JPH0669178B2 - 二重化伝送路の診断方法 - Google Patents

二重化伝送路の診断方法

Info

Publication number
JPH0669178B2
JPH0669178B2 JP16553485A JP16553485A JPH0669178B2 JP H0669178 B2 JPH0669178 B2 JP H0669178B2 JP 16553485 A JP16553485 A JP 16553485A JP 16553485 A JP16553485 A JP 16553485A JP H0669178 B2 JPH0669178 B2 JP H0669178B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carrier
transmission
transmission line
station
time slot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP16553485A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6225529A (ja
Inventor
滋雄 南部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP16553485A priority Critical patent/JPH0669178B2/ja
Priority to US06/889,627 priority patent/US4747115A/en
Publication of JPS6225529A publication Critical patent/JPS6225529A/ja
Publication of JPH0669178B2 publication Critical patent/JPH0669178B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、エリアネツトワークシステムにおいて、伝送
路の二重化における伝送路の診断方法に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
複数のステーシヨンST1〜STnを伝送ラインBSにより接続
したローカルエリアネツトワークにおいて、第6図に示
すようなマチルドロツプまたはバス形と呼ばれる伝送ラ
インのバスアクセス方式としてトークン、パツシングお
よびCSMA/CDと呼ばれる方式が知られている。
ここで、トークンパツシング方式は特定ステーシヨンに
対して伝送許可を与えるトークンを渡すことにより交信
を可能にする方式であることから、このトークンパツシ
ング方式は伝送速度を向上させるために伝送クロツクレ
ートを上げても、結局、トークンを移動させるための時
間がオーバヘツドとなり、伝送速度の向上に限界があ
る。
またCBMA/CDは伝送ラインの信号を見て信号が無い(通
信が行なわれていない。すなわち、キヤリアセンスを行
つてキヤリアが無い)場合に送信を行う方式であるが、
この場合、トラフイツクが増大すると衝突確率が増え、
リアルタイム(実時間性)を要求される用途(音声通
信、プロセス制御など)には不向である。すなわち、CS
MA/CD方式は、キヤリアが存在するときには、送信を要
求するステーシヨンは予定の時間待つた後、再びキヤリ
アセンスを行うかたちとなる。このため、伝送が混雑す
るネツトワークで、リアルタイムを要求される場合など
には不向な方式である。
そこで、これらの欠点を改善したバス.アクセス方式が
考えられている。これは、バス上に同期信号を発生する
ステーシヨンを定め、該ステーシヨンより同期信号SSを
発生させると共に、第7図に示すようにこの同期信号SS
からある時間間隔(一定間隔である必要はない。)毎に
タイムスロツトTS1〜TSnを設定する。そして各ステーシ
ヨンに特定タイムスロツトを割付け、各ステーシヨンは
自己に割当てられた時間に限り送信することができるよ
うにする。各ステーシヨンは同期信号を基準に前記キヤ
リアセンスによりタイムスロツトを検出でき、このタイ
ムスロツト毎にカウントして何番目のタイムスロツトで
あるかを検知する。そして自己に割当てられたタイムス
ロツトに入つたとき、送信データを転送先ステーシヨン
の情報とともに送信する。
このような方式においては、タイムスロツトの数をバス
上に存在するステーシヨンの総数とし、タイムスロツト
が最大値になると再び同期信号SSを発生し同じ動作を繰
り返す。
この方式の特徴は、各ステーシヨンが予め定められたタ
イムスロツトを使つて送信するので必ず毎周期毎に送信
できることになり、従つて、CSMA/CD方式のように衝突
が起きて送信が待たされることが無くなり、またトーク
ンを移す手続が不要なので、これによるオーバーヘツド
が少ない点である。またこのようなバス.アクセス方式
を用いて複数ステーシヨン間で通信を行う方式では、次
のように1周期の間に複数ステーシヨン間の伝送が可能
である。ここでは簡単化のために、ステーシヨン番号n
にスロツトn(n=1,2,…)を割付けるものとする。
尚、同一タイムスロツトを複数のステーシヨンに割付な
ければ組合せは自由である。すなわち、この方式では、
例えば、タイムスロツトTS1でステーシヨンST1→ST3
タイムスロツトTS2でステーシヨンST2→ST1へ、タイム
スロツトTS3でステーシヨンST2→ST1へ…と云つた具合
に送受信に供するステーシヨンを割付けることができ
る。
LANなどのデータ伝送システムでは、信頼性を確保する
ために伝送路を冗長化することが、工業用の制御システ
ムへの応用で一般的である。冗長の程度は、すべての構
成要素を2重化するものから、伝送ラインの2重化のみ
を行うものまで様々であるが、経済性、故障率の配分な
どから、第4図に示す例が一般的と思われる。つまり、
伝送路、ドライバ、レシーバを2重化し、送信は送信制
御部から2重化した伝送路に、同一データを送出し、受
信はスイツチでいずれかの伝送路のデータを選択するも
のである。第6図の各ステーシヨンの伝送路インターフ
エース部はこの第4図のように構成されている。この様
な伝送システムで必要不可欠な点は、待機系伝送路が正
常かどうかの診断である。第5図に示す様な、最近耐ノ
イズ性を特長とするスターカプラ51を用いた光伝送シス
テムでは、各ステーシヨン毎に送信用・受信用の光フア
イバケーブル52が配線されているため、その異常個所を
診断するためには各ステーシヨン毎に診断パケツトを送
信し、その応答の有無を確認する必要がある。
このためステーシヨン数が増大すると、診断に要する時
間が増大し、バスアクセス方式の高速応答性を損うこと
となり、診断を行なうステーシヨンは1つのステーシヨ
ンに限定されることとなる。
〔発明の目的〕
本発明では、二重化した一方の伝送路(待機系伝送路)
の異常を特定ステーシヨンからの診断パケツトによらず
自動的に行なうことができ、伝送路に接続されているス
テーシヨンで異常検出が可能な二重化伝送路の診断方法
の提供にある。
〔発明の概要〕
本発明では、この目的を達成するため、各スロツト毎に
伝送路のキヤリアの有無を検出し、一方の伝送路にキヤ
リアが消失した場合に異常の存在を検出して行なう。
〔発明の実施例〕
第1図は本発明の一実施例を説明する異常検出回路のブ
ロツク図で、常用系伝送路1及び待機系伝送路2にシリ
アルインタフエース3,4が接続されている。このシリア
ルインタフエース3,4は伝送制御部と伝送路とのインタ
フエースLSIで、マンチエスタ・エンコーダ,デコー
ダ,キヤリア検出回路,ドライバー,レシーバを含むも
のである。この一実施例においてはMB502Aを採用してい
る。そして概略的に言えば第4図のドライバ,レシーバ
と送信制御部,受信制御部の一部を有するものである。
この第1図においては第4図で示したスイツチは省略し
ている。OR回路5は、インタフエース3,4のキヤリアセ
ンス出力XCDの論理和を出力し、ワンシヨツトタイマ回
路6のトリガ信号としている。これらワンシヨツトタイ
マ回路6およびOR回路5は、常用系伝送路,待機系伝送
路上のキヤリアの伝送径路の長さの相違による時間差を
是正してキヤリアの有無の検出を行なうためのタイミン
グ信号を出力する。
AND回路7−1,7−2,インバータ8−1,8−2は常用系,
待機系のキヤリアセンス出力XCDの一方が無い時にAND回
路7−1,7−2の出力が正論理(“1"レベル)出力とな
るキヤリア判断回路9を構成している。
Dタイプフリツプフロツプ(D−FF)10−1,10−2はワ
ンシヨツトタイマ回路6のタイミング信号にしたがつて
キヤリア判断回路9の出力をストアし、常用系もしくは
待機系のいずれか一方にキヤリアが含まれないときは
“1"レベルの出力をラツチするレジスタであるフリツプ
フロツプ(FF)11−1,11−2に出力する。これらFF11−
1,11−2は第7図の同期信号SSから次の同期信号SSの前
までの1つのフレームの間に常用系と待機系の伝送路上
の信号の相違があつた場合にキヤリアの無い方の伝送路
を監視するFFより異常検出フラグ(FLG)を出力する。
図示しないCPUが異常検出フラグをCPUリードステータス
と検出した場合、CPUはその信号を処理し、その後FF11
−1,11−2にCPUコマンドを送りFF11−1,11−2をクリ
アする。
第2図にタイムチヤートを示し、本発明の作用を説明す
る。タイムスロツトnの時常用系伝送路および待機系伝
送路に信号が存在する場合には両信号のうち立上りが早
い方でOR回路5が“1"レベルの出力をワンシヨツトタイ
マ6に出力する。ワンシヨツトタイマ6は所定時間T後
立ち上がりAND回路7−1で伝送路上のキヤリアの一致
を判断させる。キヤリアが一致している場合にはFF10−
1,11−1共に“0"レベルを保ちCPUへ異常検出フラグは
出力されない。
タイムスロツトn+1の時、待機系伝送路にキヤリアが
存在しない場合、OR回路5は常用系伝送路のキヤリアの
立上りで出力し、ワンシヨツトタイマ6の出力は反転し
て立ち下る。そして所定時間経過した後、タイミング信
号が出力される。AND回路7−1は常用系のみキヤリア
が存在するので常用系のキヤリアの立ち上りで“1"レベ
ル出力を出力する。タイミング信号が入力したとき、FF
10−1は“1"レベルに転じ、FF11−1は異常検出信号を
出力する。その後常用系のキヤリアの立ち下りでFF10−
1は立ち下がる。
このように1フレームの間にいづれか一方の伝送路にキ
ヤリアが存在していない場合には伝送路もしくは各ステ
ーシヨンの伝送部分に異常があることを検出することが
できる。
また、この構成では、あるタイムスロツトに常用系,待
機系のいづれかキヤリア無が発生しても検出が可能であ
る。さらにワンシヨツトタイマで所定時間サンプルする
時間を遅らせているのは、常用系と待機系の伝送路の長
さの相違つまり伝送距離の違いを是正するためである。
これは通常、常用系と待機系の伝送路が事故等を防ぐた
め異つた径路に配設されることにより伝搬遅進が発生
し、距離の長い方の伝送路を異常と誤判定することを防
ぐためである。
さらに、キヤリアの消失をステータスとしてCPUに知ら
しめ割込みを行なう方法、異常が発生したスロツト番号
を記憶する手段を持ち異常個所の特定をとることも可能
である。
第1図の実施例では同軸ケーブルを用いた伝送路を使つ
て本発明の一実施例を説明したが、もちろん光フアイバ
ケーブルを使用して信号伝送を行なうこともできる。こ
の場合、常用系伝送路と待機系伝速路では異なつたスタ
ーカプラを用いて行なう。
第3図は本発明の一実施例における常用系待機系伝送路
の信号状態を説明する説明図で、タイムスロツトTS4の
ときに待機系伝送路にキヤリアが存在しないときに異常
検出フラグが立つことを説明している。
〔発明の効果〕
本発明においては、各タイムスロツト毎にキヤリアの検
出後所定時間経過して常用系,待機系の一方のキヤリア
の有無を診断することにより、1カ所以上の伝送路の切
断,ドライバの故障等に起因する異常を自動的に検出す
ることができる。
また各ステーシヨンにこの異常検出機能を配置すれば、
各ステーシヨンで同時に異常を検出できる。
キャリア判断回路は、常用系、待機系のいづれか一方と
他方を比較しているので伝送路の長さの是正を行うこと
ができる。
さらに、キヤリアの存在を検出する時間を所要時間遅ら
せることによつて常用系・待機系の距離の相違による伝
搬遅進を補正することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法の一実施例を説明する異常検出
回路のブロツク図、第2図は第1図の回路のタイムチヤ
ートを説明する説明図、第3図は、常用系・待機系伝送
路の信号状態を説明する説明図、第4図は、各ステーシ
ヨンの送受信部と伝送路との接続を説明する説明図、第
5図は、光フアイバケーブルを使用した伝送システムを
説明する説明図、第6図は、ローカルエリアネツトワー
クシステムを説明する説明図、第7図は、バス・アクセ
ス方式のプロトロルを説明する説明図である。 1,2……伝送路、3,4……伝送用インタフエイス、LSI,5
……OR回路、6……ワンシヨツトタイマ、7−1,7−2
……AND回路、8−1,8−2……インバータ、10−1,10−
2,11−1,11−2……FF

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイムスロットを設け特定タイムスロット
    に特定ステーションを割付けることにより伝送路に接続
    された複数のステーションの送信割当を行ない、その割
    当てられたステーションより指定ステーションへデータ
    を送信する伝送路を二重化したエリアネットワークにあ
    って、常用系伝送路及び待機系伝送路に接続されたシリ
    アルインターフェイスと、シリアルインターフェイスの
    出力を受けてキャリアの有無検出用のタイミング信号を
    検出する手段と、一方の伝送路のキャリアと他方の伝送
    路のキャリアの反転信号との一致及び一方の伝送路のキ
    ャリアの反転信号と他方の伝送路のキャリアとの一致の
    両方により判断するキャリア判断手段と、一方の伝送路
    にキャリアが消失した場合に異常として異常フラグを出
    力するフリップフロップとを備え異常フラグを出力する
    フリップフロップでのキャリア異常検出タイミングを所
    定時間遅らせ、二重化した伝送路間の経路差による伝搬
    遅延時間の差を補正することを特徴とする二重化伝送路
    の診断方法。
JP16553485A 1985-07-26 1985-07-26 二重化伝送路の診断方法 Expired - Lifetime JPH0669178B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16553485A JPH0669178B2 (ja) 1985-07-26 1985-07-26 二重化伝送路の診断方法
US06/889,627 US4747115A (en) 1985-07-26 1986-07-28 Bus-redundancy type apparatus for a transmitting system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16553485A JPH0669178B2 (ja) 1985-07-26 1985-07-26 二重化伝送路の診断方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6225529A JPS6225529A (ja) 1987-02-03
JPH0669178B2 true JPH0669178B2 (ja) 1994-08-31

Family

ID=15814214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16553485A Expired - Lifetime JPH0669178B2 (ja) 1985-07-26 1985-07-26 二重化伝送路の診断方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0669178B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0260338A (ja) * 1988-08-26 1990-02-28 Omron Tateisi Electron Co バス型lan
JPH0260339A (ja) * 1988-08-26 1990-02-28 Omron Tateisi Electron Co バス型lan
JPH02215938A (ja) * 1989-02-16 1990-08-28 Fuji Heavy Ind Ltd 麈芥収集車の作動制御装置
JPH0635263B2 (ja) * 1989-09-27 1994-05-11 極東開発工業株式会社 作業車の駆動装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5862949A (ja) * 1981-10-09 1983-04-14 Toshiba Corp デ−タ回線の2重化方式
DE3335156A1 (de) * 1983-09-28 1985-04-04 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Verfahren zur erkennung des ausfalls eines oder mehrerer uebertragungskanaele in einem redundant ausgelegten optischen uebertragungssystem

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6225529A (ja) 1987-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8228946B2 (en) Method for fail-safe communication
US4745597A (en) Reconfigurable local area network
CA2027230C (en) Station-to-station full duplex communication in a communications network
US5740174A (en) Method and apparatus for performing collision detection and arbitration within an expansion bus having multiple transmission repeater units
US4780869A (en) Local area network redundancy system
US4809361A (en) Optical composite transceiver
Rufino et al. A Columbus' egg idea for CAN media redundancy
JP2953763B2 (ja) 光トランシーバ
JPH0817396B2 (ja) 光化デ−タ伝送方法及び装置
EP0339839B1 (en) Network having an apparatus for identifying a location of a lost token signal in the network, and method for so doing
EP0439646B1 (en) Optical star network protocol and system with minimised delay between consecutive packets
EP0081821B1 (en) System of local area contention networks
US4747115A (en) Bus-redundancy type apparatus for a transmitting system
JPH0669178B2 (ja) 二重化伝送路の診断方法
EP1488576B1 (en) Self-routing, star-coupler-based communication network
JPH04326828A (ja) 通信システムにおける半二重/単信インタフェース用制御回路
JPH04360440A (ja) 伝送路障害検出方式
Rufino Dual-media redundancy mechanisms for CAN
Maryanka et al. The Vehicle Power Line as a Redundant Channel for CAN Communication
JP2000324150A (ja) 光二重ループ管理スイッチ回路
JP2001286001A (ja) 鉄道車両用情報伝送装置
JP2739239B2 (ja) 通信網のノード装置
JPS6351746A (ja) 二重化伝送路の切替装置
JPH01227544A (ja) 中継器
JPH1084352A (ja) 異常状態伝送方法及びその装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term