JPH0635487U - 二重床用床材 - Google Patents

二重床用床材

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Publication number
JPH0635487U
JPH0635487U JP032796U JP3279691U JPH0635487U JP H0635487 U JPH0635487 U JP H0635487U JP 032796 U JP032796 U JP 032796U JP 3279691 U JP3279691 U JP 3279691U JP H0635487 U JPH0635487 U JP H0635487U
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JP
Japan
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carpet
floor
base surface
double
floor material
Prior art date
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Pending
Application number
JP032796U
Other languages
English (en)
Inventor
賢太郎 酒井
常雄 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inoac Corp
Original Assignee
Inoac Corp
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Publication date
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Publication of JPH0635487U publication Critical patent/JPH0635487U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カーペットの接着工程を省くとともに、カー
ペットを床材に着脱可能に固定することができる二重床
用床材を提供する。また、内部の配線状態が上部から透
視できる二重床用床材を提供する。 【構成】 基台面11にケーブル配線の敷設空間13が
透視できる適宜の切欠15が設けられているとともに、
前記基台面11より僅かに突出するカーペット固定用の
爪部20が一体に形成されていることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は二重床用床材に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、OA機器が取り付けられる室内などにおいて、室内の床面に配される機 器のケーブルを保護するとともに作業性および部屋の美観を高めるために、いわ ゆるフリーアクセスフロアと呼ばれる二重床用床材が設けられることがある。
【0003】 従来の二重床用床材60としては、図6に示されるように、テーブル形状を有 する基台61と脚部62よりなり、前記基台61の下部にはケーブル配線63を 敷設するための空間66を形成したものが一般的である。 この基台61は部屋の床面64に敷きつめて用いられ、この基台61の上部に 区画された定型カーペット、いわゆるタイルカーペット67が接着剤65を介し て固定される。
【0004】 しかしながら、かかる二重床用床材にあっては、カーペットが接着剤によって 取り付けられるので、工程が煩雑となるとともにコスト高となっていた。 また、機器の配線点検や位置変えの際には、カーペットのみを剥がすことが困 難なため床材そのものを取り外さなくてはならず手間が掛かっていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、上記した問題点に鑑み提案されたものであって、カーペットの接 着工程を省き、カーペットを床材に着脱可能に固定することのできる二重床用床 材を提供するものである。 また、この考案はあわせて内部の配線状態が上部から透視できる二重床用床材 を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、この考案は、下部にケーブル配線などの敷設空間を有し、かつ上部 に区画された定型カーペットを載置するようにしてなる、前記カーペットを細分 化した大きさの基台面を有する二重床用床材において、前記基台面には前記敷設 空間が透視できる適宜の切欠が設けられているとともに、前記基台面より僅かに 突出するカーペット固定用の爪部が一体に形成されていることを特徴とする二重 床用床材に係る。
【0007】
【実施例】
以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。 図1はこの考案の一例を示す斜視図、図2はこの考案の実施態様の一例を示す 平面図、図3はこの考案の要部拡大断面図、図4は爪部材の一例を示す斜視図、 図5はその他の例を示す斜視図である。
【0008】 図1および図2に示されるように、この考案の二重床用床材10は基台面11 と前記基台面11を支える脚部12とから構成され、難燃性樹脂の射出成形品や コンクリートや石膏ボードおよび金属などの成形品よりなる。
【0009】 前記基台面11は、図のような正方形形状を有していて、その上部には区画さ れた定型カーペットが載置される。
【0010】 前記基台面11の大きさは、前記した基台面11の上部に載置される区画され た定型カーペットが細分化された大きさに形成されていて、この実施例では、図 2のように9枚並べることにより一枚の定型カーペットの大きさ、つまり50セ ンチメートル角の大きさになるように形成されている。
【0011】 なお、各々の二重床用床材10は所望によりヒンジなどで連結されて任意の大 きさに形成されたり、粘着テープなどで連結されたり、連結用治具などによって 脚部12を連結して用いられることもある。
【0012】 前記基台面11には、該基台面11を貫通する円形もしくは長方形または適宜 の形状の複数の切欠15が形成されているとともに、前記基台面11の下部はケ ーブル配線16のための敷設空間13が形成されているため、該敷設空間12を 透視することによって前記敷設空間13に配されたケーブル配線16の状態が点 検確認できるようになっている。
【0013】 前記基台面11の中央部付近には凹部14が形成されている。そして、この凹 部14の内底面17には複数の爪部20が前記基台面11より僅かに突出するよ うに形成されている。
【0014】 この爪部20は、基台面11の上部に載置されるカーペットの位置固定のため のもので、床材10の成形時に同時に成形されるか、あるいは金属インサートや 合成樹脂の板体などを型内に挿入して床材10と一体に成形されることにより形 成される。
【0015】 図3に基台面11の要部断面図を示す。 図示されるように、基台面11に設けられた凹部14の内底面17には爪部2 0が形成されている。
【0016】 この実施例において、前記爪部20の高さは約2ミリに形成されていて、基台 面11からは1ミリ程度突出されている。 なお、爪部20の形状および個数は基台の大きさや基台面上部に配されるカー ペットの材質などによって適宜設定することができる。
【0017】 この実施例においては、前記爪部20は、床材10成形時に成形型内に爪状の 突部26の設けられた金属または合成樹脂よりなる爪部材25を挿入し床材10 と一体に成形することによって形成されている。
【0018】 図4および図5にこの考案の爪部材の例が示される。 図4の爪部材40は金属板41を打ち抜いて複数の切込み42を形成し、該切 込み42を上方に起こして爪部43を設けたものである。
【0019】 図5に示される爪部材50は、合成樹脂の板体51に剣山状の突部52を複数 一体に形成して爪部53となしたものである。
【0020】 そして、前記床材10の基台面11上にカーペット30が配される。 このカーペット30は、塩化ビニル発泡体やアスファルトなどからなるバッキ ング31上にループパイルやカットパイルなどの織布32が縫い込みあるいは接 着剤33によって貼着され、所定の大きさに区画されてなるものである。符号3 4は不織布などの裏打ち材である。
【0021】 図から理解されるように、二重床用床材10にカーペット30を載置する際、 該カーペット30のバッキング31部分が前記爪部20に食い込み係着されて確 実に固定される。
【0022】 このように、カーペット30は二重床用床材10に接着されていないので、配 線の点検や位置変えの際は該カーペット30をめくることによって基台面11の 切欠15から透視して、その状態を確認することができるのである。
【0023】
【考案の効果】
以上図示し説明したように、この考案によれば接着工程を行なうことなく、単 にカーペットを基台面に載置するだけでカーペットを二重床用床材に固定するこ とができるようになった。 したがって、本考案の二重床用床材を用いた場合では、従来のタイルカーペッ ト接着施工における工賃を半減させることができ、工期も大幅に短縮できコスト の低減に役立つ。 また、機器の配線点検や位置変えの際でもタイルカーペットの取り付けおよび 取り外しが手軽にできる。 さらにまた、適宜の切欠が設けられているので内部の配線状態が上部から透視 でき、床材そのものを取り外すことなく点検確認を行なうことができる。 このように、この考案は極めて効果的で実用性の高い二重床用床材を提供する ことができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一例を示す斜視図である。
【図2】この考案の実施態様の一例を示す平面図であ
る。
【図3】この考案の要部拡大断面図である。
【図4】爪部材の一例を示す斜視図である。
【図5】その他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 二重床用床材 11 基台面 12 脚部 13 敷設空間 14 凹部 15 切欠 20 爪部 30 カーペット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図6
【補正方法】追加
【補正内容】
【図6】従来の二重床用床材の施工例を示す断面図であ
る。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部にケーブル配線などの敷設空間を有
    し、かつ上部に区画された定型カーペットを載置するよ
    うにしてなる、前記カーペットを細分化した大きさの基
    台面を有する二重床用床材において、前記基台面には前
    記敷設空間が透視できる適宜の切欠が設けられていると
    ともに、前記基台面より僅かに突出するカーペット固定
    用の爪部が一体に形成されていることを特徴とする二重
    床用床材。
  2. 【請求項2】 請求項1において、複数の爪部が凹部内
    に突設されている二重床用床材。
JP032796U 1991-04-10 1991-04-10 二重床用床材 Pending JPH0635487U (ja)

Priority Applications (1)

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JP032796U JPH0635487U (ja) 1991-04-10 1991-04-10 二重床用床材

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JP032796U JPH0635487U (ja) 1991-04-10 1991-04-10 二重床用床材

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Publication Number Publication Date
JPH0635487U true JPH0635487U (ja) 1994-05-13

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ID=12368815

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JP032796U Pending JPH0635487U (ja) 1991-04-10 1991-04-10 二重床用床材

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6325736B2 (ja) * 1982-06-21 1988-05-26 Fujitsu Ltd
JPH0245225B2 (ja) * 1984-10-25 1990-10-08 Fujitsu Ltd

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6325736B2 (ja) * 1982-06-21 1988-05-26 Fujitsu Ltd
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