JPH0636070B2 - 使用済核燃料輸送キャスクのバスケット構造 - Google Patents

使用済核燃料輸送キャスクのバスケット構造

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JPH0636070B2
JPH0636070B2 JP63107501A JP10750188A JPH0636070B2 JP H0636070 B2 JPH0636070 B2 JP H0636070B2 JP 63107501 A JP63107501 A JP 63107501A JP 10750188 A JP10750188 A JP 10750188A JP H0636070 B2 JPH0636070 B2 JP H0636070B2
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    • G21FPROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
    • G21F5/00Transportable or portable shielded containers
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は使用済核燃料輸送キャスク、特にこのような輸
送キャスク用の改良型バスケット構造に係わる。
ある場所から他の場所へ使用済核燃料を輸送するための
キャスクに用いられる従来のバスケット構造は使用済燃
料棒を収容し、これを未臨界状態に維持するセルを画定
するようにスロット付きステンレススチール板を噛合わ
せて形成した卵かご構造の様相を呈するものが典型的で
ある。このようなバスケット構造にはいくつかの短所が
あり、その1つとして、互いに噛合わせかつ係合させた
ステンレススチール板が高い熱的、機械的応力の作用下
に歪み易く、その結果、影響を受けるセル内の使用済燃
料容器が変形し、この変化が度を過ぎた場合には容器内
の使用済燃料棒が容器内にブロックされて輸送後の取出
しが不能になるおそれがある。しかも、従来の卵かご形
バスケット構造はセルのサイズを均一にするため、板を
互いに噛合わせるためのスロットを高精度で裁断しなけ
ればならないから製造が比較的困難であり、コストも高
くつき、溶接ビードがスロットに沿って金属を収縮さ
せ、初めは断面形状が正方形であったセルが変形して菱
形になり易いから、噛合わせた板の溶接はかなりデリケ
ートな作業となる。溶接に起因するこのような変形を対
向溶接を施すことによって修正しようとしても、起こり
易い現象として、1つのセル列をまっ直ぐにするのに伴
なって他のセル列が湾曲すれば、この煩雑な作業にも拘
らず所期の成果は望めない。セルのサイズを大きく設定
することによって変形または歪みの問題を軽減する方式
も提案されているが、セルのサイズを大きくすればバス
ケット構造全体のサイズ及び重量も著しく増大し、しか
も、基本的な問題、即ち、溶接に起因する変形の問題が
解決されるとは限らない。それどころか、セルのたるみ
スペース量が増大することで新しい問題を発生させるこ
とにさえなりかねない。ステンレススチール板を噛合わ
せ、係合させて成る卵かご形バスケット構造の他の欠点
は互いに係合させたステンレススチール板の機械的相互
依存性から来る欠点であり、キャスクが不測の事故で横
倒しになった場合、バスケット構造全体が歪んでセルを
著しく変形させ、輸送後、バスケット・セルから使用済
燃料棒を取出す作業を、不可能ではないまでも極めて困
難にする。
本発明の主な目的は比較的簡単にかつ低コストで、大き
い誤差を伴なわずに製造でき、広い熱及び機械応力の範
囲に亘ってこの精度が維持されるように改良されたバス
ケット構造を提供することにある。理想としては、この
改良型バスケット構造はこれが組込まれるキャスクを容
易に排水できるように小さい裂け目や凹みがなく、収納
している使用済燃料棒から発生する熱が外気中へ消散し
易いようにすぐれた熱伝導性を有し、損傷の際に容易に
修理できるものでなければならない。
本発明は、使用済核燃料を収容する複数の細長いセルか
ら成るセル集合体を含む、使用済核燃料輸送キャスクの
バスケット構造であって、前記セルが互いに並設され且
つ連結された個別構造であり、前記セルのそれぞれが細
長い側壁部材から成り、それぞれの側壁部材が第1長手
方向端、これに沿って形成された幅広フランジ、該幅広
フランジに形成された長手方向スロット及び前記第1端
と対向して隣接する前記側壁部材の幅広フランジに形成
されたスロットと嵌合する第2長手方向端を有し、それ
ぞれのセルの側壁部材の幅広フランジが該セルと隣接セ
ルとの間に所定距離を維持する隅部フランジとして作用
すると共に該セルを前記隣接セルと連結する手段として
作用するようになっており、それぞれの前記幅広フラン
ジが2つの直交脚を有し、その内面が各セルの内側隅部
を画定し、外面が前記セルの外側隅部を画定し、それぞ
れの外側隅部を面取りすることにより、衝合する隣接セ
ルの隅部フランジの面取り外側隅部と共に隣接ビードが
施される凹部が形成されていることを特徴とするバスケ
ット構造を提供する。
それぞれのセルはほぼ正方形の断面を有し、順次直交方
向に嵌合した4つのほぼ直線的に側壁部材、またはそれ
がセルの2つの直交側壁を形成するように互いに嵌合し
た2つの山形側壁部材から形成することができ、セルの
側壁部材は好ましくは幅広フランジに沿って互いに溶接
する。好ましくは、各側壁部材の幅広フランジをこの側
壁部材と一体的に形成し、各側壁部材を押出し金属、好
ましくは押出アルミニウムから形成する。隣接セルの側
壁部材と対向して間隔を保つセルの側壁部材の隅部フラ
ンジ間に位置する外面はほぼ完全に中性子吸収材で被覆
されている。
本発明の改良型バスケット構造は上述した所要の特性を
すべて具える。その上、モジュール・セル構成であるか
ら、生産設備に余り手を加えなくてもセルの数が異なる
バスケットを極めて容易に組立てることができ、同じ製
造工具を使用して、トラックで運搬できるような小型軽
量のバスケット構造でも、列車や荷船で運搬しなければ
ならないような大型バスケット構造でも組立てることが
できる。モジュール方式バスケット構造には水をトラッ
プし易い小さい裂け目や空洞がないから、使用済燃料プ
ールから持上げられると同時にバスケット構造が容易に
排水される。さらにまた、互いに衝合し、連結された幅
広隅部フランジはすぐれた熱伝導通路として作用して、
バスケット構造を収容するキャスクの冷却を助ける。
本発明のバスケット構造ははば円形の、軸方向に間隔を
保つ複数の熱伝導性形状維持板をも含み、これらの形状
維持板はセル集合体を囲み、外周セルの外側隅部フラン
ジに連結される。形状維持板はアルミニウムで形成する
のが好ましいが、これよりも強度は大きいが熱伝導率の
低い材料、例えばステンレススチールで形成してもよ
く、この場合には熱伝導率の良い、例えばアルミニウム
から成る補足の形状維持板を介在させることが望まし
い。
添付図面に沿って本発明の好ましい実施例を以下にて説
明する。
第1図に示す輸送用キャスク1は円筒容器2及びこれに
挿入できるバスケット構造3から成る。バスケット構造
3は第1図に示すような燃料集合体6として一体化され
た状態の、または(図示しない)統合型燃料キャニスタ
に収容された使用済燃料棒を保持するための、図示実施
例では合計24個の互いに連結された個別セル5a−x
を有するセル集合体4から成る。バスケット構造3はこ
のほかにセル集合体4を囲む複数の円形形状維持板7a
−jをも含む。詳しくは後述するように、本発明のバス
ケット構造3はセルの個数をほとんど任意に選ぶことを
可能にするモジュール構成である。
輸送用キャスク1の容器2は容器2の上縁周りに該上縁
と共に密封シールを形成するように着脱自在に取付ける
ことのできる閉鎖蓋8を含む。容器2の(図示しない)
底またはフロアには容器2から排水するため選択的に開
放できる複数のドレン・ホールを設けてある。円筒容器
2の側壁は厚さ約30cmの炭素鋼、またはステンレス
スチール、鉛、及び適当な公知の中性子吸収プラスチッ
クから成る複合材で形成することができる。ただし、コ
ストが比較的低く、高強度で、しかも熱伝導性にすぐれ
ていることから、炭素鋼の方が材料として好ましい。
それぞれの形状維持板7a−jは直径D2が容器2の内
径にほぼ等しい円形外縁9と、形状がセル集合体4の周
縁とほぼ補完関係にある段状内縁10を具備する。好ま
しくは、セル集合体4及び形状維持板7a−jをアルミ
ニウムで形成し、それぞれの形状維持板の上下両面に溶
接11a−xを施すことにより両者を隅部で連結する。
組立てを容易にするためには、それぞれの形状維持板7
a−jを(第1図に示す後述の半体15a,15bのよ
うな)2つの円板半体から形成し、第2図に示すように
溶接12a,12bによって接合すればよい。セル集合
体4の外側隅部と形状維持板7a−jの外径との間の半
径方向最短距離14はセル集合体4内の使用済燃料棒か
ら容器2の側壁への熱伝導を妨げることなくこれらの位
置で充分に支持できるように少なくとも約2.5cmと
する。
セル集合体4がアルミ製なら、それぞれの厚さが約5c
mの形状維持板7a−jを第1図に示すようにセル集合
体4の全長(約4mが普通)に沿って等間隔に配置する
のが好ましい。もしセル集合体4をアルミニウムよりも
強度は高いが熱伝導の低い、例えばタイプ304ステン
レススチールのような金属で形成した場合には、異種金
属間に溶接継ぎ目を形成するのを避けるため、同種金属
から成る形状維持板を使用することが望ましい。しかも
スチレンスチールは強度は大きいから厚さを薄く、例え
ば約2.5cmに設定することができる。このように強
度は大きいが熱伝導率に劣る形状維持板7a−jを利用
する場合、例えばアルミニウムのようなすぐれた熱伝導
体から成る補足の形状維持板を主要形状維持板7a−j
の間に介在させることが望ましい。それぞれが半円形外
縁15.1及び段状内縁15.2を有する2つの半体1
5a,15bから成る補足形状維持板の1例を第1図に
示した。補足形状維持板15はステンレススチール製形
状維持板7a−jよりも熱膨張率が高くしてもよいよう
に外径D1をやや小さく設定したことを除けば、サイ
ズ、形状ともに主要形状維持板7a−jと同じである。
即ち、形状維持板7a−j及び補足形状維持板15の外
径は、バスケット構造3が容器2に収容されて、使用済
核燃料から発生する熱の作用を受けた時にすべての形状
維持板7,15が熱膨張して容器2の内壁面と機械的に
強く係合しても形状維持板及び/またはセル集合体4に
可塑変形が起こらないように設定しなければならない。
なお、ステンレススチール製主要形状維持板の厚さを増
大させる代りにアルミ板15を介在させてセル集合体4
と容器2との間の熱伝導を改善する方が輸送用キャスク
1全体を軽量化できて有利である。
第3図及び第4図から明らかなように、セル集合体4を
形成する個別セル5a−xのそれぞれは燃料集合体6
(第1図)または(図示しない)統合型使用済燃料キャ
ニスタの断面と同様の正方形断面を有する細長い内部ス
ペース16を画定し、好ましくはその外面18を例えば
Boral(登録商標)のような適当な中性子吸収材か
ら成るシート20で被覆し、前記シートで隣接セルと対
向するセルのすべての面を被覆する。第3図に拡大して
示したセル5bはこの中性子吸収シート20を下面と左
側面だけに具えているのはこれらの面だけが他のセルと
対向するからである。
同じく第3及び4図から明らかなように、それぞれのセ
ル5a−xは直交方向に結合された4つの側壁部材21
から成り、それぞれの側壁部材21は適当な押出し金
属、好ましくはアルミニウムの矩形板22から形成され
一方の長手方向端に沿って幅広フランジ26を有し、反
対側の長手方向端24はプレイン、即ち、幅広に形成さ
れてはいない。それぞれの側壁部材21の幅広フランジ
26は比較的狭い、互いに直交関係に形成された2つの
脚28a,28bを有すると共に、脚28a,28bの
内面31a,31bの接合部に画定される内側隅部に沿
って形成されたスロット33を有し、このスロット33
は連携の側壁部材21の横断方向に開口し、他の1つの
側壁部材21の幅広フランジのない端部24が嵌入する
ように寸法設定されている。即ち、第3図に示すよう
に、各セル5は幅広フランジ26のない端部24が1つ
の隣接側壁部材21の長手方向スロット33に挿入さ
れ、外面が隣接側壁部材の幅広フランジ26の自由脚2
8aに溶接(34)されている4つの側壁部材21から
形成される。
特に第4図から明らかように、各側壁部材21の幅広フ
ランジ26を形成する脚28a,28bの外面35a,
35bも互いに直交し、収斂して面取り外側隅部37を
形成する。幅広フランジ26の外側隅部37を面取りす
ることにより、第1及び2図に示すセル集合体4の個別
セル5を互いに強固に連結するため溶接ビードを施し易
くなる。特に9個のセル5a−xを略示する第5図に示
すように、好ましいセル連結方法としては、例えばセル
5c,5dをそれぞれの隅部フランジ43,44の全長
に沿って溶接ビード45を施すことによって互いに接合
し;同様に、セル5e,5dをそれぞれの隅部フランジ
の全長に沿って溶接ビード48を施すことによって互い
に接合し;セル5hを正しくセル5cに隣接させ、両セ
ル5c,5hを、それぞれの隅部フランジ43、49の
全長に沿って溶接ビード50を施すことによって互いに
接合し;セル5iを正しくセル5d,5hと隣接させ、
セル5d,5iの隅部フランジ46、52の全長に沿っ
て溶接ビード53を施すだけでセル5iをセル5dに接
合し;以下同様にして、各セル5a−xの少なくとも3
つの隅部フランジが隣接セルの3つの隅部に接合させる
まで各列のセルを接合する(第5図はセル5h−iの隅
部フランジ58,59,セル5i−jの隅部フランジ5
5,56,セル5h,nの隅部フランジ、及びセル5
i,pの隅部フランジにそれぞれ施された溶接ビード6
0,57,62,61のみを示す)。第5図から明らか
なように、隣接セルの隅部に溶接された各セルの3つの
隅部はセルの組立て中に容易に接近できる隅部である。
任意のセルの第4番目の隅部、例えば第5図に示す5i
−j及び5o−pのそれぞれの上方左隅部はいったんセ
ルの位置ぎめしてしまうと接近し難くなるが、この第4
番目の隅部には必ずしも溶接を施さなくてもよい。なぜ
なら、各セルごとに3つの隅部を溶接するだけでセル集
合体4との充分な構造及び熱一体性が得られ、上述した
ように外側または外周セル5a−b,5c,5f−g,
51−m,5f−s,5v−w及び5xの外側隅部が例
えば11a−xにおいて形状維持板7a−7jに溶接さ
れているからである。なお、各セルの第4番目の隅部に
対する溶接を省けば、製造コストの軽減に寄与し、フラ
ンジ26の脚28a,28bが溶接中にフランジの変形
を防ぐ充分な厚さを具えるから溶接に起因する変形が起
こる可能性を極力少なくするという点で有利でもある。
第3及び第5図から明らかなように、セル5の側壁部材
21の幅広フランジ26は互いに隣接するセルが所定の
距離、即ち、セル内の使用済核燃料を未臨界状態に維持
するに充分な距離D3(第3図)だけ確実に間隔を保つ
のに役立ち、互いに衝合する各隅部フランジ群、例えば
第5図に示すフランジ43,44,49,51がスペー
サ・ブロック65を形成する。各隅部フランジ26の脚
28a,28bは比較的狭く、側壁部材21の前記狭い
隅部フランジ脚の間に位置する外面はそれぞれのほぼ全
幅W1に亘って例えばBoral(登録商標)のような
中性子吸収材シート20で被覆されているから、互いに
隣接する各セル対5の間に2枚または2層の中性子吸収
材が存在することになる。また、セル集合体4はほぼ多
房構造であるから、キャスク1の側壁に加わる強い機械
的な打撃または衝撃はたとえ形状維持板7によって容易
に吸収されなくても衝撃点に最も近いセル5の壁によっ
て吸収されるから、セル壁はほとんど変形せず、全部で
はないまでも、セルの大部分は輸送後にバスケット構造
3からの取出しを妨げるほど使用済燃料棒を詰まらせな
い程度に完全な形状を保つ。
なお、“側壁部材”という語をここではそれぞれが多辺
形セルの一辺だけを形成するほぼ直線的な部材との関連
で使用しているが、それぞれが多辺セルの2辺を画定す
る山形部材を含む。
【図面の簡単な説明】: 第1図は本発明の改良型バスケット構造を利用する使用
済燃料輸送用キャスクの斜視図;第2図は第1図に示し
たバスケット構造の平面図;第3図はバスケット構造を
構成する個別セルの1つを示す平面図;第4図はセルを
形成する側壁部材の2つを示す拡大部分斜視図;第5図
はバスケット構造の個別セルを配列しかつ互いに連結す
る態様を示す説明図である。 1……キャスク 3……バスケット構造 4……セル集合体 5……セル 6……燃料集合体 21……側壁部材 22……矩形板 26……フランジ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】使用済核燃料を収容する複数の細長いセル
    から成るセル集合体を含む、使用済核燃料輸送キャスク
    のバスケット構造であって、前記セルが互いに並設され
    且つ連結された個別構造であり、前記セルのそれぞれが
    細長い側壁部材から成り、それぞれの側壁部材が第1長
    手方向端、これに沿って形成された幅広フランジ、該幅
    広フランジに形成された長手方向スロット及び前記第1
    端と対向して隣接する前記側壁部材の幅広フランジに形
    成されたスロットと嵌合する第2長手方向端を有し、そ
    れぞれのセルの側壁部材の幅広フランジが該セルと隣接
    セルとの間に所定距離を維持する隅部フランジとして作
    用すると共に該セルを前記隣接セルと連結する手段とし
    て作用するようになっており、それぞれの前記幅広フラ
    ンジが2つの直交脚を有し、その内面が各セルの内側隅
    部を画定し、外面が前記セルの外側隅部を画定し、それ
    ぞれの外側隅部を面取りすることにより、衝合する隣接
    セルの隅部フランジの面取り外側隅部と共に溶接ビード
    が施される凹部が形成されていることを特徴とするバス
    ケット構造。
  2. 【請求項2】それぞれの前記セルがほぼ正方形の断面を
    有し、互いに直交嵌合する4つのほぼ直線な側壁部材か
    ら成ることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項に記載
    のバスケット構造。
  3. 【請求項3】それぞれの前記セルがほぼ正方形の断面を
    有し、互いに嵌合してそれぞれがセルの2つの直交側壁
    を形成する2つの山形側壁部材から成ることを特徴とす
    る特許請求の範囲第(1)項に記載のバスケット構造。
  4. 【請求項4】それぞれの側壁部材がこれと一体に形成さ
    れた前記幅広フランジを有することを特徴とする特許請
    求の範囲第(1)項、第(2)項または第(3)項に記載のバス
    ケット構造。
  5. 【請求項5】前記側壁部材を押出し金属から形成されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項、第(2)
    項、第(3)項または第(4)項に記載のバスケット構造。
  6. 【請求項6】前記押出し金属がアルミニウムであること
    を特徴とする特許請求の範囲第(5)項に記載のバスケッ
    ト構造。
  7. 【請求項7】それぞれのセルの前記側壁部材を幅広フラ
    ンジに沿って互いに溶接していることを特徴とする特許
    請求の範囲第(1)項から第(6)項までのいずれかに記載の
    バスケット構造。
  8. 【請求項8】隣接セルの側壁と間隔を保って対向するセ
    ルのそれぞれの側壁部材の隅部フランジ間に位置する外
    面がほぼ完全に中性子吸収材で被覆されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第(1)項から第(7)項までのいず
    れかに記載のバスケット構造。
  9. 【請求項9】互いに隣接するセル間の前記所定距離がセ
    ルに収納される使用済核燃料の未臨界状態を維持するの
    に充分であることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
    から第(8)項までのいずれかに記載のバスケット構造。
  10. 【請求項10】それぞれの幅広フランジの前記長手方向
    スロットが前記内側隅部に位置し、連携の側壁部材と直
    交する方向に開口していることを特徴とする特許請求の
    範囲第(1)項に記載のバスケット構造。
  11. 【請求項11】前記セル集合体を囲み、外周セルの外側
    隅部フランジに連結されている複数のほぼ円形の、軸方
    向に間隔を保つ熱伝導性形状維持板を有することを特徴
    とする特許請求の範囲第(1)項から第(10)項までのいず
    れかに記載のバスケット構造。
  12. 【請求項12】前記熱伝導性形状維持板がアルミニウム
    製であることを特徴とする特許請求の範囲第(11)項に記
    載のバスケット構造。
  13. 【請求項13】前記熱伝導性形状維持板が鋼製であり、
    前記鋼よりも熱伝導率の高い材料から成る補足形状維持
    板が前記鋼製形状維持板間に介在しており、前記補足形
    状維持板が前記外周セルの外側隅部フランジに連結され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第(11)項に記載
    のバスケット構造。
  14. 【請求項14】前記補足形状維持板がアルミニウム製で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第(13)項に記載の
    バスケット構造。
JP63107501A 1987-05-01 1988-04-28 使用済核燃料輸送キャスクのバスケット構造 Expired - Lifetime JPH0636070B2 (ja)

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US07/044,695 US4770844A (en) 1987-05-01 1987-05-01 Basket structure for a nuclear fuel transportation cask
US44,695 1987-05-01

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JPS63285496A JPS63285496A (ja) 1988-11-22
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US (1) US4770844A (ja)
EP (1) EP0288837A3 (ja)
JP (1) JPH0636070B2 (ja)
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