JPH0636669B2 - 電源装置 - Google Patents
電源装置Info
- Publication number
- JPH0636669B2 JPH0636669B2 JP60195794A JP19579485A JPH0636669B2 JP H0636669 B2 JPH0636669 B2 JP H0636669B2 JP 60195794 A JP60195794 A JP 60195794A JP 19579485 A JP19579485 A JP 19579485A JP H0636669 B2 JPH0636669 B2 JP H0636669B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- primary winding
- voltage
- power supply
- capacitor
- time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Dc-Dc Converters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電源装置に関し、さらに詳しくはプラス,マイ
ナスの両極性の高圧直流電源を供給する電源装置に関す
るものである。
ナスの両極性の高圧直流電源を供給する電源装置に関す
るものである。
[従来の技術] マイクロフィルム,電子式複写機等の機器においてネガ
ティブな現像とポジティブな現像と行なう場合には帯電
のための高圧直流電源電圧としてプラスの電源電圧とマ
イナスの電源電圧が必要である。
ティブな現像とポジティブな現像と行なう場合には帯電
のための高圧直流電源電圧としてプラスの電源電圧とマ
イナスの電源電圧が必要である。
このような場合に用いられる従来の電源装置では、プラ
スの電源回路とマイナスの電源回路をそれぞれ別々に設
け、この2つの回路をリレー等により切り換えて用いる
構成が採用されている。
スの電源回路とマイナスの電源回路をそれぞれ別々に設
け、この2つの回路をリレー等により切り換えて用いる
構成が採用されている。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の電源装置では上述のように2つの回路を別々に設
けるため、部品点数が多く、また装置全体が大型化して
しまうと言う問題がある。又従来装置では高圧の出力を
切り換えるため、その際に大きなノイズを発生すると言
う問題がある。
けるため、部品点数が多く、また装置全体が大型化して
しまうと言う問題がある。又従来装置では高圧の出力を
切り換えるため、その際に大きなノイズを発生すると言
う問題がある。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたも
のである。
のである。
[問題点を解決するための手段] 上記の問題点を解決するために本発明の電源装置では、
1次巻線及び2つの2次巻線を有するトランスと、前記
1次巻線に給電される直流の向きを1次巻線の巻き方向
に対して両方向に切り換える切り換えスイッチと、前記
1次巻線の少なくとも1部のインダクタンスとコンデン
サの直列接続から構成される電圧共振回路と、前記直流
をオン,オフするスイッチング回路と、前記オン,オフ
により前記2次巻線のそれぞれに発生する電流を互いに
逆極性で整流し、平滑し、出力が直列に接続された2つ
の整流,平滑回路とから構成され、前記2つの整流,平
滑回路の出力の和を出力とし、前記直流のオン時間とオ
フ時間を互いに異ならしめた構成を採用した。
1次巻線及び2つの2次巻線を有するトランスと、前記
1次巻線に給電される直流の向きを1次巻線の巻き方向
に対して両方向に切り換える切り換えスイッチと、前記
1次巻線の少なくとも1部のインダクタンスとコンデン
サの直列接続から構成される電圧共振回路と、前記直流
をオン,オフするスイッチング回路と、前記オン,オフ
により前記2次巻線のそれぞれに発生する電流を互いに
逆極性で整流し、平滑し、出力が直列に接続された2つ
の整流,平滑回路とから構成され、前記2つの整流,平
滑回路の出力の和を出力とし、前記直流のオン時間とオ
フ時間を互いに異ならしめた構成を採用した。
[作 用] 図に示す構成においてトランスT1の1次巻線l1の中
間タップTPには所定の直流電圧Vccが印加されてお
り、切り換えスイッチSW1が接点A側に切り換えられ
ている場合には1次巻線l1の端子EからCに向かって
電流が流れる。この電流はトランジスタQ1によりオ
ン,オフされ、その場合オン時間はオフ時間に対して充
分短くされる。又この場合に1次巻線l1の中間タップ
TPと端子C,Fのいずれか一方との間のインダクタン
スと共振用のコンデンサC1から構成される共振回路の
電圧共振により上記のトランジスタQ1のスイッチング
ロスが低減される。
間タップTPには所定の直流電圧Vccが印加されてお
り、切り換えスイッチSW1が接点A側に切り換えられ
ている場合には1次巻線l1の端子EからCに向かって
電流が流れる。この電流はトランジスタQ1によりオ
ン,オフされ、その場合オン時間はオフ時間に対して充
分短くされる。又この場合に1次巻線l1の中間タップ
TPと端子C,Fのいずれか一方との間のインダクタン
スと共振用のコンデンサC1から構成される共振回路の
電圧共振により上記のトランジスタQ1のスイッチング
ロスが低減される。
一方前記のオンにより2次巻線l2,l3のそれぞれに
所定のフォワード電圧E1が発生するが、2次巻線l
2,l3のそれぞれの整流,平滑回路においてダイオー
ドD2,D3の極性の相違により例えば一方の回路のコ
ンデンサのC4のみに電圧E1がチャージされる。
所定のフォワード電圧E1が発生するが、2次巻線l
2,l3のそれぞれの整流,平滑回路においてダイオー
ドD2,D3の極性の相違により例えば一方の回路のコ
ンデンサのC4のみに電圧E1がチャージされる。
次に上記のオフによれ2次巻線のそれぞれにオン時のフ
ォワード電圧と逆極性でいわゆるフライバック電圧−E
2が発生し、この電圧−E2はダイオードD2,D3の
極性の相違により今度は他方のコンデンサC3のみにチ
ャージされる。そして電圧−E2と先にチャージされた
電圧E1とは両コンデンサC3,C4により平滑され、
その和が出力される。ここで上述したようにトランジス
タQ1のオン時間がオン時間より充分短く、E1の発生
時間がE2の発生時間より充分短いため、出力HVout
は所定のマイナス電圧となる。
ォワード電圧と逆極性でいわゆるフライバック電圧−E
2が発生し、この電圧−E2はダイオードD2,D3の
極性の相違により今度は他方のコンデンサC3のみにチ
ャージされる。そして電圧−E2と先にチャージされた
電圧E1とは両コンデンサC3,C4により平滑され、
その和が出力される。ここで上述したようにトランジス
タQ1のオン時間がオン時間より充分短く、E1の発生
時間がE2の発生時間より充分短いため、出力HVout
は所定のマイナス電圧となる。
ここでHVoutの値は (トランジスタQ1のオン時間をT1,オフ時間をT2
とする)と表せる。
とする)と表せる。
一方切り換えスイッチSW1が接点B側に切り換えられ
た場合には1次巻線l1において電流は端子EからFに
向かって流れ、1次巻線l1の巻き方向に対して上述の
場合と逆向きに流れるので、そのオン,オフ時に2次巻
線に発生するフォワード電圧,フライバック電圧の極性
は上述と逆の−E1,E2となり、それぞれコンデンサ
C3,C4にチャージされ、その和が出力される。上述
した発生時間による大小関係から出力HVoutは の所定のプラス電圧となる。
た場合には1次巻線l1において電流は端子EからFに
向かって流れ、1次巻線l1の巻き方向に対して上述の
場合と逆向きに流れるので、そのオン,オフ時に2次巻
線に発生するフォワード電圧,フライバック電圧の極性
は上述と逆の−E1,E2となり、それぞれコンデンサ
C3,C4にチャージされ、その和が出力される。上述
した発生時間による大小関係から出力HVoutは の所定のプラス電圧となる。
このようにしてプラスの電源回路とマイナスの電源回路
を一体にした構成においてトランスの1次巻線に印加さ
れる(絶対値が)低圧の入力電流の向きを1次巻線の巻
き方向に対して両方向に切り換えスイッチSW1を介し
て切り換えることによりプラスとマイナスの出力を得ら
れる。
を一体にした構成においてトランスの1次巻線に印加さ
れる(絶対値が)低圧の入力電流の向きを1次巻線の巻
き方向に対して両方向に切り換えスイッチSW1を介し
て切り換えることによりプラスとマイナスの出力を得ら
れる。
[実施例] 以下、添付した図を参照して本発明の詳細を説明する。
図は本実施例による電源装置の構成を示す回路図であ
る。
る。
符号T1で示すものはトランスであり、中間タップTP
を有した1次巻線l1と2つの2次巻線l2,l3を有
している。
を有した1次巻線l1と2つの2次巻線l2,l3を有
している。
1次巻線l1の中間タップTPには不図示の給電回路か
ら抵抗R1及びコンデンサC2を介して平滑された所定
のプラスの直流電圧Vccが印加される。又1次巻線l1
の両端の端子C,Fは装置の出力の極性を切り換えるた
めの手動等で操作される切り換えスイッチSW1の接点
A,Bのそれぞれに接続され、切り換えスイッチSW1
を介してスイッチング用のトランジスタQ1のコレクタ
に接続されている。
ら抵抗R1及びコンデンサC2を介して平滑された所定
のプラスの直流電圧Vccが印加される。又1次巻線l1
の両端の端子C,Fは装置の出力の極性を切り換えるた
めの手動等で操作される切り換えスイッチSW1の接点
A,Bのそれぞれに接続され、切り換えスイッチSW1
を介してスイッチング用のトランジスタQ1のコレクタ
に接続されている。
トランジスタQ1はスイッチングによりトランスT1を
駆動するもので、エミッタを接地され、ベースには入力
端子1を介して不図示のパルス出力回路から所定周波数
でデューティー比が充分小さなパルスを入力され、オ
ン,オフする。即ち、トランジスタQ1のオン時間はオ
フ時間に対して充分短くされる。またトランジスタQ1
のコレクタ,接地間には共振用のコンデンサC1とダン
パー用のダイオードD1が並列に接続されている。トラ
ンジスタQ1のオフ時には上記コンデンサC1と1次巻
線l1の中間タップと両端間のいずれか一方とのインダ
クタンス(分布容量)とにより共振回路が構成される。
駆動するもので、エミッタを接地され、ベースには入力
端子1を介して不図示のパルス出力回路から所定周波数
でデューティー比が充分小さなパルスを入力され、オ
ン,オフする。即ち、トランジスタQ1のオン時間はオ
フ時間に対して充分短くされる。またトランジスタQ1
のコレクタ,接地間には共振用のコンデンサC1とダン
パー用のダイオードD1が並列に接続されている。トラ
ンジスタQ1のオフ時には上記コンデンサC1と1次巻
線l1の中間タップと両端間のいずれか一方とのインダ
クタンス(分布容量)とにより共振回路が構成される。
一方トランスT1の第1の2次巻線l2の両端の端子の
G,HはダイオードD2とコンデンサC3の直列接続か
らなる整流,平滑回路に接続されており、ダイオードD
2とコンデンサC3間の接続点は電源装置の出力端子2
に接続されている。
G,HはダイオードD2とコンデンサC3の直列接続か
らなる整流,平滑回路に接続されており、ダイオードD
2とコンデンサC3間の接続点は電源装置の出力端子2
に接続されている。
また第2の2次巻線l3の両端の端子I,Jは上記ダイ
オードD2と逆極性のダイオードD3と接地されたコン
デンサC4の直列接続から成る整流,平滑回路に接続さ
れており、ダイオードD3,コンデンサC4間の接続点
は第1の2次巻線l2,コンデンサC3間の接続点に接
続されている。
オードD2と逆極性のダイオードD3と接地されたコン
デンサC4の直列接続から成る整流,平滑回路に接続さ
れており、ダイオードD3,コンデンサC4間の接続点
は第1の2次巻線l2,コンデンサC3間の接続点に接
続されている。
即ち、2次巻線l2,l3のそれぞれに発生する電流を
それぞれ逆極性で整流し、平滑する2つの整流,平滑回
路の出力が直列に接続され、出力端子2に接続されてい
る。
それぞれ逆極性で整流し、平滑する2つの整流,平滑回
路の出力が直列に接続され、出力端子2に接続されてい
る。
次に以上のように構成された本実施例の動作につき説明
する。
する。
動作時にはまず上述したようにトランジスタQ1のベー
スにデューティー比の充分小さいパルスが入力されるこ
とにより、トランジスタQ1がオン,オフし、この場合
オン時間がオフ時間に対して充分短くなる。
スにデューティー比の充分小さいパルスが入力されるこ
とにより、トランジスタQ1がオン,オフし、この場合
オン時間がオフ時間に対して充分短くなる。
一方トランスT1の1次巻線l1の中間タップTPの端
子Eには抵抗R1,コンデンサC2を介して平滑された
直流電圧Vccが印加され、切り換えてスイッチSW1の
可動接片が接点A,Bのいずれかに切り換えられている
かにより中間タップから1次巻線l1の両端の端子C,
Fのいずれかに向かって電流が流れる。そしてこの電流
がトランジスタQ1のスイッチングによりオン,オフさ
れてトランスT1が駆動される。なおここでのトランジ
スタQ1のオフ時には先述したようにコンデンサC1と
1次巻線l1の中間タップと両端の端子C,F間のいず
れか一方のインダクタンスLとによって共振回路が構成
され電圧共振が発生し、インダクタンスLにマイナスの
電圧が発生し上記のオフがより確実になり、スイッチン
グロスが少なくなる。またこの場合にダイオードD1を
介して電流が流れるため、より効果が高くなる。
子Eには抵抗R1,コンデンサC2を介して平滑された
直流電圧Vccが印加され、切り換えてスイッチSW1の
可動接片が接点A,Bのいずれかに切り換えられている
かにより中間タップから1次巻線l1の両端の端子C,
Fのいずれかに向かって電流が流れる。そしてこの電流
がトランジスタQ1のスイッチングによりオン,オフさ
れてトランスT1が駆動される。なおここでのトランジ
スタQ1のオフ時には先述したようにコンデンサC1と
1次巻線l1の中間タップと両端の端子C,F間のいず
れか一方のインダクタンスLとによって共振回路が構成
され電圧共振が発生し、インダクタンスLにマイナスの
電圧が発生し上記のオフがより確実になり、スイッチン
グロスが少なくなる。またこの場合にダイオードD1を
介して電流が流れるため、より効果が高くなる。
ここで切り換えスイッチSW1が接点A側に切り換えら
れている場合には動作は以下のようになる。
れている場合には動作は以下のようになる。
トランジスタQ1がオンすると1次巻線l1において中
間タップの端子Eから一方の端子C側へ向って電流が流
れ、巻線比に応じて2次巻線l3に所定のいわゆるフォ
ワード電圧E1が発生する。これは2次巻線l2,l3
の両端の端子G〜Jにおいて例えば端子G及びI側がプ
ラスとなり、端子H,J側がマイナスとなり、さらにダ
イオードの極性のため、ダイオードD2はオフし、D3
はオンするので、コンデンサC3には電圧が印加され
ず、一方コンデンサC4にはフォワード電圧E1が両端
にチャージされるためである。
間タップの端子Eから一方の端子C側へ向って電流が流
れ、巻線比に応じて2次巻線l3に所定のいわゆるフォ
ワード電圧E1が発生する。これは2次巻線l2,l3
の両端の端子G〜Jにおいて例えば端子G及びI側がプ
ラスとなり、端子H,J側がマイナスとなり、さらにダ
イオードの極性のため、ダイオードD2はオフし、D3
はオンするので、コンデンサC3には電圧が印加され
ず、一方コンデンサC4にはフォワード電圧E1が両端
にチャージされるためである。
次にトランジスタQ1がオフすると1次巻線l1の電流
が遮断されるので、2次巻線l2にオン時のフォワード
電圧と逆極性でいわゆるフライバック電圧−E2が発生
する。
が遮断されるので、2次巻線l2にオン時のフォワード
電圧と逆極性でいわゆるフライバック電圧−E2が発生
する。
これは各端子G〜Jの極性は上述のオン時と逆になるの
で、ダイオードD2はオンし、D3はオフし、今度はコ
ンデンサC3のみにフライバック電圧−E2がチャージ
されためである。
で、ダイオードD2はオンし、D3はオフし、今度はコ
ンデンサC3のみにフライバック電圧−E2がチャージ
されためである。
そして先にコンデンサC4にチャージされたフォワード
電圧E1と、コンデンサC3にチャージされたフライバ
ック電圧−E2は両コンデンサにより平滑され、その和
が出力端子6の出力電圧となる。
電圧E1と、コンデンサC3にチャージされたフライバ
ック電圧−E2は両コンデンサにより平滑され、その和
が出力端子6の出力電圧となる。
ここで、上述したようにトランジスタQ1のオン時間
(T1)がオフ時間(T2)より充分短くフォワード電
圧E1の発生時間がフライバック電圧E2の発生時間よ
り充分短いため、出力 は所定のマイナスの電圧となる。
(T1)がオフ時間(T2)より充分短くフォワード電
圧E1の発生時間がフライバック電圧E2の発生時間よ
り充分短いため、出力 は所定のマイナスの電圧となる。
一方切り換えスイッチSW1が接点B側に切り換えられ
ている場合には、1次巻線l1において電流は端子Eか
ら端子Fへ向かって流れ、1次巻線l1の巻き方向に対
して上述の場合と逆方向に流れるので、トランジスタQ
1のオン,オフにより2次巻線l2,l3に発生するフ
ォワード電圧,フライバック電圧の極性は上述の場合と
逆になり、−E1及び+E2になる。そして上述と逆の
動作でフォワード電圧−E1がコンデンサC3にチャー
ジされフライバック電圧E2がコンデンサC4にチャー
ジされる。両コンデンサC3,C4による平滑により出
力端子6の出力電圧は、 となり、上述した発生時間による大小関係から所定のプ
ラスの出力電圧となる。
ている場合には、1次巻線l1において電流は端子Eか
ら端子Fへ向かって流れ、1次巻線l1の巻き方向に対
して上述の場合と逆方向に流れるので、トランジスタQ
1のオン,オフにより2次巻線l2,l3に発生するフ
ォワード電圧,フライバック電圧の極性は上述の場合と
逆になり、−E1及び+E2になる。そして上述と逆の
動作でフォワード電圧−E1がコンデンサC3にチャー
ジされフライバック電圧E2がコンデンサC4にチャー
ジされる。両コンデンサC3,C4による平滑により出
力端子6の出力電圧は、 となり、上述した発生時間による大小関係から所定のプ
ラスの出力電圧となる。
以上のようにして本実施例によればプラスの電源回路と
マイナスの電源回路を一体にした構成において、トラン
スの1次巻線に印加される低圧の入力電流の向きを1次
巻線の巻き方向に対して両方向に切り換えスイッチSW
1を介して切り換えることによりプラスとマイナスの出
力を得られる。
マイナスの電源回路を一体にした構成において、トラン
スの1次巻線に印加される低圧の入力電流の向きを1次
巻線の巻き方向に対して両方向に切り換えスイッチSW
1を介して切り換えることによりプラスとマイナスの出
力を得られる。
なお上述の構成において直流電圧Vccを供給する不図示
の給電回路を切り換えスイッチSW1に接続し、トラン
ジスタQ1のコレクタを1次巻線l1の中間タップに接
続しても良い。
の給電回路を切り換えスイッチSW1に接続し、トラン
ジスタQ1のコレクタを1次巻線l1の中間タップに接
続しても良い。
[効 果] 以上の説明から明らかなように、本発明の電源装置の構
成によればプラスの電源回路とマイナスの電源回路を一
体に構成することにより部品点数の低減,装置の小型化
及び製造コストの低減が図れる。また出力の極性の切り
換えは、(絶対値が)低圧の入力側の切り換えにより行
なわれるので、ノイズの発生を防止できる。
成によればプラスの電源回路とマイナスの電源回路を一
体に構成することにより部品点数の低減,装置の小型化
及び製造コストの低減が図れる。また出力の極性の切り
換えは、(絶対値が)低圧の入力側の切り換えにより行
なわれるので、ノイズの発生を防止できる。
図は本発明の実施例による電源装置の構成を示す回路図
である。 1……入力端子、2……出力端子 Q1……トランジスタ、T1……トランス D1〜D3……ダイオード C1〜C4……コンデンサ SW1……切換えスイッチ
である。 1……入力端子、2……出力端子 Q1……トランジスタ、T1……トランス D1〜D3……ダイオード C1〜C4……コンデンサ SW1……切換えスイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】a)1次巻線及び2つの2次巻線を有する
トランスと、 b)前記1次巻線に給電される直流の向きを1次巻線の
巻き方向に対して両方向に切り換える切り換えスイッチ
と、 c)前記1次巻線の少なくとも1部のインダクタンスと
コンデンサの直列接続から構成される電圧共振回路と、 d)前記直流をオン,オフするスイッチング回路と、 e)前記オン,オフにより前記2次巻線のそれぞれに発
生する電流を互いに逆極性で整流し、平滑し、出力が直
列に接続された2つの整流,平滑回路とから構成され、 f)前記2つの整流,平滑回路の出力の和を出力とし、 g)前記直流のオン時間とオフ時間を互いに異ならしめ
たことを特徴とする電源装置。 - 【請求項2】前記スイッチング回路を構成するスイッチ
ングトランジスタと並列にダンパー用のダイオードを接
続したことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
電源装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60195794A JPH0636669B2 (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | 電源装置 |
US06/903,373 US4739461A (en) | 1985-09-06 | 1986-09-03 | Power supply device for providing positive and negative DC voltages on the secondary of a transformer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60195794A JPH0636669B2 (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | 電源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6258873A JPS6258873A (ja) | 1987-03-14 |
JPH0636669B2 true JPH0636669B2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=16347080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60195794A Expired - Lifetime JPH0636669B2 (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | 電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0636669B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5944177A (ja) * | 1982-09-06 | 1984-03-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高圧安定化装置 |
JPS59185120A (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-20 | 東芝ライテック株式会社 | 正負切換高圧電源装置 |
JPS6087672A (ja) * | 1983-10-20 | 1985-05-17 | Sony Corp | スイツチング電源回路の駆動回路 |
JPS60144788U (ja) * | 1984-03-05 | 1985-09-26 | 横河電機株式会社 | Dc/dcコンバ−タ |
-
1985
- 1985-09-06 JP JP60195794A patent/JPH0636669B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6258873A (ja) | 1987-03-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2682202B2 (ja) | 電界効果トランジスタを用いた整流回路 | |
JPH06121535A (ja) | Ac−dcコンバータ | |
JPH0417567A (ja) | スイッチング電源回路 | |
US20020021097A1 (en) | Lighting circuit for an electric discharge lamp | |
JP2579077B2 (ja) | インバータ溶接電源 | |
JPH05304772A (ja) | 電源回路 | |
EP0058399B1 (en) | High frequency switching circuit | |
JPH11136939A (ja) | スイッチング電源 | |
JPH0636669B2 (ja) | 電源装置 | |
JPH0636668B2 (ja) | 電源装置 | |
JP3213919B2 (ja) | 同期整流コンバータ | |
JP2526136Y2 (ja) | 電源回路 | |
JP3722496B2 (ja) | 電源回路 | |
JP3405673B2 (ja) | 複数の異種電源を備えたフォワード・コンバータ | |
JP2938241B2 (ja) | 高圧電源回路 | |
JP2674055B2 (ja) | 電源回路 | |
JP3282309B2 (ja) | 電源装置 | |
JPS6260468A (ja) | 電源装置 | |
JPS6260466A (ja) | 電源装置 | |
JPH0650935B2 (ja) | 電源装置 | |
JPS5915259Y2 (ja) | Ac・dc共用電源回路 | |
JPS6037039Y2 (ja) | 整流回路 | |
JPH07245943A (ja) | スイッチング電源装置 | |
JP2500466B2 (ja) | スイッチング電源回路 | |
JPS6316313Y2 (ja) |