JPH0635718A - システム異常時のシステム縮退方式 - Google Patents

システム異常時のシステム縮退方式

Info

Publication number
JPH0635718A
JPH0635718A JP4188436A JP18843692A JPH0635718A JP H0635718 A JPH0635718 A JP H0635718A JP 4188436 A JP4188436 A JP 4188436A JP 18843692 A JP18843692 A JP 18843692A JP H0635718 A JPH0635718 A JP H0635718A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
task
abnormality
tasks
reset
watchdog timer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4188436A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Okada
一穂 岡田
Toshiro Mise
敏朗 三瀬
Eiichi Fukui
栄一 福井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP4188436A priority Critical patent/JPH0635718A/ja
Publication of JPH0635718A publication Critical patent/JPH0635718A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hardware Redundancy (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】システムの異常時において、欠陥のあるタスク
を切り離すことにより、システムの機能は縮退するが、
異常発生の頻度が少なく、リセットされずに継続的に運
用可能なシステムとすることができるシステム縮退方式
を提供する。 【構成】ウォッチドッグタイマ監視タスク8は、あるタ
スクからの生存通知が来なくなってシステムをリセット
する際にその生存通知が来なくなったタスク名と頻度を
異常ログテーブル9に書き込む。システムリセット後、
初期化タスク5はタスク関連テーブル6と異常ログテー
ブル9を参照し、暴走頻度の高いタスクとその関連タス
クを起動させない。 【効果】システム全体としての機能は縮退したものにな
るが、システムのリセット頻度が少なくなることによ
り、継続的な運用が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のタスクが同時に
実行されるマルチタスクシステムにおいて、システム異
常時にシステムを自動的に縮退する方式に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のタスクが同時に実行される
マルチタスクシステムが広く用いられている。この種の
システムにおいては、各タスクが正常に動作しているか
否かをウォッチドッグタイマ回路により監視している。
これは各タスクが一定時間内にウォッチドッグタイマ監
視タスクに生存通知を行うことによりシステムの正常動
作を確認する方式であり、予め設定された時間内に生存
通知が無ければシステムの動作異常とみなし、ウォッチ
ドッグタイマ回路のタイムアップにより、システムを強
制的に初期化するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術によれば、
複数のタスクのうち、システムにとって余り重要でない
タスクに欠陥がある場合にも、システム全体がリセット
される。ところで、システムの機能に欠くことのできな
いタスクは入念にチェックされるので、ソフトウェアの
欠陥が残っていることは稀である。逆に、システムの機
能に不可欠ではないタスクは、ソフトウェアの欠陥が残
っている場合が多い。このようなシステムの機能に不可
欠ではないタスクが頻繁に暴走した場合でも、従来の技
術によれば、システム全体が頻繁にリセットされること
になり、かえってシステムの運用に支障が生じるという
問題があった。
【0004】本発明は、上述のような点に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、システムの異
常時において、欠陥のあるタスクをシステムから切り離
すことにより、システム全体の機能は縮退するが、異常
発生の頻度が少なく、リセットされずに継続的に運用可
能なシステムとすることができるシステム縮退方式を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシステム異
常時のシステム縮退方式にあっては、前記の課題を解決
するために、図1に示すように、複数のタスクが同時に
実行されるマルチタスクシステムにおいて、電源投入時
又はシステムリセット時にアプリケーションタスク1,
2,3,4を起動する初期化タスク5と、アプリケーシ
ョンタスク1,2,3,4間の関連と優先順位(A),
(B)等を記述したタスク関連テーブル6と、各タスク
1,2,3,4から一定時間以内に生存通知がないとき
にシステムを再起動するウォッチドッグタイマ回路7
と、各タスク1,2,3,4からウォッチドッグタイマ
回路7への生存通知を受信して各タスク1,2,3,4
の動作状態を監視するウォッチドッグタイマ監視タスク
8と、生存通知の無い暴走タスク名とその頻度を書き込
まれる異常ログテーブル9とを備え、前記初期化タスク
5は、異常ログテーブル9とタスク関連テーブル6を読
み込んで、システム中で頻繁に異常が発生するタスクと
その関連タスクを起動しないように構成されていること
を特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明にあっては、各タスク1,2,3,4か
らの生存通知を受けるウォッチドッグタイマ監視タスク
8は、あるタスクからの生存通知が来なくなってシステ
ムをリセットする際にその生存通知が来なくなったタス
ク名と頻度を異常ログテーブル9に書き込み、テーブル
9を更新する。そして、システムリセット後、初期化タ
スク5はタスク関連テーブル6と異常ログテーブル9を
参照し、暴走頻度の高いタスクとその関連タスクを起動
しないことにより、システム全体としての機能は縮退し
たものになるが、システムのリセット頻度が少なくなる
ことにより、継続的な運用が可能となるものである。
【0007】
【実施例】図1は本発明のシステムの概略構成を示すブ
ロック図である。タスク関連テーブル6にはあらかじめ
各タスク1,2,3,4間の関連と優先順位が記述され
ている。この例では、タスク1とタスク2は他のタスク
から独立したタスクであり、タスク4はタスク3に従属
していることを表している。つまり、タスク3が起動さ
れない場合には、タスク4も起動しない。また、タスク
1は優先順位が(A)であり、システムからの切り離し
が不可能なタスクであり、タスク2〜4は優先順位
(B)であり、システムからの切り離しが可能である。
【0008】タスク1からタスク4は、図3のフローに
示す処理を行う初期化タスク5により起動されて、おの
おの生存通知をウォッチドッグタイマ監視タスク8に一
定時間以内に行う。ウォッチドッグタイマ監視タスク8
は、図2に示すフローに従って各タスク1,2,3,4
からの生存通知を監視し、一定時間以内に生存通知がな
ければ、異常ログテーブル9にそのタスク名を登録し、
生存通知が無かった回数を更新し、ウォッチドッグタイ
マ回路7を経由してシステムにリセットをかける。
【0009】例えば、タスク3が頻繁に暴走し、生存通
知を送らなくなった場合には、リセット後に初期化タス
ク5は図3のフローに従って処理を行い、まず、暴走頻
度の高いタスクとしてタスク3を抽出する。次に、タス
ク関連テーブル6からタスク3に依存するタスクとして
タスク4を抽出し、おのおのの優先順位を読み出す。そ
して、優先順位(A)のタスクがあるか否かをチェック
すると、タスク3、4とも優先順位(B)であるので、
タスク3、4は起動しないことになり、タスク1、2の
みを起動し、初期化タスク5は停止する。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、マルチタスクシステム
において、あるタスクが頻繁に異常となり、ウォッチド
ッグタイマ回路によるリセットが頻繁にかかる場合に、
そのタスク自身とその関連タスクを立ち上げないことに
より、システム全体の機能は縮小するが、リセットされ
ずに継続的に運用可能なシステムとすることができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に用いるウォッチドッグタイマ監視タス
クの動作説明図である。
【図3】本発明に用いる初期化タスクの動作説明図であ
る。
【符号の説明】
1,2,3,4 アプリケーションタスク 5 初期化タスク 6 タスク関連テーブル 7 ウォッチドッグタイマ回路 8 ウォッチドッグタイマ監視タスク 9 異常ログテーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のタスクが同時に実行されるマル
    チタスクシステムにおいて、電源投入時又はシステムリ
    セット時にアプリケーションタスクを起動する初期化タ
    スクと、アプリケーションタスク間の関連を少なくとも
    記述したタスク関連テーブルと、各タスクから一定時間
    以内に生存通知がないときにシステムを再起動するウォ
    ッチドッグタイマ回路と、各タスクからウォッチドッグ
    タイマ回路への生存通知を受信して各タスクの動作状態
    を監視するウォッチドッグタイマ監視タスクと、生存通
    知の無い暴走タスク名とその頻度を書き込まれる異常ロ
    グテーブルとを備え、前記初期化タスクは、異常ログテ
    ーブルとタスク関連テーブルを読み込んで、システム中
    で頻繁に異常が発生するタスクとその関連タスクを起動
    しないように構成されていることを特徴とするシステム
    異常時のシステム縮退方式。
JP4188436A 1992-07-15 1992-07-15 システム異常時のシステム縮退方式 Pending JPH0635718A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4188436A JPH0635718A (ja) 1992-07-15 1992-07-15 システム異常時のシステム縮退方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4188436A JPH0635718A (ja) 1992-07-15 1992-07-15 システム異常時のシステム縮退方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0635718A true JPH0635718A (ja) 1994-02-10

Family

ID=16223649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4188436A Pending JPH0635718A (ja) 1992-07-15 1992-07-15 システム異常時のシステム縮退方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0635718A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0738969A2 (en) 1995-04-18 1996-10-23 Fuji Xerox Co., Ltd. System starter unit and method
JP2007266773A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Fujitsu Ltd サービス要求装置及びサービス要求処理方法
JP2008525892A (ja) * 2004-12-23 2008-07-17 マイクロソフト コーポレーション モニタを用いてtpmを常に“オン”にロックする方法及びシステム
WO2008107934A1 (ja) * 2007-03-07 2008-09-12 Fujitsu Limited マルチプロセッサシステム
JP2008234117A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Fujitsu Ltd マルチプロセッサシステムおよびマルチプロセッサシステムにおける復旧方法
JP2010102441A (ja) * 2008-10-22 2010-05-06 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置、情報処理プログラム
JP2011177390A (ja) * 2010-03-02 2011-09-15 Sophia Co Ltd 遊技機
WO2020248384A1 (zh) * 2019-06-14 2020-12-17 平安科技(深圳)有限公司 防止请求重复访问方法、装置、计算机设备及存储介质

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0738969A2 (en) 1995-04-18 1996-10-23 Fuji Xerox Co., Ltd. System starter unit and method
JPH08286936A (ja) * 1995-04-18 1996-11-01 Fuji Xerox Co Ltd システム起動装置
JP2008525892A (ja) * 2004-12-23 2008-07-17 マイクロソフト コーポレーション モニタを用いてtpmを常に“オン”にロックする方法及びシステム
JP2007266773A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Fujitsu Ltd サービス要求装置及びサービス要求処理方法
WO2008107934A1 (ja) * 2007-03-07 2008-09-12 Fujitsu Limited マルチプロセッサシステム
JP2008234117A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Fujitsu Ltd マルチプロセッサシステムおよびマルチプロセッサシステムにおける復旧方法
JP2010102441A (ja) * 2008-10-22 2010-05-06 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置、情報処理プログラム
JP2011177390A (ja) * 2010-03-02 2011-09-15 Sophia Co Ltd 遊技機
WO2020248384A1 (zh) * 2019-06-14 2020-12-17 平安科技(深圳)有限公司 防止请求重复访问方法、装置、计算机设备及存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0635718A (ja) システム異常時のシステム縮退方式
JP2006065440A (ja) プロセス管理システム
JP2000330778A (ja) 修正ロードモジュール置換後の復旧方法ならびに装置
JPH05210529A (ja) マルチプロセッサシステム
JPH0879246A (ja) 分散型通信システムおよびその障害回復方法
JP2002182951A (ja) 情報処理装置のメンテナンス方法および情報処理装置
JPH08287030A (ja) 多重系計算機システムの自動再起動装置および方法
JP5792055B2 (ja) 情報処理装置
JPH07200334A (ja) 二重化同期運転方式
JPH0667909A (ja) 障害回復方式
JPH08329025A (ja) プロセスマイグレーション方式
JPS58195259A (ja) 障害処理方式
JPH08147255A (ja) 障害監視方式
JPH025119A (ja) 電源制御方式
JP4957068B2 (ja) 二重化系切替え方法
JPH09128258A (ja) コンピュータシステムの再同期リセット処理方法
JPH02114364A (ja) マルチプロセッサシステム
JP2021077068A (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
JPH11120140A (ja) 端末コンピュータ上のアプリケーション自動起動方法
JPS60134941A (ja) 外部記憶装置を有するシステムの復帰方式
JP2006268277A (ja) アプリケーションプログラムの復旧方式
JPH0287794A (ja) 電子交換システムの保守用プロセッサ
JPH025165A (ja) 自動再起動方式
JPH0320780B2 (ja)
JPH02310634A (ja) プログラム暴走監視方式