JP2913776B2 - 液晶表示装置の製造方法 - Google Patents
液晶表示装置の製造方法Info
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- JP2913776B2 JP2913776B2 JP2154370A JP15437090A JP2913776B2 JP 2913776 B2 JP2913776 B2 JP 2913776B2 JP 2154370 A JP2154370 A JP 2154370A JP 15437090 A JP15437090 A JP 15437090A JP 2913776 B2 JP2913776 B2 JP 2913776B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は液晶表示装置の製造方法に関するものであ
る。
る。
液晶表示装置は近年その用途が広がり、生産量が増大
している。従来、液晶表示装置に使う偏光板の保護膜
は、有色フィルムや白濁したフィルムを使用していた。
従って、製作途中の液晶表示装置は、保護膜によって保
護されてはいるが、保護膜の着色や白濁によって、表示
部分がはっきりとは見えない状態になっていた。
している。従来、液晶表示装置に使う偏光板の保護膜
は、有色フィルムや白濁したフィルムを使用していた。
従って、製作途中の液晶表示装置は、保護膜によって保
護されてはいるが、保護膜の着色や白濁によって、表示
部分がはっきりとは見えない状態になっていた。
液晶表示装置の表示検査や外観検査をするとき、保護
膜の有色性や白濁によって、検査の誤認，見落しがあ
る。正確な検査をするためには、保護膜を剥いで検査を
する必要があった。しかも、数回の検査を必要とする場
合がある。そのため、かなりの工数負担となってしま
う。更に、保護膜を剥ぐ時に発生する静電気が液晶表示
装置に悪影響を及ぼし、表示装置が不良になってしまう
ことがある。本発明は上述の問題を解決し、効率的な検
査と不良発生率の低減を目的としたものである。
膜の有色性や白濁によって、検査の誤認，見落しがあ
る。正確な検査をするためには、保護膜を剥いで検査を
する必要があった。しかも、数回の検査を必要とする場
合がある。そのため、かなりの工数負担となってしま
う。更に、保護膜を剥ぐ時に発生する静電気が液晶表示
装置に悪影響を及ぼし、表示装置が不良になってしまう
ことがある。本発明は上述の問題を解決し、効率的な検
査と不良発生率の低減を目的としたものである。
本発明の液晶表示装置の製造方法は、一対の基板間に
液晶を挟持する液晶表示装置の前記基板に配置された偏
光板に保護膜を貼付する工程と、前記保護膜を剥離しな
いで前記液晶表示装置の検査をする工程とを有する液晶
表示装置の製造方法であって、前記保護膜は、ほぼ無色
透明に形成されるとともに、表示エリア以外の一部が着
色されてなることを特徴とする。また、前記保護膜の表
示エリアの透過率が80％以上であることを特徴とする。
液晶を挟持する液晶表示装置の前記基板に配置された偏
光板に保護膜を貼付する工程と、前記保護膜を剥離しな
いで前記液晶表示装置の検査をする工程とを有する液晶
表示装置の製造方法であって、前記保護膜は、ほぼ無色
透明に形成されるとともに、表示エリア以外の一部が着
色されてなることを特徴とする。また、前記保護膜の表
示エリアの透過率が80％以上であることを特徴とする。
以下に実用例をもって、本発明の詳細を説明する。
参考例 第１図に、液晶表示装置と本発明による保護膜の一参
考例を示す。一対のガラス基板1,1間に液晶層２を介在
させ、基板の上下に偏光板3,4を貼付けて液晶表示装置
を構成した。偏光板３上に、透過率90％、厚さ30μｍの
ほぼ無色透明なポリエチレンでできた保護膜５が貼付け
られている。
考例を示す。一対のガラス基板1,1間に液晶層２を介在
させ、基板の上下に偏光板3,4を貼付けて液晶表示装置
を構成した。偏光板３上に、透過率90％、厚さ30μｍの
ほぼ無色透明なポリエチレンでできた保護膜５が貼付け
られている。
この液晶表示装置を、検査工程において保護膜を剥離
しないで検査をした。その結果、保護膜を剥離して検査
していた従来の方法に比べて、不良捕捉率に変化が無く
良好な検査ができたが、工数は大幅な削減ができた。ま
た保護膜を剥離することにより発生する静電気は、剥離
工程を除去したことにより検査工程における不良発生原
因を除去することができた。
しないで検査をした。その結果、保護膜を剥離して検査
していた従来の方法に比べて、不良捕捉率に変化が無く
良好な検査ができたが、工数は大幅な削減ができた。ま
た保護膜を剥離することにより発生する静電気は、剥離
工程を除去したことにより検査工程における不良発生原
因を除去することができた。
実施例 第２図に本発明による保護膜の一実施例を示す。
参考例と同様に製造した液晶表示装置の偏光板３上に、
表示エリア外を黒色で着色した参考例と同様な保護膜は
貼付つけられている。
表示エリア外を黒色で着色した参考例と同様な保護膜は
貼付つけられている。
この液晶表示装置を参考例と同様に検査したところ、
同様な結果が得られた。本実施例の保護膜は部分的に着
色されているので、保護膜の有無が判別でき、表示装置
を機器に組み込むとき、または使用するときに、保護膜
の剥ぎ忘れがない。
同様な結果が得られた。本実施例の保護膜は部分的に着
色されているので、保護膜の有無が判別でき、表示装置
を機器に組み込むとき、または使用するときに、保護膜
の剥ぎ忘れがない。
本実用例では、表示エリア外の全周に着色したが、一
辺あるいは一角等、保護膜の有無を判別を容易にする範
囲を着色しても同じ効果が得られる。また、着色する色
についても、判別できる色であれば、同じ効果が得られ
る。
辺あるいは一角等、保護膜の有無を判別を容易にする範
囲を着色しても同じ効果が得られる。また、着色する色
についても、判別できる色であれば、同じ効果が得られ
る。
本発明の液晶表示装置の製造方法によれば、液晶表示
装置を、検査工程において保護膜を剥離しないで検査す
ることができる。その結果、保護膜を剥離して検査して
いた従来の方法に比べて、不良捕捉率は変化が無く良好
な検査ができるのみならず、検査工数を大幅に削減する
ことができる。また保護膜を剥離することにより発生す
る静電気は、検査工程での保護膜の剥離を不用としたこ
とにより、検査工程における不良発生原因を除去するこ
とができる。また、保護膜を製造工程の最終段階までつ
けておくこともできるので、製造工程中で偏光板等にキ
ズやヨゴレがつくことがなく、表示装置の欠点による偏
光板等の貼替も低減することができる。さらに、上記効
果を可能としながら、保護膜の有無を容易に判別でき、
保護膜の剥離忘れを防止できるという効果を有する。
装置を、検査工程において保護膜を剥離しないで検査す
ることができる。その結果、保護膜を剥離して検査して
いた従来の方法に比べて、不良捕捉率は変化が無く良好
な検査ができるのみならず、検査工数を大幅に削減する
ことができる。また保護膜を剥離することにより発生す
る静電気は、検査工程での保護膜の剥離を不用としたこ
とにより、検査工程における不良発生原因を除去するこ
とができる。また、保護膜を製造工程の最終段階までつ
けておくこともできるので、製造工程中で偏光板等にキ
ズやヨゴレがつくことがなく、表示装置の欠点による偏
光板等の貼替も低減することができる。さらに、上記効
果を可能としながら、保護膜の有無を容易に判別でき、
保護膜の剥離忘れを防止できるという効果を有する。
第１図、及び第２図は、液晶表示装置及び本発明の液晶
表示装置用保護膜の各実用例を示す図である。 １……透明基板 ２……液晶層 ３……偏光板 ４……偏光板 ５……保護膜 ６……着色部分
表示装置用保護膜の各実用例を示す図である。 １……透明基板 ２……液晶層 ３……偏光板 ４……偏光板 ５……保護膜 ６……着色部分
Claims (2)
- 【請求項１】一対の基板間に液晶を挟持する液晶表示装
置の前記基板に配置された偏光板に保護膜を貼付する工
程と、前記保護膜を剥離しないで前記液晶表示装置の検
査をする工程とを有する液晶表示装置の製造方法であっ
て、 前記保護膜は、ほぼ無色透明に形成されるとともに、表
示エリア以外の一部が着色されてなることを特徴とする
液晶表示装置の製造方法。 - 【請求項２】前記保護膜の表示エリアの透過率が80％以
上であることを特徴とする請求項１記載の液晶表示装置
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2154370A JP2913776B2 (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 液晶表示装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2154370A JP2913776B2 (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 液晶表示装置の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0445422A JPH0445422A (ja) | 1992-02-14 |
| JP2913776B2 true JP2913776B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=15582678
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2154370A Expired - Fee Related JP2913776B2 (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 液晶表示装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2913776B2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-13 JP JP2154370A patent/JP2913776B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0445422A (ja) | 1992-02-14 |
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Legal Events
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