JPH0635162B2 - タイヤ用ビ−ドワイヤ成型装置 - Google Patents
タイヤ用ビ−ドワイヤ成型装置Info
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- JPH0635162B2 JPH0635162B2 JP60243604A JP24360485A JPH0635162B2 JP H0635162 B2 JPH0635162 B2 JP H0635162B2 JP 60243604 A JP60243604 A JP 60243604A JP 24360485 A JP24360485 A JP 24360485A JP H0635162 B2 JPH0635162 B2 JP H0635162B2
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- JP
- Japan
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- bead wire
- former
- wire material
- feeding
- tire
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/48—Bead-rings or bead-cores; Treatment thereof prior to building the tyre
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/48—Bead-rings or bead-cores; Treatment thereof prior to building the tyre
- B29D2030/487—Forming devices for manufacturing the beads
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はタイヤ用ビードワイヤ成型装置、詳しくは拡縮
径可能な成形ドラム（フォーマ）の外周面上にビードワ
イヤ素材を複数回巻き付けて環状のタイヤ用ビードワイ
ヤを成形するタイヤ用ビードワイヤ成形装置に関する。
径可能な成形ドラム（フォーマ）の外周面上にビードワ
イヤ素材を複数回巻き付けて環状のタイヤ用ビードワイ
ヤを成形するタイヤ用ビードワイヤ成形装置に関する。
（従来の技術） このようなタイヤ用ビードワイヤ成形装置としては従
来、たとえば特開昭５９−１８７８３８号公報に記載さ
れたものが知られている。このタイヤ用ビードワイヤ成
型装置は、拡縮径可能な成形ドラムを備え、この成形ド
ラムの外周面上にビードワイヤ素材を複数回巻き付けて
タイヤ用ビードワイヤを成型するタイヤ用ビードワイヤ
成型装置において、一方向にのみ回転して前記成形ドラ
ムにビードワイヤ素材を送り込む送り出しローラと、こ
のビードワイヤ素材に所定の曲げくせを付与するくせ付
けローラと、ビードワイヤ素材の先端を成形ドラムの外
周面上に係止する係止手段と、成形ドラムに接近して配
設されたワイヤ切断機構と、このワイヤ切断機構によっ
て切断されたビードワイヤ素材の先端を保持する保持手
段と、を備えたことにより、装置全体を小型で簡易なも
のにするとともに、ビードワイヤの品質悪化や終端部の
はね上がりを防止している。
来、たとえば特開昭５９−１８７８３８号公報に記載さ
れたものが知られている。このタイヤ用ビードワイヤ成
型装置は、拡縮径可能な成形ドラムを備え、この成形ド
ラムの外周面上にビードワイヤ素材を複数回巻き付けて
タイヤ用ビードワイヤを成型するタイヤ用ビードワイヤ
成型装置において、一方向にのみ回転して前記成形ドラ
ムにビードワイヤ素材を送り込む送り出しローラと、こ
のビードワイヤ素材に所定の曲げくせを付与するくせ付
けローラと、ビードワイヤ素材の先端を成形ドラムの外
周面上に係止する係止手段と、成形ドラムに接近して配
設されたワイヤ切断機構と、このワイヤ切断機構によっ
て切断されたビードワイヤ素材の先端を保持する保持手
段と、を備えたことにより、装置全体を小型で簡易なも
のにするとともに、ビードワイヤの品質悪化や終端部の
はね上がりを防止している。
（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、このような従来のタイヤ用ビードワイヤ
成型装置にあっては、１個、すなわち１種類のフォーマ
しか取付けられない構造となっていた。ところが、フォ
ーマは成型するビードワイヤの径により幾種類ものもの
がある。このため、異なる種類のフォーマを用いたとき
は一々装置の運転を止めてフォーマを人手により交換す
る必要があり、この交換の間はビードワイヤの生産が数
分間中断して能率を低下させるという問題点がある。ま
た、このようなタイヤ用ビードワイヤ成型装置による工
程の前にゴム被覆装置により、ビードワイヤを何本が並
べてそれら全体を一まとめに生ゴムで被覆する工程があ
る。この工程はビードワイヤの送り速度が一定のときは
被覆状態（特に断面の形状や寸法）は安定するが、送り
速度が変わったり停止したりすると不安定となって製品
の品質を低下させるおそれがあり、この見地からも従来
のタイヤ用ビードワイヤ成型装置は好ましくない。特
に、在庫をあまり増やさないよう多種少量生産を行なう
場合にはこの問題点はさらに増大することとなる。
成型装置にあっては、１個、すなわち１種類のフォーマ
しか取付けられない構造となっていた。ところが、フォ
ーマは成型するビードワイヤの径により幾種類ものもの
がある。このため、異なる種類のフォーマを用いたとき
は一々装置の運転を止めてフォーマを人手により交換す
る必要があり、この交換の間はビードワイヤの生産が数
分間中断して能率を低下させるという問題点がある。ま
た、このようなタイヤ用ビードワイヤ成型装置による工
程の前にゴム被覆装置により、ビードワイヤを何本が並
べてそれら全体を一まとめに生ゴムで被覆する工程があ
る。この工程はビードワイヤの送り速度が一定のときは
被覆状態（特に断面の形状や寸法）は安定するが、送り
速度が変わったり停止したりすると不安定となって製品
の品質を低下させるおそれがあり、この見地からも従来
のタイヤ用ビードワイヤ成型装置は好ましくない。特
に、在庫をあまり増やさないよう多種少量生産を行なう
場合にはこの問題点はさらに増大することとなる。
（問題点を解決するための手段） そこで本発明によるタイヤ用ビードワイヤ成型装置は前
記問題点を解決するため、固設された基体に回転および
停止位置決め可能に支持され２種類以上のフォーマを自
から支持するフォーマ支持手段と、ビードワイヤ素材を
他の装置から送り出す素材送り手段と、この素材送り手
段と前記フォーマ支持手段との間に設けられビードワイ
ヤ素材を切断する素材切断手段と、切断されたビードワ
イヤ素材の端部をフォーマの外周面上に係止する係止手
段と、フォーマにビードワイヤ素材を巻つけるようフォ
ーマを回転させるフォーマ回転手段と、を備えた構成と
したものである。
記問題点を解決するため、固設された基体に回転および
停止位置決め可能に支持され２種類以上のフォーマを自
から支持するフォーマ支持手段と、ビードワイヤ素材を
他の装置から送り出す素材送り手段と、この素材送り手
段と前記フォーマ支持手段との間に設けられビードワイ
ヤ素材を切断する素材切断手段と、切断されたビードワ
イヤ素材の端部をフォーマの外周面上に係止する係止手
段と、フォーマにビードワイヤ素材を巻つけるようフォ
ーマを回転させるフォーマ回転手段と、を備えた構成と
したものである。
このようなタイヤ用ビードワイヤ成型装置によれば、あ
らかじめフォーマ支持手段に２種類以上のフォーマを取
付けておいて、異なる種類のフォーマに交換するときに
はフォーマ支持手段を回転させた後位置決めするだけで
済むため、フォーマの交換を非常に迅速に行なうことが
できる。
らかじめフォーマ支持手段に２種類以上のフォーマを取
付けておいて、異なる種類のフォーマに交換するときに
はフォーマ支持手段を回転させた後位置決めするだけで
済むため、フォーマの交換を非常に迅速に行なうことが
できる。
（実施例） 以下本発明の実施例について図面に基づいて説明する。
第１図、第２図は本発明によるタイヤ用ビードワイヤ成
型装置の一実施例を示す図である。
第１図、第２図は本発明によるタイヤ用ビードワイヤ成
型装置の一実施例を示す図である。
まず、構成について説明すると、第１図において、１は
工場床等に固設された基体であり、この基体１にはフォ
ーマ支持部材（フォーマ支持手段）３が駆動手段６によ
りチェーン４を介して回転可能に支持されている。フォ
ーマ支持部材３は図示するように中心に駆動手段６に連
結された回転軸３ｅを有するとともに、放射状に伸びる
４本の腕３ａ〜３ｄを有し、その４本の腕の先端部にそ
れぞれ異なる種類(径)のフォーマ２を支持するようにな
っている。フォーマ２は拡縮径可能となっており、径が
拡開したときに所定の径になるようになっている。
工場床等に固設された基体であり、この基体１にはフォ
ーマ支持部材（フォーマ支持手段）３が駆動手段６によ
りチェーン４を介して回転可能に支持されている。フォ
ーマ支持部材３は図示するように中心に駆動手段６に連
結された回転軸３ｅを有するとともに、放射状に伸びる
４本の腕３ａ〜３ｄを有し、その４本の腕の先端部にそ
れぞれ異なる種類(径)のフォーマ２を支持するようにな
っている。フォーマ２は拡縮径可能となっており、径が
拡開したときに所定の径になるようになっている。
また、フォーマ支持部材３はその回転を停止して、図外
のノックピンを介して基体１に対して位置決め可能とな
っている。基体１には素材送り手段５を支持する支持フ
レーム７が、モータ８によりねじ手段９を介して上昇可
能に設けられている。支持フレーム７のほぼ中央部には
図外のゴム被覆装置から第３図に示すようなフェスツー
ン機構11を介してビードワイヤ素材10（ゴム被覆装置に
より生ゴム被覆されたもの）を送り出す送りローラ12が
設けられ、この送りローラ12は図外の駆動手段により回
転駆動される。したがって送りローラ12と駆動手段は素
材送り手段５を構成する。送りローラ12の近傍には送り
ローラ12より径の小さいくせ付けローラ14が回転自在に
設けられており、送りローラ12により送り出されるビー
ドワイヤ素材10に所定の曲げくせを付与するようになっ
ている。素材送り手段５やくせ付けローラ14とフォーマ
支持部材３との間の支持フレーム７の部分にはビードワ
イヤ素材10を切断するカッタ（素材切断手段）16が設け
られており、このカッタ16はフォーマ２に巻き付けられ
るビードワイヤ素材10を所定の長さに切断し、次の巻き
付け工程に備える。第１図中フォーマ支持部材３の上方
に伸びた腕３ａに支持されたフォーマ２の垂直に延在す
る直径の真上部にはチャック（係止手段）18が設けら
れ、このチャック18はカッタ16により切断されたビード
ワイヤ素材10の端部をフォーマ２の外周面上に係止す
る。チャック18は、拡縮径可能なフォーマ２が縮径から
拡径に拡開したときにビードワイヤ素材10の端部を係止
するようになっている。
のノックピンを介して基体１に対して位置決め可能とな
っている。基体１には素材送り手段５を支持する支持フ
レーム７が、モータ８によりねじ手段９を介して上昇可
能に設けられている。支持フレーム７のほぼ中央部には
図外のゴム被覆装置から第３図に示すようなフェスツー
ン機構11を介してビードワイヤ素材10（ゴム被覆装置に
より生ゴム被覆されたもの）を送り出す送りローラ12が
設けられ、この送りローラ12は図外の駆動手段により回
転駆動される。したがって送りローラ12と駆動手段は素
材送り手段５を構成する。送りローラ12の近傍には送り
ローラ12より径の小さいくせ付けローラ14が回転自在に
設けられており、送りローラ12により送り出されるビー
ドワイヤ素材10に所定の曲げくせを付与するようになっ
ている。素材送り手段５やくせ付けローラ14とフォーマ
支持部材３との間の支持フレーム７の部分にはビードワ
イヤ素材10を切断するカッタ（素材切断手段）16が設け
られており、このカッタ16はフォーマ２に巻き付けられ
るビードワイヤ素材10を所定の長さに切断し、次の巻き
付け工程に備える。第１図中フォーマ支持部材３の上方
に伸びた腕３ａに支持されたフォーマ２の垂直に延在す
る直径の真上部にはチャック（係止手段）18が設けら
れ、このチャック18はカッタ16により切断されたビード
ワイヤ素材10の端部をフォーマ２の外周面上に係止す
る。チャック18は、拡縮径可能なフォーマ２が縮径から
拡径に拡開したときにビードワイヤ素材10の端部を係止
するようになっている。
フォーマ支持部材３の上方の腕３ａに支持されたフォー
マ２はクラッチ20やベルト伝達手段22を介してモータ24
により回転駆動され、この回転駆動によりフォーマ２の
外周面上にビードワイヤ素材10を巻き付けることができ
る。すなわち、クラッチ20、ベルト伝達手段22、モータ
24はフォーマ回転手段26を構成する。チャック18の近傍
には素材送り手段５によるフォーマ２に送られてきたビ
ードワイヤ素材10を上側から下側に押圧する押圧ローラ
（押圧手段）28が設けられ、この押圧ローラ28は下方に
押下げられながら水平方向に移動できる。送りローラ12
の近接部にはエンコーダ（長さ検出手段）30が設けられ
ており、このエンコーダ30はビードワイヤ素材10の長さ
が適正量フォーマ２に送られたかどうかを検出する。こ
れらの各構成部品の作動はそれぞれの駆動手段を介して
図外の制御回路により制御され、自動的に行なわれるよ
うになっている。
マ２はクラッチ20やベルト伝達手段22を介してモータ24
により回転駆動され、この回転駆動によりフォーマ２の
外周面上にビードワイヤ素材10を巻き付けることができ
る。すなわち、クラッチ20、ベルト伝達手段22、モータ
24はフォーマ回転手段26を構成する。チャック18の近傍
には素材送り手段５によるフォーマ２に送られてきたビ
ードワイヤ素材10を上側から下側に押圧する押圧ローラ
（押圧手段）28が設けられ、この押圧ローラ28は下方に
押下げられながら水平方向に移動できる。送りローラ12
の近接部にはエンコーダ（長さ検出手段）30が設けられ
ており、このエンコーダ30はビードワイヤ素材10の長さ
が適正量フォーマ２に送られたかどうかを検出する。こ
れらの各構成部品の作動はそれぞれの駆動手段を介して
図外の制御回路により制御され、自動的に行なわれるよ
うになっている。
次に作用について説明する。素材送り手段５の送りロー
ラ12が図外の駆動手段により回転することにより、図外
のゴユ被覆装置からフェスツーン機構11を介してビード
ワイヤ素材10が送り出される。ビードワイヤ素材10は送
りローラ12の外周面に接して送られた後くせ付けローラ
14に反対方向に巻付けられ、このことによりビードワイ
ヤ素材10は所定の曲げくせを付与される。くせ付けロー
ラ14からさらに下流側に送られたビードワイヤ素材10は
カッタ16により切断される。このようにして切断された
ビードワイヤ素材10の端部はチャック18によりフォーマ
２の外周面上に係止される。この後、フォーマ支持部材
３の上方の腕３ａに支持されたフォーマ２はフォーマ回
転手段26により所定回転駆動された後チャック18部は元
の位置に戻り停止する。このときビードワイヤ素材10は
カッタ16により切断され、さらに押圧ローラ28がビード
ワイヤ素材10の切断残余部を上側から下側に押圧しなが
らカッタ16側に水平移動する。このことによりビードワ
イヤ素材10の切断残余部はその前にフォーマ２に巻き付
けられたビードワイヤ素材10の外周面上に強く粘着す
る。このようにして成型されたタイヤ用ビードワイヤは
フォーマ２が縮径することによりフォーマ２から外さ
れ、所定箇所に貯められた後、テーピング等の次工程に
送られる。フォーマ２の種類（径）を変えたいときは、
図外の位置決め用のノックピンを外した後支持フレーム
７を上昇させ、クラッチ20を外してフォーマ回転手段26
により回転軸３ｅを回転駆動して所望のフォーマ２を上
方（押圧ローラ28の下方）に配置させた後、再びクラッ
チ20を係合させるとともにノックピンを嵌合させる。そ
して再び支持フレーム７を下降させ、その使用するフォ
ーマ２に合わせて所定高さにセットする。このときの所
要時間は数十秒以内で行われるため、ゴム被覆装置から
送り出されるビードワイヤ素材10はフェスツーン機構11
により一時的に貯めておくことができ、ビードワイヤ素
材10の送り速度を一定に保つことができる。このため、
ビードワイヤ素材10の送り速度が変ったり停止したりす
ることによりゴムの被覆状態が不安定となって製品の品
質が低下することを防止することができる。このような
フォーマの変更は必要に応じてその都度スイッチ等によ
り制御手段に信号を送って行なってもよいし、あらかじ
め制御手段にプログラミングして順次自動的に行なわせ
てもよい。
ラ12が図外の駆動手段により回転することにより、図外
のゴユ被覆装置からフェスツーン機構11を介してビード
ワイヤ素材10が送り出される。ビードワイヤ素材10は送
りローラ12の外周面に接して送られた後くせ付けローラ
14に反対方向に巻付けられ、このことによりビードワイ
ヤ素材10は所定の曲げくせを付与される。くせ付けロー
ラ14からさらに下流側に送られたビードワイヤ素材10は
カッタ16により切断される。このようにして切断された
ビードワイヤ素材10の端部はチャック18によりフォーマ
２の外周面上に係止される。この後、フォーマ支持部材
３の上方の腕３ａに支持されたフォーマ２はフォーマ回
転手段26により所定回転駆動された後チャック18部は元
の位置に戻り停止する。このときビードワイヤ素材10は
カッタ16により切断され、さらに押圧ローラ28がビード
ワイヤ素材10の切断残余部を上側から下側に押圧しなが
らカッタ16側に水平移動する。このことによりビードワ
イヤ素材10の切断残余部はその前にフォーマ２に巻き付
けられたビードワイヤ素材10の外周面上に強く粘着す
る。このようにして成型されたタイヤ用ビードワイヤは
フォーマ２が縮径することによりフォーマ２から外さ
れ、所定箇所に貯められた後、テーピング等の次工程に
送られる。フォーマ２の種類（径）を変えたいときは、
図外の位置決め用のノックピンを外した後支持フレーム
７を上昇させ、クラッチ20を外してフォーマ回転手段26
により回転軸３ｅを回転駆動して所望のフォーマ２を上
方（押圧ローラ28の下方）に配置させた後、再びクラッ
チ20を係合させるとともにノックピンを嵌合させる。そ
して再び支持フレーム７を下降させ、その使用するフォ
ーマ２に合わせて所定高さにセットする。このときの所
要時間は数十秒以内で行われるため、ゴム被覆装置から
送り出されるビードワイヤ素材10はフェスツーン機構11
により一時的に貯めておくことができ、ビードワイヤ素
材10の送り速度を一定に保つことができる。このため、
ビードワイヤ素材10の送り速度が変ったり停止したりす
ることによりゴムの被覆状態が不安定となって製品の品
質が低下することを防止することができる。このような
フォーマの変更は必要に応じてその都度スイッチ等によ
り制御手段に信号を送って行なってもよいし、あらかじ
め制御手段にプログラミングして順次自動的に行なわせ
てもよい。
ビードワイヤ素材10はカッタ16により切断された後フォ
ーマ２に巻付けられて再び切断されるが、この切断から
切断の間のビードワイヤ素材10の長さは使用されるフォ
ーマ２の種類（径）により所定値に定められている。フ
ォーマ２は拡縮径可能になっているが、完全に径が拡大
しきらないときには成型されるタイヤ用ビードワイヤは
不良品となってしまう。このときは前述の切断から切断
の間のビードワイヤ素材10の長さは短かくなるため、エ
ンコーダ30が常にこの長さを監視してそのような不良品
が大量に生産されることを防止する。
ーマ２に巻付けられて再び切断されるが、この切断から
切断の間のビードワイヤ素材10の長さは使用されるフォ
ーマ２の種類（径）により所定値に定められている。フ
ォーマ２は拡縮径可能になっているが、完全に径が拡大
しきらないときには成型されるタイヤ用ビードワイヤは
不良品となってしまう。このときは前述の切断から切断
の間のビードワイヤ素材10の長さは短かくなるため、エ
ンコーダ30が常にこの長さを監視してそのような不良品
が大量に生産されることを防止する。
なお、上記実施例においてはフォーマ支持部材３は４つ
フォーマ支持部を設けたものについて説明したが、４つ
に限定する必要はなく複数であればいくつでもよい。ま
た、上記実施例においてはビードワイヤ素材10の長さ検
出手段30を送りローラ12の近接部に設けたものについて
説明したが、この長さ検出手段は送りローラ12の近接部
以外のビードワイヤ素材10の送り経路の近傍箇所に設け
てもよい。
フォーマ支持部を設けたものについて説明したが、４つ
に限定する必要はなく複数であればいくつでもよい。ま
た、上記実施例においてはビードワイヤ素材10の長さ検
出手段30を送りローラ12の近接部に設けたものについて
説明したが、この長さ検出手段は送りローラ12の近接部
以外のビードワイヤ素材10の送り経路の近傍箇所に設け
てもよい。
（発明の効果） 以上説明したように、本発明によるタイヤ用ビードワイ
ヤ成型装置によれば、あらかじめフォーマ支持手段に２
種類以上のフォーマを取り付けておいて、異なるフォー
マに変換するときにはフォーマ支持手段を回転させた後
位置決めするだけで済むため、フォーマの交換を非常に
迅速に行なうことができる。このため、フォーマを異な
る種類のものに交換するのに一々装置の運転を止めて人
手により行なう必要がなく、ビードワイヤの生産を長時
間中断させて生産能率が低下することを防止することが
できる。また、このためにビードワイヤの送り速度を一
定に保つことが容易となり、ゴム被覆装置によるビード
ワイヤのゴム被覆状態が安定して製品の品質を向上させ
ることができる。さらに、フォーマの外周面上に巻き付
けるビードワイヤ素材の送り長さを検出する長さ検出手
段を設けたため、生産を自動化しても装置により成型さ
れたタイヤ用ビードワイヤの不良品が大量に生産される
ことを有効に防止することができる。
ヤ成型装置によれば、あらかじめフォーマ支持手段に２
種類以上のフォーマを取り付けておいて、異なるフォー
マに変換するときにはフォーマ支持手段を回転させた後
位置決めするだけで済むため、フォーマの交換を非常に
迅速に行なうことができる。このため、フォーマを異な
る種類のものに交換するのに一々装置の運転を止めて人
手により行なう必要がなく、ビードワイヤの生産を長時
間中断させて生産能率が低下することを防止することが
できる。また、このためにビードワイヤの送り速度を一
定に保つことが容易となり、ゴム被覆装置によるビード
ワイヤのゴム被覆状態が安定して製品の品質を向上させ
ることができる。さらに、フォーマの外周面上に巻き付
けるビードワイヤ素材の送り長さを検出する長さ検出手
段を設けたため、生産を自動化しても装置により成型さ
れたタイヤ用ビードワイヤの不良品が大量に生産される
ことを有効に防止することができる。
図面は本発明によるタイヤ用ビードワイヤ成型装置の一
実施例を示す図であり、第１図はその正面図、第２図は
側面図、第３図はフェスツーン機構の概略図である。 １……基体、 ２……フォーマ、 ３……フォーマ支持部材（フォーマ支持手段）、 ３ａ〜３ｄ……腕、 ３ｅ……回転軸、 ４……チェーン、 ５……素材送り手段、 ６……駆動手段、 ７……支持フレーム、 ８……モータ、 ９……ねじ手段、 10……ビードワイヤ素材、 11……フェスツーン機構、 12……送りローラ、 14……くせ付けローラ、 16……カッタ（素材切断手段）、 18……チャック（係止手段）、 20……クラッチ、 22……ベルト伝達手段、 24……モータ、 26……フォーマ回転手段、 28……押圧ローラ、 30……エンコーダ（長さ検出手段）。
実施例を示す図であり、第１図はその正面図、第２図は
側面図、第３図はフェスツーン機構の概略図である。 １……基体、 ２……フォーマ、 ３……フォーマ支持部材（フォーマ支持手段）、 ３ａ〜３ｄ……腕、 ３ｅ……回転軸、 ４……チェーン、 ５……素材送り手段、 ６……駆動手段、 ７……支持フレーム、 ８……モータ、 ９……ねじ手段、 10……ビードワイヤ素材、 11……フェスツーン機構、 12……送りローラ、 14……くせ付けローラ、 16……カッタ（素材切断手段）、 18……チャック（係止手段）、 20……クラッチ、 22……ベルト伝達手段、 24……モータ、 26……フォーマ回転手段、 28……押圧ローラ、 30……エンコーダ（長さ検出手段）。
Claims (2)
- 【請求項１】固設された基体に回転および停止位置決め
可能に支持され２種類以上のフォーマを自から支持する
フォーマ支持手段と、ビードワイヤ素材を他の装置から
送り出す素材送り手段と、この素材送り手段と前記フォ
ーマ支持手段との間に設けられビードワイヤ素材を切断
する素材切断手段と、切断されたビードワイヤ素材の端
部をフォーマの外周面上に係止する係止手段と、フォー
マにビードワイヤ素材を巻つけるようフォーマを回転さ
せるフォーマ回転手段と、を備えたことを特徴とするタ
イヤ用ビードワイヤ成型装置。 - 【請求項２】前記素材送り手段またはビードワイヤ素材
の送り経路近傍にビードワイヤ素材の送り長さを検出す
る長さ検出手段を設けたことを特徴とする特許請求の範
囲第１項記載のタイヤ用ビードワイヤ成型装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60243604A JPH0635162B2 (ja) | 1985-10-29 | 1985-10-29 | タイヤ用ビ−ドワイヤ成型装置 |
| US06/886,265 US4724873A (en) | 1985-10-29 | 1986-07-16 | Tire bead wire forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60243604A JPH0635162B2 (ja) | 1985-10-29 | 1985-10-29 | タイヤ用ビ−ドワイヤ成型装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62101423A JPS62101423A (ja) | 1987-05-11 |
| JPH0635162B2 true JPH0635162B2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=17106279
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60243604A Expired - Lifetime JPH0635162B2 (ja) | 1985-10-29 | 1985-10-29 | タイヤ用ビ−ドワイヤ成型装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4724873A (ja) |
| JP (1) | JPH0635162B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5385621A (en) * | 1993-09-23 | 1995-01-31 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Tire bead-making method with two winding tension levels |
| JP2831982B2 (ja) * | 1996-11-28 | 1998-12-02 | 吉喜工業株式会社 | プレス装置およびプレスシステム |
| ITMI20022351A1 (it) * | 2002-11-06 | 2004-05-07 | Giovanni Gambini | Apparecchiatura per riavvolgere carta in rotolo in discontinuo senza |
| JP4963943B2 (ja) * | 2006-11-20 | 2012-06-27 | 株式会社ブリヂストン | タイヤ成型方法及びタイヤ成型装置 |
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| CN114850361B (zh) * | 2022-05-16 | 2024-07-09 | 联亚智能科技（苏州）有限公司 | 一种改进的轮胎用钢丝圈生产线 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB185544A (en) * | 1921-06-21 | 1922-09-14 | Walter Frost | Machine for forming, bending, cutting and otherwise operating on sheet metal, cardboard and the like |
| US2786638A (en) * | 1950-11-27 | 1957-03-26 | Acme Steel Co | Automatic strip coiler |
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| JPS59187838A (ja) * | 1983-04-06 | 1984-10-25 | Bridgestone Corp | タイヤ用ビ−ドワイヤ成型装置 |
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1985
- 1985-10-29 JP JP60243604A patent/JPH0635162B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1986
- 1986-07-16 US US06/886,265 patent/US4724873A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62101423A (ja) | 1987-05-11 |
| US4724873A (en) | 1988-02-16 |
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