JPH0635812Y2 - ドアウエザストリップ - Google Patents

ドアウエザストリップ

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Publication number
JPH0635812Y2
JPH0635812Y2 JP1988048068U JP4806888U JPH0635812Y2 JP H0635812 Y2 JPH0635812 Y2 JP H0635812Y2 JP 1988048068 U JP1988048068 U JP 1988048068U JP 4806888 U JP4806888 U JP 4806888U JP H0635812 Y2 JPH0635812 Y2 JP H0635812Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
front pillar
weather strip
lip
side rail
roof side
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988048068U
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English (en)
Other versions
JPH01154949U (ja
Inventor
政博 野崎
景三 林
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、自動車のルーフサイドレール部からフロント
ピラー部にかけて車体側に装着されるドアウエザストリ
ツプに関する。
<従来の技術> 近年、高速走行時の遮音性の向上と高圧洗車時の水の飛
込み防止のため、ドア開口部におけるフロントピラー部
及びルーフサイドレール部にはウエザストリツプを二
重、三重に配設する傾向にある(「新編 自動車工学便
覧、第6編」自動車技術会、昭和58年9月30日発行、第
1−41頁)。
そして、上記において、一番外周に配設されるドアウエ
ザストリツプに樋機構(ドリツプ機構)を持たせること
が検討されてきている。
その場合、フロントピラー部においては、風切り音の発
生防止及び空気抵抗の低減さらには意匠性の見地からフ
ロントピラー前面との面一化が要求される。他方、ルー
フサイドレール部においては、雨水等導入の見地から車
体との間に隙間を有し樋部に水を案内する水導入面を有
するものとする必要がある。
<考案が解決しようとする課題> このため、上記タイプのウエザストリツプは、フロント
ピラー側とルーフサイドレール側とを別断面で押出して
おき、両者を金型にセツトしコーナ部成形を射出・トラ
ンスフアー等により行なつていた。
しかし、この方法は、型成形を含むので製造コストが嵩
み、さらには、接合部が顕出し意匠上も望ましくなかつ
た。
本考案は、上記にかんがみて、型成形を含まず製造可能
で、かつ、実車装着後の意匠性も向上するドアウエザス
トリツプを提供することを目的とする。
<課題を解決するための手段> 上記目的を達成するための本考案の構成は、下記の如く
である。
自動車のフロントピラー部及びルーフサイドレール部に
連続して配設されるものであつて、全体が押出物で形成
され、取付け基部と、取付け基部に突出し樋部を形成す
る樋リツプと、樋リツプの上側から車体側に湾曲して突
出するベンドリツプとを具備し、ベンドリツプが、フロ
ントピラー部とルーフサイドレール部との接合部位に対
応する位置を境にして、ルーフサイドレール部側に配設
される部位がフロントピラー部側に配設される部位に比
してベンドリツプの寝かし量を大きくして形成され、実
車装着後において、前者側が前記樋部に雨水を案内する
雨水導入面を形成し、後者側がフロントピラー前面との
略面一面を形成するようにしたことを特徴とするドアウ
エザストリツプ。
<実施例> 以下、本考案のウエザストリツプの一例を図例に基づい
て説明をする。
第1図は実車装着前の状態を示す車体及びウエザストリ
ツプの斜視図、第2図はウエザストリツプを正面から見
た部分図、第3図は同じく下側から見た部分図、第4図
は装着後におけるルーフサイドレール部のハツチ部分省
略断面図、第5図は同じくフロントピラー部のハツチ部
分省略断面図、第6図はウエザストリツプの製造方法の
一例を示す概略斜視図である。
第1図に示すように、自動車のルーフサイドレール部及
びフロントピラー部に連続して配設されるものであつ
て、全体が押出物で形成されている。
実施例のウエザストリツプは、サイドレール部R及びフ
ロントピラー部Fに連続して形成されている車体フラン
ジ部21を把持するコ字形断面の取付け基部1と、取付け
基部1のコ字形断面の元部側から車外側に突出し樋部T
を形成する樋リツプ3、コ字形断面の上側から車体側に
湾曲して突出するベンドリツプ5とを具備している。さ
らに、このウエザストリツプは、取付け基部1内側一側
に一個の保持リツプ2を備え、ベンドリツプ形成側一端
にシールリツプ6を備えている。
そして、上記ベンドリツプ5が、前記フロントピラー部
Fとルーフサイドレール部Rとの接合部位に対応する位
置を境にして、ルーフサイドレール部R側に配設される
部位がフロントピラー部F側に配設される部位に比して
前記ベンドリツプの寝かし量を大きくして形成されてい
る。
この製造方法は、例えば、下記のようにして行なう。
押出機の押出ヘツド26の直前に、第6図に示すようなエ
アシリンダ27で上下動可能な部分切り欠き付形ロール28
を配し、加硫工程前の押出物のベンドリツプ5を付形ロ
ール28で間欠的に押圧し、必要距離、即ちルーフサイド
レール部Rに装着される部分、ベンドリツプ5を寝かせ
る。なお、ベンドリツプ5を寝かした状態で、押圧して
おいて、ルーフサイドレール部Rに装着される部分のみ
引き起して製造してもよい。このウエザストリツプの製
造に使用するゴム材料は、エチレンプロピレンゴム、ク
ロロプレンゴム等のソリツドゴム配合又はスポンジゴム
配合のものを使用する。
上記のようにして製造されたウエザストリツプは、上記
と同様にして、ドア開口部のルーフサイドレール部Rか
らフロントピラー部Fにかけて装着する。
このとき、樋リツプ3は、ドア板金23との当接により樋
部Tを形成する。そして、ベンドリツプ5のルーフサイ
ドレール部装着側が、樋部Tに雨水を案内する雨水導入
面5aを形成することとなり、フロントピラー部F装着側
がフロントピラー前面F1との面一面5bを形成することと
なり、ドアウエザストリツプに樋機構(ドリツプ機構)
を持つこととなる。
なお、図例中、W1は、取付け基部11と中空シール部13を
備えた主シール用のウエザストリツプであり、Gは窓
板、22はシーラントである。
なお、本考案の適用は、上記実施例に限られることな
く、実用新案登録請求の範囲に記載の技術的思想を逸脱
しない範囲で種々のタイプのウエザストリツプに適用可
能である。例えば、取付け基部形状がC型レールに嵌着
されるものであつてもよい。
<考案の作用・効果> 本考案のウエザストリツプは上記の如く、自動車のフロ
ントピラー部及びルーフサイドレール部に連続して配設
されるものであつて、全体が押出物で形成され、取付け
基部と、取付け基部のコ字形断面の元部側から車外側に
突出し樋部を形成する樋リツプと、樋リツプの上側から
車体側に湾曲して突出するベンドリツプとを具備し、ベ
ンドリツプが、フロントピラー部とルーフサイドレール
部との接合部位に対応する位置を境にして、ルーフサイ
ドレール部側に配設される部位がフロントピラー部側に
配設される部位に比してベンドリツプの寝かし量を大き
くして形成され、実車装着後において、前者側が前記樋
部に雨水を案内する雨水導入面を形成し、後者側がフロ
ントピラー前面との略面一面を形成するようにした構成
であるので、下記のような作用効果を奏する。
本考案のドアウエザストリツプは、フロントピラー側と
ルーフサイドレール側とを別断面で押出しておく必要が
なく、両者を金型にセツトしコーナ部成形を射出・トラ
ンスフアー等により行なう必要がない。
従つて、型成形を含まず製造可能で、製造コスが嵩むこ
となく、また、ルーフサイドレール部側とフロントピラ
ー部側との型成形による接合部が存在せず、実車装着後
の意匠性も向上する。
【図面の簡単な説明】
図例は本考案のドアウエザストリツプを示し、 第1図は実車装着前の状態を示す車体及びウエザストリ
ツプの斜視図、 第2図はウエザストリツプを正面から見た部分図、 第3図は同じく下側から見た部分図、 第4図は装着後におけるルーフサイドレール部のハツチ
部分省略断面図、 第5図は同じくフロントピラー部のハツチ部分省略断面
図、 第6図はウエザストリツプの製造方法の一例を示す概略
斜視図である。 1…取付け基部、 3…樋リツプ、 5…ベンドリツプ、 5a…両水導入面、 5b…フロントピラーとの面一面、 21…車体フランジ、 F…フロントピラー部、 R…ルーフサイドレール部、 T…樋部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車のフロントピラー部及びルーフサイ
    ドレール部に連続して配設されるものであつて、 全体が押出物で形成され、 取付け基部と、 該取付け基部から車外側に突出し樋部を形成する樋リツ
    プと、 該樋リツプの上側から車体側に湾曲して突出するベンド
    リツプとを具備し、 前記ベンドリツプが、前記フロントピラー部とルーフサ
    イドレール部との接合部位に対応する位置を境にして、
    前記ルーフサイドレール部側に配設される部位が前記フ
    ロントピラー部側に配設される部位に比して前記ベンド
    リツプの寝かし量を大きくして形成され、 実車装着後において、前者側が前記樋部に雨水を案内す
    る雨水導入面を形成し、後者側がフロントピラー前面と
    の略面一面を形成するようにしたことを特徴とするドア
    ウエザストリツプ。
JP1988048068U 1988-04-09 1988-04-09 ドアウエザストリップ Expired - Lifetime JPH0635812Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH01154949U JPH01154949U (ja) 1989-10-25
JPH0635812Y2 true JPH0635812Y2 (ja) 1994-09-21

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ID=31274237

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004113797A1 (en) * 2003-06-23 2004-12-29 Lg Chem. Ltd. Heating system of floating structure including heating panel having round to elliptic inner fluid pathway

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JPS59171735A (ja) * 1983-01-06 1984-09-28 エスエーアイエージー・エスピーエー 自動車ボディー用気密材及びその製造方法
JPS6110447B2 (ja) * 1976-08-03 1986-03-29 Sansho Seiyaku Kk

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