JP2831982B2 - プレス装置およびプレスシステム - Google Patents

プレス装置およびプレスシステム

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JP2831982B2
JP2831982B2 JP8318011A JP31801196A JP2831982B2 JP 2831982 B2 JP2831982 B2 JP 2831982B2 JP 8318011 A JP8318011 A JP 8318011A JP 31801196 A JP31801196 A JP 31801196A JP 2831982 B2 JP2831982 B2 JP 2831982B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/02Dies; Inserts therefor; Mounting thereof; Moulds
    • B30B15/028Loading or unloading of dies, platens or press rams
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B1/00Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
    • B30B1/02Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by lever mechanism
    • B30B1/06Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by lever mechanism operated by cams, eccentrics, or cranks

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プレス装置に関
し、特に、揺動支点機構を備えたプレス装置およびプレ
スシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、工業界においては、製品の多品種
小量生産の傾向が進んでいる。1台のプレス装置より製
品の多品種小量生産に対応するためには、製品毎に金型
を交換する必要がある。そこで、近年、金型交換時間を
短縮する目的で、ダイクイックチェンジ(DQC)方式
が開発されている。この種のDQC方式は、一般に、2
組の可動ボルスタを備え、1つのボルスタが作業中に、
他のボルスタに次に使用する金型をセットしておき、ボ
ルスタ毎金型交換を行う。そして、金型を交換する毎
に、型段取りを行う。
【0003】また、プレス装置において、1つのワーク
に対し複数箇所にプレス加工を施す場合、各箇所の加工
形状が同一でも加工位置が相違すると、別々の金型が必
要となる。そのため、このような場合においても、各加
工箇所毎に金型を交換してプレス加工を行っている。
【0004】一方、1つのワークに対し複数箇所にプレ
ス加工を施す場合、複数のプレス装置を並べて配置し、
ワークをこれらプレス装置に順番に搬送して加工する方
法も取られている。この場合、上記のように、ワークの
加工位置が相違すると別々の金型が必要であることか
ら、それぞれ異なる金型が装着されたプレス装置を、加
工箇所に応じた台数だけ並べて用いている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来一
般に使用されているクランクプレス、トグルプレス等の
プレス装置の場合、金型に応じてスライダの下死点を調
整する必要があり、金型交換時には、金型のX方向、Y
方向の位置合わせに加えて、Z方向の位置合わせを必要
とする。そのため、従来のDQC方式を使用した場合で
も、金型交換時の型段取りに時間が掛かり、大幅な改善
を図ることは困難となっている。
【0006】また、複数台のプレス装置を用いてワーク
の複数箇所にプレス加工を施す場合、各プレス装置は、
搬送されるワークに対して位置調整不能に設けられてい
るため、金型を交換しない限り、1品種の製品にしか対
向することができない。
【0007】この発明は以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、多品種の製品に対して容易に対応可能
なプレス装置、およびプレスシステムを提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の請求項1に係るプレス装置は、基台と、
上記基台の上方に所定の加工スペースを置いて設けられ
た支持台と、上記加工スペースに設けられた複数の金型
ユニットを有し、各金型ユニットを所定の作動位置へ選
択的に移動させる金型自動交換機構と、上記支持台に昇
降自在に支持され、昇降動作に応じて、上記作動位置に
配置された金型ユニットを開閉する昇降軸と、上記支持
台に設けられた駆動手段と、上記駆動手段の駆動力を上
記昇降軸に伝達し上記昇降軸を昇降駆動する揺動支点機
構と、を備えている。
【0009】そして、上記揺動支点機構は、上記支持台
に支持され、上記駆動手段によって回転駆動される回転
軸と、上記回転軸に偏心して形成された偏心コアと、上
記偏心コアの回りで回転自在に支持された揺動力点部
と、上記揺動力点部の両側に位置した揺動支点部および
揺動作用点部とを有する揺動アームと、上記揺動アーム
の上記揺動支点部を回動自在に支持しているとともに、
上記揺動支点部を上記昇降軸の昇降方向と交差する所定
方向に沿って直線的に揺動自在に支持した支点レギュレ
ータと、上記昇降軸に対して、上記揺動作用点部を回動
自在に、かつ、上記昇降軸の昇降方向と交差する所定方
向に沿って直線的に揺動自在に、連結した作用点レギュ
レータと、を備えたことを特徴としている。
【0010】また、請求項11に係るこの発明のプレス
システムは、ベース上に並んで配設された複数台のプレ
ス装置と、上記各プレス装置を通してワークを搬送する
搬送機構と、上記ベースと各プレス装置との間にそれぞ
れ配設され、上記プレス装置を上記搬送機構に対して位
置調整可能に支持した複数の位置調整機構と、を備えて
いる。
【0011】そして、上記各プレス装置は、上記位置調
整機構上に載置された基台と、上記基台の上方に所定の
加工スペースを置いて設けられた支持台と、上記加工ス
ペースに設けられた金型ユニットと、上記支持台に昇降
自在に支持され、昇降動作に応じて、上記金型ユニット
を開閉する昇降軸と、上記支持台に設けられた駆動手段
と、上記駆動手段の駆動力を上記昇降軸に伝達し上記昇
降軸を昇降駆動する揺動支点機構と、を備え、上記揺動
支点機構は、上記支持台に支持され、上記駆動手段によ
って回転駆動される回転軸と、上記回転軸に偏心して形
成された偏心コアと、上記偏心コアの回りで回転自在に
支持された揺動力点部と、上記揺動力点部の両側に位置
した揺動支点部および揺動作用点部とを有する揺動アー
ムと、上記揺動アームの上記揺動支点部を回動自在に支
持しているとともに、上記揺動支点部を上記昇降軸の昇
降方向と交差する所定方向に沿って直線的に移動自在に
支持した支点レギュレータと、上記昇降軸に対して、上
記揺動作用点部を回動自在に、かつ、上記昇降軸の昇降
方向と交差する所定方向に沿って直線的に移動自在に、
連結した作用点レギュレータと、を備えている。
【0012】また、上記搬送機構は、上記各プレス装置
の加工スペースを通って走行する往路部および上記各プ
レス装置の基台内部を通って走行する復路部を有し複数
のワークが支持されたエンドレス状の帯状材と、上記帯
状材を所定の方向に沿って走行させるとともに上記ワー
クが上記プレス装置の金型ユニットと対向する位置に上
記帯状材を停止させる駆動機構と、を備えたことを特徴
としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しながら、この発
明をバーリングプレス装置に適用した実施の形態につい
て詳細に説明する。
【0014】まず、全体の構成について概略的に説明す
ると、図1に示すように、プレス装置11は基台10を
備え、この基台10上には、4本の支柱12により支持
フレーム14が支持されている。そして、基台10と支
持フレーム14との間には、所定の加工スペース16が
形成されている。
【0015】支持台として機能する支持フレーム14に
は、後述する金型を開閉操作する昇降軸18が設けら
れ、垂直方向に沿って昇降自在に支持されている。ま
た、支持フレーム14には、駆動手段として機能する駆
動機構20、および駆動機構の駆動力を昇降軸18に伝
達する揺動支点機構22が設けられている。
【0016】加工スペース16内には、複数の金型ユニ
ットを備えた金型自動交換機構24が設けられている。
金型自動交換機構24は、任意の金型ユニットを昇降軸
18と係合する作動位置へ選択的に移動させ、金型の自
動交換を行う。
【0017】また、基台10には、金型ユニットに対し
てワークを位置決め保持する位置決め機構26が設けら
れている。
【0018】次に、各部の構成について詳細に説明す
る。図1ないし図3に示すように、支持フレーム14の
底壁にはガイドスリーブ28、30が固定され、昇降軸
18は、これらのガイドスリーブ28、30により、垂
直方向に沿って昇降自在に支持されている。昇降軸18
の下端には、金型ユニットを脱着自在に保持するホルダ
32が設けられ、加工ペース16内に位置している。ま
た、昇降軸18の上端部は、支持フレーム14内に延出
し、この上端部には、後述する作用点レギュレータ36
の一部を構成する支持ブロック34が取り付けられてい
る。
【0019】駆動機構20は、支持フレーム14の上端
に支持されたパルスサーボモータ38を備えている。パ
ルスサーボモータ38の駆動軸38aは水平に延び、そ
の先端には、駆動スプロケット40が取り付けられてい
る。
【0020】また、支持フレーム14には複数の軸受4
1を介して、回転軸42が回転自在に取り付けられてい
る。回転軸42はパルスサーボモータ38の垂直方向下
方に位置しているとともに、水平に、かつ、パスルサー
ボモータ38の駆動軸38aと平行に延びている。
【0021】回転軸42の一端は支持フレーム14から
外方に突出し、この一端には、従動スプロケット44が
取り付けられている。そして、従動スプロケット44と
駆動スプロケット40との間には、駆動チャーン45が
掛け渡されている。従動スプロケット44は、駆動スプ
ロケット40よりも大きな歯数を有している。従って、
パルスサーボモータ38を駆動することにより、回転軸
42は所定の減速比にて回転駆動される。
【0022】支持フレーム14内には、駆動機構20の
駆動力を昇降軸18に伝達し、昇降軸18を昇降駆動す
る揺動支点機構22が設けられている。図1ないし図4
に示すように、揺動支点機構22は、回転軸42の回転
に応じて揺動する揺動アーム46を備えている。
【0023】詳細には、回転軸42の軸方向中央部に
は、円柱形状の偏心コア48が一体に形成されている。
偏心コア48は、回転軸42の径よりも大きな径を有し
ているとともに、その中心軸線Aは、回転軸42の中心
軸線Bに対して所定距離dだけ偏心している。
【0024】そして、揺動アーム46の揺動力点部46
aとして機能する中間部には、円形の透孔50が形成さ
れ、この透孔50内に、軸受51を介して偏心コア48
が嵌合されている。従って、揺動アーム46は、回転軸
42により、偏心コア48の中心軸線Aの回りで回動自
在に支持されている。
【0025】揺動アーム46の両端部は、それぞれ揺動
支点部46bおよび揺動作用点部46cとして機能す
る。そして、揺動支点部46bは、支点レギュレータ5
2により、回動自在に、かつ、昇降軸18の昇降方向と
交差する方向、特に、回転軸42に対して直角な水平方
向に沿って直線的に揺動可能に支持されている。また、
揺動作用点部46cは、作用点レギュレータ36を介し
て昇降軸18の上端に連結されているとともに、作用点
レギュレータ36により、回動自在に、かつ、昇降軸1
8の昇降方向と交差する方向、特に、回転軸42に対し
て直角な水平方向に沿って直線的に揺動可能に支持され
ている。
【0026】図2、図4、および図5に示すように、支
点レギュレータ52は支持ブロック54を有し、この支
持ブロック54は、水平に配置されたほぼ矩形状のベー
ス55と、揺動アーム46の揺動支点部46bを両側か
ら挟むようにベース55に立設された一対の支持壁55
と、を備えている。揺動アーム46の揺動支点部46b
には、回転軸42と平行に延びる枢軸58が固定され、
その両端部は、それぞれ円筒ころ軸受60を介して支持
壁55に回転自在に支持されている。
【0027】ベース55の下方には、矩形状の支持板6
2が平行に対向して配設されている。ベース55の底面
には、一対の平行な摺動カイド64が固定されていると
ともに、支持板62の上面には一対の平行なガイドレー
ル65が設けられている。そして、摺動ガイド64は、
それぞれガイドレール65に摺動自在に係合している。
【0028】これらの摺動ガイド64およびガイドレー
ル65は、水平に、かつ、回転軸42に対して直角な方
向に延びている。従って、支持ブロック54、およびこ
の支持ブロックに回動自在に支持された揺動アーム46
の揺動支点部64bは、支持板62上に、ガイドレール
65に沿って直線的に揺動自在に支持されている。
【0029】また、支持ブロック54および支持板62
は、リリーフ機構67を介して支持フレーム14に支持
されている。リリーフ機構67は、支持板62から下方
に向かって垂直に延びる支持ロッド66と、付勢手段と
し機能する4枚の皿ばね70とを、を備えている。
【0030】支持ロッド66は、支持フレーム14に固
定されたガイドスリーブ67に挿通され、垂直方向に沿
って昇降可能に支持されている。また、皿ばね70はガ
イドスリーブ68の外周に嵌合され、支持板62の底面
と支持フレーム14との間に位置している。支持板62
は、これらの皿ばね70によって上方に付勢され、支持
ロッド66の下端に螺合された位置調整ナット71がガ
イドスリーブ68の下端に当接した状態に保持されてい
る。
【0031】従って、支点レギュレータ52は、通常、
リリーフ機構67により、枢軸58が回転軸42と同一
高さレベルに位置する作動位置に保持されている。そし
て、後述するように、揺動アーム46を介して支点レギ
ュレータ52に所定以上の負荷が作用した場合、リリー
フ機構67が作動して過負荷をリリーフする。つまり、
所定以上の負荷が作用すると、4枚の皿ばね70が弾性
変形し、それにより、支点レギュレータ52と共に支持
板62および支持ロッド66が下降し、過負荷をリリー
フする。
【0032】この場合、位置調整ナット71も支持ロッ
ド66と共に下降し、ガイドスリーブ68の下端から離
間する。そして、位置調整ナット71に取り付けられた
過負荷センサ72が位置調整ナット71の移動に応じて
リリーフ機構67の作動を検知する。
【0033】一方、作用点レギュレータ36も支点レキ
ュレータ52とほぼ同様に構成されている。即ち、図2
および図3に示すように、作用点レギュレータ36は支
持ブロック34を備え、この支持ブロック34は、水平
に配置されたほぼ矩形状のベース73と、揺動アーム4
6の揺動作用点部46cを両側から挟むようにベース7
3に立設された一対の支持壁74と、を備えている。揺
動アーム46の揺動作用点部46cには、回転軸42と
平行に延びる枢軸76が固定され、その両端部は、それ
ぞれ円筒ころ軸受78を介して支持壁74に回転自在に
支持されている。
【0034】支持ブロック34は、昇降軸18の上端に
固定された矩形状の支持板80上に支持されている。ベ
ース73の底面には、一対の平行な摺動カイド81が固
定されているとともに、支持板80の上面には一対の平
行なガイドレール82が設けられている。そして、摺動
ガイド81は、それぞれガイドレール82に摺動自在に
係合している。
【0035】これらの摺動ガイド81およびガイドレー
ル82は、水平に、かつ、回転軸42に対して直角な方
向に延びている。従って、支持ブロック34、およびこ
の支持ブロックに回動自在に支持された揺動アーム46
の揺動作用点部64bは、支持板80上に、ガイドレー
ル82に沿って直線的に揺動自在に支持されている。
【0036】図6に模式的に示すように、上記構成の駆
動機構20および揺動支点機構22によれば、図6
(a)に示す待機状態からパルスサーボモータ38によ
って回転軸42が反計方向に所定角度回動されると、揺
動アーム46の揺動力点部46aは、偏心コア48と共
に回転軸42の中心軸線Bの回りで反時計方向に旋回す
る。同時に、揺動アーム46の揺動力点部46aは、偏
心コア48の中心軸線Aの回りで反時計方向に回動され
る。
【0037】また、揺動アーム46全体は、揺動支点部
46bに設けられた枢軸58を中心として反時計方向に
回動するとともに、枢軸58を支持している支持ブロッ
ク54は、左方向に直線移動する。これにより、図6
(b)に示すように、揺動アーム46の揺動作用点部4
6cに設けられている枢軸76は、揺動支点部46bを
中心として反時計方向に揺動すると同時に、左方向に直
線移動する。従って、枢軸76を支持している支持ブロ
ック34は、左側に移動しながら垂直方向下方に移動
し、昇降軸18を下死点、つまり、プレス位置まで下降
させる。これにより、昇降軸18のホルダ32に取り付
けられた金型ユニットが閉じ、プレス加工が行われる。
【0038】逆に、パルスサーボモータ38によって回
転軸42を時計方向に所定角度回動させることにより、
揺動アーム46は待機位置に復帰し、昇降軸18はプレ
ス位置から初期位置にする。これに応じて、金型ユニッ
トが開放される。
【0039】上述したプレス加工動作において、パルス
サーボモータ38を回転駆動することにより、揺動アー
ム46の揺動作用点部46cはX方向の運動を伴った上
下Y方向運動が与えられ、揺動アーム46により、X方
向の運動が例えば1/2に圧縮され、Y方向の運動が2
倍に増幅される。また、作用点レギュレータ36の動作
により、揺動作用点46cにおけるX方向分力は発生せ
ず、上下Y方向分力のみが昇降軸18に対して出力され
る。
【0040】この際、揺動アーム46の揺動作用点部4
6cにはワークからの反力が作用し、この反力は逆の経
路を通ってプレスサーボモータ38に伝達される。そこ
で、Y方向のプレス分力とワークからの反力の差に応じ
て、この差がプレスに必要な所定値となるようにパルス
サーボモータ38の出力制御を行う。
【0041】ワークからの反力は、ワークの厚さに基づ
く関数によって個々に異なる値をとる。更に、作用点レ
ギュレータ36、支点レギュレータ52において、個々
の能動側レギュレータおよび受動側レギュレータはそれ
ぞれ最適位置に揺動する。そして、このような微視動作
により、最適位置への自動調整がなされ、低振動動作が
得られる。
【0042】また、図6(b)に示すプレス位置におい
て、金型ユニットの閉じ方向に過負荷が作用した場合、
昇降軸18には金型ユニットから垂直方向上方への反力
が作用する。それにより、揺動アーム46には、偏心コ
ア48の中心軸線Aの回りで時計方向への力が作用し、
更に、揺動支点部46b側の支持ブロック54には、枢
軸58を介して、リリーフ機構67の皿ばね70を圧縮
する方向の力、つまり、支持ブロック54を下降させる
方向の力が作用する。
【0043】従って、金型ユニットに作用する負荷が所
定の値を越えた場合、図6(c)に示すうに、リリーフ
機構67の皿ばね70が弾性変形して支持ブロック54
が下方へ移動し、その結果、揺動アーム46が時計方向
に回動するとともに昇降軸18が上昇し、金型ユニット
に作用する過負荷がリリーフされる。そして、このリリ
ーフ機構67の作動は、過負荷センサ72によって検知
され、パルスサーボモータ38の駆動が自動的に停止さ
れる。これにより、金型ユニットの損傷が防止される。
【0044】なお、図6(c)において、リリーフ機構
67の作用時、昇降軸18が大きく上昇して金型ユニッ
トが開放する状態を示したが、実際には、昇降軸18の
上昇量は僅かであり、金型ユニットは閉塞状態に維持さ
れる。
【0045】次に、金型自動交換機構24について詳細
に説明する。図7および図8に示すように、金型自動交
換機構24は、加工スペース16内に配設された円盤状
のターレットテーブル74を備えている。ターレットテ
ーブル74は水平に配置され、その中心部は、垂直方向
に延びる回転軸75により基台10に回転自在に支持さ
れている。そして、ターレートテーブル74は、基台1
0内に設けられたパルスモータ76により、回転軸75
を介して回転駆動される。ターレットテーブル74は、
回転する際、外周部が昇降軸18の下方を通過可能する
ように配置されている。
【0046】ターレットテーブル74上には4つの金型
ユニット78が固定され、円周方向に沿って互いに等間
隔離間して配置されている。図8ないし図10に示すよ
うに、各金型ユニット78は、ほぼ矩形状の下板80お
よび上板81を有し、これらの下板および上板は所定の
間隔を置いて互いに平行に対向している。下板80の一
端部には、一対の平行なガイドポスト82が垂直に立設
されている。また、上板81の一端部には、一対の平行
なガイドスリーブ83が下方に向かって垂直に固定され
ている。そして、ガイドポスト82の上端部は、それぞ
れ対応するガイドスリーブ83に摺動自在に挿通されて
いる。また、各ガイドポスト82の外周には圧縮ばね8
4が巻装されている。
【0047】これにより、上板81は、下板80に対し
て昇降自在に支持されているとともに、通常、圧縮ばね
84により、下板80から所定距離離間した状態に保持
されている。
【0048】下板80の他端部上面には、下型86が脱
着自在に取り付けられている。また、上板81の他端部
下面には、上型87が脱着自在に取り付けられ、下型8
6と同軸的に対向している。下型86は、ダイス86a
と、ダイスの周囲に昇降自在に設けられた押えリング8
6bと、を有している。上型87は、中心部に設けられ
たポンチ87aおよびポンチの周囲の昇降自在に設けら
れた押えリング87bを有している。そして、下型86
および上型87は、上板81の昇降に応じて開閉され
る。
【0049】上板81の上面には、上型87と同軸的に
シャンク88が突設されている。係合部として機能する
シャンク88は円盤上のヘッド88aを有し、ヘッド8
8aの上端面は球面状に形成されている。また、上板8
1の上面中央部には、L字形状のブラケット90が固定
されている。そして、ブラケット90には、水平な回転
軸を有する支持ローラ91が回転自在に取り付けられて
いる。
【0050】上記のように構成された4つの金型ユニッ
ト78は、ターレットテーブル74上に放射状に配置さ
れ、各金型ユニットは、ガイドポスト82側の端部がタ
ーレットテーブル74の中心部に、また、金型側の端部
がテーレットテーブル74の外周部側に位置している。
そして、4つの金型ユニット78には、目的に応じて、
それぞれ種々の形状の下型86および上型87が装着さ
れている。
【0051】また、図7および図8に示すように、金型
自動交換機構24は金型ユニット78の上方に設けられ
た円形の支持板92を備えている。支持板92は、支軸
93を介して支持フレーム14の底壁に固定され、ター
レットテーブル74と同軸的に対向配置されている。
【0052】支持板92は、各金型ユニット78に設け
られたブラケット90の内側に位置するように所定の外
径に形成され、かつ、所定の高さに配置されている。そ
して、各金型ユニット78のブラケット90に取り付け
られた支持ローラ91は、支持板92の上面外周部に乗
っている。従って、各金型ユニット78の上板81は、
支持ローラ91を介して支持板92に支持され、下板8
0に対して所定高さに保持されている。また、ターレッ
トテーブル74が回転する際、各金型ユニット78の支
持ローラ91は支持板92の上面外周部上を転動する。
【0053】一方、ターレットテーブル74が回転する
ことにより、ターレットテーブル上に固定された各金型
ユニット78は、そのシャンク88および金型86、8
7が昇降軸18と同軸的に位置する作動位置に順次移動
される。ここで、各金型ユニット78のシャンク88
は、上昇位置にある昇降軸18のホルダ32と係合可能
な高さに設けられいるとともに、ホルダ32と交わる円
弧状の経路Rに沿って移動する。
【0054】図11に示すように、昇降軸18のホルダ
32には、シャンク88が係合可能な段付の係合溝94
が形成されている。係合溝94は、シャンク88の移動
経路Rに沿って形成されているとともに、昇降軸18と
同軸的に位置する中央部94aは、シャンク88の径と
同一の幅に形成されいる。また、係合溝94は、中央部
94aから両端部に向かって徐々に幅が広がるように形
成されている。ホルダ32には、係合溝94に係合した
シャンク88が中央部94aまで移動した際にこれを検
知する係合センサ96が取り付けられている。
【0055】ターレットテーブル74の回転により、い
ずれかの金型ユニット78が昇降軸18の下方に移動し
てくると、この金型ユニット78のシャンク88は、ホ
ルダ32の係合溝94にその一端側から係合し、係合溝
94に沿って移動する。そして、シャンク88が係合溝
94の中央部94aまで移動すると、係合センサ96は
これを検知しサーボモータ76を停止する。それによ
り、ターレットテーブル74が停止し、金型ユニット7
8は作動位置に停止するとともに、シャンク88および
ホルダ32を介して昇降軸18に連結される。
【0056】また、図7および図12に示すように、支
持板92の外周部の内、作動位置に移動した金型ユニッ
ト78の支持ローラ91と対向する部位には、この支持
ローラ91が通過可能な開口98が形成されている。そ
して、支持フレーム14には、開口98を開閉するロッ
ク機構が設けられている。
【0057】ロック機構はロックレバー100を備えて
いる。このロックレバー100は、支持フレーム14か
ら延出した支持アーム102によって、開口98を閉塞
するロック位置と開口98を開放するロック解除位置と
の間を回動自在に支持されている。そして、ロックレバ
ー100は、支持フレーム14に取り付けられたソレノ
イド/プランジャ104により、ロック位置とロック解
除位置との間を切換えられる。
【0058】図7に示すロック位置において、ロックレ
バー100は支持テーブル92表面と同一平面上に位置
し、支持ローラ91を下方から支持する。従って、支持
ローラ91はロックレバー100によって下方への移動
が規制され、金型ユニット78は開放状態にロックされ
る。また、ロックレバー100は、図12に示すロック
解除位置に回動されると、支持ローラ91から離間する
とともに開口98を開放する。それにより、支持ローラ
91は開口98を通して下方へ移動可能となり、その結
果、金型ユニット78の開閉動作が可能となる。
【0059】なお、基台10の上面には台座106が設
けられ、昇降軸18と同軸的に位置している。台座10
6は、ターレットテーブル74の下面に接触する高さに
形成されている。これにより、台座106は、ターレッ
トテーブル74および作動位置に移動した金型ユニット
78を下方から支持し、プレス動作時におけるターレッ
トテーブル74および金型ユニット78の変位を防止す
る。
【0060】上記構成の金型自動交換機構24によって
金型ユニット78の自動交換を行う場合、パルスモータ
76によってターレットテーブル74を回転させ、所望
の金型ユニット78を作動位置まで移動させる。する
と、この金型ユニット78のシャンク88が昇降軸18
のホルダ32に形成された係合溝94に係合する。そし
て、金型ユニット78が作動位置まで移動した時点で、
ホルダ32に設けられた係合センサ96によってシャン
ク88が検知され、パルスモータ76およびターレット
レーブル74が停止される。これにより、所望の金型ユ
ニット78が作動位置にセットされるとともに昇降軸1
8に連結される。
【0061】続いて、ソレノイド/プランジャ104が
作動され、ロックレバー100がロック位置からロック
解除位置へ回動される。それにより、支持ローラ91の
ロックが解除され、金型ユニット78の開閉動作が可能
となる。以上の動作により、金型ユニット78の交換が
なされる。
【0062】更に他の金型ユニット78に交換する場
合、ロックレバー100をロック位置に回動させた後、
ターレットテーブル74を回転させると、作動位置にセ
ットされていた金型ユニット78は、シャンク88がホ
ルダ32の係合溝94から外れて昇降軸18との連結が
自動的に解除される。以後は上記と同様の動作により、
他の金型ユニット78が作動位置にセットされる。
【0063】図7および図8に示すように、作動位置に
セットされた金型ユニット78に対してワークWを位置
決め保持する位置決め機構26は、金型自動交換機構2
4と並んで基台10上に設けられたX−Yテーブル10
8と、X−Yテーブル上に取り付けられたチャック11
0と、を備えている。
【0064】X−Yテーブル108は、基台10上面に
固定された一対のレール112上をX方向、つまり、揺
動支点機構22の回転軸42に対して直角な方向に沿っ
て往復動自在に設けられたXテーブル114と、Xテー
ブル114上に固定された一対のレール116上をY方
向、つまり、回転軸42と平行な方向に沿って往復動自
在に設けられたYテーブル118と、を有している。
【0065】Xテーブル114は、基台10上に設けら
れたパルスモータ120およびリードねじ121によっ
て往復駆動され、また、Yテーブル118は、Xテーブ
ル114上に設けられたパルスモータ122およびリー
ドねじ123により往復駆動される。
【0066】チャック110は、Xテーブル118上に
立設された高さ調整可能な脚部124と、脚部124か
らX方向に延出した一対の平行なチャックアーム126
と、を有している。そして、チャックアーム126の延
出端部間にワークWを挟持している。
【0067】チャックアーム126によって挟持された
ワークWは、X−Yテーブル108を駆動することによ
り、予め格納されたプログラムに従ってX方向およびY
方向に位置調整され、作動位置にセットされた金型ユニ
ット78に対して所定の位置に位置決めおよび保持され
る。
【0068】以上のように構成されたプレス装置11に
よりワークWをバーリングプレスする動作について説明
する。例えば、図13に示すように、楕円形の金属平板
からなるワークWの4箇所に、それぞれ形状の異なる4
つのバーリングを加工する場合について説明する。
【0069】金型自動交換機構24の4つの金型ユニッ
ト78には、ワークWの加工形状に応じた4種類の下型
86および上型87がそれぞれ装着されている。図13
(a)示すように、まず、ワークWの第1の加工位置
に、80φのバーリングC1を加工する。この場合、金
型自動交換機構24を作動させて、対応する金型ユニッ
ト78を作動位置にセットし、昇降軸18に連結する。
続いて、位置決め機構26を作動させ、チャックアーム
126に保持されたワークWを、第1の加工位置が金型
ユニット78に対して所定位置にセットされるように位
置決めする。なお、昇降軸18の下死点は、使用する金
型ユニット78に応じて駆動機構20のパルスサーボモ
ータ38を制御することにより、ソフト的に調整され
る。
【0070】この状態で、ロックレバー100をロック
解除位置へ移動させた後、駆動機構20のパルスサーボ
モータ38を所定パルス数だけ作動させ、揺動支点機構
22により昇降軸18を上昇位置から所定の下死点まで
下降させる。
【0071】これにより、金型ユニット78の上型87
が下降し、図14(a)に示すように、まず、ポンチ8
7aおよびダイス86aによってワークWの加工位置に
穴明けされる。そして、上型87が更に下降すると、図
14(b)に示すように、ダイス86aにより、ワーク
Wの穴周縁部が上方に向けて押し出され所定径のバーリ
ングC1が形成される。
【0072】バーリングC1の加工が終了した後、駆動
機構20および揺動支点機構22により昇降軸18を上
昇位置に復帰させ、金型ユニット78を開放するととも
に、ロックレバー100をロック位置に回動させる。続
いて、図13(b)に示すように、ワークWに60φの
バーリングC2を加工する。
【0073】この場合、上記と同様に、金型自動交換機
構24を作動させて対応する金型ユニット78を作動位
置にセットした後、位置決め機構26により、ワークW
の第2の加工位置を金型ユニット78に対して位置決め
する。その後、駆動機構20および揺動支点機構22に
よって昇降軸18を下死点まで加工させ、金型ユニット
78によりバーリングC2を加工する。
【0074】以後、同様の工程により金型ユニット78
を自動交換し、図13(c)、13(d)に示す40φ
のバーリングC3、矩形状のバーリングC4を順次ワー
クWに加工する。
【0075】以上のように構成されたバーリングプレス
装置11によれば、基台10の上方に所定の隙間を置い
て駆動機構部を設けることにより、基台と駆動機構部と
の間に充分な加工スペースを確保することができる。そ
して、この加工スペースを利用して金型自動交換機構2
4を設置することにより、複数種類の金型を自動交換可
能なプレス装置を実現することができる。
【0076】また、金型自動交換機構24は、各金型を
ユニット化し、ターレットテーブル74を回転させるだ
けの簡単な動作により、所望の金型ユニットを所定の作
動位置にセットし昇降軸18に連結することができる。
従って、迅速な金型交換が可能となる。
【0077】そして、駆動機構20としてパルスサーボ
モータ38を使用し、また、駆動力伝達機構として揺動
支点機構24を用いてプレス動作を行う構成とすること
により、パルスサーボモータをソフト的に制御するだけ
で、昇降軸18の下死点および上死点を調整することが
可能となり、金型交換後の型段取りを迅速に行うことが
できる。
【0078】同時に、揺動支点機構24は、回転軸42
の回りで旋回する揺動力点部、支点レギュレータによっ
て揺動自在に支持された揺動支点部、および、作用点レ
ギュレータによって揺動自在に支持された揺動作用点部
を有する構成であることから、揺動支点部および揺動作
用点部におけるサイドスラスト方向のロスを無くし、駆
動機構20の駆動力をロスなく昇降軸18に伝達するこ
とができる。それにより、効率のよいプレス加工が可能
となり、消費電力の低減も図ることができる。
【0079】更に、スラストロスを無くすことにより、
作動時における振動を大幅に低減することができ、振動
に起因する昇降軸18や金型の位置ずれを防止し、高精
度の加工が可能となる。また、位置ずれが低減すること
から、上述した金型交換時の位置合わせを高精度に維持
することができ、金型自動交換をより有効に実施するこ
とができる。
【0080】以上のように、上述した実施の形態によれ
ば、複数の金型を単時間で自動交換および型段取りする
ことができ、多品種小量生産に容易に対応可能なプレス
装置を実現することが可能となる。
【0081】次に、この発明の他の実施の形態に係るプ
レスシステムについて説明する。上述した実施の形態で
は、金型自動交換機構を備えた1台のプレス装置11に
よって多種のプレス加工を行う構成としたが、本実施の
形態においては、複数台のプレス装置と、ワークを一方
向に搬送する搬送機構とを組み合わせてシステム化する
ことにより、各ワークに対して複数のプレス加工を施す
ものである。
【0082】すなわち、図15ないし図17に示すよう
に、本プレスシステムは、細長いベース130上に並ん
で設置された例えば4台のバーリングプレス装置11
と、これらのプレス装置11を通してワークWを一方向
に搬送する搬送機構132と、を備えている。
【0083】各プレス装置11は、位置決め機構26を
省略した点を除いて、前述した実施の形態に係るプレス
装置と同様に構成されている。つまり、各プレス装置1
1は基台10を備え、この基台10上には、4本の支柱
12により支持フレーム14が支持されている。そし
て、基台10と支持フレーム14との間には、所定の加
工スペース16が形成されている。
【0084】支持フレーム14には、金型を開閉操作す
る昇降軸18が設けられ、垂直方向に沿って昇降自在に
支持されている。また、支持フレーム14には、パルス
サーボモータ38を有する駆動機構20、および駆動機
構の駆動力を昇降軸18に伝達する揺動支点機構22が
設けられている。そして、加工スペース16内には、複
数の金型ユニット78を備えた金型自動交換機構24が
設けられている。
【0085】なお、各機構部の構成は前述した実施の形
態と同一であり、同一の部分には同一の参照符号を付し
て詳細な説明を省略する。
【0086】各プレス装置11は、位置調整手段として
のX−Yテーブル134を介してベース130上に設置
されている。このX−Yテーブル134は、ベース13
0上面に全長に亘って敷設されたX方向に延びる一対の
レール136と、レール136をX軸方向に沿って往復
動自在に設けられたXテーブル138と、を備えてい
る。Xテーブル138上には、Y方向に延びる一対のレ
ール140が設けられている。そして、これらのレール
140上にプレス装置11の基台10がY方向に沿って
往復動自在に設けられている。即ち、基台10はYテー
ブルを構成している。
【0087】Xテーブル138および基台10は、それ
ぞれ図示しないパルスモータおよびリードねじにより各
方向に往復駆動される。
【0088】一方、搬送機構132は、帯状材としての
一対のエンドレスチェーン142、これらのチャーンを
ガイドするチャーンガイド144、チャーン142にテ
ンションを与える複数のテンショナー146、チャーン
142を駆動する駆動機構148等を備えて構成されて
いる。
【0089】チェーン142の往路部150aは各プレ
ス装置11の加工スペース16を通って走行するととも
に、作動位置にセットされた金型ユニット78の金型部
分を両側から挟むように配置されている。また、チャー
ン142の復路部150bは、各プレス装置11の基台
10内を通って走行するように配設されている。
【0090】図15ないし図18に示すように、一対の
チェーン142には、走行方向に沿って所定の間隔を置
いて、多数の保持治具152が取り付けられている。各
保持治具152は矩形板状に形成され、取付け金具15
4によって各チャーン142に取り付けられている。そ
して、保持軸154には段付の透孔からなるワーク保持
部156が形成され、このワーク保持部156にワーク
Wが脱着可能に装着されている。
【0091】各保持治具154の両端部には位置決め孔
158が形成されている。ワークWを保持した保持治具
154がプレス装置11の金型ユニット78と対向する
位置には、それぞれ位置決め孔158に侵入して保持治
具154を位置決めする一対の位置決めピン160と、
チャーン142を下方から弾性的に支持するチャーン支
持機構162とが設けられている。
【0092】駆動機構148は、パルスモータ164に
よって駆動される駆動スプロケット166を備えてい
る。また、駆動機構148と、この駆動機構に隣接した
プレス装置11との間には、加工済みのワークWを保持
治具154から排出する図示しない排出機構が設けられ
ている。
【0093】次に、以上のように構成されたプレスシス
テムを用いてワークWにバーリング加工を施す動作につ
いて説明する。例えば、前述した実施例と同様に、ワー
クWに対して4つのバーリングC1ないしC4を加工す
る場合について説明する。
【0094】まず、各プレス装置11において、金型自
動交換機構24により所定の金型ユニット78を作動位
置にセットする。この場合、4台のプレス装置11の作
動位置には、バーリングC1ないしC4に応じた4種類
の金型ユニット78がそれぞれセットされる。
【0095】続いて、予め格納されたプログラムに基づ
いて各X−Yテーブル134を駆動し、各プレス装置1
1を搬送機構142に対して所定の位置に位置決めす
る。すなわち、各プレス装置11の金型ユニット78
が、搬送機構132によって搬送されて来るワークWに
対して所定の加工位置に位置するように調整される。ま
た、各プレス装置11の昇降軸18の下死点および上死
点は、セットされた金型ユニット78に応じて、ソフト
的に調整される。
【0096】その後、搬送機構132の各保持治具15
4にワークWを装着し、駆動機構148を作動させてチ
ャーン142を走行させる。そして、4つの保持治具1
54がそれぞれプレス装置11の金型ユニット78と対
向する位置に搬送された時点で駆動機構148を停止す
るとともに、各プレス装置11の部位に設けられた位置
決めピン160によって保持治具154をそれぞれ位置
決めする。
【0097】この状態で4台のプレス装置11の駆動機
構20を同時に作動させ、それぞれワークWに所定のバ
ーリング加工を行う。その後、再度、搬送機構142を
作動させて順次プレス装置11に対して保持治具154
を所定位置に搬送し、プレス装置11を作動させる。そ
して、同様の工程を繰り返すことにより、4つのバーリ
ングC1ないしC4の形成されたワークWが順次製造さ
れる。
【0098】以上のように構成されたプレスシステムに
よれば、各プレス装置は基台10と駆動機構部との間に
加工スペース16を備えた構成であることから、この加
工スペース16を通して搬送機構142を設置すること
が可能となり、複数台のプレス装置に対して、ワークを
一方向に搬送することができる。それにより、加工時間
の短縮を図り、大幅な効率向上を図ることができる。
【0099】また、ベース130上に並んで配置された
複数台のプレス装置11は、それぞれX−Yテーブル1
34上に設置され、搬送機構142に対して位置調整可
能に設けられている。従って、搬送機構142によって
搬送されるワークWに対して金型ユニット78を所望の
位置にセットすることができ、1つの金型ユニットによ
りワークWの任意の位置にプレス加工することが可能と
なる。更に、金型自動交換機構を備えていることから、
金型ユニットを迅速に交換でき、ワークWに対して種々
の加工を施すことができる。その結果、多品種小量生産
に容易に対応可能なプレスシステムを実現できる。
【0100】ここで、各プレス装置11は揺動支点機構
22を備えて構成されていることから、前述した実施の
形態でも述べたように、作動時におけるスラストロスを
無くし、振動の大幅な低減が可能となる。従って、プレ
ス装置11をX−Yテーブル等の位置調整機構上に設置
した場合でも、プレス装置の作動によって調整位置が変
位することがなく、高い位置決め精度を維持することが
できる。これにより、位置調整機構を備えたプレスシス
テムの実現が可能となる。
【0101】なお、この発明は上述した実施の形態に限
定されることなく、この発明の範囲内で種々変形可能で
ある。例えば、本発明に係るプレス装置およびプレスシ
ステムは、バーリングプレスに限らず、種々のプレスに
適用可能である。
【0102】また、プレス装置の揺動支点機構に設けら
れている支点レギュレータおよび作用点レギュレータ
は、それぞれ揺動アームの支点および作用点を回動自在
に支持した支持ブロックを直線移動自在に支持する外支
点構成としたが、これに限らず、支点および作用点に回
転自在なころを設けるとともに、支持ブロックに直線状
のガイドを設け、このガイドに沿ってころを転動自在に
配置する内支点構成としてもよい。
【0103】プレス装置の金型自動交換機構において、
金型ユニットの数は4つに限らず必要に応じて増減可能
である。プレス装置のリリーフ機構において、付勢手段
として皿ばねに代えてリミット動作可能なコイルばね機
構を使用してもよい。プレスシステムにおいて、プレス
装置の設置台数は必要に応じて増減可能であるととも
に、金型自動交換機構を省略した構成とすることもでき
る。更に、搬送機構142はチャーンに代わって、ベル
ト等の他の部材を使用して構成してもよい。
【0104】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、支点揺動機構、金型自動交換機構を備えてプレス装
置を構成することにより、多品種小量生産に対して容易
に対応可能なプレス装置を提供することができるととも
に、複数台の上記プレス装置、位置調整機構、および搬
送機構を備えてプレスシステムを構成することにより、
多品種小量生産に対して容易に対応可能なプレスシステ
ムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るバーリングプレス
装置全体を示す側面図。
【図2】上記プレス装置の駆動機構部を示す断面図。
【図3】上記プレス装置の駆動機構部を示す断面図。
【図4】上記プレス装置の揺動支点機構を示す平面図。
【図5】図2の線D−Dに沿った断面図。
【図6】上記揺動支点機構によるプレス動作を概略的に
示す図。
【図7】上記プレス装置の金型自動交換機構および位置
決め機構を示す側面図。
【図8】上記プレス装置の金型自動交換機構および位置
決め機構を示す平面図。
【図9】上記金型自動交換機構の金型ユニットを示す斜
視図。
【図10】上記金型ユニットの断面図。
【図11】上記プレス装置の昇降軸に設けられたホルダ
を示す図。
【図12】上記金型自動交換機構のロック機構を示す側
面図。
【図13】上記プレス装置によって加工されるワークお
よび金型を示す斜視図。
【図14】上記金型ユニットのバーリングプレス動作を
示す断面図。
【図15】この発明の実施の形態に係るプレスシステム
の側面図。
【図16】上記プレスシステムを概略的に示す平面図。
【図17】上記プレスシステムにおけるプレス装置の側
面図。
【図18】上記プレスシステムにおける搬送機構および
ワーク保持治具を示す図。
【符号の説明】
10…基台 11…プレス装置 14…支持フレーム 16…加工スペース 18…昇降軸 20…駆動機構 22…揺動支点機構 24…金型自動交換機構 26…位置決め機構 32…ホルダ 36…作用点レギュレータ 38…パルスサーボモータ 42…回転軸 46…揺動アーム 46a…揺動力点部 46b…揺動支点部 46c…揺動作用点部 48…偏心コア 52…支点レギュレータ 34、56…支持ブロック 67…リリーフ機構 70…皿ばね 74…ターレットテーブル 78…金型ユニット 86…下型 87…上型 88…シャンク 91…支持ローラ 100…ロックレバー 108…X−Yテーブル 110…チャック 130…ベース 132…搬送機構 134…X−Yテーブル 142…チャーン 148…駆動機構 154…保持治具 W…ワーク

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台と、 上記基台の上方に所定の加工スペースを置いて設けられ
    た支持台と、 上記加工スペースに設けられた複数の金型ユニットを有
    し、各金型ユニットを所定の作動位置へ選択的に移動さ
    せる金型自動交換機構と、 上記支持台に昇降自在に支持され、昇降動作に応じて、
    上記作動位置に配置された金型ユニットを開閉する昇降
    軸と、 上記支持台に設けられた駆動手段と、 上記駆動手段の駆動力を上記昇降軸に伝達し上記昇降軸
    を昇降駆動する揺動支点機構と、を備え、 上記揺動支点機構は、 上記支持台に支持され、上記駆動手段によって回転駆動
    される回転軸と、 上記回転軸に偏心して形成された偏心コアと、 上記偏心コアの回りで回転自在に支持された揺動力点部
    と、上記揺動力点部の両側に位置した揺動支点部および
    揺動作用点部とを有する揺動アームと、 上記揺動アームの上記揺動支点部を回動自在に支持して
    いるとともに、上記揺動支点部を上記昇降軸の昇降方向
    と交差する所定方向に沿って直線的に揺動自在に支持し
    た支点レギュレータと、 上記昇降軸に対して、上記揺動アームの上記揺動作用点
    部を回動自在に、かつ、上記昇降軸の昇降方向と交差す
    る所定方向に沿って直線的に揺動自在に、連結した作用
    点レギュレータと、を備えていることを特徴とするプレ
    ス装置。
  2. 【請求項2】上記金型自動交換機構は、上記基台上に回
    転自在に設けられているとともに上記複数の金型ユニッ
    トが載置されたターレットテーブルと、上記ターレット
    テーブルを回転させて任意の金型ユニットを上記作動位
    置に移動させる回転駆動手段と、を備え、上記昇降軸
    は、上記金型ユニットを保持するホルダを有し、上記各
    金型ユニットは、上記作動位置に移動された際に上記ホ
    ルダに係合する係合部を有していることを特徴とする請
    求項1に記載のプレス装置。
  3. 【請求項3】上記各金型ユニットは、下型が脱着自在に
    装着された下板と、上記下板と対向配置されているとと
    もに上型が脱着自在に装着された上板と、上記上板を上
    記下板に対して昇降自在に支持したガイドポストと、を
    備え、 上記下板は上記テーレットテーブル上に固定されている
    とともに、上記係合部は上記上板に設けられていること
    を特徴とする請求項2に記載のプレス装置。
  4. 【請求項4】上記各金型ユニットの係合部は、上記上板
    に突設されたシャンクを有し、上記昇降軸のホルダは、
    上記作動位置に移動した金型ユニットのシャンクが挿入
    される係合溝を備えていることを特徴とする請求項3に
    記載のプレス装置。
  5. 【請求項5】上記金型自動交換機構は、上記支持台に固
    定され上記ターレットテーブルと同軸的に対向した円形
    の支持板を備え、 上記各金型ユニットは、上記上板に取り付けられ上記支
    持板上に転動自在に支持された支持ローラを有し、 上記金型自動交換機構は、上記支持板に形成され上記作
    動位置に移動した金型ユニットの支持ローラと対向する
    開口と、上記開口を閉塞して上記支持ローラを支持板上
    にロックするロック位置と上記開口を開放して上記支持
    ローラの通過を許容するロック解除位置との間を移動自
    在に設けられたロック機構と、を備えていることを特徴
    とする請求項4に記載のプレス装置。
  6. 【請求項6】上記基台上に設けられ、上記作動位置に移
    動された金型ユニットに対してワークを位置決め保持す
    る位置決め機構を備えていることを特徴とする請求項1
    ないし5のいずれか1項に記載のプレス装置。
  7. 【請求項7】上記支点レギュレータは、上記揺動アーム
    の揺動支点部を回動自在に支持した支持ブロックと、上
    記支持ブロックを上記所定方向に沿って直線的に揺動自
    在に支持した支持板と、を備えていることを特徴とする
    請求項1ないし6のいずれか1項に記載のプレス装置。
  8. 【請求項8】上記昇降軸を介して上記金型ユニットに所
    定値以上の過負荷が作用した際に、上記過負荷をリリー
    フするリリーフ機構を備え、 上記リリーフ機構は、上記支持台に対して上記支持板を
    昇降可能に支持した支持ロッドと、上記支持板と支持台
    との間に配設され、上記支持板および支持ブロックを上
    昇位置に保持するとともに、上記支持ブロックを介して
    上記過負荷が作用した際に弾性変形して上記支持板の下
    降を許容し上記過負荷をリリーフする付勢手段と、を備
    えていることを特徴とする請求項7に記載のプレス装
    置。
  9. 【請求項9】上記付勢手段は、上記支持ロッドの外周に
    嵌合されて上記支持台と支持板との間に配置された複数
    の皿ばねを有していることを特徴とする請求項8に記載
    のプレス装置。
  10. 【請求項10】上記作用点レギュレータは、上記揺動ア
    ームの揺動作用点部を回動自在に支持した支持ブロック
    と、上記昇降軸に固定されているとともに上記支持ブロ
    ックを上記所定方向に沿って直線移動自在に支持した支
    持板と、を備えていることを特徴とする請求項1ないし
    9のいずれか1項に記載のプレス装置。
  11. 【請求項11】ベース上に並んで配設された複数台のプ
    レス装置と、 上記各プレス装置を通してワークを搬送する搬送機構
    と、 上記ベースと各プレス装置との間にそれぞれ配設され、
    上記プレス装置を上記搬送機構に対して位置調整可能に
    支持した複数の位置調整機構と、を備え、 上記各プレス装置は、上記位置調整機構上に載置された
    基台と、上記基台の上方に所定の加工スペースを置いて
    設けられた支持台と、上記加工スペースに設けられた金
    型ユニットと、上記支持台に昇降自在に支持され、昇降
    動作に応じて、上記金型ユニットを開閉する昇降軸と、
    上記支持台に設けられた駆動手段と、上記駆動手段の駆
    動力を上記昇降軸に伝達し上記昇降軸を昇降駆動する揺
    動支点機構と、を備え、 上記揺動支点機構は、上記支持台に支持され、上記駆動
    手段によって回転駆動される回転軸と、上記回転軸に偏
    心して形成された偏心コアと、上記偏心コアの回りで回
    転自在に支持された揺動力点部と、上記揺動力点部の両
    側に位置した揺動支点部および揺動作用点部とを有する
    揺動アームと、上記揺動アームの上記揺動支点部を回動
    自在に支持しているとともに、上記揺動支点部を上記昇
    降軸の昇降方向と交差する所定方向に沿って直線的に揺
    動自在に支持した支点レギュレータと、上記昇降軸に対
    して、上記揺動作用点部を回動自在に、かつ、上記昇降
    軸の昇降方向と交差する所定方向に沿って直線的に揺動
    自在に、連結した作用点レギュレータと、を備え、 上記搬送機構は、上記各プレス装置の加工スペースを通
    って走行する往路部および上記各プレス装置の基台内部
    を通って走行する復路部を有し複数のワークが支持され
    たエンドレスの帯状材と、上記帯状材を所定の方向に沿
    って走行させるとともに上記ワークが上記プレス装置の
    金型ユニットと対向する位置に上記帯状材を停止させる
    駆動機構と、を備えていることを特徴とするプレスシス
    テム。
  12. 【請求項12】上記帯状材は一対のエンドレスチェーン
    を有し、上記搬送機構は、それぞれ上記エンドレスチェ
    ーンに取付けられているとともにワークを保持した多数
    の保持治具を備えていることを特徴とする請求項11に
    記載のプレスシステム。
  13. 【請求項13】上記位置調整機構は、上記プレス装置の
    基台を支持したXーYテーブルを備えていることを特徴
    とする請求項11または12に記載のプレスシステム。
  14. 【請求項14】上記各プレス装置の上記支点レギュレー
    タは、上記揺動アームの揺動支点部を回動自在に支持し
    た支持ブロックと、上記支持ブロックを上記所定方向に
    沿って直線移動自在に支持した支持板と、を備えている
    ことを特徴とする請求項11ないし13のいずれか1項
    に記載のプレスシステム。
  15. 【請求項15】上記昇降軸を介して上記金型ユニットに
    所定値以上の過負荷が作用した際に、上記過負荷をリリ
    ーフするリリーフ機構を備え、 上記リリーフ機構は、上記支持台に対して上記支持板を
    昇降可能に支持した支持ロッドと、上記支持板と支持台
    との間に配設され、上記支持板および支持ブロックを上
    昇位置に保持するとともに、上記支持ブロックを介して
    上記過負荷が作用した際に弾性変形して上記支持板の下
    降を許容し上記過負荷をリリーフする付勢手段と、を備
    えていることを特徴とする請求項14に記載のプレスシ
    ステム。
  16. 【請求項16】上記各プレス装置の上記作用点レギュレ
    ータは、上記揺動アームの揺動作用点部を回動自在に支
    持した支持ブロックと、上記昇降軸に固定されていると
    ともに上記支持ブロックを上記所定方向に沿って直線移
    動自在に支持した支持板と、を備えていることを特徴と
    する請求項11ないし15のいずれか1項に記載のプレ
    スシステム。
  17. 【請求項17】上記各プレス装置は、上記加工スペース
    に設けられた複数の金型ユニットを有し各金型ユニット
    を上記昇降軸と係合する所定の作動位置へ選択的に移動
    させる金型自動交換機構を備えていることを特徴とする
    請求項11ないし16のいずれか1項に記載のプレスシ
    ステム。
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