JPH0635426Y2 - 印刷配線板用コネクタ - Google Patents

印刷配線板用コネクタ

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JPH0635426Y2
JPH0635426Y2 JP1988107148U JP10714888U JPH0635426Y2 JP H0635426 Y2 JPH0635426 Y2 JP H0635426Y2 JP 1988107148 U JP1988107148 U JP 1988107148U JP 10714888 U JP10714888 U JP 10714888U JP H0635426 Y2 JPH0635426 Y2 JP H0635426Y2
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JP
Japan
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printed wiring
wiring board
piece
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carrier
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JP1988107148U
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English (en)
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JPH0229186U (ja
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邦貴 竹友
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、主として可撓性を有する薄厚の印刷配線板に
適用される印刷配線板用コネクタに関するものである。
[従来の技術] 一般にこの種の印刷配線板用コネクタは、基台に対して
コンタクトを装着する際に、複数のコンタクトをキャリ
アを介して一体に結合した形の挿入部品を形成し、挿入
部品を基台に装着した後にキャリアを切除して各コンタ
クトを分離するようになっている。
このような挿入部品40として、第2図に示すように、コ
ンタクト20a,20bの接触ばね片21と略平行なキャリア接
続片24を設け、コンタクト20a,20bの端子片22とキャリ
ア41との間をキャリア接続片24で一体に結合した形状の
ものを用いた印刷配線用コネクタを、本発明者らは先に
提案した(実願昭63−11321号参照)。印刷配線板用コ
ネクタは、第3図に示すように、この挿入部品40の端子
片22を基台10に圧入し、キャリア41を切除するこにより
得られるのである。
[考案が解決しようとする課題] ところで、このように形成された印刷配線板用コネクタ
では、隣接するコンタクト20a,20bの間は分離壁15で隔
絶されており、キャリア接続片24は分離壁15に形成され
た突部18に当接することによって、第3図(b)中上方
への移動規制がなされているが、第3図(b)中下方へ
の移動規制はなされていない。したがって、基台10に対
するコンタクト20a,20bの保持強度が不十分になると、
コンタクト20a,20bががたついて、コンタクト20a,20bの
先端部(第3図(d)中左端部)が第3図(b)中下向
きに移動し、印刷配線板を基台10に挿入するときに印刷
配線板がキャリア接続片24に当たってコンタクト20a,20
bが変形するという問題が生じる。基台10に対するコン
タクト20a,20bの保持強度の低下は、端子片22を半田固
定する際の熱ストレスによっても発生するから、コンタ
クト20a,20bのがたつきを防止することは重要な課題で
ある。
本考案は上述の問題を解決することを目的とするもので
あり、キャリア接続片を基台に対して固定することによ
り、コンタクトのがたつきを防止した印刷配線板用コネ
クタを提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案では上記目的を達成するために、複数のコンタク
トを一体に結合した挿入部品に、接触ばね片とは独立し
て略平行に形成され一端部が各端子片にそれぞれ一体に
連続するとともに他端部がキャリアに一体に連続するキ
ャリア接続片を設け、基台に形成された印刷配線板を挿
入するための凹所において印刷配線板の厚み方向の一面
に対向する内周面に、隣接するコンタクトを隔絶する分
離壁を突設し、分離壁においてキャリア接続片との対向
面にキャリア接続片の嵌合する保持溝を形成しているの
である。
[作用] 上記構成によれば、キャリア接続片が保持溝に嵌合する
ことにより、基台に対して固定されるから、端子片の半
田固定等により熱ストレスが発生してもコンタクトがが
たつかず、印刷配線板の挿入時におけるキャリア接続片
の変形が防止されるのである。
[実施例] 基本構成は、第3図に示したとおりであって、絶縁性を
有する合成樹脂成型品である基台10と、基台10に装着さ
れたコンタクト20a,20bとで構成されている。基台10の
一面には凹所11が開口しており、この凹所11内には印刷
配線板(図示せず)の端部が挿入される。すなわち、凹
所11は、接触用の導電パターンが形成された印刷配線板
の端部が挿入されるスリット状の挿入溝11aと、挿入溝1
1aの幅方向の一方の側縁に沿って形成された分離溝11b
とを有する形状に形成されている。挿入溝11aの奥端に
は係止段部13が形成され、印刷配線板を挿入するときに
印刷配線板の端縁が係止段部13に当接することにより挿
入量が規制されるようになっている。分離溝11bの奥端
には貫通孔14が形成されており、貫通孔14の他端は基台
1において凹所11の開口面とは反対側の面に開口する。
分離溝11bの内側面には凹所11の開口の長手方向におい
て複数個の分離壁15が突設される。この分離壁15は分離
溝11b内で形成される。また、分離壁15の側面には凹所1
1の奥端から開口面に向かって走る保持溝17が形成され
る。凹所11の開口面に対する反対側の面には分離壁15に
対応して仕切壁16が形成される。
コンタクト20a,20bは、凹所11内に臨む接触ばね片21
と、基台1において凹所11の開口面とは反対側の側面か
ら突出する端子片22とを備えている。接触ばね片21は、
上記分離壁15により仕切られた各区画に対応するように
配設されており、挿入溝11aの内側面に近付く向きのば
ね力を有している。すなわち、接触ばね片21の先端部と
挿入溝11aの内側面との間に印刷配線板の端部が挟装さ
れ、接触ばね片21が導電パターンに弾接するのである。
接触ばね片21の先端部は、印刷配線板が導入しやすくな
るように挿入溝11aの内側面から離れる向きに折曲され
て導入片23を形成している。また、端子片21は基台10の
貫通孔14を通って基台10の外側面に上記仕切壁16で分離
された各区画に対応するように突出し、互いに接触する
ことが防止されている。また、端子片22は基台10の外部
で略L形に折曲される。
ところで、コンタクト20a,20bを基台10に装着するに
は、第2図に示すように、基台10に装着されるすべての
コンタクト20a,20bをキャリア41で一体に連結した挿入
部品40が用いられる。すなわち、端子片22の基部に接触
ばね片21とともにキャリア接続片24が連続しており、キ
ャリア接続片24を介してキャリア41が連結されるのであ
る。コンタクト20a,20bには長コンタクト20aと短コンタ
クト20bとがあり、長コンタクト20aは短コンタクト20b
に比較して接触ばね片21と端子片22とがそれぞれ長く形
成されている。キャリア41とキャリア接続片24との接続
部には切断用の分離溝42が挿入部品40の板厚内で形成さ
れる。接触ばね片21は上述したように基台10に形成され
た凹所11の内周面に向かうばね力を有するから、端子片
22に対して傾斜するように形成されているが、キャリア
接続片24はキャリア41とともに端子片22と同一の平面内
で形成されている。各端子片22の一側縁には圧入用の突
起25が形成されており、突起25は端子片22の先端側から
基部側に向かって端子片22から離れるように傾斜し、端
子片22の基部側では段部を形成する形状に形成されてい
る。このような挿入部品40を形成するには、帯状の板金
に打抜加工および曲げ加工を施し、適宜の鍍金等を施す
ようにすればよい。
この挿入部品40を基台10に圧入すれば、端子片22に形成
された突起25が基台10の外側面に係止されて挿入部品40
が基台10に固定される。その後、切断線42でキャリア41
を折り取り、さらに、端子片22を略L形に折曲すればよ
いのである。ここに、キャリア接続片24は端子片22と同
一平面上で形成されているから、キャリア41を切除した
後には、キャリア接続片24は分離壁15間に配置されるこ
とになり、キャリア接続片24が隣接する接触ばね片21に
接触するのを防止できるのである。また、キャリア接続
片24は、第1図に示すように、分離壁15の側面に形成さ
れた保持溝17に嵌合して基台10に固定される。この構成
によって、コンタクト20a,20bは基台10に固定されるの
であり、第1図中上下方向におけるコンタクト20a,20b
のがたつきが防止されるのである。また第1図中の左右
方向においては分離壁15によりコンタクト20a,20bの位
置規制が行われる。さらに、挿入部品40を基台10に圧入
する際に、押圧力が接触ばね片21に対して作用しない形
状となっているから、組立時に接触ばね片21が変形する
ことがないのであり、接触圧のばらつきを防止すること
ができるのである。
[考案の効果] 本考案は上述のように、複数のコンタクトを一体に結合
した挿入部品に、接触ばね片とは独立して略平行に形成
され一端部が各端子片にそれぞれ一体に連続するととも
に他端部がキャリアに一体に連続するキャリア接続片を
設け、基台に形成された印刷配線板を挿入するために凹
所において印刷配線板の厚み方向の一面に対向する内周
面に、隣接するコンタクトを隔絶する分離壁を突設し、
分離壁においてキャリア接続片との対向面にキャリア接
続片の嵌合する保持溝を形成しているものであり、キャ
リア接続片が保持溝に嵌合することにより基台に対して
固定されるから、端子片の半田固定等により熱ストレス
が発生してもコンタクトががたつかず、印刷配線板の挿
入時におけるキャリア接続片の変形が防止されるという
利点がある。また、コンタクトの位置規制がなされるか
ら、印刷配線板に対する接触ばね片の接触圧もばらつき
が少なくなるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の要部を拡大した正面図、第2図(a)
(b)(c)はそれぞれ本考案に用いる挿入部品の正面
図、側面図、短コンタクトの側面図、第3図(a)
(b)(c)(d)(e)はそれぞれ従来例を示す平面
図、正面図、側面図、同図(b)中X−X線断面図、同
図(b)中Y−Y線断面図である。 10…基台、11…凹所、15…分離壁、17…保持溝、20…コ
ンタクト、21…接触ばね片、22…端子片、24…キャリア
接続片、40…挿入部品、41…キャリア。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】接触用の導電パターンが形成された印刷配
    線板の端部が挿入される凹所が開口した基台と、凹所の
    内側面との間に印刷配線板の端部を挟装する接触ばね
    片、および接触ばね片に一体に連続して凹所の開口面の
    反対面から基台の外部に引き出される端子片を備えた複
    数のコンタクトとを具備し、キャリアを介して複数のコ
    ンタクトを一体に結合した形の挿入部品の端子片を基台
    に圧入した後にキャリアを切除してコンタクトが形成さ
    れている印刷配線板用コネクタにおいて、挿入部品は、
    接触ばね片とは独立して略平行に形成され一端部が各端
    子片にそれぞれ一体に連続するとともに他端部がキャリ
    アに一体に連続するキャリア接続片を有し、上記凹所に
    おいて印刷配線板の厚み方向の一面に対向する内周面に
    は隣接するコンタクトを隔絶する分離壁が突設され、分
    離壁においてキャリア接続片との対向面にはキャリア接
    続片が嵌合する保持溝が形成されて成る印刷配線板用コ
    ネクタ。
JP1988107148U 1988-08-12 1988-08-12 印刷配線板用コネクタ Expired - Lifetime JPH0635426Y2 (ja)

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JPH0229186U JPH0229186U (ja) 1990-02-26
JPH0635426Y2 true JPH0635426Y2 (ja) 1994-09-14

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