-14

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JPS6415515U (ja) 1989-01-26

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