JPH06350724A - 通信制御装置 - Google Patents

通信制御装置

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JPH06350724A
JPH06350724A JP5137570A JP13757093A JPH06350724A JP H06350724 A JPH06350724 A JP H06350724A JP 5137570 A JP5137570 A JP 5137570A JP 13757093 A JP13757093 A JP 13757093A JP H06350724 A JPH06350724 A JP H06350724A
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Shigenobu Matsuda
茂信 松田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 3地点以上のテレビ会議端末間における同時
多地点間テレビ会議を実現する多地点間通信制御装置に
おいて、比較的安価な電話端末を会議に参加させること
を可能にする。 【構成】 多地点間通信制御装置の音声制御部において
各端末から送られてくる異なる符号化方式の符号化(非
線形)データを共通の復号化(線形)データに復号化
し、音声合成部11へ送る。また音声合成部11にて合
成され、自分の音声を差し引いて生成された復号化(線
形)データを各端末ごとに異なる符号化(非線形)デー
タに符号化し多重部へ送る。 【効果】 高価なテレビ会議端末を準備しなくても、比
較的安価な電話端末を用いて多地点テレビ会議に音声端
末として参加することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、同時多地点
間テレビ会議を実現する通信制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図10は例えば、特開平1−28668
9号公報に示されたような従来の多地点間通信制御装置
を示す全体構造図である。図において、1は多地点間通
信制御装置、111はビデオカメラ、112はCRT装
置、113はビデオカメラ111とCRT装置112と
マイクスピーカ等を備えたテレビ会議端末、115はテ
レビ会議端末と多地点間通信制御装置を結ぶ回線であ
る。
【0003】また、図11は、通信制御装置の内部を示
すブロック図であり、図において、1は多地点間通信制
御装置であり、2はその全体を制御管理するシステム制
御部である。3は各テレビ会議端末とを結ぶ回線とのイ
ンタフェースを司る回線インタフェース部(以下、回線
I/F部という)である。4−1〜4−mは前記各テレ
ビ会議端末に送信される音声データ、映像データ及び汎
用データを多重化する多重部であり、5−1〜5−mは
各テレビ会議端末から受信した多重データを音声デー
タ、映像データ及び汎用データに分離する分離部であ
る。6は分離部5−1〜5−mのそれぞれで分離された
各音声データを合成して多重部4−1〜4−mに送る音
声制御部、7は各分離部5−1〜5−mで分離された映
像データ中の1つを選択して多重部4−1〜4−mに送
る映像切替部であり、8は各分離部5−1〜5−mで分
離された汎用データの制御を行う汎用データポート制御
部である。
【0004】また、図12は、音声制御部6の構成を示
すブロック図である。図において、10は音声制御部6
の全体を管理する音声管理部であり、11は分離部5−
1〜5−mの各々から送られてくる音声データを加算合
成する音声合成部である。12−1〜12−mは各分離
部5−1〜5−mからの非線形の音声データを線形の音
声データに変換して音声合成部11に渡し、音声合成部
11で合成された線形の音声データを非線形の音声デー
タに変換して各多重部4−1〜4−mに渡す音声符号化
・復号化部である。
【0005】次に動作について説明する。回線I/F部
3に回線経由で接続されたテレビ会議端末の中で、会議
を開催しようとするテレビ会議端末(親端末)が多地点
間通信制御装置1に対して、どのテレビ会議端末と多地
点間テレビ会議を開催したいかを指示する。
【0006】システム制御部2は当該要求を受け取る
と、回線I/F部3に対して指定されたテレビ会議端末
を呼び出すよう、指示を出す。呼び出された各テレビ会
議端末と当該多地点間通信制御装置1との回線が接続さ
れると、音声データ、映像データ及び汎用データを多重
した多重データの送受信が行われて、多地点間テレビ会
議が開始される。
【0007】各テレビ会議端末から送信されてくる多重
データは、回線I/F部3で受信された後、それぞれに
対応する分離部5−1〜5−mに渡され、ここで音声デ
ータ、映像データ及び汎用データに分離され、音声デー
タは音声制御部6に、映像データは映像切替部7に、汎
用データは汎用データポート制御部8にそれぞれ渡され
る。音声制御部6では各分離部5−1〜5−mからの音
声データを対応する音声符号化・復号化部12−1〜1
2−mにて受け取り、非線形のデータから線形のデータ
に変換して音声合成部11に送る。音声合成部11は各
音声符号化・復号化部12−1〜12−mで線形のデー
タに変換された音声データをそれぞれ加算する。
【0008】その後、音声合成部11は、加算された音
声データから自分の音声を差し引いた音声データを生成
して、それを対応する音声符号化・復号化部12−1〜
12−mのそれぞれに渡す。各音声符号復号化部12−
1〜12−mは受け取った音声データを線形データから
非線形データに変換して対応する多重部4−1〜4−m
に送る。
【0009】また、各分離部5−1〜5−mで分離され
た映像データは映像切替部7に送られ、映像切替部7で
はシステム制御部2の指示に従って受け取った映像デー
タ中の1つを選択し、それを各多重部4−1〜4−mに
分配するように映像データの切替を行う。
【0010】同様にして、各分離部5−1〜5−mで分
離された汎用データは汎用データポート制御部8に送ら
れて、各テレビ会議端末の制御用データ等に使用され
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の多地点間通信制
御装置は以上のように構成されているため、会議に参加
するためには必ず全ての端末が同一のテレビ会議端末で
ある必要があった。このため、高価なテレビ会議端末が
必ず必要となり、多地点テレビ会議システムを導入する
には、莫大な設備投資が必要であった。
【0012】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、比較的安価な通信装置を用い
て多地点テレビ会議に参加することができ、システムの
拡張が容易な通信制御装置を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係る通信制御
装置は、異なる符号化方式の非線形音声データと共通の
線形音声データとの変換を行い音声を合成する音声制御
部を持つものであり、以下の要素を有するものである。 a)音声を異なる符号化方式で符号化、復号化する複数
の通信装置から符号化された音声データを含む情報を受
信し、受信した情報を音声データや画像データ等の情報
の種類によって分離する分離部、b)以下の要素を有す
る音声制御部、b1)上記分離部により分離されたそれ
ぞれの通信装置の符号化方式に対応した音声データを共
通形式の復号化データに変換する復号化手段、b2)上
記復号化手段により共通形式の復号化データに変換され
た複数の音声データの中から所定の音声データを選択
し、通信装置へ送信する音声データを合成する音声合成
手段、b3)上記音声合成手段により生成された音声デ
ータをそれぞれの通信装置の符号化方式に対応した符号
化データに変換する符号化手段、c)上記符号化手段に
より符号化された音声データと他の種類の情報を多重化
して対応する通信装置に送信する多重部。
【0014】
【作用】この発明における通信制御装置は、各端末から
送られてくる異なる符号化方式の音声データを共通の音
声データに変換して合成することにより、異なった符号
化方式を持った通信装置間での音声会議を可能にし、拡
張性の高いシステムを得ることができる。
【0015】
【実施例】実施例1.以下、この発明の実施例を図につ
いて説明する。図1は、この発明の多地点間通信制御装
置の全体構成を示す図であり、100は多地点間通信制
御装置であり、101はテレビ会議のための各地点に設
けられたビデオカメラ、102はCRT装置、103は
ビデオカメラ101とCRT装置102とマイクスピー
カ等を備えたテレビ会議端末である。104は電話装
置、105はテレビ会議端末と多地点間通信制御装置を
結ぶ回線、106は電話回線である。
【0016】またこの多地点間通信制御装置は、図4に
示した従来の多地点間通信制御装置と同様に各端末10
3からの多重データを音声データ、映像データ及び汎用
データに分離する複数の分離部と、音声合成処理の済ん
だ前記音声データ、映像データ及び汎用データを多重し
て各端末へ送る複数の多重部と前記各分離部で分離され
た音声データを合成して多重部へ送る音声制御部と、各
分離部で分離された映像データの中の1つを選択して多
重部に送る映像切替部とを備えている。
【0017】また、図2は、この多地点間通信制御装置
の音声制御部を詳細に示した図であり、図2において、
6は音声制御部、10は音声管理部、11は音声合成部
であり、図5と同一符号は同一あるいは相当部分を示
し、ここではその詳細な説明は省略する。
【0018】13−1〜13−mは各端末(テレビ会議
端末、電話装置)から送られてくる異なった符号化方式
の非線形音声データを同一の線形音声データに復号化
し、音声合成部11へ送り、合成された線形音声データ
を各端末の符号化方式に合わせた非線形音声データに符
号化する異種符号化・復号化部である。
【0019】次に動作の概要について説明する。ここで
基本的な動作は従来の場合と同様であるため、その説明
は省略する。会議開催時、システム制御部2は各端末の
音声符号化方式情報を音声管理部10へ指示する。音声
管理部10ではシステム制御部2からの指示に従い、異
種符号化・復号化部13−1〜13−mに対して各端末
の音声符号化情報を指示する。異種音声符号化・復号化
部13−1〜13−mでは音声管理部10からの指示に
従い、各端末の音声符号化方式に対応した処理を選択
し、各端末の異なった非線形(符号化)音声データを共
通の線形音声データに復号化し音声合成部11へ送る。
すなわちここで、テレビ会議用端末103から送られた
テレビ会議用端末用の音声符号化方式の音声データと、
電話装置104から送られた電話装置用の音声符号化方
式の音声データが共通の線形音声データに変換される。
【0020】次に、音声合成部11は各異種符号化・復
号化部13−1〜13−mにて線形のデータに変換され
た音声データをそれぞれ加算する。その後、加算された
音声データから自分の音声を差し引いた音声データを生
成して、それを対応する異種符号化・復号化部13−1
〜13−mのそれぞれに渡す。各異種符号化・復号化部
13−1〜13−mでは音声管理部10からの指示に従
い、各端末の音声符号化方式に対応した処理を選択し、
線形音声データを各端末ごとに対応する非線形データに
符号化し、対応する多重部4−1〜4−mに送る。
【0021】多重部4−1〜4−mでは、線形音声デー
タは、テレビ会議用端末103と、電話装置104の、
それぞれの符号化方式に対応した符号化データに変換さ
れ、テレビ会議用端末103、電話装置104に送信さ
れる。このようにして、使用者はそれぞれ別の通信装置
から会議に参加することができる。
【0022】次に、図3から図9を用いて詳細な構成及
び詳細な動作について説明する。図3は、図2に示した
音声制御部6の一部分を詳細に示す図である。図におい
て、23は分離部5とデータの入出力を行うための受信
側音声ハイウェイである。31は、受信側音声ハイウェ
イ23から16KHzで符号化された音声データを入力
する場合に、64KHzデータに復号する16KHz音
声復号化部である。43はデータを一時的に蓄えるバッ
ファである。70はバッファ43からデータを選択する
セレクタである。63及び64はデータを入出力ための
I/Oポート制御部である。13−1aは異種符号化・
復号化部13−1を構成する異種音声復号化部である。
10は音声管理部である。50は音声管理部10からの
シリアルデータをパラレルデータに変換する、直列/並
列変換部である。41はバッファである。21は音声合
成部11とデータの入出力を行うための受信側音声合成
ハイウェイである。
【0023】また、20はシステム制御部2とのデータ
の入出力を行うためのシステムバスである。40はバッ
ファである。61はチャネル1からチャネル4用の制御
データを記録するメモリである。62はチャネル5から
チャネル8用の制御データを記録するメモリである。
【0024】次に、22は音声合成部11との間でデー
タを入出力するための送信側音声合成ハイウェイであ
る。42はバッファである。51はパラレルデータをシ
リアルデータに変換する並列/直列変換部である。13
−1bは異種符号化・復号化部13−1を構成する異種
音声符号化部である。44はバッファである。32は出
力するデータを16KHzの音声符号化コードに符号化
する16KHz音声符号化部である。24は多重部4と
データの入出力を行うための送信側音声ハイウェイであ
る。
【0025】次に、図4は、異種符号化音声データの合
成方法を示すフローチャートである。このフローチャー
トは、通信制御装置の電源をONにした直後に実行され
る。あるいは、新たな端末等が接続された場合に、シス
テム制御部2からの要求に基づいて動作する。まず、S
1において、システム制御部2から音声管理部10に対
して、端末音声種別を設定する。この端末音声種別は、
符号化音声データの種類を表すものである。次に、S2
において、音声管理部10は異種符号化・復号化部13
に対して、端末音声種別を設定する。次に、S3におい
て、システム制御部2から音声管理部10に対して、会
議音声種別を設定する。この会議音声種別は、線形音声
データの帯域を示すものである。次に、S4において、
音声管理部10から異種符号化・復号化部に対して、会
議音声種別を設定する。
【0026】次に、図5は、システム制御部2から音声
管理部10に対して、設定する端末音声種別及び会議音
声種別の具体例を示す図である。図5は、メモリ61,
62の内容を示す図である。前述したようにメモリ6
1,62は、それぞれ4チャネルずつの制御用データを
記憶している。図5は、4チャネル分の制御データのフ
ォーマットを示している。このメモリは、アドレス00
0Hから009Hまでの10バイトの情報から構成され
ている。アドレス000Hには、音声検出情報が記憶さ
れる。アドレス001Hには、16KHz音声符号化デ
ータを扱うか否かを示すデータが記憶される。また、0
01Hには、会議音声種別が記憶される。002Hに
は、端末音声種別を示すための2ビット目と3ビット目
が記憶される。003Hには、端末音声種別を示す1ビ
ット目が記憶される。更に、基板情報及びテストモード
が記憶される。004Hには、スルーモードのフラグが
記憶される。005Hには、音声データの加算指定情報
が記憶される。006Hから009Hまでは、各チャネ
ルと同一会議の加算チャネル数が記憶される。尚、図5
に示す制御用データをメモリ61,62に記憶するので
はなく、音声管理部10内のレジスタ(図示せず)に記
憶するようにしてもよい。
【0027】図6,図7,図8は、図5に示した各制御
情報の具体的な値を示す図である。図6(a)は、音声
検出情報を示しており、0の場合には無音、1の場合に
は有音を示している。この音声検出情報は、所定の音声
検出アルゴリズムに従って、音声が有と判断された場合
に、アドレス000Hにある該当チャネルのビットが1
になる。図6(b)は16KHz音声データを扱うかど
うかを示す場合の値を示しており、1の場合に16KH
z音声データを扱うことを示している。図3に示した1
6KHz音声復号化部31と16KHz音声符号化部3
2は、この値が1の場合に動作する。この値が0の場合
には16KHz音声復号化部31と16KHz音声符号
化部32は動作しない。図6(c)は、会議音声種別を
示している。この会議音声種別は線形音声データの帯域
を指定するものであり、電話帯域音声の場合には、0が
設定され、オーディオ帯域音声の場合には、1が設定さ
れる。これらの値は、アドレス001Hのビット0D0
〜ビット3D3に各チャネルに対応して記憶される。図
6(d)は、基板情報が記憶される。基板情報が0の場
合には、無効を示し、基板情報が1の場合には、有効を
示している。
【0028】次に、図7は、端末音声種別の具体例を示
す図である。端末音声種別は、符号化音声データの種類
を示すものである。端末音声種別は3ビットの情報から
構成されている。例えば、000の場合には、電話帯域
64/56kb/sの音声データを扱うことを示してお
り、この音声データはマイクロ−lawPCMで符号化
されていることを示している。この3ビットの端末音声
種別は、メモリの002Hと003Hの各チャネルに対
応して記録される。
【0029】次に、図8(a)は、テストモードの具体
的値を示している。図8(b)は、スルーモードの具体
的値を示している。スルーモードが0の場合には、音声
の符号化及び復号化を行うモードである。それに対し、
スルーモードが1の場合には、音声の符号化・復号化を
行わず、入力するデータ及び出力するデータをそのまま
の形式で透過させるのもである。図8(c)は、加算指
定情報の具体的値を示すものである。加算指定情報0の
場合には、その音声を加算しないことを示している。加
算指定情報が1の場合には、その音声データを加算して
合成することを示している。
【0030】次に、図9は、前述した図5のメモリのフ
ォーマットに対して、具体的に値が設定された場合の一
例を示している。図9に示す例は、56kb/sのSB
−ADPCMオーディオ帯域テレビ会議端末をチャネル
1〜チャネル3に接続し、64kb/sのマイクロ−l
awPCM電話帯域の電話端末をチャネル4に接続した
場合を示している。アドレス000Hに設定される音声
検出情報は、実際に通信制御装置が動作している場合に
設定される値であるため、ここでは図示していない。ア
ドレス001HのD4からD7は、接続されている端末
が16KHzの音声データを扱うものではないので、全
て0に設定される。また、001HのD3には、チャネ
ル4として電話端末が接続されているため、電話帯域音
声として、0が設定される。001HのD0からD2に
は、チャネル1からチャネル3までテレビ会議端末が接
続されているため、オーディオ帯域音声を示す値が設定
される。次に、002Hと003Hの端末音声種別にお
いては、チャネル1からチャネル3に対して、図7に示
した56kb/sのSB−ADPCMオーディオ帯域用
として101の値が設定される。チャネル4に対して
は、64kb/sのマイクロ−lawPCM電話帯域用
として000が設定される。アドレス004Hには、0
が設定されスルーモードではなく、符号化・復号化モー
ドであることを示している。005Hには、1が設定さ
れており、音声データを加算合成することを示してい
る。また、アドレス006Hから009Hには4という
値が設定されており、加算するチャネルの数がそれぞれ
4であることを示している。
【0031】次に、図3に戻り、動作について説明す
る。システム制御部2は、システムバス20及びバッフ
ァ40を介して、メモリ61及び62に対して、図5に
示すような制御データを設定する。メモリ61は、チャ
ネル1からチャネル4の4チャネル分の制御データを記
憶する。同様にメモリ62は、チャネル5からチャネル
8までの4チャネル分の制御データを記憶する。この例
では、メモリ61及び62が存在するため、合計8チャ
ネルの端末を収容することが可能である。音声管理部1
0はメモリ61に設定された制御データの中から図4に
示したフローチャートに従い、端末音声種別と会議音声
種別を異種符号化・復号化部13に対して、設定する。
この設定は、I/Oポート制御部63,64を介して行
われる。また、I/Oポート制御部63,64は、端末
音声識別及び会議音声識別を設定するばかりでなく、そ
の他に16KHzの音声コードを扱う場合の設定も行
う。16KHzの音声データを扱う場合には、バッファ
43から16KHz音声復号化部31で復号されたデー
タを選択するようにセレクタ70が設定される。その他
にスルーモードもI/Oポート制御部63,64を介し
て設定される。これら設定されるべきデータは、異種音
声復号化部13−1a及び異種音声符号化部13−1b
にあるレジスタ(図示せず)に記憶される。尚、図3に
示した異種音声復号化部13−1a及び異種音声符号化
部13−1bは、チャネル1用の異種符号化・復号化部
13−1を示しており、図示しないがこの他にチャネル
2からチャネル4用の異種音声復号化部13−2aから
13−4aと異種音声符号化部13−2bから13−4
bが存在する。また、図3に示す音声管理部10は、チ
ャネル1からチャネル4用のものであり、これ以外にチ
ャネル5からチャネル8用の音声管理部が存在する。ま
た、音声管理部10及び異種音声復号化部13−1a及
び異種音声符号化部13−1bは、デジタルシグナルプ
ロセッサDSPというマイクロプロセッサを用いて構成
することが可能である。また、メモリ61,62のかわ
りに、DSP内のレジスタを用いることも可能である。
【0032】実施例2.実施例1では、通信制御装置に
つなげる端末として、電話装置を用いる例を示したが、
これは、無線で送信するトランシーバ等でもよい。
【0033】実施例3.また、本発明の通信制御装置
は、異なる符号化音声データをもつ異機種のテレビ会議
端末同士をつなげてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば異種音
声符号化・復号化部を設け、異なる種類の端末からの異
なる符号化方式の音声データを合成することができるよ
う構成したので、会議に参加する端末を全て高価なテレ
ビ会議端末にする必要がなく、比較的安価な電話端末等
を使用して音声による多地点会議を開催することが可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による多地点間通信制御装
置を示す全体構成図である。
【図2】この発明の一実施例による多地点間通信制御装
置の音声制御部を示すブロック図である。
【図3】この発明の一実施例による音声制御部の部分詳
細図である。
【図4】この発明の一実施例による異種符号化音声デー
タの合成方法を示すフローチャート図である。
【図5】この発明の一実施例による音声管理部のメモリ
マップの内容を示す図である。
【図6】この発明の一実施例による制御データの一例を
示す図である。
【図7】この発明の一実施例による制御データの一例を
示す図である。
【図8】この発明の一実施例による制御データの一例を
示す図である。
【図9】この発明の一実施例による音声管理部のメモリ
内容の具体例を示す図である。
【図10】従来の多地点間通信制御装置を示す全体構成
図である。
【図11】多地点間通信制御装置を示すブロック図であ
る。
【図12】音声制御部の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 多地点間通信制御装置 2 システム制御部 3 回線インタフェース部 4−1〜4−m 多重部 5−1〜5−m 分離部 6 音声制御部 7 映像切替部 8 汎用データポート制御部 10 音声管理部 11 音声合成部 12−1〜12−m 音声符号化・復号化部 13−1〜13−m 異種符号化・復号化部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の要素を有する通信制御装置 a)音声を異なる符号化方式で符号化、復号化する複数
    の通信装置から符号化された音声データを含む情報を受
    信し、受信した情報を音声データや画像データ等の情報
    の種類によって分離する分離部、 b)以下の要素を有する音声制御部、 b1)上記分離部により分離されたそれぞれの通信装置
    の符号化方式に対応した音声データを共通形式の復号化
    データに変換する復号化手段、 b2)上記復号化手段により共通形式の復号化データに
    変換された複数の音声データの中から所定の音声データ
    を選択し、通信装置へ送信する音声データを合成する音
    声合成手段、 b3)上記音声合成手段により生成された音声データを
    それぞれの通信装置の符号化方式に対応した符号化デー
    タに変換する符号化手段、 c)上記符号化手段により符号化された音声データと他
    の種類の情報を多重化して対応する通信装置に送信する
    多重部。
  2. 【請求項2】 テレビ会議端末からの多重データを音声
    データ、映像データ及び汎用データに分離する複数の分
    離部と、 音声合成処理の済んだ上記音声データ、映像データ及び
    汎用データを多重して前記テレビ会議端末へ送る複数の
    多重部と、 上記各分離部で分離された音声データを合成して上記多
    重部へ送る音声制御部と、 上記各分離部で分離された前記映像データ中の1つを選
    択して上記多重部に送る映像切替部とを備えて、 上記テレビ会議端末間における同時多地点間テレビ会議
    を実現する通信制御装置において、 上記音声制御部は、前記分離部から異なる符号化方式の
    音声データを入力する場合、異なる符号化方式の音声デ
    ータを同一の復号化データに変換する音声復号化手段
    と、 前記復号化部からの音声データを合成する音声合成手段
    と、 音声合成部からの音声データを異なる符号化方式の音声
    データに変換する音声符号化手段を有することを特徴と
    する通信制御装置。
  3. 【請求項3】 上記音声制御部は、更に、音声データの
    種類と帯域を示す音声種別をあらかじめ音声復号化手段
    及び音声符号化手段に設定する音声管理部を備えたこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の通信制御装置。
  4. 【請求項4】 上記音声復号化手段及び音声符号化手段
    が扱う音声データは、電話帯域及びオーディオ帯域の音
    声データであることを特徴とする請求項3記載の通信制
    御装置。
  5. 【請求項5】 上記音声復号化手段及び音声符号化手段
    が扱う音声データは、PCM及びAPDCMに基づいて
    符号化された音声データであることを特徴とする請求項
    3記載の通信制御装置。
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