JPH0636057Y2 - フォーク装置 - Google Patents
フォーク装置Info
- Publication number
- JPH0636057Y2 JPH0636057Y2 JP1988064409U JP6440988U JPH0636057Y2 JP H0636057 Y2 JPH0636057 Y2 JP H0636057Y2 JP 1988064409 U JP1988064409 U JP 1988064409U JP 6440988 U JP6440988 U JP 6440988U JP H0636057 Y2 JPH0636057 Y2 JP H0636057Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- pallet
- fork
- roll
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ロール状搬送物をパレットに積載して搬送し
たり、パレットに積載せずに直接搬送する搬送車のフォ
ーク装置に関する。
たり、パレットに積載せずに直接搬送する搬送車のフォ
ーク装置に関する。
フォークリフト等の搬送車は車体にマストを設け、この
マストに沿ってフォーク爪を上下動とし、このフォーク
爪で搬送物を支持して搬送するものであり、通常のフォ
ーク爪は縦部材と横部材とにより略Ｌ型となって、横部
材をパレット内に挿入してパレット支持することでパレ
ット上の搬送物を支持している。
マストに沿ってフォーク爪を上下動とし、このフォーク
爪で搬送物を支持して搬送するものであり、通常のフォ
ーク爪は縦部材と横部材とにより略Ｌ型となって、横部
材をパレット内に挿入してパレット支持することでパレ
ット上の搬送物を支持している。
他方、ロール状搬送物をフォーク爪で直接支持する場合
にはフォーク爪の横部材に一対の支持部材を設け、この
一対の支持部材でロール状搬送物がころがり落ちないよ
うにしている。
にはフォーク爪の横部材に一対の支持部材を設け、この
一対の支持部材でロール状搬送物がころがり落ちないよ
うにしている。
このようであるから、ロール状搬送物をパレットに積載
して搬送する場合のフォーク爪とロール状搬送物を直接
支持して搬送する場合のフォーク爪とは異なる形状とな
り、マストに異なる形状の２種類のフォーク爪を交換す
るか、異なる形状のフォーク爪を取付けた２台の搬送車
を必要とするので、作業効率、コストと面で不利であ
る。
して搬送する場合のフォーク爪とロール状搬送物を直接
支持して搬送する場合のフォーク爪とは異なる形状とな
り、マストに異なる形状の２種類のフォーク爪を交換す
るか、異なる形状のフォーク爪を取付けた２台の搬送車
を必要とするので、作業効率、コストと面で不利であ
る。
そこで、本考案はロール状搬送物をパレットに積載して
支持したり、直接支持できるようにしたフォーク装置を
提供することを目的とする。
支持したり、直接支持できるようにしたフォーク装置を
提供することを目的とする。
縦部材２と横部材３よりＬ型となったフォーク爪１と、
長尺で長手方向先端寄りに第１支持部材６と第２支持部
材７を長手方向に間隔を置いて備えた杆体４を備え、こ
の杆体４の長手方向基端部を、前記フォーク爪１の縦部
材２と横部材４の隅角部に、前記横部材３と略水平とな
って第１・第２支持部材6,7が横部材３の上面3aより上
方に突出した第１の姿勢及び前記縦部材２と略平行とな
った第２の姿勢とに亘って回動自在に設けたフォーク装
置。
長尺で長手方向先端寄りに第１支持部材６と第２支持部
材７を長手方向に間隔を置いて備えた杆体４を備え、こ
の杆体４の長手方向基端部を、前記フォーク爪１の縦部
材２と横部材４の隅角部に、前記横部材３と略水平とな
って第１・第２支持部材6,7が横部材３の上面3aより上
方に突出した第１の姿勢及び前記縦部材２と略平行とな
った第２の姿勢とに亘って回動自在に設けたフォーク装
置。
かかるフォーク装置によれば、杆体４を第１の姿勢とす
れば、第１・第２支持部材6,7上にロール状搬送物をこ
ろがり落ちないように支持でき、杆体４を第２の姿勢と
すれば横部材３をパレットＢの空間B1内に挿入してパレ
ットＢを支持できる。
れば、第１・第２支持部材6,7上にロール状搬送物をこ
ろがり落ちないように支持でき、杆体４を第２の姿勢と
すれば横部材３をパレットＢの空間B1内に挿入してパレ
ットＢを支持できる。
フォーク爪１は矩形断面板状となった縦部材２と横部材
３でＬ型となり、その隅角部には杆体４の基部がピン５
で上下回動自在に取付けられていると共に、この杆体４
の先端部には第１、第２支持部材６、７が長手方向に間
隔を置いて設けられ、第１支持部材６は円柱形状となっ
て円弧状支持面6aを有し、かつ一端下部が切欠きされて
平坦面となった載置下面８を形成していると共に、第２
支持部材７は略円柱形状なって円弧状支持面7aを有し、
かつ一端下部が切欠きされて平坦面となった載置下面９
を形成し、その各載置下面8,9を横部材３の上面3aに載
置して杆体４を横部材３と平行となった水平姿勢に保持
できるようにしてあると共に、この水平姿勢となると横
部材３に設けた第１リミットスイッチ101がONし、横杆
４を縦部材２と平行となった垂直姿勢に回動すると縦部
材２に設けた第２リミットスイッチ102がONするように
してある。
３でＬ型となり、その隅角部には杆体４の基部がピン５
で上下回動自在に取付けられていると共に、この杆体４
の先端部には第１、第２支持部材６、７が長手方向に間
隔を置いて設けられ、第１支持部材６は円柱形状となっ
て円弧状支持面6aを有し、かつ一端下部が切欠きされて
平坦面となった載置下面８を形成していると共に、第２
支持部材７は略円柱形状なって円弧状支持面7aを有し、
かつ一端下部が切欠きされて平坦面となった載置下面９
を形成し、その各載置下面8,9を横部材３の上面3aに載
置して杆体４を横部材３と平行となった水平姿勢に保持
できるようにしてあると共に、この水平姿勢となると横
部材３に設けた第１リミットスイッチ101がONし、横杆
４を縦部材２と平行となった垂直姿勢に回動すると縦部
材２に設けた第２リミットスイッチ102がONするように
してある。
つまり、ピン５は杆体４とともに回転すると共に、カム
5aが設けられて第１又は第２リミットスイッチ101，102
をONするようにしてある。
5aが設けられて第１又は第２リミットスイッチ101，102
をONするようにしてある。
前記杆体４には第１実荷スイッチ11が設けられ、その可
動片11aは前方に突出して第１、第２支持部材6,7の円弧
状支持面6a,7a上にロール状搬送物Ａを載置するとONす
るようにしてある。
動片11aは前方に突出して第１、第２支持部材6,7の円弧
状支持面6a,7a上にロール状搬送物Ａを載置するとONす
るようにしてある。
前記フォーク爪１の隅角部には第２実荷スイッチ12とバ
ックレストスイッチ13が設けられ、第２実荷スイッチ12
の可動片12aは横部材３の上面3aより上方に突出してい
ると共に、バックレストスイッチ13の可動片13aはハウ
ジング14より前方に突出している。
ックレストスイッチ13が設けられ、第２実荷スイッチ12
の可動片12aは横部材３の上面3aより上方に突出してい
ると共に、バックレストスイッチ13の可動片13aはハウ
ジング14より前方に突出している。
しかして、ロール状搬送物をパレットＢに積載して搬送
する場合には、第３図に示すように杆体４を垂直姿勢と
して横部材３のみとし、これにより第２リミットスイッ
チ102がONするから、それによって杆体４が垂直姿勢と
なったことを確認することができる。
する場合には、第３図に示すように杆体４を垂直姿勢と
して横部材３のみとし、これにより第２リミットスイッ
チ102がONするから、それによって杆体４が垂直姿勢と
なったことを確認することができる。
この確認をしてから搬送車を走行して横部材３をパレッ
トＢの空間B1内に挿入する。これによりパレットＢがバ
ックレストスイッチ13の可動片13aが押されてONし、横
部材３がパレットＢの空間B1内に挿入したことを検知し
てフォーク爪１を上昇してパレットＢを支持する。これ
により第２実荷スイッチ12の可動片12aが押されてONす
るので、パレットＢをフォーク爪１で支持したことを確
認でき、その後搬送車を走行して荷役動作を行なう。
トＢの空間B1内に挿入する。これによりパレットＢがバ
ックレストスイッチ13の可動片13aが押されてONし、横
部材３がパレットＢの空間B1内に挿入したことを検知し
てフォーク爪１を上昇してパレットＢを支持する。これ
により第２実荷スイッチ12の可動片12aが押されてONす
るので、パレットＢをフォーク爪１で支持したことを確
認でき、その後搬送車を走行して荷役動作を行なう。
また、ロール状搬送物Ａを直接支持する場合には、第４
図に示すように杆体４を水平姿勢に回動する。これによ
り第１リミットスイッチ101がONして確認した後に前述
と同様にして第１、第２支持部材6,7の円弧状支持面6a,
7a上にロール状搬送物Ａを支持する。これにより第１実
荷スイッチ11の可動片11aが押されてONするので、これ
により確認して荷役動作する。
図に示すように杆体４を水平姿勢に回動する。これによ
り第１リミットスイッチ101がONして確認した後に前述
と同様にして第１、第２支持部材6,7の円弧状支持面6a,
7a上にロール状搬送物Ａを支持する。これにより第１実
荷スイッチ11の可動片11aが押されてONするので、これ
により確認して荷役動作する。
この時、第１、第２支持部材6,7の円弧状支持面6a,7a上
にロール状搬送物Ａを載置して支持するので、ロー状搬
送物Ａの径が異なってもその中心位置は常に一定とな
り、重心位置が常に一定となるから安定した荷役動作を
行なうことができる。
にロール状搬送物Ａを載置して支持するので、ロー状搬
送物Ａの径が異なってもその中心位置は常に一定とな
り、重心位置が常に一定となるから安定した荷役動作を
行なうことができる。
第５図のように、第１、第２支持部材6,7を円柱形状と
しても良い。
しても良い。
なお、第６図、第７図に示すように第１、第２支持部材
6,7に受け板20を揺動自在に設けると共に、ストッパ21
を設け、ロール状搬送物Ａの径が変化した時に受け板20
が揺動するようにしても良い。
6,7に受け板20を揺動自在に設けると共に、ストッパ21
を設け、ロール状搬送物Ａの径が変化した時に受け板20
が揺動するようにしても良い。
また、杆体４は手動で回動しても良いし、ピン５にモー
タ又はシリンダを連結して自動的に回動しても良い。
タ又はシリンダを連結して自動的に回動しても良い。
杆体４を第１の姿勢とすれば、第１・第２支持部材6,7
上にロール状搬送物をころがり落ちないように支持で
き、杆体４を第２の姿勢とすれば横部材３をパレットＢ
の空間B1内に挿入してパレットＢを支持できる。
上にロール状搬送物をころがり落ちないように支持で
き、杆体４を第２の姿勢とすれば横部材３をパレットＢ
の空間B1内に挿入してパレットＢを支持できる。
したがって、ロール状搬送物を直接支持したり、パレッ
ト上に積載して支持できる。
ト上に積載して支持できる。
図面は本考案の実施例を示し、第１図は正面図、第２図
は横部材と第１、第２支持部材の斜視図、第３図、第４
図は動作説明図、第５図は他の実施例の斜視図、第６図
は支持部材の他の実施例を示す斜視図、第７図は正面図
である。 １はフォーク爪、２は縦部材、３は横部材、４は杆体、
6,7は第１、第２支持部材。
は横部材と第１、第２支持部材の斜視図、第３図、第４
図は動作説明図、第５図は他の実施例の斜視図、第６図
は支持部材の他の実施例を示す斜視図、第７図は正面図
である。 １はフォーク爪、２は縦部材、３は横部材、４は杆体、
6,7は第１、第２支持部材。
Claims (1)
- 【請求項１】縦部材２と横部材３よりＬ型となったフォ
ーク爪１と、長尺で長手方向先端寄りに第１支持部材６
と第２支持部材７を長手方向に間隔を置いて備えた杆体
４を備え、この杆体４の長手方向基端部を、前記フォー
ク爪１の縦部材２と横部材４の隅角部に、前記横部材３
と略水平となって第１・第２支持部材6,7が横部材３の
上面3aより上方に突出した第１の姿勢及び前記縦部材２
と略平行となった第２の姿勢とに亘って回動自在に設け
たことを特徴とするフォーク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988064409U JPH0636057Y2 (ja) | 1988-05-18 | 1988-05-18 | フォーク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988064409U JPH0636057Y2 (ja) | 1988-05-18 | 1988-05-18 | フォーク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01169600U JPH01169600U (ja) | 1989-11-30 |
| JPH0636057Y2 true JPH0636057Y2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=31289876
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988064409U Expired - Lifetime JPH0636057Y2 (ja) | 1988-05-18 | 1988-05-18 | フォーク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0636057Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6234958U (ja) * | 1985-08-16 | 1987-03-02 |
-
1988
- 1988-05-18 JP JP1988064409U patent/JPH0636057Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01169600U (ja) | 1989-11-30 |
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