JPH0635245U - 媒体集積機構 - Google Patents

媒体集積機構

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JPH0635245U
JPH0635245U JP7378192U JP7378192U JPH0635245U JP H0635245 U JPH0635245 U JP H0635245U JP 7378192 U JP7378192 U JP 7378192U JP 7378192 U JP7378192 U JP 7378192U JP H0635245 U JPH0635245 U JP H0635245U
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JP
Japan
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medium
stacking
stacking unit
holding member
movable holding
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Pending
Application number
JP7378192U
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Inventor
義成 小林
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 幅の異なる媒体でも集積部に整列して集積さ
せる。 【構成】 媒体1の集積部2を構成する集積ガイド板2
1の上部に上部挟持板24を設け、集積部2の内部に可
動挟持部材29を設ける。可動挟持部材29は、回動可
能に、引張スプリング30により矢印C方向に付勢させ
て設ける。集積部2内に送り込まれた媒体1は、上部挟
持板24と可動挟持部材29とにより圧接挟持される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、銀行などの金融機関で使用される自動取引装置、あるいは光学式文 字読取装置などに設けられる媒体集積機構に関し、特に1枚ずつ分離されて搬送 されてくる紙葉状の媒体を重ねて集積する媒体集積機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の媒体集積機構としては、例えば自動取引装置の紙幣支払部に備 えられたものがある。図6は従来の媒体集積機構を示す側面図、図7はその要部 平面図である。 両図において、媒体1は集積部2に重なった状態で集積される。集積部2は、 その前面、底面、および後面をなす1枚の集積ガイド板3と、左右両側面をなす サイドガイド4、5によって構成されており、このサイドガイド4、5の対向面 の前部および上部には斜面4a,4bおよび5a,5bがそれぞれ形成されてい る。
【0003】 集積部2上部に設けられた媒体1の入り口には、複数のプ−リ6が配設されて おり、またプ−リ6と同軸上に複数の掻き落としロ−ラ7が取り付けられている 。掻き落としロ−ラ7の外周部には掻き落とし羽根7aが取り付けられている。 プ−リ6の斜め上方には、駆動プ−リ8が配設され、この駆動プ−リ8とプ− リ6にはベルト9が巻き掛けられている。 プ−リ6に対向して複数のアイドルプ−リ10が設けられている。このアイド ルプ−リ10はベルト9を介して各プ−リ6に当接し、かつベルト9に接触して ベルト9にテンションをあたえるように配設されている。プ−リ6、掻き落とし ロ−ラ7、駆動プ−リ8、ベルト9およびアイドルプ−リ10により媒体の送り 込み手段を構成する。
【0004】 媒体1の入り口には、ベルト9とアイドルプ−リ10との間に媒体1を案内す る搬送ガイド板11が設けられ、この搬送ガイド板11の一端には板バネ12の 一端が固定されており、また搬送ガイド11の他端には集積部2上に位置する板 バネガイド13の一端が固定されている。 ここで板バネ12は、ベルト9とアイドルプ−リ10により媒体1が集積部2 に送り込まれるとき、その媒体1により上方へ上げられ、媒体1がベルト9とア イドルプ−リ10の間から抜けたときに復旧して、媒体1を上から押下するよう に、その形状およびバネ力が設定されている。この板バネ12の他端は図7に示 したようにT字形に形成されていて、板バネガイド13の他端に設けられた孔1 3aに下側から挿入され、これにより下方への動きと横方向への動きが規制され ている。
【0005】 つぎに集積動作を説明する。 図示しない搬送手段により1枚ずつ搬送されてきた媒体1は、図示しないモ− タにより駆動される駆動プ−リ8により回転しているベルト9とアイドルプ−リ 10の間に入り込む。媒体1は、ベルト9とアイドルプ−リ10の接触部で挟持 され、その搬送力により集積部2内に送り込まれると共に、サイドガイド4、5 のそれぞれの斜面4a,4bおよび5a,5bにより案内される。
【0006】 その際板バネ12は、媒体1によって押し上げられ、媒体1の後端部がベルト 9とアイドルプ−リ10間を通過すると、同時に板バネ12が復旧して媒体1を 押上げ、さらに掻き落としロ−ラ7の掻き落とし羽根7aが媒体1の後端部を下 方にたたき落とす。 以上の動作により集積部2内に順次媒体1が集積される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の媒体集積機構においては、媒体の幅(図7に示す矢印 A−B方向の長さ)が一定の場合には、サイドガイド4、5により媒体を幅方向 に揃えて集積させることができるが、紙幣のように幅が異なる媒体を一緒に集積 させる場合は、サイドガイドの位置は、扱う媒体の最大の幅(紙幣においては万 券の幅)に合わせる必要があり、それより短い幅の媒体(紙幣においては五千券 および千券)は集積部内で幅方向にずれてしまうという問題があった。 媒体がずれると、たとえば金融機関で使用される自動取引装置等においては顧 客に不揃いの媒体を渡すことになり、顧客サ−ビスの低下に繋がる。
【0008】 本考案は上記問題点に鑑みて成されたもので、その目的は、幅の異なる複数種 類の媒体を集積する場合でも、集積部内に整列して集積できるすぐれた集積機構 を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案は、紙葉状の媒体を1枚ずつ集積部に送り込 んで積層状態に集積する媒体集積機構において、集積部の上部に配設された上部 挟持部材と、集積部の下部に配設され、前記上部挟持部材と協働して集積部に送 り込まれた媒体を挟持する可動挟持部材とを設けたものである。 前記可動挟持部材は、回動可能な押圧板と、この押圧板を上方に付勢する付勢 部材とからなるようにするとよい。
【0010】
【作用】
上記構成を有する本考案によれば、集積部に1枚ずつ送られてくる媒体は、上 部挟持部材と可動挟持部材により圧接挟持される。このとき媒体はおくられてき たままの状態で挟持され、挟持されることにより媒体は幅方向にずれることはな い。媒体は幅方向に対しては一定の位置で送り込まれるので、したがって幅方向 に整列した状態で集積部に集積される。
【0011】
【実施例】
以下本考案にかかる実施例を図面にしたがって説明する。なお各図面に共通す る要素については同一の符号を付す。 図1は本考案に係る実施例の媒体集積機構を示す側面図、図2は実施例の媒体 集積機構の要部を示す平面図、図3は実施例の可動挟持部材を示す平面図である 。
【0012】 図1、図2において、媒体1の集積部2は、その前面、底面および後面をなす 集積ガイド板21と、左右両側面をなすサイドガイド22、23によって構成さ れる。集積ガイド板21の後面21a上部には上部挟持板24が一体に設けられ ている。上部挟持板24は集積ガイド板21の後面21aに対して集積部2の上 部を覆うように所定の角度をもって折り曲げて形成されている。上部挟持板24 と後面21aとの中間の折り曲げ部25から後面21aの下方に向けて切り欠き 26が複数(3個)設けられている。
【0013】 図1、図3において、集積ガイド板21の前面21bにはブラケット27が固 着され、このブラケット27に対してシャフト28により可動挟持部材29が取 り付けられている。可動挟持部材29は3個設けられており、図2に示すように 、その先端29aが後面21aの切り欠き26に入り込む位置に配設されている 。可動挟持部材29の下端部29bには引張スプリング30の一端が掛けられて おり、引張スプリング30の他端は集積ガイド板底面21cに形成された突起3 1に掛けられている。したがって可動挟持部材29は、引張スプリング30によ りシャフト28を中心に図1に示す矢印C方向に付勢されている。
【0014】 その他の要素、すなわち、プ−リ6、掻き落としロ−ラ7、駆動プ−リ8、ベ ルト9、アイドルプ−リ10、搬送ガイド板11、板バネ12および板バネガイ ド13は、従来のものと同様にそれぞれ配設されている。
【0015】 つぎに本実施例の集積動作を説明する。 図示しない搬送手段により媒体1は1枚ずつ集積部2に送られてくる。媒体1 は、駆動プ−リ8により回転するベルト9とアイドルプ−リ10の間に入り込み 、その搬送力により集積部2内におくりこまれる。その際媒体1は、板バネ12 を押し上げながら、集積ガイド板21の後面21a方向に進んでいく。そして、 媒体1の先端は、可動挟持部材29と上部挟持板24の間に入り込み、図4に示 すように、両部材29、24により挟持される。可動挟持部材29の上部には引 張スプリング30により上方への付勢力が働いているので、媒体1は圧接状態で 挟持される。なお図4は実施例の動作を示す説明図である。
【0016】 このように圧接状態で挟持されることにより、媒体1は、幅方向にずれること はなく、幅方向に対しては搬送されてきた位置に保持される。 媒体1が次々に集積部2に送り込まれてくると、それにつれて可動挟持部材2 9は徐々に下降し、図5に示すように、送り込まれた媒体1は、上部挟持板24 と可動挟持部材29との間に常に挟持された状態になる。なお図5は実施例の動 作を示す説明図である。 集積部2に集積する媒体1が複数になる場合、引張スプリング30から可動挟 持部材29に与えられる力を適度な値にすることにより、媒体1が1枚収納され るときとほぼ同じ押圧力を媒体1に与えることができ、これにより媒体1の幅方 向のずれを防止することができる。
【0017】 媒体1は、集積部2へ来るまでの搬送途中では、幅方向へのずれを起こすこと はほとんどありえないから、結果的に、集積される媒体1を揃えて集積すること ができる。
【0018】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、本考案によれば、集積部に集積される媒体を上部 挟持板と可動挟持部材とにより挟持するので、幅の異なる媒体でも整列して集積 される。 したがって、金融機関で使用される自動取引装置などにおいては、揃った媒体 を顧客に提供できるので、顧客サ−ビスの向上が図れる。 また光学式文字読取装置においては、集積された媒体に対してもう一度読み取 りを行う時など、良好に読み取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の媒体集積機構を示す側面図で
ある。
【図2】実施例の媒体集積機構の要部を示す平面図であ
る。
【図3】実施例の可動挟持部材を示す平面図である。
【図4】実施例の動作を示す説明図である。
【図5】実施例の動作を示す説明図である。
【図6】従来の媒体集積機構を示す側面図である。
【図7】従来の媒体集積機構の要部を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 媒体 2 集積部 24 上部挟持板 29 可動挟持部材 30 引張スプリング

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉状の媒体を1枚ずつ集積部に送り込
    んで積層状態に集積する媒体集積機構において、 集積部の上部に配設された上部挟持部材と、 集積部の下部に配設され、前記上部挟持部材と協働して
    集積部に送り込まれた媒体を挟持する可動挟持部材とを
    設けたことを特徴とする媒体集積機構。
  2. 【請求項2】 前記可動挟持部材は、回動可能な押圧板
    と、この押圧板を上方に付勢する付勢部材とからなる請
    求項1記載の媒体集積機構。
JP7378192U 1992-10-22 1992-10-22 媒体集積機構 Pending JPH0635245U (ja)

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JP7378192U JPH0635245U (ja) 1992-10-22 1992-10-22 媒体集積機構

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JPH0635245U true JPH0635245U (ja) 1994-05-10

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CN103204403A (zh) * 2011-11-30 2013-07-17 Ncr公司 文档堆叠
CN104952149A (zh) * 2014-03-24 2015-09-30 富士通先端科技株式会社 纸币累积装置

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990216