JP4528689B2 - 光学フィルム用検査部材及び光学フィルムの検査方法 - Google Patents

光学フィルム用検査部材及び光学フィルムの検査方法 Download PDF

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本発明は、光学フィルム用検査部材及び光学フィルムの検査方法に関する。
近年、液晶ディスプレイなどの最前面に組み込まれる偏光板の表面には、光学フィルムが用いられている。この光学フィルムは、防眩フィルムや反射防止フィルムであり、液晶画面への傷つきを防止したり、太陽光、外光、蛍光灯等の光による映り込みや眩しさを抑えて液晶画面を見やすくしたりするために用いられている。また、PDP(Plasma Display Panel)の最表面にも、光学フィルムとしてPDP用反射防止フィルムが使われている。
このように、光学フィルムを液晶ディスプレイ等に利用する場合には、偏光フィルムの内部に気泡や異物が存在すると、表示特性に支障を来たしてしまう。
したがって、光学フィルムの異常の有無を検査する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1に記載の検査方法は、黒色の板の上にフィルム等の被検査体を載せ、被検査体に光を照射し、そして、照射した光の反射光を撮影装置で撮影して、被検査体の不良箇所を検出する方法である。
また、光学フィルムの一方の面に黒インクを塗り、光学フィルムの他方の面から光を照射し、反射光を観察する方法も提案されている。
さらに、2枚の偏光板を偏光軸方向が直交するように重ね合わせてクロスニコル状態とした偏光板を、光学フィルムの一方の面に貼り合わせて、同様に光を照射し、反射光を観察する方法も提案されている。
特開平6−288927号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のフィルムの検査方法では、フィルムと黒い板との間に空気層が形成され、この空気層により余分な外乱光が生じてしまうため、検査精度が劣ることになる。
一方、黒インクを塗った場合は、塗りムラができてしまい、光学フィルム内部の欠点であるのか、塗りムラであるのかが判断しづらい。また、黒インクの溶媒により光学フィルムが侵されてしまうため、長期間の保存ができない。さらには、黒インクにより現場が汚染されてしまうという問題がある。
一方、偏光板を重ね合わせた偏光板を光学フィルムの一方の面に貼り合わせる場合は、偏光板をクロスニコル状態になるように貼り合わせるのが困難であるため、品質に不安定さが生じてしまう。また、クロスニコルに貼り合わされた偏光板は、通常、寸法上の制約が大きく使いにくい。そのため、検査に要するコストもかかってしまう。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、精度良く光学フィルムの良否を判断することが可能な光学フィルム用検査部材及び光学フィルムの検査方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明の光学フィルム用検査部材は、基材と、該基材に積層された接着部材とを備え、前記接着部材が遮光性部材であることを特徴とする。
本発明の光学フィルム用検査部材は、上記した光学フィルム用検査部材を用いた光学フィルムの検査方法であって、前記接着部材上に光学フィルムを接着する工程と、前記光学フィルムの表面に光を照射する工程と、前記光学フィルムからの反射光を観察する工程と、前記反射光を観察した結果に基づいて前記光学フィルムの良否を判断する工程とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、精度良く光学フィルムの良否を判断することが可能な光学フィルム用検査部材及び光学フィルムの検査方法を提供できる。
本発明に係る光学フィルム用検査部材は、基材と、該基材に積層された接着部材を備えた構成であるため、接着部材を介して光学フィルムと基材とを密着させることができる。そのため、光学フィルムの表面に光を照射した際に、余分な外乱光の発生が抑制され、光学フィルムで反射した光のみを検出することができる。また、基材および接着部材の少なくとも一方が遮光性部材であることにより、従来のように塗りムラができないため、光を完全に遮断して検査することができ、検査精度が向上する。また、簡易な構成であるため、検査に要するコストを削減することも可能である。
また、本発明に係る光学フィルムの検査方法によれば、上記の構成を有する光学フィルム用検査部材を用いて、その接着部材上に光学フィルムを接着する工程と、光学フィルムの表面に光を照射する工程と、光学フィルムからの反射光を観察する工程と、反射光を観察した結果に基づいて光学フィルムの良否を判断する工程とを備えているので、光学フィルムの良否を精度良く検査することが可能である。また、簡易な検査工程であるため、光学フィルムの検査効率を向上させることにもなる。
上記各工程は、一般的に用いられている方法により行うことができ、たとえば前記光学フィルムの表面に光を照射する工程は、従来、光学フィルムを検査するために用いられている検査装置を用いて行うことができる。
以下、図1及び図2を用いて、本発明の光学フィルム用検査部材(以下、単に検査部材ということがある。)の一実施形態、および該実施形態に係る検査部材10を用いた光学フィルム20の検査方法を説明する。
本実施形態に係る光学フィルム用検査部材10は、図1に示すように、光の透過を遮断する遮光部材からなる基材11と、基材11の一方の面11aに配され、光学フィルム20と遮光部材11とを接着する接着部材12とを備えている。
本発明においては、基材11および接着部材12の少なくとも一方が遮光性部材である必要がある。これにより、光をムラなく遮断して検査することができ、優れた検査精度で光学フィルムの検査を行うことができる。特に、光学フィルムと直接接触する接着部材12が遮光性部材であると、検査精度が特に良好であるため好ましく、中でも、基材11および接着部材12の両方が遮光性部材であることが好ましい。
遮光性部材は、特に、黒色の遮光性部材であることが好ましい。これにより、クロスニコル状態を模擬的に作製でき、さらに検査精度が向上する。
基材11および接着部材12の一方が遮光性部材でない場合、遮光性部材でない基材11または接着部材12は、光を透過する透光性部材であってもよく、たとえば透明ないし半透明のものであってもよい。
基材11の形状としては、検査時に、平坦な状態で配置できるものであればよく、たとえばフィルム状、板状等であってよい。特に、フィルム状であると、検査部材を巻物状とすることができるため好ましい。検査部材が巻物状であると、光学フィルムの大きさに応じて自由なサイズの検査サンプルをつくることができるため、非常に便利である。
基材11の材質としては、特に制限はなく、プラスチック、鉄、アルミ、ステンレス等の金属などが挙げられる。特に、基材がプラスチックからなるものであると、軽量であり、貼り合わせ品の加工が容易であるため好ましい。
プラスチックとしては、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル類、ポリエチレンなどのポリオレフィン類、ポリイミド、ポリアミド、ポリエーテルサルフォン、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルケトン、トリアセチルセルロースなどが挙げられる。これらの中でも、ポリエチレンテレフタレートが好ましい。
基材11が遮光性部材である場合、遮光性部材である基材11としては、たとえば、黒いポリエチレンテレフタレート(以下黒PETと略す)フィルム、黒い鉄板等が例示できる。
接着部材12としては、基材11と、当該検査部材により検査される光学フィルムとを接着可能な粘着性を有していればよい。
また、接着部材12の屈折率は、基体22と接着部材12との界面の反射を防ぐために、後述する光学フィルム20の基体22と同等であることが好ましい。
接着部材12を構成する材料としては、たとえば、アクリル樹脂、エチレン−酢酸ビニル(EVA)系樹脂、オレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、シリコーン系樹脂、ウレタン系樹脂等の接着材料が挙げられる。
本発明においては、特に、接着部材が、アクリル樹脂を主成分とすることが好ましい。これは、当該接着部材が接着される光学フィルム表面(後述する光学フィルム20の基体22)と同等の屈折率を有し、光学フィルムとの界面での反射を防ぐことができ、さらに検査精度が向上するためである。
接着部材12が遮光性部材である場合、遮光性部材である接着部材12としては、上述したような接着材料とともに、顔料、染料等の着色成分を含有するものが挙げられ、特に、黒色の着色成分を含有するものが好ましい。
さらに、着色成分は、黒色の染料であることが好ましい。接着部材12が黒色の染料により着色された接着部材であれば、光学フィルム表面の散乱光を抑制でき、検査精度がさらに向上する。接着部材を着色する着色成分がカーボンブラック等の顔料であると、顔料粒子が光によって反射する場合があり、光学フィルムを検査する際に異物等の欠陥を観察しにくくなる可能性がある。
本発明において、接着部材12は、アクリル樹脂を主成分とし、かつ黒色の染料を含有することにより黒色に着色されているものであることが最も好ましい。これは、接着部材12内部の屈折率が均一になり、内部での乱反射を抑えることが可能になるためである。
接着部材の厚さは、10μm以上であることが好ましく、10〜35μmがより好ましく、20〜30μmがさらに好ましい。10μm以上であると、接着部材と光学フィルムとの間に空気層が形成されるのをより確実に防止でき、検査精度が優れている。その理由としては、接着部材中の固形成分による凹凸が形成されにくいことが考えられる。また、接着部材の厚さが10μm以上であると、光学フィルムと検査部材との貼り合わせの作業性も良好である。
次に、上記検査部材10を用いて光学フィルム20を検査する方法について説明する。
本発明の検査部材10により検査される光学フィルム20は、透明樹脂層21と、一端22a側に配された透明樹脂層21と当接している基体22とが積層された構成になっている。そして、基体22の他端22b側の面が、接着部材12上に接着されている。
この透明樹脂層21を構成する樹脂としては、光学的に透明な樹脂であるが、光が透過されるものであれば非透明状物でも使用できる。これら樹脂の透明性は一般的には高いもの程良好であって、光線透過率(JIS C6714)が80%以上、より好ましくは85%以上のものが好適に使用される。なお、この透明樹脂としては、光透過性が高ければ、樹脂自身が着色していたり、染料や顔料で着色していたりしていても検査可能である。
これら樹脂としては例えば、ポリエステル、ポリアミド、ポリビニルアルコール、ポリウレタン、ポリスチレン、ポリアセタール、ポリカーボネート、アクリル、エポキシ、シリコーン、セルロース等の樹脂及びそれらの各種誘導体を挙げることができるが、これらには限定されない。
また、高い光透過性を得るためには、透明樹脂層21の屈折率は、1.40〜1.70の範囲にあることが好ましい。
基体22としては、一般的には透明なフィルムを使用することができる。光が透過されるものであれば非透明状物でも使用できるが、これら透光性基体の透明性は一般的には高いもの程良好であって、光線透過率(JIS C6714)が80%以上、より好ましくは85%以上のもの、また、ヘイズ値(JIS K7105)が3.0以下、より好ましくは1.0以下、最も好ましくは0.5以下のもの、さらには屈折率が1.40〜1.80のものが好適に使用できる。具体的には、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、トリアセチルセルロース(TAC)、ポリアリレート、ポリイミド、ポリエーテル、ポリカーボネート、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、セロファン、ポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリビニルアルコール等からなる各種樹脂フィルムを使用することができる。
本実施形態において、光学フィルム20表面への光の照射には、図2に示すように、検査装置30が用いられる。この検査装置30は、平らであるとともに、光学フィルム20を載置可能な基台31と、光学フィルム20に光を照射する光照射部32とを備えている。この光照射部32としては、一般的には三波長の蛍光灯であるが、タングステンランプ光、グリーンランプ、太陽光ランプなどが用途に応じて使用可能である。
本実施形態においては、まず、接着部材12上に光学フィルム20の基体22の他端22b側の面を接着する。その後、図2に示すように、検査部材10を接着した光学フィルム20を、検査部材10が基台31側に位置するように、基台31に載置する。
そして、光照射部32から光学フィルム20の表面に光を照射し、光学フィルム20からの反射光を目視観察する。次いで、目視観察した反射光のヘイズムラや色目に基づいて光学フィルム20の良否を判断する。
なお、本実施形態は目視観察に限らず、分光光度計等を用いて、分光スペクトル等により光学フィルム20の良否を判断しても良い。
また、上記検査方法により不良と判断された場合、光学フィルム20として作成する前の基体22のみについて、検査部材10を用いて上記検査方法と同様にして検査を行うことにより、基体22に欠点が存在するのか、透明樹脂層21に欠点が存在するのかを確認することができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
たとえば、本発明の検査部材は、必要に応じて、接着部材上にさらに、再剥離可能な保護層が積層されていてもよい。これにより、光学フィルムの検査を行われていない間(接着部材上に光学フィルムが接着されていない間)、接着部材を保護することができる。
保護層としては、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等の離型性を有するフィルムや、フィルム(たとえば上述したプラスチック製のフィルム)の表面に離型処理が施されたフィルムが用いられる。
次に、本発明をより具体化した実施例を説明する。
[製造例1]
図1に示した光学フィルム20と同様の構成であって、スジ,色ムラ,段ムラ及び点欠点のすべてを含む、低反射防止フィルム(光学フィルム)20を作製する。この低反射防止フィルム20は、塗工装置(図示略)を用いて製造される。
[製造例2]
図1に示した検査部材10と同様の構成の検査部材10を、下記の手順で作成した。
まず、光学用途アクリル系粘着剤(製品名:KP−2254B、日本カーバイト社製)に、黒色染料(製品名:Black S−BL、住化ケムテックス社製)を、粘着剤固形分100質量部に対し4.5質量部添加し、ディスパー(撹拌機)で20分攪拌することにより黒色粘着剤を作製した。
そして、アプリケータ(図示略)を用いて、作製した黒色粘着剤を、加熱後の厚さが30μmとなるように剥離PET(図示略)上に塗布し、80℃のオーブン(図示略)に2分間投入した。オーブンで加熱した後、黒色粘着剤シート(粘着部材)12に黒PET11を貼り合わせた。黒PET11を貼り合わせた後、剥離PETを剥離し、検査部材10を作製した。
[比較例1]
基台31の上に黒布(製品名:MIYUKITEX M700、御幸毛織社製)を敷き、その上に低反射防止フィルム20を載置し、低反射防止フィルムの表面検査を行う。
[比較例2]
低反射防止フィルム20の裏面に黒色インキ(マジックインキ(登録商標)、寺西化学工業社製)を垂らし、専用ハケにてインクを塗り付け評価サンプルを作製する。そして、基台31の上に低反射防止フィルム20を載置し、低反射防止フィルム20の表面検査を行う。
[比較例3]
偏光板(製品名:HLC2−5618、サンリッツ社製)をクロスニコルの状態になるように、貼り合わせた後、ラミネータを用いて、偏光板と低反射防止フィルム20とを貼り合わせる。そして、基台31の上に低反射防止フィルム20を載置し、低反射防止フィルム20の表面検査を行う。
[実施例1]
ラミネータを用いて、低反射防止フィルム20と製造例2で作製した検査部材10とを貼り合わせ、図1に示すような評価サンプルを作製する。そして、基台31の上に低反射防止フィルム20を載置し、低反射防止フィルム20の表面検査を行う。
上記の比較例1〜3及び実施例1のそれぞれの低反射防止フィルム20について、図2に示すように、低反射防止フィルム20を、R(赤)、G(緑)、B(青)の三波長を含む蛍光灯下で目視観察し、下記の基準で低反射防止フィルム20の外観レベルの評価を行った。
[スジ状欠点(スジ)および点欠点の評価方法]
スジおよび点欠点の評価は、20cm角の低反射防止フィルム20を準備し、5人の検査担当者により30秒間で測定可能なスジおよび点欠点の数を、実施例および比較例の各方法を用いて測定し、その合計の数の平均値を求めた。
そして、スジおよび点欠点の見やすさについても併せて評価した。
[色ムラおよび段ムラの評価方法]
色ムラとは、上記三波長で測定した際に、色調の変化として現れる欠点をいう。段ムラとは、上記三波長で測定した際に、コントラストとして現れる欠点をいう。特に段ムラは、塗工装置の振動や、乾燥時の送風の影響などにより、周期的に現れる欠点となる傾向にある。
これらの色ムラおよび段ムラについて、20cm角の低反射防止フィルム20を準備し、5人の検査担当者により、色ムラおよび段ムラの有無を、実施例および比較例の各方法を用いて測定し、評価した。
上記基準による評価結果は表1の通りであった。
Figure 0004528689
表1から明らかなとおり、比較例1〜3の検査方法を用いると、スジ,色ムラ及び段ムラのいずれかが見えなくなってしまい、確実に不良品を不良と判別できていないため、測定精度が劣る。すなわち、本発明の検査部材10を用いた検査方法では、スジ,色ムラ,段ムラ及び点欠点のすべてを認識することができるため、精度良く低反射防止フィルム20の良否を判断することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る光学フィルム用検査部材10に光学フィルム20を接着した状態の一例を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る光学フィルム用検査部材10を用いて光学フィルム20を検査する検査方法を示す模式図である。
符号の説明
10…光学フィルム用検査部材、11…基材、11a…基材11の一方の面、12…接着部材、20…光学フィルム

Claims (10)

  1. 基材と、該基材に積層された接着部材とを備え、前記接着部材が遮光性部材であることを特徴とする光学フィルム用検査部材。
  2. 前記接着部材が着色成分を含有する請求項に記載の光学フィルム用検査部材。
  3. 前記着色成分が黒色である請求項に記載の光学フィルム用検査部材。
  4. 前記着色成分が黒色の染料である請求項に記載の光学フィルム用検査部材。
  5. 前記接着部材がアクリル樹脂を主成分とする請求項1に記載の光学フィルム用検査部材。
  6. 前記基材がプラスチックからなる請求項1に記載の光学フィルム用検査部材。
  7. 前記基材がポリエチレンテレフタレートからなる請求項に記載の光学フィルム用検査部材。
  8. 前記基材が遮光性部材である請求項1またはに記載の光学フィルム用検査部材。
  9. 前記接着部材上にさらに保護層が積層されている請求項1に記載の光学フィルム用検査部材。
  10. 請求項1〜のいずれか一項に記載の光学フィルム用検査部材を用いた光学フィルムの検査方法であって、
    前記接着部材上に光学フィルムを接着する工程と、
    前記光学フィルムの表面に光を照射する工程と、
    前記光学フィルムからの反射光を観察する工程と、
    前記反射光を観察した結果に基づいて前記光学フィルムの良否を判断する工程とを備えることを特徴とする光学フィルムの検査方法。
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