JPH0397046A - 追記型情報記録媒体の情報管理方法 - Google Patents

追記型情報記録媒体の情報管理方法

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JPH0397046A
JPH0397046A JP1235243A JP23524389A JPH0397046A JP H0397046 A JPH0397046 A JP H0397046A JP 1235243 A JP1235243 A JP 1235243A JP 23524389 A JP23524389 A JP 23524389A JP H0397046 A JPH0397046 A JP H0397046A
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桜井 幸光
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、完結した読出し専用域(例えば、CD−RO
Mフォーマットに準拠したもの)を有する追記型情報記
録媒体であって、かつ、追記可能な追記型情報記録媒体
及びその情報管理方法に関するものである。
(技術的背景) デジタルオーディオディスクとして開発されたCD(コ
ンパクトディスク)は、直径12cmの光ディスクに約
500〜6 0 0N byteという大量の情報を記
録できるため、近年、磁気ディスク(例えば、フロッピ
ーディスク・ハードディスク)とともに読出し専用の情
報記録媒体として活用され始めている。CDをこのよう
な情報記録媒体としたものは、CD−ROMと呼ばれ、
辞書,地図などの流通メディアとして商品化されている
CD−ROMの物理的特性や物理的フォーマット(例え
ば、ディスク自体の物理的構造、光学的特性、信号処理
方式、エラー訂正方式、セクタ数、セクタ容量など)は
、CDプレーヤ(ドライブ)での再生を可能とするため
、フィリップス社刊のCD規格書(レッドブック),C
D−ROM規格書(イエローブック)で規格化され、こ
れが事実上の標準となっている。
さらに、最近では、物理的フォーマットとアプリケーシ
ョン層との間に位置する論理フォーマット(例えば、デ
ィレクトリ・ファイル管理など)もIsO−9660と
して規格・標準化されている。この結果、各社のCD−
ROMはいわゆる互換性を有することとなり、今後、C
D−ROMは情報記録媒体として急速に普及することが
予想される。
一方、上述した再生専用のCD−ROMに対して記録可
能な光(磁気)ディスクの開発も盛んである。このよう
な光(磁気)ディスクとしては、一度だけ書き込みが可
能な追記型(write once)光ディスクと、消
去して繰り返し書き込みが可能な書き換え型光(磁気)
ディスクとがある。
書き換え型光(磁気)ディスクは、光磁気や相変化を利
用しているため、上述したCDやCD−ROMとは物理
的特性が異なり、両者間で互換性をとることは現段階で
は困難である。
これに対して、追記型光ディスクでは、消去・再書き込
みに対して考慮する必要がないため、媒体の材質を適宜
選択することにより、音楽用CD,CD−ROMと互換
性のある物理的特性をもたせることは必ずしも困難では
ない。したがって、物理フォーマット,論理フォーマッ
トを音楽用CD,CD−ROMと同一にすることで−、
CDプレーヤ(CD−ROMプレーヤ)での再生が可能
となる。
例えば、追記型ディスクを音楽用CDとして使用するも
のとして、店舗にストックしてある音楽データから顧客
の要望に応じて数曲選択し、この数曲分の音楽データの
管理に必要な管理情報(Table ofConten
ts m T O C )を生成して、このTOCと音
楽データとを同時に追記型光ディスクに記録してオリジ
ナルな音楽用CDを作ることが行なわれつつある。
さらに、追記型ディスクは、大容量の情報を記録できる
ため、内周部をスタンバ処理やインジエクション処理に
より形成した読出し専用域とし、その外周部を追記可能
域とした混合型の一部追記型ディスク(Partial
 Write Once)もある。また、内周部を予め
追記書き込みした読出し専用域とし、その外周部を事後
の追記可能域とした混合型の全部追記型ディスク(Fu
ll Write Once)がある。
このような混合型の追記型ディスクの内周部に設けられ
る読出し専用域では、物理フォーマット,論理フォーマ
ット上で、CD−ROMと互換性をとることにより、C
Dプレーヤ(CD−ROMプレーヤ)での再生が可能と
なる。つまり、読出し専用域については、多数のファイ
ルの論理的位置や階層化されたディレクトリ構造を、マ
スタリング処理や書き込みに先きだって比較的大型の(
ホスト)コンピュータで最適となるように処理して、最
終的なファイル,ディレクトリ,ボリュームなどの管理
情報を生成し、この最終的な管理情報とともに情報デー
タを一括して書き込めばよい。
一方、外周部の追記可能域は、新たに追加されたファイ
ルやディレクトリをその都度管理する必要があり、効率
的な情報管理をするためには、ディレクトリ構造の変化
に応じた管理情報を生成して書き換える必要がある。し
かし、追記型光ディスクは同一の領域(部分)には一度
しか追記できないので、常に更新される管理情報は、別
の書き換え可能な情報記録媒体、例えばフロッピーディ
スクに記録し、記録情報用追記型光ディスクと情報管理
用のフロッピーディスクを一対として使用するなど、追
記可能域に対する独自の管理システムが必要であった。
(発明が解決しようとする課題) したがって、一個の情報記録媒体(混合型の追記型ディ
スク)上に、読出し専用域と追記可能域とを共存させて
も、両者を管理する別個の情報管理システムが必要であ
り、両領域内の情報を統一的、例えば、読出し専用域の
ファイルと追記可能域のファイルとを同一のディレクト
リ下で一括管理する事は容易でなく、一括管理するため
には、論理フォーマットよりも上位レベルであるアプリ
ケーション層で対応するしかなく、ファイル・ディレク
トリ管理の効率(スピード)が著しく低下したり、媒体
(混合型追記ディスク)レベルでの互換性維持が困難と
なる問題があった。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決するために、第2図(A)及び
(B)に示すように、 管理情報領域BEと記録情報領域DEとを有し終了管理
情報(ターミネータ識別子VDT・)により完結した読
出し専用域ROと、追記可能な追記可能域WEと、前記
追記可能域WEを指定する指定管理情報とからなる追記
型情報記録媒体(例えば、第3図の光ディスク1)であ
って、前記追記可能域WEに、管理情報領域BE (I
I)と記録情報領域DE (n)とが設定され、前記追
記可能域WEの記録情報領域DE (n)には、記録情
報(例えば、ファイルF及びオーディオ・データAD)
と、この記録情報に関する下層管理情報(ディレクトリ
dir )と、追記により変更された前記追記可能域W
E及び前記読出し専用域ROに関する基底管理情報(ル
ートディレクトリR−dir,パステーブルPT)とが
記録され、前記追記可能域WEの管理情報領域BE (
II)には、前記記録情報領域WEの前記基底管理情報
,を指標する指標管理情報(ボリューム識別子SvD)
が記録された追記型情報記録媒体を提供すると共に、 第1図に示すように、管理情報領域BEと記録情報領域
DEとを有し終了管理情報(ターミネータ識別子VDT
)により完結した読出し専用域ROと、追記可能な追記
可能域WEと、前記追記可能域WEを指定する指定管理
情報とからなる追記型情報記録媒体(例えば、第3図の
光ディスク1)に対する追記の情報管理方法であって、
前記指定管理情報から追記可能域WEを把握する過程(
ステップ101)と、 前記追記可能域WEに、管理情報領域BE(II)と記
録情報領域DE (II)とを設定する過程(スチップ
106)と、 前記完結した読出し専用域ROの管理情報領域BEと前
記追記可能域WEの管理情報領域BE(n)とから指標
管理情報(ボリューム識別子SvD)を読み出す過程(
ステップ104)と、前記追記可能域WEの記録情報領
域DE (n)に記録情報(例えば、ファイルF及びオ
ーディオ・データAD)を追記する過程(ステップ10
9)と、 前記追記された記録情報に関する下層管理情報(ディレ
クトリ旧r)を前記追記可能域WEの記録情報領域DE
 (II)に追記する過程(ステップ109)と、 前記追記により変更された前記追記可能域WE及び前記
読出し専用域ROに関する基底管理情報(ルートディレ
クトリR−dir,バステーブルPT)を前記追記可能
域WEの記録情報領域DE(n)に追記する過程(ステ
ップ109)と、前記追記された追記可能域WEの記録
情報領域DE (If)の前記基底管理情報を指標する
指標管理情報(ボリューム識別子SVD)を前記追記可
能域WEの管理情報領域BE (II)に追記する過程
(ステップ112)とからなる情報管理方法を提供する
ものである。
(作用) 追記型光ディスク記録再生装置では、指定管理情報を基
に、追記可能域WEの開始位置LSN(Y)が把握され
て、読出し専用域RO内の管理情報領域BEと追記可能
域WEから読出された最後の指標管理情報(ボリューム
識別子SVD)により指標された最新の基底管理情報(
ルートディレクトリR−dir,バステーブルPT)を
基に、下層管理情報(ディレクトリdir )−を遡っ
て読出し専用域RO及び追記可能域WEの記録情報が把
握されて、再生・追記される。
CD−ROMプレーヤのような読出し専用装置では、読
出し専用域RO内の管理情報領域BEから読出された終
了管理情報の直前の指標管理情報(ボリューム識別子S
VD)により指標された最新の基底管理情報(ルートデ
ィレクトリR−dir.パステーブルPT)を基に、下
層管理情報(ディレクトリdir )を遡って読出し専
用域RO内の記録情報が把握されて再生される。
(実施例) 本発明になる追記型情報記録媒体及びその情報管理方法
の一実施例について詳細に説明する。
第1図は本発明になる追記型情報記録媒体の情報管理方
法を示すフローチャート、第2図(A)及び(B)は本
発明になる追記型情報記録媒体の論理フォーマットを示
す図、第3図は情報記録媒体の概要図、第4図は情報管
理方法を実行する追記型光ディスク記録再生装置の構戊
図、第5図(A)及び(B)は追記型情報記録媒体の特
に読出し専用域の一例を示す図、第6図(A)〜(C)
は追記型情報記録媒体のファイル・ディレクトリ構造の
例を示す図である。
第3図において、1は円盤状の追記型情報記録媒体(以
下、光ディスクを例とする)であり、この光ディスク1
は所定の物理的特性を充足するものである。光ディスク
1の内周部1Aには読出し専用域が設けられ、外周部I
Bは追記可能域となっている。内周部1Aの読出し専用
域には、所定の物理フォーマットで情報が予め記録・書
き込まれている。
光ディスク1は、内周部1Aをスタンバ処理やインジエ
クション処理により形或した読出し専用域とし、その外
周部IBを追記可能域とした混合型の一部追記型ディス
ク(Part1al WrlLe Once)でも、ま
た、内周部1Aを予め追記書き込みし完結した読出し専
用域とし、その外周部1Bを事後の追記可能域とした混
合型の全部追記型ディスク(Full Write O
nce)でも良い。
また、ディスク1には、タイムコードが変調信号として
記録されたスバイラル状の案内溝( Pre−groo
ve)が形威してあり、前記読出し専用域内には、追記
可能域の開始位置を指定する指定管理情報が変調信号と
して前記案内溝に記録されている。
案内溝に記録された前記タイムコード及び指定管理情報
は、再生トラッキングエラー信号から復調されるもので
ある。
第2図(A)は前記光ディスク1に形成されるスパイラ
ル状の情報領域をその径方向の位置を横軸にとって展開
して示したものである。下側の指標は径方向の位置を[
lIm]単位で示し、上側の指標は起点を径方向の位置
を50.0[mm]とした時のタイムコード及び論理セ
クタ番号を示している。
光ディスク1には、物理アドレス(タイムコード)の0
0 : 02. 7 00のセクタを先頭とする論理セ
クタ番号L S N (Logical Sector
 Number)が設定されている。LSNO−LSN
15はシステム予約エリアとした空き領域である。
LSN16は読出し専用域の開始位置であり、LSN(
Y)は前記指定管理情報により指定される追記可能域の
開始位置である。
LSN16〜LSN (X−1)まではボリューム・デ
ィスクリプタ群領域、すなわち、読出し専用域の管理情
報領域BEである。LSN(X)〜LSN (Y−1)
は読出し専用域の記録情報領域DEである。
LSN(Y)以降が追記可能域WEであり、後述するよ
うに、管理情報領域BE(II)と記録情報領域DE 
(II)とに設定される。
前記読出し専用域及び追記可能域には、以下の論理フォ
ーマットで書き込まれる(150−966 0 / I
ll−Sierraフォマット準拠)。
記録情報領域には、ファイルF(記録情報),オーディ
オ・データAD(記録情報),ディレクトリdir  
(下層管理情報),ルートディレクトリRdlr  (
基底管理情報),バステーブルPT(基底管理情報)な
どが書き込まれる。
ファイルFはファイル内のデータ自体であり、オーディ
オ・データADはオーディオ・データ自体である。ディ
レクトリdir  (ディレクトリ・エントリ)は、そ
のディレクトリ下の子ディレクトリの名称・長さ・位置
またはそのディレクトリ下のファイルの名称・長さ・位
置などを示す。ルートディレクトリRdirは、ルート
ディレクトリ下の子ディレクトリの名称●長さ●位置ま
たはルートディレクトリ下のファイルの名称・長さ・位
置などを示す。バステーブルPTは、ディレクトリの先
頭を指す一覧表、具体的には、すべてのディレクトリを
ナンバリングしてその位置(論理セクタ番号)を整理し
たものである。
管理情報領域には、ボリューム識別子(指標管理情報)
 S V D  [Suplement Volume
 Descriptor],パーティション(分割)識
別子V P D [VolusePartition 
Descriptorl ,  ターミネータ(終了)
識別子(終了管理情報) V D T  [Volum
e Descrlptor TerIlinator]
などが書き込まれる。
ボリューム識別子SVDは、記録情報領域内のルートデ
ィレクトリR dirの長さ・位置や同内のパステーブ
ルPTの長さ・位置を示す。このボリューム識別子SV
Dは、より後のタイムコードを持つもの、すなわち、最
後に書き込まれたものが有効である。
パーティション識別子VPDは記録情報領域内の分割領
域(ディレクトリ構造下にない領域、例えば、オーディ
.オ・データ)の長さ・位置を示す。
このパーティション識別子VPDは書き込まれたものが
すべて有効である。
ターミネータ識別子VDTは管理情報領域内のボリュー
ム識別子群の並びの終りを示す。このターミネータ識別
子VDTにより該当ボリュームが完結して以後の書き込
みが不可能となる。
次に、前記内周部1Aの読出し専用域について具体的に
説明する。第5図(A)及び(B)は上述した論理フォ
ーマットによって予め書き込まれた読出し専用域を示す
ものである。
前記読出し専用域には、例えば、第6図(A)に示すフ
ァイル・ディレクトリ構造を経て最終的に、同図(B)
に示すファイル・ディレクトリ構造の内容が記録・書き
込まれている。
最初に、第5図(A)を参照してISO−9660に準
拠した例について説明する。
ファイルFa及びファイルFbと、このディレクトリ構
造下にない分割領域のオーディオ・データADとが書き
込まれている。そして、ディレクトリAの下層管理情報
がディレクトリ旧『Aとして、ルートディレクトリ『0
0t下の基底管理情報がルートディレクトリR−dlr
として、さらに、生成されたバステーブルPTがいずれ
も記録情報領域DE内に書き込まれている。そして、ル
ートディレクトリR−dir,パステーブルPTの指標
管理情報であるボリューム識別子SVDと、分割領域の
オーディオ・データADの管理情報であるパーティショ
ン識別子VPDとが管理情報領域BE内に書き込まれて
いる(第6図(A)のファイル・ディレクトリ構造対応
分)。
さらに、ディレクトリC,ファイルC,ファイルdカ(
書き込まれ、ディレクトリC下の下層管理情報であるd
lr Cと、追加により変化した新たな基底管理情報で
あるルートディレクトリR−dir,パステーブルPT
が、いずれも記録情報領域DEに書き込まれている。さ
らに、最新のルートディレクトリR−dir,パステー
ブルPTを示す指標管理情報としてボリューム識別子S
VDが管理情報領域BE内に書き込まれている(第6図
(B)のファイル・ディレクトリ構造対応分)。
さらに、情報管理領域に終了管理情報であるターミネー
タ識別子VDTが書き込まれている。書き込まれたター
ミネータ識別子VDTにより該当ボリュームが完結し、
完結した読出し専用域となっている。
また、第5図CB)は、フィリップス社刊のCD−RO
M規格書(イエローブック)に準拠して、物理アドレス
(タイムコード)の00:00:00より前にLead
−in部、記録情報領域の後にLead−out部が書
き込まれた例である。これは、CD−ROMと互換性が
とられ、CD−ROMプレーヤでの再生が可能な完結し
た読出し専用域を有する光ディスクである。
前記第5図(A)及び(B)に示したような完結した読
み出し専用域を有する光ディスク1は、CD−ROMプ
レーヤのような読出し専用装置では、読出し専用域RO
内の管理情報領域BEから読出された終了管理情報(タ
ーミネータ識別子VDT)の直前の指標管理情報(ボリ
ューム識別子SVD)により指標された記録情報領域D
Eの基底管理情報(ルートディレクトリR−dir,バ
ステーブルPT)を基に、下層管理情報(ディレクトリ
dir )を遡って読出し専用域RO内の記録情報が把
握されて再生される。なお、読出し専用装置は、図中の
矢印による順序でファイル・ディレクトリを検索アクセ
スする。
次に、追記型光ディスク記録再生装置による情報管理方
法について説明する。第4図は情報管理方法を実行する
追記型光ディスク記録再生装置の構成図である。
同図中、2は光ディスク1が装着されるディスクドライ
ブであり、3はディスクドライブ2をコントロールする
ディスクコントローラである。ディスクドライブ2に装
着された光ディスク1は、ディスクコントローラ3によ
り所定の物理的フォーマットを充足して書き込みされる
ように構成されている。
4は前記ディスクコントローラ3を管理下におく (ホ
スト)コンピュータであり、第1図に詳述するフローチ
ャートに従ってディスクコントローラを制御して、第2
図(B)に示すような論理フォーマットで情報が光ディ
スク1上に追記記録される(なお、同図は、前記第5図
(B)に示したような完結した読み出し専用域を有する
光ディスク1に対するもの)。(ホスト)コンピュータ
4は所定容量の管理用メモリを有するものである。
前記第5図(A)及び(B)に示したような完結した読
み出し専用域を有する光ディスク1がディスクドライブ
2に装着されると、光ディスク1から再生トラッキング
エラー信号から案内溝に記録された前記タイムコード及
び指定管理情報とが復調される(ステップ100)。そ
して、指定管理情報の存在から、追記型ディスクである
ことが認識され、読出し専用域と追記可能域との境界、
すなわち、追記可能域の開始位置である論理七クタLS
N(Y)が把握される(ステップ101,102)。な
お、追記型ディスクでないときは、通常の光ディスクに
対する動作が実行される(ステップ102,103)。
続いて、読出し専用域RO内の管理情報領域BEと追記
可能域WEの開始位置LSN (Y)に続く追記可能域
WE (管理情報領域の)内の指標管理情報(ボリュー
ム識別子SVD)とが読出されて、最後に読出された指
標管理情報により指標された基底管理情報(ルートディ
レクトリR−dir,パステーブルPT)を基に、下層
管理情報(ディレクトリ旧『)を遡って読出し専用域R
O内及び追記可能域WE内の記録情報が把握される(ス
テップ104)。
最後に読出された指標管理情報(ボリューム識別子SV
D)が追記可能域WEにないときは、追記可能域WEを
管理情報領域BE (II)と例えば、論理セクタLS
N (Z)から開始される記録情報領域DE (n)と
に設定する(ステップ105.106)。続いて、読出
し及び書き込みの操作要求を待つ(ステップ107)。
そして、例えば、第6図(C)に示すファイル・ディレ
クトリ構造の書き込み要求があったとする。すると、フ
ァイルFeと、ディレクトリE下の下層管理情報である
d1r Eと、追加により変化した新たな基底管理情報
であるルートディレクト’JR−dir,パステーブル
PTとが、いずれも記録情報領域DE (II)に書き
込まれる。そして、新たなルートディレクトリR−di
r,バステーブルPTを示す指標管理情報として(ホス
ト)コンピュータ4の管理用メモリ内のボリューム識別
子SVDが更新サレル(ステップ108,109.11
0)。
そして、追記が終了すると、管理用メモリ内のボリュー
ム識別子SVDが管理情報領域BE (n)内に書き込
まれる(ステップ111,112)。
なお、読出し操作要求のときは、対応したファイル,デ
ィレクトリなどを読み出す(ステップ113)。
このように、追記型光ディスク記録再生装置では、指定
管理情報を基に、追記可能域WEの開始位置LSN(Y
)が把握されて、読出し専用域RO内の管理情報領域B
Eとこれに続く追記可能域WE (内の管理情報領域B
E(II))とから指標管理情報(ボリューム識別子S
VD)が読出される。そして、最後に読出された指標管
理情報(ボリューム識別子SVD)により指標された最
新の基底管理情報(ルートディレクトリR−dir,パ
ステーブルPT)を基に、下層管理情報(ディレクトリ
dir )を遡って読出し専用域RO及び追記可能域W
Eの記録情報が把握されて、再生・追記される。したが
って、読出し専用域ROの記録情報の階層構造を書き替
えることが可能となり、読出し専用域ROと追記可能域
WEとを統一的に管理t,4多数のファイルやディレク
トリを効率的に管理することができる。
なお、本実施例では、追記可能域WEの開始位置LSN
(Y)を指定する指定管理情報を案内溝の変調信号とし
て設けたが、これに限定されるものではない。例えば、
Lead−in領域のサブコードを拡張したり、記録情
報領域DE内にオーディオパーティションを設けて、フ
ィリップス社刊のCD−ROM規格書(イエローブック
)に準拠して書き込んでも良い。さらに、Lead−o
ut領域のサブコードを利用しても良い。
また、読出し専用域ROの最終的な基底管理情報(終了
管理情報の直前の指標管理情報により指標された基底管
理情報)を、常時、(ホスト)コンピュータ4の管理用
メモリ上に展開し、読出し専用域中で必要なファイル・
ディレクトリに関する(基底)管理情報のみを、追記可
能域WEの基底管理情報領域BE(II)の基底管理情
報内に取り込んでも良い。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明によれば、追記型光ディス
ク記録再生装置装着時では、追記可能域に記録情報の追
記書き込みが可能で、さらに、読出し専用域の記録情報
の階層構造を書き替えることが可能となり、読出し専用
域と追記可能域とを統一的に管理して多数のファイルや
ディレクトリを効率的に管理することができる。
また、CD−ROMプレーヤのような読出し専用装置装
着時では、従来と同様に読出し専用域の記録情報を再生
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる追記型情報記録媒体の情報管理方
法を示すフローチャート、第2図(A)及び(B)は本
発明になる追記型情報記録媒体の論理フォーマットを示
す図、第3図は情報記録媒体の概要図、第4図は情報管
理方法を実行する追記型光ディスク記録再生装置の構戊
図、第5図(A)及び(B)は追記型情報記録媒体の特
に読出し専用域の一例を示す図、第6図(A)〜(C)
は追記型情報記録媒体のファイル・ディレクトリ構造を
示す図である。 1・・・情報記録媒体(光ディスク)、4・・・(ホス
ト)コンピュータ、 RO・・・読出し専用域、 WE・・・追記可能域、 BE・・・読出し専用域の管理情報領域、DE・・・読
出し専用域の記録情報領域、BE (n)・・・追記可
能域の管理情報領域、DE(■)・・・追記可能域の記
録情報領域、F・・・ファイル(記録情報)、 AD・・・オーディオ・データ(記録情報)、dir・
・・ディレクトリ(下層管理情報)、Rdlr・・・ル
ートディレクトリ(基底管理情報)PT・・・パステー
ブル(基底管理情報)、SVD・・・ボリューム識別子
(指標管理情報)、VPD・・・パーティション(分割
)識別子、VDT・・・ターミネータ識別子(終了管理
情報)LSN(Y)・・・再追記可能域の開始位置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)管理情報領域と記録情報領域とを有し終了管理情
    報により完結した読出し専用域と、追記可能な追記可能
    域と、前記追記可能域を指定する指定管理情報とからな
    る追記型情報記録媒体であって、前記追記可能域に、管
    理情報領域と記録情報領域とが設定され、 前記追記可能域の記録情報領域には、記録情報と、この
    記録情報に関する下層管理情報と、追記により変更され
    た前記追記可能域及び前記読出し専用域に関する基底管
    理情報とが記録され、前記追記可能域の管理情報領域に
    は、前記記録情報領域の前記基底管理情報を指標する指
    標管理情報が記録されたことを特徴とする追記型情報記
    録媒体。
  2. (2)管理情報領域と記録情報領域とを有し終了管理情
    報により完結した読出し専用域と、追記可能な追記可能
    域と、前記追記可能域を指定する指定管理情報とからな
    る追記型情報記録媒体に対する追記の情報管理方法であ
    って、 前記指定管理情報から追記可能域を把握する過程と、 前記追記可能域に、管理情報領域と記録情報領域とを設
    定する過程と、 前記完結した読出し専用域の管理情報領域と前記追記可
    能域の管理情報領域とから指標管理情報を読み出す過程
    と、 前記追記可能域の記録情報領域に記録情報を追記する過
    程と、 前記追記された記録情報に関する下層管理情報を前記追
    記可能域の記録情報領域に追記する過程と、 前記追記により変更された前記追記可能域及び前記読出
    し専用域に関する基底管理情報を前記追記可能域の記録
    情報領域に追記する過程と、前記追記された追記可能域
    の記録情報領域の前記基底管理情報を指標する指標管理
    情報を前記追記可能域の管理情報領域に追記する過程と
    からなることを特徴とする追記型情報記録媒体の情報管
    理方法。
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