JPH0636597Y2 - 電子部品用保護テ−プ - Google Patents

電子部品用保護テ−プ

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JPH0636597Y2
JPH0636597Y2 JP1987125700U JP12570087U JPH0636597Y2 JP H0636597 Y2 JPH0636597 Y2 JP H0636597Y2 JP 1987125700 U JP1987125700 U JP 1987125700U JP 12570087 U JP12570087 U JP 12570087U JP H0636597 Y2 JPH0636597 Y2 JP H0636597Y2
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JP
Japan
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protective tape
adhesive
lid
electronic parts
image sensor
Prior art date
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Application number
JP1987125700U
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JPS6430839U (ja
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和義 江部
博昭 成田
章 相沢
俊夫 皆川
胖 小林
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Lintec Corp
Original Assignee
Lintec Corp
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  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電子部品用保護テープに関し、特にCCDイメー
ジセンサに対する検査精度を向上することのできる電子
部品用保護テープに関するものである。
[従来の技術] CCDイメージセンサは視覚センサの代表的なものであ
り、画像処理技術を駆使した計測,制御,認識等に広く
使用されている。
ところで、CCDイメージセンサが製造元から出荷される
前にセンサ表面上の異物混入などに対する検査を必要と
する。
第3図にCCDイメージセンサパッケージの断面と、検査
の状況の概要を示す。
図中、5は例えば、石英ガラス,ホウケイ酸ガラスなど
からなるCCDイメージセンサ保護用のガラス窓(リッ
ド)、6はリッド保護用の保護テープ、7はCCDイメー
ジセンサ、8はCCDイメージセンサ7を固着しているパ
ッケージ、9はリッド5とパッケージ8とを接着させる
エポキシ系接着剤、10は光センサである。
従来は粘着剤が全面に塗布された保護テープ6をリッド
5に貼りつけていた。そしてこの保護テープ付リッドと
パッケージ8とをエポキシ系接着剤9を用いて150℃
で、2時間かけて硬化接着させた。次に光センサ10から
波長400〜600nmの光を保護テープ付リッドを通してCCD
イメージセンサ7に照射して、異物の混入その他の検査
をし、検査に合格した製品を出荷していた。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、保護テープ6の全面にわたって粘着剤が
塗布されていたので、パッケージ8と保護テープ付リッ
ドとを加熱接着する際に、粘着剤が変色したり、保護テ
ープ6がリッド5から部分的に剥離したりすることが起
こる。
このために、光センサ10を用いて異物の有無を検査する
際、粘着剤の変色箇所で、光透過性が低下したり、保護
テープが剥離した箇所では散乱がおこる等の事態が発生
する。この結果、CCDイメージセンサ7に対する検査精
度は低下することになる。
更にまた、保護テープ6はプラスチックからできている
ので、静電気力によって、ごみがその表面に付着するこ
とも起こる。この結果、保護テープ6の光透過性が悪く
なり、CCDイメージセンサ7に対する検査精度は低下す
る。
そこで、本考案の目的は上記のような問題点を解消し、
耐熱性、光透過性が良好で、光の散乱も少なく、CCDイ
メージセンサに対する検査精度を高めることのできる電
子部品用保護テープを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] かかる目的を達成するために、本考案の電子部品用保護
テープは、突出したつまみ部を有する光透過性の基材
と、該基材の周辺部のうち前記つまみ部の基部および周
辺を除く部分に細線状に設けられた粘着剤とを具備した
ことを特徴とする。
[作用] 本考案によれば、被検査パッケージのリッドの受光部分
に粘着剤が設けられていないので、保護テープ付リッド
とパッケージとを接着剤を用いて加熱接着してもCCDイ
メージセンサに対する検査精度は低下しない。本考案の
保護テープは、光透過性が高く、帯電防止処理を施して
あるため、ごみが付着しないために、CCDイメージセン
サに対する検査精度は向上する。
[実施例] 以下、図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は、本実施例の概略平面図である。本考案の電子
部品用保護テープは、基材1と、基材1の周辺部に細線
状に設けられた粘着剤2とを具備している。基材1の寸
法は対象とするパッケージ8の寸法に対応し、例えば20
mm×17.5mmである。基材1には“タブ"3と呼ばれるつま
みを設けた。タブ3を設けたのは、保護テープ6をリッ
ド5の面からはがし易くするためである。
なお、タブ3部分には粘着剤2をコーティングしない。
この理由については後述する。
粘着剤2を基材1の周辺部に細線状に設けた一つの理由
は、リッド5の全面にわたって保護テープ6を貼りつけ
た際、保護テープ6の粘着剤による光散乱を防止するた
めである。
他の理由は、保護テープ付リッドとパッケージ8とを加
熱接着する時に保護テープ6の粘着剤が変色しても、被
検査パッケージのリッドの受光部に変色域がこないよう
にするためである。これにより、リッドに対する被透過
性は低下しない。
粘着剤2の幅は被検査パッケージのリッド5の受光部の
面積に依存し、適宜に決められる、本実施例では1.5〜
2.0mmの幅に設定した。
基材1の透過率は、異物混入を検査する時にCCDイメー
ジセンサ7に対する検査精度を高めるため、400〜600nm
の波長を有する光に対して、リッド5の光透過率の80%
以上であることが好ましい。
さらに、ごみが静電気力で基材1に付着しないことが好
ましい。
更にまた、保護テープ付リッドをパッケージ8に加熱接
着するので、基材1は耐熱性を有することが好ましい。
これらの条件を満足する基材1としては、界面活性剤で
帯電防止処理を施した厚さ50μのPET(ポリエチレンテ
レフタート)が例示できる。さらに、PET表面は粘着加
工時に基材1が傷つくのを防止する目的で、厚さ70μの
PEの保護フィルムを粘着加工面に貼ってもよい。
粘着剤2としては、ブチルアクリレートと2−エチルヘ
キシルアクリレートの共重合体であるアクリル系粘着剤
100部に対して、硬化剤としてイソシアネート系熱硬化
剤6部を混ぜ合わせたものを使用した。粘着剤2の塗布
両としては2〜30g/m2の範囲が好ましく、本実施例にお
いては6g/m2を使用した。
粘着剤2はスクリーン印刷法によって容易に基材1にパ
ターンコーティングできる。
第2図は本考案の実施例の使用態様を示す。電子部品用
保護テープには粘着剤2の上面にセパレータ4が貼りつ
けられている。本実施例ではセパレータ4は厚さ60μの
PP(ポリプロピレン)を用いたが、PETまたはポリラミ
ネート紙も適用可能である。
実際、電子部品用保護テープをリッドに貼りつける際に
は、セパレータ4をはがして、粘着剤が設けられ面を裏
返しにして、リッド5の表面に本実施例の保護テープを
貼りつける。この際、第1図の説明で述べたように、基
材1の周辺部のタブ3部には粘着剤2が設けられていな
い。このことが、保護テープ付リッドをパッケージ8に
加熱接着する際、基材1および粘着剤2から発生するガ
スのガス抜きとして作用する。このガス抜きが存在する
ために、本実施例の保護テープはしわを生じることはな
く、かつリッド表面を汚染することがない。従って、光
センサを用いて保護テープに光を照射する際、乱反射等
は発生せず、CCDイメージセンサ7に対する検査精度は
向上する。
なお、ガス抜きはタブ3部分のみならず、ガスの発生状
況に応じて2個以上設けてもよい。
なお、本実施例においては、基材1の形状が長方形の場
合について説明したが、必要に応じて基材の形状を任意
の形状に変更することが可能であることは勿論である。
更にまた、本考案の電子部品用保護テープはCCDを収納
するパッケージのリッドの保護テープに限らず、CCD以
外の電子部品の保護テープにも適用可能である。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、被検査パッケー
ジのリッドの受光部分に粘着剤が設けられていないの
で、保護テープ付リッドとパッケージとを接着剤を用い
て加熱接着してもCCDイメージセンサに対する検査精度
は低下しない。本考案の保護テープは、被透過性が高
く、帯電防止処理を施してあるため、ごみが付着しない
ために、CCDイメージセンサに対る検査精度は向上す
る。
従って、CCDイメージセンサの製品検査の効率が向上
し、製造工程が簡略化される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電子部品用保護テープの概略構成の一
例を示す平面図、 第2図は本考案の実施例の一使用態様を示す側面図、 第3図はCCDイメージセンサに対する検査の工程を示す
断面図である。 1……基材、 2……粘着剤、 3……タブ、 4……セパレータ、 5……リッド、 6……保護テープ、 7……CCDイメージセンサ、 8……パッケージ、 9……エポキシ系接着剤、 10……光センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−250653(JP,A) 特開 昭63−137833(JP,A) 実開 昭63−197359(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】突出したつまみ部を有する光透過性の基材
    と、該基材の周辺部のうち前記つまみ部の基部および周
    辺を除く部分に細線状に設けられた粘着剤とを具備した
    ことを特徴とする電子部品用保護テープ。
JP1987125700U 1987-08-20 1987-08-20 電子部品用保護テ−プ Expired - Lifetime JPH0636597Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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Publication Number Publication Date
JPS6430839U JPS6430839U (ja) 1989-02-27
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Family

ID=31376535

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WO2016181741A1 (ja) * 2015-05-13 2016-11-17 リンテック株式会社 表面保護フィルム

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