JPH06348455A - 乗算における丸め込み方法及び乗算回路 - Google Patents
乗算における丸め込み方法及び乗算回路Info
- Publication number
- JPH06348455A JPH06348455A JP5141727A JP14172793A JPH06348455A JP H06348455 A JPH06348455 A JP H06348455A JP 5141727 A JP5141727 A JP 5141727A JP 14172793 A JP14172793 A JP 14172793A JP H06348455 A JPH06348455 A JP H06348455A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rounding
- multiplication
- signal
- multiplication result
- result
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F7/00—Methods or arrangements for processing data by operating upon the order or content of the data handled
- G06F7/38—Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation
- G06F7/48—Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation using non-contact-making devices, e.g. tube, solid state device; using unspecified devices
- G06F7/52—Multiplying; Dividing
- G06F7/523—Multiplying only
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F7/00—Methods or arrangements for processing data by operating upon the order or content of the data handled
- G06F7/38—Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation
- G06F7/48—Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation using non-contact-making devices, e.g. tube, solid state device; using unspecified devices
- G06F7/499—Denomination or exception handling, e.g. rounding or overflow
- G06F7/49942—Significance control
- G06F7/49947—Rounding
- G06F7/49968—Rounding towards positive infinity
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F7/00—Methods or arrangements for processing data by operating upon the order or content of the data handled
- G06F7/38—Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation
- G06F7/48—Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation using non-contact-making devices, e.g. tube, solid state device; using unspecified devices
- G06F7/499—Denomination or exception handling, e.g. rounding or overflow
- G06F7/49942—Significance control
- G06F7/49947—Rounding
- G06F7/49973—Rounding towards negative infinity, e.g. truncation of two's complement numbers
Abstract
(57)【要約】
【目的】 乗算結果の符号の正負、丸め込み処理が四捨
五入か切り捨てか、に拘らず、意図する丸め込み結果が
常に得られ、丸め込みを行った際の誤差を軽減すること
を目的とする。 【構成】 乗数1と被乗数2は乗算手段6に入力され
る。一方、乗数の符号ビット3と被乗数の符号ビット4
は、切り捨て処理または四捨五入処理を選択する丸め込
み制御信号5とともに丸め込み信号生成手段7に入力さ
れる。乗算手段6から出力される乗算結果8と、丸め込
み生成手段7から出力される丸め込み信号9は、加算手
段10により加算されて、丸め込み処理後の積出力11
が出力される。
五入か切り捨てか、に拘らず、意図する丸め込み結果が
常に得られ、丸め込みを行った際の誤差を軽減すること
を目的とする。 【構成】 乗数1と被乗数2は乗算手段6に入力され
る。一方、乗数の符号ビット3と被乗数の符号ビット4
は、切り捨て処理または四捨五入処理を選択する丸め込
み制御信号5とともに丸め込み信号生成手段7に入力さ
れる。乗算手段6から出力される乗算結果8と、丸め込
み生成手段7から出力される丸め込み信号9は、加算手
段10により加算されて、丸め込み処理後の積出力11
が出力される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル信号処理等
に用いられる、丸め込み処理を具備した乗算方法及びそ
の回路に関する。
に用いられる、丸め込み処理を具備した乗算方法及びそ
の回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に従来の乗算における丸め込み方法
を示す。乗数40と被乗数41の乗算によって得られる
乗算結果42に対して、所望の丸め込み位置43に、丸
め込み信号44として1を加えて、丸め込み処理後の積
出力45として出力し、丸め込み位置43以下のビット
は、切り捨てビット部46として切り捨てるというもの
である。
を示す。乗数40と被乗数41の乗算によって得られる
乗算結果42に対して、所望の丸め込み位置43に、丸
め込み信号44として1を加えて、丸め込み処理後の積
出力45として出力し、丸め込み位置43以下のビット
は、切り捨てビット部46として切り捨てるというもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示した従来例のように、丸め込みを行う際に乗算結果4
2の符号に関係なく、一律に丸め込み位置43に1を加
算する方法では、例えば最上位ビットを符号ビットとす
る2の補数表現の111.10というデータの小数点以
下を切り捨てる場合、丸め込み処理後のデータは000
である。つまり、上記の2進数表現は10進数表現では
−0.5であるが、これの小数点以下を切り捨てると、
0というデータが出力されることになる。
示した従来例のように、丸め込みを行う際に乗算結果4
2の符号に関係なく、一律に丸め込み位置43に1を加
算する方法では、例えば最上位ビットを符号ビットとす
る2の補数表現の111.10というデータの小数点以
下を切り捨てる場合、丸め込み処理後のデータは000
である。つまり、上記の2進数表現は10進数表現では
−0.5であるが、これの小数点以下を切り捨てると、
0というデータが出力されることになる。
【0004】また、000.10というデータの小数点
以下を切り捨てる場合、丸め込み処理後のデータは00
1である。つまり、上記の2進数表現は、10進数表現
では0.5であるが、これの小数点以下を切り捨てる
と、1というデータが出力されることになる。
以下を切り捨てる場合、丸め込み処理後のデータは00
1である。つまり、上記の2進数表現は、10進数表現
では0.5であるが、これの小数点以下を切り捨てる
と、1というデータが出力されることになる。
【0005】このようにデータに丸め込みが施された場
合に、データの正負によって、丸め込み処理後の数値の
絶対値の変化する方向が異なるため、丸め込み結果の累
積加算時に誤差が蓄積されるという問題があった。
合に、データの正負によって、丸め込み処理後の数値の
絶対値の変化する方向が異なるため、丸め込み結果の累
積加算時に誤差が蓄積されるという問題があった。
【0006】本発明は上記問題点を除去し、丸め込み制
御信号と、乗数、被乗数の符号ビットをうけて、乗算結
果の正、負を判別して丸め込み信号を発生する丸め込み
信号発生手段を用い、丸め込みを施した際の誤差を抑え
ることが可能となる丸め込み方法、及び丸め込み処理付
き乗算回路を提供することを目的とする。
御信号と、乗数、被乗数の符号ビットをうけて、乗算結
果の正、負を判別して丸め込み信号を発生する丸め込み
信号発生手段を用い、丸め込みを施した際の誤差を抑え
ることが可能となる丸め込み方法、及び丸め込み処理付
き乗算回路を提供することを目的とする。
【0007】また、乗算手段が、部分積生成手段と部分
積加算手段から構成される場合に、丸め込み信号の加算
を前記部分積加算手段で行うことによって、演算時間と
回路規模への影響を抑えることを目的とする。
積加算手段から構成される場合に、丸め込み信号の加算
を前記部分積加算手段で行うことによって、演算時間と
回路規模への影響を抑えることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の乗算における丸
め込み方法は、丸め込み信号発生手段において、丸め込
み制御信号と、乗数、被乗数の符号ビットの組み合せか
ら乗算結果の正、負を判別し、丸め込み信号を発生させ
て、乗算手段から出力される乗算結果に加算するという
ものである。
め込み方法は、丸め込み信号発生手段において、丸め込
み制御信号と、乗数、被乗数の符号ビットの組み合せか
ら乗算結果の正、負を判別し、丸め込み信号を発生させ
て、乗算手段から出力される乗算結果に加算するという
ものである。
【0009】さらに、本発明における丸め込み方法で、
乗算手段が、部分積生成手段と部分積加算手段から構成
される場合に、丸め込み信号発生手段によって発生した
丸め込み信号を、部分積生成手段で生成した3個以上の
部分積を2個の加数になるまで加算する部分積加算手段
において加算する構成にすることもできる。
乗算手段が、部分積生成手段と部分積加算手段から構成
される場合に、丸め込み信号発生手段によって発生した
丸め込み信号を、部分積生成手段で生成した3個以上の
部分積を2個の加数になるまで加算する部分積加算手段
において加算する構成にすることもできる。
【0010】
【作用】本発明によれば、丸め込み制御信号と、乗数、
被乗数の符号ビットをうけて丸め込み信号を発生する丸
め込み信号発生手段を利用して、例えば最上位ビットを
符号ビットとする2の補数表現の111.10というデ
ータの小数点以下を切り捨てる場合には、丸め込み信号
0.11を加算する。よって丸め込み処理後のデータは
000となる。つまり、上記の例を10進数で表現する
と、―0.5の小数点以下を切り捨てるという処理をし
た場合に丸め込み処理後のデータとして0を出力するこ
とになる。また、000.10というデータの小数点以
下を切り捨てる場合には、丸め込み信号0.0を加算す
る。よって丸め込み処理後のデータは000となる。つ
まり、上記の例を10進数で表現すると、0.5の小数
点以下を切り捨てるという処理をした場合に丸め込み処
理後のデータとして0を出力することになる。このよう
に乗算結果の符号によって丸め込み信号を変化させるこ
とによって、丸め込み処理が施された際の数値の絶対値
が同方向に変化する為、乗算結果の累積加算時に誤差の
軽減が可能となる。
被乗数の符号ビットをうけて丸め込み信号を発生する丸
め込み信号発生手段を利用して、例えば最上位ビットを
符号ビットとする2の補数表現の111.10というデ
ータの小数点以下を切り捨てる場合には、丸め込み信号
0.11を加算する。よって丸め込み処理後のデータは
000となる。つまり、上記の例を10進数で表現する
と、―0.5の小数点以下を切り捨てるという処理をし
た場合に丸め込み処理後のデータとして0を出力するこ
とになる。また、000.10というデータの小数点以
下を切り捨てる場合には、丸め込み信号0.0を加算す
る。よって丸め込み処理後のデータは000となる。つ
まり、上記の例を10進数で表現すると、0.5の小数
点以下を切り捨てるという処理をした場合に丸め込み処
理後のデータとして0を出力することになる。このよう
に乗算結果の符号によって丸め込み信号を変化させるこ
とによって、丸め込み処理が施された際の数値の絶対値
が同方向に変化する為、乗算結果の累積加算時に誤差の
軽減が可能となる。
【0011】また、乗算手段が部分積生成手段と部分積
加算手段から構成される場合に、丸め込み信号発生手段
によって発生した丸め込み信号を、部分積加算手段で加
算することで、加算回路の入力が削減でき、回路規模を
抑えることが可能となり、さらに、演算時間への影響を
減少させることもできる。
加算手段から構成される場合に、丸め込み信号発生手段
によって発生した丸め込み信号を、部分積加算手段で加
算することで、加算回路の入力が削減でき、回路規模を
抑えることが可能となり、さらに、演算時間への影響を
減少させることもできる。
【0012】
【実施例】次に、本発明の乗算における丸め込み方法
を、乗数16ビット、被乗数16ビット、乗算結果31
ビットで下位15ビットを小数点以下とした固定小数点
方式の乗算の場合を例として説明する。
を、乗数16ビット、被乗数16ビット、乗算結果31
ビットで下位15ビットを小数点以下とした固定小数点
方式の乗算の場合を例として説明する。
【0013】図1に本発明の丸め込み処理機能を具備し
た乗算回路の構成図を示す。乗数1と被乗数2は乗算手
段6に入力され、乗算結果8が出力される。
た乗算回路の構成図を示す。乗数1と被乗数2は乗算手
段6に入力され、乗算結果8が出力される。
【0014】一方、乗数の符号ビット3と被乗数の符号
ビット4は、切り捨てを行うか四捨五入を行うかを選択
するための丸め込み制御信号5とともに丸め込み信号生
成手段7に入力されて、丸め込み信号9が出力される。
この丸め込み信号生成手段については後で詳しく説明す
る。さらに、乗算結果8と丸め込み信号9は、加算手段
10によって加算されて丸め込み処理後の積出力11が
出力される。
ビット4は、切り捨てを行うか四捨五入を行うかを選択
するための丸め込み制御信号5とともに丸め込み信号生
成手段7に入力されて、丸め込み信号9が出力される。
この丸め込み信号生成手段については後で詳しく説明す
る。さらに、乗算結果8と丸め込み信号9は、加算手段
10によって加算されて丸め込み処理後の積出力11が
出力される。
【0015】まず、本実施例における丸め込み方法につ
いて説明する。本実施例においては、乗算結果8の符号
に応じて、丸め込み信号生成手段7から出力される丸め
込み信号9の値を変える。この場合、乗算結果8の符号
は、乗数の符号ビット3と被乗数の符号ビット4の組合
せから判断することができる。つまり、乗数の符号ビッ
ト3、被乗数の符号ビット4が双方ともに1または0で
あれば乗算結果8は正であるし、乗数の符号ビット3、
被乗数の符号ビット4がそれぞれ1と0、または0と1
というように異なっていれば乗算結果8は負である。こ
のようにして乗算結果8の符号を判断し、丸め込み制御
信号5との組合せによって丸め込み信号9を変えて出力
する。
いて説明する。本実施例においては、乗算結果8の符号
に応じて、丸め込み信号生成手段7から出力される丸め
込み信号9の値を変える。この場合、乗算結果8の符号
は、乗数の符号ビット3と被乗数の符号ビット4の組合
せから判断することができる。つまり、乗数の符号ビッ
ト3、被乗数の符号ビット4が双方ともに1または0で
あれば乗算結果8は正であるし、乗数の符号ビット3、
被乗数の符号ビット4がそれぞれ1と0、または0と1
というように異なっていれば乗算結果8は負である。こ
のようにして乗算結果8の符号を判断し、丸め込み制御
信号5との組合せによって丸め込み信号9を変えて出力
する。
【0016】以下、2つの丸め込み処理を例にとって説
明する。乗算結果8の31ビットのうち、小数点以下の
下位15ビットを切り捨てる場合、乗算結果8が正であ
れば乗算結果8の下位15ビットに16進数で表現する
場合の”0000”、つまり10進数表現では0を加算
手段10において加算する。
明する。乗算結果8の31ビットのうち、小数点以下の
下位15ビットを切り捨てる場合、乗算結果8が正であ
れば乗算結果8の下位15ビットに16進数で表現する
場合の”0000”、つまり10進数表現では0を加算
手段10において加算する。
【0017】一方、乗算結果8が負である場合は、絶対
値の小さくなる方向への丸め込みを行なうために、乗算
結果8に16進数表現では”7FFF”、つまり10進
数で表現する場合の0.999938964・・・を加
算手段10において加算する。
値の小さくなる方向への丸め込みを行なうために、乗算
結果8に16進数表現では”7FFF”、つまり10進
数で表現する場合の0.999938964・・・を加
算手段10において加算する。
【0018】次に、乗算結果8の31ビットのうち、下
位15ビットを小数点以下として四捨五入する場合、乗
算結果8が正であれば乗算結果8に16進数表現では”
4000”、つまり10進数表現によると0.5を加算
手段10において加算する。
位15ビットを小数点以下として四捨五入する場合、乗
算結果8が正であれば乗算結果8に16進数表現では”
4000”、つまり10進数表現によると0.5を加算
手段10において加算する。
【0019】一方、乗算結果8が負である場合は乗算結
果8に16進数表現では”3FFF”、つまり10進数
表現によると0.499938964・・・を加算手段
10において加算する。
果8に16進数表現では”3FFF”、つまり10進数
表現によると0.499938964・・・を加算手段
10において加算する。
【0020】次に、以上説明した丸め込み方法に基づい
た丸め込み信号を生成するための丸め込み信号生成手段
7について詳しく説明する。丸め込み信号生成手段7に
入力される乗数の符号ビット3、被乗数の符号ビット
4、丸め込み制御信号5の3個の入力のうち、乗数の符
号ビット3と被乗数の符号ビット4との組合わせによっ
て乗算結果8が正か負かの判定を行う。丸め込み制御信
号5は、切り捨て処理をするか、四捨五入処理をするか
を選択する信号で、”0”であれば切り捨て処理、”
1”であれば四捨五入処理を行う。以上述べた3個の入
力信号の組み合せによって丸め込み信号発生手段7の発
生させる丸め込み信号9が決定される。
た丸め込み信号を生成するための丸め込み信号生成手段
7について詳しく説明する。丸め込み信号生成手段7に
入力される乗数の符号ビット3、被乗数の符号ビット
4、丸め込み制御信号5の3個の入力のうち、乗数の符
号ビット3と被乗数の符号ビット4との組合わせによっ
て乗算結果8が正か負かの判定を行う。丸め込み制御信
号5は、切り捨て処理をするか、四捨五入処理をするか
を選択する信号で、”0”であれば切り捨て処理、”
1”であれば四捨五入処理を行う。以上述べた3個の入
力信号の組み合せによって丸め込み信号発生手段7の発
生させる丸め込み信号9が決定される。
【0021】(表1)には、丸め込み信号9として、具
体的にどの様な信号(値)が出力されるかを、乗数、被
乗数の符号ビットと、丸め込み制御信号の組み合せにお
いて示した。乗算結果8の31ビットのうち、小数点以
下15ビットを丸め込むために必要な丸め込み信号9の
15ビットを16進数表現で示している。
体的にどの様な信号(値)が出力されるかを、乗数、被
乗数の符号ビットと、丸め込み制御信号の組み合せにお
いて示した。乗算結果8の31ビットのうち、小数点以
下15ビットを丸め込むために必要な丸め込み信号9の
15ビットを16進数表現で示している。
【0022】
【表1】
【0023】乗数の符号ビット3、被乗数の符号ビット
4ともに”0”、または”1”で丸め込み制御信号5
が”0”であれば、丸め込み信号9”0000”が発生
する。つまり、乗算結果8が正で小数点以下を切り捨て
るという処理を行う場合には、加算手段10において乗
算結果8の下位16ビットに”0000”を加算すると
いうことである。
4ともに”0”、または”1”で丸め込み制御信号5
が”0”であれば、丸め込み信号9”0000”が発生
する。つまり、乗算結果8が正で小数点以下を切り捨て
るという処理を行う場合には、加算手段10において乗
算結果8の下位16ビットに”0000”を加算すると
いうことである。
【0024】また、乗数の符号ビット3が”0”で被乗
数の符号ビット4が”1”、あるいは乗数の符号ビット
3が”1”で被乗数の符号ビット4が”0”、さらに丸
め込み制御信号5が”0”であれば、乗算結果が負の場
合の切り捨て処理を行うための丸め込み信号9には”7
FFF”が発生する。これは乗算結果8の小数点以下1
5ビットすべてに”1”を加算するために必要な丸め込
み信号である。
数の符号ビット4が”1”、あるいは乗数の符号ビット
3が”1”で被乗数の符号ビット4が”0”、さらに丸
め込み制御信号5が”0”であれば、乗算結果が負の場
合の切り捨て処理を行うための丸め込み信号9には”7
FFF”が発生する。これは乗算結果8の小数点以下1
5ビットすべてに”1”を加算するために必要な丸め込
み信号である。
【0025】乗数の符号ビット3、被乗数の符号ビット
4ともに”0”、または”1”で丸め込み制御信号5
が”1”の場合、丸め込み信号9のデータは”400
0”である。つまり乗算結果8が正の場合の小数点以下
を四捨五入するための丸め込み信号である。
4ともに”0”、または”1”で丸め込み制御信号5
が”1”の場合、丸め込み信号9のデータは”400
0”である。つまり乗算結果8が正の場合の小数点以下
を四捨五入するための丸め込み信号である。
【0026】また、乗数の符号ビット3が”0”で被乗
数の符号ビット4が”1”、あるいは乗数の符号ビット
3が”1”で被乗数の符号ビット4が”0”、さらに丸
め込み制御信号5が”1”であれば、乗算結果8が負の
場合の四捨五入処理を行うための丸め込み信号9には”
3FFF”が発生する。
数の符号ビット4が”1”、あるいは乗数の符号ビット
3が”1”で被乗数の符号ビット4が”0”、さらに丸
め込み制御信号5が”1”であれば、乗算結果8が負の
場合の四捨五入処理を行うための丸め込み信号9には”
3FFF”が発生する。
【0027】以上述べたように、丸め込み信号生成手段
7から出力される丸め込み信号9を乗算結果8に加算す
ることにより、丸め込み処理された積11が出力され
る。種々の丸め込み処理のうち、切り捨て処理、四捨五
入処理を行った場合の、乗算結果8と丸め込み処理後の
積出力11との関係を、それぞれ図3と図4に示した。
いずれも小数点以下を丸め込みの対象とした場合のもの
で、10進数表現で表している。また、横軸に乗算結果
8の推移を、縦軸に丸め込み処理後の積出力11の推移
を表している。
7から出力される丸め込み信号9を乗算結果8に加算す
ることにより、丸め込み処理された積11が出力され
る。種々の丸め込み処理のうち、切り捨て処理、四捨五
入処理を行った場合の、乗算結果8と丸め込み処理後の
積出力11との関係を、それぞれ図3と図4に示した。
いずれも小数点以下を丸め込みの対象とした場合のもの
で、10進数表現で表している。また、横軸に乗算結果
8の推移を、縦軸に丸め込み処理後の積出力11の推移
を表している。
【0028】図3は、切り捨て処理を行った際の乗算結
果29と丸め込み処理後の積出力30との関係を示して
いる。従来の丸め込み方法によれば、乗算結果29が負
の場合の切り捨ては、例えば0より小さく―1以上の数
の切り捨て処理を行うと―1という結果となったもの
が、本発明の丸め込み方法を用いれば、0より小さく―
1以上の数の切り捨て処理を行うと0という結果が得ら
れることが図3にも示されている。
果29と丸め込み処理後の積出力30との関係を示して
いる。従来の丸め込み方法によれば、乗算結果29が負
の場合の切り捨ては、例えば0より小さく―1以上の数
の切り捨て処理を行うと―1という結果となったもの
が、本発明の丸め込み方法を用いれば、0より小さく―
1以上の数の切り捨て処理を行うと0という結果が得ら
れることが図3にも示されている。
【0029】また、図4は四捨五入処理を行った際の乗
算結果31と丸め込み処理後の積出力32との関係を示
している。例えば、―0.5より大きく、0.5より小さ
い数の丸め込み処理を施した場合には丸め込み処理後の
積出力は0である。
算結果31と丸め込み処理後の積出力32との関係を示
している。例えば、―0.5より大きく、0.5より小さ
い数の丸め込み処理を施した場合には丸め込み処理後の
積出力は0である。
【0030】以上、切り捨て処理を行った際の特性を示
した図3からもわかるように、正負の値に対して行った
丸め込み処理が0に対して対称な方向へ行われているの
で、積出力がデータとして蓄積していくときに、従来よ
りも誤差を減少させることができる。また、従来ではで
きなかった四捨五入処理を行うことができる。
した図3からもわかるように、正負の値に対して行った
丸め込み処理が0に対して対称な方向へ行われているの
で、積出力がデータとして蓄積していくときに、従来よ
りも誤差を減少させることができる。また、従来ではで
きなかった四捨五入処理を行うことができる。
【0031】次に、本発明における丸め込み処理付き乗
算回路の一実施例を、図1における乗算手段8として、
Wallace treeを用いた反復セル型配列乗算
器を採用した場合を例に採って詳細に説明する。
算回路の一実施例を、図1における乗算手段8として、
Wallace treeを用いた反復セル型配列乗算
器を採用した場合を例に採って詳細に説明する。
【0032】図2に、乗算手段8としてWallace
treeを使った反復セル型配列乗算器を用いた場合
の構成図を示す。尚、図1で示した部分と同じものは全
く同一のものであるので、同一の記号で表し、説明を省
略する。
treeを使った反復セル型配列乗算器を用いた場合
の構成図を示す。尚、図1で示した部分と同じものは全
く同一のものであるので、同一の記号で表し、説明を省
略する。
【0033】乗数レジスタ12、被乗数レジスタ13に
保持されたそれぞれ16ビットのデータは、乗数入力1
5、被乗数入力16として部分積生成加算手段17に入
力される。さらに部分積生成加算手段17によって発生
した2個の演算出力18、19と、上記丸め込み信号生
成手段7から発生した丸め込み信号19は、3入力加算
手段20に入力され、加算されて、丸め込み処理後の積
出力21として積レジスタ22に入力され、保持され
る。
保持されたそれぞれ16ビットのデータは、乗数入力1
5、被乗数入力16として部分積生成加算手段17に入
力される。さらに部分積生成加算手段17によって発生
した2個の演算出力18、19と、上記丸め込み信号生
成手段7から発生した丸め込み信号19は、3入力加算
手段20に入力され、加算されて、丸め込み処理後の積
出力21として積レジスタ22に入力され、保持され
る。
【0034】以上、乗算における丸め込み方法を述べる
とともに、丸め込み付き乗算回路の一実施例を述べてき
た。図2に示した構成によると、丸め込み処理のうちの
切り捨て処理が0に対して対称な方向行われるので、乗
算結果を累積加算する場合の蓄積誤差の軽減にはなる
が、乗算回路に丸め込み信号発生段7が加わる他に、3
入力加算回路20が必要となり回路規模が大きくなるの
で、演算時間にも影響を及ぼす。
とともに、丸め込み付き乗算回路の一実施例を述べてき
た。図2に示した構成によると、丸め込み処理のうちの
切り捨て処理が0に対して対称な方向行われるので、乗
算結果を累積加算する場合の蓄積誤差の軽減にはなる
が、乗算回路に丸め込み信号発生段7が加わる他に、3
入力加算回路20が必要となり回路規模が大きくなるの
で、演算時間にも影響を及ぼす。
【0035】そこで、図1における乗算手段6が部分積
生成手段と部分積加算手段から構成される場合に、丸め
込み信号生成手段7により発生した丸め込み信号9の乗
算結果8への加算を、加算手段10ではなく、前記部分
積加算手段で行うようにしたものが図5に示す構成であ
る。尚、図5で図2に用いた記号と同一の記号を用いて
いるものは、全く同一の部分であり、その部分について
の説明は省略する。
生成手段と部分積加算手段から構成される場合に、丸め
込み信号生成手段7により発生した丸め込み信号9の乗
算結果8への加算を、加算手段10ではなく、前記部分
積加算手段で行うようにしたものが図5に示す構成であ
る。尚、図5で図2に用いた記号と同一の記号を用いて
いるものは、全く同一の部分であり、その部分について
の説明は省略する。
【0036】乗数レジスタ12、被乗数レジスタ13に
保持されたそれぞれ16ビットのデータは、乗数入力1
5、被乗数入力16として部分積生成手段27に入力さ
れる。今回の実施例では、乗数入力15はBoothデ
コーダに入力され、2次のBoothアルゴリズムに従
ってデコードされる。デコードされた信号は、被乗数入
力16とともに部分積生成手段27に入力される。
保持されたそれぞれ16ビットのデータは、乗数入力1
5、被乗数入力16として部分積生成手段27に入力さ
れる。今回の実施例では、乗数入力15はBoothデ
コーダに入力され、2次のBoothアルゴリズムに従
ってデコードされる。デコードされた信号は、被乗数入
力16とともに部分積生成手段27に入力される。
【0037】一方、乗数の符号ビット3と被乗数の符号
ビット4は、図1と同様に丸め込み制御信号5とともに
丸め込み信号生成手段7に入力され、丸め込み信号9を
発生させる。部分積生成手段27から発生した8個の部
分積28〜35は、丸め込み信号9とともに部分積加算
手段36に入力され、Wallce Treeで2個の
加数37、38になるまで加算される。この2個の加数
37、38を最終の2入力加算手段39により加算し
て、積出力21を得、積レジスタ22に保持するという
ものである。
ビット4は、図1と同様に丸め込み制御信号5とともに
丸め込み信号生成手段7に入力され、丸め込み信号9を
発生させる。部分積生成手段27から発生した8個の部
分積28〜35は、丸め込み信号9とともに部分積加算
手段36に入力され、Wallce Treeで2個の
加数37、38になるまで加算される。この2個の加数
37、38を最終の2入力加算手段39により加算し
て、積出力21を得、積レジスタ22に保持するという
ものである。
【0038】上記の構成を採用する事により、3入力加
算回路20は必要がなくなり、2入力加算回路39で構
成できるため、回路規模を抑えることができ、さらに演
算時間への影響も減少させることができる。
算回路20は必要がなくなり、2入力加算回路39で構
成できるため、回路規模を抑えることができ、さらに演
算時間への影響も減少させることができる。
【0039】また、以上の実施例においては、乗算結果
に正負が発生し、また丸め込み処理として切り捨て処理
と四捨五入処理のいずれもが選択される場合について説
明したが、例えば、丸め込み処理としては切り捨て処理
しか実行しないことが予め決められていれば、丸め込み
信号は、乗数、被乗数の符号ビットのみによって決定さ
れる。
に正負が発生し、また丸め込み処理として切り捨て処理
と四捨五入処理のいずれもが選択される場合について説
明したが、例えば、丸め込み処理としては切り捨て処理
しか実行しないことが予め決められていれば、丸め込み
信号は、乗数、被乗数の符号ビットのみによって決定さ
れる。
【0040】同様に、乗数、被乗数の乗算結果の符号に
ついては、正もしくは負の何れか一方しか発生しないこ
とが予め決められている場合は、丸め込み信号は、丸め
込み制御信号の値によってのみ決定される。
ついては、正もしくは負の何れか一方しか発生しないこ
とが予め決められている場合は、丸め込み信号は、丸め
込み制御信号の値によってのみ決定される。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明によれ
ば、乗算結果の正負に拘らず、切り捨て処理あるいは四
捨五入処理のいずれにおいても正しい丸め込み処理結果
を得る事ができ、乗算結果に丸め込み処理を施した結果
を累積加算する場合に、蓄積する誤差を抑えることがで
きる。
ば、乗算結果の正負に拘らず、切り捨て処理あるいは四
捨五入処理のいずれにおいても正しい丸め込み処理結果
を得る事ができ、乗算結果に丸め込み処理を施した結果
を累積加算する場合に、蓄積する誤差を抑えることがで
きる。
【0042】さらに、乗算手段が部分積生成手段と部分
積加算手段からなる場合に、丸め込み信号の乗算結果へ
の加算を、部分積加算手段で行うことによって、演算時
間と回路規模への影響を抑えることができるという効果
をもつ。
積加算手段からなる場合に、丸め込み信号の乗算結果へ
の加算を、部分積加算手段で行うことによって、演算時
間と回路規模への影響を抑えることができるという効果
をもつ。
【図1】本発明の丸め込み機能を有した乗算回路の一実
施例を示す構成図
施例を示す構成図
【図2】同実施例における乗算手段の構成図
【図3】同実施例における、切り捨て処理を行った際の
乗算結果と丸め込み処理後の積出力との関係図
乗算結果と丸め込み処理後の積出力との関係図
【図4】同実施例における、四捨五入処理を行った際の
乗算結果と丸め込み処理後の積出力との関係図
乗算結果と丸め込み処理後の積出力との関係図
【図5】同実施例における乗算手段の他の構成図
【図6】従来の丸め込み乗算の説明図
1 乗数 2 被乗数 3 乗数の符号ビット 4 被乗数の符号ビット 5 丸め込み制御信号 6 乗算手段 7 丸め込み信号生成手段 9 丸め込み信号 10 加算手段 12 乗数レジスタ 13 被乗数レジスタ 17 部分積生成加算手段 20 3入力加算手段 22 積レジスタ 28〜35 部分積 36 部分積加算手段 39 2入力加算手段
Claims (9)
- 【請求項1】乗算結果に丸め込み信号を加算して乗算結
果の丸め込み処理を行う方法であって、乗算結果の正負
の符号により、異なる丸め込み信号を生成し、前記丸め
込み信号を前記乗算結果に加算することを特徴とする乗
算における丸め込み方法。 - 【請求項2】乗算結果に丸め込み信号を加算して乗算結
果の丸め込み処理を行う方法であって、丸め込み処理が
切り捨て処理であるか四捨五入処理であるかにより異な
る丸め込み信号を生成し、前記丸め込み信号を前記乗算
結果に加算することを特徴とする乗算における丸め込み
方法。 - 【請求項3】乗算結果に丸め込み信号を加算して乗算結
果の丸め込み処理を行う方法であって、乗算結果の正負
の符号並びに丸め込み処理が切り捨て処理であるか四捨
五入処理であるかにより、異なる丸め込み信号を生成
し、前記丸め込み信号を前記乗算結果に加算することを
特徴とする乗算における丸め込み方法。 - 【請求項4】乗数と被乗数から乗算結果を得る乗算手段
と、前記乗算結果の正負の符号に基づいて前記正負の符
号に対応した丸め込み信号を選択して出力する丸め込み
信号生成手段と、前記乗算結果と前記丸め込み信号を加
算する加算手段から構成されることを特徴とする乗算回
路。 - 【請求項5】乗算手段が、乗数と被乗数の部分積を生成
する部分積生成手段と、前記部分積生成手段の出力を入
力として前記部分積を加算する部分積加算手段から構成
され、前記部分積加算手段において、丸め込み信号が加
算されることを特徴とする請求項4記載の乗算回路。 - 【請求項6】乗数と被乗数から乗算結果を得る乗算手段
と、複数の丸め込み処理の中から実行する丸め込み処理
を選択するための丸め込み制御信号に基づいて、丸め込
み信号を選択して出力する丸め込み信号生成手段と、前
記乗算結果と前記丸め込み信号を加算する加算手段から
構成されることを特徴とする乗算回路。 - 【請求項7】乗算手段が、乗数と被乗数の部分積を生成
する部分積生成手段と、前記部分積生成手段の出力を入
力として前記部分積を加算する部分積加算手段から構成
され、前記部分積加算手段において、丸め込み信号が加
算されることを特徴とする請求項6記載の乗算回路。 - 【請求項8】乗数と被乗数から乗算結果を得る乗算手段
と、前記乗算結果の正負の符号及び実行すべき丸め込み
処理の種類を選択する丸め込み制御信号から、丸め込み
信号を選択して出力する丸め込み信号生成手段と、乗算
結果と丸め込み信号を加算する加算手段から構成される
ことを特徴とする乗算回路。 - 【請求項9】乗算手段が、乗数と被乗数の部分積を生成
する部分積生成手段と、前記部分積生成手段の出力を入
力として前記部分積を加算する部分積加算手段から構成
され、前記部分積加算手段において、丸め込み信号が加
算されることを特徴とする請求項8記載の乗算回路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5141727A JPH06348455A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 乗算における丸め込み方法及び乗算回路 |
US08/258,991 US5500812A (en) | 1993-06-14 | 1994-06-13 | Multiplication circuit having rounding function |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5141727A JPH06348455A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 乗算における丸め込み方法及び乗算回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06348455A true JPH06348455A (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=15298808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5141727A Pending JPH06348455A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 乗算における丸め込み方法及び乗算回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5500812A (ja) |
JP (1) | JPH06348455A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6167419A (en) * | 1997-04-01 | 2000-12-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Multiplication method and multiplication circuit |
KR100309520B1 (ko) * | 1996-10-31 | 2001-12-17 | 가네꼬 히사시 | 라운드오프기능을갖는승산방법및승산회로 |
JP2009527064A (ja) * | 2006-02-15 | 2009-07-23 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | ブース乗算方法及びシステムのための電力効率の良い符号拡張 |
JP2009527060A (ja) * | 2006-02-15 | 2009-07-23 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 拡張された削減ツリー回路構成を有するブース乗算器 |
JP5450781B1 (ja) * | 2012-12-26 | 2014-03-26 | 株式会社東芝 | 演算回路及び方法 |
Families Citing this family (61)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5726927A (en) * | 1995-09-11 | 1998-03-10 | Digital Equipment Corporation | Multiply pipe round adder |
US5729485A (en) * | 1995-09-11 | 1998-03-17 | Digital Equipment Corporation | Fast determination of carry inputs from lower order product for radix-8 odd/even multiplier array |
US5796645A (en) * | 1996-08-27 | 1998-08-18 | Tritech Microelectronics International Ltd. | Multiply accumulate computation unit |
US6038583A (en) * | 1997-10-23 | 2000-03-14 | Advanced Micro Devices, Inc. | Method and apparatus for simultaneously multiplying two or more independent pairs of operands and calculating a rounded products |
US6393554B1 (en) | 1998-01-28 | 2002-05-21 | Advanced Micro Devices, Inc. | Method and apparatus for performing vector and scalar multiplication and calculating rounded products |
US6898614B2 (en) * | 2001-03-29 | 2005-05-24 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Round-off algorithm without bias for 2's complement data |
US20060242219A1 (en) * | 2005-04-20 | 2006-10-26 | Chin-Yung Chen | Asynchronous multiplier |
EP1739547A1 (en) * | 2005-07-01 | 2007-01-03 | STMicroelectronics (Research & Development) Limited | Performing rounding in an arithmetic operation |
US8620980B1 (en) | 2005-09-27 | 2013-12-31 | Altera Corporation | Programmable device with specialized multiplier blocks |
US8266199B2 (en) * | 2006-02-09 | 2012-09-11 | Altera Corporation | Specialized processing block for programmable logic device |
US8301681B1 (en) | 2006-02-09 | 2012-10-30 | Altera Corporation | Specialized processing block for programmable logic device |
US8266198B2 (en) * | 2006-02-09 | 2012-09-11 | Altera Corporation | Specialized processing block for programmable logic device |
US8041759B1 (en) | 2006-02-09 | 2011-10-18 | Altera Corporation | Specialized processing block for programmable logic device |
US7836117B1 (en) | 2006-04-07 | 2010-11-16 | Altera Corporation | Specialized processing block for programmable logic device |
US7822799B1 (en) * | 2006-06-26 | 2010-10-26 | Altera Corporation | Adder-rounder circuitry for specialized processing block in programmable logic device |
US8386550B1 (en) | 2006-09-20 | 2013-02-26 | Altera Corporation | Method for configuring a finite impulse response filter in a programmable logic device |
US8386553B1 (en) | 2006-12-05 | 2013-02-26 | Altera Corporation | Large multiplier for programmable logic device |
US7930336B2 (en) * | 2006-12-05 | 2011-04-19 | Altera Corporation | Large multiplier for programmable logic device |
US7814137B1 (en) | 2007-01-09 | 2010-10-12 | Altera Corporation | Combined interpolation and decimation filter for programmable logic device |
US8650231B1 (en) | 2007-01-22 | 2014-02-11 | Altera Corporation | Configuring floating point operations in a programmable device |
US7865541B1 (en) | 2007-01-22 | 2011-01-04 | Altera Corporation | Configuring floating point operations in a programmable logic device |
US8645450B1 (en) | 2007-03-02 | 2014-02-04 | Altera Corporation | Multiplier-accumulator circuitry and methods |
US7949699B1 (en) | 2007-08-30 | 2011-05-24 | Altera Corporation | Implementation of decimation filter in integrated circuit device using ram-based data storage |
US8959137B1 (en) | 2008-02-20 | 2015-02-17 | Altera Corporation | Implementing large multipliers in a programmable integrated circuit device |
US8307023B1 (en) | 2008-10-10 | 2012-11-06 | Altera Corporation | DSP block for implementing large multiplier on a programmable integrated circuit device |
US8645449B1 (en) | 2009-03-03 | 2014-02-04 | Altera Corporation | Combined floating point adder and subtractor |
US8706790B1 (en) | 2009-03-03 | 2014-04-22 | Altera Corporation | Implementing mixed-precision floating-point operations in a programmable integrated circuit device |
US8468192B1 (en) | 2009-03-03 | 2013-06-18 | Altera Corporation | Implementing multipliers in a programmable integrated circuit device |
CN101956647B (zh) * | 2009-07-15 | 2012-12-19 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 潮汐能发电装置 |
US8615540B2 (en) | 2009-07-24 | 2013-12-24 | Honeywell International Inc. | Arithmetic logic unit for use within a flight control system |
US8650236B1 (en) | 2009-08-04 | 2014-02-11 | Altera Corporation | High-rate interpolation or decimation filter in integrated circuit device |
US8417618B2 (en) * | 2009-09-03 | 2013-04-09 | Chicago Mercantile Exchange Inc. | Utilizing a trigger order with multiple counterparties in implied market trading |
US8396914B1 (en) | 2009-09-11 | 2013-03-12 | Altera Corporation | Matrix decomposition in an integrated circuit device |
US8412756B1 (en) | 2009-09-11 | 2013-04-02 | Altera Corporation | Multi-operand floating point operations in a programmable integrated circuit device |
US8266030B2 (en) | 2009-09-15 | 2012-09-11 | Chicago Mercantile Exchange Inc. | Transformation of a multi-leg security definition for calculation of implied orders in an electronic trading system |
US8255305B2 (en) * | 2009-09-15 | 2012-08-28 | Chicago Mercantile Exchange Inc. | Ratio spreads for contracts of different sizes in implied market trading |
US20110066537A1 (en) * | 2009-09-15 | 2011-03-17 | Andrew Milne | Implied volume analyzer |
US8229838B2 (en) * | 2009-10-14 | 2012-07-24 | Chicago Mercantile Exchange, Inc. | Leg pricer |
US7948267B1 (en) | 2010-02-09 | 2011-05-24 | Altera Corporation | Efficient rounding circuits and methods in configurable integrated circuit devices |
US8539016B1 (en) | 2010-02-09 | 2013-09-17 | Altera Corporation | QR decomposition in an integrated circuit device |
US8601044B2 (en) * | 2010-03-02 | 2013-12-03 | Altera Corporation | Discrete Fourier Transform in an integrated circuit device |
US8484265B1 (en) | 2010-03-04 | 2013-07-09 | Altera Corporation | Angular range reduction in an integrated circuit device |
US8510354B1 (en) | 2010-03-12 | 2013-08-13 | Altera Corporation | Calculation of trigonometric functions in an integrated circuit device |
US8539014B2 (en) * | 2010-03-25 | 2013-09-17 | Altera Corporation | Solving linear matrices in an integrated circuit device |
US8589463B2 (en) | 2010-06-25 | 2013-11-19 | Altera Corporation | Calculation of trigonometric functions in an integrated circuit device |
US8862650B2 (en) | 2010-06-25 | 2014-10-14 | Altera Corporation | Calculation of trigonometric functions in an integrated circuit device |
US8577951B1 (en) | 2010-08-19 | 2013-11-05 | Altera Corporation | Matrix operations in an integrated circuit device |
US8645451B2 (en) | 2011-03-10 | 2014-02-04 | Altera Corporation | Double-clocked specialized processing block in an integrated circuit device |
US9600278B1 (en) | 2011-05-09 | 2017-03-21 | Altera Corporation | Programmable device using fixed and configurable logic to implement recursive trees |
US8812576B1 (en) | 2011-09-12 | 2014-08-19 | Altera Corporation | QR decomposition in an integrated circuit device |
US9053045B1 (en) | 2011-09-16 | 2015-06-09 | Altera Corporation | Computing floating-point polynomials in an integrated circuit device |
US8949298B1 (en) | 2011-09-16 | 2015-02-03 | Altera Corporation | Computing floating-point polynomials in an integrated circuit device |
US8762443B1 (en) | 2011-11-15 | 2014-06-24 | Altera Corporation | Matrix operations in an integrated circuit device |
US8543634B1 (en) | 2012-03-30 | 2013-09-24 | Altera Corporation | Specialized processing block for programmable integrated circuit device |
US9098332B1 (en) | 2012-06-01 | 2015-08-04 | Altera Corporation | Specialized processing block with fixed- and floating-point structures |
US8996600B1 (en) | 2012-08-03 | 2015-03-31 | Altera Corporation | Specialized processing block for implementing floating-point multiplier with subnormal operation support |
US9207909B1 (en) | 2012-11-26 | 2015-12-08 | Altera Corporation | Polynomial calculations optimized for programmable integrated circuit device structures |
US9189200B1 (en) | 2013-03-14 | 2015-11-17 | Altera Corporation | Multiple-precision processing block in a programmable integrated circuit device |
US9348795B1 (en) | 2013-07-03 | 2016-05-24 | Altera Corporation | Programmable device using fixed and configurable logic to implement floating-point rounding |
US9684488B2 (en) | 2015-03-26 | 2017-06-20 | Altera Corporation | Combined adder and pre-adder for high-radix multiplier circuit |
US10942706B2 (en) | 2017-05-05 | 2021-03-09 | Intel Corporation | Implementation of floating-point trigonometric functions in an integrated circuit device |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6285333A (ja) * | 1985-10-11 | 1987-04-18 | Oki Electric Ind Co Ltd | 浮動小数点乗算器丸め処理方式 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5899839A (ja) * | 1981-12-10 | 1983-06-14 | Toshiba Corp | 符号付き乗算補正回路 |
JPS62120535A (ja) * | 1985-11-20 | 1987-06-01 | Oki Electric Ind Co Ltd | 並列乗算器 |
JPS6453228A (en) * | 1987-08-24 | 1989-03-01 | Mitsubishi Electric Corp | Logic circuit for multiplier |
US5212662A (en) * | 1989-01-13 | 1993-05-18 | International Business Machines Corporation | Floating point arithmetic two cycle data flow |
US5150319A (en) * | 1991-05-03 | 1992-09-22 | Sun Microsystems, Inc. | Circuitry for rounding in a floating point multiplier |
US5245564A (en) * | 1991-05-10 | 1993-09-14 | Weitek Corporation | Apparatus for multiplying operands |
US5258943A (en) * | 1991-12-23 | 1993-11-02 | Intel Corporation | Apparatus and method for rounding operands |
JPH05265709A (ja) * | 1992-03-23 | 1993-10-15 | Nec Corp | 丸め演算回路 |
US5341319A (en) * | 1993-02-10 | 1994-08-23 | Digital Equipment Corporation | Method and apparatus for controlling a rounding operation in a floating point multiplier circuit |
-
1993
- 1993-06-14 JP JP5141727A patent/JPH06348455A/ja active Pending
-
1994
- 1994-06-13 US US08/258,991 patent/US5500812A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6285333A (ja) * | 1985-10-11 | 1987-04-18 | Oki Electric Ind Co Ltd | 浮動小数点乗算器丸め処理方式 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100309520B1 (ko) * | 1996-10-31 | 2001-12-17 | 가네꼬 히사시 | 라운드오프기능을갖는승산방법및승산회로 |
US6167419A (en) * | 1997-04-01 | 2000-12-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Multiplication method and multiplication circuit |
US6167420A (en) * | 1997-04-01 | 2000-12-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Multiplication method and multiplication circuit |
JP2009527064A (ja) * | 2006-02-15 | 2009-07-23 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | ブース乗算方法及びシステムのための電力効率の良い符号拡張 |
JP2009527060A (ja) * | 2006-02-15 | 2009-07-23 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 拡張された削減ツリー回路構成を有するブース乗算器 |
US7797366B2 (en) | 2006-02-15 | 2010-09-14 | Qualcomm Incorporated | Power-efficient sign extension for booth multiplication methods and systems |
JP5450781B1 (ja) * | 2012-12-26 | 2014-03-26 | 株式会社東芝 | 演算回路及び方法 |
US9632751B2 (en) | 2012-12-26 | 2017-04-25 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Arithmetic circuit and arithmetic method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5500812A (en) | 1996-03-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH06348455A (ja) | 乗算における丸め込み方法及び乗算回路 | |
US5726924A (en) | Exponentiation circuit utilizing shift means and method of using same | |
JPH0612229A (ja) | 乗累算回路 | |
JPH07182141A (ja) | 演算装置及び演算方法 | |
JPH05134851A (ja) | 乗算回路出力方式 | |
JP3356613B2 (ja) | 加算方法および加算器 | |
JPH07234778A (ja) | 演算回路 | |
US6269385B1 (en) | Apparatus and method for performing rounding and addition in parallel in floating point multiplier | |
JP2645422B2 (ja) | 浮動小数点演算処理装置 | |
JP2991788B2 (ja) | 復号器 | |
KR20010067226A (ko) | 인터폴레이션 방법 및 장치 | |
JPH10333883A (ja) | 乗算方法および乗算回路 | |
JP3137131B2 (ja) | 浮動小数点乗算器及び乗算方法 | |
JP3803653B2 (ja) | 乗算処理装置 | |
JPH02115929A (ja) | 乗算器 | |
JPH1011418A (ja) | 積和演算装置 | |
JPH06161714A (ja) | 乗除算回路 | |
JPH10326182A (ja) | 絶対値距離演算回路 | |
JPH029366B2 (ja) | ||
JP2003303096A (ja) | 除算回路 | |
JPH113210A (ja) | 3入力比較器、並びにこれを用いた飽和演算装置およびその演算方法 | |
JPH0527949A (ja) | 浮動小数点乗算における指数部演算回路 | |
JPH01281530A (ja) | 浮動小数点乗算器 | |
JPH0635668A (ja) | 全加算器 | |
JPH0353651B2 (ja) |