JPS63175632A - 撹拌装置及びその使用方法 - Google Patents

撹拌装置及びその使用方法

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JPS63175632A
JPS63175632A JP62006145A JP614587A JPS63175632A JP S63175632 A JPS63175632 A JP S63175632A JP 62006145 A JP62006145 A JP 62006145A JP 614587 A JP614587 A JP 614587A JP S63175632 A JPS63175632 A JP S63175632A
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JP
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shaped casing
bread
casing
pan
shaped
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JP62006145A
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English (en)
Inventor
Tokuji Nakamura
中村 得二
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MAZERAA KK
Original Assignee
MAZERAA KK
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28CPREPARING CLAY; PRODUCING MIXTURES CONTAINING CLAY OR CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
    • B28C5/00Apparatus or methods for producing mixtures of cement with other substances, e.g. slurries, mortars, porous or fibrous compositions
    • B28C5/08Apparatus or methods for producing mixtures of cement with other substances, e.g. slurries, mortars, porous or fibrous compositions using driven mechanical means affecting the mixing
    • B28C5/0875Mixing in separate stages involving different containers for each stage
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F33/00Other mixers; Mixing plants; Combinations of mixers
    • B01F33/80Mixing plants; Combinations of mixers
    • B01F33/81Combinations of similar mixers, e.g. with rotary stirring devices in two or more receptacles

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 開示技術は完全に攪拌混合したセメントスラリーを建物
等の建造物壁面等に連続的に吹き付けする技術分野に属
する。
く要旨の概要〉 而して、この出願の発明はローラを有する移動式のフレ
ームにパン型ケーシングを載置し、該フレームに設けた
モータ等の駆動装置により該パン型ケーシングに枢設し
たロータリパドルを回転させて水とセメントを攪拌して
セメントスラリー等を作成し、排出口から吸出するよう
にした攪拌装置と該攪拌装置の使用方法に関する発明で
あり、特に、フレームの一側寄りの上段に一方のパン型
ケーシングをセットし、所定の段差を介し上段のパン型
ケーシングよりはやや容量を異ならせた他方の下段のパ
ン型ケーシングを設置し、両パン型ケーシングをバルブ
を介し遮断連通自在にし、上段のパン型ケーシングは主
としてバッチ式の稼動を行うようにし、下段のパン型ケ
ーシングはフロー式に連続稼動することが出来るように
した攪拌装置と上段のパン型ケーシングと下段のパン型
ケーシングとの直列、並列接続等により種々の弾力的な
建造物壁面等へのセメントスラリー吹き付は等が出来る
ようにした使用方法に係る発明である。
〈従来技術〉 周知の如く、市民生活が豊かになると、単に消費生活に
つながる流通部門ばかりでなく、民生や産業に供する各
種の建造物や構造物が広く構築されるようになり、した
がって、セメントやモルタル等のスラリーのライニング
やコーティング作業も重要になってきている。
しかしながら、これらのコーティングヤライニング工事
は構造物本体の機械化構築等とは別に小回りのきく人手
作業がその仕上がり精度等の点から不可欠であり、それ
だけに能率良く施工期間が短縮され低コストで作業が行
われることが望ましい場合が多い。
そして、核種小回り作業のうちでもセメントスラリー等
の建造物の壁面等に対する吹付工事は極めて熟練を要し
、場所的、経時的に混合濃度や成分変化があると、仕上
がり精度に直接重大な結び付きが起こる問題がある。
したがって、狭隘な面積は別として連続する広大な面積
での人手作業を介しての、或は、半自動式のセメントス
ラリー吹付工事等はその施工よりもむしろ供給するセメ
ントと水の攪拌作業力i仕上がり精度に直接結び付くと
言われても過言ではない。
しかしながら、該種人手作業においてはセメントスラリ
ー等の噴射は連続作業として行えても、在米技術に基づ
くセメントスラリーの攪拌混合は一連の人手作業のため
に極めて原始的、且つ、混合精度の悪いものであり、人
力移動式のために容量も小さく、しかも、はとんどの場
合、バッチ式の方式をとるために、セメントスラリー等
の吹付精度が悪くなる不具合があった。
〈発明が解決しようとする問題点〉 而して、これらのセメントスラリー等の吹き付は作業に
用いる撹拌装置はフレームに1つのパン型ケーシングを
セットして該パン型ケーシングに予め備えられているロ
ータリパドルをモータで駆動し、所定用の水とセメント
を投入して設定時間攪拌混合し、得られたセメントスラ
リーを吸引ポンプを介して噴射ノズルから所定の壁面に
噴射する態様がほとんどであり、せいぜいフレームに口
−ラを設けて移動式にする程度であった。
したがって、核種バッチ式の原始的な攪拌装置に於いて
は投入された水とセメントによる所定量のセメントスラ
リーが使用つくされると、次に再び所定量の水とセメン
トをパン型ケーシングに投入し、ロータリパドルにより
混合攪拌を行うバッチ式の間欠作業方式がとられるため
に、バッチ処理の度ごとに、セメントスラリーの濃度や
性状が変化する欠点があり、常にバッチ処理の都度同一
物性や化学的性質を一定に保つには相当の熟練を要し汎
用性に欠けるという欠点があった。
蓋し、セメントと水の混合攪拌は両者の当量反応が化学
的に伴うために、単に水、セメントの重量のみならず、
攪拌の速度や時間、或は、周囲の温度等が微妙に影響す
るために、連続する吹き付は作業では経時的や部分的作
業により仕上がり精度が悪くなるという虞があるという
難点があった。
したがって、熟練した作業員による定期的なバッチ処理
を行うために、結果的に、工期が長くなり、コストアッ
プにもつながるという不利点かあった。
これに対処するに、大型の攪拌装置を用い、遠隔制御に
よる自動ミキシング等のものも設計上は可能ではあるが
、辺部な山間部にこれらのプラントを移動して作業を行
うには極めて作業が煩瑣でおるうえに設備投資が高くつ
くというデメリットが伴い、結果的に、作業性が良い小
型のパン型ケーシングによるロータリパドルミキシング
の簡易な攪拌装置が用いられるという矛盾があった。
〈発明の目的〉 この出願の発明の目的は上述従来技術に基づく簡易なフ
レーム搭載のロータリパドルを有するパン型ケーシング
の攪拌の問題点を解決すべき技術的課題とし、移動性が
良く、使い勝手に優れ、狭隘な施工部位に於ける人手作
業に対する弾力性に冨むパン型ケーシングタイプの攪拌
装置の利点を充分に生かしながら、簡易な構造であるに
もかかわらず、バッチ式、フロー式作業が選択的に自由
に採用することが出来、しかも、狭隘、広大な面積に対
するセメントスラリー等の吹き付は作業が常に設計通り
の良好な仕上がり精度として1qることが出来、そのう
え、安全性に冨み、低コストで保守点検整備も要らず、
耐久性に優れ、使い勝手が良く、熟練もほとんど要する
ことがないようにして建設産業における混合技術利用分
野に益する優れた攪拌装置及びその使用方法を提供せん
とするものである。
〈問題点を解決するための手段・作用〉上述目的に沿い
先述特許請求の範囲を要旨とするこの出願の発明の構成
は前述問題点を解決するために、所定の構造物や建造物
の壁面等のセメントスラリー等吹付部位にローラを介し
て攪拌装置をスムースに移動させ、そのフレームの一方
側寄りに設けた上段のパン型ケーシングに所定量の水や
セメント等を投入してフレームに内蔵した駆動装置によ
りパン型ケーシング内のロータリパドルを所定に回転さ
せ、水とセメント等により所定のセメントスラリー等を
バッチ式に得て、その排出口に介装するバルブを開くこ
とによりフレームの他側寄りに設けられた所定の段差を
介してセットされた下段のパン型ケーシングに供給し、
該下段のパン型ケーシングに於いて更にそのロータリパ
ドルにより仕上げ攪拌を行うと共に分離沈降を防止し、
続いて下段のパン型ケーシング内のセメントスラリー等
をその排出口に接続した吸引ポンプにより吸引圧送して
噴射ノズルにより所定の壁面に噴射してセメントスラリ
ー等の吹き付けを行い、その間バルブを閉じて上段のパ
ン型ケーシングに於いては新たに投入された水とセメン
ト等をロータリパドルによりセメントスラリー等を形成
させ、したがって、その間、上段のパン型ケーシングで
はバッチ式の処理が行われ、一方、下段のパン型ゲージ
ングに於いてはフロー式の吹き付けか連続的に行われ、
而して、上段のパン型ケーシングに比し下段のパン型ケ
ーシングの容量が大きく、或は、小ざく設計することに
より、該下段のパン型ケーシングのセメントスラリーが
消費される前に上段のパン型ケーシング内のセメントス
ラリーが所定の攪拌を終えてバルブを開くことで上段の
パン型ケーシングからセメントスラリー等が下段のパン
型ケーシングに再び供給され、この反復を行うことによ
り下段のパン型ケーシングは常にフロー式のセメントス
ラリー等の吹き付けを行うことが出来、一方、上段のパ
ン型ケーシングに於いてはバッチ式ながら間欠的に上段
のパン型ケーシングにセメントスラリーを供給して下段
のパン型ケーシングの吹き付けのフロー式作業を保証す
ることが出来るようにし、而して、かかる直列式の使用
の他に上段のパン型ケーシング、及び、下段のパン型ケ
ーシングにそれぞれセメントと水等を併行裡に両者間の
バルブを遮断し、両パン型ケーシングのセメントスラリ
ー等を形成して共に並列に吹き付は作業をも行うことが
出来、更には、攪拌装置を複11にシして一方の攪拌の
下段のパン型ケーシングより他方の攪拌装置の下段のパ
ン型ケーシングにセメントスラリー等を供給することに
より大量のセメントスラリー等をフロー式に連続供給吹
き付けすることをも可能にし、小型で使い勝手が良く、
人手作業用でありながら、その能力はフルに発揮され、
特に、フロー式の吹き付は作業を行うことにより、連続
吹き付けの仕上がり精度は常に均一で設計通りに行える
ことが出来るようにした技術的手段を講じたものでおる
〈実施例〉 次に、この出願の発明の実施例を図面を参照して説明す
れば以下の通りである。
図示実施例は通路や鉄道建設に伴う切羽斜面や構造物に
対する所定濃度のセメントスラリーの吹き付けに供する
態様であり、第1〜4図に示す実施例において、1はこ
の出願の発明の1つの要旨の中心を成す攪拌装置であり
、そのサイズ、及び、重量は充分に人手作業でなし17
、狭隘な山間部や狭い工事現場にも自由に移動自在にさ
れており、その側面視路り字型のフレーム2にはローラ
3.3が軸装され、その前後にはハンドル4.4か設け
られている。
そして、第1図に示す様にフレーム2の両側には開閉蓋
5.5が設けられて、一方は内部の機構部の保守点検整
備等のメンテナンス用にされており、他方は治具や装備
品の収納至の開閉蓋とぎれている。
又、フレーム2の一側、及び、他側には所定の段差を介
して上段のパン型ケーシング6、及び、下段のパン型ケ
ーシング7が固設されており、各々その上部には取り外
し自在の安全のためのガードケージ8.9が設けられて
いる。
そして、上段のパン型ケーシング6、及び、下段のパン
型ケーシング7にはそれぞれ中心に回動自在に立設され
たロータリパドル10.11が設けられて、フレーム2
内に設けられたモータ12、ミッション13を介して最
適攪拌が行われるようにされており、上段のパン型ケー
シング6、及び、下段のパン型ケーシング7の内面には
それぞれバッフルプレート14.14・・・、ドレン1
5が設けられている。
そして、上段のパン型ケーシング6、及び、下段のパン
型ケーシング7の各々には同サイズの排出口16.17
が図示しない栓体を介して開閉自在にされると共に、フ
レーム2の開閉蓋5内部の格納子に収納されているホー
ス18、吸引ポンプ19、及び、噴射ノズル20に各自
に、或は、独立、排反的に接続されてセメントスラリー
の所定の吹き付けの作業を行うことが出来るようにされ
ている。
更に、上段のパン型ケーシング6と下段のパン型ケーシ
ング7との間には連通口21が設けられ、手動のバルブ
22が開閉自在にされて上段のパン型ケーシング6の攪
拌済みの図示しないセメントスラリーを下段のパン型ケ
ーシング7に供給するようにされている。
尚、当該実施例においては下段のパン型ケーシング7の
フロー式にセメントスラリーの吹き付は作業が行われる
ように下段のパン型ケーシング7の容量は上段のパン型
ケーシング6のそれよりもやや大きくされており、例え
ば、上段のパン型ケーシング6が100リツターでおる
のに対し、下段のパン型ケーシング7は95リツターに
設計されている。
したがって、上段のパン型ケーシング6が容量一杯のバ
ッチ式処理をされているために同時に下段のパン型ケー
シング7が容量一杯のフロー式処理をされていても該下
段のパン型ケーシング7のフロー式処理が中断される状
態になると、上段のパン型ケーシング6から直ちにセメ
ントスラリーを供給して中断することなく上段のパン型
ケーシング6より連通口21を介してセメントスラリー
が随時供給され、フロー式処理が保証されるようにされ
ている。
勿論、下段のパン型ケーシング7を上段のパン型ケーシ
ング6よりやや小さい容量にしてもフロー処理は行える
尚、図中Wは水を、そして、Sはセメントを示すもので
ある。
上述構成の攪拌装置1を用いて所定の構造物や切羽に対
するセメントスラリーの吹き付は作業を行うに際しては
所定の工事現場に攪拌装置をそのハンドル4、ローラ3
.3を介してスムースに移動し、蓋体5を開いて下段の
パン型ケーシング7の排出口17にホース18、及び、
吸引ポンプ19を接続しホース18の先端に噴射ノズル
20を取り付け、まず、上段のパン型ケーシング6と下
段のパン型ケーシング7の連通口21のバルブ22を閉
鎖状態にし、図示しない導電ケーブルを電源に接続して
上段のパン型り゛−シング6内に所定量の水Wを、続い
てセメントSを供給し、図示しないスイッチを入れるこ
とにより、上段のパン型ケーシング6のロータリパドル
10が所定に回転して水WとセメントSに対する攪拌を
行い、経時的にセメントスラリーが形成されていく。
そして、所定時間経過後設計通りの濃度のセメントスラ
リーが均質に形成されると、駆動装置を停止してバルブ
22を開き、上段のパン型ケーシング6内のセメントス
ラリーを連通口21を介して下段のパン型ケーシング7
に該下段のパン型ケーシング7の容量分だけ供給する。
勿論、この際両パン型ケーシング6.7−は所定の段差
を介して上下にセットされているために上段のパン型ケ
ーシング6内のセメントスラリーはスムースに下段のパ
ン型ケーシング7内に供給される。
そこで、上段のパン型ケーシング6内に下段のパン型ケ
ーシング7に対して供給した分だけ、或は、所定量の水
WとセメントSを供給し、次段のスイッチを入れること
により、上段のパン型ケーシング6のロータリパドル1
0が再び回転し、新たなセメントスラリーの攪拌を行う
と共に下段のパン型ケーシング7に於いてもミッション
13を介してロータリパドル11が回転し、仕上げのセ
メントスラリーを行うと共に、混合物の沈澱や分離を防
止して均質のセメントスラリーを維持し、併せて吸引ポ
ンプ19が作動させて下段のパン型ケーシング7内のセ
メントスラリーはホース18を介して噴射ノズル20か
ら所定に吹付面に対するセメントスラリーの噴出による
吹き付けを行っていく。
したがって、経時的に下段のパン型ケーシング7内のセ
メントスラリーは減少していくが、設計により下段のパ
ン型ケーシング7の経時的減少量に応じ上段のパン型ケ
ーシング6内のセメントスラリーの攪拌が進行し、下段
のパン型ケーシング7内のセメントスラリーが消費つく
される前にバルブ22を開くことにより、上段のパン型
ケーシング6内のセメントスラリーは連通口21を介し
て下段のパン型ケーシング7内に供給され、したがって
、該下段のパン型ケーシング7内のセメントスラリーは
消費つくされることなく吸引ボン°プ19により連続的
に噴射ノズル20から噴出されて吹き付は作業を続行す
ることが出来、空になった上段のパン型ケーシング6内
には再びセメントSと水Wを供給してバッチ式攪拌を行
い、このようにして、上段のパン型ケーシング6に於い
ては水WとセメントSに対するバッチ式が間欠的に行わ
れて下段のパン型ケーシング7に供給されるが、該下段
のパン型ケーシング7に於いてはセメントスラリーの吹
き付けのフロー式処理が連続的に中断することなく行わ
れる。
而して、前述した如く、下段のパン型ケーシング7の容
量は上段のパン型ケーシング6よりもやや大きめに設計
されているために、バッチ式処理される上段のパン型ケ
ーシング6内のセメントスラリーの下段のパン型ケーシ
ング7に対する供給は小出しにして常に上段のパン型ケ
ーシング6内では補給のセメントスラリーを生成させる
ことが出来るために確実に下段のパン型ケーシング7の
フロー式処理を充分にカバーしてその連続運転を確実に
保証することが出来る。
したがって、当該実施例によれば、理論的に昼夜間断な
く連続吹き付は作業が行え、中断することが好ましくな
く、中断による不連続の吹付面の継目が生ずることが避
けねばならない工事においては極めて簡単な装置で人手
作業により交代作業をしながら連続的に吹き付は作業が
行え、しかも、下段のパン型ケーシング7に於いては上
段のパン型ケーシング6のバッチ式によるセメントスラ
リーが間欠的ながら絶え間なく供給されるために、その
温度、均質等の精度は常に一定にすることが出来、した
がって、吹付面に於けるライニングやコーティングの精
度は設計通りに保持することが出来る。
又、上段のパン型ケーシング6、及び、下段のパン型ケ
ーシング7に於ける稼動は連続に行えるために、水Wと
セメンSの時間、温度、攪拌時間等は熟練を要すること
なく昼夜連続の作業において交代作業員の熟練度は無関
係に吹付精度は向上させることが出来、しかも、工期の
短縮を図ることも出来ることも勿論のことである。
而して、上述実施例は上段のパン型ケーシング6と下段
のパン型ケーシング7が連通口21により直列式にして
用いられる最も基本的な態様であるが、第5図に示す実
施例はバルブ21を遮断し上段のパン型ケーシング6、
及び、下段のパン型ケーシング7にも水WとセメントS
を共に供給して同時に攪拌を行い、両者の排出口16.
17にホース18、ポンプ19、噴射ノズル20を共に
接続することにより、並列使用が出来、両パン型ケーシ
ング6.7に対する水WとセメントSの供給を間断なく
行うことで一応のフロー式吹き付は作業が行え、特に、
短時間で大面積、或は、厚みの大きいライニングを行う
場合には好適な態様である。
而して、噴射ノズルの能力の大なもの、即ち、吸引ポン
プ19の能力の大きなものをして大がかりのセメントス
ラリーの吹き付は作業を行う場合には上段のパン型ケー
シング6の容量よりも大なる容ωの下段のパン型ケーシ
ング7が求められるが、この出願の発明においては前述
した如く、上段のパン型ケーシング6の容量よりも下段
のパン型ケーシング7の容量の方が大きめに形成されて
いるために、第6図に示す実施例の如く、攪拌装置1.
1を!し、一方の下段のパン型ケーシング7の排出口1
7にホース18、及び、ポンプ19を接続してその噴射
ノズル20をして他方の攪拌装置の下段のパン型ケーシ
ング7に臨ませて供給することにより、他方の攪拌装置
1からの噴射ノズル20を大能力にしても当該他の攪拌
装置1の下段のパン型ゲージング7は実質的に大能力に
することが出来る。
このようにして、この出願の発明の攪拌装置1の使用方
法は様々な使用方法が弾力的に選択することが出来、何
ら大がかりな攪拌装置を用いずども狭隘な山間部に於け
るセメントスラリーの吹付工事が確実に行うことが出来
る。
尚、この出願の発明の実施態様は上述各実施例に限るも
のでないことは勿論であり、例えば、上段のパン型ケー
シングと下段のパン型ケーシングとを同サイズにしても
良く、又、下段のパン型ケーシングを小さくしても良く
、そのロータリパドルも同形式にしても良く、更に、複
数台攪拌装置を並設してそれらの各排出口に接続するホ
ース。
吸引ポンプと噴射ノズルの直列、並設の組合せをするこ
とにより現場条件に応じてその能力を大にもすることが
出来、又、吹付精度を遥かに向上させるように出来る等
種々の態様が採用可能である。
又、適用対象は水、セメントによるセメントスラリーば
かりでなくモルタル等のスラリーヤ砂利を混入したセメ
ントスラリー等様々な材質の攪拌混合に適用出来ること
は勿論のことである。
又、設計変更的には吸引ポンプをフレームに直接設けて
下段のパン型ケーシング、或は、上段のパン型ケーシン
グ、又は、それらの両方を連通させてフレームに設けた
排出口に噴射ノズル付きのホースを接続するようにする
等も可能であることも勿論のことである。
又、上段のパン型ケーシング、下段のパン型ケーシング
をフレームに対し取り外し自在にしてあけば、これらり
保守点検整備や交換、或は、上段と下段の各パン型ケー
シングの取り換え等も可能でおる。
そして、吸引ポンプによるスラリーの吸引排出はパン型
ケーシングの上からホース端を臨ませて行うことも可能
である。
〈発明の効果〉 以上、この出願の発明によれば、基本的に4MP物や家
屋等の壁面に対するセメントスラリーの吹き付は等に用
いるセメントや水等の攪拌において在来態様同様に人手
作業によるフレームにセットしたロータリパドルを有す
るパン型ケーシングが、上段のパン型ケーシングと段差
を介して設けたパン型ケーシングのツインタイプにする
ことにより、上段のパン型ケーシングに対してはバッチ
式処理をbい、下段のパン型ケーシングはフロー式の連
続吹き付けを行うことが出来、この際、上段のパン型ケ
ーシングは一種の平滑機能を有することになり、特に、
下段のパン型ケーシングの容量は上段のパン型ケーシン
グのそれよりもやや大きく、或は、小さくすることによ
り、確実に下段のパン型ケーシングのフロー式の吹き付
は作業を確実に保証することが出来、そのため、フロー
式処理の利点である工期の連続は勿論のこと、品質の連
続性がなく、設計通りの均質の仕上がり精度を保証する
ことが出来るという優れた効果が奏される。
したがって、工事に対する信頼度も高まり、工期短縮に
基づくコストダウンは勿論のこと、安全性の向上にも奇
与することが出来るという優れた効果が秦される。
又、この出願の発明の攪拌装置によればツインタイプの
上段のパン型ケーシングと下段のパン型ケーシングがバ
ルブを有する連通口により接続されているために、その
使用方法が極めて多様に選択出来るという弾力性があり
、上段のパン型ケーシングと下段のパン型ケーシングと
の直接接続によるフロー式の保証が出来るばかりでなく
、上段のパン型ケーシングと下段のパン型ケーシングと
を並設に独立して用いることにより、大容量の吹き付け
が短期間で行え、特に、上段と下段の各パン型ケーシン
グの容量を近接させることで投入するセメントと水等の
供給を間断なく行うことにより実質的に並列接続にも出
来、又、2台の攪拌装置を並設して一方の上段のパン型
ケーシングからのセメントスラリーを他方の下段のパン
型ケーシングに供給することにより、該他方の下段のパ
ン型ケーシングからのセメントスラリーの吹き付けをフ
ロー式に、しかも、大能力の状態で行うことが出来るた
めに、季節や様々な条件により早期に短期間に施工を行
わねばならない場合にもこれに対処することが出来ると
いう優れた効果が秦される。
したがって、攪拌装置自体は極めてシンプルながら使用
の弾力性に富み大能力の攪拌装置と同一の能力さえも発
揮することが出来るという優れた効果が奏される。
そして、攪拌装置自体はフレームに上段のパン型ケーシ
ングと下段のパン型ケーシングと載置してローラで可搬
式にする等の構造が簡単であるために、堅牢で耐久性に
冨み保守点検整備もほとんど要らず、メンテナンスコス
トも安くつくという優れた効果が秦される。
そして攪拌装置自身はコンパクトで小型にすることが出
来るためにトラック等に載置して所定工事現場にても搬
送することが出来、現場に於ける人手作業も何ら熟練を
要せず汎用性に冨むという効果もある。
【図面の簡単な説明】 図面はこの出願の発明の詳細な説明図でおり、第1図は
1実施例の攪拌装置の全体概略斜視図、第2図は同平面
図、第3図は同部分切截側面図、第4図は直列使用の模
式平面図、第5図は並列使用の模式平面図、第6図は複
数攪拌装@並股による大能力発揮の使用態様の模式平面
図である。 6・・・上段のパン型ケーシング、 γ・・・下段のパン型ケーシング、 10・・・ロータリバドル、  1・・・攪拌装置、2
・・・フレーム、 22・・・バルブ、 17・・・排
出口、19・・・吸引ポンプ、  3・・・ローラ、2
0・・・噴射ノズル 第1図 6−−− Lt’l−/1 )Y > !’7−1 /
 7−    7−一下#h)V’、L”r−L;71
0−−−D−クリへ0ド2し          1−
m−攬1−茨12−−−7Lニー五         
 22−−−八゛」レフ17−−−や諭       
     19−一一幌に31オζシフ。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)パン型ケーシングにロータリパドルが回転自在に
    枢設されている攪拌装置において、一方のパン型ケーシ
    ングと他方のパン型ケーシングがフレームに段差を有し
    バルブを介して連通自在に設けられ、該両パン型ケーシ
    ングの少くとも一方の排出口に吸引ポンプが接続自在に
    されていることを特徴とする攪拌装置。
  2. (2)上記下段のパン型ケーシングが上段のパン型ケー
    シングの容量より小さい容量に形成されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の攪拌装置。
  3. (3)上記下段のパン型ケーシングが上段のパン型ケー
    シングの容量より大きい容量に形成されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の攪拌装置。
  4. (4)上記吸引ポンプが噴射用の吸引ポンプであること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の攪拌装置。
  5. (5)上記上段と下段のパン型ケーシングのロータリパ
    ドルが異なる形状に形成されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の攪拌装置。
  6. (6)上記フレームがローラを有して移動式に形成され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の攪
    拌装置。
  7. (7)各々ロータリパドルを枢設されると共にバルブを
    介して接続されている上段と下段のパン型ケーシングを
    フレームに有する攪拌装置の使用方法において、該上段
    のパン型ケーシングを下段のパン型ケーシングに対しバ
    ッチ式に稼動して接続し、一方下段のパン型ケーシング
    の排出口から吸引ポンプを介してフロー式に攪拌物を排
    出するようにしたことを特徴とする攪拌装置の使用方法
  8. (8)上記排出が噴出式にされることを特徴とする特許
    請求の範囲第6項記載の攪拌装置の使用方法。
  9. (9)各々ロータリパドルを枢設されると共にバルブを
    介して接続されている上段と下段のパン型ケーシングを
    フレームに有する攪拌装置の使用方法において、上記上
    段と下段のパン型ケーシングを遮断して各々バッチ式に
    稼動して並列状態で攪拌物を排出するようにしたことを
    特徴とする攪拌装置の使用方法。
  10. (10)各々ロータリパドルを枢設されると共にバルブ
    を介して接続されている上段と下段のパン型ケーシング
    をフレームに有する攪拌装置の使用方法において、該攪
    拌装置を一対並設し、一方の攪拌装置の下段のパン型ケ
    ーシングを他方の攪拌装置の下段のパン型ケーシングに
    接続してフロー式に稼動するようにしたことを特徴とす
    る攪拌装置の使用方法。
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