JPH0636465A - 追記型コンパクトディスク及び情報記録再生方式 - Google Patents

追記型コンパクトディスク及び情報記録再生方式

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JPH0636465A
JPH0636465A JP4187922A JP18792292A JPH0636465A JP H0636465 A JPH0636465 A JP H0636465A JP 4187922 A JP4187922 A JP 4187922A JP 18792292 A JP18792292 A JP 18792292A JP H0636465 A JPH0636465 A JP H0636465A
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JP
Japan
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area
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recorded
signal
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JP4187922A
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Inventor
Yasuo Sawada
康雄 沢田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/02Editing, e.g. varying the order of information signals recorded on, or reproduced from, record carriers
    • G11B27/031Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals
    • G11B27/034Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals on discs

Abstract

(57)【要約】 【目的】 予め記録された情報を再生すると同時に、ユ
ーザの記録したい情報を再生情報に付加して記録するこ
とが可能な情報記録再生方式を提供する。 【構成】 第1情報が予め記録された第1領域1はCD
フォーマットに準拠した信号フォーマットを有しかつそ
の第1領域1内に形成されたリードインエリアLIA1
とプログラムエリアPA1とリードアウトエリアLOA
1とは光ディスクの外周部に配置され、第3情報の記録
される第2領域2はオレンジブック規格に準拠した信号
フォーマットを有しかつその第2領域2内に形成された
リードインエリアLIA2とプログラムエリアPA2と
リードアウトエリアLOA2とは追記領域とされ光ディ
スクの内周部に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CD−WO、CD−M
O、書換え可能なCDの規格を満たす追記型コンパクト
ディスク及び情報記録再生方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CD、CD−ROM、CD−I、
CD−V等の光ディスクにおいては、そのディスクの作
製時に予め再生したい情報が記録されており、その使用
方法としては、記録された情報を再生するのみであり、
いわゆる、ユーザが一方的に受けるだけの方式を採用し
ている。また、書込み可能なCDは、ユーザが自分の入
れたい情報を自由に記録することが可能な機構を備えて
いる。
【0003】例として、光ディスクに予め記録された情
報が「カラオケ」であるとする。この時、ユーザの使用
方法としては、そのカラオケを聞きながら、本人の「歌
声」を再生するのが一般的なやりかたである。
【0004】しかし、「カラオケ」を聞きながら本人の
歌声を新たに記憶したいような場合がある。このような
場合、一般的な手法としては、自作のレコードを作製す
ることによりその目的を達成することができる。しか
し、従来の自作のレコードを作製する方法では、録音ス
タジオを借り、伴奏のためのオーケストラを必要とし、
各種オーディオ機器をセットしたり、動作するための人
員を必要とし、そのためにかなりの費用を要する結果と
なる。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、第1領域に予め記録された第1情報を再生し、この
第1情報に新たに第2情報を付加して第3情報とし、前
記第1情報を再生すると同時に前記第3情報を前記光デ
ィスクの第2領域に記録する光ディスクを備えた情報記
録再生方式において、前記第1情報が予め記録された第
1領域はCDフォーマットに準拠した信号フォーマット
を有しかつその第1領域内に形成されたリードインエリ
アとプログラムエリアとリードアウトエリアとは前記光
ディスクの外周部に配置し、前記第3情報の記録される
前記第2領域はオレンジブック規格に準拠した信号フォ
ーマットを有しかつその第2領域内に形成されたリード
インエリアとプログラムエリアとリードアウトエリアと
は追記領域とされ前記光ディスクの内周部に配置した。
【0006】請求項2記載の発明では、第1領域に予め
記録された第1情報の記録信号は、記録時において追記
領域である第2領域のリードインエリアのスタート半径
よりCD規格を満たす線速で光ディスク若しくは原盤露
光時の光ディスク原盤のCLV回転を開始させると同時
に、前記第1領域のリードインエリアの記録を開始しリ
ードアウトエリアまで記録された信号からなる追記型コ
ンパクトディスクを設けた。
【0007】請求項3記載の発明では、第1領域に予め
記録された第1情報を再生し、この第1情報に新たに第
2情報を付加して第3情報とし、前記第1情報を再生す
ると同時に前記第3情報を前記光ディスクの第2領域に
記録する光ディスクを備えた情報記録再生方式におい
て、光ディスクの第1情報が予め記録された第1領域を
再生する第1光ピックアップと、この第1光ピックアッ
プより再生された再生信号のエラー訂正を行うエラー訂
正化手段と、このエラー訂正化手段によりエラー訂正さ
れた後の訂正信号を再生する再生化手段と、新たに入力
される情報信号を追記する追記化手段と、前記訂正信号
と前記情報信号とをミキシングするミキシング手段と、
このミキシング後のミキシング信号にエラー訂正符号を
付加するエラー訂正符号付加手段と、EFM変調するE
FM変調手段と、この変調された変調信号を追記領域に
記録する第2光ピックアップとを設けた。
【0008】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
発明において、第1領域に予め記録された情報のみを再
生する第1モードと、前記第1領域に予め記録された情
報と新たに入力される情報とを合成した合成情報を記録
する第2モードと、前記合成された合成情報を再生する
第3モードとを選択する情報モード選択手段を設けた。
【0009】
【作用】請求項1〜3記載の発明においては、予め記録
された情報の再生、信号処理は再生位置のみの変更で従
来のCDプレーヤの構成をそのまま用いることが可能と
なり、また、第1情報と第2情報とを合成した第3の情
報は最終的にレッドブックの規格に準拠したフォーマッ
トで第1情報の内側の領域に記録されるため、市販のC
Dプレーヤを用いて再生することが可能となる。
【0010】請求項4記載の発明においては、第1モー
ドで録音前のリハーサルを何回も行うことができ、第2
モードで本番を行い、第3モードで自作のCDを鑑賞す
ることが可能となる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。ここでは、光ディスクとして、追記型コンパクトデ
ィスク(CD−WO)を用い、以下具体例として、予め
記録された情報が「カラオケ」とし、ユーザの記録した
い新たな情報が本人の「歌声」とした場合、その予め記
録された情報を再生すると同時に、ユーザの記録したい
情報を再生情報に付加して記録する記録方式について説
明する。
【0012】図1は、その追記型コンパクトディスクの
構成例(請求項1に対応する)を示すものである。この
ディスクの外周部は第1領域としての既記録エリア1と
され、その内側の内周部は第2領域としての追記エリア
2とされている。まず、前記既記録エリア1は、第1情
報としてのカラオケの楽曲の入っているプログラムエリ
ア(PA1)と、その内側に配置されたカラオケ楽曲の
リードインエリア(LIA1)と、その外側に配置され
たカラオケ楽曲用のリードアウトエリア(LOA1)と
よりなっている。この既記録エリア1のデータフォーマ
ットは、CDフォーマットに準拠した形となっている。
なお、記録はスタンパーによってプリフォーマットされ
たものか、書込み装置により記録層に記録されたものか
いずれでもよい。
【0013】また、前記追記エリア2は、第2情報とし
ての歌声の付加された第3情報(カラオケ+歌声)が追
記できるようになっており、内側の領域から順に、パワ
ーキャリブレーションエリア(PCA)と、プログラム
メモリエリア(PMA)と、追記用のリードインエリア
(LIA2)と、追記用のプログラムエリア(PA2)
と、追記用のリードアウトエリア(LOA2)とからな
っている。この追記エリア2の位置及びデータフォーマ
ットは、オレンジブック規格に準拠した形となってい
る。
【0014】また、本実施例では、前記既記録エリア1
に予め記録された情報の記録信号は、記録時において追
記領域である追記エリア2のリードインエリアLIA2
のスタート半径よりCD規格を満たす線速で、光ディス
ク若しくは原盤露光時の光ディスク原盤のCLV回転を
開始させ、またこれと同時に、前記既記録エリア1のリ
ードインエリアLIA1の記録を開始しリードアウトエ
リアLOA1まで記録された信号からなっている。な
お、この記録信号の特性(請求項2に対応する)の具体
的な説明については、後述するディスクの作製方法の後
段において説明する。
【0015】さらに、ここでは、前記既記録エリア1に
予め記録された情報のみを再生する第1モードと、前記
既記録エリア1に予め記録された情報と新たに入力され
る情報とを合成した合成情報を記録する第2モードと、
前記合成された合成情報を再生する第3モードとを選択
する、図示しない情報モード選択手段が設けられてい
る。なお、この情報モード選択手段の3つのモード(請
求項4に対応する)については、後述する具体例の中で
順次説明していく。
【0016】次に、上述したような追記型コンパクトデ
ィスクを用いた情報記録再生方式の構成(請求項3に対
応する)を図2に基づいて説明する。この場合、本装置
は、追記型コンパクトディスク3の第1情報が予め記録
された既記録エリア1を再生する第1光ピックアップ4
と、この第1光ピックアップ4より再生された再生信号
aのエラー訂正を行うエラー訂正化手段5と、このエラ
ー訂正化手段5によりエラー訂正された後の訂正信号b
のみを再生する再生化手段6と、新たに入力される情報
信号cを追記する追記化手段7と、前記訂正信号bと前
記情報信号cとをミキシングするミキシング手段として
のデジタルミキシング回路8と、このミキシング後のミ
キシング信号dにエラー訂正符号を付加するエラー訂正
符号付加手段としての誤り検出訂正符号付加回路9と、
EFM変調するEFM変調手段としてのEFM変調回路
10と、この変調された変調信号eを追記領域である追
記エリア2に記録する第2光ピックアップ11とからな
っている。
【0017】前記第1光ピックアップ4は、ピックアッ
プ部12と、LD駆動回路13と、アンプ14とよりな
っている。前記エラー訂正化手段5は、2値化回路15
と、復調回路16と、誤り検出訂正回路17とよりなっ
ている。前記再生化手段6は、デジタルフィルタ18
と、D/Aコンバータ19と、アパーチャ回路20と、
アナログ低域フィルタ21と、アンプ22と、ヘッドフ
ォン23とよりなっている。前記追記化手段7は、マイ
ク24と、アンプ25と、ディザ発生回路26と、アナ
ログ低域フィルタ27と、サンプルホールド回路28
と、A/Dコンバータ29よりなっている。前記第2光
ピックアップ11は、ピックアップ部30と、LD駆動
回路31とよりなっている。
【0018】このような構成において、図1で示したよ
うな形状の追記型コンパクトディスク3を図2で示すよ
うな情報記録再生方式に載せ、「カラオケ」と「歌声」
とを重ね合わせ、追記領域である追記エリア2に書込み
を行う場合の動作について述べる。まず、カラオケ信号
の記録された追記型コンパクトディスク3のROM部を
第1光ピックアップ4により再生する。この時、ディス
クの回転は、再生するEFM信号による回転制御を行
う。そして、アンプ14でRF信号(再生信号a)を増
幅し、2値化回路15でデジタル信号とし、復調回路1
6によりEFMコードに復調され、誤り検出訂正回路1
7によりエラー訂正が行われる。次に、そのエラー訂正
が行われた訂正信号bはデジタルフィルタ18によりオ
ーバーサンプリングされ、D/Aコンバータ19により
アナログ信号に変換され、アパーチャ回路20で安定し
たアナログ信号となり、アナログ低域フィルタ21によ
り20KHz以上の高域をカットされ、アンプ22を通
してヘッドフォン23によりカラオケ音が出力される。
一方、ユーザは、そのカラオケに合わせてマイク24を
通して「歌声」を入力する。アンプ25で増幅した後、
ディザ発生回路26により量子化雑音を抑え、アナログ
低域フィルタ27で20KHz以上の高域をカットし、
サンプルホールド回路28、A/Dコンバータ29を通
してデジタル信号に変換する。このデジタル信号(情報
信号c)に変換された「歌声」と、前述した誤り検出訂
正後の「カラオケ」のデジダル化された再生信号bと
を、デジタルミキシング回路8により重ね合わせる。そ
して、合成されたミキシング信号dに誤り検出訂正符号
付加回路9によりエラー訂正符号を付加しCD−DAの
データフォーマットとし、EFM変調回路10によりE
FM変調し変調信号eを得る。さらに、LD駆動回路3
1を変調信号eで駆動し、第2光ピックアップ11のL
DをON、OFFさせ、これによりメディアの追記領域
に「歌声」の書込みを行う。この時のディスクの回転
は、第2光ピックアップ11による追記領域のPCA、
PMAへのアクセス時は、その第2光ピックアップ11
によるATIP信号により制御され、次に、第1光ピッ
クアップ4によるROM部へのアクセス時にEFM再生
信号による回転制御とし、この状態で第2光ピックアッ
プ11は記録を行う。
【0019】本実施例では、「カラオケ」と「歌声」と
は、デジタルミキシングを行ったが、カラオケのアナロ
グ再生信号と、歌声のアナログ入力信号とをアナログミ
キシングし、これをデジタル信号にしてもよい。歌声の
録音が終了すると、ディスクの回転を第2光ピックアッ
プ11で再生されるATIP信号による回転制御とし、
レッドブック規格に準拠してリードアウトエリアLOA
2の書込みを行い、さらに、TOC(Table Of Cont
ent)をリードインエリアLIA2に書込み、メディアへ
の書込みを終了する。
【0020】また、本装置には、図示しない録音一時停
止ボタンがあり、これを押すことにより、今まで録音中
の楽曲の終了時間をPMAに記録し、次の楽曲をスター
トする場合はトラックNoを+1として開始時間をPM
Aに記録する。また、図示しないトラックNoインクリ
メントボタンがあり、これを押すことにより、録音中の
楽曲のトラックNoを+1にすることができる。これに
より、ユーザは、メディアに記録されているカラオケ楽
曲の順に連続して録音しても良いし、各楽曲を一曲ずつ
中断しながら録音してもよい。
【0021】ここで、前述した情報モード選択手段の説
明を行う。これまで述べてきた動作内容は「録音モー
ド」であり、この「録音モード」は情報モード選択手段
の第2モードに相当するものである。また、この他に、
「カラオケ」だけを聞きたいような場合は、「カラオケ
モード」のボタンを押すことにより、そのカラオケだけ
の再生を行うことができる。この「カラオケモード」は
情報モード選択手段の第1モードに相当するものであ
る。さらに、録音した「カラオケ+歌声」の楽曲は、
「リスニングモード」ボタンを押すことにより、第1光
ピックアップ4は追記部に記録された「カラオケ+歌
声」の再生を行う。この「カラオケ+歌声」は情報モー
ド選択手段の第3モードに相当するものである。
【0022】以上のような実施例では、CDフォーマッ
トがCD−DAの場合であったが、この他に、CD−R
OM、CD−Iのデータフォーマトでも行うことがで
き、また、合成情報がデータ画像であってもよい。
【0023】最後に、追記型コンパクトディスク3の作
製方法を図3に基づいて説明する。底面に設けられたA
TIP基板32は、φ120mmのポリカーボネート製
とされており、その外周部には、カラオケ楽曲用のリー
ドインエリアLIA1と、プログラムエリアPA1と、
リードアウトエリアLOA1との各信号がプリフォーマ
ットされている。このATIP基板32上には、光吸収
層33が形成されている。この光吸収層33は、ほぼ溝
なりに塗布される。この場合、光吸収層33は、2,
2,3,3−テトラフロロプロパノールに2−メトキシ
エタノールを5重量%加えた溶剤に、シアニン色素(日
本感光色素製NK2929)を1.8重量%だけ溶解し
た塗布液を、φ38mmより外周側の全面にスピンコー
ティングすることにより形成することができる。この光
吸収層33の上部には、Au34が約1000Åの厚さ
だけ設けられており、これにより反射層を構成してい
る。そのAu34の上部には、紫外線硬化樹脂からなる
保護膜35が約3μmの厚さに形成されている。このよ
うにして最終的に、追記型コンパクトディスク3が仕上
がることになる。本実施例では、プリフォーマットのカ
ラオケ情報をプリレコードしてもよい。
【0024】ここで、カラオケ情報(請求項2の第1情
報に相当する)であるROM信号(請求項2の記録信号
に相当する)の記録の方法としては、追記用のリードイ
ンエリアLIA2の開始半径よりCD規格を満たす線速
(1.2〜1.4m/s)で光ディスク又は原盤露光時
の原盤をCLV(Constant Linear Velocity)回転
させ、これと同時に、この時のディスク回転状態でカラ
オケ楽曲用のリードインエリアLIA1の書込みを開始
させ、CLV回転状態のまま、プログラムエリアPA1
からリードアウトエリアLOA1まで書込みを行うこと
により、ROM信号の記録を行うようにしたものであ
る。
【0025】上述したように、予め記録された情報は従
来のCDの情報位置のみの変更であり、その情報の再
生、信号処理を行う構成は従来のCDプレーヤの構成を
そのまま用いることができ、また、「カラオケ」の情報
と「歌声」の情報とを合成した「カラオケ+歌声」の情
報は最終的にレッドブックの規格に準拠したフォーマッ
トで「カラオケ」の情報の内側の領域に記録されるた
め、市販のCDプレーヤを用いて再生することができ
る。また、「カラオケモード」で録音前のリハーサルを
何回も行うことができ、「録音モード」で本番を行い、
「リスニングモード」で自作のCDを鑑賞することが可
能となる。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、第1領域に予め
記録された第1情報を再生し、この第1情報に新たに第
2情報を付加して第3情報とし、前記第1情報を再生す
ると同時に前記第3情報を前記光ディスクの第2領域に
記録する光ディスクを備えた情報記録再生方式におい
て、前記第1情報が予め記録された第1領域はCDフォ
ーマットに準拠した信号フォーマットを有しかつその第
1領域内に形成されたリードインエリアとプログラムエ
リアとリードアウトエリアとは前記光ディスクの外周部
に配置し、前記第3情報の記録される前記第2領域はオ
レンジブック規格に準拠した信号フォーマットを有しか
つその第2領域内に形成されたリードインエリアとプロ
グラムエリアとリードアウトエリアとは追記領域とされ
前記光ディスクの内周部に配置したので、予め記録され
た情報は従来のCDの情報位置のみの変更であり、その
情報の再生、信号処理を行う構成は従来のCDプレーヤ
の構成をそのまま用いることができ、また、第1情報と
第2情報とを合成した第3の情報は最終的にレッドブッ
クの規格に準拠したフォーマットで第1情報の内側の領
域に記録されるため、市販のCDプレーヤを用いて再生
することができ、これにより経済的で汎用性のかなり高
いディスク並びに装置を提供することができるものであ
る。
【0027】請求項2記載の発明は、第1領域に予め記
録された第1情報の記録信号は、記録時において追記領
域である第2領域のリードインエリアのスタート半径よ
りCD規格を満たす線速で光ディスク若しくは原盤露光
時の光ディスク原盤のCLV回転を開始させると同時
に、第1領域のリードインエリアの記録を開始しリード
アウトエリアまで記録された信号からなる追記型コンパ
クトディスクを設けたので、請求項1記載の発明の場合
と同様な効果を得ることができるものである。
【0028】請求項3記載の発明は、第1領域に予め記
録された第1情報を再生し、この第1情報に新たに第2
情報を付加して第3情報とし、前記第1情報を再生する
と同時に前記第3情報を前記光ディスクの第2領域に記
録する光ディスクを備えた情報記録再生方式において、
光ディスクの第1情報が予め記録された第1領域を再生
する第1光ピックアップと、この第1光ピックアップよ
り再生された再生信号のエラー訂正を行うエラー訂正化
手段と、このエラー訂正化手段によりエラー訂正された
後の訂正信号を再生する再生化手段と、新たに入力され
る情報信号を追記する追記化手段と、前記訂正信号と前
記情報信号とをミキシングするミキシング手段と、この
ミキシング後のミキシング信号にエラー訂正符号を付加
するエラー訂正符号付加手段と、EFM変調するEFM
変調手段と、この変調された変調信号を追記領域に記録
する第2光ピックアップとを設けたので、請求項1記載
の発明の場合と同様な効果を得ることができるものであ
る。
【0029】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、第1領域に予め記録された情報のみを再生
する第1モードと、前記第1領域に予め記録された情報
と新たに入力される情報とを合成した合成情報を記録す
る第2モードと、前記合成された合成情報を再生する第
3モードとを選択する情報モード選択手段を設けたの
で、第1モードで録音前のリハーサルを何回も行うこと
ができ、第2モードで本番を行い、第3モードで自作の
CDを鑑賞することができ、これにより汎用性を一段と
高めることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である光ディスクの記憶領域
のフォーマット構成を示す模式図である。
【図2】情報記録再生方式の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】光ディスクの断面形状を示す断面図である。
【符号の説明】
1 第1領域 2 第2領域 3 光ディスク 4 第1光ピックアップ 5 エラー訂正化手段 6 再生化手段 7 追記化手段 8 ミキシング手段 9 エラー訂正符号付加手段 10 EFM変調手段 11 第2光ピックアップ LIA1,LIA2 リードインエリア PA1,PA2 プログラムエリア LOA1,LOA2 リードアウトエリア

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1領域に予め記録された第1情報を再
    生し、この第1情報に新たに第2情報を付加して第3情
    報とし、前記第1情報を再生すると同時に前記第3情報
    を第2領域に記録する光ディスクを備えた情報記録再生
    方式において、前記第1情報が予め記録された第1領域
    はCDフォーマットに準拠した信号フォーマットを有し
    かつその第1領域内に形成されたリードインエリアとプ
    ログラムエリアとリードアウトエリアとは前記光ディス
    クの外周部に配置され、前記第3情報の記録される前記
    第2領域はオレンジブック規格に準拠した信号フォーマ
    ットを有しかつその第2領域内に形成されたリードイン
    エリアとプログラムエリアとリードアウトエリアとは追
    記領域とされ前記光ディスクの内周部に配置されている
    ことを特徴とする情報記録再生方式。
  2. 【請求項2】 第1領域に予め記録された第1情報の記
    録信号は、記録時において追記領域である第2領域のリ
    ードインエリアのスタート半径よりCD規格を満たす線
    速で光ディスク若しくは原盤露光時の光ディスク原盤の
    CLV回転を開始させると同時に、前記第1領域のリー
    ドインエリアの記録を開始しリードアウトエリアまで記
    録された信号からなることを特徴とする追記型コンパク
    トディスク。
  3. 【請求項3】 第1領域に予め記録された第1情報を再
    生し、この第1情報に新たに第2情報を付加して第3情
    報とし、前記第1情報を再生すると同時に前記第3情報
    を第2領域に記録する光ディスクを備えた情報記録再生
    方式において、光ディスクの第1情報が予め記録された
    第1領域を再生する第1光ピックアップと、この第1光
    ピックアップより再生された再生信号のエラー訂正を行
    うエラー訂正化手段と、このエラー訂正化手段によりエ
    ラー訂正された後の訂正信号を再生する再生化手段と、
    新たに入力される情報信号を追記する追記化手段と、前
    記訂正信号と前記情報信号とをミキシングするミキシン
    グ手段と、このミキシング後のミキシング信号にエラー
    訂正符号を付加するエラー訂正符号付加手段と、EFM
    変調するEFM変調手段と、この変調された変調信号を
    追記領域に記録する第2光ピックアップとを備えるよう
    にしたことを特徴とする情報記録再生方式。
  4. 【請求項4】 第1領域に予め記録された情報のみを再
    生する第1モードと、前記第1領域に予め記録された情
    報と新たに入力される情報とを合成した合成情報を記録
    する第2モードと、前記合成された合成情報を再生する
    第3モードとを選択する情報モード選択手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項3記載の情報記録再生方式。
JP4187922A 1992-07-15 1992-07-15 追記型コンパクトディスク及び情報記録再生方式 Pending JPH0636465A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5817507A (ja) * 1981-07-13 1983-02-01 ベラルド・マツサ−リ オ−デイオ・テ−プカ−トリツジ録音システム
JPH0397046A (ja) * 1989-09-11 1991-04-23 Victor Co Of Japan Ltd 追記型情報記録媒体の情報管理方法
JPH03237631A (ja) * 1990-02-14 1991-10-23 Sony Corp 記録媒体
JPH04162261A (ja) * 1990-10-25 1992-06-05 Pioneer Electron Corp 情報記録ディスク及び情報再生方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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