JPH0636140U - フラットケーブル - Google Patents

フラットケーブル

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JPH0636140U
JPH0636140U JP7234492U JP7234492U JPH0636140U JP H0636140 U JPH0636140 U JP H0636140U JP 7234492 U JP7234492 U JP 7234492U JP 7234492 U JP7234492 U JP 7234492U JP H0636140 U JPH0636140 U JP H0636140U
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JP
Japan
Prior art keywords
flat cable
cable
conductors
covering sheets
flat
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Pending
Application number
JP7234492U
Other languages
English (en)
Inventor
菅原宏将
Original Assignee
株式会社カンセイ
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】フラットケーブルに接続されるコネクタ、電気
機器への水分等の侵入を有効に防止することができるフ
ラットケーブル(テープ状電線)を提供することにあ
る。 【構成】フラットケーブルの表裏両面に、そのフラット
ケーブルの軸方向に沿って流れようとする水分、油分等
の液体をせき止めるための溝又は突条を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は例えば自動車に配索使用するフラットケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車に設備される各種多数の電気機器に接続される従来の接続回路としては 、多数本の被覆電線を束ねてワイヤハーネスとしているものが多く使用されてい るが、現状では、それらワイヤハーネスに変るものとして平行隔設される多数本 の導線を被覆層で保護してなるテープ状のフラットケーブルの使用が多くなって いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところがかかるフラットケーブルにあっては、その表裏両面が平面(フラット )に形成されていることから、例えば車体のエンジンルーム内に配索せしめてあ るフラットケーブルの表面に洗浄水、あるいは雨水等が付着した場合に、それら の水分がフラットケーブルの表面を伝ってケーブル端に到達し、さらには、コネ クタ等を介して電気機器ユニット内に侵入して、漏電、端絡等の事故の原因を引 き起すという不具合の発生が考えられていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案はかかる不具合に着目してなされたもので、フラットケーブルの表裏両 面に、そのフラットケーブルの軸方向に沿って流れようとする水分、油分等の液 体をせき止めるための溝又は突条を設けて、該フラットケーブルに接続されるコ ネクタ、電気機器への水分等の侵入を有効に防止することができるフラットケー ブル(テープ状電線)を提供することにある。
【0005】
【実施例】
以下に本考案を図面に示す実施例に基いて詳細に説明する。
【0006】 図1において1はフラットケーブルであって、このフラットケーブル1は、複 数本の導体2と、これら導体2を挟むようにして各導体2の絶縁を保持させる表 裏の被覆シート3,4とからなっている。
【0007】 本実施例の被覆シート3,4の表面にはその被覆シート3,4の幅方向を横切 る凹溝5が、フラットケーブル長手方向所定間隔で形成されているものである。
【0008】 従ってこの実施例によれば、被覆シート3,4の表面に形成されている凹溝5 によって、例えば被覆シート3,4の表面で、ケーブル1の長手方向に沿って流 れようとする水分等は、その凹溝5に案内されてケーブル1の幅方向に放出され るため、フラットケーブル表面上の水分がそのケーブル表面を辿ってコネクタ、 電気機器等へ侵入されることがなく、水分等の侵入による電気回路の端絡、腐食 、接続不良等、不具合発生を未然に防止することができる。
【0009】 図2に示す実施例は、上記実施例の凹溝にかえ、被覆シート3,4の表面に、 その被覆シート3,4の幅方向を横切る突条6をフラットケーブル1の長手方向 所定間隔で形成したものである。
【0010】 この突条6を形成する手段としては、その被覆シート3,4を成形するときに 、被覆シート3,4と一体に形成するようにしてもよく、また図3に示す如き突 片部材7を、予め独立形成し、該突片部材7を、接着剤、又は両面テープ等の接 着手段によって被覆シート3,4表面の所望位置に接着するようにしてもよい。
【0011】 従ってこの実施例によれば、被覆シート3,4の表面に設けた突条6又は7に よって、ケーブル1の長手方向に沿って流れようとする水分等は遮ぎられ、その 結果、上記実施例と同様の作用効果が得られる。
【0012】 図4、図5に示す実施例は、ケーブル1にそのケーブル1を挟むように係止し 得るクリップ状の突条物8を独立形成し、この突状物8を予め形成されているフ ラットケーブル1の長手方向適宜位置に隔設係止せしめることにより、この突状 物8の係止作用で、ケーブル1の長手方向に沿って流れようとする水分等は、そ の突状物8で遮ぎられ、上記各実施例と同様の作用効果が得られる。
【0013】
【考案の効果】
以上のように本考案は、複数本の導体2と、該導体を挟むようにして設けられ ている表裏側の被覆シート3,4とからなるフラットケーブル1において、上記 被覆シート3,4の表面に、そのフラットケーブル1の長手方向に沿って流れよ うとする水分等を遮ぎるための複数の凹溝、突条等を、フラットケーブル1の幅 方向を横ぎるようにして配設したフラットケーブルであるから、これによれば、 上記凹溝、突条の作用によって、フラットケーブル表面上の水分がそのケーブル 表面を辿ってコネクタ、電気機器等へ侵入されることがなく、水分等の侵入によ る電気回路の端絡、腐食、接続不良等、不具合発生を未然に防止することができ るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例のフラットケーブルを示す斜視
図。
【図2】本考案第2実施例のフラットケーブルを示す斜
視図。
【図3】本考案第2実施例の突条のみの斜視図。
【図4】本考案第3実施例のフラットケーブルを示す斜
視図。
【図5】本考案第3実施例に使用する突条物のみの斜視
図。
【符号の説明】
1…フラットケーブル 2…導体 3…被覆シート 4…被覆シート 5…凹溝 6…突条 7…突片部材 8…突条物

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の導体(2)と、該導体を挟むよ
    うにして設けられている表裏側の被覆シート(3),
    (4)とからなるフラットケーブル(1)において、上
    記被覆シート(3),(4)の表面に、そのフラットケ
    ーブル(1)の長手方向に沿って流れようとする水分等
    を遮ぎるための複数の凹溝、突条等を、フラットケーブ
    ル(1)の幅方向を横ぎるようにして配設したことを特
    徴とするフラットケーブル。
JP7234492U 1992-10-16 1992-10-16 フラットケーブル Pending JPH0636140U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113508059A (zh) * 2019-03-05 2021-10-15 株式会社自动网络技术研究所 线束模块及线束布设装置
US20220169190A1 (en) * 2019-03-05 2022-06-02 Autonetworks Technologies, Ltd. Wiring harness unit and wiring harness mounting structure

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