JPH0635203B2 - サーマルヘッド及びそれを用いた熱転写型プリンター - Google Patents
サーマルヘッド及びそれを用いた熱転写型プリンターInfo
- Publication number
- JPH0635203B2 JPH0635203B2 JP59080883A JP8088384A JPH0635203B2 JP H0635203 B2 JPH0635203 B2 JP H0635203B2 JP 59080883 A JP59080883 A JP 59080883A JP 8088384 A JP8088384 A JP 8088384A JP H0635203 B2 JPH0635203 B2 JP H0635203B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating element
- melting
- thermal head
- ink
- recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J17/00—Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
- B41J17/38—Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper for dealing with the impression-transfer material after use
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は記録用発熱体を備えたサーマルヘッドと、この
サーマルヘッドを所望のパターンで発熱させてインクド
ナーフィルム上のインクを溶融して受像紙上に転写する
よう構成された熱転写型プリンターに関する。
サーマルヘッドを所望のパターンで発熱させてインクド
ナーフィルム上のインクを溶融して受像紙上に転写する
よう構成された熱転写型プリンターに関する。
(従来例) 第1図は従来より知られているラインサーマルヘッド方
式のプリンターの要部を示し、サーマルヘッド基板1上
に横一直線状に発熱単位ドットを配列した発熱体2とプ
ラテン3との間に、受像紙4とインクドナーフィルムと
を通過させ、これらの移動と同期して発熱体2を発熱体
2を1ラインごとに所望の印字パターンで発熱制御して
インクドナーフィルム5上のインクを溶融し、これを受
像紙4の対向面に転写することによって、受像紙面に文
字、記号、画像などの記録対象が形成されてゆくしくみ
となっている。
式のプリンターの要部を示し、サーマルヘッド基板1上
に横一直線状に発熱単位ドットを配列した発熱体2とプ
ラテン3との間に、受像紙4とインクドナーフィルムと
を通過させ、これらの移動と同期して発熱体2を発熱体
2を1ラインごとに所望の印字パターンで発熱制御して
インクドナーフィルム5上のインクを溶融し、これを受
像紙4の対向面に転写することによって、受像紙面に文
字、記号、画像などの記録対象が形成されてゆくしくみ
となっている。
従来、上記プリンターにおいては、発熱体2を通過した
インクドナーフィルム5には転写した記録対象6の跡
6′が透明に残っていたために、使用済みのインクドナ
ーフィルム5を入手すれば、記録内容を容易に判読する
ことができ、内容の機密保持を要するときには、フィル
ムの細断や焼却などの後処理を別途行わねばならない煩
わしさがあった。
インクドナーフィルム5には転写した記録対象6の跡
6′が透明に残っていたために、使用済みのインクドナ
ーフィルム5を入手すれば、記録内容を容易に判読する
ことができ、内容の機密保持を要するときには、フィル
ムの細断や焼却などの後処理を別途行わねばならない煩
わしさがあった。
この発明は、プリント処理と同時に使用済みインクドナ
ーフィルムの転写跡の消去を簡単に行えるように改良を
加えることによって、使用済みフィルムの機密保持のた
めの後処理を不要にすることができるサーマルヘッド及
びそれを用いた熱転写型プリンターを提供することを目
的としている。
ーフィルムの転写跡の消去を簡単に行えるように改良を
加えることによって、使用済みフィルムの機密保持のた
めの後処理を不要にすることができるサーマルヘッド及
びそれを用いた熱転写型プリンターを提供することを目
的としている。
(課題を達成するための手段) 本発明は上記目的を達成するために、記録用発熱体の受
像紙送り方向下手側に残存インク熔融用の発熱体を設け
るとともに、この残存インク熔融用の発熱体を、記録用
発熱体を備えたサーマルヘッド基板上に配設してサーマ
ルヘッドを構成した。
像紙送り方向下手側に残存インク熔融用の発熱体を設け
るとともに、この残存インク熔融用の発熱体を、記録用
発熱体を備えたサーマルヘッド基板上に配設してサーマ
ルヘッドを構成した。
また、記録用発熱体の受像紙送り方向下手側に残存イン
ク熔融用の発熱体を設けるとともにこの残存インク熔融
用の発熱体を、記録用発熱体を備えたサーマルヘッド基
板上に配設したサーマルヘッドと、前記記録用発熱体に
相対接触配置される第1のプラテンと、前記残存インク
溶融用の発熱体に相対接触配置される第2のプラテンと
から熱転写型プリンターを構成した。
ク熔融用の発熱体を設けるとともにこの残存インク熔融
用の発熱体を、記録用発熱体を備えたサーマルヘッド基
板上に配設したサーマルヘッドと、前記記録用発熱体に
相対接触配置される第1のプラテンと、前記残存インク
溶融用の発熱体に相対接触配置される第2のプラテンと
から熱転写型プリンターを構成した。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図に本発明のプリンターの要部が示され、第1図と
対応する部分には同一の符号が示されている。本発明の
プリンターにおいては第1図で示される基本構造におい
て、前記記録用発熱体2よりフイルム移動方向下手側の
サーマルヘッド基板1上に、横一直線状の別の発熱体7
を設け、記録対象6が転写された後のインクドナーフィ
ルム5をこの発熱体7と別のプラテン8との間を通過さ
せ、フイルム5上の残存インクを発熱体7によって溶融
し、プラテン8との挟持圧によって溶融インクを押し伸
ばして転写跡を消去するように構成されている。
対応する部分には同一の符号が示されている。本発明の
プリンターにおいては第1図で示される基本構造におい
て、前記記録用発熱体2よりフイルム移動方向下手側の
サーマルヘッド基板1上に、横一直線状の別の発熱体7
を設け、記録対象6が転写された後のインクドナーフィ
ルム5をこの発熱体7と別のプラテン8との間を通過さ
せ、フイルム5上の残存インクを発熱体7によって溶融
し、プラテン8との挟持圧によって溶融インクを押し伸
ばして転写跡を消去するように構成されている。
又、残存インク溶融用発熱体7は、残存インクを全面的
に溶融するように常に全長発熱させてもよいが、記録対
象6の転写跡の周辺のインクのみを溶融させるよう部分
発熱制御すれば消費電力ガ少なく運転できる。
に溶融するように常に全長発熱させてもよいが、記録対
象6の転写跡の周辺のインクのみを溶融させるよう部分
発熱制御すれば消費電力ガ少なく運転できる。
又、本発明は上記したラインサーマルヘッド方式でプリ
ントするものに限らず、1桁ごと文字や記号をプリント
できるよう発熱体を二次元に配置した桁逐次印字方式の
ものに適用できる。
ントするものに限らず、1桁ごと文字や記号をプリント
できるよう発熱体を二次元に配置した桁逐次印字方式の
ものに適用できる。
又、残存インク溶融用発熱体7に対向するプラテンを固
定にし、溶融インクを摺接して押し伸ばすことで転写跡
を消去すかる形態で実施することもできる。
定にし、溶融インクを摺接して押し伸ばすことで転写跡
を消去すかる形態で実施することもできる。
(効果) 以上実施例で説明したように、本発明のサーマルヘッド
およびそれを用いた熱転写型プリンターは、プリント処
理と同時に使用済みインクドナーフィルム上の転写跡消
去を行うことができ、機密保持のためのフイルム細断、
焼却などの後処理が全く不要になり、便利に使用できる
ようになった。
およびそれを用いた熱転写型プリンターは、プリント処
理と同時に使用済みインクドナーフィルム上の転写跡消
去を行うことができ、機密保持のためのフイルム細断、
焼却などの後処理が全く不要になり、便利に使用できる
ようになった。
又、転写跡消去は、薬品によるインク溶融手段によるも
のではなく、残存するインク自体を単に溶融して押し伸
ばすものであるから、消去構造自体が簡単で小型のもの
ですみ、従来機からの改造も容易で実用上の効果が高い
ものである。
のではなく、残存するインク自体を単に溶融して押し伸
ばすものであるから、消去構造自体が簡単で小型のもの
ですみ、従来機からの改造も容易で実用上の効果が高い
ものである。
さらに、記録用発熱体と残存インク熔融用の発熱体とを
同一のサーマルヘッド基板に配設していることにより、
次のような種々の効果が得られた。
同一のサーマルヘッド基板に配設していることにより、
次のような種々の効果が得られた。
残存インク熔融用の発熱体用の基板と既存のサーマル
ヘッド基板とを併用しているので、残存インク熔融用の
発熱体を設けるために新たに基板を設ける必要がない。
そのため、サーマルヘッドが大きくなるといった不都合
もなく装置の小型化が図れる。
ヘッド基板とを併用しているので、残存インク熔融用の
発熱体を設けるために新たに基板を設ける必要がない。
そのため、サーマルヘッドが大きくなるといった不都合
もなく装置の小型化が図れる。
両発熱体を同一のサーマルヘッド基板上に設けたため
に発熱体どうしが近接することになる。したがって、記
録用発熱体による加熱の直後でまだ比較的高温状態(半
熔融状態)のインクドナーフィルムに残存インク熔融用
の発熱体の加熱を加えればよくなる。そのため、残存イ
ンク熔融用の加熱体の加熱量を低く押さえることができ
るようになり、消費電力の削減につながる。
に発熱体どうしが近接することになる。したがって、記
録用発熱体による加熱の直後でまだ比較的高温状態(半
熔融状態)のインクドナーフィルムに残存インク熔融用
の発熱体の加熱を加えればよくなる。そのため、残存イ
ンク熔融用の加熱体の加熱量を低く押さえることができ
るようになり、消費電力の削減につながる。
さらに上記したように残存インク熔融用の発熱体は、
記録用発熱体と同一のサーマルヘッド基板上に配設され
ているので、記録用発熱体による熱がサーマルヘッド基
板を介して予熱として残存インク熔融用の発熱体に与え
られることになり、その分、さらに残存インク熔融用の
発熱体の加熱量を少なく押さえることができるようにな
り、消費電力の削減につながる。
記録用発熱体と同一のサーマルヘッド基板上に配設され
ているので、記録用発熱体による熱がサーマルヘッド基
板を介して予熱として残存インク熔融用の発熱体に与え
られることになり、その分、さらに残存インク熔融用の
発熱体の加熱量を少なく押さえることができるようにな
り、消費電力の削減につながる。
簡単な構成で製造容易に得られるようになり、とく
に、それぞれの発熱体の互いの位置合わせも簡単、か
つ、正確に行われるようになった。
に、それぞれの発熱体の互いの位置合わせも簡単、か
つ、正確に行われるようになった。
第1図は従来例の要部斜視図である。第2図は本発明の
要部を示す斜視図である。 1……サーマルヘッド基板、2……記録用発熱体、 5……インクドナーフィルム、7……残存インク溶融用
発熱体。
要部を示す斜視図である。 1……サーマルヘッド基板、2……記録用発熱体、 5……インクドナーフィルム、7……残存インク溶融用
発熱体。
Claims (2)
- 【請求項1】記録用発熱体2の受像紙送り方向下手側に
残存インク熔融用の発熱体7を設けるとともに、この残
存インク熔融用の発熱体7を、前記記録用発熱体2を備
えたサーマルヘッド基板1上に配設したことを特徴とす
るサーマルヘッド。 - 【請求項2】記録用発熱体2の受像紙送り方向下手側に
残存インク熔融用の発熱体7を設けるとともにこの残存
インク熔融用の発熱体7を、前記記録用発熱体2を備え
たサーマルヘッド基板1上に配設したサーマルヘッド
と、 前記記録用発熱体2に相対接触配置される第1のプラテ
ン3と、 前記残存インク溶融用の発熱体7に相対接触配置される
第2のプラテン8とから構成される熱転写型プリンタ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59080883A JPH0635203B2 (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | サーマルヘッド及びそれを用いた熱転写型プリンター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59080883A JPH0635203B2 (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | サーマルヘッド及びそれを用いた熱転写型プリンター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60224570A JPS60224570A (ja) | 1985-11-08 |
JPH0635203B2 true JPH0635203B2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=13730739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59080883A Expired - Lifetime JPH0635203B2 (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | サーマルヘッド及びそれを用いた熱転写型プリンター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0635203B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19549376A1 (de) * | 1995-03-07 | 1996-09-26 | Francotyp Postalia Gmbh | Anordnung zur Ermittlung einer Farbbandrestmenge für Thermotransferdruckverfahren |
CN110116556B (zh) * | 2019-06-18 | 2024-05-28 | 深圳市博思得科技发展有限公司 | 一种带有碳带擦除功能的热转印打印装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58140276A (ja) * | 1982-02-17 | 1983-08-19 | Toshiba Corp | 記録装置 |
-
1984
- 1984-04-20 JP JP59080883A patent/JPH0635203B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60224570A (ja) | 1985-11-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0635203B2 (ja) | サーマルヘッド及びそれを用いた熱転写型プリンター | |
JPS5876276A (ja) | 熱転写プリンタ | |
JPS5446572A (en) | Thermal printer | |
JPS5998898A (ja) | 熱転写記録用インクフイルム | |
JPS6144850Y2 (ja) | ||
JPS604764Y2 (ja) | 熱印刷装置 | |
JPH01294069A (ja) | 熱転写記録装置 | |
JPS6114954B2 (ja) | ||
JPS61179763A (ja) | 熱転写プリンタ | |
JP3358865B2 (ja) | リライタブル性感熱記録シート用記録装置 | |
JPH02303886A (ja) | 凹状刻印用熱転写フイルム | |
JPS54158235A (en) | Thermal printer | |
JPH04244887A (ja) | プリンタ装置 | |
JPH0284374A (ja) | 熱転写プリンタ | |
JPS6416337U (ja) | ||
JPS60204381A (ja) | 転写型感熱プリンタ | |
JPS5569490A (en) | Cassette thermal ribbon | |
JPS61160258A (ja) | 熱転写記録方法及び装置 | |
JPS62173277A (ja) | 通電発熱リボンフイルム | |
JPS57207074A (en) | Thermal transfer type printer | |
JPH01190469A (ja) | 熱転写型プリンタヘッド | |
JPH0398067U (ja) | ||
JPS5814754A (ja) | 多色記録装置 | |
JPS6242800B2 (ja) | ||
JPS61219665A (ja) | 熱転写プリンタ |