JPH0635594A - 座標位置検出方法 - Google Patents

座標位置検出方法

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JPH0635594A
JPH0635594A JP20975992A JP20975992A JPH0635594A JP H0635594 A JPH0635594 A JP H0635594A JP 20975992 A JP20975992 A JP 20975992A JP 20975992 A JP20975992 A JP 20975992A JP H0635594 A JPH0635594 A JP H0635594A
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JP
Japan
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coordinate
detection
electrodes
detected
detection plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP20975992A
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English (en)
Inventor
Kunikazu Suzuki
邦和 鈴木
Keisuke Watanabe
敬介 渡辺
Masayasu Sato
正康 佐藤
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 座標判定部に低価格なA/D変換器を用い、
高分解能を有し、且つ高速な座標検出が行えるようにす
る。 【構成】 座標検出板21(23)の両端電極に電圧を
印加した時の位置座標を概略的に検出し、この検出動作
で検出した位置座標に最も近接した電極25(27)間
に電圧を印加することにより座標判定部31で局部的に
座標位置を検出し、これらの検出動作により一旦位置座
標を検出した後、次の位置検出動作時に、その位置座標
に相当する座標検出板21(23)、又は座標位置の移
動方向にある座標検出板21(23)のみに電圧を印加
し、座標検出を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、座標位置検出方法に関
し、特に抵抗膜方式の座標入力装置に用いて好適なもの
である。
【0002】
【従来の技術】座標入力装置には種々の方式のものがあ
るが、その一例として特開平1−318111号公報記
載の抵抗膜方式のものを図4、5を参照して説明する。
図4は従来の座標位置検出方法に用いられる座標入力装
置の構成図、図5は座標検出領域を表す模式図である。
X軸の座標検出板1には図示しないスペーサを挟んでY
軸の座標検出板3が対向配置され、座標検出板1、座標
検出板3にはそれぞれX電極5、Y電極7が形成されて
いる。座標検出板1、3には検出板制御部9が接続さ
れ、検出板制御部9は座標検出板1、3の動作を制御す
る。検出板制御部9には座標判定部11が接続され、座
標判定部11は座標検出板1、3から得た検出信号によ
り座標位置を判定する。また、検出板制御部9には指示
部13が接続され、指示部13はタブレット上の操作ス
イッチ信号15、又は外部指示信号17を受けるように
なっている。
【0003】このように構成された座標入力装置の従来
の座標位置検出方法(動作)を説明する。第一の検出動
作では、検出板制御部9によりX電極5の両端に電圧を
印加し、押圧点におけるX電極5の印加電圧の分圧をY
電極7から検出する。続いて、今度はY電極7の両端に
電圧を印加し、Y電極7の印加電圧の分圧をX電極5か
ら検出する。そして、X電極5、及びY電極7から検出
した信号を、検出板制御部9を介して座標判定部11に
送り、座標位置を判定する。第二の検出動作では、例え
ば第一の検出動作で斜線で示すR部分(図5参照)が押
圧されていると判定したのであれば、検出板制御部9は
X電極5d、5eを選択して電圧を印加し、Y電極7か
ら検出する。続いて、検出板制御部9はY電極7b、7
cを選択して電圧を印加し、X電極5より検出する。こ
の第二の検出動作で得られた信号により、X電極5d、
5e間、及びY電極7b、7c間の量子化が行われ、R
部分内の押圧位置が第一の検出動作で得た概略的な情報
に比べ単位長当たり数倍の分解能で検出が行われる。以
上の第一の検出動作、及び第二の検出動作を繰り返すこ
とにより、押圧位置Rの移動を検出することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
座標位置検出方法では、第一の検出動作、及び第二の検
出動作を繰り返し行うことで座標を判定していたため、
判定に必要以上の時間を要する欠点があった。
【0005】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、座標判定部に低価格なA/D変換器を用い、高分解
能を有し、且つ高速な座標検出を行うことができる座標
位置検出方法の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る座標位置検出方法は、複数の電極を持つ
とともにスペーサを挟んで対向配置される複数の座標検
出板と、この座標検出板の電極のうち任意の二つが選択
されるスイッチ群を制御する座標検出板制御部と、座標
検出板より得た検出信号をもとに座標を判定する座標判
定部とからなる座標入力装置において、第一の検出動作
で、座標検出板の両端電極に電圧を印加した時の位置座
標を概略的に検出し、第二の検出動作で、第一の検出動
作で検出した位置座標に最も近接した電極間に電圧を印
加することにより座標判定部で局部的に座標位置を検出
し、第三の検出動作で、第一の検出動作、及び第二の検
出動作により一旦位置座標を検出した後、次の位置検出
動作時にその位置座標に相当する座標検出板、又は座標
位置の移動方向にある座標検出板のみに電圧を印加し、
座標検出を行うことを特徴とするものである。そして、
座標位置検出方法は、入力の中断等により第三の検出動
作で座標位置が検出できなくなった時に、第一の検出動
作から第三の検出動作を実行し、座標の判定を行うもの
であってもよい。
【0007】
【作用】位置座標が概略的に検出された後、座標判定部
で局部的に座標位置が検出され、次の位置検出動作時に
その位置座標に相当する座標検出板、又は座標位置の移
動方向にある座標検出板のみに電圧が印加されて座標検
出が行われ、量子化精度が低いA/D変換器が使用され
ても、高い分解能が確保されるとともに、検出動作が速
くなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る座標位置検出方法の好適
な実施例を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発
明の座標位置検出方法に用いる座標入力装置の構成図、
図2は座標検出板の構造図である。図1に示すように、
X軸の座標検出板21には図示しないスペーサを挟んで
Y軸の座標検出板23が対向配置され、座標検出板2
1、座標検出板23にはそれぞれX電極25、Y電極2
7が形成されている。座標検出板21、23には座標検
出板制御部(検出板制御部)29が接続され、検出板制
御部29は座標検出板21、23の動作を制御する。検
出板制御部29には座標判定部31が接続され、座標判
定部31は座標検出板21、23から得た検出信号によ
り座標位置を判定する。座標判定部31、及び検出板制
御部29にはCPU33が接続され、CPU33はメモ
リ等を内蔵するマイクロプロセッサより構成されてい
る。
【0009】座標検出板21は、例えばポリエステルフ
ィルムより形成され、その表面には複数のX電極25a
〜25gが配設されている。図2に示すように、X電極
25a〜25gには電圧を切り換えて供給するための切
換接続回路35、37が接続されている。また、Y軸の
座標検出板23は、例えばガラス基板からなり、その表
面には複数のY電極27a〜27gが配設されている。
Y電極27a〜27gにもX電極25と同様に、電圧を
切り換えて供給するための切換接続回路39、41が接
続されている。切換接続回路35、37、39、41の
内部には複数の切換スイッチa〜gが設けられ、切換ス
イッチa〜gはCPU33からの制御により接続を行う
ようになっている。
【0010】このように構成された座標入力装置による
座標位置検出方法(動作)を説明する。先ず、第一の検
出動作として、座標検出板の全面に電圧を印加した時の
押圧位置の検出を行う。検出板制御部29の内部にある
X電極25の切換接続回路35によりX電極25aを選
択し、切換接続回路37によりX電極25gを接続す
る。また、Y電極27の切換接続回路39、41のスイ
ッチgを選択し、X軸の座標検出板21のX電極25の
両端に電圧を印加する。座標検出板に押圧入力Pがある
と、押圧入力点PにおけるX電極25の印加電圧の分圧
が、Y軸の座標検出板23のY電極27から信号S1
して座標判定部31へ出力される。
【0011】続いて、検出板制御部29の内部にあるY
電極27の切換接続回路39によりY電極27aを選択
し、切換接続回路41によりY電極27aを接続する。
また、X電極25の切換接続回路35、37のスイッチ
gを選択し、Y軸の座標検出板23のY電極27の両端
に電圧を印加する。押圧入力点PにおけるY電極27の
印加電圧の分圧が、X軸の座標検出板21のX電極25
から信号S2 として座標判定部31へ出力される。この
ようにして検出された信号S1 、S2 は、座標判定部3
1の内部にある図示しない例えば8ビットのA/D変換
器により、0〜256に量子化され、CPU33に押圧
位置情報として出力される。
【0012】第二の検出動作では、第一の検出動作で検
出した押圧位置に最も近接した電極間に電圧を印加した
時の座標位置を検出し、高分解能で量子化を行う。例え
ば、押圧位置がPであれば、X電極25の切換接続回路
35でX電極25b、切換接続回路37でX電極25c
を選択し、切換接続回路39、41でスイッチgを選択
することにより、X電極25b、25c間の押圧入力点
Pの押圧位置を検出する。続いて、Y電極27の切換接
続回路39でY電極27b、切換接続回路41でY電極
27cを選択し、切換接続回路35、37でスイッチg
を選択することにより、Y電極27b、27c間の押圧
位置の検出を行う。この時、A/D変換器の量子化精度
が8ビットであっても、第一の検出動作のように検出板
全面を量子化する場合に比べ、第二の検出動作の方が単
位長当たりの分解能がN−1(N=電極数)倍向上する
こととなる。
【0013】第一の検出動作、及び第二の検出動作によ
り押圧位置を検出した後、次の押圧位置を検出する際に
は、先ず、その押圧位置に相当する電極間で押圧検出動
作を行う。即ち、本実施例においては、X電極25b、
25c間と、Y電極27b、27c間で第二の動作を繰
り返し、押圧位置の検出を行う。この際、CPU33
は、常に押圧位置の移動する方向を監視し、検出動作を
行っている電極間から押圧位置が外れた場合には、押圧
位置の移動方向にある次の電極間で新たな押圧位置の検
出動作を行う。例えば、押圧位置がP点からQ点に移動
して、X電極25b、25c間と、Y電極27b、27
c間で押圧点が検出できなくなった場合には、CPU3
3は検出板制御部29に対して、X電極25c、25d
間と、Y電極27b、27c間で押圧位置の検出動作を
するように制御を行う。また、押圧位置の電極間で押圧
検出動作を行っている際、途中で押圧位置が検出できな
くなった場合には、その電極間での押圧が終了し、別の
電極間で押圧が行われていると判断し、その電極の位置
を検出するために第一の動作を行い、押圧位置が検出さ
れときには第二の検出動作を繰り返す。
【0014】図3はCPUの機能を説明するブロック図
である。CPU33にはX軸の座標検出手段41、及び
Y軸の座標検出手段43が備えられ、Y電極27で検出
されてA/D変換器で量子化された信号S1 はX軸の座
標検出手段41に与えられる。一方、X電極25で検出
されてA/D変換器で量子化された信号S2 はY軸の座
標検出手段43に与えられる。座標検出手段41、43
は、これらの信号に基づいて押圧された位置を検出す
る。このようにして検出されたX軸、及びY軸の押圧位
置は、X軸信号Sx 、Y軸信号SY として押圧位置検出
手段45に供給される。押圧位置検出手段45は、これ
ら供給された信号Sx 、SY に基づいて押圧位置の算出
を行う。
【0015】押圧位置が算出されると、押圧位置を示す
押圧位置信号S3 が押圧位置検出手段45から押圧位置
判定手段47に供給される。押圧位置判定手段47で
は、押圧位置信号S3 が供給された時、その位置信号が
第一の検出動作により得られた信号であれば、検出板制
御部29の切換接続回路35、37にどの電極間を選択
するのかを知らせる切換接続信号S4 を送出する。ま
た、第二の検出動作により得られた信号であれば、検出
板制御部29の切換接続回路35、37にどの電極間を
選択するのかを知らせる切換接続信号S4 を送出し、そ
の押圧位置信号S3を押圧位置の位置信号S5 として送
出する。
【0016】本実施例の座標位置検出方法によれば、上
述の如く押圧位置を決定しているので、高分解能が確保
できるとともに、高速に押圧位置の算出を行うことがで
きる。尚、上述の実施例では、X電極、及びY電極が7
本の場合を例に説明したが、X電極、及びY電極の本数
はこれに限定されるものではない。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る座標位置検出方法は、位置座標が概略的に検出された
後、局部的に座標位置が検出され、その位置座標に相当
する座標検出板、又は座標位置の移動方向にある座標検
出板のみに電圧が印加されて座標検出が行われるので、
量子化精度が低いA/D変換器を用いても、高分解能な
座標入力装置が提供でき、且つ高速に座標検出動作を行
うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の座標位置検出方法に用いられる座標入
力装置の構成図である。
【図2】座標検出板の構造図である。
【図3】CPUの機能を説明するブロック図である。
【図4】従来の座標位置検出方法に用いられる座標入力
装置の構成図である。
【図5】座標検出領域を表す模式図である。
【符号の説明】
21 X軸の座標検出板(座標検出板) 23 Y軸の座標検出板(座標検出板) 25 X電極(電極) 27 Y電極(電極) 29 座標検出板制御部 31 座標判定部 33 CPU a〜g スイッチ群

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電極を持つとともにスペーサを挟
    んで対向配置される複数の座標検出板と、該座標検出板
    の前記電極のうち任意の二つが選択されるスイッチ群を
    制御する座標検出板制御部と、前記座標検出板より得た
    検出信号をもとに座標を判定する座標判定部とからなる
    座標入力装置において、 第一の検出動作で、前記座標検出板の両端電極に電圧を
    印加した時の位置座標を概略的に検出し、 第二の検出動作で、前記第一の検出動作で検出した位置
    座標に最も近接した電極間に電圧を印加することにより
    座標判定部で局部的に座標位置を検出し、 第三の検出動作で、前記第一の検出動作、及び第二の検
    出動作により一旦位置座標を検出した後、次の位置検出
    動作時にその位置座標に相当する座標検出板、又は座標
    位置の移動方向にある座標検出板のみに電圧を印加し、
    座標検出を行うことを特徴とする座標位置検出方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の座標位置検出方法におい
    て、 入力の中断等により前記第三の検出動作で座標位置が検
    出できなくなった時に、前記第一の検出動作から前記第
    三の検出動作を実行し、座標の判定を行うことを特徴と
    する座標位置検出方法。
JP20975992A 1992-07-14 1992-07-14 座標位置検出方法 Pending JPH0635594A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102541377A (zh) * 2010-11-24 2012-07-04 索尼公司 触摸面板设备和触摸面板检测方法
CN102541377B (zh) * 2010-11-24 2016-12-14 索尼公司 触摸面板设备和触摸面板检测方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102541377A (zh) * 2010-11-24 2012-07-04 索尼公司 触摸面板设备和触摸面板检测方法
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