JPH0635263B2 - 作業車の駆動装置 - Google Patents

作業車の駆動装置

Info

Publication number
JPH0635263B2
JPH0635263B2 JP1251338A JP25133889A JPH0635263B2 JP H0635263 B2 JPH0635263 B2 JP H0635263B2 JP 1251338 A JP1251338 A JP 1251338A JP 25133889 A JP25133889 A JP 25133889A JP H0635263 B2 JPH0635263 B2 JP H0635263B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic pump
work
engine
power
driven
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1251338A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03112727A (ja
Inventor
市郎 藤浪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd filed Critical Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Priority to JP1251338A priority Critical patent/JPH0635263B2/ja
Publication of JPH03112727A publication Critical patent/JPH03112727A/ja
Publication of JPH0635263B2 publication Critical patent/JPH0635263B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 本発明は作業車、特に間欠的に走行停止して作業を行な
う作業体を架装した作業車の分野で利用されるものであ
る。
(b)従来の技術 従来の作業車、例えば塵芥車にあっては間欠的に走行停
止して、塵芥押込装置を作動させ、塵芥を収容箱に積込
むようになっており、前記塵芥押込装置の駆動源は走行
用エンジンである。
すなわち、前記エンジンから動力取出装置を介して取り
出した動力にて油圧ポンプを駆動し、その油圧ポンプに
て塵芥押込装置を作動させるようになっている。
(c)発明が解決しようとする課題 ところで、走行用エンジンの性能曲線は第4図実線の如
く、エンジン回転数の増加に伴って出力も増加するよう
になっており、一般にアイドリング時の低回転(約550r
pm)では作業時の必要動力(横点線)が得られないた
め、エンジンを高回転(約1600rpm)させて必要動力を
発生させるようになっている。
ところが、エンジンを高回転させると高騒音領域(斜線
の範囲)に入るため、エンジン音が騒音公害となり市街
地での作業が困難であった。
また、高騒音領域から外れた低回転にて作業を行なう
と、出力が足りないために積込作業途中で塵芥押込装置
が停止してしまうという問題があった。そこで、本発明
は搭載されたバッテリの電力を併用して使用することに
より、エンジンを低騒音の回転数の状態で作業体の使用
が行なえるようにした作業車の駆動装置を提供するもの
である。
(d)課題を解決するための手段 本発明は間欠的に走行停止して作業を行なう作業体を架
装した作業車において、前記作業車には作業体を駆動さ
せる第1油圧ポンプと第2油圧ポンプとを設け、前記第
1油圧ポンプは走行用エンジンから動力取出装置にて取
り出されたエンジン回転数が低回転のアイドリング状態
の動力にて駆動させ、第2油圧ポンプはバッテリによる
電動モータの動力にて駆動させ、第1油圧ポンプと第2
油圧ポンプとを作業体の作動時に同時に駆動させて低騒
音としたことを特徴とするものである。
(e)作用 作業車を走行させる場合にはエンジンを始動させ、車輪
を回転させて走行する。
作業体を使用する場合にはエンジンをアイドリング状態
にしてエンジン回転数を低回転とし、その後、動力取出
装置にてエンジンの動力を取り出して第1油圧ポンプを
駆動するとともに、バッテリによる電動モータの動力に
て第2油圧ポンプを同時に駆動し、前記両ポンプの油圧
を合わせて作業体の必要動力を発生させ、それにより作
業体を作動させる。
(f)実施例 以下、本発明を塵芥車に実施した場合の具体例を図面に
て説明する。(1)は車体(2)上に傾動可能に搭載された収
容箱で、該収容箱(1)の後方にパッカ(3)が上方回動可能
に連接されている。
前記パッカ(3)内には揺動板(4)と回転板(5)とから成る
塵芥押込装置(6)を設け、前記揺動板(4)はシリンダ(7)
にて、回転板(5)は油圧モータ(8)にて回転されるように
なっている。
(9)は走行用エンジンで、該エンジン(9)にトランスミッ
ション(10)が連接され、トランスミッション(10)から延
びたドライブシャフト(11)にて車輪(12)を回転させるよ
うになっている。
また、トランスミッション(10)には、動力取出装置(13)
が取付けられ、該動力取出装置(13)にてエンジン(9)の
動力を取り出すことができるようになっている。
前記動力取出装置(13)は運転室(14)に設けたレバー(15)
にて断接されるようになっている。
(16)はエンジン(9)を始動させるためのバッテリデ、該
バッテリ(16)はエンジン(9)始動後充電されるようにな
っている。
第2図は塵芥押込装置の油圧回路図で、第1油圧ポンプ
(17)と第2油圧ポンプ(18)とを並列に設け、両ポンプ(1
7)(18)の流路(19)を途中で合流させてある。
前記流路(19)は第1切換弁(20)を介してシリンダ(7)
に、第2切換弁(21)を介して油圧モータ(8)に連通され
ている。
(22)(22)は各ポンプ(17)(18)の流路(19)に設けたチェッ
ク弁である。
前記第1油圧ポンプ(17)はエンジン(9)の動力にて駆動
される。
前記第2油圧ポンプ(18)はバッテリ(16)に接続された電
動モータ(23)にて駆動されるようになっている。
第3図は電気回路図で、バッテリ(16)からメインスイッ
チ(24)と切換スイッチ(25)とが直列に設けられ、前記切
換スイッチ(25)は積込回路(26)または排出回路(27)に切
換操作できるようになっている。
前記積込回路(26)には積込制御装置(28)と電動モータ(2
3)が並列に設けられ、前記積込制御装置(28)は回転板
(5)を第1図時計回りに回転させて実線位置で停止さ
せ、その状態で揺動板(4)を実線位置まで揺動させ、そ
の後再び回転板(5)を回転させるように制御するもので
ある。
前記排出回路(27)には排出制御装置(29)が設けられ、前
記排出制御装置(29)はパッカ(3)を上方回動させた後、
収容箱(1)をダンプさせて該収容箱(1)内の塵芥を排出で
きるようになっている。尚、実施例は塵芥車にて説明し
たが、床面をコンベア状にした貨物車や簡易クレーンを
装備した貨物車などのように、間欠的に走行停止して作
業を行なう作業体を搭載した車両であれば同様の作用効
果を有するものである。
またバッテリは別個に搭載したバッテリを使用すること
も可能である。
本発明は前記の如き構成で次に作用について説明する
と、まず走行時においてはバッテリ(16)の電力を使用し
てエンジン(9)を始動させ、トランスミッション(10)を
介してドライブシャフト(11)を回転させることにより走
行することができる。
その際、積込作業は行なわないので、動力取出装置(13)
は「断」になっている。
また、バッテリ(16)はエンジン(9)始動時に放電される
が、その後は充電される。
次に作業を行なう場合には、塵芥積込場所まで走行して
停止し、エンジン(9)をアイドリング状態の低回転のま
まにしておく。
その後、レバー(15)操作にて動力取出装置(13)を「接」
にして第1油圧ポンプ(17)を作動させる。その状態でメ
インスイッチ(24)を「接」にするとともに、切換スイッ
チ(25)を積込回路(26)側に切換える。
但し、メインスイッチ(24)をエンジンキースイッチに連
動させている場合には切換スイッチ(25)を切換えるだけ
でよい。
前記切換スイッチ(25)の操作にて電動モータ(23)に通電
し、第2油圧ポンプ(18)が作動して、両ポンプ(17)(18)
からの圧油が流路(19)を通る。
それと同時に積込制御装置(28)にも通電し、両切換弁(2
0)(21)が制御され、塵芥押込装置(6)が作動されてパッ
カ(3)に投入された塵芥が収容箱(10)に積込まれる。
ところで、上記作業中はエンジン回転数をアイドリング
状態の低回転にしているので低騒音であり、作業のため
に必要な動力の不足分(第4図A)は電動モータ(23)に
て作動する第2油圧ポンプ(18)により補充できるので塵
芥押込装置(6)は停止しない。
また、上記作業時間は短時間(約2〜3分)なので、バ
ッテリ(16)の放電量も少なく、空になることはない。
前記作業が終了すると、切換スイッチ(25)を中立位置に
戻し、動力取出装置(13)を「断」にし、両ポンプ(17)(1
8)を停止させた後、次の積込場所まで移動する。
その際、バッテッリ(16)は充電されるので放電量を補充
することができる。
上記作業を繰り返し行なうことにより、収容箱(1)が満
杯になると、廃棄場所まで走行した後、動力取出装置(1
3)を「接」にし、切換スイッチ(25)を排出回路(27)側に
切換える。
それにより排出制御装置(29)に通電され、パッカ(3)が
上方回動し、収容箱(1)がダンプして塵芥が排出され
る。
このときもエンジン回転数をアイドリング状態の低回転
にしているので低騒音である。
(g)発明の効果 以上の如く、本発明は作業体の作動時に走行用エンジン
にてエンジン回転数が低回転のアイドリング状態で第1
油圧ポンプを駆動するとともにバッテリによる電動モー
タにて第2油圧ポンプを同時に駆動し、両ポンプの圧油
により作業体を作動させるようにしたので、エンジン回
転数がアイドリング状態の低回転でも作業体の作動に必
要な動力を得ることができ、低騒音にて作業を行なうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は塵芥車に実施した場合の全体図、第2図は油圧
回路図、第3図は電気回路図、第4図はエンジン性能曲
線図である。 (2)は車体、(6)は塵芥押込装置、(9)はエンジン、(13)
は動力取出装置、(16)はバッテリ、(17)は第1油圧ポン
プ、(18)は第2油圧ポンプ、(23)は電動モータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】間欠的に走行停止して作業を行なう作業体
    を架装した作業車において、前記作業車には作業体を駆
    動させる第1油圧ポンプと第2油圧ポンプとを設け、前
    記第1油圧ポンプは走行用エンジンから動力取出装置に
    て取り出されたエンジン回転数が低回転のアイドリング
    状態の動力にて駆動させ、第2油圧ポンプはバッテリに
    よる電動モータの動力にて駆動させ、第1油圧ポンプと
    第2油圧ポンプとを作業体の作動時に同時に駆動させて
    低騒音としたことを特徴とする作業車の駆動装置。
JP1251338A 1989-09-27 1989-09-27 作業車の駆動装置 Expired - Fee Related JPH0635263B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1251338A JPH0635263B2 (ja) 1989-09-27 1989-09-27 作業車の駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1251338A JPH0635263B2 (ja) 1989-09-27 1989-09-27 作業車の駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03112727A JPH03112727A (ja) 1991-05-14
JPH0635263B2 true JPH0635263B2 (ja) 1994-05-11

Family

ID=17221340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1251338A Expired - Fee Related JPH0635263B2 (ja) 1989-09-27 1989-09-27 作業車の駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0635263B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5619848A (en) * 1995-08-09 1997-04-15 Prospin Industries, Inc. Method and apparatus for automatically removing an imperfection from spun filament yarn and staple fibers
JP2011122364A (ja) 2009-12-11 2011-06-23 Fuji Heavy Ind Ltd 作業車両

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58116459U (ja) * 1982-02-04 1983-08-09 日産自動車株式会社 自動車用負圧作動機器の作動用負圧発生装置
JPH0669178B2 (ja) * 1985-07-26 1994-08-31 株式会社東芝 二重化伝送路の診断方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03112727A (ja) 1991-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2584436B2 (ja) ブラシ及び真空フアンを速度制御した清掃装置
CN101305136B (zh) 作业机械
US4196587A (en) Multi-mode transmission
JPH10309971A (ja) コンクリートミキサ車
JPH0635263B2 (ja) 作業車の駆動装置
CN1214197C (zh) 液压马达的故障检测装置
JP4015445B2 (ja) ホイール式建設機械の操作制御装置
JP3822826B2 (ja) ミキサ車
JP4500178B2 (ja) 塵芥収集車
JP2000266181A (ja) ハイドロスタティックトランスミッション装置
US4196586A (en) Multi-mode hydrostatic transmission
RU2388643C2 (ru) Рабочая машина и способ ее эксплуатации
JP2005041647A (ja) 塵芥収集車
JPH0519395Y2 (ja)
JP2000044005A (ja) 塵芥収集車
JP2000318803A (ja) 塵芥収集車における収集装置の作動制御装置及び該収集装置の作動制御方法
JPH0471801B2 (ja)
JP6715123B2 (ja) 電動作業車両及びその制御装置
JPH01156128A (ja) 自動車
JPH0138083Y2 (ja)
JPH10175460A (ja) 減速エネルギー回生装置
JP2577477Y2 (ja) ブレーキエネルギ回生装置
JPH0613907U (ja) アクティブサスペンション搭載車用油圧装置
JPS6323081B2 (ja)
JP2002089435A (ja) 油圧機械の駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees