JPH0634908U - 吹付け用コンクリート材料等のミキサー - Google Patents

吹付け用コンクリート材料等のミキサー

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Publication number
JPH0634908U
JPH0634908U JP3236391U JP3236391U JPH0634908U JP H0634908 U JPH0634908 U JP H0634908U JP 3236391 U JP3236391 U JP 3236391U JP 3236391 U JP3236391 U JP 3236391U JP H0634908 U JPH0634908 U JP H0634908U
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JP
Japan
Prior art keywords
shafts
rotation
mixer
shaft
stirring
Prior art date
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Pending
Application number
JP3236391U
Other languages
English (en)
Inventor
直温 野上
Original Assignee
野上鉄工株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 野上鉄工株式会社 filed Critical 野上鉄工株式会社
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案はコンクリート等の材料を極めて迅
速にかつ完全に混合するようにした吹付け用コンクリー
ト材料等のミキサーを提供するものである。 【構成】 混合槽10と、この混合槽内においてほぼ平
行で水平に延びて同一回転速度で交互に逆回転する複数
個の軸12,13等と、この各軸にそれぞれ複数個取付
けた撹拌羽根15,16とを包含し、前記撹拌羽根は何
れか一つの前記軸の所定方向の回転に対していずれの軸
に取付けたものもそれぞれ撹拌する材料を全体として互
いに同一方向に押し進め、かつ前記一つの軸の逆方向の
回転に対して撹拌する材料を前記方向と逆方向に押し進
めるようにする撹拌羽根であり、更に前記軸を駆動する
正逆転可能な電動機25を設けたことを特徴とする吹付
け用コンクリート材料等のミキサー。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はコンクリート吹付け工事等を行う場合にコンクリート材料等を混合 する吹付け用コンクリート材料等のミキサーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のミキサーでは例えば撹拌羽根を取付けた1個の軸を電動機によ り回転してコンクリート材料を混合するものがあるが、1回の混合に3〜5分程 度要するものであり、かつ完全に混合できるものが無かった。しかしながら、コ ンクリート吹付け機では1回に1.5分程度で吹付けることができるが、ミキサ ーの混合が遅いため、能率が悪いという欠点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この考案はこのような点を解決して極めて迅速にかつ完全にコンクリート材料 等が混合できるようにした吹付け用コンクリート材料等のミキサーを提供するも のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は混合槽と、この混合槽内においてほぼ平行で水平に延びて同一回転 速度で交互に逆回転する複数個の軸と、この各軸にそれぞれ複数個取付けた撹拌 羽根とを包含し、前記撹拌羽根は何れか一つの前記軸の所定方向の回転に対して いずれの軸に取付けたものもそれぞれ撹拌する材料を全体として互いに同一方向 に押し進め、かつ前記一つの軸の逆方向の回転に対して撹拌する材料を前記方向 と逆方向に押し進めるようにする撹拌羽根であり、更に前記軸を駆動する正逆転 可能な電動機を設けたことを特徴とする吹付け用コンクリート材料等のミキサー を提供するものである。
【0005】
【実施例】 以下図面を参照しながらこの考案の一実施例について説明する。 図に示すこの考案の一実施例において、10は撹拌槽、12,13はこの撹拌 槽内において互いに平行にかつ水平に配置した2個の軸である。これらの軸はそ れぞれ例えば一端に1個の撹拌羽根15と他に互いに所定間隔で所定角度間隔と した撹拌羽根16が取付けてある。撹拌羽根15は軸12,13にそれぞれ固着 した取付部材17と押圧板18の間にゴム部材20を挟んで傾斜することなく固 着してあって、コンクリート材料を撹拌すると共にゴム部材20の周縁部が撹拌 槽10の一方の端面に接してこの部分に付着したコンクリートを掻き取ることが できるようになっている。
【0006】 また、撹拌羽根16は取付部材21と押圧板22の間にゴム部材23を挟んで 固着してあるが、例えば45度程度等軸12,13の方向に対して傾斜するよう になっており、軸12に取付けたものと軸13に取付けたものは互いに逆に傾斜 しており、かつ同じ軸に取付けたものはそれぞれ同じ方向に傾斜している。同じ 軸に取付けたものは延びる方向が適当な角度間隔になっている。また、軸12と 軸13に取付けた撹拌羽根15,16は軸線方向に同じ配置に取付けたものが例 えば90度程度以上の角度間隔があれば先端部が互いに他方の軸近くを通過する 場合問題がないものである。また、これらの撹拌羽根15,16は撹拌槽10の 内周面にほぼ接して回転し、内周面の底面部と両側部付近は何れかの撹拌羽根が 通過するようになっている。
【0007】 25は正逆転可能な電動機で、前記軸12,13を図示してない歯車機構を介 して互いに同一の回転速度で逆方向に回転させるようになっている。26は制御 盤である。31,32はこの制御盤に設けてあり、それぞれ正転、逆転の時間を 設定して自動的に動作させるタイマーである。33はこのタイマーを設定して駆 動する場合のスイッチである。34はこの自動運転を停止させるスイッチである 。
【0008】 35は撹拌槽10内の両側上部に設けた給水管で、外部へ出て共通の連結口3 6に図示してないホースを連結して給水すると図示してない多数の噴出口から噴 出するようになっているが、この給水管を設けることなくバケツによって水を供 給することも出来る。37は撹拌槽10の一端底部に設けた流出口で、例えばエ アシリンダー39等により開閉部材38を開くと混合した材料が流出することに なる。40は脚部である。このような脚部を設けることなく吹付け機の上部にこ の考案によるミキサーを配置する場合もある。
【0009】 前述したように構成したものにおいて、タイマー31,32に例えばそれぞれ 60秒,30秒の時間を設定してスイッチ33を押すと電動機25が正転して軸 12,13が図1に矢印で示す方向に回転する。このように設定すると、最初は 例えば正転の設定時間60秒の半分の30秒の間だけ正転され、撹拌槽10内に 砂利,砂,セメント等の材料が自動供給され、給水管35から自動給水される。 この材料供給に要する時間は例えば10秒程度である。混合する材料は撹拌羽根 15,16により撹拌され、かつ撹拌羽根16により流出口37側に向かって移 動して30秒後には例えば図2に90aで示す状態になる。このように材料が移 動する場合最初に端部に達した材料は続いて来る材料に押圧されて逆方向に移動 しようとする作用があって極めて良好に混合出来るものである。次に電動機25 が自動的に逆転して30秒後には混合する材料が90bで示す状態になる。次に 再び電動機25が正転して混合された材料は90aで示す状態になる。この正転 開始後その設定時間の半分の30秒の前5秒間だけ開閉部材38が流出口37を 開放した後閉塞しその間に混合した材料は流出し、例えば図示してないコンベヤ ー等により搬出される。続いて新しく混合する材料が供給され同様な動作を繰返 し連続運転されることになる。スイッチ34を押すと、混合した材料が流出した 後自動的に停止することになる。上述した正逆転の設定は例えば1回の製品の流 出に対して5回繰返す等種々の状態に設定できるように構成してあっても良い。
【0010】 この考案においては、撹拌羽根を取り付ける軸は例えば3個設けて交互に逆転 させる等一般に複数個用いることが出来る。また、前述したような自動運転をす ることなく例えば電動機25の正転用スイッチと、逆転用スイッチと、停止スイ ッチとを設けて手動で電動機25の運転を制御しても良い。また、材料や水の供 給や製品のコンクリートの流出も自動的に行なうことなく手動で行なったり制御 するようにしても良い。また、材料に砂利を用いることなくモルタルの材料を混 合する場合もある。また、流出口37は撹拌槽10の一端に設けることなく中央 付近に設ける場合もあり、かつ撹拌羽根の形状も図示説明したものと異なっても 良い。
【0011】
【考案の効果】
この考案は前述したように構成してあるから、極めて迅速にかつ完全に材料を 混合することが出来るものである。また、コンクリート等の吹付け時休むことな く連続して吹付け工事が出来るようになるという効果も有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を一部切り欠いて示す平面
図である。
【図2】その一部を切り欠きかつ一部を除去して示す正
面図である。
【図3】要部の一部のみを断面として示す側面図であ
る。
【図4】撹拌羽根を拡大して示す平面図である。
【図5】その側面図である。
【符号の説明】
10 撹拌槽 12 軸 13 軸 15 撹拌羽根 16 撹拌羽根 25 電動機

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 混合槽と、この混合槽内においてほぼ平
    行で水平に延びて同一回転速度で交互に逆回転する複数
    個の軸と、この各軸にそれぞれ複数個取付けた撹拌羽根
    とを包含し、前記撹拌羽根は何れか一つの前記軸の所定
    方向の回転に対していずれの軸に取付けたものもそれぞ
    れ撹拌する材料を全体として互いに同一方向に押し進
    め、かつ前記一つの軸の逆方向の回転に対して撹拌する
    材料を前記方向と逆方向に押し進めるようにする撹拌羽
    根であり、更に前記軸を駆動する正逆転可能な電動機を
    設けたことを特徴とする吹付け用コンクリート材料等の
    ミキサー。
JP3236391U 1991-04-11 1991-04-11 吹付け用コンクリート材料等のミキサー Pending JPH0634908U (ja)

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JP3236391U JPH0634908U (ja) 1991-04-11 1991-04-11 吹付け用コンクリート材料等のミキサー

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JPH0634908U true JPH0634908U (ja) 1994-05-10

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ID=12356873

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113524437A (zh) * 2021-06-21 2021-10-22 河南省大地建材集团有限公司 一种混凝土搅拌机及其使用方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63804B2 (ja) * 1979-06-18 1988-01-08 Brother Ind Ltd
JPS63214328A (ja) * 1987-09-25 1988-09-07 Kitagawa Tekkosho:Kk 横多軸型混合装置

Patent Citations (2)

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